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技術 パチンコ機の払出制御装置

出願人 株式会社MRD
発明者 兒玉和義
出願日 1999年12月27日 (21年0ヶ月経過) 出願番号 1999-368654
公開日 2001年7月3日 (19年5ヶ月経過) 公開番号 2001-178924
状態 未査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 許可指令 メイン制御回路 タイムアウトエラー 賞球払出指令 立ち下がりタイミング 立ち上がりタイミング 開始時期 負論理
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

賞球と貸球の払出指令がほぼ同時期に発生した場合に、賞球の払出動作待ち時間を短くする。

解決手段

払出制御回路は、貸球の払出動作の実行中に、賞球コマンドを受信すると、貸球の払出動作を終了しても、球貸許可信号EXSをハイレベル(球貸完了)に反転させず、球貸許可信号EXSをローレベルに維持する。これにより、貸球の払出動作の終了後に、貸球用カードユニットが次の球貸要求を払出制御回路に出力すること(球貸要求信号RQのローレベルへの反転)を禁止し、賞球の払出動作を開始する。その後、賞球の払出動作を終了した時点で、球貸許可信号EXSをハイレベル(球貸完了)に反転させ、カードユニットから払出制御回路に次の球貸要求を出力することを許容する。これにより、貸球の払出動作と賞球の払出動作を順番に行う。

概要

背景

CR機と称されるパチンコ機は、賞球と貸球の両方を払い出す払出制御装置を備えている。この払出制御装置は、図1に示すように、入賞球に応じてメイン制御回路23から賞球コマンドを払出制御回路24へ送信し、それに応じて、払出制御回路24によりパチンコ球払出装置15を駆動して賞球を払い出す。また、カードユニット22にプリペイドカードに挿入して球貸操作を行ったときには、カードユニット22からカードユニット受付信号BRDYと球貸要求信号RQを払出制御回路24へ送信し、それに応じて、払出制御回路24によりパチンコ球払出装置15を駆動して貸球を払い出す。払出制御回路24は、貸球の払出動作を制御するために、カードユニット22へ球貸許可信号EXSと台側受付信号PRDYを送信する。メイン制御回路23は、賞球コマンドに応じて払い出された賞球数を賞球センサ19の出力によってカウントし、所定の賞球払出監視時間内に賞球払出動作が終了したか否か(システムが正常か否か)を監視する。

従来の払出制御方法では、払出制御回路24は、カードユニット22からのカードユニット受付信号BRDYとメイン制御回路23からの賞球コマンドをほぼ同時期に受信したときには、図6に示すように、カードユニット22からの球貸要求信号BRQ(ローレベル信号)による貸球払出動作優先的に実行し、この貸球払出動作の終了後に賞球払出動作を実行するようにしている。

概要

賞球と貸球の払出指令がほぼ同時期に発生した場合に、賞球の払出動作の待ち時間を短くする。

払出制御回路は、貸球の払出動作の実行中に、賞球コマンドを受信すると、貸球の払出動作を終了しても、球貸許可信号EXSをハイレベル(球貸完了)に反転させず、球貸許可信号EXSをローレベルに維持する。これにより、貸球の払出動作の終了後に、貸球用のカードユニットが次の球貸要求を払出制御回路に出力すること(球貸要求信号BRQのローレベルへの反転)を禁止し、賞球の払出動作を開始する。その後、賞球の払出動作を終了した時点で、球貸許可信号EXSをハイレベル(球貸完了)に反転させ、カードユニットから払出制御回路に次の球貸要求を出力することを許容する。これにより、貸球の払出動作と賞球の払出動作を順番に行う。

目的

本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、複数の払出指令回路から払出指令がほぼ同時期に発生した場合に、払出動作の待ち時間を短くすることができ、正常なシステムでタイムアウトエラーが発生することを防止できると共に、実際に異常が発生した場合には、それを早期に検出することができるパチンコ機の払出制御装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

パチンコ球払出指令を送信する複数の払出指令回路と、各払出指令回路から送信される払出指令に応じてパチンコ球払出装置払出動作を制御する払出制御回路とを備えたパチンコ機払出制御装置において、前記払出制御回路は、複数の払出指令回路からの払出指令をほぼ同時期に受信したときに、同一の払出指令回路からの複数回の払出指令による複数回の払出動作を連続して行うことを禁止し、複数の払出指令回路からの払出指令による払出動作を順番に処理することを特徴とするパチンコ機の払出制御装置。

請求項2

パチンコ球の払出指令を送信する複数の払出指令回路と、各払出指令回路から送信される払出指令に応じてパチンコ球払出装置の払出動作を制御する払出制御回路とを備えたパチンコ機の払出制御装置において、前記払出制御回路は、各々払出動作を所定期間許容する払出監視時間を有し、複数の払出指令回路からの払出指令をほぼ同時期に受信したときに、一つの払出動作終了後に他の払出指令回路からの複数回の払出指令による複数回の払出動作を、前記払出監視時間を越えない範囲で連続して行うことを可能にし、前記複数の払出指令回路からの払出指令による払出動作を順番に処理することを特徴とするパチンコ機の払出制御装置。

請求項3

前記払出制御回路は、1つの払出指令回路から受信した払出指令による払出動作の実行中に他の払出指令回路から払出指令を受信したときには、当該他の払出指令回路からの払出指令による払出動作を終了するまで、前記1つの払出指令回路が次の払出指令を送信するのを禁止することで、複数の払出指令回路からの払出指令による払出動作を順番に処理することを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機の払出制御装置。

請求項4

前記1つの払出指令回路は、貸球の払出を指令する貸球払出指令回路であり、前記他の払出指令回路は、賞球の払出を指令する賞球払出指令回路であり、前記払出制御回路は、貸球の払出動作の実行中に賞球の払出指令を受信したときは、該賞球の払出動作を終了してから球貸許可指令を前記貸球払出指令回路に出力し、貸球の払出動作の実行中に賞球の払出指令を受信しないときは、貸球の払出動作終了直後に球貸許可指令を前記貸球払出指令回路に出力し、前記貸球払出指令回路は、前記球貸許可指令を受信するまで、次の貸球の払出指令の送信が禁止されることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ機の払出制御装置。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ球払出指令を送信する複数の払出指令回路と各払出指令回路から送信される払出指令に応じてパチンコ球払出装置払出動作を制御する払出制御回路とを備えたパチンコ機払出制御装置に関するものである。

背景技術

0002

CR機と称されるパチンコ機は、賞球と貸球の両方を払い出す払出制御装置を備えている。この払出制御装置は、図1に示すように、入賞球に応じてメイン制御回路23から賞球コマンドを払出制御回路24へ送信し、それに応じて、払出制御回路24によりパチンコ球払出装置15を駆動して賞球を払い出す。また、カードユニット22にプリペイドカードに挿入して球貸操作を行ったときには、カードユニット22からカードユニット受付信号BRDYと球貸要求信号RQを払出制御回路24へ送信し、それに応じて、払出制御回路24によりパチンコ球払出装置15を駆動して貸球を払い出す。払出制御回路24は、貸球の払出動作を制御するために、カードユニット22へ球貸許可信号EXSと台側受付信号PRDYを送信する。メイン制御回路23は、賞球コマンドに応じて払い出された賞球数を賞球センサ19の出力によってカウントし、所定の賞球払出監視時間内に賞球払出動作が終了したか否か(システムが正常か否か)を監視する。

0003

従来の払出制御方法では、払出制御回路24は、カードユニット22からのカードユニット受付信号BRDYとメイン制御回路23からの賞球コマンドをほぼ同時期に受信したときには、図6に示すように、カードユニット22からの球貸要求信号BRQ(ローレベル信号)による貸球払出動作優先的に実行し、この貸球払出動作の終了後に賞球払出動作を実行するようにしている。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、1回の球貸要求信号BRQで払い出される貸球数は100円分(例えば25個)であるため、200円以上の貸球を払い出す場合は、カードユニット22から球貸要求信号BRQを複数回連続して払出制御回路24に送信する。この場合は、図6に示すように、賞球コマンドを受信しても、複数回の球貸要求信号BRQによる複数回の貸球払出動作が終わるまで、賞球払出動作を待たせる。このため、賞球の払出動作の開始時期がかなり遅れてしまい、賞球払出監視時間内に賞球コマンドで要求された賞球数を払い出すことができなくなるため、メイン制御回路23は、システムが正常であるにも拘らず、タイムアウトエラーと判定してしまう。この対策として、賞球払出監視時間を十分に長く設定すると、球詰まり等によって賞球払出動作が正常に行われなくなっても、それを早期に検出することができなくなってしまう。

0005

本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、複数の払出指令回路から払出指令がほぼ同時期に発生した場合に、払出動作の待ち時間を短くすることができ、正常なシステムでタイムアウトエラーが発生することを防止できると共に、実際に異常が発生した場合には、それを早期に検出することができるパチンコ機の払出制御装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本発明の請求項1のパチンコ機の払出制御装置では、払出制御回路は、複数の払出指令回路からの払出指令をほぼ同時期に受信したときに、同一の払出指令回路からの複数回の払出指令による複数回の払出動作を連続して行うことを禁止し、複数の払出指令回路からの払出指令による払出動作を順番に処理する。このようにすれば、複数の払出指令回路から払出指令がほぼ同時期に発生した場合に、払出動作の待ち時間を従来よりも大幅に短くすることができる。このため、払出監視時間を比較的短めに設定しても、その払出監視時間内に払出動作を確実に終了させることができ、正常なシステムでタイムアウトエラーが発生することを防止できると共に、実際に異常が発生した場合には、それを早期に検出することができる。

0007

この場合、複数の払出指令回路からの払出指令による払出動作を1回ずつ順番に処理するようにしても良いが、請求項2のように、払出制御回路に、各々払出動作を所定期間許容する払出監視時間を設け、複数の払出指令回路からの払出指令をほぼ同時期に受信したときに、一つの払出動作終了後に他の払出指令回路からの複数回の払出指令による複数回の払出動作を、前記払出監視時間を越えない範囲で連続して行うことを可能にした構成としても良い。このようにしても、上記請求項1と同様の作用効果を得ることができる。

0008

また、請求項3のように、払出制御回路は、1つの払出指令回路から受信した払出指令による払出動作の実行中に他の払出指令回路から払出指令を受信したときには、当該他の払出指令回路からの払出指令による払出動作を終了するまで、前記1つの払出指令回路が次の払出指令を送信するのを禁止するようにしても良い。このようにすれば、複数の払出指令回路からの払出指令をほぼ同時期に受信したときに、1つの払出指令回路から複数回の払出指令が連続して送信されることを防止でき、1つの払出指令回路からの払出指令によって複数回の払出動作が連続することを防止できる。

0009

本発明をCR機の払出制御装置に適用する場合は、請求項4のように、払出制御回路は、貸球の払出動作の実行中に賞球の払出指令(賞球コマンド)を受信したときは、該賞球の払出動作を終了してから球貸許可指令を貸球払出指令回路(カードユニット)に出力し、貸球の払出動作の実行中に賞球の払出指令を受信しないときは、貸球の払出動作終了直後に球貸許可指令を貸球払出指令回路に出力し、該貸球払出指令回路は、球貸許可信号を受信するまで、次の貸球の払出指令の送信が禁止される構成としても良い。このようにすれば、貸球の払出動作の実行中に賞球の払出指令を受信したときに、貸球払出指令回路への球貸許可指令の送信を賞球の払出動作終了まで遅らせるという簡単な方法で、貸球の払出動作と賞球の払出動作を交互に行わせることができ、賞球の払出動作の待ち時間を大幅に短くすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の一実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。まず、図2に基づいてパチンコ機11の裏面側の概略構成を説明する。パチンコ機11の裏面上部には、パチンコ球を貯溜する球タンク12が設けられ、この球タンク12には、そこから流れ出るパチンコ球を整列状態流下させるタンクレール13が接続されている。このタンクレール13の下端には、球供給路14が設けられ、その球供給路14の下端部に、パチンコ球払出装置15が接続されている。

0011

パチンコ球払出装置15の下流側の球流路は、賞球流下路16と貸球流下路17とに分岐され、その分岐部には流路切換装置18が設けられている。この流路切換装置18は、賞球払出時に球流路を賞球流下路16に切り換え、貸球払出時に球流路を貸球流下路17に切り換える。賞球流下路16には、賞球の通過を検出する賞球センサ19が設けられ、貸球流下路17には、貸球の通過を検出する貸球センサ20が設けられている。

0012

また、図1に示すように、パチンコ機11には、パチンコ機11の各種装置を制御するメイン制御回路23と、パチンコ球払出装置15を制御する払出制御回路24と、球貸用のプリペイドカードの記録情報を読み取るためのカードユニット22とが設けられている。メイン制御回路23は、賞球センサ19の出力信号を取り込んで、賞球の払出数をカウントすると共に、入賞球センサ21の出力信号を取り込み、入賞球に応じて賞球コマンドを払出制御回路24へ送信する。

0013

一方、払出制御回路24は、メイン制御回路23からの賞球コマンドを受信したときや、カードユニット22からの球貸要求信号BRQを受信したときに、パチンコ球払出装置15を駆動して賞球や貸球を払い出す。この払出制御回路24は、賞球センサ19と貸球センサ20の出力信号を取り込んで、賞球と貸球の払出数をカウントすると共に、貸球の払出動作を制御するために、カードユニット22へ球貸許可信号EXSと台側受付信号PRDYを送信する。遊技者がカードユニット22にプリペイドカードに挿入して球貸操作を行ったときには、カードユニット22からカードユニット受付信号BRDYと球貸要求信号BRQを払出制御回路24へ送信する。

0014

これらメイン制御回路23、払出制御回路24及びカードユニット22は、図3乃至図5タイムチャートに示すようにパチンコ球払出装置15の払出動作を制御する。図3図5のタイムチャートにおいて、カードユニット受付信号BRDY、球貸要求信号BRQ、球貸許可信号EXS、台側受付信号PRDYは、いずれも負論理の信号である。

0015

カードユニット22から払出制御回路24に送信するカードユニット受付信号BRDYは、カードユニット22にプリペイドカードに挿入して球貸操作を行ったときに、ローレベルに反転し、球貸中であることを払出制御回路24に知らせる。例えば、300円分の貸球を払い出す場合は、300円分の貸球の払出動作が終了するまで、カードユニット受付信号BRDYは、ローレベル(球貸中)に維持される。

0016

また、球貸要求信号BRQは、信号の立ち下がりタイミングで貸球の払出を払出制御回路24に要求し、その後の信号の立ち上がりタイミングで貸球の払出動作を開始させる。球貸要求信号BRQは、1回の球貸要求で100円分(例えば25個)の貸球の払出を要求する。従って、例えば300円分の貸球を払い出す場合は、球貸要求信号BRQは、ローレベルに3回反転し、3回の球貸要求を出す。尚、球貸要求信号BRQの立ち上がりタイミング(貸球の払出開始タイミング)は、球貸許可信号EXSがローレベル(球貸要求了解)に反転した直後である。

0017

一方、払出制御回路24からカードユニット22に送信する球貸許可信号EXSは、球貸要求信号BRQがローレベル(球貸要求)に反転してから実際に貸球の払出動作が可能な状態になったときに、ローレベルに反転し、カードユニット22に球貸要求を了解したことを知らせる。この球貸許可信号EXSは、貸球払出動作の終了後にハイレベル復帰してカードユニット22に貸球払出が完了したことを知らせる。但し、後述する図5の例のように、貸球払出動作の実行中に賞球コマンドを受信したときは、貸球及び賞球の払出動作を終了してから、球貸許可信号EXSがハイレベル(球貸完了)に復帰する。

0018

また、台側受付信号PRDYは、ローレベル/ハイレベルによってシステムの正常/異常をカードユニット22に知らせる。台側受付信号PRDYがハイレベル(システム異常)のときは、カードユニット22の球貸操作は禁止される。

0019

次に、これら各信号による賞球/貸球の払出動作の制御方法を説明する。払出制御回路24は、カードユニット受付信号BRDYがローレベル(球貸中)の期間中に賞球コマンドを受信しない場合は、図3に示すように、球貸要求信号BRQに応じて貸球の払出動作のみを次のようにして連続して行う。遊技者がカードユニット22にプリペイドカードに挿入して球貸操作を行うと、カードユニット受付信号BRDYがローレベル(球貸中)に反転し、その直後に、球貸要求信号BRQがローレベルに反転して貸球の払出を払出制御回路24に要求し、それに応じて、球貸許可信号EXSがローレベルに反転してカードユニット22に球貸要求を了解したことを知らせる。この直後に、球貸要求信号BRQがハイレベルに復帰して貸球の払出動作を開始する。1回の球貸要求で100円分(例えば25個)の貸球を払い出し、この払出動作を終了した時点で球貸許可信号EXSがハイレベル(貸球完了)に復帰する。以後、上述した動作を金額分の回数だけ繰り返し、全ての貸球の払出動作が終了した時点でカードユニット受付信号BRDYがハイレベル(非球貸時の状態)に復帰する。

0020

カードユニット22は、球貸要求信号BRQがローレベル(球貸要求)に反転してから所定の球貸要求了解監視時間T1以内に、球貸許可信号EXSがローレベル(球貸要求了解)に反転したか否かを判定する。もし、球貸要求了解監視時間T1以内に球貸許可信号EXSがローレベルに反転しなければ、タイムアウトエラーとなり、何らかの異常があると判断して、適宜のエラー処理を実行する。

0021

また、カードユニット22は、球貸要求信号BRQの立ち上がりタイミング(貸球の払出開始タイミング)から所定の貸球払出監視時間T2以内に、球貸許可信号EXSがハイレベル(球貸完了)に反転したか否かを判定する。もし、貸球払出監視時間T2以内に球貸許可信号EXSがハイレベルに反転しなければ、タイムアウトエラーとなり、球詰り等、何らかの異常があると判断して、適宜のエラー処理を実行する。

0022

一方、払出制御回路24は、カードユニット受付信号BRDYがハイレベルの時(非球貸時)に賞球コマンドを受信すると、図4に示すように賞球の払出動作を実行する。例えば、n個(n≦25)の賞球払出を指示する賞球コマンドを1回受信した場合は、n個分だけパチンコ球払出装置15を駆動する。また、m個の賞球払出を指示する賞球コマンドを2回連続で受信した場合、つまり賞球の払出個数が2m個(25個以下)の場合は、2m個分だけパチンコ球払出装置15を駆動する。1回の払出動作で払い出す賞球の払出数を、例えば25個以下とすると、図4の例のように、15個の賞球払出を指示する賞球コマンドを3回連続で受信した場合(賞球の払出数が45個の場合)は、1回目の払出動作で25個の賞球を払い出した後、2回目の払出動作で残り20個の賞球を払い出す。

0023

賞球払出動作中は、メイン制御回路23が賞球センサ19の出力信号を取り込んで、賞球の払出数をカウントし、賞球コマンドを送信し終えてから所定の賞球払出監視時間T3以内に、賞球コマンドで要求した賞球数が払い出されたか否かを判定する。もし、賞球払出監視時間T3以内に要求した賞球数の払出動作が終了しなければ、タイムアウトエラーとなり、球詰り等、何らかの異常があると判断して、適宜のエラー処理を実行する。一方、賞球払出監視時間T3以内に要求した賞球数の払出動作が終了した場合は、賞球が正常に払い出されたと判断する。尚、賞球を複数回の払出動作で払い出す場合は、1回の払出動作毎に賞球払出監視時間T3を設定するようにしても良い。

0024

また、払出制御回路24は、カードユニット受付信号BRDYがローレベル(球貸中)の期間中に賞球コマンドを受信した場合は、図5に示すように、貸球の払出動作と賞球の払出動作を交互に行う。図5のように、カードユニット受付信号BRDYがローレベル(球貸中)に反転するのと同時に賞球コマンドを受信すると、払出制御回路24は、まず、賞球の払出動作を行い、その賞球払出動作の終了後に、球貸許可信号EXSをローレベルに反転させてカードユニット22に球貸要求を了解したことを知らせる。この直後に、球貸要求信号BRQをハイレベルに復帰させて1回目の貸球の払出動作を開始する。

0025

1回目の貸球の払出動作の実行中に、賞球コマンドを受信すると、1回目の貸球の払出動作を終了しても、球貸許可信号EXSをハイレベル(球貸完了)に反転させず、球貸許可信号EXSをローレベルに維持する。これにより、1回目の貸球の払出動作の終了後に、カードユニット22が2回目の球貸要求を出力すること(球貸要求信号BRQのローレベルへの反転)を禁止し、賞球の払出動作を開始する。その後、賞球の払出動作を終了した時点で、球貸許可信号EXSをハイレベル(球貸完了)に反転させる。

0026

これにより、カードユニット22は、2回目の球貸要求が可能な状態になるため、2回目の球貸要求があれば、球貸要求信号BRQをローレベルに反転させて2回目の貸球の払出を払出制御回路24に要求し、それに応じて、球貸許可信号EXSがローレベルに反転してカードユニット22に球貸要求を了解したことを知らせた直後に、球貸要求信号BRQがハイレベルに復帰して2回目の貸球の払出動作を開始する。

0027

2回目の貸球の払出動作の実行中に、賞球コマンドを受信しなければ、2回目の貸球払出動作の終了後に、球貸許可信号EXSがハイレベル(貸球完了)に復帰し、3回目の球貸要求があれば、2回目と同様の方法で3回目の貸球の払出動作を開始する。3回目の球貸要求が最後の球貸要求であれば、3回目の貸球の払出動作が終了して球貸許可信号EXSがハイレベル(貸球完了)に復帰した後にカードユニット受付信号BRDYがハイレベルに復帰する。

0028

尚、2回目の貸球の払出動作の実行中に、賞球コマンドを受信すれば、2回目の貸球の払出動作の終了後に賞球の払出動作を行ってから3回目の貸球の払出動作を行う。

0029

以上説明した本実施形態では、払出制御回路24は、貸球の払出動作の実行中に、賞球コマンドを受信すると、貸球の払出動作を終了しても、球貸許可信号EXSをハイレベル(球貸完了)に反転させず、球貸許可信号EXSをローレベルに維持するようにしたので、貸球及び賞球の払出動作を終了するまで、カードユニット22が次の球貸要求を出力すること(球貸要求信号BRQのローレベルへの反転)が禁止される。これにより、貸球の払出動作の実行中に賞球コマンドを受信したときに、貸球の払出動作と賞球の払出動作を交互に行わせることができ、賞球の払出動作の待ち時間を大幅に短くすることができる。このため、賞球払出監視時間T3を比較的短めに設定しても、その賞球払出監視時間T3以内に払出動作を確実に終了させることができ、正常なシステムでタイムアウトエラーが発生することを防止できると共に、実際に異常が発生した場合には、それを早期に検出することができる。

0030

尚、本実施形態では、1回の球貸要求で25個を払い出すようにしたが、これ以外の個数であっても良い。

0031

また、本実施形態では、払出制御回路24に払出指令を送信する払出指令回路は、カードユニット22とメイン制御回路23であったが、これ以外の払出指令回路が設けられていても良く、3つ以上の払出指令回路から払出指令を払出制御回路24に送信するシステムに対しても、本発明を適用して実施することができ、要は、複数の払出指令回路からの払出指令をほぼ同時期に受信したときに、同一の払出指令回路からの複数回の払出指令による複数回の払出動作を連続して行うことを禁止し、複数の払出指令回路からの払出指令による払出動作を順番に処理するようにすれば良い。

0032

また、本実施形態では、貸球払出動作と賞球払出動作とを1回ずつ交互に行わせるようにしたが、貸球払出監視時間のうち、所定の貸球払出動作を終了した後の余り時間内で賞球払出動作を2回以上連続して行うようにしたり、同様に、賞球払出監視時間のうち、所定の賞球払出動作を終了した後の余り時間内で貸球払出動作を2回以上連続して行うようにしても良い。

発明の効果

0033

以上の説明から明らかなように、本発明の請求項1,2のパチンコ機の払出制御装置によれば、複数の払出指令回路からの払出指令をほぼ同時期に受信したときに、複数の払出指令回路からの払出指令による払出動作を順番に処理するようにしたので、払出動作の待ち時間を従来よりも大幅に短くすることができ、正常なシステムでタイムアウトエラーが発生することを防止できると共に、実際に異常が発生した場合には、それを早期に検出することができる。

0034

また、請求項3では、1つの払出指令回路から受信した払出指令による払出動作の実行中に他の払出指令回路から払出指令を受信したときに、当該他の払出指令回路からの払出指令による払出動作を終了するまで、1つの払出指令回路が次の払出指令を送信するのを禁止するようにしたので、複数の払出指令回路からの払出指令をほぼ同時期に受信したときに、1つの払出指令回路から複数回の払出指令が連続して送信されることを防止でき、複数の払出指令回路からの払出指令による払出動作を順番に処理することができる。

0035

また、請求項4では、貸球の払出動作の実行中に賞球の払出指令(賞球コマンド)を受信したときに、貸球及び賞球の払出動作を終了してから球貸許可指令を貸球払出指令回路(カードユニット)に出力するようにしたので、CR機の払出制御装置に対して本発明を容易に適用することができる。

図面の簡単な説明

0036

図1本発明の一実施形態の払出制御装置の電気的構成を示すブロック図
図2パチンコ機の背面図
図3賞球コマンドを受信しないときの貸球払出制御を説明するためのタイムチャート
図4貸球の払出動作を行わないときの賞球払出制御を説明するためのタイムチャート
図5払出制御回路が球貸要求信号と賞球コマンドをほぼ同時期に受信したときの貸球/賞球払出制御を説明するためのタイムチャート
図6従来の貸球/賞球払出制御を説明するためのタイムチャート

--

0037

11…パチンコ機、15…パチンコ球払出装置、19…賞球センサ、20…貸球センサ、21…入賞球センサ、22…カードユニット(払出指令回路)、23…メイン制御回路(払出指令回路)、24…払出制御回路。

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