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技術 液体容器用の注出口栓

出願人 原化成株式会社大倉工業株式会社
発明者 原琢磨
出願日 1999年12月14日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 1999-354950
公開日 2001年6月26日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2001-171715
状態 特許登録済
技術分野 容器の蓋
主要キーワード 破断速度 尖端形状 液体充填容器 破断方向 固着一体化 液体容器用 プルリング 取付口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年6月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

薄肉脆弱線で囲まれたプルリング付き閉鎖部材を備えた注出口栓において、プルリングの引っ張り力を有効に薄肉脆弱線に伝達できるようにすること

解決手段

破断終了側の閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力破断開始側より大きくしたこと

概要

背景

概要

薄肉脆弱線で囲まれたプルリング付き閉鎖部材を備えた注出口栓において、プルリングの引っ張り力を有効に薄肉脆弱線に伝達できるようにすること

破断終了側の閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力破断開始側より大きくしたこと

目的

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
8件

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請求項1

薄肉脆弱線で囲まれたプルリング付き閉鎖部材を備えた注出口栓において、破断終了側の閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力破断開始側より大きくした注出口栓。

請求項2

破断開始側から破断終了側に向かって閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力を徐々に大きくした請求項1に記載の注出口栓。

請求項3

破断中間点から破断終了点の間における閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力を大きくした請求項1に記載の注出口栓。

請求項4

閉鎖部材の肉厚を大きくして曲げに対する抵抗力を大きくした請求項1、2又は3に記載の注出口栓。

請求項5

凸条破断方向と平行に並列させて肉厚を大きくした請求項4に記載の注出口栓。

技術分野

0001

本発明は、薄肉脆弱線で囲まれたプルリング付き閉鎖部材を備えた注出口栓に関するもので、液体充填容器等において使用される。

0002

この種の液体容器用の注出口栓としては、例えば特開平8−85562号公報に開示のものが知られている。この公知技術は、閉鎖部材の開封性を良くするために、開口予定部の径方向に対向する薄肉部の略環状ライン尖端部を連設させる構成を採用している。この構成の注出口栓では、閉鎖部材の破断開始部と破断終了部とを尖端形状にしておくと最初と最後だけは破断を容易に行える。しかしながら、閉鎖部材を破断していくと、破断終了部の手前の位置では閉鎖部材の反りが大きくなって破断速度極端に低下する現象が起こることになる。これは、プルリングを引っ張る力が薄肉部の破断と閉鎖部材面の反りとに分散して、薄肉へ有効に伝達されていないことを意味している。閉鎖部材を除去するためにはより大きな引っ張り力を与えなければならず、往々にして閉鎖部材を除去した瞬間に液体が開口部から飛散してしまう不都合がある。

0003

本発明は、薄肉脆弱線で囲まれたプルリング付き閉鎖部材を備えた注出口栓において、プルリングの引っ張り力を有効に薄肉脆弱線に伝達できるようにすることを課題としたものである。

0004

この技術的課題を解決するため第一の技術的手段は、破断終了側の閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力を破断開始側より大きくしたこと、である。第二の技術的手段は、破断開始側から破断終了側に向かって閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力を徐々に大きくしたことであり、第三の技術的手段は破断中間点から破断終了点の間における閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力を大きくしたことである。

0005

閉鎖部材の破断開始部では、プルリングに付与した引っ張り力がそのまま伝達されるため、容易に薄肉脆弱部を破断することができる。そのまま引っ張っていくと、引き上げられながら閉鎖部材は徐々に傾斜していくが、破断部が徐々に大きくなるにつれて閉鎖部材面の曲げに対する抵抗力が大きくなるため、プルリングに同じ力を与えていても閉鎖部材が不必要に曲がることがなく、引っ張り力は閉鎖部材面へ分散することなく、有効に薄肉脆弱部へ伝達されることになる。

0006

閉鎖部材破断部が徐々に大きくなるにつれて閉鎖部材が曲がろうとするため、閉鎖部材の曲げに対する抵抗力を破断開始側から破断終了側に向かって徐々に大きくしておくことによって、閉鎖部材の必要以上の曲げを防止でき、有効に薄肉脆弱部に伝達することができる。また、破断終了部の手前の位置で閉鎖部材の反りが大きくなることを案すると、閉鎖部材の曲げに対する抵抗力を破断中間点から破断終了点の間において大きくしておくことによって、引っ張り力は閉鎖部材面へ分散させずに有効に薄肉脆弱部へ伝達させることができる。

0007

閉鎖部材の抵抗力は、閉鎖部材の肉厚を大きくすることによって大きくすることができる。この場合、模様状に厚肉部を設けても良いし、凸条破断方向と平行に並列させることによって肉厚を大きくする構成を採用しても良い。なお、この肉厚は閉鎖部材の表面側を厚くしてもよいし、裏面側を厚くしても良い。

0008

プルリングの引っ張り力を有効に薄肉脆弱線に伝達できる結果、閉鎖部材の開封性が高められる利点がある。また、破断終了側で引っ張り力を大きくする必要がないため、開封時に液体が飛散するおそれもない。

0009

図1は注出口栓1の平面図、図2はその底面図、図3容器10の口部に取り付けた注出口栓の断面を示したものである。注出口栓1は、合成樹脂によって構成されており、下端部に設けたフランジ11から突出させた側壁12、12の間に容器10の取付口部を装入させて固着一体化させている。この実施形態では、注出口栓1の内側を傾斜させた膜体2で閉塞させてあり、その膜体2の中央部に環状の薄肉脆弱部4で囲んだ閉鎖部材3を配置している(図3参照)。

0010

閉鎖部材3は最も低い位置(図3では右側)に破断開始部5を高い位置(図3では左側)に破断終了部6を配置し、破断開始部5側から突設させた支持片7にプルリング8を一体的に設けている。破断開始部5と破断終了部6とは、薄肉脆弱部4を尖端状に形成してあって(図2参照)、プルリング8を引っ張ると容易に薄肉脆弱部4が破断できるようになっている。閉鎖部材3の裏面側には、破断中間点から破断終了部6にかけて細幅の凸条9を破断方向と平行に並列させて設けてあって、その部分で閉鎖部材3の肉厚が厚く構成されている。したがって、プルリング8を引っ張って破断された薄肉脆弱部4がその中間点を通過すると、閉鎖部材3の曲げに対する抵抗力が大きくなってその部分が突っ張って曲がり難くなり(図4参照)、プルリング8の引っ張り力がそのまま薄肉脆弱部4に伝達されてその破断が円滑に進むことになる。

0011

この実施形態では閉鎖部材3が傾斜状態にあるため、閉鎖部材3の裏面に付着せんとする液体を容器内に流下させて閉鎖部材を破断できる。また、破断途中にある閉鎖部材3は膜体2との角度が、従来の水平な膜体における場合よりも大きくなるため、プルリング8を横方向に引っ張るだけで容易に閉鎖部材3を取り除くことができる。もちろん、膜体2を水平状態にしたり、或いは図3とは反対に傾斜させて傾斜面の上側から閉鎖部材3を破断させる構成を採用することもできる。前者の場合にはやや斜め上方へプルリング8を引っ張り、後者の場合は閉鎖部材の破断が開始した段階でプルリング8を注出口栓1の外側で斜め下方へ引っ張ることによって、引っ張り力を最も有効に薄肉脆弱部4へ伝達させられる。

0012

なお、上記の実施形態では、閉鎖部材3の破断開始部5及び破断終了部6の双方を尖端形状にしているが、薄肉脆弱部4の破断が容易となるので、薄肉脆弱部4の形状は円弧状のままであっても差し支えない。また、凸条9は、破断開始部5から破断終了部6にかけて全長にわたってその肉厚を徐々に大きくしたものを設けるようにしても良い。

図面の簡単な説明

0013

図1注出口栓の平面図
図2注出口栓の底面図
図3容器に取り付けた注出口栓の断面図
図4閉鎖部材を破断中の注出口栓の断面図

--

0014

1注出口栓、 2膜体、 3閉鎖部材、 4環状の薄肉脆弱部、 5破断開始部6破断終了部、 8プルリング、 9凸条、 10容器

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