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技術 多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造及びそれを利用したマルチメディア情報の提供方法

出願人 エルジーエレクトロニクスインコーポレイティド
発明者 キョン・ロ・ユンジャン・ミン・ソンスン・バエ・ジュン
出願日 2000年9月22日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 2000-289160
公開日 2001年6月8日 (20年1ヶ月経過) 公開番号 2001-155038
状態 拒絶査定
技術分野 記憶装置の機密保護 検索装置 CATV、双方向TV等 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 連関関係 追加演算 最高階層 ユーザ利用情報 多重階層 最上位項目 階層的ツリー構造 階層的データ構造
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年6月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

情報提供者及び情報ユーザにより構成されるマルチメディアサービスシステム環境下で、情報ユーザの真に所望する情報を迅速且つ容易に推薦及び提供できるようにする。

解決手段

情報提供者及び情報ユーザからなるマルチメディア環境下で、ユーザ嗜好度に応じてユーザに提供される情報の構造において、a)ユーザが利用した情報を示すユーザ利用情報と、b)ユーザが所望する情報を示す嗜好情報と、c)ユーザの状況によって異なるように設定され、嗜好情報のサブツリーに位置する個別嗜好情報とを含む多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造を構成する。

概要

背景

情報提供者及び情報ユーザにより構成されるマルチメディアサービスシステム環境下で、インターネット娯楽及び生活情報を提供するテレビジョン放送、及びケーブルTVなどの情報提供者から提供される新しい情報が増加する一方で、情報の増加に伴って情報ユーザは所望の情報を迅速且つ正確に検索することが益々難しくなっている。

そのため、情報ユーザ(以下、単にユーザと称す)が所望する情報を情報提供者が迅速且つ正確にユーザに提供するために、ユーザが所望する各情報に対するユーザ嗜好度値をユーザ毎に与えて、ユーザが嗜好するプログラム及び情報を推薦するか、自動的に選択させる方法が研究開発されている。その場合、従来の情報提供方法は、ユーザが所望の情報を直接選択して使用した記録(ユーザプロファイル)を利用して、ユーザが所望する情報に対する項目別ユーザ嗜好度情報を構築し、その構築されたユーザ嗜好度情報を利用してユーザに情報を提供するようになっていた。

然るに、このような従来の情報提供方法においては、次のような不都合な点があった。即ち、同一情報に対しても、ユーザの利用状況によって設定されたユーザ嗜好度値をユーザが変化することを望む場合、及び、情報の各項目間の関係が複雑で、1つの項目に対する嗜好度値がユーザの状況及び他の項目との関係によって別の嗜好度に変化する状況に対し、適切に対応することができないということである。

例えば、ユーザAが俳優Bの出演した映画人物>俳優>B)は好むが、俳優Bが監督した映画(人物>監督>B)は好まない場合がある。又、上位項目の嗜好度値は小さいが、下位項目の嗜好度値は大きいこともあるし、反対に、上位項目の嗜好度値は大きいが、下位項目の嗜好度値は小さいときもある。

他の例として、ユーザCは暴力ものが好きで、映画を鑑賞するときは暴力映画を好んで視聴するが、子供と一緒ニュース若しくは教育情報を視聴するときは、暴力シーンが排除されることを希望する。このような場合、従来の情報提供方法においては、同じ暴力シーンに対して、上位項目を映画に設定すると嗜好度値が大きくなり、上位項目をニュース若しくは教育物に設定すると嗜好度値が小さくなるように、利用状況に応じた情報を提供することは困難である。

一方、ユーザの状況によって情報に対する嗜好度値が変化することもあるが従来の情報提供方法は、迅速且つ正確にその変化に対応することが出来ない。例えば、雨の日にはメロドラマの映画や家族映画を好む一方、晴れた日にはアックション映画を好んで視聴することもある。即ち、同一の映画項目に対し、ユーザの状況によって嗜好度が変化するが、従来の情報提供方法では状況に応じた対応が出来ない。

また、ユーザが使う受信装置の位置によって、情報に対する嗜好度が異なることもある。例えば、ユーザが居間にあるTVを利用して映画を視聴するときは、家族がそろっても視聴出来る映画を好むが、自分の部屋にあるTVを利用して映画を視聴するときは成人向け映画を好む場合もある。これに対し、従来の技術は状況に応じた適切な情報を提供することができない。

図12は、従来技術による情報項目の嗜好度を示したテーブルで、各嗜好項目(例えば、娯楽、音楽大衆音楽、....)に対し、固有項目識別子1,17,181,.....及びそれに対応してたそれぞれの嗜好度値86,43,27,....が割り当てられている。項目と嗜好度とが対応させられているだけで、各項目間の関係を表現することが出来ないため、状況が変化しても全項目の嗜好度値は一定に維持され、ユーザの状況に応じた適切な情報を提供することが出来ない。また、嗜好度情報を更新するとき、各々の該当項目は、それらの利用情報に応じて表現されなければならない。もし、利用情報に“娯楽”、“音楽”のような分類情報が存在せず、“C”とある歌手名前と“ニューエージ”というジャンルのみが表現されていれば、“C”項目及び“ニューエージ”項目のみが更新され、“娯楽”、“音楽”、“大衆音楽”、“人物”、“女性歌手”等の関連した上位項目に対する嗜好度値は更新することができない。

概要

情報提供者及び情報ユーザにより構成されるマルチメディアサービスシステム環境下で、情報ユーザの真に所望する情報を迅速且つ容易に推薦及び提供できるようにする。

情報提供者及び情報ユーザからなるマルチメディア環境下で、ユーザ嗜好度に応じてユーザに提供される情報の構造において、a)ユーザが利用した情報を示すユーザ利用情報と、b)ユーザが所望する情報を示す嗜好情報と、c)ユーザの状況によって異なるように設定され、嗜好情報のサブツリーに位置する個別嗜好情報とを含む多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造を構成する。

目的

本発明は、このような従来の欠点に鑑みてなされたもので、情報提供者及びユーザに、ユーザが所望する情報を提供するための、多重階層的構造を有するデータ構造及び、そのデータ構造を利用してユーザの嗜好度に合う情報の提供方法を提供することを目的とする。

そして、本発明の他の目的は、情報提供者からユーザに、ユーザが所望する提供するための、多重階層的構造を有するデータ構造を編集する方法を提供することを目的とする。さらに、本発明のその他の目的は、ユーザ別、嗜好度別情報提供方法として、複数の独立した個別嗜好度情報を定義し、個別の嗜好度情報構造に包含された各々の嗜好項目と嗜好度/非嗜好度とが階層的構造により連結された連関関係を定義して、具体的項目から一般的な項目までの嗜好度/非嗜好度を定義し、各個別嗜好度情報構造の適用条件を定義して、状況によって変化するユーザ嗜好度に合わせて詳細情報の推薦/提供/制限及び状況に応じた情報の推薦/提供/制限を可能にしようとするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
3件

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請求項1

情報提供者及び情報ユーザからなるマルチメディア環境下で、ユーザ嗜好度に応じてユーザに提供される情報の構造において、a)ユーザが利用した情報を示すユーザ利用情報と、b)ユーザが所望する情報を示す嗜好情報と、c)前記ユーザの状況によって異なるように設定され、前記嗜好情報のサブツリーに位置する個別嗜好情報とを含むことを特徴とする多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造

請求項2

前記ユーザ利用情報は、ユーザの人的事項情報と、ユーザが情報を利用した記録と、ユーザが利用可能な情報の使用権限情報とを含むことを特徴とする請求項1記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項3

前記個別嗜好情報は、嗜好項目と、前記嗜好項目に対する嗜好度/非嗜好度情報と、前記嗜好項目に対するデスクリプション情報とを含むことを特徴とする請求項1記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項4

前記嗜好項目には、マルチメディアデータを検索するための条件として使用し得る各項目記述されることを特徴とする請求項3記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項5

前記各嗜好項目は、階層的関係を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項6

前記階層的関係とは、階層的ツリー構造であることを特徴とする請求項5記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項7

前記個別嗜好情報は、ユーザの選択、又は、ユーザの端末装置によって異なるように設定されることを特徴とする請求項1記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項8

前記嗜好情報は、上位項目識別子を利用して階層的構造を形成することを特徴とする請求項1記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項9

前記嗜好情報は、コーディングスキームによる項目識別子を利用して階層的構造を形成することを特徴とする請求項1記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項10

前記嗜好情報は、項目辞典を利用して階層的構造を形成することを特徴とする請求項1記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項11

前記コーディングスキームによる項目識別子を利用して階層的構造を形成するとき、上位項目の嗜好度を除いて下位の嗜好度のみを格納し、階層構造の下位の関連情報だけで上位項目との関連嗜好度を抽出することを特徴とする請求項9記載の多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造。

請求項12

情報提供者及び情報ユーザからなるマルチメディア環境下で、ユーザ嗜好度に応じてユーザに情報を提供する方法において、a)ユーザが検索する項目の嗜好度情報に対し、ユーザ別及び検索項目別に個別嗜好情報を有する多重階層的構造に設定する段階と、b)前記ユーザ別及び検索項目別に嗜好度/非嗜好度を有する嗜好項目情報を検索する段階と、c)ユーザの嗜好度によって前記検索された情報を提供する段階とを有することを特徴とする多重階層構造を利用したマルチメディア情報提供方法

請求項13

前記検索された情報を提供する段階は、ユーザによる嗜好度/非嗜好度中から選択された個別嗜好情報によって、新しい情報を知らせるか、ユーザが好む予想される情報を推薦するか、好まないと予想される情報を制限することを特徴とする請求項12記載の多重階層構造を利用したマルチメディア情報の提供方法。

請求項14

情報提供者及び情報ユーザからなるマルチメディア環境下で、ユーザ嗜好度に応じてユーザに情報を提供する方法において、a)ユーザが検索する項目の嗜好度情報に対し、ユーザ別及び検索項目別に個別嗜好情報を有する多重階層的構造に設定する段階と、b)前記ユーザ別及び検索項目別に嗜好度/非嗜好度を有する嗜好項目情報を検索する段階と、c)ユーザの嗜好度によって前記検索された情報を提供する段階とを有することを特徴とする多重階層構造を編集する方法。

請求項15

前記各項目間の階層的構造が変更されるときは、新しい項目の登録既存項目の削除及びサブツリーが所属するツリーを変更することによって発生することを特徴とする請求項14記載の多重階層構造を編集する方法。

請求項16

前記嗜好情報の構造を変更する段階は、ユーザ利用記録を利用してユーザ別の個別嗜好度情報構造に該当する嗜好項目及び階層構造の上位項目の嗜好度/非嗜好度を変更する段階であることを特徴とする請求項14記載の多重階層構造を編集する方法。

請求項17

前記嗜好情報の構造を変更する段階は、ユーザインターフェースを利用して項目別嗜好度/非嗜好度を変更することを特徴とする請求項14記載の多重階層構造を編集する方法。

技術分野

0001

本発明は、情報を提供する情報提供者及び情報を利用する情報ユーザにより構成されるマルチメディアサービスシステム環境下で、情報ユーザが所望する情報を情報提供者が迅速且つ容易に推薦及び提供するための、多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造及びそれを利用したマルチメディア情報提供方法に関する。

背景技術

0002

情報提供者及び情報ユーザにより構成されるマルチメディアサービスシステム環境下で、インターネット娯楽及び生活情報を提供するテレビジョン放送、及びケーブルTVなどの情報提供者から提供される新しい情報が増加する一方で、情報の増加に伴って情報ユーザは所望の情報を迅速且つ正確に検索することが益々難しくなっている。

0003

そのため、情報ユーザ(以下、単にユーザと称す)が所望する情報を情報提供者が迅速且つ正確にユーザに提供するために、ユーザが所望する各情報に対するユーザ嗜好度値をユーザ毎に与えて、ユーザが嗜好するプログラム及び情報を推薦するか、自動的に選択させる方法が研究開発されている。その場合、従来の情報提供方法は、ユーザが所望の情報を直接選択して使用した記録(ユーザプロファイル)を利用して、ユーザが所望する情報に対する項目別ユーザ嗜好度情報を構築し、その構築されたユーザ嗜好度情報を利用してユーザに情報を提供するようになっていた。

0004

然るに、このような従来の情報提供方法においては、次のような不都合な点があった。即ち、同一情報に対しても、ユーザの利用状況によって設定されたユーザ嗜好度値をユーザが変化することを望む場合、及び、情報の各項目間の関係が複雑で、1つの項目に対する嗜好度値がユーザの状況及び他の項目との関係によって別の嗜好度に変化する状況に対し、適切に対応することができないということである。

0005

例えば、ユーザAが俳優Bの出演した映画人物>俳優>B)は好むが、俳優Bが監督した映画(人物>監督>B)は好まない場合がある。又、上位項目の嗜好度値は小さいが、下位項目の嗜好度値は大きいこともあるし、反対に、上位項目の嗜好度値は大きいが、下位項目の嗜好度値は小さいときもある。

0006

他の例として、ユーザCは暴力ものが好きで、映画を鑑賞するときは暴力映画を好んで視聴するが、子供と一緒ニュース若しくは教育情報を視聴するときは、暴力シーンが排除されることを希望する。このような場合、従来の情報提供方法においては、同じ暴力シーンに対して、上位項目を映画に設定すると嗜好度値が大きくなり、上位項目をニュース若しくは教育物に設定すると嗜好度値が小さくなるように、利用状況に応じた情報を提供することは困難である。

0007

一方、ユーザの状況によって情報に対する嗜好度値が変化することもあるが従来の情報提供方法は、迅速且つ正確にその変化に対応することが出来ない。例えば、雨の日にはメロドラマの映画や家族映画を好む一方、晴れた日にはアックション映画を好んで視聴することもある。即ち、同一の映画項目に対し、ユーザの状況によって嗜好度が変化するが、従来の情報提供方法では状況に応じた対応が出来ない。

0008

また、ユーザが使う受信装置の位置によって、情報に対する嗜好度が異なることもある。例えば、ユーザが居間にあるTVを利用して映画を視聴するときは、家族がそろっても視聴出来る映画を好むが、自分の部屋にあるTVを利用して映画を視聴するときは成人向け映画を好む場合もある。これに対し、従来の技術は状況に応じた適切な情報を提供することができない。

0009

図12は、従来技術による情報項目の嗜好度を示したテーブルで、各嗜好項目(例えば、娯楽、音楽大衆音楽、....)に対し、固有項目識別子1,17,181,.....及びそれに対応してたそれぞれの嗜好度値86,43,27,....が割り当てられている。項目と嗜好度とが対応させられているだけで、各項目間の関係を表現することが出来ないため、状況が変化しても全項目の嗜好度値は一定に維持され、ユーザの状況に応じた適切な情報を提供することが出来ない。また、嗜好度情報を更新するとき、各々の該当項目は、それらの利用情報に応じて表現されなければならない。もし、利用情報に“娯楽”、“音楽”のような分類情報が存在せず、“C”とある歌手名前と“ニューエージ”というジャンルのみが表現されていれば、“C”項目及び“ニューエージ”項目のみが更新され、“娯楽”、“音楽”、“大衆音楽”、“人物”、“女性歌手”等の関連した上位項目に対する嗜好度値は更新することができない。

発明が解決しようとする課題

0010

本発明は、このような従来の欠点に鑑みてなされたもので、情報提供者及びユーザに、ユーザが所望する情報を提供するための、多重階層的構造を有するデータ構造及び、そのデータ構造を利用してユーザの嗜好度に合う情報の提供方法を提供することを目的とする。

0011

そして、本発明の他の目的は、情報提供者からユーザに、ユーザが所望する提供するための、多重階層的構造を有するデータ構造を編集する方法を提供することを目的とする。さらに、本発明のその他の目的は、ユーザ別、嗜好度別情報提供方法として、複数の独立した個別嗜好度情報を定義し、個別の嗜好度情報構造に包含された各々の嗜好項目と嗜好度/非嗜好度とが階層的構造により連結された連関関係を定義して、具体的項目から一般的な項目までの嗜好度/非嗜好度を定義し、各個別嗜好度情報構造の適用条件を定義して、状況によって変化するユーザ嗜好度に合わせて詳細情報の推薦/提供/制限及び状況に応じた情報の推薦/提供/制限を可能にしようとするものである。

課題を解決するための手段

0012

このような目的を達成するため、本発明に係る多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造は、情報提供者及びユーザからなるマルチメディア環境下で、ユーザ嗜好度に応じてユーザに提供される情報の構造が、
a)ユーザが利用した情報を示すユーザ利用情報と、
b)ユーザが所望する情報を示す嗜好情報と、
c)ユーザの状況によって異なるように設定され、嗜好情報のサブツリーに位置する個別嗜好情報とを含むことを特徴としている。

0013

また、本発明に係る多重階層構造を活用した情報提供方法は、情報提供者及びユーザからなるマルチメディア環境下で、ユーザ嗜好度に応じてユーザに情報を提供する方法であって、
a)ユーザが検索する項目の嗜好度情報に対し、ユーザ別及び検索項目別に個別嗜好情報を有する多重階層的構造を設定する段階と、
b)ユーザ別及び検索項目別に嗜好度/非嗜好度を有する嗜好項目情報を検索させる段階と、
c)ユーザの嗜好度によって検索された情報を提供する段階とを含むことを特徴とする。

0014

さらに、本発明に係る多重階層的データ構造を編集する方法は、情報提供者及び情報ユーザからなるマルチメディア環境下で、ユーザ嗜好度に応じてユーザに情報を提供するデータ構造を編集する方法であって、
a)ユーザが検索する項目の嗜好度情報に対し、ユーザ別及び検索項目別に個別嗜好情報を有する多重階層的構造を設定する段階と、
b)ユーザ別及び検索項目別に嗜好度/非嗜好度を有する嗜好項目情報を検索させる段階と、
c)ユーザの嗜好度によって検索された情報を提供する段階とを含むことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明の実施の形態に対し、図面を用いて説明する。本発明実施形態の多重階層的データ構造は、図1に示したように、一人のユーザ(使用者)に対し、ユーザ情報100の下部項目として人的事項110と、多数0,1,....,nの利用記録120と、嗜好情報構造130と、多数0,1,....,nの使用権限情報140が配列されている。さらに、嗜好情報構造130の下部項目として、多数0,1,....,nの個別嗜好情報130(1)が配列され、個別嗜好情報130(1)の下部項目として、嗜好項目130(1)−1、嗜好度/非嗜好度130(1)−2、デスクリプション(説明)130(1)−3が配列されている。

0016

ここで、人的事項110としては、ユーザのユーザ識別子(User ID)、姓名、性別年齢生年月日等のような個人情報を含む。利用記録120としては、ユーザが何時(年、月、日、時)、何処で(client system id)、如何に(play,review,pause,fast forward,stop等のような操作が何時発生したのかに関する情報)及び、どのような情報(information id)を利用したのか、に関する情報を含む。

0017

使用権限情報140 としては、ユーザの利用できる情報に対する許諾可否が表示される。例えば、TV放送を視聴するために申請したチャンネルと申請していないチャンネルの区分や、基本チャンネル有料チャンネルの区分などのような情報を含む。

0018

嗜好情報130としては、複数の個別嗜好情報130(1),130(2),.........,130(n)が包含され、各々の個別嗜好情報130(1)−1としては、一つの嗜好項目130(1)−1と、嗜好/非嗜好度130(1)−2と、一つのデスクリプション130(1)−3を含むが、ここで、デスクリプション130(1)−3を省略することもできる。即ち、デスクリプション130(1)−3は、各個別嗜好情報130(1),130(2),.........,130(n)を区分する必要がある場合に使用されるもので、嗜好情報130と連係されて下部に配列された各個別嗜好情報130(1),130(2),.........,130(n)間の適用条件等を表している。多重嗜好度情報を構成するとき、デスクリプションを利用してユーザは自分の所望する個別嗜好情報を選択して使用することができる。

0019

ここで、各個別嗜好情報は更に多数の個別嗜好情報を有することが出来るため、各嗜好項目間はツリー階層構造に形成され、各嗜好項目に対し嗜好/非嗜好度値が与えられる。なお、嗜好/非嗜好度値は、1(最高非嗜好)から10(最高嗜好)間の多段階値で表現されるか、又は、二進値で表現されるか、若しくは、各項目に該当する情報の利用回数を累積した値で表現される。

0020

図2は、個別嗜好情報の各嗜好項目に対する多重的構造を示した構成図であり、ユーザのシステムが設置された環境や条件に応じて個別嗜好情報の各嗜好項目が多重に配列された状況を示している。

0021

例えば、家庭で利用する情報の嗜好度(例えば、個別嗜好情報130(m))、職場で利用する情報の嗜好度(例えば、個別嗜好情報130(k))、また他の条件で利用する情報の嗜好度(例えば、個別嗜好情報130(n))がそれぞれ異なるように設定される。また、図示したように、個別嗜好情報130(m)は、下位項目として嗜好項目(1−1,1−2,1−3, ....)が配列され、それら嗜好項目(1−1,1−2,1−3,....)の更に下位項目としては他の嗜好項目(2−1,2−2,2−3,.....)が配列されている。

0022

図3は、図1の嗜好項目の階層的構造を詳しく示した構成図であり、嗜好項目の情報を如何にして分類するかによって、図示したような構造に構成される。いうまでもなく、この構造に限定されるわけではない。娯楽項目130(1)−11は、音楽130(1)−111、映画130(1)−112、ドラマ、ゲームショー、トークショースポーツバラエティーショーコンサート等の項目に分類され、音楽項目130(1)−1111は、クラシック及び大衆音楽130(1)−1112等の項目に更に分類される。映画項目130(1)−112は、アクション130(1)−1121、冒険130(1)−1122、コメディ130(1)−1123、ホラー130(1)−1124、ドキュメント、ドラマ、空想科学、児童用等の項目に更に分類される。大衆音楽130(1)−1112は、ロックミュージックバラードヘビーメタルダンス音楽、ニューエージ、R&B、ジャズ、演カントリーウエスタン等の項目に更に分類される。一方、娯楽項目130(1)−11と同様に、ニュース項目130(1)−12は、政治130(1)−121とスポーツ130(1)−122等の項目に分類される。

0023

図4は、ユーザが利用する装置によるユーザ嗜好度の階層構造を示せた構成図であり、例えば、映画のみを提供する装置や音楽のみを提供する装置においては、全体構造200を下位の幾つかの構造200−1,200−2,200−3に分け、各々の個別嗜好情報(項目1−1、項目1−2、項目1−3)に指定して管理することが出来る。ここで、各個別嗜好情報(項目1−1、項目1−2、項目1−3)はデスクリプションを利用して区分、管理されることができる。

0024

図5図9は、図1の個別嗜好情報を示したテーブルであり、図1のような階層的構造は次のように多様な方法により表現することが出来る。先ず、図5は、嗜好項目の自己識別子及び上位嗜好項目の上位項目識別子を利用して図1の階層的構造を示したテーブルで、このような表現方法は、階層的構造の段階数に拘わらず一定のフォーマットにより階層的構造を表現することができるというメリットがある。

0025

図6は、図5の項目識別子のコーディングスキームを利用して図1の階層的構造を示したテーブルで、このような表現方法は、多段階階層構造で最高階層数が定められている場合に効果的で、特に、上位項目及び下位項目にアクセスする時間が速く、格納空間も相対的に少ない。項目識別子は、一定のビット及び/又はバイト(例えば、2バイト)を有する段階数(例えば、4段階)だけのフィールドに区分し、各フィールドを各階層の項目識別子(1st 2bytes,2nd 2bytes,3rd 2bytes, 4th 2bytes)として表現する。即ち、8バイトの項目識別子を2バイトずつの4個のフィールドに区分する。その場合、最初フィールドは最上位項目識別子を有し、次のフィールドは次の階層の項目識別子を有するという方式で、4段階階層構造において最終段階の項目は、4個のフィールド全てが0でない項目識別子を有するようになる。

0026

ここで、4番目のフィールドを0に変えると、直ぐ上のフィールドが項目識別子となり、3番目と4番目のフィールドを両方とも0に変えると、2番目のフィールドが項目識別子となる。例えば、嗜好項目で“ニューエージ”の項目識別子は1−17−181−205であり、その“ニューエージ”項目は1−17−181−0を項目識別子として有する“大衆音楽”項目に属することを意味する。他の例として、嗜好項目において“大衆音楽”の項目識別子は1−17−181−0であり、1−17−0−0を項目識別子として有する“音楽”に属し、“音楽”の項目識別子は1−17−0−0であり、1−0−0−0を項目識別子として有する“娯楽”へ属する。

0027

即ち、1−0−0−0を項目識別子として有する“娯楽”は、1−*−*−*のフォーマットを持つ全ての項目識別子の項目を包含し、特に1−*−0−0のフォーマットを持つ全ての項目をすぐ下の下位階層の項目として包含する。このような表現方法は、各項目の識別子が上位項目の識別子に依存しており、一つのフィールドに属する識別子を変化させることによって項目を区分することができる。従って、各フィールドは全て0から新しく開始することができ、2バイト単位で一つのフィールドを表現することが出来るため、一つの項目は65,535個の下位項目を包含することが出来る。

0028

図7は、図6最下位嗜好度のみを利用して図1の階層的構造を示したテーブルで、このように階層的構造を表現する方法は、階層構造の最下位項目の関連情報だけで上位項目との関連嗜好度を全て抽出する事が出来るため、実際に実時間で上位項目の嗜好度を計算する事が可能で、上位項目の嗜好度を格納しなくても情報の損失がない。即ち、大量のメモリを必要としないというメリットがある。

0029

前述のようなコーディングスキームを利用して嗜好度構造を表現する場合に、別の方式を利用して個別嗜好情報構造を表現する時にも同じ効果がある。

0030

図8は、項目辞典を利用して図1の階層的構造を示したテーブルであり、各項目を各々項目識別子として定義した項目辞典を生成し、上位項目と下位項目間の構造的関係は、項目辞典で定められた項目識別子を利用して検索する。

0031

このように項目辞典を利用して階層的構造を表現する方法は、嗜好項目間の階層構造を確認するためには項目辞典を常に確認しなければならない短所はあるが、最も小さい格納空間で格納できるので、項目を追加したり削除したりするとき、変更が容易である長所がある。

0032

図5図8に図示したように、ユーザ嗜好度情報を表現する方法において、情報を入力してユーザ嗜好度情報を編集する方法は、ユーザ入力型、自動更新型及び混合型がある。ユーザ入力型は、ユーザが所定の情報を利用したとき、対話を通じてユーザが利用した情報に関する嗜好度/非嗜好度の入力を受けて、ユーザ嗜好度を更新する。自動更新型は、ユーザが所定の情報を利用したとき、ユーザが利用した情報に該当する嗜好項目を所定規則に基づいて、自動的にユーザ嗜好度を更新する。混合型は、ユーザ入力型と自動更新型を混合した方式であり、ユーザが入力した情報に対し、所定加重値を与えてユーザ嗜好度を更新する。

0033

このような方式を通じて、ユーザの嗜好度/非嗜好度が編集された後、ユーザ所望の情報を検索したり、ユーザに情報を推薦及び提供したりするために、嗜好項目別の各ユーザの嗜好度/非嗜好度を直接比較して利用する方法と、正規化した嗜好度/非嗜好度を利用する方法がある。

0034

ユーザの利用する情報記録に基づいてユーザの嗜好度/非嗜好度を自動的に編集するためには、各利用情報の分類項目によって最上位項目から最下位項目までの全てを増加させる方法もある。また、個別嗜好情報を嗜好項目辞典として編集する場合に、例えば、女性歌手“C”及び“ニューエージ”の嗜好項目情報のみを利用して、女性歌手“C”及び“ニューエージ”項目が属している各上位項目、即ち、“娯楽”、“音楽”、“大衆音楽”、“人物”、“女性歌手”などのような項目と関連した嗜好度も一緒に更新することが出来る。

0035

図9は、嗜好項目を辞典項目として示したテーブルであり、各ユーザの嗜好情報は、項目辞典全体又は一部に対して、各項目別嗜好度/非嗜好度の値を有する個別嗜好情報の集団及び各個別嗜好情報の適用条件を示すデスクリプションにより表現される。即ち、たくさんの嗜好項目の階層的構造は、上記で説明したように構成されて編集/管理される。

0036

項目辞典のレコードは、嗜好項目識別子、嗜好項目、レベル、上位項目識別子を包含する。嗜好項目識別子は、各嗜好項目を区分するための識別子であり、嗜好項目はユーザに提供する情報の内容を示す。レベルは、階層的構造において各々の嗜好項目が上位から何番目であるかを示しており、最上位レベルは0となる。上位項目識別子は、各嗜好項目が上位のどの嗜好項目に属しているかを示すための識別子であり、ツリー構造上で自分の属した上位嗜好項目の嗜好項目の識別子を有する。

0037

項目辞典は、情報提供者が制作して管理するものであるが、ユーザ側の格納装置に提供することも可能で、この場合、ユーザ側の格納装置に提供された項目辞典は、情報提供者側の項目辞典と一致しなければならない。もし、情報提供者側の項目辞典の内容が変わればユーザ側の項目辞典も変わる。

0038

例えば、ユーザ“A”が“C”という女性歌手の“S”という曲を好む場合、曲“S”が“ニューエージ”に包含されていれば、女性歌手“C”と関連してユーザ“A”の嗜好度情報は、図5図8のように構成することができる。

0039

図10(A)(B)は、階層的データ構造の情報が編集される場合をそれぞれ示した構成図で、図10(A)は編集前、図10(B)は編集後をそれぞれ示している。例えば、曲“S”がユーザ嗜好度情報に登録される時には、“ニューエージ”という音楽ジャンル(即ち、項目)が存在しなかったために、図10(A)に図示したように曲“S”は、“音楽>大衆音楽>バラード130(1)−111M”に分類されていた。しかし、新しい音楽ジャンルとして“ニューエージ”130(1)−111Nという大衆音楽が形成され、曲“S”がバラードから分離されて“ニューエージ”分野へと再分類された場合、ユーザの情報利用記録を利用してユーザの嗜好度は自動的に更新される。

0040

例えば、曲“S”が最初に分類された時、曲“S”は“音楽>大衆音楽>バラード”項目においてユーザが曲“S”を利用した回数に比例する嗜好度値を削除し、新しい分類である“音楽>大衆音楽>ニューエージ”項目に同じ大きさの嗜好度値を加える。同様の方法により、分類が変わった全ての曲を処理するとき、ユーザが意識しないうちに、情報利用記録に基づいて新規登録された“音楽>大衆音楽>ニューエージ”項目の嗜好度が作成される。このとき、情報利用記録は、各情報が利用された回数や使用された回数を計算することが出来る情報を包含しなければならない。

0041

図11(A)(B)は、項目辞典に登録された項目の分類が変更される場合をそれぞれ示したテーブルで、図11(A)は変更前の項目辞典を示したテーブルで、大衆音楽及びクラシック音楽が娯楽項目の音楽項目の下部に分類されているが、図11(B)は変更後の項目辞典を示したテーブルで、大衆音楽及びクラシック音楽が芸術項目の聴覚芸術項目の下部に分類された状態を示している。

0042

このとき、大衆音楽及びクラシック音楽項目に属していた全ての下位項目は自動的に、娯楽>音楽>大衆音楽、娯楽>音楽>クラシック項の下位項目から芸術>聴覚芸術>大衆音楽、芸術>聴覚芸術>クラシック項の下位項目に各々変更される。

0043

このような項目辞典変更方法は、項目辞典の構成方法によって幾つかの追加演算を必要とする場合がある。例えば、各項目が全ての上位階層の項目識別子を包含している場合、項目識別子の全てを変更することもできる。

0044

このように、嗜好項目の分類が変更されると、ユーザ別嗜好情報において大衆音楽及びクラシック音楽項目の上位項目である娯楽項目と音楽項目に該当する嗜好度から、大衆音楽及びクラシック音楽項目に起因して発生した嗜好度に相応する嗜好度を減少させて、新しく分類された芸術と聴覚芸術項の嗜好度を相応するように増加させる。

0045

また、ユーザ嗜好度情報及び利用記録を利用して、ユーザが情報提供者に今後新しい情報を推薦依頼をしたり、情報提供側に接続したりした場合、利用しない情報のうち、ユーザが最も嗜好する可能性の高い情報を推薦することが出来る。一方、前記のように多重階層的データ構造を変更する方法は、ユーザインターフェースユーザ画面)を利用して項目別嗜好度/非嗜好度を変更する。

発明の効果

0046

以上説明したように、本発明に係る多重階層構造を有するユーザ嗜好度情報構造及びこれを活用したマルチメディア情報提供方法においては、ユーザの環境によってユーザが所望する情報を提供するためのユーザ嗜好度をユーザの状況に応じて異なるように提供することができる階層的データ構造を提供し、これを利用して多様な情報を提供することが出来るという効果がある。

0047

また、ユーザ嗜好度を構成する階層的データ構造においては、特に自動的に、または、ユーザの選択によって適切な個別嗜好度情報を利用して、ユーザの状況に合う情報を提供し得るという効果がある。

0048

さらに、各嗜好項目が階層構造を有することによって、多様なレベルの嗜好項目を決めることができ、最下位でない上位嗜好項目を選択した場合、その選択された項目分類に属した情報の中で、更に下位レベルの嗜好度を利用して、詳細情報を提供することが可能で、下位レベルの嗜好項目の嗜好度を利用して上位レベルの嗜好項目の嗜好度を構成し得るという効果がある。

図面の簡単な説明

0049

図1本発明実施形態に係る多重階層的データ構造を示した構成図である。
図2図1の個別嗜好情報の各嗜好項目に対する多重的構造を示した構成図である。
図3図1の各嗜好項目の階層的構造を示した構成図である。
図4ユーザが利用する装置によるユーザ嗜好度の階層構造を示した図である。
図5嗜好項目の自己識別子及び上位嗜好項目の上位項目識別子を利用して図1の階層的構造を示したテーブルである。
図6図5の項目識別子のコーディングスキームを利用して図2の階層的構造を示したテーブルである。
図7図6の最下位嗜好度のみを利用して図2の階層的構造を示したテーブルである。
図8項目辞典を利用して図12の階層的構造を示したテーブルである。
図9嗜好項目を辞典項目として示したテーブルである。
図10階層的データ構造の情報が編集される場合を示した図で、(A)は編集前、(B)は編集後をそれぞれ示した図である。
図11A 変更前の項目辞典を示したテーブルである。
図11B 変更後の項目辞典を示したテーブルである。
図12従来の各情報の項目別嗜好度を示したテーブルである。

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0050

100ユーザ情報、110 人的事項、120利用記録、130嗜好情報、140使用権限情報、130(1) 個別嗜好情報

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