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技術 印刷装置及びロール紙

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 村井靖
出願日 1999年12月28日 (20年11ヶ月経過) 出願番号 1999-374620
公開日 2001年7月3日 (19年5ヶ月経過) 公開番号 2001-180058
状態 未査定
技術分野 用紙の取扱い 連続用紙の取扱い ウェブの巻戻し 長尺物の貯蔵
主要キーワード 駆動電池 円マーク マーク表示領域 所定量分 感熱面 操作レバ 表示用キャラクタ 感熱ロール紙
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年7月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

ロール紙を回転させることなく、そのロール紙の種類を即座に判別して適切な印刷制御を行うことのできる印刷装置と、この印刷装置に使用するロール紙を提供することを目的とする。

解決手段

ロール紙1の側面1aに円盤形状でシート状のマーク表示部材34を設ける。マーク表示部材34の表面には同心円状の複数のマーク表示領域36a〜36cが形成され、各マーク表示領域36a〜36c上に円周方向に連続した黒色マークM1〜M3がロール紙1の種類に応じて選択的に付される。印刷に際し、このマーク表示部材34上のマークM1〜M3を複数のセンサにて検出し、これらの検出信号の組み合わせからロール紙の種類を判別する。この場合、マークM1〜M3は円周方向に連続した同心円マークであるため、ロール紙1を回転させなくとも、各マークM1〜M3をセンサにて検出してロール紙1の種類を即座に判別でき、その種類に応じた適切な印刷制御を行うことができる。

概要

背景

従来、感度が異なるなど種類の異なる複数の感熱ロール紙印刷が可能な印刷装置がある。このような印刷装置では、側面に感熱紙の種類を判別するためのラベルを貼り付けたロール紙を装置内のホルダーに回転可能に装填し、印刷開始とともにロール紙を搬送して、その搬送に伴ってホルダーから繰り出されるロール紙が回転してラベルがセンサ位置に移動したときにそれを読み取って感熱紙の種類を判別し、その後に判別結果に応じた発熱量でサーマルヘッドを駆動することが行われている。

概要

ロール紙を回転させることなく、そのロール紙の種類を即座に判別して適切な印刷制御を行うことのできる印刷装置と、この印刷装置に使用するロール紙を提供することを目的とする。

ロール紙1の側面1aに円盤形状でシート状のマーク表示部材34を設ける。マーク表示部材34の表面には同心円状の複数のマーク表示領域36a〜36cが形成され、各マーク表示領域36a〜36c上に円周方向に連続した黒色マークM1〜M3がロール紙1の種類に応じて選択的に付される。印刷に際し、このマーク表示部材34上のマークM1〜M3を複数のセンサにて検出し、これらの検出信号の組み合わせからロール紙の種類を判別する。この場合、マークM1〜M3は円周方向に連続した同心円マークであるため、ロール紙1を回転させなくとも、各マークM1〜M3をセンサにて検出してロール紙1の種類を即座に判別でき、その種類に応じた適切な印刷制御を行うことができる。

目的

そこで、本発明は、印刷開始時に印刷とは直接に関係しない無駄なロール紙の搬送を行うことなく、ロール紙の種類を判別して適切な印刷制御を行うことのできる印刷装置と、この印刷装置に使用するロール紙を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

側面位置軸芯に対して同心円状に複数のマーク表示領域を形成し、その各マーク表示領域に円周方向に連続するマークを紙の種類に応じて選択的に付してなるロ一ル紙を回転可能に収容する紙収容部と、前記ロール紙に印刷する印刷手段と、前記紙収容部からロール紙を引き出して前記印刷手段に供給する紙送り手段とを備えた印刷装置であって、前記紙収容部に収容されたロール紙の前記各マーク表示領域に対応して設けられ、該マーク表示領域に表示されるマークを検出する複数個検出器と、前記複数個の検出器からの検出信号の組み合わせに基づいて前記ロール紙の種類を判別する判別手段と、前記判別手投の判別結果に基づいて前記印刷手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。

請求項2

前記複数の検出器が前記ロール紙の軸芯に対して同一の放射線上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

前記複数の検出器が前記ロール紙の軸芯に対して所定の回転角度で配置されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項4

印刷装置の紙収容部に回転可能に装着され、前記紙収容部から繰り出されて印刷装置によって印刷されるロール紙において、側面位置に軸芯に対して同心円状に複数のマーク表示領域を形成するとともに、その同心円の各マーク表示領域に円周方向に連続するマークを紙の種類に応じて選択的に表示し、前記各マーク表示領域に対応して設けられる前記印刷装置の複数個の検出器で検出可能にしたことを特徴とするロール紙。

請求項5

前記マークは前記ロール紙の側面に設けられるシート状部材に表示されることを特徴とする請求項4記載のロール紙。

請求項6

前記マークが前記ロール紙の紙管の端面に設けられることを特徴とする請求項4記載のロール紙。

技術分野

0001

本発明は、記録紙の種類を判別してそれに応じた制御を行う印刷装置及びその印刷装置に使用する記録紙としてのロール紙に関する。

背景技術

0002

従来、感度が異なるなど種類の異なる複数の感熱ロール紙印刷が可能な印刷装置がある。このような印刷装置では、側面に感熱紙の種類を判別するためのラベルを貼り付けたロール紙を装置内のホルダーに回転可能に装填し、印刷開始とともにロール紙を搬送して、その搬送に伴ってホルダーから繰り出されるロール紙が回転してラベルがセンサ位置に移動したときにそれを読み取って感熱紙の種類を判別し、その後に判別結果に応じた発熱量でサーマルヘッドを駆動することが行われている。

発明が解決しようとする課題

0003

上述したように、従来の印刷装置におけるロール紙の種類の検出は、ロール紙の側面に部分的に設けた識別ラベルを装置の定位置に設けたセンサで読み取るものであり、印刷開始時に識別ラベルとセンサ位置とが必ずしも対応していないため、ロール紙の搬送によりロール紙がホルダー内で回転して識別ラベルがセンサ位置まで移動しなければラベルの読み取りができなかった。このため、印刷開始時に識別ラベルを読み取るためだけに行われるロール紙の無駄な搬送が行われるという問題がある。無駄に搬送されたロール紙は先端を切断する必要がある。また、搬送機構が逆搬送可能なら無駄に搬送されたロール紙を元に戻すことができるが、搬送機構を逆搬送可能な機構としなければならず搬送量の管理も必要である。

0004

そこで、本発明は、印刷開始時に印刷とは直接に関係しない無駄なロール紙の搬送を行うことなく、ロール紙の種類を判別して適切な印刷制御を行うことのできる印刷装置と、この印刷装置に使用するロール紙を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明の印刷装置は、側面位置軸芯に対して同心円状に複数のマーク表示領域を形成し、その各マーク表示領域に円周方向に連続するマークを紙の種類に応じて選択的に付してなるロ一ル紙を回転可能に収容する紙収容部と、前記ロール紙に印刷する印刷手段と、前記紙収容部からロール紙を引き出して前記印刷手段に供給する紙送り手段とを備えた印刷装置であって、前記紙収容部に収容されたロール紙の前記各マーク表示領域に対応して設けられ、該マーク表示領域に表示されるマークを検出する複数個検出器と、前記複数個の検出器からの検出信号の組み合わせに基づいて前記ロール紙の種類を判別する判別手段と、前記判別手投の判別結果に基づいて前記印刷手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。

0006

このような構成の印刷装置によれば、ロール紙の側面に付される複数の同心円マークを検出することで、ロール紙の種類を判別することができる。この場合、前記各マークはロール紙の側面位置で円周方向に連続して付され、それに複数個の検出器が対応して設けられているため、ロール紙を紙収容部内で回転させることなく、すなわちロール紙を紙収容部内から繰り出して印刷手段に向けて搬送することなく、ロール紙が静止した状態で各マークを検出してロール紙の種類を判別することができ、印刷前にロール紙の無駄な搬送を行うことなくロール紙の種類の判別とその判別結果に基づいた印刷制御を行うことができる。

0007

なお、印刷装置に設ける前記複数個の検出器は、装置内の設置スペースに応じてロール紙の軸芯に対して同一の放射線上に配置したり、所定の回転角度で配置したりできる。

0008

また、本発明のロール紙は、印刷装置の紙収容部に回転可能に装着され、前記紙収容部から繰り出されて印刷装置によって印刷されるものにおいて、側面位置に軸芯に対して同心円状に複数のマーク表示領域を形成するとともに、その同心円の各マーク表示領域に円周方向に連続するマークを紙の種類に応じて選択的に表示し、前記各マーク表示領域に対応して設けられる前記印刷装置の複数個の検出器で検出可能にしたことを特徴とする。

0009

このようなロール紙によれば、その側面位置に付された複数の同心円マークからその種類を判別することができる。この場合、前記各マークは円周方向に連続して付されているため、印刷装置の紙収容部に装着されれば静止状態で印刷装置に設けられた複数個の検出器に常に対応させることができ、印刷装置では前記マークを検出するだけのためにロール紙を回転させる必要がない。従って、このロール紙を用いることにより、印刷装置ではロール紙の種類判別のために無駄な紙送りをしなくともよい。

0010

なお、ロール紙は消耗に応じてその巻径が小さくなるため、前記マークはロール紙の側面に設けるシート状部材ないしロール紙が巻回される紙管の端面に設けることが好ましい。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。

0012

図1は本発明の印刷装置の外観斜視図、図2は装置の内部機構を表す本発明の印刷装置の背面図である。

0013

図1に図示するように、印刷装置10の本体ケース11の正面には文字入力キーや印刷を指示する印刷キーなどの必要なキーを備えるキー入力部12と、入力された文字印刷処理に必要なメッセージなどの表示を行う表示部13が設けられ、側面には印刷されたロール紙が排出される排紙口14が設けられる。

0014

図2は本体ケース11の背面に設けられるカバーを取り外した状態を示すものであり、この図2に図示するように、本体ケース11の上半部の内部にはロール紙1を収容するロール紙ホルダー15およびロール紙1に印刷を行う印刷機構16が本体ケース11あるいは本体ケース11に取付けられた支持フレーム17に固定して設けられ、本体ケース11の下半部の内部には装置の駆動電池電子回路などが収容されている。

0015

前記ロール紙ホルダー15は本体ケース11の背面側に開口部18を有する器状に形成されており、略円形側壁19の周囲に環状の囲壁20が形成され、その囲壁20に囲まれてロール紙1を収容する用紙収容凹部21が形成され、その中心にロール紙1を巻装する紙管2が回転自在に挿入される突起軸22が形成されている。前記囲壁20にはロール紙1が印刷機構16に向けて繰り出される用紙繰出口23が形成されている。

0016

また、前記印刷機構16はサーマルヘッド24、プラテンローラ25、ステップモータ26および駆動伝達機構31などにより構成される。

0017

サーマルヘッド24はヘッド支持部27に支持され、ヘッド支持部27には操作レバー28が連設される。操作レバー28は本体ケース11に取付けられた支持フレーム17に軸29に回動可能に軸支されており、支持フレーム17とヘッド支持部27の間にはサーマルヘッド24を常にプラテンローラ25に加圧する加圧バネ30が配設されている。

0018

前記操作レバー28はロール紙1の交換時などにサーマルヘッド24をプラテンローラ25から開離するために操作するものであり、サーマルヘッド24は加圧バネ30の作用によって常にプラテンローラ25に圧接されているが、加圧バネ30の付勢力に抗して操作レバー28の端部を図2の左側に倒すように操作してサーマルヘッド24をプラテンローラ25から開離させることで、サーマルヘッド24とプラテンローラ25の間に生じた隙にロール紙ホルダー15に装着したロール紙1の先端を挿入することができる。操作レバー28の押圧操作解除によりサーマルヘッド24はプラテンローラ25に圧接する印刷位置に復帰する。

0019

また、プラテンローラ25を回転駆動するモータはステップモータ26からなり、そのステップモータ26の駆動をプラテンローラ25に伝達する駆動伝達機構31が支持フレーム17に取付けられている。なお、ステップモータ26はプラテンローラ25を一方向のみに回転してロール紙1を下流側のみに搬送する。

0020

図3はロール紙1を装着したロール紙ホルダー15の縦断面図を示すものであり、ロール紙ホルダー15の側壁19には窓32が開けられ、その位置に対応して反射型の第1の光センサ33a、第2の光センサ33b、第3の光センサ33cが本体ケース11に取付けられている。これらの光センサ33a〜33cは、後述するマーク表示部材34a〜34cに付されたマークM1〜M3を光学的に検出する反射型の光センサであり、ロール紙1の軸芯に対して同一の放射線上に配設されている。

0021

一方、ロール紙1は長尺状の感熱紙からなり、紙管2に巻回されている。図4に示すように、このロール紙1の側面1aには、図4に示すような円盤形状でシート状のマーク表示部材34が設けられる。

0022

図4(a)、(b)、(c)はマーク表示部材34の斜視図、同図(d)はこのマーク表示部材34が取り付けられるロール紙1の斜視図である。

0023

マーク表示部材34の中心部には、ロール紙ホルダー15の突起軸22が挿入可能な軸穴35が形成されている。また、そのマーク表示部材34の表面には、同心円状の複数のマーク表示領域36a〜36cが形成されており、これらのマーク表示領域36a〜36c上に円周方向に連続した黒色のマークM1〜M3がロール紙1の種類に応じて選択的に付されている。ロール紙1の種類とは、例えば、感熱感度の違いを指す。つまり、感熱感度が異なる複数種類のロール紙1毎にその種類を識別するためのマークM1〜M3がマーク表示領域36a〜36c上に選択的に付される。

0024

マーク表示領域36a〜36cに黒色のマークM1〜M3に付されていれば、光センサ33a〜33cからローレベルの信号が出力され、マークが付されていなければ、ハイレベルの信号が出力される。

0025

前記マーク表示部材34は、マーク表示面を外側に向けた状態で軸穴35の内周縁部が紙管2の一端部に接着されるなどしてロール紙1に鍔状に固定される。このようにして、マーク表示部材34が取付けられたロール紙1がロール紙ホルダー15に装着されると、マーク表示部材34上のマーク表示領域36a〜36cが図3に示すようにロール紙1の軸芯に対して同一の放射線状上に配置された3つの光センサ33a〜33cに対応する窓32に臨んで位置する。

0026

図2に戻って、排紙口14には印刷後のロール紙1を切断するカッタ37が配設される。このカッタ37は排紙口14の開口縁部に固定して設けられるものであり、このカッタ37にロール紙1を当てて引きちぎることで切断が行われる。

0027

次に、図5は印刷装置の電子回路の構成を示すブロック図である。

0028

制御部40は、キー入力部12からのキー操作信号に応じてROM41に予め記憶されているシステムプログラム起動させ、回路各部の動作制御を行なう。

0029

この制御部40には、印刷装置の印刷処理に関する各種データを記憶するRAM42、表示用フォントパターンデータを発生する表示用キャラクタジェネレータ43、印刷用のフォントのパターンデータを発生する印刷用キャラクタジェネレータ44、入力された文書のデータや印刷処理に必要なデータを表示する表示部13が接続されるとともに、プリンタ部45が接続される。プリンタ部45には、サーマルヘッド24及びその駆動回路46が設けられ、またプラテンローラ25を回転駆動するステップモータ26及びその駆動回路47が設けられる。

0030

また、制御部40には、マーク表示部材34a〜34c上のマーク表示領域36a〜36cに付されたM1〜M3を検出するための光センサ33a〜33cが接続される。ここでは、第1の光センサ33aはマークM1、第2の光センサ33bはマークM2、第3の光センサ33cはマークM3を光学的に検出し、その検出信号を制御部40に出力する。

0031

前記ROM41には、3個の光センサ33a〜33cからの各出力信号の組み合わせに基づいて感熱記録紙(ロール紙1)の種類を判別する種類判別テーブル41aおよび感熱記録紙の種類に応じてサーマルヘッド24への通電時間を設定する通電制御テーブル41bが格納されている。この通電制御テーブル41bには、ロール紙1の種類に対応して予め設定された通電時間が記憶されている。前記RAM42には、キー入力部12を通じてキー入力されたデータを格納する入力バッファ42a、表示部13に表示する表示データを格納する表示バッファ42b、印刷データを格納する印刷バッファ42cなどが設けられる。

0032

次に、本装置の動作について説明する。

0033

図6は第1の実施形態における印刷装置の印刷処理を示すフローチャートである。

0034

ロール紙1を使用して印刷を行う場合に、まず、図2に示すように、ロール紙1をロール紙ホルダー15に装着するとともに、そのロール紙1の始端部をロール紙ホルダー15から繰り出して、サーマルヘッド27とプラテンローラ25との間に挟み込んだ状態にしておく。ロール紙1をロール紙ホルダー15に装着すると、そのロール紙1の側面1aに設けられたマーク表示部材34上のマーク表示領域36a〜36cがロール紙ホルダー15の側壁19に形成された窓32を通じて光センサ33a〜33cに対向する。

0035

ここで、本装置の電源投入されると、前記ロール紙1の側面1aに設けられたマーク表示部材34上のマーク表示領域36a〜36cに選択的に付されたマークM1〜M3が光センサ33a〜33cによって検出され、制御部40に取り込まれる(ステップS1)。制御部40では、光センサ33a〜33cから出力されるマーク検出信号の組み合わせに基づいてROM41の種類判別テーブル41aを参照してロール紙1の種類が判別される(ステップS2)。ロール紙1の種類が判別されると、その種類に対応したサーマルヘッド24への通電時間がROM41の通電制御テーブル41bから読み出されて設定され(ステップS3)、以下のような印刷処理が実行される。

0036

すなわち、キー入力部12に設けられた印刷キーの操作に伴い、RAM42の印刷バッファ42cの中から1ライン毎に印刷データが読み出され、その印刷データに従ってサーマルヘッド24の発熱体通電駆動されて、ロール紙1の感熱面に印刷が施される(ステップS4)。この場合、サーマルヘッド24の発熱体に対する通電駆動は前記ステップS2にて得られた通電時間に基づいて行われる。つまり、当該ロール紙1の感熱感度に適した時間でサーマルヘッド24の発熱体が通電制御される。

0037

このような発熱体の通電制御による1ライン分の印刷に同期してステップモータ26によりプラテンローラ25が回転駆動され、ロール紙1が1ライン毎に排紙口14方向へ搬送される(ステップS5)。

0038

RAM42の印刷バッファ42cに記憶された印刷データの全ての印刷が終了すると(ステップS6のYes)、ロール紙1が所定量分だけ搬送されて、印刷済みのロール紙1が排紙口14から装置外に排紙される(ステップS7)。排紙口14の開口縁部にはカッタ37が固定して設けられており、装置外に排紙されたロール紙1を手操作によりカッタ37に当てがって引くことにより、ロール紙1をその位置で切断することができる。

0039

このように、感度の異なる複数種類の感熱ロール紙1を交換して使用する場合に、ロール紙1に付設されるマーク表示部材34のマークM1〜M3をセンサ33a〜33cにて検出することで、これらの検出信号の組み合わせに基づいてロール紙1の種類を判別でき、その種類に応じた適切な通電時間にてサーマルベッド24の発熱体を通電制御することができる。これにより、どの種類のロール紙1を用いても印刷濃度を一定に保って印刷を行うことができる。この場合、前記マークM1〜M3は同心円マークとして円周方向に連続して付されているため、ロール紙1の回転位置に関係なく、センサ33a〜33cにて検知可能である。したがって、ロール紙1の種類を判別するためにロール紙ホルダー15内のロール紙1を回転させなくとも、すなわちロール紙1をロール紙ホルダー15から引き出して印刷機構16に供給しなくとも、ロール紙1がロール紙ホルダー15内で静止している印刷開始前にロール紙1の種類を判別することができる。よって、ロール紙1を無駄な搬送を必要とせずに、ロール紙1の種類に応じた適切な印刷を行うことができる。

0040

なお、前記実施形態では、図4に示すようなシート状のマーク表示部材34をロール紙1の側面1aに設けたが、ロール紙1の紙管2の円筒端面に直接マーク表示領域36a〜36cを形成し、そこにロール紙1の種類に応じたマークM1〜M3を印刷することでも良い。このようにすれば、マーク表示部材34が不要となり、部品点数を減らすことができる。その場合には、紙管2の円筒端面はマークM1〜M3を表示できる程度のサイズが必要となる。

0041

また、センサ33c〜33dをロール紙1の軸芯に対して同一放射線上に配置するようにしたが、装置内の設置スペースの余裕に応じて、ロール紙1の軸芯に対して所定の回転角度で配置することでも良い。

発明の効果

0042

以上詳記したように本発明の印刷装置によれば、ロール紙の側面に同心円状に付されるマークを、これに対応して設けられる検出器で検出してロール紙の種類を判別するようにしたため、ロール紙を搬送することにより紙収容部内でロール紙を回転させなくとも、各マークを検出してロール紙の種類を判別することができ、ロール紙を無駄にすることがない。

0043

また、本発明のロール紙によれば、その側面位置に複数の同心円状のマークが付されているため、印刷装置の紙収容部に装着されれば静止状態で印刷装置に設けられた複数個の検出器に常に対応させることができ、印刷装置では前記マークを検出するだけのためにロール紙を回転させる必要がない。従って、このロール紙を用いることにより、印刷装置ではロール紙の種類判別のために無駄な紙送りを行わなくともよい。

図面の簡単な説明

0044

図1本発明の印刷装置の外観構成を示す斜視図。
図2前記印刷装置の内部機構を示す背面図。
図3前記印刷装置におけるロール紙を装着したロール紙ホルダーの構成を示す縦断面図。
図4前記印刷装置におけるロール紙に設けられるマーク表示部材とロール紙の構成を示す斜視図。
図5前記印刷装置の電子回路の構成を示すブロック図。
図6前記印刷装置の印刷処理の動作を示すフローチャート。

--

0045

1…ロール紙
1a…側面
2…紙管
10…印刷装置
11…本体ケース
12…キー入力部
13…表示部
14…排紙口
15…ロール紙ホルダー
16…印刷機構
17…支持フレーム
18…開口部
19…側壁
20…囲壁
21…用紙収容凹部
22…突起軸
23…用紙繰出口
24…サーマルヘッド
25…プラテンローラ
26…ステップモータ
27…ヘッド支持部
28…操作レバー
29…軸
30…加圧バネ
31…駆動伝達機構
32…窓
33a〜33c…光センサ
34a〜34c…マーク表示部材
35…軸穴
36a〜36c…マーク表示領域
37…カッタ
M1〜M3…マーク

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