図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2001年7月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

課題

鎮咳去痰作用が増強された風邪症候群治療剤を提供すること。

解決手段

粘液溶解薬及びビタミンC類を配合することを特徴とする去痰効果が増強された固形剤。粘液溶解薬及びビタミンC類を配合することを特徴とする気道炎症によって生じる粘液分泌抑制作用が増強された固形剤。粘液溶解薬にビタミンC類を配合することにより、該粘液溶解薬の気道炎症によって生じる粘液分泌抑制作用を増強する方法。

概要

背景

風邪症候群治療は、個々の風邪症状の改善を目的とする対症療法が中心となっており、発熱等の諸症状を如何に早く除去あるいは緩和するかが治療上の重要なポイントになっている。ブロムヘキシンアンブロキソールアセチルシステインメチルシステインエチルシステインカルボシステインセラペプターゼセアプローゼスフェリカーゼ又はそれらの塩類は、風邪薬粘液溶解薬として配合されている。また、ビタミンC類は、風邪薬に免疫増強作用を期待して配合されている。しかしながら、粘液溶解薬にビタミンC類を配合することにより該粘液溶解薬の去痰効果を増強することは知られていない。

概要

鎮咳去痰作用が増強された風邪症候群の治療剤を提供すること。

粘液溶解薬及びビタミンC類を配合することを特徴とする去痰効果が増強された固形剤。粘液溶解薬及びビタミンC類を配合することを特徴とする気道炎症によって生じる粘液分泌抑制作用が増強された固形剤。粘液溶解薬にビタミンC類を配合することにより、該粘液溶解薬の気道炎症によって生じる粘液分泌抑制作用を増強する方法。

目的

本発明の目的は、鎮咳、去痰作用が増強された風邪症候群の治療剤を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

粘液溶解薬及びビタミンC類を配合することを特徴とする固形剤

請求項2

粘液溶解薬がブロムヘキシンアンブロキソールアセチルシステインメチルシステインエチルシステインカルボシステインセラペプターゼセアプローゼスフェリカーゼ及びそれらの塩から選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記載の固形剤。

請求項3

ビタミンC類がビタミンC及びそれらの塩から選ばれる1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の固形剤。

請求項4

粘液溶解薬にビタミンC類を配合することにより、該粘液溶解薬の気道炎症によって生じる粘液分泌抑制作用を増強する方法。

技術分野

0001

本発明は、風邪症候群等による諸症状のうち、鎮咳去痰効果が増強された固形剤に関する。

背景技術

0002

風邪症候群の治療は、個々の風邪症状の改善を目的とする対症療法が中心となっており、発熱等の諸症状を如何に早く除去あるいは緩和するかが治療上の重要なポイントになっている。ブロムヘキシンアンブロキソールアセチルシステインメチルシステインエチルシステインカルボシステインセラペプターゼセアプローゼスフェリカーゼ又はそれらの塩類は、風邪薬粘液溶解薬として配合されている。また、ビタミンC類は、風邪薬に免疫増強作用を期待して配合されている。しかしながら、粘液溶解薬にビタミンC類を配合することにより該粘液溶解薬の去痰効果を増強することは知られていない。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明の目的は、鎮咳、去痰作用が増強された風邪症候群の治療剤を提供することである。

課題を解決するための手段

0004

本発明者らは、咳嗽症状は痰の切れが改善することで緩和されることから、去痰増強作用に関して鋭意研究した結果、粘液溶解薬にビタミンC類を配合することにより目的を達成することができることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、粘液溶解薬及びビタミンC類を配合することを特徴とする固形剤である。また本発明は、粘液溶解薬及びビタミンC類を配合することを特徴とする去痰効果が増強された固形剤である。また本発明は、粘液溶解薬及びビタミンC類を配合することを特徴とする気道炎症によって生じる粘液分泌抑制作用が増強された固形剤である。また本発明は、粘液溶解薬にビタミンC類を配合することにより、該粘液溶解薬の気道炎症によって生じる粘液分泌抑制作用を増強する方法である。

0005

本発明において、粘液溶解薬としては、例えばブロムヘキシン、アンブロキソール、アセチルシステイン、メチルシステイン、エチルシステイン、カルボシステイン、セラペプターゼ、セアプローゼ、スフェリカーゼ又はそれらの塩を挙げることができ、それらの1種又は2種以上を配合することができる。ここで塩とは塩酸硫酸リン酸などの無機酸との塩、フマール酸マレイン酸などの有機酸との塩である。これらのうち、塩酸ブロムヘキシン及びアンブロキソールにおいて本発明はより有効である。ビタミンC類としてはビタミンC又はそれらの塩を挙げることができ、それらの1種又は2種以上を配合することができる。ここで塩とはナトリウム塩カルシウム塩などである。

発明を実施するための最良の形態

0006

本発明の固形剤には、上記の有効成分の他に適応症に応じて非ステロイド抗炎症薬消炎酵素薬気管支拡張薬中枢神経興奮薬鎮咳薬抗ヒスタミン薬又は抗アレルギー薬抗コリン薬、他のビタミン類制酸薬生薬等を適宜配合しても良い。これらは単独又は相互に混合して用いることができ、例えば医薬品製造指針収載されている風邪薬基準等に準拠して配合することができる。

0007

本発明の固形剤は、1回ないし数回に分けて経口投与することができる。投与量は年齢、体重、病状により適宜増減することができる。それぞれの有効成分の配合量はブロムヘキシン又はその塩類は6〜24mgがよく、アンブロキソール又はその塩類は22.5〜75mgがよい。システイン類は100〜1500mg、アセチルシステイン、メチルシステイン、エチルシステイン、カルボシステイン、セラペプターゼ、セアプローゼ、スフェリカーゼなどの蛋白分解酵素類は15〜60mgがよい。また、ビタミンC類は100〜500mgがよい。

0008

本発明の固形剤は、錠剤カプセル剤顆粒剤細粒剤粉剤チュアブル剤発泡剤ドロップ剤、口中溶解剤ドライシロップ剤等の経口投与形態の製剤として用いる。これらの製剤は、常法により調製することができる。それらの製剤の調製に使用する坦体としては、乳糖デンプン砂糖マンニトール結晶セルロースなどの賦形剤ヒドロキシプロピルセルロースヒドロキシメチルプロピルセルロースなどの崩壊剤ステアリン酸マグネシウム硬化ヒマシ油タルクなどの滑沢剤があり、この他必要に応じて溶解補助剤緩衝剤保存剤香料色素矯味剤等を使用することができる。

発明の効果

0009

本発明により、風邪等による咳嗽症状の改善及び劇的な去痰効果を有する固形剤を提供することが可能になった。

0010

(実施例1)
(処方)
アセトアミノフェン900g
マレイン酸カルビキサミン7.5g
リン酸ジヒドロコデイン24g
dl−塩酸メチルエフェドリン60g
塩酸ブロムヘキシン12g
無水カフェイン75g
アスコルビン酸500g
リボフラビン12g
ステビア15g
マンニトール適量
ヒドロキシプロピルセルロース120g
軽質無水ケイ酸3.5g
香料微量
前記の各成分及び分量を量し均一に混合した後、得られた混合粉末バーチカルグラニュレータパウレック社製)で攪拌造粒した。得られた顆粒を1包内容量1.0gになるように分包散剤を得た。

0011

(実施例2)
(処方)
アセトアミノフェン900g
メキタジン4g
リン酸ジヒドロコデイン24g
dl−塩酸メチルエフェドリン60g
塩酸ブロムヘキシン12g
無水カフェイン75g
塩化リゾチーム66g
アスコルビン酸500g
リボフラビン12g
マンニトール適量
サッカリンナトリウム40g
ヒドロキシプロピルセルロース120g
軽質無水ケイ酸1.5g
香料微量
前記の各成分及び分量を秤量し均一に混合した後、得られた混合粉末を流動層造粒機(パウレック社製)で造粒した。得られた顆粒を1包内容量1.2gになるように分包し散剤を得た。

0012

(実施例3)
(処方)
イブプロフェン450g
メキタジン7.5g
臭化水素酸デキストロメトルファン48g
ノスカピン48g
dl−塩酸メチルエフェドリン60g
塩酸アンブロキソール48g
無水カフェイン75g
アスコルビン酸500g
マンニトール適量
アスパルテーム90g
ポリビニルピロリドン150g
香料微量
前記の各成分及び分量を秤量し均一に混合した後、得られた混合粉末を流動層造粒機(パウレック社製)で造粒した。得られた顆粒を1包内容量1.5gになるように分包し散剤を得た。

0013

試験例[ハムスター気道上皮細胞からの高分子粘液糖蛋白分泌
(方法)気道炎症時の高分子粘液糖蛋白分泌(痰)の杯細胞様の粘液分泌細胞として、ハムスター気管上皮細胞を単離、培養して用いた。ハムスター(SLC)より気管摘出し、thermolysin消化により気管上皮基底細胞を単離し、10%胎仔血清を含む液体培地Ham's F-12を用いて培養した。継代培養を行い細胞を増殖させ、3代目の継代細胞をコラーゲンゲル上に培養することにより、基底細胞から杯細胞様の粘液分泌細胞へと分化させた。気道粘液の主成分である高分子複合糖質は、前駆物質として[14C]−glucosamineを24時間取り込ませることにより、[14C]標識した。in vitro の気道炎症モデルとして、モノレイヤーとして生育した気管上皮細胞に、好中球を106個/mlになるように添加し、30分間混合培養した。この間に培養上清中に分泌された[14C]−glucosamineを抽出、放射性活性をもとに定量した。なお、好中球の活性化は、好中球懸濁液の添加直後に、ロイコトリエンD4100ng/mlを添加することにより誘導した。塩酸ブロムヘキシン及びアンブロキソールは1μM、ビタミンCは1mMの濃度になるように培地中に添加した。

0014

(結果)塩酸ブロムヘキシン及びアンブロキソールは、気管上皮細胞からの粘液分泌に影響を与えなかった。しかし、混合培養系における粘液分泌亢進は、両薬物によって有意に抑制された。ビタミンC、塩酸ブロムヘキシン及びアンブロキソールはPMN群に比べ粘液分泌を有意に抑制した。塩酸ブロムヘキシンあるいはアンブロキソールとビタミンCの配合により、活性化好中球により誘導された高分子粘液糖蛋白は、ほぼ正常レベルまで抑制された(図1)。

図面の簡単な説明

0015

図1図1は、試験例における高分子粘液糖蛋白の分泌量を示す。図中の略号はそれぞれ以下を意味する。Br:塩酸ブロムヘキシン,Am:アンブロキソール,VC:ビタミンC,PMN:好中球。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 国立大学法人金沢大学の「 ヌクレオチド除去修復阻害剤、それを含有する腫瘍治療の増強剤及び抗腫瘍剤」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】大量に入手し易く、簡素な化学構造であって、損傷を受けたヌクレオチドの除去修復を阻害する活性が強くて、毒性が低く安全性が高いヌクレオチド除去修復阻害剤、それを含有し原発巣の癌細胞のような腫瘍細胞... 詳細

  • 株式会社マンダムの「 口臭抑制剤」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】安全性が高く、経口摂取することが可能な口臭抑制剤を提供する。【解決手段】 ジュンサイ抽出物を含むことを特徴とする口臭抑制剤を提供する。前記の口臭抑制剤は、さらに、ルイボス抽出物及びリンゴンベ... 詳細

  • 伊那食品工業株式会社の「 錠剤用基材及びその製造方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】従来より優れた崩壊性と十分な硬度とを錠剤に付与できる錠剤用基材、及びその製造方法を提供する。【解決手段】本発明に係る錠剤用基材は、単一粒子の平均繊維長が20〜1000μmの繊維状ファイバー10... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ