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技術 搬送ベルトの張力調整装置及びこの張力調整装置を備える紙葉類の区分装置と、搬送ベルトの張力調整方法及びこの張力調整方法を有する紙葉類の区分方法

出願人 株式会社東芝
発明者 坂田幸次郎
出願日 1999年12月8日 (19年9ヶ月経過) 出願番号 1999-348999
公開日 2001年6月19日 (18年2ヶ月経過) 公開番号 2001-163478
状態 未査定
技術分野 ベルト、ローラによる供給 ベルト,ローラによる搬送 物品の選別
主要キーワード ボールシャフト 調整用ローラ テンション調整機構 移動限界位置 歪み値 集積箱 異物検知 ローラブロック
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年6月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

搬送ベルト張力を一旦調整したのちは、作業員の手によることなく、また、機械稼動を停止させることなく、搬送ベルトの張力を自動的に設定値に調整できるようにする。

解決手段

紙葉類挟持搬送する一対の搬送ベルト11(12)と、この搬送ベルト11(12)の一部を掛渡す調整用ローラ13(14)を有し、この調整用ローラ13(14)を移動させることにより、搬送ベルト11(12)の張力を調整するベルトテンション調整機構17(18)と、このベルトテンション調整機構17(18)によって調整された搬送ベルト11(12)の張力が設定値を維持するようにベルトテンション調整機構17(18)を動作させて調整用ローラ13(14)を移動させる制御装置36とを具備する。

概要

背景

この種の搬送装置には上下一対搬送ベルトを備え、これら一対の搬送ベルトにより紙葉類挟持搬送するものがある。一対の搬送ベルトはそれぞれ所定間隔を存して配設された複数個ローラ間に掛渡され、無端走行される。

ところで、紙葉類を良好に挟持搬送するためには、一対の搬送ベルトにはある程度の張力が必要である。即ち、搬送ベルトが緩んでくると、紙葉類との間に発生する摩擦抵抗が小さくなるため、滑りにより紙葉類にスキューや、進み、遅れが発生し、誤区分ジャムの原因となってしまう。

そこで、搬送装置には搬送ベルトの初期伸びや,経年変化による伸びにも対応できるように、テンション調整機構が備えられ、このテンション調整機構により搬送ベルトのテンションが調整されるようになっている。

テンション調整機構は搬送ベルトを掛渡す調整用ローラを移動自在に備え、この調整用ローラを本体ベース穿設されたローラ止め長穴ナット等により固定している。ローラ止め長穴に固定される調整用ローラの位置により搬送ベルトの張力が調整されるようになっている。

概要

搬送ベルトの張力を一旦調整したのちは、作業員の手によることなく、また、機械稼動を停止させることなく、搬送ベルトの張力を自動的に設定値に調整できるようにする。

紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルト11(12)と、この搬送ベルト11(12)の一部を掛渡す調整用ローラ13(14)を有し、この調整用ローラ13(14)を移動させることにより、搬送ベルト11(12)の張力を調整するベルトテンション調整機構17(18)と、このベルトテンション調整機構17(18)によって調整された搬送ベルト11(12)の張力が設定値を維持するようにベルトテンション調整機構17(18)を動作させて調整用ローラ13(14)を移動させる制御装置36とを具備する。

目的

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、搬送ベルトの張力を一旦調整したのちは、作業員の手によることなく、また、機械の稼動を停止させることなく、搬送ベルトの張力を自動的に設定値に調整できるようにした搬送ベルトの張力調整装置及びこの張力調整装置を備える紙葉類の区分装置と、搬送ベルトの張力調整方法及びこの張力調整方法を有する紙葉類の区分方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

紙葉類挟持搬送する一対の搬送ベルトと、この搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラを有し、この調整用ローラを移動させることにより、前記搬送ベルトの張力設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整された搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段とを具備すること特徴とする搬送ベルトの張力調整装置

請求項2

紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、前記搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラ及びこの調整用ローラにそのローラシャフトを介して接続される移動体を有し、この移動体の移動により前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整された搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段とを具備すること特徴とする搬送ベルトの張力調整装置。

請求項3

前記移動体はボールシャフトに取り付けられ、ボールシャフトの回転により移動されることを特徴とする請求項2記載の搬送ベルトの張力調整装置。

請求項4

前記ボールシャフトの一端側にボールシャフトを回転させることにより搬送ベルトの張力を設定値に調整する操作ハンドル、他端側にボールシャフトを回転させることにより搬送ベルトの張力を設定値に維持する駆動モータを備えたことを特徴とする請求項3記載の搬送ベルトの張力調整装置。

請求項5

紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、この搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラ及びこの調整用ローラにそのローラシャフトを介して接続される移動体を有し、この移動体の移動により前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、前記調整用ローラのローラシャフトに設けられその歪みを測定する歪みゲージと、前記調整用ローラの移動により搬送ベルトの張力が設定値になったとき、前記の歪みゲージの測定値を記憶し、この記憶した測定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段とを具備すること特徴とする搬送ベルトの張力調整装置。

請求項6

紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、前記搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラ及びこの調整用ローラにそのローラシャフトを介して接続される移動体を有し、この移動体の移動により前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整された搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段と、前記移動体の移動限界位置を検知する検知手段と、この検知手段が前記移動体の移動限界位置を検知したとき、前記制御手段により警告を発するように制御される警告手段とを具備すること特徴とする搬送ベルトの張力調整装置。

請求項7

紙葉類の情報を読み取る読取手段と、この読取手段によって情報が読み取られた紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、この搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラを有し、この調整用ローラを移動させることにより、前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整された搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段と、前記一対の搬送ベルトによって挟持搬送される紙葉類を前記読取手段の読み取り情報に応じて区分集積する区分手段と、を具備すること特徴とする紙葉類の区分装置

請求項8

紙葉類の情報を読み取る読取手段と、この読取手段によって情報が読み取られた紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、この搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラ及びこの調整用ローラにそのローラシャフトを介して接続される移動体を有し、この移動体の移動により前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、前記調整用ローラのローラシャフトに設けられその歪みを測定する歪みゲージと、前記調整用ローラの移動により搬送ベルトの張力が設定値になったとき、前記の歪みゲージの測定値を記憶し、この記憶した測定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段と、前記一対の搬送ベルトによって挟持搬送される紙葉類を前記読取手段の読み取り情報に応じて区分集積する区分手段と、を具備すること特徴とする紙葉類の区分装置。

請求項9

紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラを移動させることにより、前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整工程と、この調整工程によって調整される搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整用ローラを移動させる制御工程とを具備すること特徴とする搬送ベルトの張力調整方法

請求項10

紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラにローラシャフトを介して接続される移動体を移動させることにより前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整工程と、この調整工程時に前記調整用ローラのローラシャフトの歪みを測定する歪み測定工程と、前記調整工程により搬送ベルトの張力が設定値になったとき、前記歪み測定工程により測定されたローラシャフトの歪み量を記憶し、この記憶した歪み量を維持するように前記調整用ローラを移動させる制御工程とを具備すること特徴とする搬送ベルトの張力調整方法。

請求項11

紙葉類の情報を読み取る読取工程と、この読取工程で情報が読み取られた紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラを移動させることにより、前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整工程と、この調整工程によって調整される搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整用ローラを移動させる制御工程と、前記一対の搬送ベルトによって挟持搬送される紙葉類を前記読取工程によって読み取られた読取情報に応じて区分集積する区分工程と、を具備すること特徴とする紙葉類の区分方法

請求項12

紙葉類の情報を読み取る読取工程と、紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラにローラシャフトを介して接続される移動体を移動させることにより前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整工程と、この調整工程時に前記調整用ローラのローラシャフトの歪みを測定する歪み測定工程と、前記調整工程により搬送ベルトの張力が設定値になったとき、前記歪み測定工程により測定されたローラシャフトの歪み量を記憶し、この記憶した歪み量を維持するように前記調整用ローラを移動させる制御工程と、前記一対の搬送ベルトによって挟持搬送される紙葉類を前記読取工程によって読み取られた読取情報に応じて区分集積する区分工程と、を具備すること特徴とする紙葉類の区分方法。

技術分野

0001

本発明は、例えば、郵便物を搬送する搬送装置における搬送ベルト張力調整装置及び張力調整方法に関する。

背景技術

0002

この種の搬送装置には上下一対の搬送ベルトを備え、これら一対の搬送ベルトにより紙葉類挟持搬送するものがある。一対の搬送ベルトはそれぞれ所定間隔を存して配設された複数個ローラ間に掛渡され、無端走行される。

0003

ところで、紙葉類を良好に挟持搬送するためには、一対の搬送ベルトにはある程度の張力が必要である。即ち、搬送ベルトが緩んでくると、紙葉類との間に発生する摩擦抵抗が小さくなるため、滑りにより紙葉類にスキューや、進み、遅れが発生し、誤区分ジャムの原因となってしまう。

0004

そこで、搬送装置には搬送ベルトの初期伸びや,経年変化による伸びにも対応できるように、テンション調整機構が備えられ、このテンション調整機構により搬送ベルトのテンションが調整されるようになっている。

0005

テンション調整機構は搬送ベルトを掛渡す調整用ローラを移動自在に備え、この調整用ローラを本体ベース穿設されたローラ止め長穴ナット等により固定している。ローラ止め長穴に固定される調整用ローラの位置により搬送ベルトの張力が調整されるようになっている。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、従来においては、搬送ベルトの張力を一旦設定した後における張力の点検作業作業員によって定期的に行われていたため、面倒なものとなっていた。

0007

また、経年変化による搬送ベルトの緩みには、タイムリーには対応出来ず、搬送ベルトの張力に異常が認められてからの対応となるため、良好な搬送が期待できなくなる不都合があった。

0008

さらに、搬送ベルトの張力調整作業は機械を停止させてから行なうため、稼動効率を低下させるという問題もあった。

0009

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、搬送ベルトの張力を一旦調整したのちは、作業員の手によることなく、また、機械の稼動を停止させることなく、搬送ベルトの張力を自動的に設定値に調整できるようにした搬送ベルトの張力調整装置及びこの張力調整装置を備える紙葉類の区分装置と、搬送ベルトの張力調整方法及びこの張力調整方法を有する紙葉類の区分方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明は上記課題を解決するため、請求項1記載のものは、紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、この搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラを有し、この調整用ローラを移動させることにより、前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整された搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段とを具備する。

0011

請求項2記載のものは、紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、前記搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラ及びこの調整用ローラにそのローラシャフトを介して接続される移動体を有し、この移動体の移動により前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整された搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段とを具備する。

0012

請求項5記載のものは、紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、この搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラ及びこの調整用ローラにそのローラシャフトを介して接続される移動体を有し、この移動体の移動により前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、前記調整用ローラのローラシャフトに設けられその歪みを測定する歪みゲージと、前記調整用ローラの移動により搬送ベルトの張力が設定値になったとき、前記の歪みゲージの測定値を記憶し、この記憶した測定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段とを具備する。

0013

請求項6記載のものは、紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、前記搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラ及びこの調整用ローラにそのローラシャフトを介して接続される移動体を有し、この移動体の移動により前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整された搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段と、前記移動体の移動限界位置を検知する検知手段と、この検知手段が前記移動体の移動限界位置を検知したとき、前記制御手段により警告を発するように制御される警告手段と、を具備する。

0014

請求項7記載のものは、紙葉類の情報を読み取る読取手段と、この読取手段によって情報が読み取られた紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、この搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラを有し、この調整用ローラを移動させることにより、前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整された搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段と、前記一対の搬送ベルトによって挟持搬送される紙葉類を前記読取手段の読み取り情報に応じて区分集積する区分手段と、を具備する。

0015

請求項8記載のものは、紙葉類の情報を読み取る読取手段と、この読取手段によって情報が読み取られた紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトと、この搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラ及びこの調整用ローラにそのローラシャフトを介して接続される移動体を有し、この移動体の移動により前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、前記調整用ローラのローラシャフトに設けられその歪みを測定する歪みゲージと、前記調整用ローラの移動により搬送ベルトの張力が設定値になったとき、前記の歪みゲージの測定値を記憶し、この記憶した測定値を維持するように前記調整手段を動作させて前記調整用ローラを移動させる制御手段と、前記一対の搬送ベルトによって挟持搬送される紙葉類を前記読取手段の読み取り情報に応じて区分集積する区分手段と、を具備する。

0016

請求項9記載のものは、紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラを移動させることにより、前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整工程と、この調整工程によって調整される搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整用ローラを移動させる制御工程とを具備する。

0017

請求項10記載のものは、紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラにローラシャフトを介して接続される移動体を移動させることにより前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整工程と、この調整工程時に前記調整用ローラのローラシャフトの歪みを測定する歪み測定工程と、前記調整工程により搬送ベルトの張力が設定値になったとき、前記歪み測定工程により測定されたローラシャフトの歪み量を記憶し、この記憶した歪み量を維持するように前記調整用ローラを移動させる制御工程とを具備する。

0018

請求項11記載のものは、紙葉類の情報を読み取る読取工程と、この読取工程で情報が読み取られた紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラを移動させることにより、前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整工程と、この調整工程によって調整される搬送ベルトの張力が設定値を維持するように前記調整用ローラを移動させる制御工程と、前記一対の搬送ベルトによって挟持搬送される紙葉類を前記読取工程によって読み取られた読取情報に応じて区分集積する区分工程と、を具備する。

0019

請求項12記載のものは、紙葉類の情報を読み取る読取工程と、紙葉類を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一部を掛渡す調整用ローラにローラシャフトを介して接続される移動体を移動させることにより前記調整用ローラをその径方向に移動させて前記搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整工程と、この調整工程時に前記調整用ローラのローラシャフトの歪みを測定する歪み測定工程と、前記調整工程により搬送ベルトの張力が設定値になったとき、前記歪み測定工程により測定されたローラシャフトの歪み量を記憶し、この記憶した歪み量を維持するように前記調整用ローラを移動させる制御工程と、前記一対の搬送ベルトによって挟持搬送される紙葉類を前記読取工程によって読み取られた読取情報に応じて区分集積する区分工程と、を具備する。

発明を実施するための最良の形態

0020

以下、本発明を図面に示す一実施の形態を参照して説明する。

0021

図1は本発明の一実施の形態である読取区分機(以下、区分機という)1を示す斜視図である。

0022

この区分機1の一側部側には投入される郵便物としての紙葉類を1枚ずつ分離して取出す取出部2が設けられている。取出部2から取出された紙葉類は搬送路3に沿って搬送される。搬送路3中には異物検知部等の各種の処理部4が配設されているとともに、紙葉類の情報を読み取る読取部5が設けられている。

0023

区分機1の中央部には紙葉類をそれに記載又は印刷されている情報に応じて区分集積する区分手段としての集積部6が設けられている。集積部6は水平方向に集積箱7…を複数配設する集積箱の列を上下方向に複数段配設している。

0024

区分機1の他側部側には読取部5で読み取られた情報に基づいて紙葉類にバーコード情報印字して読み取る印字部9が設けられている。印字部9は集積部6の下部側に沿って設けられた搬送部10を介して上記した読取部5に接続されている。

0025

次に、紙葉類の区分動作について説明する。

0026

取出部2に投入された複数枚の紙葉類は1枚ずつ分離されて取出され、搬送路3に沿って搬送される。この紙葉類は搬送途中において異物検知部等で異物の有無などが検知されたのち異物が無いものは読取部5へと搬送され、この読取部5で紙葉類の情報が読み取られる。なお、異物有りと判断されたものは図示しないリジェクト部に送られる。

0027

しかるのち、紙葉類は下部側の搬送部10を介して印字部9へと搬送され、この印字部9で読取部5での読み取り情報に基づいてバーコード情報が印字されて読み取られる。このバーコード情報が印字されて読み取られた紙葉類は集積部6へ送られ、その読取情報に応じて集積箱7に区分集積される。

0028

図2は上記した搬送部10を示す構成図である。

0029

この搬送部10は紙葉類を挟持搬送する上下一対の搬送ベルト11,12を備えている。これら一対の搬送ベルト11,12は複数個のローラ11a…,12a…間に掛渡されて無端走行されるようになっている。

0030

ところで、紙葉類は一対の搬送ベルト11,12により挟持搬送されるが、この場合、一対の搬送ベルト11,12にはある程度の張力が必要である。即ち、搬送ベルト11,12が緩んできた場合には、紙葉類との摩擦抵抗が小さくなるため、滑りによるスキューや、進み、遅れが発生し、誤区分やジャムの原因となってしまう。

0031

そこで、搬送部10には搬送ベルト11,12の初期の伸びや,経年変化による伸びにも対応できるように、搬送ベルト11,12のテンションを調整する調整手段としてのベルトテンション調整機構17,18が設けられている。

0032

図3はベルトテンション調整機構17,18を示す平面図で、図4はその斜視図である。

0033

ベルトテンション調整機構17,18は本体ベース20に取り付けられ、移動体としてのローラブロック21を備えている。ローラブロック21にはベルトローラ13(14)のシャフト13a(14a)が接続されている。シャフト13a(14a)は本体ベース20に穿設された長孔23内に挿通されている。

0034

ローラブロック21はスライドレール24を介して本体ベース20にスライド自在に取り付けられ、スライドレール24の長手方向に沿って移動自在になっている。ローラブロック21にはボールシャフト26が本体ベース20と平行に貫通されている。ボールシャフト26の一端部にはボールシャフト受27を介して操作ハンドル31が接続され、他端部にはボールシャフト受28を介して駆動モータとしての正逆回転するステッピングモータ30が接続されている。

0035

操作ハンドル31及びステッピングモータ30の正逆回転により、ボールシャフト26が正逆回転されてローラブロック21がスライドレール24に沿って矢印方向に往復移動される。

0036

一方、ベルトローラ13(14)のシャフト13a(14a)には歪ゲージ33が貼付されている。この歪ゲージ33は搬送ベルト11,12の張力により発生するベルトローラ13(14)のシャフト13a(14a)の歪みを測定し、常に歪みを監視する。

0037

また、ローラブロック21の進行方向の前後面には検知センサ32を構成する受光素子34a,34bが配設され、本体ベース20にはボールシャフト受27,28に近接する状態で発光素子35a,35bが配設されている。

0038

図5はベルトテンション調整機構17,18の駆動制御系を示すブロック図である。

0039

上記した歪みゲージ33及び検知センサ32は信号路を介して制御装置36に接続され、この制御装置36には制御回路を介してステッピングモータ30及びランプ又はブザー等の警告装置38が接続されている。

0040

制御装置36は歪みゲージ33の測定値に応じてステッピングモータ30を正逆回転させて調整用ローラ13(14)を搬送ベルト11(12)が緩む方向或は張る方向に移動させるようになっている。

0041

また、制御装置36は検知センサ32の発光素子35a,35bから発光された光が受光素子34a,34bに受光されたとき、即ち、調整用ローラ13(14)の移動が限界に達する位置で、警告装置38を動作させて搬送ベルト11(12)が交換時期であることをオペレータに知らせるようになっている。

0042

次に、搬送ベルト11(12)の張力調整方法について図6フローチャートを参照して説明する。

0043

まず、ローラ13(14)に搬送ベルト11(12)を掛けた状態で操作ハンドル31を回して搬送ベルト11(12)の張力を張力計等で測定しながらローラ13(14)の位置を調整する。この調整により、搬送ベルト11(12)の張力が所定の値になると、歪ゲージ33により測定されたローラ13(14)のシャフト部13a(14a)の歪みの値が制御装置36により記憶される。

0044

制御装置36はこの記憶した値と現状の歪みの値とを比較する(ステップS1)。現状の歪みの値が記憶した値よりも大きい場合には、ステッピングモータ30を正回転させる。これにより、ボールシャフト26が正回転されてローラブロック21を介して調整用ローラ13(14)が搬送ベルト11(12)を緩める方向に移動されて現状の歪みの値と記憶値とを一致させる(ステップS2)。

0045

また、現状の歪み値が記憶した値よりも小さい場合には、ステッピングモータ30を逆回転させる。これにより、ボールシャフト26が逆回転されてローラブロック21を介して調整用ローラ13(14)が搬送ベルト11(12)を張る方向に移動されて現状の歪み値と記憶値とを一致させる(ステップS3)。

0046

また、現状の歪みの値と記憶した歪みの値が同じ場合には、ステッピングモータ30は回転させないで、ステップS1に戻り現状の歪みのと記憶した歪みの値とを比較する。

0047

調整用ローラ13(14)が搬送ベルト11(12)を緩める方向或は張る方向に移動されたのちは、検知センサ32の発光素子35a,35bから発光された光が受光素子34a,34bに受光されたか否かが判別される(ステップS4)。受光された場合には調整用ローラ13(14)の移動が限界であると判断され、警告装置38が動作されてオペレータに警告される。受光されない場合にはステップS1に戻り現状の歪みの値と記憶した歪みの値との比較がなされる。

0048

以後、順次同様の動作が繰り返されて搬送ベルト11(12)の張力が調整される。

0049

上記したように、搬送ベルト11(12)の張力が設定値になったときのローラシャフト11a(12a)に歪み量を歪ゲージ33により測定して、その値を制御装置36に記憶させ、制御装置36は歪みの値を常に一定に保つようにステッピングモータ30を動作させて調整用ローラ13(14)を移動させるため、搬送ベルト11(12)の張力を自動的に設定値に調整でき、従来のように作業員の手によって調整する必要がなく、保守作業が容易になる。

0050

また、機械を停止させることなく、搬送ベルト11(12)の張力を調整できるため、機械の稼動効率を低下させることもない。

0051

さらに、調整用ローラ13(14)の移動が限界に達する位置で検知センサ32が感知して搬送ベルト11(12)の交換時期であることをランプ又はブザー等の警告装置38にてオペレータに知らせるため、搬送ベルト11(12)を緩んだ状態で長く放置することなく交換することができ、信頼性を向上できる。

発明の効果

0052

本発明は以上説明したように、搬送ベルトを掛渡す調整用ローラを有し、この調整用ローラを移動させることにより、搬送ベルトの張力を設定値に調整する調整手段と、この調整手段によって調整される搬送ベルトの張力が設定値を維持するように調整手段を動作させて調整用ローラを移動させる制御手段を具備するから、搬送ベルトの張力を常に設定値に保つことができる。

0053

従って、搬送ベルトの張力は初期設定時に一度調整すれば、寿命まで作業員の手による調整が不要になるため、保守点検作業が容易になる。

0054

また、搬送ベルトの張力はリアルタイムで調整できるため、紙葉類搬送時のリジェクト、ジャム、誤区分の減少が期待され、機構的信頼性を向上できる。

0055

さらに、機械を停止させることなく搬送ベルトの張力調整を行なうことができるため、稼動効率を低下させることもないという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0056

図1本発明の一実施の形態である郵便物の区分機を示す斜視図。
図2紙葉類の搬送部を示す構成図。
図3搬送ベルトの張力調整装置を示す平面図。
図4搬送ベルトの張力調整装置を示す斜視図。
図5張力調整装置の駆動制御系を示すブロック図。
図6張力調整装置の調整動作を示すフローチャート図。

--

0057

6…集積部(区分手段)
10…搬送部
11…搬送ベルト
13…搬送ベルト
13…調整用ローラ
14…調整用ローラ
17…ベルトテンション調整機構(調整手段)
18…ベルトテンション調整機構(調整手段)
21…ローラブロック(移動体)
26…ボールシャフト
30…ステッピングモータ(駆動モータ)
31…操作ハンドル
32…検知センサ
33…歪みゲージ
36…制御装置(制御手段)
38…警告装置(警告手段)

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