図面 (/)

技術 電気かみそり

出願人 九州日立マクセル株式会社
発明者 八尋伸紀
出願日 1999年12月3日 (19年8ヶ月経過) 出願番号 1999-345398
公開日 2001年6月19日 (18年2ヶ月経過) 公開番号 2001-162066
状態 特許登録済
技術分野 乾式カミソリ及びバリカン
主要キーワード 規制枠 ブレード群 上端どうし 変位ストローク ストッパー壁 ブラシ枠 換ノブ 導水開口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年6月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

内刃に付着の毛屑皮脂等を掻き落として除去する清掃具、とくに内刃の往復動方向と直交する向きにブラシを往復揺動操作してクリーニングを行う清掃具を備えた電気かみそりを提供する。

解決手段

ホルダー15と、ホルダー15で前後揺動可能に支持されるフレーム17とを有する。フレーム17の左右一対の腕部30でブラシ18を遊転自在に軸支する。フレーム17の端枠部31にり19を装着する。本体ケース1のかみそりヘッド3にホルダー15を装着し、この状態で本体ケース1を揺振操作することにより、フレーム17およびブラシ18を前後に往復揺動させ、その間に内刃2に付着した毛屑や皮脂をブラシ18で清掃除去する。

概要

背景

クリーニング用のブラシを備えている清掃具は、実開昭58−174068号公報および実開平4−108070号公報等に公知である。前者は、静止しているブラシに対して内刃往復動することでクリーニングを行う。後者は、外刃ホルダーにブラシを設けてあり、外刃ホルダーを上開揺動する間に、ブラシが内刃と摺接してクリーニングを行うようになっている。

概要

内刃に付着の毛屑皮脂等を掻き落として除去する清掃具、とくに内刃の往復動方向と直交する向きにブラシを往復揺動操作してクリーニングを行う清掃具を備えた電気かみそりを提供する。

ホルダー15と、ホルダー15で前後揺動可能に支持されるフレーム17とを有する。フレーム17の左右一対の腕部30でブラシ18を遊転自在に軸支する。フレーム17の端枠部31にり19を装着する。本体ケース1のかみそりヘッド3にホルダー15を装着し、この状態で本体ケース1を揺振操作することにより、フレーム17およびブラシ18を前後に往復揺動させ、その間に内刃2に付着した毛屑や皮脂をブラシ18で清掃除去する。

目的

この発明の目的は、内刃に付着している毛屑はもちろん、その刃面基端隅部に付着している皮脂等をも短い時間で確実に除去できる電気かみそりを提供することにある。この発明の他の目的は、往復変位する清掃体を備えていて、清掃体が往復変位する間に内刃と接触して、その刃面等に付着した毛屑や皮脂等を掻き落とし除去できるようにした電気かみそりを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

内刃クリーニング用の清掃体18を備えた清掃具5が、かみそりヘッド3に対して着脱可能に装着してある電気かみそりであって、清掃具5は、かみそりヘッド3に着脱可能に装着されるホルダー15と、ホルダー15で往復変位可能に支持した清掃体18とを含み、清掃体18を内刃2のブレード2aに沿う向きに往復変位させて内刃2のクリーニングを行うことを特徴とする電気かみそり。

請求項2

清掃具5が、ホルダー15と、ホルダー15で軸16を介して揺動自在に支持されたフレーム17と、フレーム17に装着した清掃体18とを含み、軸16が本体ケース1の左右両側における内刃2の前後中心の近傍に設けてある請求項1記載の電気かみそり。

請求項3

ホルダー15が、かみそりヘッド3に装着される取付部20と、取付部20の上部に設けられて清掃体18の変位限界を規定する規制枠部21とを備えている請求項1または2記載の電気かみそり。

請求項4

清掃体18の往復ストロークの端部寄りに臨んで、清掃体18の衝突衝撃緩和する衝撃吸収片26が、ホルダー15の規制枠部21に設けてある請求項1、2または3記載の電気かみそり。

請求項5

清掃体18が、回転自在に軸支したブラシで形成されている請求項1、2、3または4記載の電気かみそり。

請求項6

内刃2が、上下方向へ出退スライド自在に支持されてばね13で上向きに進出付勢されており、清掃体18が往復変位する間に、内刃2をばね13に抗して退入変位操作できるよう、清掃体18の往復変位軌跡が内刃2に接近配置してある請求項1、2、3、4または5記載の電気かみそり。

請求項7

フレーム17が、左右一対の腕部30と、両腕部30どうしを繋ぐ端枠部31とで門形に形成されており、両腕部30の間に配置した清掃体18へ向かって洗浄水変向案内する導水部33が、端枠部31に設けてある請求項2、3、4、5または6記載の電気かみそり。

請求項8

フレーム17が、ホルダー15で上下スライド可能に案内支持されて、ばね41で上方へ向かって押し上げ付勢されている請求項2、3、4、5、6または7記載の電気かみそり。

請求項9

清掃体18を支持するブラシ枠42が、フレーム17で上下スライド可能に案内支持されており、ブラシ枠42を押し下げ操作する操作片43が、フレーム17の外面に臨んで設けてある請求項2、3、4、5、6、7または8記載の電気かみそり。

請求項10

清掃具5が、清掃体18と同行移動可能に設けられたり19を含む請求項2、3、4、5、6、7、8または9記載の電気かみそり。

請求項11

清掃具5が、ホルダー15とホルダー15に設けたガイド溝44で往復変位可能に案内支持された清掃体18と、清掃体18の軸端に設けた錘り19とで構成してある請求項1記載の電気かみそり。

技術分野

0001

この発明は、内刃クリーニング用の清掃具を備えた電気かみそりに関する。

背景技術

0002

クリーニング用のブラシを備えている清掃具は、実開昭58−174068号公報および実開平4−108070号公報等に公知である。前者は、静止しているブラシに対して内刃を往復動することでクリーニングを行う。後者は、外刃ホルダーにブラシを設けてあり、外刃ホルダーを上開揺動する間に、ブラシが内刃と摺接してクリーニングを行うようになっている。

発明が解決しようとする課題

0003

上記の清掃具は、いずれもかみそりヘッドに装着されるホルダー、あるいは外刃ホルダーの内面にブラシを固定配置してあり、ブラシあるいは内刃を往復動することにより、ブレードに付着の毛屑等を除去している。こうした清掃具は、主としてブラシの掻き落とし作用でクリーニングを行うので、掻き落とし抵抗の小さな毛屑は比較的容易に除去できるが、ブレードに膠着した皮脂塊、とくにブレードの突出基端の隅部に付着した皮脂等は除去し難く、その除去に多くの時間が掛かってしまう。流水掛けながらクリーニングを行ったとしても、クリーニング効果に左程の違いはない。

0004

この発明の目的は、内刃に付着している毛屑はもちろん、その刃面基端隅部に付着している皮脂等をも短い時間で確実に除去できる電気かみそりを提供することにある。この発明の他の目的は、往復変位する清掃体を備えていて、清掃体が往復変位する間に内刃と接触して、その刃面等に付着した毛屑や皮脂等を掻き落とし除去できるようにした電気かみそりを提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

この発明の電気かみそりは、内刃クリーニング用の清掃体18を備えた清掃具5が、かみそりヘッド3に対して着脱可能に装着してある。清掃具5は、かみそりヘッド3に着脱可能に装着されるホルダー15と、ホルダー15で往復変位可能に支持した清掃体18とを含む。以て、清掃体18を内刃2のブレード2aに沿う向きに往復変位させて内刃2のクリーニングを行うにある。

0006

清掃具5は、ホルダー15と、ホルダー15で軸16を介して揺動自在に支持されたフレーム17と、フレーム17に装着した清掃体18とを含む。その軸16は本体ケース1の左右両側における内刃2の前後中心の近傍に設ける。

0007

ホルダー15は、かみそりヘッド3に装着される取付部20と、取付部20の上部に設けられて清掃体18の変位限界を規定する規制枠部21とを備えている。清掃体18の往復ストロークの端部寄りに臨んで、清掃体18の衝突衝撃緩和するための衝撃吸収片26を、ホルダー15の規制枠部21に設けてある。清掃体18は回転自在に軸支したブラシで形成する。

0008

内刃2が上下方向へ出退スライド自在に支持されてばね13で上向きに進出付勢されている電気かみそりにおいては、清掃体18が往復変位する間に、内刃2をばね13に抗して退入変位操作できるよう、清掃体18の往復変位軌跡を内刃2に接近配置することができる。

0009

フレーム17は左右一対の腕部30と、腕部30どうしを繋ぐ端枠部31とで門形に形成する。両腕部30の間に配置した清掃体18へ向かって洗浄水変向案内する導水部33が、端枠部31に設けられている。フレーム17をホルダー15で上下スライド可能に案内支持し、ばね41で上方へ向かって押し上げ付勢することができる。

0010

清掃体18を支持するブラシ枠42を設け、このブラシ枠42は、フレーム17で上下スライド可能に案内支持する。ブラシ枠42を押し下げ操作するための操作片43は、フレーム17の外面に臨んで設ける。

0011

清掃具5は清掃体18と同行移動可能に設けられたり19を含んでいる。また、清掃具5は、図9に示すようにホルダー15とホルダー15に設けたガイド溝44で往復変位可能に案内支持された清掃体18と、清掃体18の軸端に設けた錘り19とで構成することができる。

0012

内刃2のクリーニングを行う場合には、外刃ホルダー4を取り外して清掃具5をかみそりヘッド3に装着する。この状態で清掃体18を往復操作することにより、内刃2に付着の毛屑や皮脂等は、往動時と復動時とに2度、互いに逆向きに掻き落とすことができる。このとき清掃体18は、内刃2のブレード2aに沿う向きに往復して刃面に接触する。従って、この発明の清掃具5によれば、内刃2の刃面やその基端隅部等に付着している皮脂等に清掃体18を充分に接触させて確実に除去できる。

0013

ホルダー15とは別にフレーム17を設けたうえで、フレーム17に清掃体18を装着した清掃具5によれば、例えば本体ケース1を片手で揺振操作するだけで清掃体18を往復変位させ、内刃2のクリーニングを簡単に行える。フレーム17の揺動中心となる軸16が、本体ケース1の左右両側における内刃2の前後中心に設けてあると、内刃2に対する清掃体18の揺動範囲を、前面側と後面側とで均一化できるので、内刃2の全体を前後面で清掃むらを生じることもなく確実にクリーニングできる。フレーム17のモーメントアームの長さに反比例する、より小さな揺振力を与えるだけで、フレーム17を往復操作できる。なお、この発明における「内刃2の前後中心とは」、内刃2が奇数個設けてある場合には、その駆動軸の前後中心を下方へ延長した仮想中心を、また、内刃2が偶数個設けてある場合には、全内刃2の前後方向の中央線を下方へ延長した仮想中心を意味することとする。

0014

ホルダー15に清掃体18の変位限界を規定する規制枠部21を設けた清掃具5によれば、清掃体18が不必要に往復変位するのを規制できるので、清掃体18の動きの無駄をなくして、より効果的にクリーニングを行える。清掃体18が必要以上に変位して、内刃2がむき出し状態になるのを防止できるので、安全な状態でクリーニングを行える。とくに、内刃2を駆動しながらクリーニングを行う場合の安全性を確保できる。

0015

規制枠部21に衝撃吸収片26を設けた清掃具5によれば、清掃体18を連続して往復変位させるとき、その軸部等を衝撃吸収片26で受け止めて、清掃体18が規制枠部21と激しく衝突するのを防止できるので、衝突音の発生を阻止できる。衝撃吸収片26は弾性変形することで清掃体18およびフレーム17の慣性力を緩和吸収するので、その反発力によって清掃体18およびフレーム17を押し戻し操作でき、その分だけ清掃体18およびフレーム17を軽性に往復操作できる。

0016

回転自在に軸支したブラシで清掃体18を形成すると、清掃体18が内刃2と相対移動するときの接触抵抗を清掃体18が回転することにで軽減できるので、清掃体18およびフレーム17をさらに軽快に往復操作できる。とくに、往復動型の内刃2を駆動しながらクリーニングを行うときの、清掃体18による動作抵抗を軽減できる。

0017

殆どの電気かみそりにおいては、内刃2を上下スライド自在に支持し、ばね13で進出付勢している。この種の電気かみそりにおいて、清掃体18が往復変位する間に、内刃2を清掃体18でばね13に抗して退入操作するようにすると、内刃2を乗り越える際の清掃体18の接触力が大小に変化するうえ、乗り越え中心を通過した時点で、内刃2がばね13に押し戻されて衝撃的に復帰変位する。従って、内刃2に付着している皮脂等を内刃2から遊離させて確実に除去できることになる。

0018

門形のフレーム17の両腕部30間に清掃体18を設け、両腕部30どうしを繋ぐ端枠部31に導水部33を設けた清掃具5によれば、例えば水を流し掛けながら内刃2を洗浄する際に、水を清掃体18に対してその落下方向と、導水部33によって変向案内された方向とから流し掛けることができるので、清掃体18に付着の毛屑等を速やかに除去できる。また、溜め置いた水に浸漬した状態でフレーム17を揺動させながらクリーニングを行う場合には、導水部33によって発生された水流を清掃体18に衝突させて、そこに付着した毛屑等を速やかに除去できる。

0019

フレーム17をホルダー15で上下スライド可能に案内したうえで、ばね41で上方へ押し上げ付勢した清掃具5によれば、フレーム17を洗面台等に押し付けながら揺動操作し、あるいは両手を使って、片方の手でフレーム17をホルダー15に押圧しながら揺振操作することにより、清掃体18の内刃2に対する押圧力や接触深さを随時変化させることができ、これにより内刃2を効果的にクリーニングできる。

0020

錘り19を備えている清掃具5によれば、本体ケース1を片手で揺振操作するだけで、清掃体18をその変位ストローク全範囲にわたって確実に往復変位させることができるうえ、より大きな慣性力で清掃体18を内刃2に対して摺接移動できるので、清掃体18による皮脂等の掻き落とし作用が向上する。

0021

ホルダー15に設けたガイド溝44で清掃体18を往復スライド自在に直接支持した清掃具5によれば、その構成部品点数を減らして、清掃具5の構造を簡素化し、その分だけ製造に要するコストを削減できる。

0022

図1ないし図6はこの発明を往復動型の電気かみそりに適用した実施例を示す。図2において電気かみそりは、本体ケース1の上部に内刃2を含むかみそりヘッド3を有する。かみそりヘッド3には、外刃ホルダー4と内刃クリーニング用の清掃具5とがそれぞれ交換装着できる。本体ケース1の内部には、モータ6、二次電池7およびモータ6の回転動力を往復動に変換する内刃駆動用振動子8などが設けてある。本体ケース1の前面上部には、きわぞり刃ユニット9を設け、その下方にモータ起動スイッチノブ10が設けてある。このスイッチノブ10は、きわぞり刃ユニット9を起伏操作するための切換えノブを兼ねている。符号4aは外刃である。内刃2を水洗い可能とするために、本体ケース1は、その全体が水密状シールしてある。

0023

内刃2は、かみそりヘッド3の上部前後に配置してあり、それぞれ一定間隔おきに配置した一群のブレード2aと、ブレード群固定支持するプラスチック製の基枠2bとで構成してある。基枠2bは振動子8の上面に突設した駆動軸12で上下スライド自在に支持され、軸内部に装填したばね13で上向きに進出付勢されている(図4参照)。

0024

図3において清掃具5は、かみそりヘッド3に着脱自在に外嵌装着されるホルダー15と、ホルダー15に軸16を介して前後揺動自在に支持したフレーム17と、フレーム17に設けたロール状のブラシ(清掃体)18、および錘り19とで構成する。

0025

ホルダー15は取付部20と規制枠部21とを一体に形成した、上下面が開口する筒状のプラスチック成形品からなる。取付部20の前面には、きわぞり刃ユニット9を避けるコ字状の切欠22が設けてある。取付部20の左右側壁の内面には、かみそりヘッド3に設けたロック爪23と係合する係合凹部24が設けてある(図2参照)。規制枠部21はブラシ18の揺動限界を規定するために設けてあり、その左右側壁の前後端に一対のストッパー壁25を備えている。ストッパー壁25の近傍には、ブラシ18の衝突衝撃を緩和する衝撃吸収片26を上向きに突設してある。衝撃吸収片26は前後方向へ弾性変形して衝突衝撃を緩和する。ブラシ18の揺動限界は、そのブラシ毛が前方の内刃2の前面と、後方の内刃2の後面とに近接した状態とすることが望ましく、さらに望ましくはブラシ毛が内刃2の前面と後面とに充分に当たった状態とすることが望ましい。これにより、ブラシ18の往復ストロークを最小限化して迅速かつ軽快にクリーニングを行える。

0026

フレーム17は、左右一対の腕部30と、両腕部30の上端どうしを繋ぐ端枠部31とを一体に形成した門形のプラスチック成形品からなり、両腕部30でブラシ18を回転自体に軸支する。図4において端枠部31は、断面Y字状に形成してあり、上向きに開口するV字溝の内部に金属ブロックからなる錘り19が固定してある。端枠部31の下面前後のV字壁は、それぞれ導水部33になっていて、水洗い洗浄時に洗浄水をブラシ18へ向かって変向案内するために設けてある。フレーム17の両腕部30の下端は、ホルダー15の下端両側に設けた軸16で支持することにより、フレーム17は前後に揺動でき、このときフレーム17と同行揺動するブラシ18で内刃2のクリーニングを行う。軸16は本体ケース1の左右両側における内刃2の前後中心に配置される。これは前後一対の内刃2を均等にクリーニングするためである。フレーム17を門形に形成することにより、その前後に洗浄水を導入し、あるいは排出するための導水開口34が形成される。

0027

先に説明したように、内刃2は駆動軸12で上下スライド自在に支持され、ばね13で進出付勢してある。そこで、この実施例においては、図4に示すようにブラシ18が往復揺動する間に、ブラシ18が前後の内刃2をばね13に抗して退入させながら、各内刃2を乗り越えるようにし、以てブラシ18が内刃2を乗り越える際の両者2・18の接触力を大小に変化させ、内刃2に付着した毛屑や皮脂等をより確実に除去できるようにした。具体的には、ブラシ18の下半側の揺動軌跡が前後一対の内刃2の外郭線重合するように、ブラシ18の揺動半径を設定した。また、フレーム17を支持する軸16を可能な限り下方に位置させて、ブラシ18の揺動軌跡の曲率半径が大きくなるようにした。

0028

ブラシ18は、ねじり合わされた複数の芯線の間にブラシ毛の一群を挟持固定して円柱状に形成してあり、芯線の両端に固定した軸体35をフレーム17の左右一対の腕部30で遊転自在に軸支してある。先に説明したように、ブラシ18が内刃2を剰り越えるとき、ブラシ毛はその中途部より先端側が弾性変形しながら前後回転し、各ブレード2aの間を前後に通り抜ける。

0029

図2および図5においてスイッチノブ10で覆われる本体ケース1の前壁には、二次電池7を充電する際に発生するガスを逃がすためのガス通口36を通設し、その外面に気液分離用のフィルター37が設けてある。後述するように電気かみそりを水洗い洗浄するとき、スイッチノブ10と本体ケース1との間に水、洗剤、油、化粧料等が入り込み、これらがフィルター37の表面に付着して目詰まりを生じ、ガスの通過を妨げることがある。なお、フィルター37は、本体ケース1に対して熱溶着することにより取り付けてある。

0030

こうした事態を避けるために、スイッチノブ10の内面には、フィルター37の外面に摺接して先のような異物を除去するブラシ体38を備えている。ブラシ体38は、四角形状の植毛群からなり、スイッチノブ10がオフ状態にあるときはもちろん、オフ状態から上方へスライド操作されてオン状態切り換ったときもフィルター37の外面と接触するように設けられる。このように、フィルター37の外面をブラシ体38で常時覆うようにすると、先の異物はブラシ体38に妨げられてフィルター37と接触できない。従って、フィルター37の表面に異物が付着するのを確実に防止できる。たとえ、フィルター表面に異物が付着しても、スイッチノブ10のオンオフ操作時に異物を掻き落とすことができる。

0031

先に説明したように、ブラシ体38は四角形状の植毛群からなるが、その周回四辺部の植毛密度を内部よりも高密度にしておくと、異物の入り込みをさらに効果的に阻止して、フィルター37を適性な通気状態に維持できる。なお、フィルター37をきわぞり刃ユニット9を起伏操作するための専用の切換ノブの内面内方に配置して、スイッチノブ10と同様に切換ノブの内面にブラシ体38を設けることができる。もちろん、本体ケース1の任意位置にフィルター37を配置して、その外面にブラシ体38を備えたフィルター専用のスライドノブを配置することができる。

0032

内刃2をクリーニングする場合には、外刃ホルダー4を取り外した後、ホルダー15の取付部20をかみそりヘッド3に外嵌装着する。この状態で図6に示すようにブラシ18や内刃2等に流水を流しかけながら、あるいは溜め置いた水の中に清掃具5の全体を浸漬した状態でスイッチノブ10をオン操作して、内刃2を往復駆動する。さらに本体ケース1を揺振操作して、フレーム17およびブラシ18を本体ケース1に対して前後に往復揺動させる。このときの内刃2のブレード2aとブラシ18との相対摺動作用と、水の洗い流し作用とによって、ブレード2aやその突出基端に付着している毛屑や皮脂を確実に清掃除去できる。

0033

図7ないし図9は、清掃具5のそれぞれ異なる別実施例を示す。図7の清掃具5は、フレーム17側に固定した軸16が、ホルダー15の取付部20に設けた上下に長い溝40で上下スライド自在に案内支持されており、さらにばね41でフレーム17を押し上げ付勢されている。この場合の清掃具5は、端枠部31を洗面台や洗面器内周壁等に押し付けた状態で本体ケース1を揺振操作することにより、ブラシ18と内刃2を相対変位させてクリーニングを行う。あるいは、本体ケース1とフレーム17とを両手で持って、フレーム17を本体ケース1の側へ押し付けながら揺振操作し、流水を流し掛けながらクリーニングしてもよい。ブラシ18はブラシ毛の一群を端枠部31の下面に植毛して形成してあり、それ自体は遊転できない。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の別実施例においても同じ扱いとする。

0034

図8の清掃具5は、フレーム17の端枠部31でブラシ枠42を上下部自在に支持し、ブラシ枠42の下面に内刃2と摺接するブラシ18を設けた。ブラシ枠42の上端には操作片43を設けてある。この場合の清掃具5は操作片43を洗面台等に押し付けて本体ケース1を揺振操作し、これによりブラシ18と内刃2を相対変位させる点が図7の清掃具5とは異なる。この実施例におけるブラシ18は、ブラシ枠42に植毛した一群のブラシ毛で形成する。なお、先の別実施例における端枠部31は、前記操作片43を兼ねている。また、この実施例では内刃2を押し上げ操作するばね13を利用して、これでブラシ枠42を押し上げ操作できるようにした。

0035

図9の清掃具5は、フレーム17を省略して、ホルダー15でブラシ18を往復変位可能に支持した。詳しくは、ホルダー15の規制枠部21の左右側に、前後に長い部分円弧状のガイド溝44を設け、このガイド溝44でブラシ18の軸体35をスライド案内した。さらに、軸体35の軸端に錘り19を設けて、ブラシ18を確実に前後に変位操作できるようにした。ガイド溝44の前後の溝端は、先の実施例におけるストッパー壁25に相当する。この実施例における清掃具5は、フレーム17を省略した分だけ部品点数を減らし、その製造に要するコストを減少できる。

0036

上記の実施例以外に、フレーム17はモータ6の回転動力を利用して、往復駆動することができる。このとき必要があれば、ブラシ18も併わせて回転駆動することができる。清掃具18はブラシ以外の紐状体やくし刃状のゴム片で形成することができる。内刃2は1個のみ設けてあってもよく、内刃2が回転駆動されるロータリ式の電気かみそりであってもよい。この場合にはブラシ18を内刃の螺旋状のブレードに沿って往復変位させるのが好ましい。ストッパー壁25を弾性変形可能に形成して、ストッパー壁25が衝撃吸収片26を兼ねることができる。

図面の簡単な説明

0037

図1清掃具の縦断側面図である。
図2外刃ホルダーと清掃具とを分離した状態での電気かみそりの正面図である。
図3清掃具の分解斜視図である。
図4使用状態における清掃具と内刃との動作を示す縦断側面図である。
図5図2におけるA−A線断面図である。
図6清掃具の使用状態を示す側面図である。
図7清掃具の別実施例を示す縦断側面図である。
図8清掃具のさらに異なる別実施例を示す縦断側面図である。
図9清掃具のさらに異なる別実施例を示す側面図である。

--

0038

1 本体ケース
2内刃
3かみそりヘッド
5清掃具
15ホルダー
16 軸
17フレーム
18清掃体(ブラシ)
19錘り

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ