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技術 遊技機

出願人 株式会社竹屋
発明者 竹内正博若菜芳生田結誠竹内英勝梁川誠市
出願日 1999年12月21日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 1999-362602
公開日 2001年6月26日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2001-170320
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 壁面状 入力指令信号 マイクロ演算 バネガイド 直接外力 溝通路 センサオフ 縮小入力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年6月26日)のものです。
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図面 (9)

課題

パチンコ機1への放火や悪戯を防止する。

解決手段

パチンコ機1は、賞球払出機構9と、上皿11と、下皿13と、賞球払出機構9が払い出した賞品球17を上皿11と下皿13とに排出する遊技媒体通路3と、ダンパ開制御装置5と、隔壁部材としてのダンパ15と、これらを指示する構造体19とを備えている。ダンパ15は、通常は下降しており、遊技者が下皿ダンパ開スイッチ121を押したときと、下皿遊技媒体通路23に賞品球が貯まった場合に、上昇する。ダンパ15が下降していることで、下皿13から異物を入れたり、悪戯をしたりすることを防止する。

概要

背景

概要

パチンコ機1への放火や悪戯を防止する。

パチンコ機1は、賞球払出機構9と、上皿11と、下皿13と、賞球払出機構9が払い出した賞品球17を上皿11と下皿13とに排出する遊技媒体通路3と、ダンパ開制御装置5と、隔壁部材としてのダンパ15と、これらを指示する構造体19とを備えている。ダンパ15は、通常は下降しており、遊技者が下皿ダンパ開スイッチ121を押したときと、下皿遊技媒体通路23に賞品球が貯まった場合に、上昇する。ダンパ15が下降していることで、下皿13から異物を入れたり、悪戯をしたりすることを防止する。

目的

従来、遊技機は、パチンコ玉メダルコインなどの遊技媒体を遊技者に賞品として提供する遊技媒体通路を備えている。この遊技媒体通路は、遊技機の内部に備えられている遊技媒体払出機構と、遊技者の手元遊技媒体受皿との間を連絡する。これにより、遊技の結果、賞品として遊技機から払い出された遊技媒体が、遊技機から排出されて、遊技者の手元に提供される。

ところで、遊技機は、遊技の結果、景品を提供するものであるため、遊技者が遊技に負けた場合には、期待した遊技媒体を手に入れることが出来ず、遊技者の気分を害することがある。この様に遊技に負けた遊技者の中に、希に遊技機に八つ当たりをして、遊技媒体受皿から異物を遊技媒体通路に突っ込んで、遊技機の内部を破損させたり、遊技媒体通路にティッシュペーパを突っ込んで火を付け、遊技機を焼損させるものがいる。

この様に遊技機が破損させられたり焼損させられたりすると、甚大な被害被ることになる。そこで、本発明では、遊技媒体受皿から遊技機の内部に対して行われる破損や焼損を招く行為を防止することが出来る遊技機の提供を目的にする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

遊技媒体遊技者側に排出する遊技媒体通路と、上記遊技媒体通路から排出された遊技媒体を受ける遊技媒体受皿とを備えた遊技機において、上記遊技媒体通路と上記遊技媒体受皿との間に隔壁を設ける隔壁部材と、上記隔壁に遊技媒体の通路を構成する通路構成手段とを備えることを特徴とする遊技機。

請求項2

上記遊技媒体通路に排出された遊技媒体の量に応じて上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを制御する通路制御手段を加えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。

請求項3

上記通路制御手段が上記遊技媒体通路に排出された遊技媒体の量が所定以下の場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを上記隔壁に遊技媒体が1個ずつ通過する大きさに制御することを特徴とする請求項2記載の遊技機。

請求項4

上記通路制御手段が上記遊技機が大当たりの場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを拡大する制御を行うことを特徴とする請求項2、又は請求項3記載の遊技機。

請求項5

上記通路構成手段が構成する通路が、上記遊技媒体通路、上記隔壁部材、または上記遊技媒体通路と上記隔壁部材との間に形成された曲線状溝であることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の遊技機。

請求項6

上記遊技媒体通路の遊技媒体を検出する遊技媒体検出手段と、上記遊技媒体検出手段が遊技媒体を検出した場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路を大きくすることを指令する通路拡大指令信号を出力する通路拡大指令手段とを加え、上記通路制御手段を上記通路拡大指令手段が通路拡大指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを拡大するとしたことを特徴とする請求項2ないし請求項5記載の遊技機。

請求項7

上記遊技媒体検出手段が遊技媒体の検出を行っていない場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路を小さくすることを指令する通路縮小指令信号を出力する通路縮小指令手段を加え、上記通路制御手段が上記通路縮小指令手段が通路縮小指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを縮小することを特徴とする請求項6記載の遊技機。

請求項8

上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを検出する通路状態検出手段と、上記通路制御手段が制御する上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを入力する通路制御状態検出手段と、上記通路状態検出手段が入力した通路の大きさと、上記通路制御状態検出手段が入力した通路の大きさとを対比して、両通路の大きさ間に差がある場合に、異常信号を出力する通路制御異常信号出力手段とを加えたことを特徴とする請求項2ないし請求項7記載の遊技機。

請求項9

上記通路制御異常信号出力手段が異常信号を出力した場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路の拡大と、縮小とを指令する通路拡大縮小指令信号を出力する通路拡大縮小指令手段とを加え、上記通路制御手段が上記通路拡大縮小指令手段が通路拡大縮小指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを拡大、縮小することを特徴とする請求項8記載の遊技機。

請求項10

上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさの拡大を求める拡大指令を入力する拡大指令入力手段と、上記拡大指令入力手段が通路の大きさの拡大を求める拡大指令を入力した場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路を大きくすることを指令する通路拡大入力指令信号を出力する通路拡大入力指令手段とを加え、上記通路制御手段が上記通路拡大入力指令手段が通路拡大入力指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを拡大することを特徴とする請求項2ないし請求項9記載の遊技機。

請求項11

上記拡大指令入力手段が上記拡大指令の入力を行っていない場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路を小さくすることを指令する通路縮小入力指令信号を出力する通路縮小入力指令手段を加え、上記通路制御手段が上記通路縮小入力指令手段が通路縮小入力指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを縮小することを特徴とする請求項10記載の遊技機。

請求項12

上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路が、上記隔壁部材を移動させることによって構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項11記載の遊技機。

請求項13

上記隔壁部材に外部から加えられる力を検出する外力検出手段と、上記外力検出手段が外部から加えられた力を検出した場合に、警告信号を出力する警告信号出力手段とを加えたことを特徴とする請求項1ないし請求項12記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ機パチスロ機などの遊技を提供する遊技機の構造に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

従来、遊技機は、パチンコ玉メダルコインなどの遊技媒体遊技者賞品として提供する遊技媒体通路を備えている。この遊技媒体通路は、遊技機の内部に備えられている遊技媒体払出機構と、遊技者の手元遊技媒体受皿との間を連絡する。これにより、遊技の結果、賞品として遊技機から払い出された遊技媒体が、遊技機から排出されて、遊技者の手元に提供される。

0003

ところで、遊技機は、遊技の結果、景品を提供するものであるため、遊技者が遊技に負けた場合には、期待した遊技媒体を手に入れることが出来ず、遊技者の気分を害することがある。この様に遊技に負けた遊技者の中に、希に遊技機に八つ当たりをして、遊技媒体受皿から異物を遊技媒体通路に突っ込んで、遊技機の内部を破損させたり、遊技媒体通路にティッシュペーパを突っ込んで火を付け、遊技機を焼損させるものがいる。

0004

この様に遊技機が破損させられたり焼損させられたりすると、甚大な被害被ることになる。そこで、本発明では、遊技媒体受皿から遊技機の内部に対して行われる破損や焼損を招く行為を防止することが出来る遊技機の提供を目的にする。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するための手段として、請求項1の発明の遊技機は、遊技媒体を遊技者側に排出する遊技媒体通路と、上記遊技媒体通路から排出された遊技媒体を受ける遊技媒体受皿とを備えた遊技機において、上記遊技媒体通路と上記遊技媒体受皿との間に隔壁を設ける隔壁部材と、上記隔壁に遊技媒体の通路を構成する通路構成手段とを備えることを要旨とする。

0006

これにより、隔壁部材が遊技媒体通路と遊技媒体受皿との間に隔壁を設けて、遊技媒体受皿から遊技媒体通路に異物を突っ込んだり、ティッシュペーパを突っ込んだりすることを阻止する。又、遊技媒体通路に排出された遊技媒体は、通路構成手段が隔壁に構成した通路を通って、遊技媒体通路から遊技媒体受皿に受けられる。

0007

従って、遊技機の内部への悪戯の阻止機能と、遊技媒体の排出機能とを揃って達成することが出来るという極めて優れた効果を奏する。上記課題を解決するための手段として、請求項2の発明の遊技機は、上記遊技媒体通路に排出された遊技媒体の量に応じて上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを制御する通路制御手段を加えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機を要旨とする。

0008

これにより、隔壁部材が遊技媒体通路と遊技媒体受皿との間に隔壁を設けて、遊技媒体受皿から遊技媒体通路に異物を突っ込んだり、ティッシュペーパを突っ込んだりすることを阻止する。又、遊技媒体通路に排出された遊技媒体は、通路構成手段が隔壁に構成した通路を通って、遊技媒体通路から遊技媒体受皿に受けられるが、この通路の大きさは、通路制御手段が遊技媒体の通路に排出された遊技媒体の量に応じて制御する。例えば、遊技媒体通路に排出される遊技媒体の量が皆無の場合には、通路を閉状態にし、大当たりなどのように遊技媒体通路に遊技媒体が大量に排出される場合や遊技媒体通路に遊技媒体が貯まった場合には、通路を大きく開放する。

0009

従って、遊技機の内部への悪戯の阻止機能と、スムースな遊技媒体の排出機能とを揃って達成することが出来るという極めて優れた効果を奏する。上記課題を解決するための手段として、請求項3の発明の遊技機は、上記通路制御手段が上記遊技媒体通路に排出された遊技媒体の量が所定以下の場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを上記隔壁に遊技媒体が1個ずつ通過する大きさに制御することを特徴とする請求項2記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0010

これにより、例えば、打ち損ねた遊技球が遊技媒体受皿に戻って来る場合のように、1個ずつ遊技媒体通路から遊技球が排出される場合に、戻ってきた遊技球だけが通される分だけ隔壁が開けられ、遊技機の内部への悪戯を防止し、しかもこの状態で、戻ってきた遊技球は隔壁から通過に何の妨害を受けることなく遊技媒体受皿に受けられる。

0011

この結果、遊技機の内部への悪戯の阻止機能と、通常の遊技時のスムースな遊技媒体の排出機能とを揃って達成することが出来るという極めて優れた効果を奏する。上記課題を解決するための手段として、請求項4の発明の遊技機は、上記通路制御手段が上記遊技機が大当たりの場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを拡大する制御を行うことを特徴とする請求項2、又は請求項3記載の遊技機を要旨とする。

0012

これにより、遊技媒体が短時間に大量に排出されてくる場合に、予め遊技媒体通路を広げておくことが出来る。上記課題を解決するための手段として、請求項5の発明の遊技機は、上記通路構成手段が構成する通路が、上記遊技媒体通路、上記隔壁部材、または上記遊技媒体通路と上記隔壁部材との間に形成された曲線状溝であることを特徴とする請求項1、又は請求項4記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0013

通路が曲線状溝であることにより、遊技媒体は、曲線状溝を通って、隔壁を通過し、遊技媒体通路から遊技媒体受皿に受けられる。遊技媒体受皿から遊技媒体通路へ、例えば紙等の異物を指や棒で挿入しようとした場合には、指や棒が曲線状溝に沿って曲がることが出来ず、異物を遊技媒体通路に達するところまで押し込むことが阻止される。

0014

この結果、遊技機への悪戯の阻止機能を向上することが出来る。上記課題を解決するための手段として、請求項6の発明の遊技機は、上記遊技媒体通路の遊技媒体を検出する遊技媒体検出手段と、上記遊技媒体検出手段が遊技媒体を検出した場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路を大きくすることを指令する通路拡大指令信号を出力する通路拡大指令手段とを加え、上記通路制御手段を上記通路拡大指令手段が通路拡大指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを拡大するとしたことを特徴とする請求項2ないしは請求項5記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0015

これにより、遊技媒体検出手段が遊技媒体通路の遊技媒体を検出すると、通路拡大指定手段が通路制御手段に、通路拡大指令信号を出力する。これにより、通路制御手段は、通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを大きくする。従って、遊技媒体通路に多くの遊技媒体が排出されてきたり、或いは遊技媒体通路に遊技媒体が貯まってきたりした場合に、通路の大きさが大きくなって、遊技媒体通路に排出されてきた多くの遊技媒体を隔壁によって阻止することなくスムースに通過させたり、或いは遊技媒体通路に貯まった遊技媒体を拡大した通路によって遊技媒体受皿に移動させ易くする。

0016

この結果、遊技媒体を遊技媒体通路から遊技媒体受皿に移動させる機能が向上される。上記課題を解決するための手段として、請求項7の発明の遊技機は、上記遊技媒体検出手段が遊技媒体の検出を行っていない場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路を小さくすることを指令する通路縮小指令信号を出力する通路縮小指令手段を加え、上記通路制御手段が上記通路縮小指令手段が通路縮小指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを縮小することを特徴とする請求項6記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0017

これにより、遊技媒体検出手段が遊技媒体通路から遊技媒体が検出されなくなると、通路縮小指令手段が通路制御手段に、通路縮小指令信号を出力する。これにより、通路制御手段は、通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを縮小する。

0018

従って、遊技媒体通路に多くの遊技媒体が排出されてきたり、或いは遊技媒体通路に遊技媒体が貯まってきたりした場合に、通路の大きさが大きくなって、遊技媒体通路に排出されてきた多くの遊技媒体を隔壁によって阻止することなくスムースに通過させるが、これによって遊技媒体が遊技媒体通路からなくなってしまったら、拡大した通路を速やかに縮小する。

0019

この結果、遊技媒体を遊技媒体通路から遊技媒体受皿に移動させる機能の向上を図った上で、悪戯からの防御機能の向上を図ることが出来る。上記課題を解決するための手段として、請求項8の発明の遊技機は、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを検出する通路状態検出手段と、上記通路制御手段が制御する上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを入力する通路制御状態検出手段と、上記通路状態検出手段が入力した通路の大きさと、上記通路制御状態検出手段が入力した通路の大きさとを対比して、両通路の大きさ間に差がある場合に、異常信号を出力する通路制御異常信号出力手段とを加えたことを特徴とする請求項2ないし請求項7記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0020

これにより、通路状態検出手段が検出した実際の通路の大きさと、通路制御状態検出手段が検出した通路制御手段の制御による通路の大きさとを通路制御異常信号出力手段が対比して、両通路の大きさ間に相異がある場合に、異常信号を出力する。従って、例えば通路制御手段が故障して通路構成手段の制御に異常が生じた場合、通路構成手段が故障して通路の大きさの制御が出来なくなった場合、或いは通路構成手段に対して外部から力が加えられて、通路の大きさが故意に変えられた場合などに、異常信号が出力される。例えば、隔壁部材を上下することで、通路の大きさを可変する通路構成手段の場合に、隔壁部材をこじ開けようとしたり、上がっていた隔壁部材に支柱を立てて、下がらなくした場合に、異常信号が出力されて、例えばホールコンピュータなどの遊技場モニタ装置に異常が知らされる。

0021

この結果、遊技機の異常を検出して報知する機能が向上するという極めて優れた効果を奏する。上記課題を解決するための手段として、請求項9の発明の遊技機は、上記通路制御異常信号出力手段が異常信号を出力した場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路の拡大と、縮小とを指令する通路拡大縮小指令信号を出力する通路拡大縮小指令手段とを加え、上記通路制御手段が上記通路拡大縮小指令手段が通路拡大縮小指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを拡大、縮小することを特徴とする請求項8記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0022

これにより、通路状態検出手段が検出した実際の通路の大きさと、通路制御状態検出手段が検出した通路制御手段の制御による通路の大きさとの間に相異がある場合に、例えば通路制御手段が故障して通路構成手段の制御に異常が生じた場合、通路構成手段が故障して通路の大きさの制御が出来なくなった場合、通路構成手段に対して外部から力が加えられて、通路の大きさが故意に変えられた場合、或いは通路構成手段が通路の大きさを縮小した場合に、遊技媒体が引っかかって、縮小が実行されなっかた場合等に、通路拡大縮小指令手段が通路制御手段に遊技媒体の通路の拡大と縮小とを指令する通路拡大縮小指令信号を出力し、通路制御手段が通路の大きさを拡大、縮小する制御を行う。

0023

従って、例えば、隔壁部材の上下によって、通路の拡大、縮小を行う通路構成手段の場合に、通路制御手段が隔壁部材を下げる制御を行っているにも拘わらず、隔壁部材が遊技部材に引っかかって、下がらなくなっている場合に、通路制御手段が隔壁部材を上下させる動作を行う。このように、隔壁部材を上下することにより、隔壁部材の引っかかりが解消される可能性が生じる。

0024

この結果、通路の大きさの制御に異常が生じた場合に、これを修正して、正常に戻す機能を提供することが出来、遊技機を正常な状態に維持する能力が向上するという極めて優れた効果を奏する。上記課題を解決するための手段として、請求項10の発明の遊技機は、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさの拡大を求める拡大指令を入力する拡大指令入力手段と、上記拡大指令入力手段が通路の大きさの拡大を求める拡大指令を入力した場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路を大きくすることを指令する通路拡大入力指令信号を出力する通路拡大入力指令手段とを加え、上記通路制御手段が上記通路拡大入力指令手段が通路拡大入力指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを拡大することを特徴とする請求項2ないし請求項9記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0025

これにより、拡大指令入力手段が拡大指令を入力すると、通路拡大入力指令手段が通路拡大入力指令信号を通路制御手段に出力し、通路制御手段は、この通路拡大入力指令信号を入力すると、通路を拡大する制御を行う。従って、遊技媒体受皿の近傍に、例えば押しボタンスイッチを設けておくことで、この押しボタンを押す毎に、例えば、隔壁部材の上下によって、通路の拡大、縮小を行う通路構成手段の場合に、通路制御手段が隔壁部材を上げる制御を行うようにすることが出来る。

0026

この結果、例えば遊技者が遊技媒体が遊技媒体通路の奥に残っていないか等を確認したくなった場合に、遊技者の意思で通路を拡大することが可能になる。上記課題を解決するための手段として、請求項11の発明の遊技機は、上記拡大指令入力手段が上記拡大指令の入力を行っていない場合に、上記通路制御手段に遊技媒体の通路を小さくすることを指令する通路縮小入力指令信号を出力する通路縮小入力指令手段を加え、上記通路制御手段が上記通路縮小入力指令手段が通路縮小入力指令信号を出力した場合に、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路の大きさを縮小することを特徴とする請求項10記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0027

これにより、拡大指令入力手段が拡大指令を入力して、通路拡大入力指令手段が通路拡大入力指令信号を通路制御手段に出力し、通路制御手段が、通路を拡大する制御を行った状態で、拡大指令入力手段が拡大指令を入力しなくなると、通路縮小入力指令手段が通路制御手段に通路縮小入力指令信号を出力し、この通路縮小入力指令信号に応じて、通路制御手段が遊技媒体の通路の大きさを縮小する。

0028

従って、例えば遊技媒体受皿の近傍にある、押しボタンスイッチを押すことで、通路制御手段が隔壁部材を上げる制御を行う場合に、押しボタンを押すことを止めると、隔壁部材が下げられる制御が行われる。この結果、隔壁を上げることによる便宜の提供を行うとともに、遊技者の用事が済めば直ぐに隔壁を元に戻すことができ、遊技者の利便性の向上と、悪戯への防御機能の向上とを揃って達成することが出来るという極めて優れた効果を奏する。

0029

上記課題を解決するための手段として、請求項12の発明の遊技機は、上記通路構成手段が構成する遊技媒体の通路が、上記隔壁部材を移動させることによって構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項11記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0030

隔壁部材を移動することで、通路の大きさを変更することが出来、隔壁部材に加えて他に通路の拡大縮小を行うことが出来る機構を設ける必要がなくなり、部品点数の低減を図ることが出来る。上記課題を解決するための手段として、請求項13の発明の遊技機は、上記隔壁部材に外部から加えられる力を検出する外力検出手段と、上記外力検出手段が外部から加えられた力を検出した場合に、警告信号を出力する警告信号出力手段とを加えたことを特徴とする請求項1ないし請求項12記載の遊技機を備えることを要旨とする。

0031

これにより、応力センサ歪みセンサなどの直接外力を検出するもの、又は隔壁の状態から間接的に外力を検出するものなどの外力検出手段が遊技媒体通路と、遊技媒体受皿との間の隔壁を構成する隔壁部材に外部から力が加えられたことを検出し、これが検出されると警報信号出力手段が、警報信号を出力する。

0032

この結果、悪戯を防止するための隔壁部材に悪戯が加えられようとしている場合に、これを警報することが出来、防御機能が向上するという極めて優れた効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0033

次に発明の実施の形態を説明する。図1は、遊技機としてのパチンコ機1の遊技媒体通路3の一部分を破断した切断面の端面図図2は、パチンコ機1の正面図、図3は、遊技媒体通路3の平面図、図4は遊技媒体通路3の切断面の端面図、図5は、通路制御手段としてのダンパ開制御装置5のブロック図である。

0034

パチンコ機1は、図2に示すように、パチンコ遊技を提供する遊技盤7と、パチンコ遊技の結果の遊技媒体としての賞品球17を払い出す賞球払出機構9と、遊技媒体受皿としての上皿11と、下皿13と、賞球払出機構9が払い出した賞品球17を上皿11と下皿13とに排出する遊技媒体通路3と、ダンパ開閉制御装置5と、隔壁部材としてのダンパ15と、これらを支持する構造体19とを備えている。

0035

遊技媒体通路3は、図1に示すように、賞球払出機構9と、上皿11及び下皿13との間を連絡する賞品球17の通路であって、賞球払出機構9から払い出された賞品球17を上皿11に導く上皿遊技媒体通路21と、上皿遊技媒体通路21から溢れた賞品球17を下皿13に導く下皿遊技媒体通路23とから構成されている。

0036

下皿遊技媒体通路23は、上皿遊技媒体通路21の溢流口33から溢れ出た賞品球17を、溢流通路35を介して受け取って、下皿13に導く形状に構成されている。上記上皿遊技媒体通路21及び上皿11と、下皿遊技媒体通路23及び下皿13とは、構造体19によって支持されている。

0037

下皿遊技媒体通路23と、下皿13との間には、ダンパ15を上下動させるダンパ開閉機構41が設置されている。ダンパ開閉機構41は、上皿遊技媒体通路21と、下皿遊技媒体通路23との間の構造体19に取り付けられている。ダンパ開閉機構41を支持する構造体19は、下皿13側の前面構造体43と、下皿遊技媒体通路23側の中構造体45と、前面構造体43と中構造体45との間を連絡する間仕切り構造体47とから構成されている。前面構造体43は、上皿11から下皿13方向に向かって壁面状に構成され、下端49と下皿13との間に、遊技媒体出口51を有している。

0038

中構造体45は、下皿遊技媒体通路23の通路壁をも構成するものであって、下端53と下皿遊技媒体通路23との間に、遊技媒体通過口55を有している。これにより、溢流通路35を落下してきた賞品球17は、遊技媒体通過口55を経由して、遊技媒体出口51から下皿13に排出される。

0039

間仕切り構造体47は、ダンパ開閉機構41を保持するものであって、中央に開口57を有し、開口57の近傍で、かつ上面65にモータ59と、ガイドローラ61と、外力検出手段としてのダンパ開センサ63とが取り付けられている。又、間仕切り構造体47の開口57を挟んで形成された円孔71、73には、円柱状のバネガイド67、69が挿入されている。バネガイド67、69は、フランジ75、77を備えている。フランジ75、77は、外形が円孔71、73の穴径より大きく、バネガイド67、69が円孔71、73より抜け落ちることを防止する。

0040

間仕切り構造体47上に取り付けられているモータ59の回転軸には、駆動ピニオン81が取り付けられている。駆動ピニオン81と、ガイドローラ61とは、開口57を挟んだ位置に配設され、これら駆動ピニオン81と、ガイドローラ61との間に、ラック83が介装されている。これにより、モータ59が駆動されて駆動ピニオン81が矢印YA方向に回転すると、この回転に伴って、ラック83が矢印YB方向に上昇する。又、駆動ピニオン81が矢印YAとは反対方向に回転すると、ラック83は、矢印YBとは反対方向に下降する。

0041

ラック83は、下端にフランジ状の頭85が形成されており、頭85の近傍に雄ねじ部87が形成されている。ラック83は、詳細を後述する4角箱状に形成されたダンパ15の上部板89のほぼ中央に形成された取付孔91に下方から通され、頭85によって、取付孔91の周囲の上部板89を支持する。この状態で、ラック83にナット93が通されて、雄ねじ部87に螺合され、頭85とナット93との間で、上部板89を挟持して、ダンパ15を下皿遊技媒体通路23上に保持する。

0042

従って、ラック83が矢印YB方向に上昇すると、ダンパ15も矢印YB方向に上昇する。又、ラック83が矢印YBと反対方向に下降すると、ダンパ15も矢印YBと反対方向に下降する。最も下降した状態が図1に示す状態である。この最も下降した状態をダンパ15の上部板89と、間仕切り構造体47との間に配設されている圧縮バネ103、105が保持する。これにより、最も下降した状態ではモータ59の電源オフにしてもダンパ15が所定の付勢力で下方に押されることになる。なお、圧縮バネ103、105は、バネガイド67、69にはめられ、曲がることなく圧縮されるようになっている。このため、ダンパ15が上昇している場合には、ダンパ15の上部板89と、間仕切り構造体47との間を広げる方向に、圧縮バネ103、105が作用し、モータ59の電源をオフにするだけで、ダンパ15は下降する。

0043

バネガイド67、69の先端107、109は、ダンパ15の上部板89の干渉防止孔111、113内に挿入され、ダンパ15の上部板89と、バネガイド67、69との衝突が防止されている。この最も下降した状態のラック83の上端95の近傍に、ダンパ開センサ63が配設されている。この位置では、ダンパ開センサ63は、オフ状態である。この最も下降した位置から、ラック83が上昇すると(ここでは1センチメートル上昇)、ダンパ開センサ63はラック83の上端95を検出して、オン状態になる。

0044

従って、ダンパ開センサ63は、ダンパ15が最も下降した位置から約1センチメートル上昇するとオフからオンになる。又、ラック83の上方の上皿遊技媒体通路21の下面97には、ダンパ開停止スイッチ99と、ダンパ止め101が取り付けられている。ダンパ止め101は、ダンパ15が最も上昇した位置を越えることを規制するものであり、ラック83の上端95に当接することで、ダンパ15の上昇を止める。このラック83の上端95がダンパ止め101に当接する位置に達すると、前面構造体43の下端49と、ダンパ15の下面とがほぼ一平面になって、賞品球17の排出を阻止することのない下皿遊技媒体通路23の天井面を形成する。

0045

ダンパ開停止スイッチ99は、ラック83の上端95がダンパ止め101に近接した場合に、オフからオンになって、詳細は後述するがモータ59を停止する。モータ59が停止すると、圧縮バネ103、105の付勢力によって、ダンパ15が下降する。

0046

なお、前面構造体43には、詳細を後述する通路拡大指令入力手段としての下皿ダンパ開スイッチ121が取り付けられており、下皿遊技媒体通路23には、詳細を後述する遊技媒体検出手段としての玉センサ123、125が取り付けられている。

0047

ラック83の上昇に伴って上昇するダンパ15は、最も下降した状態では、図4に示すように、賞品球17を1列にして通過させる遊技媒体1個ずつ排出路131、133を構成している。この遊技媒体1個ずつ排出路131、133は、下皿遊技媒体通路23に形成された下皿溝通路135と、ダンパ15の下部板137の下面に形成されたダンパ溝通路139とが組み合わされて形成される。

0048

下皿溝通路135は、図3に示すように、下皿遊技媒体通路23の奥位置141の幅が広い状態HH、hhから、下皿遊技媒体通路23と下皿13との境界付近の賞品球17を1個ずつ通す状態SS、ssに漸減され、かつ途中が曲線KSを描く凹状態に形成されている。又、この下皿溝通路135の一方の幅が広い状態hhの部分に玉センサ123、125が配置されている。この玉センサ123、125が配置された位置は、賞品球17が1個ずつ落ちてきた場合には、賞品球17は停滞したり、貯まったりすることのない位置である。

0049

又、ダンパ15の下部板137の下面に形成されたダンパ溝通路139も下皿溝通路135に対応する位置が凹状に形成されている。これらにより、下皿溝通路135の幅が広い状態HH、hhの部分に落ちてきた賞品球17は、下皿溝通路135の漸減する凹状部分を転がり落ちて、1個ずつ通す状態SS、ssの部分を通過して、下皿13に排出される。従って、図4に示すように、ダンパ15が最も下降した状態であっても、賞品球17は下皿遊技媒体通路23から、下皿13に排出される。しかも、この状態では、遊技媒体1個ずつ排出路131、133は、途中が曲線KSを描き、かつ賞品球17を1個だけ通す空間しか開いていないため、この遊技媒体1個ずつ排出路131、133を通して、異物を下皿13側から下皿遊技媒体通路23に挿入することは極めて困難である。

0050

この下皿遊技媒体通路23を構成している構造体19には、図1に示すようにダンパ開閉制御装置5が取り付けられている。ダンパ開閉制御装置5は、図5に示すように、入力インタフェース151と、出力インタフェース153と、CPU,ROM,RAM等を有するマイクロ演算部155とを備えたモータ制御ユニット157と、このモータ制御ユニット157が出力する駆動指令信号ICSに基づいて、モータ59を回転駆動させるモータ駆動回路159とを備えている。

0051

モータ制御ユニット157の入力インタフェース151には、ダンパ開停止スイッチ99と、ダンパ開センサ63と、玉センサ123、125と、下皿ダンパ開スイッチ121とが接続されている。出力インタフェース153には、モータ駆動回路159と、警報信号端子161とが接続されている。モータ駆動回路159には、モータ59が接続されている。

0052

次に、ダンパ開閉制御装置5によって行われる制御を説明する。図6手動ダンパ開制御処理ルーチンフローチャート図7は、自動ダンパ開制御処理ルーチンのフローチャート、図8保全制御処理ルーチンのフローチャートである。

0053

これらの手動ダンパ開制御処理、自動ダンパ開制御処理、保全制御処理は、マイクロ演算部155によって繰り返し実行される。図6に示す手動ダンパ開制御処理ルーチンが起動されると、まず下皿ダンパ開スイッチオンかの判断が行われる(S100)。この判断では、下皿ダンパ開スイッチ121からの入力がオン状態になるのを待機する処理が行われ、オン状態になると次の処理に移行して、駆動モータ電源オン処理を行う(S110)。

0054

駆動モータの電源オン処理では、モータ駆動回路159に駆動指令信号ICSを出力する。これにより、モータ駆動回路159は、モータ59に電力を供給する。電力の供給を受けたモータ59は、矢印YA方向に回転して、ダンパ15を矢印YB方向に上昇させる。

0055

この駆動モータの電源オン処理の状態で、開停止スイッチオンかの判断を行って(S120)、ダンパ開停止スイッチ99からの入力がオン状態、つまりダンパ15が上限位置に達したことを示す状態になったら、次に駆動モータの電源オフ処理を実行する(S130)。つまり、ダンパ15が上限位置に達したら、駆動指令信号ICSをオフにして、モータ駆動回路159によるモータ59への電力供給を停止させる。これによりダンパ15が下降する。

0056

以上のS100ないしS130の処理により、遊技者が下皿ダンパ開スイッチ121を押すと、ダンパ15が上昇して、ダンパ15の下部板137と下皿遊技媒体通路23との間の空間を広げて、賞品球17がダンパ15に阻止されることなく、自由に下皿遊技媒体通路23から下皿13に転がり落ちる状態になる。

0057

例えば、ダンパ15が下がっているときに、ダンパ15の後ろの遊技媒体通過口55の近傍に停留したり、貯まっていた賞品球17が下皿13に落ちてくる。上記S130の処理の後、5秒経過したかの判断を行う(S140)。5秒経過すると、本手動ダンパ開制御処理を一旦終了して、始めのS100の下皿ダンパ開スイッチオンかの判断処理に移行する。

0058

これにより、手動でダンパ15を開いた場合には、ダンパ15が1回上下して、ダンパ15の下部板137の下や、下皿遊技媒体通路23に貯まっている賞品球17を、下皿13に排出する。従って、遊技者が遊技を終了した時に、ダンパ15の後ろに貯まっているかもしれない賞品球17を全て出してしまうことが出来る。

0059

又、1回ダンパ15が上昇して、下降を開始した後は、次に上昇するまでに5秒間の待機時間が設けられているため、ダンパ15を上げたままにすることが出来なくなる。従って、ダンパ15を開けての悪戯がし難くなる。図7に示す自動ダンパ開制御処理ルーチンが起動されると、まず玉センサオンかの判断を行う(S200)。玉センサオンであるとの判断は、両玉センサ123、125の間に賞品球17が貯まっていて、両玉センサ123、125の間に導通がある場合に、行われる。なお、玉センサ123、125は、図1に示すように、満タンスイッチ126の下流側に設けてある。従って、満タンスイッチ126が作動して、パチンコ機1がパチンコ玉の発射を停止する前に、玉センサ123、125は賞品球17を検出する。

0060

玉センサオンであるとの判断が行われるまでは、待機状態になる。玉センサオンになると次の処理に移行して、駆動モータの電源オン処理を行う(S210)。駆動モータの電源オン処理では、既述したS110と同様にモータ駆動回路159に駆動指令信号ICSを出力し、モータ駆動回路159に、モータ59に電力を供給させて、モータ59を、回転させ、ダンパ15を矢印YB方向に上昇させる。

0061

この駆動モータの電源オン処理の状態で、開停止スイッチオンかの判断を行って(S220)、ダンパ開停止スイッチ99からの入力がオン状態になったら、次に駆動モータの電源オフ処理を実行する(S230)。つまり、ダンパ15が上限位置に達したら、駆動指令信号ICSをオフにして、モータ駆動回路159によるモータ59への電力供給を停止させる。

0062

これらにより、玉センサオンであるとの判断が行われると、ダンパ15が上昇して、ダンパ15の下部板137と下皿遊技媒体通路23との間の空間を広げて、賞品球17がダンパ15に阻止されることなく、自由に下皿遊技媒体通路23から下皿13に転がり落ちる状態になる。

0063

上記S230の処理の後、再度、玉センサオンかの判断を行う(S240)。玉センサオンであるとの判断が行われるまでは、本自動ダンパ開制御処理を一旦終了して、始めのS200の玉センサオンかの判断処理に移行する。玉センサオンとの判断が行われた場合は、S210の処理に移行して、駆動モータの電源オン処理からを繰り返す。

0064

これにより、自動でダンパ15を開いた場合には、ダンパ15の後ろの両玉センサ123、125の位置まで賞品球17が貯まっている間は、パチンコ機1の下皿遊技媒体通路23に貯まっている賞品球17が全て出てしまうまで、ダンパ15が開いた状態に維持される。

0065

従って、大当たりの発生時などに、大量の賞品球17が下皿遊技媒体通路23を落下してきた場合には、ダンパ15の後ろに貯まった賞品球17がダンパ15に阻止されることなく下皿13に自動的に落下する。又、図7の自動ダンパ開制御処理に加えて図示しない大当たりダンパ開制御処理を実行するようにしても良い。大当たりダンパ開制御処理は、パチンコ機1が短時間に大量の賞品球17を排出する状態、例えば大当たりになったことを検出して、ダンパ15を所定時間、例えば30秒間、上昇させたままの開状態で維持する処理である。これにより、図7の自動ダンパ開制御処理によって、ダンパ15が開状態になる前に、ダンパ15が上昇し、遊技者は、大当たりの実感を得ることが出来る。従って、パチンコ機1の遊技の興趣が向上される。

0066

図8に示す保全制御処理ルーチンが起動されると、まずダンパ開センサオンかの判断が行われる(S300)。ダンパ開センサオンの判断は、ダンパ開センサ63から、オン信号が入力した場合に行われる。ここでは、ダンパ15が1センチメートル上昇すると、ダンパ開センサ63がオン信号を出力する。ダンパ開センサオンになるまでは、本保全制御処理ルーチンをそのまま一旦終了する。ダンパ開センサオンであると判断されると、次に駆動モータの電源オンかの判断が行われる(S310)。ここでのオンであるとの判断は、駆動指令信号ICSが出力されているかによって判断させる。駆動モータの電源オンであれば、本ルーチンを一旦終了する。

0067

駆動モータの電源オンでなければ、つまり駆動指令信号ICSが出力されていなければ、次に、ダンパ上昇下降を1回実行を行ってから(S320)、ダンパ開センサオンかの判断を行う(S330)。ダンパ上昇下降は、図6のS110ないしS130とほぼ同様の処理を行う。

0068

これにより、ダンパ15の下部板137と下皿遊技媒体通路23との間に賞品球17が挟まっていた場合は、ダンパ15を1回上昇して下降させることにより、挟まっていた賞品球17が外れて、ダンパ15が一番下まで下がることが可能になり、ダンパ開センサオフとの判断が行われることになる。従って、本保全制御処理は、一旦終了される。

0069

又、ダンパ15が故意に持ち上げられていたり、異物が挟まっていた場合には、ダンパ15を1回上昇して下降させても、ダンパ15が上がった状態が改善されることがない場合があり、ダンパ開センサオンとの判断が行われることになる。従って、ダンパ15に異常がある状態が解決されていないため、再度ダンパ上昇下降を1回実行を行ってから(S340)、ダンパ開センサオンかの判断を行う(S350)。

0070

これで、異常な状態が解決されていれば、本保全制御処理は、一旦終了され、改善されていると判断できなかった場合には、駆動モータの電源オンかの判断を行って(S360)、ダンパ15が開いている原因が、モータ59が駆動されているためでないことを確認し、モータ59が駆動されていない状態、すなわち電源がオンでなければ、異常信号出力を行う(S370)。異常信号出力は、警報信号端子161に出力される。警報信号端子161には、パチンコ機1による遊技を提供するパチンコホール統合管理する図示しないホールコンピュータへの信号線が接続されており、ホールコンピュータがパチンコ機1に異常が発生していることを知ることが出来る。

0071

従って、モータ59の駆動に依らずにダンパ15が開いた状態である場合には、賞品球17の挟まりを取り除く動作をした後で、なお改善しない場合に、異常信号を出力して、故障の発生や悪戯が仕掛けられていることをホールコンピュータに知らせることが出来る。これにより、故障を直したり、悪戯を取り除いたりすることの対応が可能になる。

0072

以上に説明した保全制御処理により、ダンパ15が遊技者によって持ち上げられたり、賞品球17によって上がったままで止まったり、何らかの故障が発生したりした場合に、この状態をダンパ15の上昇、下降を繰り返すことで解消することを図り、それでも異常が解消されない場合には、異常を報知することが出来る。

0073

この結果、パチンコ機1の信頼性を高め、かつ保安性能も高めることが出来る。特許請求の範囲と発明の実施の形態との対応関係は、次に示す通りである。遊技媒体は、賞品球17、遊技媒体通路は、遊技媒体通路3、遊技媒体受皿は、上皿11、下皿13、遊技機は、パチンコ機1、隔壁部材は、ダンパ15、通路構成手段は、ダンパ開閉機構41、通路制御手段は、ダンパ開閉制御装置5が対応する。

0074

請求項5の通路は、下皿溝通路135と、ダンパ溝通路139が対応する。遊技媒体検出手段は、玉センサ123、125、通路拡大指令手段は、S210の処理、通路縮小指令手段は、S200で「no」とされることで、ダンパ15が下降するダンパ開閉機構41の作用が対応する。

0075

通路状態検出手段は、ダンパ開センサ63と、S300の処理、通路制御状態検出手段は、S310の処理、通路制御異常信号出力手段は、S350ないしS370の処理、又はS300、S310の処理、通路拡大縮小指令手段は、S320ないしS340の処理、拡大信号入力手段は、S100の処理、通路拡大入力指令手段は、S110の処理、通路縮小入力指令手段は、S100で「no」とされることで、ダンパ15が下降するダンパ開閉機構41の作用が対応する。

0076

外力検出手段は、S300が「yes」、S310が「no」とされることで、外力が加えられていることを検出する部分が対応する。

図面の簡単な説明

0077

図1遊技機としてのパチンコ機1の遊技媒体通路3の一部分を破断した端面の端面図である。
図2パチンコ機1の正面図である。
図3遊技媒体通路3の平面図である。
図4遊技媒体通路3の切断面の端面図である。
図5ダンパ開閉制御装置5のブロック図である。
図6手動ダンパ開制御処理ルーチンのフローチャートである。
図7自動ダンパ開制御処理ルーチンのフローチャートである。
図8保全制御処理ルーチンのフローチャートである。

--

0078

1…パチンコ機、3…遊技媒体通路、5…ダンパ開閉制御装置、7…遊技盤、9…賞球払出機構、11…上皿、13…下皿、15…ダンパ、17…賞品球、19…構造体、21…上皿遊技媒体通路、23…下皿遊技媒体通路、33…溢流口、35…溢流通路、41…ダンパ開閉機構、43…前面構造体、45…中構造体、47…間仕切り構造体、49…下端、51…遊技媒体出口、53…下端、55…遊技媒体通過口、57…開口、59…モータ、61…ガイドローラ、63…ダンパ開センサ、65…上面、67、69…バネガイド、71、73…円孔、75…フランジ、81…駆動ピニオン、83…ラック、85…頭、87…雄ねじ部、89…上部板、91…取付孔、93…ナット、95…上端、97…下面、99…ダンパ開停止スイッチ、101…ダンパ止め、103…圧縮バネ、103…遊技媒体通路、107、109…先端、111、113…干渉防止孔、121…下皿ダンパ開スイッチ、123、125…玉センサ、131、133…遊技媒体1個ずつ排出路、135…下皿溝通路、137…下部板、139…ダンパ溝通路、141…奥位置、HH…広い状態、KS…曲線、SS…状態、YA…矢印、YB…矢印、hh…広い状態

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