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技術 腰掛け

出願人 株式会社日立製作所
発明者 川崎健石村陽子相津葉子瀬畑美智夫小林健治牧野和宏中村英之
出願日 2000年1月18日 (20年11ヶ月経過) 出願番号 2000-008590
公開日 2001年7月24日 (19年5ヶ月経過) 公開番号 2001-199333
状態 未査定
技術分野 車両用座席 機関車 鉄道車両の種類 鉄道車両の細部 鉄道車両の付帯設備
主要キーワード 取付け費 フレーム上辺 フレーム支柱 長時間乗車 車体長さ 握り棒 年長者 立ちあがり
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年7月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

車内の混雑具合に応じて腰掛けを提供する。

解決手段

車両の1階F1や2階に設けられる腰掛け50,60はフレーム100に対して、座布団130,140が跳ね上げ自在に取り付けられている。混雑時には座布団130,140を跳ね上げて、収容能力の向上を図る。フレーム100にクッション120を巻き付け、腰掛け可能としてある。

概要

背景

通勤通学時には、電車は大変に混雑する。最も混雑する際に座席を設置するよりも、立席にして少しでも多くの乗客運ぶことが必要である。このため、一部の車両では閑散時のみ使用可能な折り畳み腰掛を配置して、混雑時の定員増加に寄与している。これは、例えば、東日本旅客鉄道の204系900代電車(「車両技術193号」1991年2月)をあげることができる。

概要

車内の混雑具合に応じて腰掛けを提供する。

車両の1階F1や2階に設けられる腰掛け50,60はフレーム100に対して、座布団130,140が跳ね上げ自在に取り付けられている。混雑時には座布団130,140を跳ね上げて、収容能力の向上を図る。フレーム100にクッション120を巻き付け、腰掛け可能としてある。

目的

通勤・通学時には、鉄道車両は大変混雑する。このため、場合によっては定員を超えて乗車しようとする乗客がに積み残されることもある。通勤・通学時に多くの乗客を運ぶことを目的とする場合、広い設置場所を必要とする割には乗車定員増には寄与しない腰掛けを省略し、立席のみとすることが有効である。しかしながら、通勤・通学時を除いた閑散時には多くの乗客を運ぶ必要がないので、より快適に乗車するために腰掛けが必要である。このように、同じ線区を走る車両であっても、時間帯によって求められる機能が異なる。

しかしその反面、閑散時に長距離を乗車する乗客や年長者は、快適な腰掛けを利用したいという願いが強い。本発明の目的は、閑散時には腰掛けとなり、混雑時には安全のために身体を支えたりをおろさずに腰掛ける機能を有する腰掛けを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上下逆U字型をしたフレームと、フレームの上辺と床面を結合することによりフレームの強度を補助する支柱と、フレームの上辺においてフレームの外周をとりまくように設置されたクッションと、フレームのU字型で構成する面に格納される腰掛け座布団を備え、腰掛け座布団はヒンジにより支柱やフレームと結合して跳ね上げ自在に取り付けられ、使用しないときはフレームで構成された面に自動的に格納され、使用するときは使用したい人間が容易に腰掛け座布団を倒して使用することが出来、立っている人間がを下ろさなくてもクッションに座ることができること、を特徴とする腰掛け

請求項2

請求項1の腰掛けにおいて、支柱がフレームと天井を結合していること、を特徴とする腰掛け。

請求項3

請求項1の腰掛けにおいて、フレームのすべての部分にクッションが巻かれていること、を特徴とする腰掛け。

請求項4

請求項1の腰掛けにおいて、支柱とフレームが結合している部分にはクッションが配置されていないこと、を特徴とする腰掛け。

請求項5

請求項1の腰掛けにおいて、腰掛け座布団をフレームを境にしてどちらの面にでも座ることができること、を特徴とする腰掛け。

技術分野

0001

本発明は鉄道車両をはじめ、バス船舶建築物など限られた場所に不特定多数の人間が使用する腰掛けに関する。

背景技術

0002

通勤通学時には、電車は大変に混雑する。最も混雑する際に座席を設置するよりも、立席にして少しでも多くの乗客運ぶことが必要である。このため、一部の車両では閑散時のみ使用可能な折り畳み腰掛を配置して、混雑時の定員増加に寄与している。これは、例えば、東日本旅客鉄道の204系900代電車(「車両技術193号」1991年2月)をあげることができる。

発明が解決しようとする課題

0003

通勤・通学時には、鉄道車両は大変混雑する。このため、場合によっては定員を超えて乗車しようとする乗客がに積み残されることもある。通勤・通学時に多くの乗客を運ぶことを目的とする場合、広い設置場所を必要とする割には乗車定員増には寄与しない腰掛けを省略し、立席のみとすることが有効である。しかしながら、通勤・通学時を除いた閑散時には多くの乗客を運ぶ必要がないので、より快適に乗車するために腰掛けが必要である。このように、同じ線区を走る車両であっても、時間帯によって求められる機能が異なる。

0004

また、混雑時に立っている乗客は、走行中に生じる電車のゆれや乗降客の流れにより前後左右から押されるので、不安定な状況にさらされている。このため、立っている乗客は、車両に固定された部材につかまることによりどのような状況でも自分自身の安定を保てるようにしている。車両に固定された部材の例としては、標準的な体型の大人目線程度の高さに存在する吊革や吊り輪、出入口に多く配置されている握り棒などである。しかし、乗車定員を超える乗客が乗車するもっとも混雑したときには、乗客数と比べて吊革の数が不足すると同時に、身動きが取れないことから握り棒にもつかまることができない乗客が多くなる。これらの乗客は不意の電車のゆれや乗降客の流れに対して不安定であるので、安全上問題である。また、吊革に手が届かない小さな子供やお年寄りは体を支えるべき部材が全くないといってもよい。

0005

さらに、通勤距離の延長に伴って、混雑した車両に立ったまま乗車する時間が増加している。立ったまま長時間乗車することは、快適さと逆行することになり、苦痛を増加させる。

0006

一方、閑散時においても、隣接した駅へ行く場合には、乗車と同時に腰掛けに座り、数分の後に立ちあがり下車するのは面倒であるという意識が強い。このために出入口付近に乗客がかたまり、乗降客の流れを妨げ、乗降に時間がかかる。このため、定時運行に支障が生じる恐れがある。

0007

しかしその反面、閑散時に長距離を乗車する乗客や年長者は、快適な腰掛けを利用したいという願いが強い。本発明の目的は、閑散時には腰掛けとなり、混雑時には安全のために身体を支えたりをおろさずに腰掛ける機能を有する腰掛けを提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記目的は、折りたたんだ場合にも腰を下ろさずに腰掛けることができる、折り畳み可能な腰掛けを設置すること、によって達成できる。

発明を実施するための最良の形態

0009

本発明の第1の実施例を図1から図3により説明する。図1は、本発明の鉄道車両の概要を示す側面図、図2図1のA-A断面図である。側面を構成する側構体12、屋根を構成する屋根構体14、床部材を構成する台枠10、長手方向の端部を構成する妻構体16からなる。側構体12、屋根構体14、台枠10は、それぞれ複数の押し出し形材接合して構成している。押し出し形材の長手方向を車体の長手方向にしている。押し出し形材はアルミニウム合金製の中空形材である。

0010

各車両は両端に出入口20を設け、出入口間フロア18を設けて2階建てとする。駅ホームの高さ基準を満たすため、出入口20の床面22の高さは2階建て車両の2階F2と1階F1の間の高さになる。車両長手方向において出入口を配置する部分では、2階建てを構成することは不可能であり、出入口の下部と上部に出入口として使用できない空間が生じる。出入口20から2階へは階段42を設け、1階には階段40を設けてある。

0011

出入口20の直下に存在する空間には、台車30を配置する。台車30は、ひとつの台車で隣接する2つの車両を支持する連接台車30とする。このことにより、従来の2階建て車両の車端部に存在していた1階建ての部分を構成する必要がなくなる。これは、出入口を除くと実質的な2階建てのみの車両を構成するので、乗車効率を向上させる。

0012

連接台車30を用いると、軌道側制約から、車輪1つあたりに作用する質量である軸重を一定以下にする必要がある。連接台車は、ひとつの台車で隣接する車両を半分ずつ、実質1両分の質量を支持する必要があるので、軸重は増加する。このため、一両の車体長さを短くすることにより支持するべき質量を低減し、軸重を制約以内の質量まで低減する。一車両あたりの長さを短くすることは、車両各部位から出入口までの距離が短くなるので、乗降に必要な時間が低減できる。

0013

2階では、腰掛けを線路(車両の進行方向)に対して並行に配置する。位置は、窓際車体中央とする。1階では、腰掛けを枕木に対して並行に配置する。このように、適切に腰掛けの配置方向や位置を決定することにより、乗客の移動を円滑にすると同時に、立ち客を保護することもできる。

0014

図3に、腰掛け60の構成を模式的に示す。腰掛け60は、外周を構成するフレーム100、支柱110、フレーム100を包み込むクッション120及び腰掛け座布団シート)130,140により構成する。フレーム100は腰掛け60に作用する荷重を受け持つ主たる部材であり、U字を上下逆にした形状を呈し、腰掛けの外周にわたって配置する。フレーム100の高さは、標準的な体型の大人の臀部より若干低い高さとする。幅は、設置する腰掛け座布団の数に依存する。フレームは腰掛けに作用する荷重の大部分を支持する事ができる程度に剛性や強度が高い。

0015

フレーム100の上辺には、その外周にクッション120が巻かれている。クッション120の材質は、フレーム100や支柱110と比較して柔らかい。また、クッション120の外径はフレーム100や支柱110と比較して大きい。支柱110は、フレームの幅が広い場合に、フレームに作用する荷重を支持することを補助する目的で、フレームの両端に存在するフレーム支柱の間に設置してフレーム上辺鉄道車両構体の床面18を結合する。

0016

腰掛け座布団130,140は、フレーム支柱とフレーム支柱の間、フレーム支柱と支柱の間、支柱と支柱の間などに設置する。本実施例では、図の左側から1人用腰掛け座布団130、2人用腰掛け座布団140、1人用腰掛け座布団130の腰掛け座布団が配置されている。腰掛け座布団は、跳ね上げ式になっており、使用しない場合にはフレームが構成する空間に格納される。しかし、使用する場合には乗客が自ら格納されていた腰掛け座布団を倒し、着席する。

0017

かかる構成において、通勤・通学時の最も混雑する場合には腰掛け座布団をはねあげて、できるだけ多くの乗客が乗車することができる。一方、閑散時の乗客が少ない場合には腰掛け座布団を倒して腰掛けることができる。さらに、混雑時にはフレームの上辺に、標準的な体型の大人ならば腰を下ろすことなく腰掛けることができる。腰掛けるフレームの上辺にはやわらかなクッションが巻かれているので、身体の一部分を圧迫することがなく、快適に身を任せることができる。また、吊革に手が届かない子供や年長者は、フレームやクッションにつかまることにより、走行中のゆれや乗降客の流れに対して自分自身の身体を安定させることができる。さらに、走行中の不意なゆれなどにより、万が一腰掛けにぶつかった場合でも、フレームの上辺にはクッションが巻いてあるので、大きな障害を負う機会は低減される。

0018

本実施例において、腰掛け座布団は、図の左から1人用、2人用、1人用のものが配置されている。本実施例はひとつの例を示すだけであるので、図2の腰掛け50のように、1人用の座布団130を2個並べたものや、3人用、4人用の腰掛け座布団もありうるし、腰掛け座布団一つしか存在しない腰掛けも十分同等の機能を果たすことができる。

0019

図4により、第2の実施例を示す。この腰掛け60aにあっては、フレーム100の一部の支柱110aはフレーム100と天井14を結合する。かかる構成において、フレームと天井を結合する支柱は、フレーム上辺に腰掛ける、あるいは、立っている乗客が安定のためにつかまることができる。

0020

第3の実施例を図5により説明する。この腰掛け60bにあっては、クッション120aは、第1の実施例のようにフレーム100の上辺だけに巻き付けられているのではなく、フレーム100の全体に巻き付けられている。かかる構成により、フレームの高さより身長が低い子供や、大人の脚などが不意にフレームに衝突して傷害を負う危険を低減する。

0021

第4の実施例を図6により説明する。この腰掛け60cにあっては、クッション120は、支柱110ごとに分割してフレーム100に巻き付ける。かかる構成により、最も煩雑な形状をしているフレームと支柱が結合するT字部のクッションが不用になる。このため、取付け費用が低減できる。

0022

第5の実施例を図7により説明する。この腰掛け60dにあっては、腰掛け座布団130,140は、フレーム100で構成した面に対して対称に両側の面A,B方向に倒れて使用できる。かかる構成により、腰掛けを車両幅方向における中央に配置した際に、どちらの面からでも座ることができるので、利便性が向上する。

0023

本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の各請求項に記載の文言あるいは課題を解決するための手段の項に記載の文言に限定されず、当業者がそれから容易に置き換えられる範囲にも及ぶものである。

発明の効果

0024

本発明によれば、混雑時には座席を折りたたんで腰を下ろさずに座ることができ、閑散時には十分な数の腰掛けを提供することができるものである。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明を実施する車両の側面図。
図2図1のA−A断面図。
図3本発明の一実施例の側面図。
図4本発明の一実施例の側面図。
図5本発明の一実施例の側面図。
図6本発明の一実施例の側面図。
図7本発明の一実施例の側面図。

--

0026

1鉄道車両構体
60腰掛け
100フレーム
110支柱
120クッション
130,140腰掛け座布団

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