図面 (/)

技術 容器用保持枠を持った熱水噴流式殺菌装置

出願人 株式会社サムソン
発明者 中井保次郎小田英一
出願日 1999年12月17日 (20年3ヶ月経過) 出願番号 1999-358482
公開日 2001年6月26日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2001-169761
状態 特許登録済
技術分野 基本的包装技術VIII(熱収縮包装・殺菌包装) 食品の保存(凍結・冷却・乾燥を除く)
主要キーワード 各収納区画 加熱状況 収納区画 容器周囲 殺菌槽内 容器収納 四隅部分 被殺菌物
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年6月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

熱水噴流式の加熱殺菌装置7によってブロー容器入り食品3を加熱殺菌する際に、型くずれの発生を防止する。

解決手段

ブロー容器内に食品を入れた被殺菌物3をトレー1に載せて殺菌槽8内へ収納しておき、殺菌槽内に熱水を噴射し、被殺菌物3を噴射した熱水によって加熱する熱水噴流式殺菌装置7において、多数の板材を交差させた形状であり、トレー内を多数の収納区画5と多数の熱水通路6に区画する容器用保持枠2を設け、収納区画5の水平断面の大きさは前記ブロー容器よりもわずかに大きなものとしておき、収納区画内へは被殺菌物3を収納し、熱水通路6に熱水を通すことにより、被殺菌物3を加熱殺菌する。

概要

背景

卵豆腐等を略直方体ブロー容器に入れ、熱水により加熱殺菌することが行われている。この場合、ポリプロピレンポリエチレン等のプラスチック製容器が使用されるが、例えば110℃といった殺菌に必要な温度まで加熱すると容器軟化し、下部が膨らむように変形す型くずれを起こすことがある。型くずれは、内容物の自重によってかかる容器内から周方向への力により発生するため、被殺菌物を熱水中に漬け込み、容器周囲から水圧をかけながら加熱することで、容器が膨らむことを防止し、型くずれを起こすことなく加熱殺菌を行うことのできる熱水貯留殺菌装置が使用されている。

熱水による加熱殺菌を行う場合、熱水を、スプレー式シャワー式噴流式等によって被殺菌物にかける熱水噴流式殺菌装置の方が、多量の熱水を貯留しておき加熱殺菌を行う熱水貯留式の殺菌装置よりも低価格で性能が良いため、殺菌装置は熱水貯留式から熱水噴流式に切り替わっている。しかし、ブロー容器を加熱殺菌する場合には、型くずれを防ぐ必要があるために熱水貯留式を採用せざるを得なかった。

概要

熱水噴流式の加熱殺菌装置7によってブロー容器入り食品3を加熱殺菌する際に、型くずれの発生を防止する。

ブロー容器内に食品を入れた被殺菌物3をトレー1に載せて殺菌槽8内へ収納しておき、殺菌槽内に熱水を噴射し、被殺菌物3を噴射した熱水によって加熱する熱水噴流式殺菌装置7において、多数の板材を交差させた形状であり、トレー内を多数の収納区画5と多数の熱水通路6に区画する容器用保持枠2を設け、収納区画5の水平断面の大きさは前記ブロー容器よりもわずかに大きなものとしておき、収納区画内へは被殺菌物3を収納し、熱水通路6に熱水を通すことにより、被殺菌物3を加熱殺菌する。

目的

本発明が解決しようとする課題は、熱水噴流式の加熱殺菌装置によってブロー容器入りの食品を加熱殺菌する際に、型くずれの発生を防止することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

ブロー容器内に食品を入れた被殺菌物トレーに乗せて殺菌槽内収納しておき、殺菌槽内に熱水噴射し、被殺菌物を噴射した熱水によって加熱する熱水噴流殺菌装置において、多数の板材を交差させた形状であり、トレー内を多数の収納区画と多数の熱水通路区画する容器用保持枠を設け、収納区画の水平断面の大きさは前記ブロー容器よりもわずかに大きなものとしておき、収納区画内へ被殺菌物を収納し、熱水通路に熱水を通すことで加熱殺菌を行うことを特徴とする容器用保持枠を持った熱水噴流式殺菌装置。

請求項2

請求項1に記載の容器用保持枠を持った熱水噴流式殺菌装置において、前記収納区画は、4側面を板材で囲んだ直方体とし、4側面のうち、少なくとも1つの側面は熱水通路または容器用保持枠の外縁に接し、ほかの少なくとも1つの側面は別の収納区画に接するように配置したことを特徴とする容器用保持枠を持った熱水噴流式殺菌装置。

技術分野

0001

本発明は容器用保持枠を持った熱水噴流殺菌装置に関するものである。

背景技術

0002

卵豆腐等を略直方体ブロー容器に入れ、熱水により加熱殺菌することが行われている。この場合、ポリプロピレンポリエチレン等のプラスチック製容器が使用されるが、例えば110℃といった殺菌に必要な温度まで加熱すると容器軟化し、下部が膨らむように変形す型くずれを起こすことがある。型くずれは、内容物の自重によってかかる容器内から周方向への力により発生するため、被殺菌物を熱水中に漬け込み、容器周囲から水圧をかけながら加熱することで、容器が膨らむことを防止し、型くずれを起こすことなく加熱殺菌を行うことのできる熱水貯留式殺菌装置が使用されている。

0003

熱水による加熱殺菌を行う場合、熱水を、スプレー式シャワー式、噴流式等によって被殺菌物にかける熱水噴流式殺菌装置の方が、多量の熱水を貯留しておき加熱殺菌を行う熱水貯留式の殺菌装置よりも低価格で性能が良いため、殺菌装置は熱水貯留式から熱水噴流式に切り替わっている。しかし、ブロー容器を加熱殺菌する場合には、型くずれを防ぐ必要があるために熱水貯留式を採用せざるを得なかった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明が解決しようとする課題は、熱水噴流式の加熱殺菌装置によってブロー容器入り食品を加熱殺菌する際に、型くずれの発生を防止することにある。

課題を解決するための手段

0005

ブロー容器内に食品を入れた被殺菌物をトレーに乗せて殺菌槽内収納しておき、殺菌槽内に熱水を噴射し、被殺菌物を噴射した熱水によって加熱する熱水噴流式殺菌装置において、多数の板材を交差させた形状であり、トレー内を多数の収納区画と多数の熱水通路区画する容器用保持枠を設け、収納区画の水平断面の大きさは前記ブロー容器よりもわずかに大きなものとしておき、収納区画内へは被殺菌物を収納し、熱水通路に熱水を通す。前記収納区画は、4側面を板材で囲んだ直方体とし、4側面のうち、少なくとも1つの側面は熱水通路または容器用保持枠の外縁に接し、ほかの少なくとも1つの側面は別の収納区画に接するように配置する。

発明を実施するための最良の形態

0006

本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1はトレーと容器収納枠部分の斜視図、図2はトレー内に容器収納枠と被殺菌物を収納した状態での水平断面図、図3は熱水噴流式殺菌装置における加熱状況の説明図である。トレイ1はアルミ製の板を成形したものであり、上面は開口し、底面と側面には多数の穴4を開けており、熱水が自由に出入りできるようにしている。

0007

略直方体であるプラスチック製のブロー容器内に、内容物である食品を入れた被殺菌物3を加熱殺菌する場合には、トレー1に容器用保持枠2を設置する。容器用保持枠2は、多数の垂直なアルミ製板材を交差させることにより、4側面を板材で囲み、上下は開口している直方体の区画を多数形成したものである。

0008

容器用保持枠の区画は、被殺菌物を収納する収納区画5と、熱水を通す熱水通路6からなり、収納区画5は、被殺菌物3に合わせた形状であって、水平断面の大きさは被殺菌物の水平断面の大きさよりもわずかに大きなものとし、熱水通路6の大きさは収納区画5よりも小さなものとしている。収納区画5は、内部に被殺菌物3を収納するために被殺菌物3よりも大きくする必要があるが、大きすぎると枠の効果がなくなるため、収納区画5は被殺菌物3よりもわずかに大きなものとする必要がある。区画の大きさはトレー1及び被殺菌物3の大きさに基づいて決定される。

0009

トレー1は四隅を丸めているため、容器用保持枠2の四隅部分切り欠いておき、それ以外の収納区画5では、2つの収納区画5で1組とし、2つの収納区画5は長辺側の側面を共通の板材で区画しており、収納区画5は隣の収納区画5'と接し、残りの長辺側の側面は板材を介して熱水通路6と接する構成としている。

0010

加熱殺菌は、図3に記載の熱水噴流式殺菌装置7にて行われる。熱水噴流式殺菌装置7は、円筒形殺菌槽8内に、熱水噴射部9を設けており、熱水噴射部9から熱水を噴射し、殺菌槽8の底部から熱水を取り出すものであり、殺菌槽8内に容器用保持枠2と被殺菌物3を乗せ置いたトレー1を多数段重ねて収容し、熱水噴射部9から噴射した熱水をトレー内の被殺菌物へかけ、熱水を循環させながら加熱殺菌を行う。

0011

例えば卵豆腐を加熱殺菌する場合、略直方体のブロー容器内へ加熱前の卵豆腐が入れられる。トレー1には容器用保持枠2を設置しておき、容器用保持枠2の収納区画5に、ブロー容器内へ卵豆腐を入れた被殺菌物3を収納する。各収納区画5に被殺菌物3を収納したトレー1は複数段重ねておき、重ねた状態で殺菌槽8内へ収納する。殺菌槽8の扉(図示せず)を閉じ、熱水噴流式殺菌装置7を稼働させると、熱水が殺菌槽8内の熱水噴射部9へ送られ、熱水噴射部9から殺菌槽8内へ噴射される。熱水噴射部9は殺菌槽8内の上部へ向けて熱水を噴射しており、熱水は最上段のトレー1へ送られる。

0012

熱水は被殺菌物3の上面に滴下して被殺菌物3を加熱し、次に熱水通路6や容器用保持枠2の外縁に沿って、壁面を加熱しながら下向きに流れ、下段のトレー上へ滴下していく。熱水が熱水通路6を通過する際には、熱水通路6を囲むアルミ製の板材を加熱する。熱水は各トレー1を加熱しながら下向きに滴下していき、最下段のトレー1を通過した熱水は、殺菌槽8の下部から取り出され、循環ポンプ(図示せず)によって殺菌槽8内の熱水噴射部9へ送られ、再び被殺菌物3の加熱に使用される。

0013

容器用保持枠2はアルミ製であるため熱を伝えやすく、熱水通路6に熱水を通すことで熱水通路6に面した板材の温度が上昇し、その裏面側の収納区画5へ熱が放出されるため、収納区画5の被殺菌物3が加熱される。被殺菌物3は殺菌に必要な温度まで加熱されて所定時間保持されることにより殺菌が行われるが、該温度は被殺菌物3の容器が軟化する温度となる。容器が軟化すると、内容物の自重によって生じている容器内から周囲方向への力により、容器は下部で膨らもうとするが、被殺菌物3の周囲は容器用保持枠2の板材によって囲まれているため、容器が膨らむことはできず、容器下部が膨らむ型くずれは発生しない。所定温度で所定時間が経過すると加熱殺菌を終了し、殺菌槽8内を冷却後に殺菌槽8から被殺菌物3が取り出され、殺菌の工程を終了する。

0014

収納区画5は、殺菌槽8の大きさによって定まるトレーの面積内にできるだけ多く設けた方が効率的であるが、収納区画5が熱水通路6や容器用保持枠の外縁に全く接していないと、被殺菌物3への加熱が不十分となることがある。2つの収納区画5で1組とし、長辺側の側面を共通の板材で区画しておき、各組の間に熱水通路6を配置することで、各収納区画5は熱水通路6に接している状態で熱水通路6を減らすことができ、その分収納区画が多くなり、各収納区画5は必ず熱水通路6に接しているために加熱が不十分となることなく加熱殺菌が行える。

発明の効果

0015

本発明を実施することにより、熱水噴流式の加熱殺菌装置でもブロー容器入りの食品を加熱殺菌する際に、容器の型くずれの発生を防止することができるため、熱水噴流式の加熱殺菌装置で加熱殺菌を行うことができる。

図面の簡単な説明

0016

図1トレーと容器収納枠部分の斜視図
図2トレー内に容器収納枠と被殺菌物を収納した状態での水平断面図
図3熱水噴流式殺菌装置における加熱状況の説明図

--

0017

1トレー
2容器用保持枠
3被殺菌物
4 穴
5収納区画
6熱水通路
7 熱水噴流式殺菌装置
8殺菌槽
9 熱水噴射部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ