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技術 ラジオ受信機における放送局名の表示装置

出願人 株式会社ケンウッド
発明者 下野一成
出願日 1999年12月1日 (20年3ヶ月経過) 出願番号 1999-342144
公開日 2001年6月12日 (18年9ヶ月経過) 公開番号 2001-160737
状態 未査定
技術分野 選局回路、自動同調制御回路 受信機の回路一般
主要キーワード 送信周波数データ 一連動作 ディバイダ サテライト局 受信周波数データ 参照周波数 受信処理動作 FMラジオ放送局
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年6月12日)のものです。
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図面 (5)

課題

放送局送信周波数受信周波数が一致している場合に放送局名の表示を行えると共に、当該放送局の送信周波数と受信周波数がわずかに異なった状態で受信されている場合であっても放送局名の表示を行えるようにする。

解決手段

マイコン1に接続される受信f検索部11は、AMフロントエンド7またはFMフロントエンド8で受信されたラジオ放送局受信周波数データと一致するデータがメモリの複数の送信周波数データの中にあるか否か、ならびに送信周波数の所定の範囲内に受信周波数データがあるか否かを検索する。局名検索部13は、受信f検索部11によって検索された受信周波数に対応する放送局名データがメモリの放送局名データの中にあるか否かを検索する。比較部12は、受信f検索部11と局名検索部13による検索結果を比較し、受信周波数に対応する局名を表示させるための比較を行う。制御部14は、比較部12による比較結果に基づいて表示器5に該当放送局名を表示させるように制御する。

概要

背景

AMやFMラジオ放送ラジオ受信機で受信する際に、受信している放送局名を表示するとユーザーにとって甚だ便利であるために、放送局名表示機能を持ったラジオ受信機が広く普及している。

このようなラジオ受信機は、所定の受信地域範囲内、例えば「都道府県別」や「関東地方、東地方等の地方別」に設置された複数のAM/FMラジオ放送局のそれぞれの送信周波数データと、この送信周波数に対応する放送局名データとが予めメモリに格納され、このメモリに格納されている複数の送信周波数データの中から、受信部によって受信された受信周波数と一致するデータの有無を検索し、該当データがあったときに複数の放送局名データの中から該当するデータを取り出して表示部に放送局名を表示するように構成されている(例えば、特開平10−135853に開示)。

かかる構成によってラジオ受信機で受信されたラジオ放送局名称が表示され、聴取者に利便性をもたらすものの、特殊な場合、例えば、他の放送電波による干渉を回避するときや弱電界地域において受信を行なう場合には、ラジオ放送局の送信周波数に対して僅かに異なる受信周波数で受信することが行われている。

この場合には、メモリに格納された複数の送信周波数データの中に該当データが存在せず、これに伴って放送局名の表示はなされず、受信周波数が表示されるのみであった。

これを詳しく説明すると、例えばFMラジオ放送局の受信地域が東京都の場合には、送信周波数が「80.000MHz」で放送局名が「TOKYO−FM」のラジオ放送局を受信周波数が「80.000MHz」で選択して受信できたとすると、メモリに格納された複数の送信周波数データの中から当該受信周波数が検索され、同一の周波数のデータがあった場合には、これに対応する放送局名データを導き出して「TOKYO−FM」なる表示を行う。また、同一の周波数のデータがなかった場合には放送局名の表示を行わず、受信周波数のみの表示を行う。

同様に、送信周波数が「81.300MHz」で放送局名が「J−WAVE」のラジオ放送局を受信周波数が「81.300MHz」で選択して受信できたとすると、メモリに格納された複数の送信周波数データの中から当該受信周波数が検索され、同一の周波数のデータがあった場合には、これに対応する放送局名データを導き出して「J−WAVE」なる表示を行う。

ここで、本来ならば例えば「80.000MHz」で受信して初めて「TOKYO−FM」のような表示をできるものであるが、その受信周波数の前後の値、例えば79.90や79.95MHzもしくは80.05や80.10MHz等で充分に受信感度のよい状況下に置かれている場合には、任意にずらした周波数を受信させたときに、場合によっては受信周波数の79.95MHzで80.000MHzの送信周波数の放送局を受信することができる。

しかし、このような場合には、メモリに格納された複数の送信周波数データの中に受信周波数の79.95MHzに対応するものがなく、「TOKYO−FM」を受信しているに拘らず送信周波数のデータの79.95MHzが存在しないために放送局名表示がなされずに受信周波数表示がなされるのみである。

概要

放送局の送信周波数と受信周波数が一致している場合に放送局名の表示を行えると共に、当該放送局の送信周波数と受信周波数がわずかに異なった状態で受信されている場合であっても放送局名の表示を行えるようにする。

マイコン1に接続される受信f検索部11は、AMフロントエンド7またはFMフロントエンド8で受信されたラジオ放送局の受信周波数データと一致するデータがメモリの複数の送信周波数データの中にあるか否か、ならびに送信周波数の所定の範囲内に受信周波数データがあるか否かを検索する。局名検索部13は、受信f検索部11によって検索された受信周波数に対応する放送局名データがメモリの放送局名データの中にあるか否かを検索する。比較部12は、受信f検索部11と局名検索部13による検索結果を比較し、受信周波数に対応する局名を表示させるための比較を行う。制御部14は、比較部12による比較結果に基づいて表示器5に該当放送局名を表示させるように制御する。

目的

そこで、本発明の目的は、ラジオ放送局の電波を受信したときに、その放送局の送信周波数と受信周波数が一致している場合に放送局名の表示を行えると共に、当該放送局の送信周波数と受信周波数がわずかに異なった状態で受信されている場合であっても放送局名の表示が得られるラジオ受信機における放送局名の表示装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

所定の受信地域範囲内に設置された複数のラジオ放送局のそれぞれの送信周波数データと、放送局名データとが予めメモリに格納され、該メモリに格納されている複数の送信周波数データの中から、受信部による受信周波数と一致するデータの有無を検索し、該当データがあったときに前記複数の放送局名データの中から該当するデータを取り出して表示部に放送局名を表示し得るラジオ受信機において、前記受信部で受信されたラジオ放送局の受信周波数データと一致するデータが前記メモリの複数の送信周波数データの中にあるか否か、ならびに前記送信周波数の所定の範囲内に前記受信周波数データがあるか否かを検索する受信周波数検索部と、前記受信周波数検索部によって検索された受信周波数に対応する放送局名データが前記メモリに格納された複数の放送局名データにあるか否かを検索する局名検索部と、前記受信周波数検索部による検索結果と、前記局名検索部による検索結果とを比較し、前記受信周波数に対応するラジオ放送局の局名を表示させるための比較を行う比較部と、前記比較部の比較結果に基づいて前記表示部に該当放送局名を表示させるように制御する制御部とを具備することを特徴とするラジオ受信機における放送局名の表示装置

請求項2

前記制御部は、前記比較部によって、該当するラジオ放送局が1局のみ存在する場合には、該放送局名を前記表示部に表示させる制御を行うように構成することを特徴とする請求項1に記載のラジオ受信機における放送局名の表示装置。

請求項3

前記制御部は、前記比較部によって、該当するラジオ放送局が前記受信周波数に対応する異なる放送局名として2局以上が存在する場合には、前記表示部には前記放送局名を表示せず、受信周波数を表示させる制御を行うように構成することを特徴とする請求項1に記載のラジオ受信機における放送局名の表示装置。

請求項4

前記受信部によってFMラジオ放送を受信する場合の、前記受信周波数検索部は、前記送信周波数の所定の範囲が前記送信周波数の±0.05MHzに定めて構成することを特徴とする請求項1に記載のラジオ受信機における放送局名の表示装置。

請求項5

前記受信部によってFMラジオ放送を受信する場合の、前記受信周波数検索部は、前記送信周波数の所定の範囲が前記送信周波数の±0.1MHzに定めて構成することを特徴とする請求項1に記載のラジオ受信機における放送局名の表示装置。

請求項6

前記メモリに格納される複数のラジオ放送局のそれぞれの送信周波数データは、所定の周波数ステップに設定された値となるように構成することを特徴とする請求項1に記載のラジオ受信機における放送局名の表示装置。

技術分野

0001

本発明はラジオ受信機における放送局名の表示装置に関し、特に、所定の受信地域範囲内に設置された複数のラジオ放送局のそれぞれの送信周波数データと、放送局名データとが予めメモリに格納され、該メモリに格納されている複数の送信周波数データの中から、受信部による受信周波数と一致するデータの有無を検索し、該当データがあったときに前記複数の放送局名データの中から該当するデータを取り出して表示部に放送局名を表示し得るラジオ受信機における放送局名の表示装置に関する。

背景技術

0002

AMやFMラジオ放送をラジオ受信機で受信する際に、受信している放送局名を表示するとユーザーにとって甚だ便利であるために、放送局名表示機能を持ったラジオ受信機が広く普及している。

0003

このようなラジオ受信機は、所定の受信地域範囲内、例えば「都道府県別」や「関東地方、東地方等の地方別」に設置された複数のAM/FMラジオ放送局のそれぞれの送信周波数データと、この送信周波数に対応する放送局名データとが予めメモリに格納され、このメモリに格納されている複数の送信周波数データの中から、受信部によって受信された受信周波数と一致するデータの有無を検索し、該当データがあったときに複数の放送局名データの中から該当するデータを取り出して表示部に放送局名を表示するように構成されている(例えば、特開平10−135853に開示)。

0004

かかる構成によってラジオ受信機で受信されたラジオ放送局の名称が表示され、聴取者に利便性をもたらすものの、特殊な場合、例えば、他の放送電波による干渉を回避するときや弱電界地域において受信を行なう場合には、ラジオ放送局の送信周波数に対して僅かに異なる受信周波数で受信することが行われている。

0005

この場合には、メモリに格納された複数の送信周波数データの中に該当データが存在せず、これに伴って放送局名の表示はなされず、受信周波数が表示されるのみであった。

0006

これを詳しく説明すると、例えばFMラジオ放送局の受信地域が東京都の場合には、送信周波数が「80.000MHz」で放送局名が「TOKYO−FM」のラジオ放送局を受信周波数が「80.000MHz」で選択して受信できたとすると、メモリに格納された複数の送信周波数データの中から当該受信周波数が検索され、同一の周波数のデータがあった場合には、これに対応する放送局名データを導き出して「TOKYO−FM」なる表示を行う。また、同一の周波数のデータがなかった場合には放送局名の表示を行わず、受信周波数のみの表示を行う。

0007

同様に、送信周波数が「81.300MHz」で放送局名が「J−WAVE」のラジオ放送局を受信周波数が「81.300MHz」で選択して受信できたとすると、メモリに格納された複数の送信周波数データの中から当該受信周波数が検索され、同一の周波数のデータがあった場合には、これに対応する放送局名データを導き出して「J−WAVE」なる表示を行う。

0008

ここで、本来ならば例えば「80.000MHz」で受信して初めて「TOKYO−FM」のような表示をできるものであるが、その受信周波数の前後の値、例えば79.90や79.95MHzもしくは80.05や80.10MHz等で充分に受信感度のよい状況下に置かれている場合には、任意にずらした周波数を受信させたときに、場合によっては受信周波数の79.95MHzで80.000MHzの送信周波数の放送局を受信することができる。

0009

しかし、このような場合には、メモリに格納された複数の送信周波数データの中に受信周波数の79.95MHzに対応するものがなく、「TOKYO−FM」を受信しているに拘らず送信周波数のデータの79.95MHzが存在しないために放送局名表示がなされずに受信周波数表示がなされるのみである。

発明が解決しようとする課題

0010

従来のラジオ受信機における放送局名の表示装置は、受信周波数がラジオ放送局の送信周波数と一致したときのみにその局名表示がなされ、わずかに受信周波数がずれた状態で該当ラジオ放送局を現実に受信している場合であっても、その局名表示がなされないために、聴取者が受信局直観的に確認することができず、希望するラジオ放送局とは異なる局を受信しているのではないかという不安感が生じてしまったり、確認のために再度に亘って受信し直すことがあるために使い勝手が著しく悪くなってしまう。

0011

そこで、本発明の目的は、ラジオ放送局の電波を受信したときに、その放送局の送信周波数と受信周波数が一致している場合に放送局名の表示を行えると共に、当該放送局の送信周波数と受信周波数がわずかに異なった状態で受信されている場合であっても放送局名の表示が得られるラジオ受信機における放送局名の表示装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

前記課題を解決するために、本発明によるラジオ受信機における放送局名の表示装置は次に記載するような特徴的な構成を採用している。

0013

(1)所定の受信地域範囲内に設置された複数のラジオ放送局のそれぞれの送信周波数データと、放送局名データとが予めメモリに格納され、該メモリに格納されている複数の送信周波数データの中から、受信部による受信周波数と一致するデータの有無を検索し、該当データがあったときに前記複数の放送局名データの中から該当するデータを取り出して表示部に放送局名を表示し得るラジオ受信機において、前記受信部で受信されたラジオ放送局の受信周波数データと一致するデータが前記メモリの複数の送信周波数データの中にあるか否か、ならびに前記送信周波数の所定の範囲内に前記受信周波数データがあるか否かを検索する受信周波数検索部と、前記受信周波数検索部によって検索された受信周波数に対応する放送局名データが前記メモリに格納された複数の放送局名データにあるか否かを検索する局名検索部と、前記受信周波数検索部による検索結果と、前記局名検索部による検索結果とを比較し、前記受信周波数に対応するラジオ放送局の局名を表示させるための比較を行う比較部と、前記比較部の比較結果に基づいて前記表示部に該当放送局名を表示させるように制御する制御部とを具備する。

0014

(2)前記(1)の制御部は、前記比較部によって、該当するラジオ放送局が1局のみ存在する場合には、該放送局名を前記表示部に表示させる制御を行うように構成する。

0015

(3)前記(1)の制御部は、前記比較部によって、該当するラジオ放送局が前記受信周波数に対応する異なる放送局名として2局以上が存在する場合には、前記表示部には前記放送局名を表示せず、受信周波数を表示させる制御を行うように構成する。

0016

(4)前記(1)の受信部によってFMラジオ放送を受信する場合の、前記受信周波数検索部は、前記送信周波数の所定の範囲が前記送信周波数の±0.05MHzに定めて構成する。

0017

(5)前記(1)の受信部によってFMラジオ放送を受信する場合の、前記受信周波数検索部は、前記送信周波数の所定の範囲が前記送信周波数の±0.1MHzに定めて構成する。

0018

(6)前記(1)の前記メモリに格納される複数のラジオ放送局のそれぞれの送信周波数データは、所定の周波数ステップに設定された値となるように構成する。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、この形態は、AMラジオ放送とFMラジオ放送を選択して受信できるラジオ受信機に本発明を適用したものである。図1に示すラジオ受信機における放送局名の表示装置は、その全体動作を複合的に制御するためのマイコン1が設けられ、このマイコン1には、CPU2と、一連所定プログラムデータが格納されたROM3と、一連動作の途中で一時的にデータの読み書きを行なうためのRAM4が内蔵されている。

0020

このマイコン1には、表示器5が接続されラジオ受信機における各種の動作モードの表示、受信バンドの表示、受信周波数の表示、受信放送局名の表示等の表示を行うFL表示管液晶表示板で構成されている。また、マイコン1に接続されたキー入力部6は、ラジオ受信機における動作モードの選択指令選局指令、受信バンドの選択指令、受信地域の設定指令再生音量増減指令等々の指令を与えるものである。

0021

ラジオ受信機にAMフロントエンド7とFMフロントエンド8と周波数シンセサイザ9と音声回路10が設けられ、このAMフロントエンド7は、AMラジオ放送を受信して音声信号を得るもので、電圧制御型発振回路を含んで構成され、その発振周波数出力OSCが周波数シンセサイザ9から送出される電圧制御信号Vcoによって変化されることによって受信周波数が制御され、FMフロントエンド8も同様にして電圧制御信号Vcoによって発振周波数出力OSCが制御され、図示せずも周波数シンセサイザ9からのバンド切り替え信号によってAMフロントエンド7とFMフロントエンド8のいずれか一方が動作状態とされ、AMフロントエンド7とFMフロントエンド8の出力が音声回路10に送出されて所定の音声出力が得られる。

0022

この周波数シンセサイザ9は、LPFプリスケーラディバイダ基準周波数分周器、FM/AMバンド切換等の機能を有する一般的なPL受信回路である。なお、マイコン1に接続された発振子1aは、各種動作の基準クロックを生成するためのもので、周波数シンセサイザ9に接続された発振子9aは、発振周波数出力OSCをPLL制御するための基準の信号を生成するものである。

0023

さて、ROM3で構成されるメモリには、所定の受信地域範囲内に設置された複数のラジオ放送局のそれぞれの「送信周波数データ」と、「放送局名データ」とが予め格納されていて、複数の受信地域範囲、例えば関東地方、東北地方、北海道地方等々のそれぞれの「送信周波数データ」と「放送局名データ」がエリアデータとして格納されている。これらの「送信周波数データ」はキー入力部6の有する選局キーアップダウン操作することによって行われる選局連動して周波数シンセサイザ9が制御されてAMフロントエンド7またはFMフロントエンド8のそれぞれの受信周波数が制御され、所望の局音声出力が音声回路10で得られるように構成される。

0024

なお、「送信周波数データ」と「放送局名データ」は、ROM3に格納されることを基本とするがRAM4の格納領域にも格納される場合があり、以下の説明では説明の都合上、「送信周波数データ」と「放送局名データ」がROM3とRAM4に分散して格納されるという仮定で説明する。

0025

また、マイコン1には、本発明の要旨部分の構成である「受信周波数検索部(受信f検索部と略記)11、比較部12、局名検索部13、制御部14」が接続されている。

0026

この受信f検索部11は、AMフロントエンド7またはFMフロントエンド8で受信されたラジオ放送局の受信周波数データと一致するデータが、RAM4に格納された複数の送信周波数データの中にあるか否か、ならびにラジオ放送局の送信周波数の所定の範囲内(例えばFMラジオ放送受信の場合に±0.05MHz)受信周波数データがあるか否かをマイコン1による動作と協働して検索するように構成されている。

0027

局名検索部13は、受信f検索部11によって検索された受信周波数に対応する放送局名データが、RAM4に格納された複数の放送局名データの中にあるか否かをマイコン1による動作と協働して検索するように構成されている。

0028

比較部12は、受信f検索部11による検索結果と、局名検索部13による検索結果とを比較し、AMフロントエンド7またはFMフロントエンド8で受信された受信周波数に対応するラジオ放送局の局名を表示させるための比較をマイコン1による動作と協働して行うように構成されている。

0029

制御部14は、比較部12による比較結果に基づいて表示器5に該当放送局名を表示させるような制御をマイコン1による動作と協働して行うように構成されている。

0030

従って、本形態のラジオ受信機における放送局名の表示装置は、図2に示すフローチャートのようにステップS1で検索周波数受信処理が開始されると、FMフロントエンド8で受信されている検索周波数データ(受信周波数データ)としてステップS2にて検索周波数データがRAM4の中の表示用RAM領域に格納され、次のステップS3で当該検索周波数による受信がOKであるか否かが判定され、Noの場合には動作終了とされる。

0031

また、ステップS3でYesの場合には、ROM(RAM)上に記憶される参照周波数を検索し(ステップS4)、次のステップS5に進んで参照周波数と受信周波数が同一であるか否かが比較部12とマイコン1の協働の動作によって判定され、Yesの場合にはステップS6に進んで局名検索部13とマイコン1の協働の動作によってRAM4の中から導き出され、次のステップS7でその放送局名が表示器5に表示され、ステップS5でNoの場合にはステップS8に進んで隣接周波数の検索の処理が実行されて動作終了とされる。

0032

このステップS8は、図3図4に示すようなフローチャートで実行され、先ずステップS9にて受信周波数データに設定されている加減算範囲(例えばFMラジオ放送受信の場合に±0.05MHz)を付加し、それをRAM4の格納領域RAMa,RAMbに蓄え、次のステップS10で加算隣接周波数と減算隣接周波数をRAM4に書き込み、次のステップS11に進んでROM3とRAM4に格納されている参照周波数(送信周波数)を受信f検索部11とマイコン1の協働の動作による検索が行われ、次のステップS12で参照周波数がRAM4の格納領域RAMaのデータと同一であるか否かが判定され、Yesの場合には次のステップS13で参照周波数に相当する放送局名を導き出し、次のステップS14で放送局名データをRAM4の格納領域RAMaaとして蓄え、図面作成の都合上で生じた中継点Aを介して図4に示すステップS16に進む。また、ステップS12でNoの場合にはステップS15に進み、格納領域RAMaaをクリアして、ステップS16に進む。

0033

このステップS16は、参照周波数がRAM4の格納領域RAMbのデータと同一であるか否かを判定するもので、Yesの場合には次のステップS17で参照周波数に相当する放送局名を導き出し、次のステップS18で放送局名データをRAM4の格納領域RAMbbとして蓄え、次のステップS19に進んでRAM4のRAMaaとRAMbbが同一放送局であるか否かが判定され、Yesの場合には次のステップS20に進んで同一放送局名を導き出し、次のステップS21で当該放送局名をRAM4の表示RAM領域に格納し、この表示データでもって表示器5に放送局名が表示される。

0034

一方、ステップS16でNoの場合にはステップS22に進んでRAM4のRAMbbがクリアされ、ステップS19に進んで以下ステップS20とステップS21が実行され、ステップS19がNoの場合にはステップS23に進んで受信周波数がRAM4の表示RAM領域に蓄えられ、このデータによる受信周波数表示が表示器5に行われ、一連の動作が終了する。

0035

以上の一連の動作は、FMフロントエンド8でFMラジオ放送が例えば79.95MHzで受信された場合を例にして説明すると、その近辺の送信周波数データは、「FM−TOKTO」に対応する「80.00MHz」と「J−WAVE」に対応する「81.30MHz」としてメモリに格納されていて、「FM−TOKTO」に対応する送信周波数の前後の「79.90」、「79.95」、「80.05」、「80.10」はメモリ格納されていない。

0036

そこで、79.95MHzの受信周波数で充分に受信感度の良い状況下におかれていると仮定したとき、先ず、初めに79.95MHzがメモリの送信周波数データにあるか否かを検索する。この場合、該当周波数がメモリ格納されていないために、今度は、その前後の隣接周波数を検索する。その検索する周波数は、予め設定された範囲とする。ここでその範囲を±0.05MHzとした場合、受信周波数の79.95MHz±0.05MHzは、79.00MHzと80.00MHzとなる。

0037

この79.00MHzは、放送局名データがメモリ格納されていないが、80.00MHzがメモリ格納されているので、この「FM−TOKTO」を表示するのである。

0038

一方、79.90MHzの送信周波数の「XYZ」なる局名の放送局が存在する場合には、FMフロントエンド8でFMラジオ放送が例えば79.95MHzで受信された場合を例にして説明すると、その近辺の送信周波数データは、送信周波数が「XYZ」に対応する「79.90MHz」と「FM−TOKTO」に対応する「80.00MHz」と「J−WAVE」に対応する「81.30MHz」としてメモリに格納されていて、「FM−TOKTO」に対応する送信周波数の前後の「79.95」、「80.05」、「80.10」はメモリ格納されていない。

0039

そこで、79.95MHzの受信周波数で充分に受信感度の良い状況下におかれていると仮定したとき、先ず、初めに79.95MHzがメモリの送信周波数データにあるか否かを検索する。この場合、該当周波数がメモリ格納されていないために、今度は、その前後の隣接周波数を検索する。その検索する周波数は、予め設定された範囲とする。ここでその範囲を±0.05MHzとした場合、受信周波数の79.95MHz±0.05MHzは、79.00MHzと80.00MHzとなる。

0040

この79.00MHzは、放送局名の「XYZ」の送信周波数としてメモリ格納されていて、かつ、80.00MHzが「FM−TOKTO」に対応する送信周波数としてメモリ格納されている。このように前後に異なった放送局名がある場合には、「XYZ」と「FM−TOKTO」とのいずれがであるかの決定ができないために、局名表示を行わずに受信周波数の表示のみを行うのである。

0041

他方、80.00MHzの送信周波数の「FM−TOKYO」なる局名の放送局と、そのサテライト局である79.90MHzの送信周波数の同一局が存在する場合には、FMフロントエンド8でFMラジオ放送が例えば79.95MHzで受信された場合を例にして説明すると、その近辺の送信周波数データは、送信周波数がサテライト局の「FM−TOKYO」に対応する「79.90MHz」と「FM−TOKYO」に対応する「80.00MHz」と「J−WAVE」に対応する「81.30MHz」としてメモリに格納されていて、「FM−TOKYO」に対応する送信周波数の前後の「79.95」、「80.05」、「80.10」はメモリ格納されていない。

0042

そこで、79.95MHzの受信周波数で充分に受信感度の良い状況下におかれていると仮定したとき、先ず、初めに79.95MHzがメモリの送信周波数データにあるか否かを検索する。この場合、該当周波数がメモリ格納されていないために、今度は、その前後の隣接周波数を検索する。その検索する周波数は、予め設定された範囲とする。ここでその範囲を±0.05MHzとした場合、受信周波数の79.95MHz±0.05MHzは、79.00MHzと80.00MHzとなる。

0043

この79.00MHzは、サテライト局の「FM−TOKYO」の送信周波数としてメモリ格納されていて、かつ、80.00MHzが「FM−TOKYO」に対応する送信周波数としてメモリ格納されている。このように前後で同一の放送局名がある場合には、「FM−TOKYO」と局名表示を行うのである。

0044

前記メモリに格納される複数のラジオ放送局のそれぞれの送信周波数データは、所定の周波数ステップに設定された値、例えばFMラジオの場合には±0.05MHzのステップでAMラジオの場合には9kHzのステップで設定されるように構成されているが、このようなステップはわが国の電波規格に基づくラジオ放送局の送信周波数がこのように設定されているためであり、外国の例ではAMラジオの場合に10kHzのステップで設定されている例があり、このステップの値は全くの任意に設定することができることは勿論である。

発明の効果

0045

以上の説明で明らかなように、本発明によるラジオ受信機における放送局名の表示装置は、受信周波数がラジオ放送局の送信周波数と一致したときのみならず、わずかに受信周波数がずれた状態であっても当該ラジオ放送局を現実に受信している場合にもその局名表示がなされるので、聴取者が受信局を直観的に確認することができず、希望するラジオ放送局であるか否かを確実に認識でき、使い勝手が著しく向上する。

0046

従って、ラジオ放送局の電波を受信したときに、その放送局の送信周波数と受信周波数が一致している場合に放送局名の表示を行えると共に、当該放送局の送信周波数と受信周波数がわずかに異なった状態で受信されている場合であっても放送局名の表示を行い得るラジオ受信機における放送局名の表示装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0047

図1本発明の一実施の形態によるラジオ受信機における放送局名の表示装置の概略回路構成を示すブロック回路図である。
図2図1に示すラジオ受信機における放送局名の表示装置の検索周波数の受信処理動作を主として説明するためのフローチャートである。
図3図2中に示される1つのステップの詳細動作の前半部分を示すフローチャートである。
図4図2中に示される1つのステップの詳細動作の後半部分を示すフローチャートである。

--

0048

1マイコン
1a,9a発振子
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5表示器
6キー入力部
7 AMフロントエンド
8FMフロントエンド
9周波数シンセサイザ
10音声回路
11 受信f検索部
12比較部
13 局名検索部
14 制御部

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  • 日本放送協会の「 受信機およびプログラム」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】アプリケーション制御情報と放送サービスとのマッピングを可能にする受信機およびプログラムを提供する。【解決手段】放送信号解析部は、放送受信部が受信した放送信号から、選択されている放送サービスに対... 詳細

  • パナソニックIPマネジメント株式会社の「 再生装置および出力装置」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】情報端末上でのユーザの操作を簡略化できる再生装置および出力装置を提供すること。【解決手段】本再生装置は、情報端末との間で直接の無線接続を確立する通信部と、前記通信部が前記情報端末からコンテンツ... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【目的】誤った検知レベルの使用に起因する送信スループットの低下を抑制する。【構成】ネットワークにおいて通信を行う通信装置は、検知すべき信号の受信信号強度を示すレベルであって、第1の通信方式による第1の... 詳細

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