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技術 印刷制御装置及び印刷制御方法及び印刷制御プログラムが格納された記録媒体及び印刷制御プログラム製品

出願人 キヤノン株式会社
発明者 樋口雄一土樋直基森順一境秀樹
出願日 1999年12月9日 (21年10ヶ月経過) 出願番号 1999-350036
公開日 2001年6月8日 (20年4ヶ月経過) 公開番号 2001-154819
状態 特許登録済
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力 付属装置、全体制御
主要キーワード 取り消し対象 読み出しテーブル 値チャネル 割込み指示 排出ステップ 先行投入 割り込みデータ ポイント移動
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

印刷ジョブ割り込み指定された場合には、現在処理中の印刷ジョブの処理を中断し、割り込み指定された印刷ジョブの印刷処理をただちに行い、しかる後に割り込まれた印刷ジョブの復帰を自動的に行う。更に、割り込み印刷ジョブが発生した場合には、割り込まれた印刷ジョブの送信元ホストコンピュータなど)に割り込みが発生したことを通知する。

解決手段

印刷ジョブが割り込み指定された場合には、現在処理中の印刷ジョブの処理を中断し、割り込み指定された印刷ジョブの印刷処理をただちに行い、しかる後に割り込まれた印刷ジョブの復帰を自動的に行う。

概要

背景

従来、ホストコンピュータ印刷装置から構成された印刷ステムにおいては、ホストコンピュータで生成される印字データをもとに印刷装置が印刷を行うというだけではなく、ホストコンピュータで印刷装置の情報獲得環境設定が行えるというが要求されている。

特に昨今のネットワークの普及により、印刷処理時間の速い高機能な1台の印刷装置を複数のユーザがネットワークを介して共有することにより、オフィスにおける大量の印刷ニーズを満たし、管理コスト最低限に押さえられるような使用形態一般化している。

この状況下で、管理者は遠隔地からリアルタイムに印刷装置の管理を行いたいという要求がある。また一般ユーザは、自分が発行した印刷ジョブ処理状況の確認や取り消しといった2次操作を行いたいという要求がある。

概要

印刷ジョブが割り込み指定された場合には、現在処理中の印刷ジョブの処理を中断し、割り込み指定された印刷ジョブの印刷処理をただちに行い、しかる後に割り込まれた印刷ジョブの復帰を自動的に行う。更に、割り込み印刷ジョブが発生した場合には、割り込まれた印刷ジョブの送信元(ホストコンピュータなど)に割り込みが発生したことを通知する。

印刷ジョブが割り込み指定された場合には、現在処理中の印刷ジョブの処理を中断し、割り込み指定された印刷ジョブの印刷処理をただちに行い、しかる後に割り込まれた印刷ジョブの復帰を自動的に行う。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
7件

この技術が所属する分野

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請求項1

部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信し、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御装置であって、印刷データを格納する格納手段と、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御手段とを有し、前記格納手段は、前記画像形成部が印刷ジョブの印刷データから生成される画像データ全てに基づいて画像を形成し終えるまで、当該印刷ジョブの印刷データを格納しておくことを特徴とする印刷制御装置。

請求項2

外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。

請求項3

前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項2に記載の印刷制御装置。

請求項4

前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項2或いは3に記載の印刷制御装置。

請求項5

前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成手段により生成された画像データを全て削除することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項6

前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成手段により生成された画像データを全て無効とすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項7

前記割り込み制御手段は、生成手段が割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、前記格納手段に格納されている、割り込み指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおすことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項8

前記割り込み制御手段は、生成手段が割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、割り込み指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項3或いは4に記載の印刷制御装置。

請求項9

前記割り込み制御手段は、生成手段が割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項5に記載の印刷制御装置。

請求項10

前記割り込み制御手段は、生成手段が割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項6に記載の印刷制御装置。

請求項11

印刷ジョブの割り込み指示は、当該印刷ジョブに含まれていることを特徴とする請求項2乃至10のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項12

外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成手段に、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項13

印刷ジョブの優先指示は、当該印刷ジョブに含まれていることを特徴とする請求項12に記載の印刷制御装置。

請求項14

外部装置からの印刷ジョブの停止指示に応じて、前記生成手段に、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御する停止制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項15

前記停止制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの再開指示に応じて、前記生成手段に、再開指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させるように制御することを特徴とする請求項14に記載の印刷制御装置。

請求項16

前記停止制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの停止指示を受けてから当該印刷ジョブの再開指示を受けるまで、前記生成手段に、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御することを特徴とする請求項15に記載の印刷制御装置。

請求項17

前記生成手段は、前記印刷ジョブの順位をリスト化したリスト情報において、未だに印刷データの解析処理が行なわれていない印刷ジョブの中で最も先頭にある印刷データを解析処理することを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項18

印刷ジョブを識別するための識別情報を、受信された印刷ジョブに付与する付与手段を有することを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項19

前記格納手段は、識別情報をもとに印刷ジョブの印刷データをアクセス可能のように、前記印刷データを格納することを特徴とする請求項18に記載の印刷制御装置。

請求項20

前記画像形成部は、電子写真方式であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項21

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定手段を有し、前記割込み制御手段は、前記判定手段が許可しないと判定すると、前記生成手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御しないことを特徴とする請求項2乃至11のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項22

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定手段を有し、前記割込み制御手段は、前記画像形成制御手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させないことを特徴とする請求項3に記載の印刷制御装置。

請求項23

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定手段を有し、前記割込み制御手段は、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させないことを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。

請求項24

割り込み指示を使用するか否かを設定する設定手段を有し、前記判定手段は、前記設定手段により使用すると設定された場合には、割り込み指示を許可すると判定することを特徴とする請求項21乃至23のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項25

電源切断指示時に前記停止指示された印刷ジョブが存在するか否か判定する判定手段と、前記判定手段により存在すると判定された場合、電源切断を所定時間停止する電源制御手段を有することを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項26

前記電源制御手段は、前記所定時間に電源切断指示があれば、電源切断処理を行ない、前記所定時間に電源切断指示がなければ前記電源切断処理を行なわないことを特徴とする請求項25に記載の印刷制御装置。

請求項27

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御装置であって、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御手段とを有し、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成手段に、指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第1のモードと、前記生成手段に、印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第2のモードとを有することを特徴とする印刷制御装置。

請求項28

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成制御手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項27に記載の印刷制御装置。

請求項29

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項27或いは28に記載の印刷制御装置。

請求項30

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成手段により生成された画像データを全て削除することを特徴とする請求項27乃至29のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項31

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成手段により生成された画像データを全て無効とすることを特徴とする請求項27乃至29のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項32

前記第1モードでは、生成手段が指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおすことを特徴とする請求項27乃至31のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項33

前記第1モードでは、生成手段が指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項28或いは29に記載の印刷制御装置。

請求項34

前記第1モードでは、生成手段が指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項30に記載の印刷制御装置。

請求項35

前記第1モードでは、生成手段が指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項31に記載の印刷制御装置。

請求項36

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御装置であって、印刷データを解析して画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御手段と、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御手段と、前記割り込み制御手段により印刷ジョブの印刷データの解析処理が中止させられた場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知手段とを有することを特徴とする印刷制御装置。

請求項37

前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項36に記載の印刷制御装置。

請求項38

前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項36或いは37に記載の印刷制御装置。

請求項39

前記通知手段は、前記割り込み制御手段により印刷データの解析処理が中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項36乃至38のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項40

前記通知手段は、前記割り込み制御手段により画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項37に記載の印刷制御装置。

請求項41

前記通知手段は、前記割り込み制御手段により画像データに基づく画像形成を中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項38に記載の印刷制御装置。

請求項42

前記通知手段は、前記生成手段により印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項36乃至41のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項43

外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項36乃至42のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項44

受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて格納するアドレス格納手段を有することを特徴とする請求項43に記載の印刷制御装置。

請求項45

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御装置であって、印刷データを解析して画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御手段と、外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成手段に、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御手段と、前記優先制御手段により優先指示された印刷ジョブの印刷データが解析処理された場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知手段とを有することを特徴とする印刷制御装置。

請求項46

前記通知手段は、前記生成手段により印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項45に記載の印刷制御装置。

請求項47

外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項45に記載の印刷制御装置。

請求項48

受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて格納するアドレス格納手段を有することを特徴とする請求項47に記載の印刷制御装置。

請求項49

割り込み印刷機能を備えた印刷制御装置であって、外部装置から供給された印刷ジョブを格納する記憶手段と、外部からの割り込み命令を入力する手段と、前記割り込み命令の応答して、前記印刷ジョブの退避処理を行う退避手段と、前記退避処理に応答して、前記外部装置に割り込みが有った旨を知らせる出力手段とを有することを特徴とする印刷制御装置。

請求項50

前記印刷ジョブを解析して印刷装置へ出力するための処理手段を有し、該処理手段により出力中の印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記退避処理を行うことを特徴とする請求項49に記載の印刷制御装置。

請求項51

前記割り込み印刷は、前記割り込み命令の入力後に送信された印刷ジョブを優先的に印刷することを特徴とする請求項49或いは50に記載の印刷制御装置。

請求項52

前記割り込み印刷は、既に供給されている複数の印刷ジョブの内、特定の印刷ジョブを優先的に印刷することを特徴とする請求項49乃至51のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項53

前記記憶手段は複数の印刷ジョブを格納し、前記割り込み命令の実行後には、前記処理手段により出力中であった印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記割り込み命令の入力前の状態に戻すことを特徴とする請求項50に記載の印刷制御装置。

請求項54

前記印刷ジョブを供給する前記外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項49乃至53のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項55

割り込まれた印刷ジョブを転送したホストコンピュータに対して割り込み印刷が行われている旨を知らせるインターフェース手段を有することを特徴とする請求項54に記載の印刷制御装置。

請求項56

複数のシート排出手段を有し、割り込み処理された印刷シートを、他の印刷シートとは異なるシート排出手段に排出させることを特徴とする請求項49乃至55のいずれかに記載の印刷制御装置。

請求項57

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信し、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御方法であって、印刷データを格納手段に格納する格納ステップと、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップとを有し、前記格納ステップは、前記画像形成部が印刷ジョブの印刷データから生成される画像データ全てに基づいて画像を形成し終えるまで、当該印刷ジョブの印刷データを前記格納手段に格納しておくことを特徴とする印刷制御方法。

請求項58

外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御ステップを有することを特徴とする請求項57に記載の印刷制御方法。

請求項59

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項58に記載の印刷制御方法。

請求項60

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項58或いは59に記載の印刷制御方法。

請求項61

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て削除することを特徴とする請求項58乃至60のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項62

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て無効とすることを特徴とする請求項58乃至60のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項63

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、前記格納手段に格納されている、割り込み指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおすことを特徴とする請求項58乃至62のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項64

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、割り込み指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項59或いは60に記載の印刷制御方法。

請求項65

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項61に記載の印刷制御方法。

請求項66

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項62に記載の印刷制御方法。

請求項67

印刷ジョブの割り込み指示は、当該印刷ジョブに含まれていることを特徴とする請求項58乃至66のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項68

外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成ステップに、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御ステップを有することを特徴とする請求項57乃至67のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項69

印刷ジョブの優先指示は、当該印刷ジョブに含まれていることを特徴とする請求項68に記載の印刷制御方法。

請求項70

外部装置からの印刷ジョブの停止指示に応じて、前記生成ステップに、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御する停止制御ステップを有することを特徴とする請求項57乃至69のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項71

前記停止制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの再開指示に応じて、前記生成ステップに、再開指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させるように制御することを特徴とする請求項70に記載の印刷制御方法。

請求項72

前記停止制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの停止指示を受けてから当該印刷ジョブの再開指示を受けるまで、、前記生成ステップに、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御することを特徴とする請求項71に記載の印刷制御方法。

請求項73

前記生成ステップは、前記印刷ジョブの順位をリスト化したリスト情報において、未だに印刷データの解析処理が行なわれていない印刷ジョブの中で最も先頭にある印刷データを解析処理することを特徴とする請求項57乃至72のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項74

印刷ジョブを識別するための識別情報を、受信された印刷ジョブに付与する付与ステップを有することを特徴とする請求項57乃至73のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項75

前記格納ステップは、識別情報をもとに印刷ジョブの印刷データをアクセス可能のように、前記印刷データを前記格納手段に格納することを特徴とする請求項74に記載の印刷制御方法。

請求項76

前記画像形成部は、電子写真方式であることを特徴とする請求項57乃至75のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項77

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記判定ステップが許可しないと判定すると、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御しないことを特徴とする請求項58乃至67のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項78

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させないことを特徴とする請求項59に記載の印刷制御方法。

請求項79

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させないことを特徴とする請求項60に記載の印刷制御方法。

請求項80

割り込み指示を使用するか否かを設定する設定ステップを有し、前記判定ステップは、前記設定ステップにより使用すると設定された場合には、割り込み指示を許可すると判定することを特徴とする請求項77乃至79のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項81

電源切断指示時に前記停止指示された印刷ジョブが存在するか否か判定する判定ステップと、前記判定ステップにより存在すると判定された場合、電源切断を所定時間停止する電源制御ステップを有することを特徴とする請求項70乃至72のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項82

前記電源制御ステップは、前記所定時間に電源切断指示があれば、電源切断処理を行ない、前記所定時間に電源切断指示がなければ前記電源切断処理を行なわないことを特徴とする請求項81に記載の印刷制御方法。

請求項83

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御方法であって、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップとを有し、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップに、指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第1のモードと、前記生成ステップに、印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第2のモードとを有することを特徴とする印刷制御方法。

請求項84

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項83に記載の印刷制御方法。

請求項85

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項83或いは84に記載の印刷制御方法。

請求項86

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て削除することを特徴とする請求項83乃至85のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項87

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て無効とすることを特徴とする請求項83乃至85のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項88

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおすことを特徴とする請求項83乃至87のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項89

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項84或いは85に記載の印刷制御方法。

請求項90

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項86に記載の印刷制御方法。

請求項91

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項87に記載の印刷制御方法。

請求項92

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御方法であって、印刷データを解析して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップと、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御ステップと、前記割り込み制御ステップにより印刷ジョブの印刷データの解析処理が中止させられた場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知ステップとを有することを特徴とする印刷制御方法。

請求項93

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項92に記載の印刷制御方法。

請求項94

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項92に記載の印刷制御方法。

請求項95

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより印刷データの解析処理が中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項92に記載の印刷制御方法。

請求項96

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項93に記載の印刷制御方法。

請求項97

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより画像データに基づく画像形成を中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項94に記載の印刷制御方法。

請求項98

前記通知ステップは、前記生成ステップにより印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項92乃至97のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項99

外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項92乃至98のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項100

受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて前記格納手段に格納するアドレス格納ステップを有することを特徴とする請求項99に記載の印刷制御方法。

請求項101

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御方法であって、印刷データを解析して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップと、外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成ステップに、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御ステップと、前記優先制御ステップにより優先指示された印刷ジョブの印刷データが解析処理された場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知ステップとを有することを特徴とする印刷制御方法。

請求項102

前記通知ステップは、前記生成ステップにより印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項101に記載の印刷制御方法。

請求項103

外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項101に記載の印刷制御方法。

請求項104

受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて前記格納手段に格納するアドレス格納ステップを有することを特徴とする請求項103に記載の印刷制御方法。

請求項105

割り込み印刷機能を備えた印刷制御方法であって、外部装置から供給された印刷ジョブを格納する記憶ステップと、外部からの割り込み命令を入力するステップと、前記割り込み命令の応答して、前記印刷ジョブの退避処理を行う退避ステップと、前記退避処理に応答して、前記外部装置に割り込みが有った旨を知らせる出力ステップとを有することを特徴とする印刷制御方法。

請求項106

前記印刷ジョブを解析して印刷装置へ出力するための処理ステップを有し、該処理ステップにより出力中の印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記退避処理を行うことを特徴とする請求項105に記載の印刷制御方法。

請求項107

前記割り込み印刷は、前記割り込み命令の入力後に送信された印刷ジョブを優先的に印刷することを特徴とする請求項105或いは106に記載の印刷制御方法。

請求項108

前記割り込み印刷は、既に供給されている複数の印刷ジョブの内、特定の印刷ジョブを優先的に印刷することを特徴とする請求項105乃至107のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項109

前記記憶ステップは複数の印刷ジョブを格納し、前記割り込み命令の実行後には、前記処理ステップにより出力中であった印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記割り込み命令の入力前の状態に戻すことを特徴とする請求項106に記載の印刷制御方法。

請求項110

前記印刷ジョブを供給する前記外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項105乃至109のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項111

割り込まれた印刷ジョブを転送したホストコンピュータに対して割り込み印刷が行われている旨を知らせるインターフェースステップを有することを特徴とする請求項110に記載の印刷制御方法。

請求項112

複数のシート排出手段にのいずれかに印刷シートを排出する排出ステップを有し、前記排出ステップは、割り込み処理された印刷シートを、他の印刷シートとは異なるシート排出手段に排出することを特徴とする請求項105乃至111のいずれかに記載の印刷制御方法。

請求項113

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信し、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御プログラムが格納された記録媒体であって、前記印刷制御プログラムは、印刷データを格納手段に格納する格納ステップと、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップとを有し、前記格納ステップは、前記画像形成部が印刷ジョブの印刷データから生成される画像データ全てに基づいて画像を形成し終えるまで、当該印刷ジョブの印刷データを前記格納手段に格納しておくことを特徴とする記録媒体。

請求項114

外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御ステップを有することを特徴とする請求項113に記載の記録媒体。

請求項115

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項114に記載の記録媒体。

請求項116

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項114或いは115に記載の記録媒体。

請求項117

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て削除することを特徴とする請求項114乃至116のいずれかに記載の記録媒体。

請求項118

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て無効とすることを特徴とする請求項114乃至116のいずれかに記載の記録媒体。

請求項119

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、前記格納手段に格納されている、割り込み指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおすことを特徴とする請求項114乃至118のいずれかに記載の記録媒体。

請求項120

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、割り込み指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項115或いは116に記載の記録媒体。

請求項121

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項117に記載の記録媒体。

請求項122

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項118に記載の記録媒体。

請求項123

印刷ジョブの割り込み指示は、当該印刷ジョブに含まれていることを特徴とする請求項114乃至122のいずれかに記載の記録媒体。

請求項124

前記印刷制御プログラムは、外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成ステップに、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御ステップを有することを特徴とする請求項113乃至123のいずれかに記載の記録媒体。

請求項125

印刷ジョブの優先指示は、当該印刷ジョブに含まれていることを特徴とする請求項124に記載の記録媒体。

請求項126

前記印刷制御プログラムは、外部装置からの印刷ジョブの停止指示に応じて、前記生成ステップに、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御する停止制御ステップを有することを特徴とする請求項113乃至125のいずれかに記載の記録媒体。

請求項127

前記停止制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの再開指示に応じて、前記生成ステップに、再開指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させるように制御することを特徴とする請求項126に記載の記録媒体。

請求項128

前記停止制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの停止指示を受けてから当該印刷ジョブの再開指示を受けるまで、、前記生成ステップに、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御することを特徴とする請求項127に記載の記録媒体。

請求項129

前記生成ステップは、前記印刷ジョブの順位をリスト化したリスト情報において、未だに印刷データの解析処理が行なわれていない印刷ジョブの中で最も先頭にある印刷データを解析処理することを特徴とする請求項113乃至128のいずれかに記載の記録媒体。

請求項130

前記印刷制御プログラムは、印刷ジョブを識別するための識別情報を、受信された印刷ジョブに付与する付与ステップを有することを特徴とする請求項113乃至129のいずれかに記載の記録媒体。

請求項131

前記格納ステップは、識別情報をもとに印刷ジョブの印刷データをアクセス可能のように、前記印刷データを前記格納手段に格納することを特徴とする請求項130に記載の記録媒体。

請求項132

前記画像形成部は、電子写真方式であることを特徴とする請求項113乃至131のいずれかに記載の記録媒体。

請求項133

前記印刷制御プログラムは、前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記判定ステップが許可しないと判定すると、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御しないことを特徴とする請求項114乃至123のいずれかに記載の記録媒体。

請求項134

前記印刷制御プログラムは、前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させないことを特徴とする請求項115に記載の記録媒体。

請求項135

前記印刷制御プログラムは、前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させないことを特徴とする請求項116に記載の記録媒体。

請求項136

前記印刷制御プログラムは、割り込み指示を使用するか否かを設定する設定ステップを有し、前記判定ステップは、前記設定ステップにより使用すると設定された場合には、割り込み指示を許可すると判定することを特徴とする請求項133乃至135のいずれかに記載の記録媒体。

請求項137

前記印刷制御プログラムは、電源切断指示時に前記停止指示された印刷ジョブが存在するか否か判定する判定ステップと、前記判定ステップにより存在すると判定された場合、電源切断を所定時間停止する電源制御ステップを有することを特徴とする請求項126乃至128のいずれかに記載の記録媒体。

請求項138

前記電源制御ステップは、前記所定時間に電源切断指示があれば、電源切断処理を行ない、前記所定時間に電源切断指示がなければ前記電源切断処理を行なわないことを特徴とする請求項137に記載の記録媒体。

請求項139

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御プログラムが格納された記録媒体であって、前記印刷制御プログラムは、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップとを有し、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップに、指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第1のモードと、前記生成ステップに、印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第2のモードとを有することを特徴とする記録媒体。

請求項140

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項139に記載の記録媒体。

請求項141

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項139或いは140に記載の記録媒体。

請求項142

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て削除することを特徴とする請求項139乃至141のいずれかに記載の記録媒体。

請求項143

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て無効とすることを特徴とする請求項139乃至141のいずれかに記載の記録媒体。

請求項144

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおすことを特徴とする請求項139乃至143のいずれかに記載の記録媒体。

請求項145

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項140或いは141に記載の記録媒体。

請求項146

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項142に記載の記録媒体。

請求項147

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項143に記載の記録媒体。

請求項148

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御プログラムが格納された記録媒体であって、前記印刷制御プログラムは、印刷データを解析して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップと、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御ステップと、前記割り込み制御ステップにより印刷ジョブの印刷データの解析処理が中止させられた場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知ステップとを有することを特徴とする記録媒体。

請求項149

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項148に記載の記録媒体。

請求項150

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項148或いは149に記載の記録媒体。

請求項151

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより印刷データの解析処理が中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項148乃至150のいずれかに記載の記録媒体。

請求項152

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項149に記載の記録媒体。

請求項153

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより画像データに基づく画像形成を中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項150に記載の記録媒体。

請求項154

前記通知ステップは、前記生成ステップにより印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項148乃至153のいずれかに記載の記録媒体。

請求項155

外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項148乃至154のいずれかに記載の記録媒体。

請求項156

前記印刷制御プログラムは、受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて前記格納手段に格納するアドレス格納ステップを有することを特徴とする請求項155に記載の記録媒体。

請求項157

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御プログラムが格納された記録媒体であって、前記印刷制御プログラムは、印刷データを解析して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップと、外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成ステップに、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御ステップと、前記優先制御ステップにより優先指示された印刷ジョブの印刷データが解析処理された場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知ステップとを有することを特徴とする記録媒体。

請求項158

前記通知ステップは、前記生成ステップにより印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項157に記載の記録媒体。

請求項159

外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項157に記載の記録媒体。

請求項160

前記印刷制御プログラムは、受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて前記格納手段に格納するアドレス格納ステップを有することを特徴とする請求項159に記載の記録媒体。

請求項161

割り込み印刷機能を備えた印刷制御プログラムが格納された記録媒体であって、前記印刷制御プログラムは、外部装置から供給された印刷ジョブを格納する記憶ステップと、外部からの割り込み命令を入力するステップと、前記割り込み命令の応答して、前記印刷ジョブの退避処理を行う退避ステップと、前記退避処理に応答して、前記外部装置に割り込みがあった旨を知らせる出力ステップとを有することを特徴とする記録媒体。

請求項162

前記印刷制御プログラムは、前記印刷ジョブを解析して印刷装置へ出力するための処理ステップを有し、該処理ステップにより出力中の印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記退避処理を行うことを特徴とする請求項161に記載の記録媒体。

請求項163

前記割り込み印刷は、前記割り込み命令の入力後に送信された印刷ジョブを優先的に印刷することを特徴とする請求項161或いは162に記載の記録媒体。

請求項164

前記割り込み印刷は、既に供給されている複数の印刷ジョブの内、特定の印刷ジョブを優先的に印刷することを特徴とする請求項161乃至163のいずれかに記載の記録媒体。

請求項165

前記記憶ステップは複数の印刷ジョブを格納し、前記割り込み命令の実行後には、前記処理ステップにより出力中であった印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記割り込み命令の入力前の状態に戻すことを特徴とする請求項162に記載の記録媒体。

請求項166

前記印刷ジョブを供給する前記外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項161乃至165のいずれかに記載の記録媒体。

請求項167

前記印刷制御プログラムは、割り込まれた印刷ジョブを転送したホストコンピュータに対して割り込み印刷が行われている旨を知らせるインターフェースステップを有することを特徴とする請求項166に記載の記録媒体。

請求項168

前記印刷制御プログラムは、複数のシート排出手段のいずれかに印刷シートを排出する排出ステップを有し、前記排出ステップは、割り込み処理された印刷シートを、他の印刷シートとは異なるシート排出手段に排出することを特徴とする請求項161乃至167のいずれかに記載の記録媒体。

請求項169

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信し、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御プログラム製品であって、印刷データを格納手段に格納する格納ステップと、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップとを有し、前記格納ステップは、前記画像形成部が印刷ジョブの印刷データから生成される画像データ全てに基づいて画像を形成し終えるまで、当該印刷ジョブの印刷データを前記格納手段に格納しておくことを特徴とする印刷制御プログラム製品。

請求項170

外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御ステップを有することを特徴とする請求項169に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項171

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項170に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項172

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項170或いは171に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項173

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て削除することを特徴とする請求項170乃至172のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項174

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て無効とすることを特徴とする請求項170乃至172のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項175

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、前記格納手段に格納されている、割り込み指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおすことを特徴とする請求項170乃至174のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項176

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、割り込み指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項171或いは172に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項177

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項173に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項178

前記割り込み制御ステップは、生成ステップが割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項174に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項179

印刷ジョブの割り込み指示は、当該印刷ジョブに含まれていることを特徴とする請求項170乃至178のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項180

外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成ステップに、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御ステップを有することを特徴とする請求項169乃至179のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項181

印刷ジョブの優先指示は、当該印刷ジョブに含まれていることを特徴とする請求項180に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項182

外部装置からの印刷ジョブの停止指示に応じて、前記生成ステップに、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御する停止制御ステップを有することを特徴とする請求項169乃至181のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項183

前記停止制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの再開指示に応じて、前記生成ステップに、再開指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させるように制御することを特徴とする請求項182に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項184

前記停止制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの停止指示を受けてから当該印刷ジョブの再開指示を受けるまで、、前記生成ステップに、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御することを特徴とする請求項183に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項185

前記生成ステップは、前記印刷ジョブの順位をリスト化したリスト情報において、未だに印刷データの解析処理が行なわれていない印刷ジョブの中で最も先頭にある印刷データを解析処理することを特徴とする請求項169乃至184のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項186

印刷ジョブを識別するための識別情報を、受信された印刷ジョブに付与する付与ステップを有することを特徴とする請求項169乃至185のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項187

前記格納ステップは、識別情報をもとに印刷ジョブの印刷データをアクセス可能のように、前記印刷データを前記格納手段に格納することを特徴とする請求項186に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項188

前記画像形成部は、電子写真方式であることを特徴とする請求項169乃至187のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項189

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記判定ステップが許可しないと判定すると、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御しないことを特徴とする請求項170乃至179のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項190

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させないことを特徴とする請求項171に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項191

前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定ステップを有し、前記割込み制御ステップは、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させないことを特徴とする請求項172に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項192

割り込み指示を使用するか否かを設定する設定ステップを有し、前記判定ステップは、前記設定ステップにより使用すると設定された場合には、割り込み指示を許可すると判定することを特徴とする請求項189乃至191のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項193

電源切断指示時に前記停止指示された印刷ジョブが存在するか否か判定する判定ステップと、前記判定ステップにより存在すると判定された場合、電源切断を所定時間停止する電源制御ステップを有することを特徴とする請求項182乃至184のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項194

前記電源制御ステップは、前記所定時間に電源切断指示があれば、電源切断処理を行ない、前記所定時間に電源切断指示がなければ前記電源切断処理を行なわないことを特徴とする請求項193に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項195

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御プログラム製品であって、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップとを有し、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップに、指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第1のモードと、前記生成ステップに、印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第2のモードとを有することを特徴とする印刷制御プログラム製品。

請求項196

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項195に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項197

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項195或いは196に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項198

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て削除することを特徴とする請求項195乃至197のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項199

前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成ステップにより生成された画像データを全て無効とすることを特徴とする請求項195乃至197のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項200

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおすことを特徴とする請求項195乃至199のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項201

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項196或いは197に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項202

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項198に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項203

前記第1モードでは、生成ステップが指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおすことを特徴とする請求項199に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項204

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御プログラム製品であって、印刷データを解析して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップと、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御ステップと、前記割り込み制御ステップにより印刷ジョブの印刷データの解析処理が中止させられた場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知ステップとを有することを特徴とする印刷制御プログラム製品。

請求項205

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御ステップに、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させることを特徴とする請求項204に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項206

前記割り込み制御ステップは、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させることを特徴とする請求項204或いは205に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項207

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより印刷データの解析処理が中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項204乃至206のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項208

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項205に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項209

前記通知ステップは、前記割り込み制御ステップにより画像データに基づく画像形成を中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項206に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項210

前記通知ステップは、前記生成ステップにより印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項204乃至209のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項211

外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項204乃至210のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項212

受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて前記格納手段に格納するアドレス格納ステップを有することを特徴とする請求項211に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項213

外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御プログラム製品であって、印刷データを解析して画像データを生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御ステップと、外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成ステップに、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御ステップと、前記優先制御ステップにより優先指示された印刷ジョブの印刷データが解析処理された場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知ステップとを有することを特徴とする印刷制御プログラム製品。

請求項214

前記通知ステップは、前記生成ステップにより印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知することを特徴とする請求項213に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項215

外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項213に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項216

受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて前記格納手段に格納するアドレス格納ステップを有することを特徴とする請求項215に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項217

割り込み印刷機能を備えた印刷制御プログラム製品であって、外部装置から供給された印刷ジョブを格納する記憶ステップと、外部からの割り込み命令を入力するステップと、前記割り込み命令の応答して、前記印刷ジョブの退避処理を行う退避ステップと、前記退避処理に応答して、前記外部装置に割り込みが有った旨を知らせる出力ステップとを有することを特徴とする印刷制御プログラム製品。

請求項218

前記印刷ジョブを解析して印刷装置へ出力するための処理ステップを有し、該処理ステップにより出力中の印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記退避処理を行うことを特徴とする請求項217に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項219

前記割り込み印刷は、前記割り込み命令の入力後に送信された印刷ジョブを優先的に印刷することを特徴とする請求項217或いは218に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項220

前記割り込み印刷は、既に供給されている複数の印刷ジョブの内、特定の印刷ジョブを優先的に印刷することを特徴とする請求項217或いは219に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項221

前記記憶ステップは複数の印刷ジョブを格納し、前記割り込み命令の実行後には、前記処理ステップにより出力中であった印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記割り込み命令の入力前の状態に戻すことを特徴とする請求項218に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項222

前記印刷ジョブを供給する前記外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータであることを特徴とする請求項217乃至221のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

請求項223

割り込まれた印刷ジョブを転送したホストコンピュータに対して割り込み印刷が行われている旨を知らせるインターフェースステップを有することを特徴とする請求項222に記載の印刷制御プログラム製品。

請求項224

複数のシート排出手段のいずれかに印刷シートを排出する排出ステップを有し、前記排出ステップは、割り込み処理された印刷シートを、他の印刷シートとは異なるシート排出手段に排出することを特徴とする請求項217乃至223のいずれかに記載の印刷制御プログラム製品。

技術分野

0001

本発明は、ユーザの指示にしたがって印刷データを生成するホストコンピュータと、前記ホストコンピュータから所定の通信媒体を介して送信されてきた印刷データをデータ処理して画像データを生成し、用紙などのメディアに実際に印刷を行う印刷装置からなる印刷システムに関するものである。

背景技術

0002

従来、ホストコンピュータと印刷装置から構成された印刷システムにおいては、ホストコンピュータで生成される印字データをもとに印刷装置が印刷を行うというだけではなく、ホストコンピュータで印刷装置の情報獲得環境設定が行えるというが要求されている。

0003

特に昨今のネットワークの普及により、印刷処理時間の速い高機能な1台の印刷装置を複数のユーザがネットワークを介して共有することにより、オフィスにおける大量の印刷ニーズを満たし、管理コスト最低限に押さえられるような使用形態一般化している。

0004

この状況下で、管理者は遠隔地からリアルタイムに印刷装置の管理を行いたいという要求がある。また一般ユーザは、自分が発行した印刷ジョブ処理状況の確認や取り消しといった2次操作を行いたいという要求がある。

発明が解決しようとする課題

0005

そして、これらの要求を満たす印刷システムが数多く考えられる。

0006

図1は、上記の要求を満たす印刷システムの一例であって、ホストコンピュータから印刷装置への印刷ジョブの送信、印刷装置の情報獲得、環境設定を行う仕組みを具現化した印刷システムの機能構成を示すブロック図である。この印刷システムでは、ホストコンピュータ100と印刷装置150とが所定の印刷媒体180を介して接続されている。

0007

ホストコンピュータ100はアプリケーション部101、プリンタドライバ部102、送信バッファ部103、I/Fドライバ部104、ユーティリティ部105、論理チャネル制御部106、ジョブパケット生成部107から構成されている。

0008

アプリケーション部101はユーザにグラフィカルユーザインターフェイスを提供し、ユーザの目的に適った画像データを生成する。プリンタドライブ部102は、アプリケーション部101が生成した画像データを印刷装置150で印刷可能なページ記述言語(以下PDLと略称)データに変換する。送信バッファ103はプリンタドライバ部103が生成したPDLデータを一時的に格納しておく。ジョブパケット生成部107は、送信バッファ103に蓄えれたPDLデータにアプリケーション部101が所有する印刷ジョブのジョブ情報を付加して、所定のフォーマットに従ってジョブパケットを生成する。

0009

ユーティリティ部105は印刷装置150に関する情報を獲得してグラフィックユーザインタフェイスを提供し、ユーザや管理者の要望に従って、印刷装置150における機器の情報を設定するための管理パケットを生成する。また、ユーティリティ部105は、印刷ジョブの状態の獲得や取り消しの要求を行うための管理パケットも生成する。

0010

論理チャネル制御部106は、ジョブパケット生成部107が生成するジョブパケットとユーティリティ部105が生成する管理パケットとの多重化を制御し、OSI7階層におけるトランスポート層役割を受け持つ。I/Fドライバ104は論理チャネル制御106から生成されたデータの送信と印刷装置150から送信されてきたデータの受信を行う。

0011

印刷装置150は、論理チャネル制御部151、機器データベース部152、ジョブプリプロセッサ部153、受信バッファ154、PDLトランスレータ部155、描画バッファ156、描画部157、プリンタエンジン部158、I/Fドライバ部159、情報管理部160、操作パネル161から構成されている。

0012

I/Fドライバ部159はホストコンピュータ100から送信されてきたデータの受信と、論理チャネル制御部151で生成されたデータの送信を行う。論理チャネル制御部151はI/Fドライバ部159が受信したデータを解析し、ジョブパケットはジョブプリプロセッサ部153、管理パケットは情報管理部160に分別し、逆に情報管理部160から送信される管理パケットをI/Fドライバ部159に送信する。

0013

ジョブプリプロセッサ部153は、ジョブパケットを受け取って解釈し、PDLデータを受信バッファ154に、ジョブのジョブ情報を機器データベース部152に送る。受信バッファ154には、PDLデータが受信された順番に格納されている。機器データベース部152には、コピー数などのジョブ情報や、機器に関する情報が格納されている。

0014

PDLトランスレータ部155は受信バッファ154に格納されたPDLデータと機器データベースに格納されたジョブ情報を元にトランスレート処理を行い、PDLデータを描画部157がリアルタイムに描画できる中間データに変換し、その中間データを描画バッファ156に送信する。

0015

描画バッファ156は複数ページ分の中間データを格納し、描画部157に渡す。描画部157は描画バッファ156から中間データを取得し、プリンタエンジン158が行う用紙搬送処理と伴って、リアルタイムに中間データのレンダリングを行い、プリンタエンジン部158にビデオデータを送信する。プリンタエンジン部158は既知電子写真技術を用いて描画部157から送信されてきたビデオデータを元に、用紙に物理的に印刷を行う。

0016

情報管理部160は、ユーティリティ部105からの情報獲得要求を管理パケットの形で受け取り、機器データベース152から必要な情報を獲得し、管理パケットに変換して論理チャネル制御部151を介してホストコンピュータに返答する。また、ジョブの終了を検知して、自発的にジョブの終了の通知を管理パケットに変換してホストコンピュータに送信する。

0017

操作パネル161は印刷装置150の本体に備え付けられており、液晶LEDなどのディスプレイ装置と操作ボタンから構成されている。そして、操作パネル161は、ユーザからの入力(設定)を情報管理部を通して機器データベースに反映させ、あるいは現在の機器の状態を表示するという処理を行う。

0018

次に、印刷装置150が印刷ジョブの印刷要求を受けた場合の処理について説明する。印刷装置150は印刷ジョブの印刷要求を受けると、ジョブプリプロセッサ部153がこの新規な印刷ジョブを認識し、印刷装置内一意に保たれるジョブIDをこの印刷ジョブに割り振る。その情報は機器データベース部152に格納される。なお、この情報は、印刷ジョブの全ページが解釈され、描画されて、プリンタエンジン部158で最後の1ページの排紙が完了したと検知された段階で削除される。

0019

次に、この印刷システムにおけるジョブの取り消し機能の仕組みを説明する。ジョブの取り消し機能は、印刷要求を出したユーザ、或いは、管理者が印刷装置に送信された印刷ジョブの印刷取り消しを要求する機能である。ユーザ或いは管理者は、ユーティリティ部105のユーザインタフェース、或いは、操作パネル161から取り消しを要求する。

0020

ユーティリティ部105は、印刷装置150に対して装置内ジョブリストの獲得を要求する管理パケットを発行する。印刷装置150は装置内で認識しているすべての印刷ジョブの前記ジョブIDのリストを送信する。ユーティリティ部105はこれを受け取り、グラフィックユーザインタフェイスを用いて、装置内の印刷ジョブの状況を表示する。

0021

印刷ジョブを送信したユーザ、或いは、印刷装置の管理者は、表示されている印刷ジョブの中のある印刷ジョブを選択して、その印刷ジョブの取り消しを要求すると、つまり、ユーティリティ部105のグラフィックユーザインタフェイスで、印刷取り消しが行われる印刷ジョブのジョブIDが指定されると、ジョブ取り消し要求の管理パケットが生成され、印刷装置105に送信される。印刷装置150へジョブ取り消し要求の管理パケットが送信されると、情報管理部160がそれ検知し、印刷パス上、具体的には、受信バッファ154、PDLトランスレータ部155、描画バッファ156、描画部157上に該当印刷ジョブに係るPDLデータや中間データが存在する場合には、それらのデータの無効、削除、消去等や、それらのデータの処理の中断が行われる。

0022

操作パネル161から取り消しを行う場合は、ジョブIDを明示的に指定するのが困難である。そのため、印刷パス上もっとも処理が進んでいる印刷ジョブを取り消しの対象とする。具体的にはプリンタエンジン部158でジョブを処理しているときはそのジョブを取り消しの対象とし、そうでない場合には描画部157で処理されているジョブ、更にそうでないバイ場合にはPDLトランスレート部155で処理されているジョブといったように、印刷パス上で処理中のジョブが見つかった段階で該当ジョブIDを取り消しの対象とし、当該ジョブのジョブIDを特定する。

0023

操作パネルによるジョブの取り消しは、取り消し対象となるジョブの決定方法が異なるだけで、実際の印刷装置内の取り消し処理はユーティリティ105による取り消しと同じである。以上の操作によって、印刷装置150内の任意のジョブの取り消しが可能となっている。

0024

更に、ネットワークの普及に伴い、高速、高機能な印刷装置を複数のユーザが共有する利用形態が増えてきた結果、新しいサービスのニーズがでてきた。

0025

一般に印刷ジョブの出力スループットは、プリンタエンジン部の出力速度ボトルネックになっている。いくらコントローラの機能が向上しても出力時間には一定の限界がある。しかしプリンタエンジン部の高速化は定着温度の上昇や用紙搬送系の高速化に伴い大型、高価格化を招くため、ユーザのニーズに適応しにくい。この点でも、印刷ジョブの出力時間には一定の限界が存在する。

0026

あるユーザが印刷ジョブを至急出力したい時に、すでに別の印刷ジョブが印刷装置に投入されている場合、従来では、ユーザは、先行投入されている印刷ジョブが印刷完了されるまで一定時間待つ必要があった。あるいは、ユーザが印刷装置のリセット、印刷ジョブの取り消しを行うことにより、印刷ジョブの至急の出力がある程度達成される。しかし、取り消された印刷ジョブが他のユーザの印刷ジョブであった場合、そのユーザに再度印刷を行うよう通知する必要があり、手間がかかる。従って、印刷ジョブの至急の出力を遂行するためには、印刷ジョブの割り込み印刷、割り込まれた印刷ジョブの復帰印刷機能が印刷装置に求められる。

0027

本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、印刷ジョブが割り込み指定された場合には、現在処理中の印刷ジョブの処理を中断し、割り込み指定された印刷ジョブの印刷処理をただちに行い、しかる後に割り込まれた印刷ジョブの復帰を自動的に行うことにより、他のユーザの印刷ジョブに影響を与えることをなくして、印刷ジョブの至急の出力を行うことを可能としている。

0028

更に、従来の一般的な印刷装置においては、割込まれた印刷ジョブと他の通常の印刷ジョブとを区別することが困難であった。その結果として、従来の印刷装置では、ユーザは、割込まれた印刷ジョブがあることを認識することができなかった。また、割り込み印刷が行なわれたにもかかわらず、ホストコンピュータは、単に、現在の印刷装置での印刷状況モニタするだけに留まり、割り込み印刷が行なわれた旨の通知を印刷装置から受け取ることはなかった。

0029

本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、割り込み印刷が行われ、割り込み指定された印刷ジョブが発行された場合には、割り込まれた印刷ジョブの送信元(ホストコンピュータ)に割り込み印刷が行なわれたことを通知することを可能としている。特に、ネットワークを介して印刷装置と接続されているホストコンピュータに対しても、割り込まれたことを通知することを可能としている。

0030

更に、優先的に印刷処理すれた印刷ジョブの印刷物とその他の印刷ジョブの印刷物とが同一の排紙トレイに混在して排出されると、ユーザにとって使い勝手が悪い。

0031

本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、印刷装置が複数の排紙トレイを有する場合には、通常的に使用されている排紙トレイとは異なるトレイに、割り込み指定された印刷ジョブの印刷物を排出することにより、優先的に印刷処理すれた印刷ジョブの印刷物とその他の印刷ジョブの印刷物との混在を防止することを可能としている。

0032

更に、割り込み印刷は、割込まれた印刷ジョブの印刷処理を中止して、復帰後あらためて割込まれた印刷ジョブの印刷処理を行なうため、印刷処理が複数回実行され、その分、印刷装置300全体のスループットが低下する可能性がある。どうしても至急に印刷したい場合には割込み印刷を行い、至急に印刷したいが印刷装置全体のスループットが低下しない範囲で印刷を行ないたい。

0033

本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、既に印刷処理が行なわれている印刷ジョブは中止させない程度に、指定された印刷ジョブの印刷順位を優先的に上げることにより、印刷装置全体のスループットを低下させずに、印刷ジョブを至急に出力させることが可能としている。

0034

更に、ネットワークの普及に伴い、高速、高機能な印刷装置を複数のユーザが共有する利用形態が増えてきた結果、新しいニーズが出てきた。

0035

というのは、多量の部数分の印刷を行いたいが、印刷処理に時間がかかり、共有プリンタ占有してしまう、或いは、印刷データのサイズが大きく、解析処理が複雑で、印刷処理に時間がかかり、共有プリンタを占有してしまうというケースが現れてきた。

0036

そこで、複数ユーザにより使用頻度の高いプリンタにおいて、多量に印刷したいが、特に急いでいる訳ではないので、他のユーザに迷惑をかけないようなタイミングで印刷を行いたいという要求がある。そして、このようような要求を解決するためには、印刷ジョブの印刷停止印刷再開の機能を有する印刷装置が必要である。

0037

本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、印刷ジョブの印刷の停止が指定された場合には、印刷データの受信及び格納は行われるが、当該印刷ジョブの印刷は行われず、当該印刷ジョブの印刷の再開が指定された場合には、格納されている印刷データに基づき印刷を行うこと可能としている。

0038

さらに、上記の印刷停止において、印刷装置内に印刷停止された印刷ジョブが存在しても、印刷装置の外見からは確認し難い。そのため、停止された印刷ジョブが存在する状態で印刷装の電源が切断される恐れがある。すると、印刷装置の記憶容量が圧迫され、当該印刷ジョブを投入したユーザは、印刷が行なわれないために再度印刷指示を出すなどの不具合が生ずる恐れがある。

0039

本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、印刷装置の電源切断時に、停止されたままの印刷ジョブが印刷装置内に存在していることを操作パネルなどに表示することにより、印刷装置の記憶容量の圧迫、印刷ジョブの再送を回避することを可能としている。

課題を解決するための手段

0040

上記目的を達成するために、本願発明は、外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信し、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御装置であって、印刷データを格納する格納手段と、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御手段とを有し、前記格納手段は、前記画像形成部が印刷ジョブの印刷データから生成される画像データ全てに基づいて画像を形成し終えるまで、当該印刷ジョブの印刷データを格納しておく。

0041

更に、本願発明は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御手段を有する。

0042

更に、本願発明は、前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させる。

0043

更に、本願発明は、前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させる。

0044

更に、本願発明は、前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成手段により生成された画像データを全て削除する。

0045

更に、本願発明は、前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成手段により生成された画像データを全て無効とする。

0046

更に、本願発明は、前記割り込み制御手段は、生成手段が割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、前記格納手段に格納されている、割り込み指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおす。

0047

更に、本願発明は、前記割り込み制御手段は、生成手段が割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、割り込み指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおす。

0048

更に、本願発明では、前記割り込み制御手段は、生成手段が割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおす。

0049

更に、本願発明では、前記割り込み制御手段は、生成手段が割り込み指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおす。

0050

更に、本願発明では、印刷ジョブの割り込み指示は、当該印刷ジョブに含まれている。

0051

更に、本願発明では、外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成手段に、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御手段を有する。

0052

更に、本願発明では、印刷ジョブの優先指示は、当該印刷ジョブに含まれている。

0053

更に、本願発明では、外部装置からの印刷ジョブの停止指示に応じて、前記生成手段に、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御する停止制御手段を有する。

0054

更に、本願発明では、前記停止制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの再開指示に応じて、前記生成手段に、再開指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させるように制御する。

0055

更に、本願発明では、前記停止制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの停止指示を受けてから当該印刷ジョブの再開指示を受けるまで、、前記生成手段に、停止指示された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを解析処理させないように制御する。

0056

更に、本願発明では、前記生成手段は、前記印刷ジョブの順位をリスト化したリスト情報において、未だに印刷データの解析処理が行なわれていない印刷ジョブの中で最も先頭にある印刷データを解析処理する。

0057

更に、本願発明では、印刷ジョブを識別するための識別情報を、受信された印刷ジョブに付与する付与手段を有する。

0058

更に、本願発明では、前記格納手段は、識別情報をもとに印刷ジョブの印刷データをアクセス可能のように、前記印刷データを格納する。

0059

更に、本願発明では、前記画像形成部は、電子写真方式である。

0060

更に、本願発明では、前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定手段を有し、前記割込み制御手段は、前記判定手段が許可しないと判定すると、前記生成手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御しない。

0061

更に、本願発明では、前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定手段を有し、前記割込み制御手段は、前記画像形成制御手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させない。

0062

更に、本願発明では、前記割り込み指示を許可するか否かを判定する判定手段を有し、前記割込み制御手段は、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させない。

0063

更に、本願発明では、割り込み指示を使用するか否かを設定する設定手段を有し、前記判定手段は、前記設定手段により使用すると設定された場合には、割り込み指示を許可すると判定する。

0064

更に、本願発明では、電源切断指示時に前記停止指示された印刷ジョブが存在するか否か判定する判定手段と、前記判定手段により存在すると判定された場合、電源切断を所定時間停止する電源制御手段を有する。

0065

更に、本願発明では、前記電源制御手段は、前記所定時間に電源切断指示があれば、電源切断処理を行ない、前記所定時間に電源切断指示がなければ前記電源切断処理を行なわない。

0066

また、上記目的を達成するために、本願発明では、外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御装置であって、印刷データを解析処理して画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御手段とを有し、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成手段に、指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第1のモードと、前記生成手段に、印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させる第2のモードとを有する。

0067

更に、本願発明では、前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成制御手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させる。

0068

更に、本願発明では、前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させる。

0069

更に、本願発明では、前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成手段により生成された画像データを全て削除する。

0070

更に、本願発明では、前記第1モードでは、外部装置からの印刷ジョブの指示に応じて、前記生成手段により生成された画像データを全て無効とする。

0071

更に、本願発明では、前記第1モードでは、生成手段が指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて解析処理を中止された印刷データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析処理しなおす。

0072

更に、本願発明では、前記第1モードでは、生成手段が指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、指示に応じて画像形成するのを中止された印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおす。

0073

更に、本願発明では、前記第1モードでは、生成手段が指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、削除された画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおす。

0074

更に、本願発明では、前記第1モードでは、生成手段が指示された印刷ジョブの印刷データを全て解析処理をし終えた後に、無効にされた画像データに係わる印刷ジョブの印刷データであって、前記格納手段に格納されている印刷データを全て解析しなおす。

0075

また、上記目的を達成するために、本願発明では、外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御装置であって、印刷データを解析して画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御手段と、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記生成手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブの印刷データの解析処理を中止させて、当該印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する割り込み制御手段と、前記割り込み制御手段により印刷ジョブの印刷データの解析処理が中止させられた場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知手段とを有する。

0076

更に、本願発明では、前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割り込み指示に応じて、前記画像形成制御手段に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止させる。

0077

更に、本願発明では、前記割り込み制御手段は、外部装置からの印刷ジョブの割込み指示に応じて、前記画像形成部に、割り込み指示された印刷ジョブ以外の印刷ジョブに係わる画像データに基づく画像形成するのを中止させる。

0078

更に、本願発明では、前記通知手段は、前記割り込み制御手段により印刷データの解析処理が中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知する。

0079

更に、本願発明では、前記通知手段は、前記割り込み制御手段により画像データに基づく画像形成を前記画像形成部にさせるのを中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知する。

0080

更に、本願発明では、前記通知手段は、前記割り込み制御手段により画像データに基づく画像形成を中止された印刷ジョブを送信した外部装置に通知する。

0081

更に、本願発明では、前記通知手段は、前記生成手段により印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知する。

0082

更に、本願発明では、外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータである。

0083

更に、本願発明では、受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて格納するアドレス格納手段を有する。

0084

また、上記目的を達成するために、本願発明では、外部装置から印刷データを含む印刷ジョブを受信して、画像データに基づいて画像形成部に画像形成させる印刷制御装置であって、印刷データを解析して画像データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された画像データに基づいて前記画像形成部に画像形成させる画像形成制御手段と、外部装置からの印刷ジョブの優先指示に応じて、前記生成手段に、ある印刷ジョブの印刷データを全て解析処理し終えた後に、優先指示された印刷ジョブの印刷データを解析処理させるように制御する優先制御手段と、前記優先制御手段により優先指示された印刷ジョブの印刷データが解析処理された場合、印刷ジョブの割り込みがあったことを外部装置に通知する通知手段とを有する。

0085

更に、本願発明では、前記通知手段は、前記生成手段により印刷データが解析されていない印刷ジョブを送信した外部装置に通知する。

0086

更に、本願発明では、外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータである。

0087

更に、本願発明では、受信した印刷ジョブを送信した外部装置にネットワークアドレスを、当該印刷ジョブに対応づけて格納するアドレス格納手段を有する。

0088

更に、本願発明では、割り込み印刷機能を備えた印刷制御装置であって、外部装置から供給された印刷ジョブを格納する記憶手段と、外部からの割り込み命令を入力する手段と、前記割り込み命令の応答して、前記印刷ジョブの退避処理を行う退避手段と、前記退避処理に応答して、前記外部装置に割り込みが有った旨を知らせる出力手段とを有する。

0089

更に、本願発明では、前記印刷ジョブを解析して印刷装置へ出力するための処理手段を有し、該処理手段により出力中の印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記退避処理を行うことを特徴とする。

0090

更に、本願発明では、前記割り込み印刷は、前記割り込み命令の入力後に送信された印刷ジョブを優先的に印刷する。

0091

更に、本願発明では、前記割り込み印刷は、既に供給されている複数の印刷ジョブの内、特定の印刷ジョブを優先的に印刷する。

0092

更に、本願発明では、前記記憶手段は複数の印刷ジョブを格納し、前記割り込み命令の実行後には、前記処理手段により出力中であった印刷ジョブまたは出力待ちの印刷ジョブ、あるいは、解析中の印刷ジョブに対して、前記割り込み命令の入力前の状態に戻す。

0093

更に、本願発明では、前記印刷ジョブを供給する前記外部装置は、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータである。

0094

更に、本願発明では、割り込まれた印刷ジョブを転送したホストコンピュータに対して割り込み印刷が行われている旨を知らせるインターフェース手段を有する。

0095

更に、本願発明では、複数のシート排出手段を有し、割り込み処理された印刷シートを、他の印刷シートとは異なるシート排出手段に排出させる。

0096

また、本願発明は、上記のような印刷制御装置を実現するための印刷制御方法、上記のような印刷制御装置を実現するための印刷制御プログラムが格納された記録媒体、上記のような印刷制御装置を実現するための印刷制御プログラム製品である。

発明を実施するための最良の形態

0097

<第1の実施の形態>以下、本発明の実施の形態を説明する。

0098

図2及び図3は実施の形態の印刷システムであって、ホストコンピュータから印刷装置への印刷ジョブ送信、印刷装置の情報獲得、環境設定が行われる仕組みを具現化した印刷システムの機能構成を示すブロック図である。

0099

この印刷システムは、印刷ジョブを生成するホストコンピュータ200と当該印刷ジョブに基づいて実際に用紙に印刷を行う印刷装置300、ホストコンピュータ200と印刷装置300を接続するインターフェイス210、311から構成されている。インターフェイス210、311はIEEE1284で規定されているローカルインターフェイスでも、EtherNetのようなネットワークインターフェイスでもよく、ここではローカルインタフェイスの場合の説明を行う。

0100

図2において、ホストコンピュータ200は、アプリケーション部210、プリンタドライバ部202、送信バッファ203、I/Fドライバ部204、ユーティリティ部205、論理チャネル制御部206、ジョブパケット生成部207から構成されている。

0101

アプリケーション部201では、ユーザがグラフィックユーザインターフェイスを操作し、それに応じて所望の画像データを生成する。プリントドライバ部202は、アプリケーション部201が生成した画像データを、印刷装置300が印刷可能なページ記述言語(以下PDLと略称)データに変換する。送信バッファ203には、プリンタドライバ部202が生成したPDLデータが一時的に格納される。ジョブパケット生成部207は、送信バッファ203に格納されたPDLデータとアプリケーション部201が有するジョブ情報とから所定のジョブパケットを生成する。

0102

ユーティリティ部205は、印刷装置300の状態の確認や送信した印刷ジョブの印刷状態の確認、印刷ジョブの取り消し、印刷ジョブの割り込み、印刷ジョブの印刷停止、印刷ジョブの印刷再開などの操作をユーザがグラフィカルユーザインターフェイスを用いて行えるようにし、これらの操作に応じて印刷装置300が解釈可能な管理パケットを生成する。

0103

論理チャネル制御部206は、ジョブパケットと管理パケットをそれぞれ異なるチャネル割り振り、OSI7階層におけるトランスポート層の多重化を行う。I/Fドライバ部204は、論理的なデータと電気信号とに双方向に変換して、インターフェイス210とのやりとりを行う。

0104

図3において、印刷装置300は、I/Fドライバ部301、論値チャネル制御部302、ジョブプリプロセッサ部303、ジョブスプーラ部304、機器データベース部305、PDLトランスレータ部306、描画バッファ307、描画部308、プリンタエンジン部309、情報管理部310、割込み処理部312、ジョブ読み出しテーブル313から構成されている。

0105

I/Fドライバ部301は、論理的なデータと電気信号とに双方向に変換し、インターフェイス311とのやりとりを行う。論理チャネル制御部302は、ジョブパケットと管理パケットをそれぞれ異なるチャネルに割り振り、OSI7階層におけるトランスポート層の多重化を行う。ジョブプリプロセッサ部303は、ジョブパケットを受け取って解析し、印刷ジョブのジョブ情報を機器データベース部305に、PDLデータをジョブスプーラ部304に割り分けて格納する。

0106

ジョブスプーラ部304は、HDDフラッシュメモリ、あるいはDRAMなどの大容量メモリデバイスから構成され、印刷ジョブのPDLデータを印刷完了まで一時的に保持する。印刷ジョブの最後の1ページの排紙が完了したと検知された段階で、ジョブスプーラ部304に格納されている当該印刷ジョブのPDLデータは削除、或いは無効にされる。

0107

ジョブ読み出しテーブル313には、印刷ジョブの処理順番記述されている。PDLトランスレータ部306は、ジョブ読み出しテーブル313に記述された処理順番どおりに印刷ジョブを選択し、機器データベース部305に格納された当該印刷ジョブのジョブ情報とジョブスプーラ部304に格納された当該印刷ジョブのPDLデータを解析して、リアルタイムに描画処理可能な中間データを生成(これをトランスレートすると言う)し、その中間データを描画バッファ307に格納する。

0108

描画バッファ307は、中間データをページ単位に印刷完了まで一時的に保持する。描画部308は、描画バッファ307から中間データを取得し、プリンタエンジン309が行う用紙搬送処理に伴ってリアルタイムに中間データのレンダリングを行い、プリンタエンジン部309にビデオデータを送信する。プリンタエンジン部309は、既知の電子写真技術を用いて描画部308から送信されたビデオデータを基に、用紙に物理的に印刷を行う。

0109

情報管理部310は、ホストコンピュータ200から送信されてきた管理パケットを受け取り、要求に応じて機器データベース部305から情報の獲得を行い、また印刷ジョブの取り消し指定(取り消し要求)、割り込み指定(割り込み要求)、印刷停止指定(印刷停止要求)、印刷再開指定(印刷再開要求)、優先印刷指定(優先印刷要求)を処理し、またジョブの終了や機器の異常を検知して自立的にホストコンピュータ200にその旨を通知するための管理パケットを発行する。

0110

割り込み処理部312は、印刷ジョブの割り込みの指定が行われた時に、実際の割り込み処理を行う。停止/再開処理部315は、印刷ジョブの印刷停止(以下、停止と省略する)指定、印刷ジョブの印刷再開(以下、再開と省略する)指定が行われたときに、実際の停止処理、再開処理を行う。プロモート処理部316は、印刷ジョブの優先印刷(以下、プロモートとも言う)指定、が行われたときに、実際のプロモート処理を行なう。プロモート処理では、印刷ジョブの処理順序を優先的にあげる処理のことを言う。

0111

ホストコンピュータ部200の論理チャネル制御部206と印刷装置の論理チャネル制御部302との間で行われるデータ通信は、例えば、ネットワークの場合はTCP/IP、ローカルの場合はIEEE1284/IEEE1284.4などの規定のプロトコルにより、トランスポート層レベルの多重化が行われる。詳細の説明は、ここでは省略する。

0112

論理的にジョブパケット生成部207から送信されるジョブパケットは、ジョブプリプロセッサ部303が受け取る。このジョブパケットが流れる論理的的な経路をジョブチャネルという。ユーティリティ部205と情報管理部310との間では、管理パケットが送受信される。この管理パケットが流れる論理的な経路を管理チャネルという。両チャネルは双方向通信が可能であると規定されているが、ジョブチャネルはホストコンピュータから>印刷装置への片方向でも、本実施の形態では構わない。ジョブチャネルと管理チャネルはOSI7階層におけるトランスポート層レベルで多重化されており、片方のチャネルのフロー処理が他方のチャネルに影響することはない。

0113

次にジョブパケット及び管理パケットの構造について説明する。ジョブパケット及び管理パケットはアプリケーション層のプロトコルで規定されており、ヘッダ部、データ部パラメータ部ともいう)から構成されるパケット構造になっている。1つの印刷ジョブは複数のジョブパケットから構成される。印刷ジョブを構成する一連のジョブパケットの集合ジョブスクリプトと呼ぶ。

0114

図4はジョブパケットの構造を示す説明図である。縦軸はバイトを示し、横軸は各バイトのビットを示している。図中において0〜1バイト目オペレーションコードは、パケットの機能を示す長さ2バイト(16ビット)のIDである。ジョブパケットにおいては以下の値を取ることができる。

0115

0x0201:ジョブ開始オペレーション0x0202:ジョブ属性設定オペレーション0x0204:PDLデータ送信オペレーション0x0205:ジョブ終了オペレーション 2〜3バイト目のブロック番号は、ジョブパケットを送信した送信側が返答を要求する(返答要求)場合に、受信側からの返答が送信側のどの返答要求に対するものであるか、その対応を取るために使用される番号である。例えば、ホストコンピュータ200が、れぞれブロック番号=1、2、3のジョブパケットを立て続けに送信した時に、ブロック番号=2というエラーパケットが帰ってきたとする。この場合、ホストコンピュータは、2番目に送ったジョブパケットにエラーが発生したと特定することが可能である。

0116

4〜5バイト目のパラメータ長はデータ部のバイト長さを示す領域で、0〜64Kバイトまでを示すことが可能である。

0117

6〜7バイト目はジョブパケットの各種フラグを示すビットが格納される領域でそれぞれ以下の値を示す。

0118

エラーフラグ:この値が1の場合、印刷装置で何らかのエラーが発生したことを示す。このフラグは印刷装置300からホストコンピュータ200に送られる返信パケットに付加される。

0119

通知フラグ:この値が1の時は、ホストコンピュータ200から印刷装置300への要求パケットに対する返答ではなく、印刷装置300がなんらかの通知事項があることをホストコンピュータ200に通知することを示している。

0120

継続フラグ:この値が1の場合、データ部にすべてのデータが入らなかったため、次のジョブパケットで残りのデータが送られることを示す。次のジョブパケットは前のパケットと同じオペレーションコード、ブロック番号を設定しなくてはならない。

0121

返答要求:ホストコンピュータ200が、要求パケットに対する返答パケットを印刷装置300に要求する場合に1をセットする。0のときは要求パケットが正常に処理された場合には、返答パケットは返答されない。印刷装置でエラーが発生した場合には返答要求の0/1に関わらす、つねにエラーフラグを1にした返答パケットが送出される。

0122

8〜9バイト目のユーザIDおよび10〜11バイト目のパスワードは、パケットでできる操作にセキュリティ的制限が設けられている際に、認証に使われる領域である。

0123

12バイト目以降はオペレーションコードに対応した追加データが格納されるデータ部である。ジョブ開始オペレーションの場合、追加データとして、ジョブの実行モード(動作モード)が記述される。指定可能な動作モードコードは以下の通りである。

0124

0x01:印刷ジョブの通常実行。当該印刷ジョブは通常印刷ジョブとして印刷装置のキューの最後に追加され、スケジューリングが回ってきたら印刷処理が行われる。

0125

0x03:印刷ジョブのプロモート実行。当該印刷ジョブは、プロモート指定された印刷ジョブとして扱われ、当該印刷ジョブの印刷が優先して実行される。

0126

0x04:印刷ジョブの割り込み実行。当該印刷ジョブは割り込み印刷ジョブとして扱われ、全ての印刷ジョブの処理が停止され、当該印刷ジョブの印刷が優先して実行される。

0127

0x05:印刷ジョブの印刷停止。当該印刷ジョブは、投入と同時に停止印刷ジョブとして扱われ、当該印刷ジョブの印刷データの格納のみが行われ、実際の印刷は行われない。

0128

図13は、プリンタドライバ部202が、ユーザに所望の処理方法(ジョブの実行モード)を指示させるために提供するグラフィックユーザインターフェースを示す図である。図13画面において、ジョブの処理方法と書かれた欄に「印刷(R)」、「割り込み印刷(T)」、「停止印刷(E)」、「プロモート印刷(B)」という項目と、各項目に対するチェックボタンがある。チェックボタンは排他的に選択され、いずれかのボタンがチェックされると、他のボタンのチェックは解除される。「印刷」のチェックボタンがチェックされると実行モードは0x01となり、「割り込み印刷」のチェックボタンがチェックされると実行モードは0x04となる。

0129

「停止印刷」のチェックボタンがチェックされると実行モードは0x05となる。「プロモート印刷」のチェックボタンがチェックされると実行モードは0x03となる。

0130

ジョブ属性設定オペレーションの場合、追加データとして、設定を行いたいジョブ属性IDとジョブ属性値がデータ部に格納される。ジョブ属性IDとは、ジョブに関する属性或いは環境に対応した識別子を示すもので、ISO-10175(DPA)で規定されるジョブの属性に相当するIDが予め割り振られている。以下にジョブ属性の代表的なものを挙げる。

0131

ジョブ属性ID0x0101:ジョブ名称0x0103:ジョブオーナ名0x016a:ジョブサイズ0x0002:ジョブ完了の通知アドレスこの他、印刷装置の機能に応じて、印刷部数モノクロカラーなどのジョブ属性に、それぞれ対応するIDが割り振られる。

0132

PDLデータ送信オペレーションの場合は、追加データとして、PDLデータがデータ部に入る。1つのジョブパケットのデータは前記パラメータ長に格納できる最大サイズまでで、64KBまで格納可能であり、それ以上のデータは、PDLデータ送信オペレーションを有する複数のジョブパケットに分割して送信される。この場合は前記継続フラグに1を立てる。

0133

ジョブ終了オペレーションの場合は追加データは存在しない。

0134

次にホストコンピュータのジョブパケット生成部207を説明する。図5及び図6はジョブパケット生成部207の動作を示すフローチャートである。アプリケーション部201で印刷指示が選択されると、まずプリンタドライバ部202が起動し、プリンタドライバ部402が印刷データを送信バッファ部403に格納し終えた後に、ジョブパケット生成部207は、処理を開始する。

0135

まず、ステップ501において、当該印刷ジョブが割り込み指定されたか、停止指定されたか、プロモート指定されたかどうかを判断する。割り込み指定は、ユーザがプリントドライバ部202のユーザインターフェースプロパティ画面で、割り込み印刷を指定した場合に行われる。停止指定は、ユーザがプリントドライバ部202のユーザインターフェースのプロパティ画面で、印刷ジョブの停止を指定した場合に行われる。プロモート指定は、ユーザがプリンタドライバ部202のユーザインターフェースのプロパティ画面で、プロモート印刷を指定した場合に行なわれる。

0136

割り込み指定がある場合には、ステップ502において動作モードが0x04に設定される。停止指定がある場合には、ステップ503において動作モードが0x05に設定される。プロモート指定がある場合には、ステップ509において動作モードが0x03に設定される。割り込み指定でも、停止指定でも、プロモート指定でもない場合には、ステップ510において動作モードが0x01に設定される。

0137

次に、ステップ504において、オペレーションコードが格納されている領域にジョブ開始オペレーションコード(=0x0201)が格納されているジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。この時、ジョブパケットのデータ部に動作モードを示す値が設定され、通常ジョブであるか、割り込み印刷ジョブであるか、停止印刷ジョブであるか、プロモート印刷ジョブであるかの指定がなされる。

0138

以降、ジョブ終了オペレーションが発行されるまで、全てのオペレーションは当該印刷ジョブのジョブ情報の設定に用いられる。

0139

ステップ505において、ジョブの名称の設定が行われる。オペレーションコードが格納される領域にジョブ属性設定オペレーションコード(0x0202)を格納し、データ部に、ジョブ名称を示すジョブ属性ID(=0x0101)とジョブ属性値となる名称を格納して、ジョブパケットを生成し、そのジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。

0140

ステップ506において、ジョブの所有者の設定が行われる。図4のオペレーションコードが格納される領域にジョブ属性設定オペレーションコード(0x0202)を格納し、データ部に、ジョブ所有者を示すジョブ属性ID(=0x0103)とジョブ属性値となる所有者名を格納して、ジョブパケットを生成し、そのジョブパケットをを論理チャネル制御部206に発行する。

0141

ステップ507において、ジョブのサイズの設定が行われる。図4のオペレーションコードが格納される領域にジョブ属性設定オペレーションコード(0x0202)を格納し、データ部に、ジョブサイズを示すジョブ属性ID(=0x016a)とジョブ属性値となるジョブのデータサイズを格納して、ジョブパケットを生成し、そのジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。

0142

ステップ509では、当該印刷ジョブのジョブ完了を通知する際の通知先のアドレス(通知アドレス)の設定が行われる。ジョブ完了とは、印刷ジョブの最後の1ページの排紙が完了したことをいう。図4のオペレーションコードが格納される領域にジョブ属性設定オペレーションコード(0x0202)を格納し、データ部に通知先アドレスを示すジョブ属性ID(=0x0002)とジョブ属性値となるジョブ完了の通知先アドレスを格納して、ジョブパケットを生成し、そのジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。

0143

通知アドレスは、通常、印刷ジョブを送信したホストコンピュータの送信アドレスを示しており、送信元が1284.4を用いたローカルインターフェースであってソケットIDが0x10の場合は、"1284.4:0x20"という文字列となり、送信元がTCP/IPのIPアドレスが172.16.1.1であってポート番号が0xb9b9の場合には、"TCP/IP:172.16.1.1:0xb9b9"という文字列となる。

0144

ステップ508において、変数sizeに送信すべきPDLデータのバイトサイズ代入する。

0145

ステップ601において、変数sizeの大きさをチェックし、64Kより大きいかどうかを比較する。1つのジョブパケットのデータ部に格納できるデータのサイズは、パケットヘッダのパラメータ長が16ビットで表現されているため、最大64Kバイトという制限がある。そのため、それ以上のデータは複数のジョブパケットに分割して発行されることになる。

0146

もしPDLデータのサイズが64Kよりも大きい時は、ステップ605において、図5のパケットヘッダの継続フラグを1に設定し、さらに、ステップ607において、図5のオペレーションコードが格納される領域にPDLデータ送信オペレーション(0x0204)を格納し、送信バッファ403から64Kバイト分のPDLデータを取り出してデータ部に格納して、ジョブパケットを生成し、そのジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。また、ステップ608において、送信した分の64Kをsizeから減じて、ステップ601の分岐に戻る。

0147

ステップ601において、PDLデータのサイズ示す変数sizeが64K以下の場合は、後1回のPDLデータ送信オペレーションコードを有するジョブパケットで全PDLデータの送信が完了する。この場合、ステップ602において、図4のパケットヘッダの継続フラグを0にして、PDLデータの送信が最後であることを設定し、さらに、ステップ603において、図4のオペレーションコードが格納される領域にPDLデータ送信オペレーションコード(0x0204)を格納し、送信バッファ203から残り全てのPDLデータを取り出してデータ部に格納して、ジョブパケットを生成し、そのジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行する。

0148

最後に、ステップ604において、図4のオペレーションコードが格納される領域にジョブ終了オペレーションコード(0x0205)を格納して、ジョブパケットを生成し、そのジョブパケットを論理チャネル制御部206に発行して終了する。

0149

次に、ジョブパケットを受け取るジョブプリプロセッサ部303の説明を行う。

0150

図7はジョブプリプロセッサ部303の動作を示すフローチャートである。図7において、ジョブプリプロセッサ部303は、印刷装置300の起動時に起動され、以後印刷装置303の電源遮断まで処理を継続する。

0151

まず最初に、ステップ701において、ジョブパケットの受信を行う。ジョブパケットを受信すると、ステップ702において、そのジョブパケットのオペレーションコードがジョブ開始オペレーションコードであるかかどうかを判定する。ここでジョブ開始オペレーション以外のオペレーションコードを有するジョブパケットが到着した場合には、不正動作となり、ステップ703において、そのジョブパケットの破棄が行われる。

0152

ジョブ開始オペレーションコードであると判定されると、ステップ704において、当該印刷ジョブのジョブIDを獲得する。ジョブIDは、印刷装置300内で発行されるものであり、2バイトの番号として割り振られ、機器データベース部305におけるジョブ情報の読み書き処理キーとして利用される。

0153

次に、ステップ705において、ジョブパケットのデータ部に格納されている動作モードコードを調べて、動作モードがなにになっているかを判定する。

0154

動作モードコードが0x01の場合は、ステップ706において、ジョブ読み出しテーブル313に当該印刷ジョブのジョブIDを登録(追加)する。このとき、後述するジョブ読み出しテーブルの停止フラグを確認して、停止フラグがFになっている印刷ジョブの最後尾に当該印刷ジョブを追加する。

0155

0x04の場合は、ステップ707において、割り込み処理部312に対して当該印刷ジョブの割り込み印刷の指示を出す。このとき、ステップ704で獲得したジョブIDも、割り込み処理部312に送信する。

0156

0x05の場合は、ステップ716において、ジョブ読み出しテーブル313に当該印刷ジョブのジョブIDを登録する。ただし、当該印刷ジョブは停止印刷ジョブであるため、ジョブIDをジョブ読み出しテーブル313の最後尾に追加し、更に、当該印刷ジョブの停止フラグをTに設定する。

0157

0x03の場合は、ステップ715において、ジョブ読み出しテーブル313に当該印刷ジョブのジョブIDを登録する。ただし、当該印刷ジョブは、プロモート印刷ジョブであるため、ジョブIDを、後で説明するジョブ読み出しテーブル313のポインタが指すジョブIDの次にジョブIDを登録する。ポインタ801がいずれの印刷ジョブをも指していない場合には、ジョブ読み出しテーブル313の先頭に割り込ませる。

0158

続いて、ステップ708において、次に来るジョブパケットの受け付けを行う。

0159

ステップ709において、次に受信したジョブパケットのオペレーションコードが属性設定オペレーションコードであるかを判定する。属性設定オペレーションコードである場合は、ステップ710において、当該印刷ジョブのジョブ情報として機器データベース部305に登録する。この時キーとなるのは、ステップ704で獲得したジョブIDとジョブパケットのデータ部に格納されている属性IDおよび属性データ(属性値)である。

0160

属性設定(ジョブ情報の登録)が完了すると、次のジョブパケットを受信するため、ステップ708に戻る。

0161

ステップ711においては、受信したジョブパケットのオペレーションコードがPDLデータ送信オペレーションコードであるかどうか判定する。PDLデータ送信オペレーションコードである場合には、ステップ712において、ジョブスプーラ部304にPDLデータを格納する。この時、ステップ704で取得したジョブIDをキーにしてPDLデータを格納し、後でPDLデータを取り出すときには、ジョブIDをキーにして取り出せるようにしておく。一方、ジョブスプーラ部304では、ジョブIDとPDLデータとを関連付けて、PDLデータを格納しておく。ジョブジョブスプーラ部304への追加が完了すると次のジョブパケットを受信するため、708に戻る。PDLデータ送信オペレーションコードでない場合には、ステップ713に進む。

0162

ステップ713において、ジョブパケットのオペレーションコードがジョブ終了オペレーションコードであるかどうかを判定する。ジョブ終了オペレーションコードである場合には、一連のループを抜けてステップ701の初期状態に戻る。

0163

ジョブパケットのオペレーションコードがいずれのオペレーションコードにも該当しない場合には、不正なジョブパケットであると判断して、ステップ714においてジョブパケットを破棄する。

0164

以上の動作によって、ジョブプリプロセッサ部303は、ジョブパケットのジョブ情報を機器データベース部303に、ジョブパケットのPDLデータをジョブスプーラ部304に振り分ける。

0165

次に、情報管理部310が行なうジョブ完了通知について説明する。図15は、情報管理部310が行うジョブ完了処理の動作を示すフローチャートである。まず、ステップ1501において、最後のページの排紙が完了した印刷ジョブについて、機器データベース305の当該印刷ジョブのジョブ属性を調べて、ジョブ完了の通知アドレスが設定されているか否かを判定する。

0166

通常、ジョブパケット生成部207は、図5のステップ509において、通知アドレスを有するジョブパケットを生成しているため、ステップ1501ではyesになる。

0167

すると、ステップ1502において、完了通知イベントがが通知アドレスに送信される。完了通知イベントは、ジョブパケットと同様に、図4のようなパケット構造をしている。ただし、完了通知イベントのオペレーションコードは0x000aであり、通知フラグのビットと返答送信のビットが1になる。データ部には、ジョブ完了を示すイベントID(=0x0008)と、印刷装置300に複数の排紙ビンがある場合には排紙がなされた排紙ビンのビン番号が格納される。

0168

ユーティリティ部205は、完了通知イベントを受信すると、ポップアップダイアログを表示して、グラフィックユーザインターフェースを用いてユーザに印刷ジョブの印刷処理が完了したことを報せる。図16は、このポップアップダイアログの一例である。

0169

ユーティリティ部205の説明を行う。ユーティリティ部205は、ユーザが、印刷ジョブのリストや属性の表示、印刷ジョブの取り消し、印刷ジョブの割り込み指定、印刷ジョブの停止指定或いは再開指定、印刷ジョブのプロモート指定等の操作を行うのに使用される。

0170

ユーティリティ部205で行われた操作は、管理チャネルを介して、管理パケットがホストコンピュータ200と印刷装置300との間で送受信されることにより実現される。管理パケットは、ジョブパケットと同様、図4に示すようなデータ構造を持つ。0〜11バイト目のパケットヘッダの各情報の内容もジョブパケットと同様である。ただし、オペレーションコードのみが以下のように異なる。

0171

0x010b:印刷ジョブのキャンセル指定0x0123:印刷ジョブの割り込み指定0x010d:印刷ジョブのリスト獲得0x0120:印刷ジョブの停止指定0x0121:印刷ジョブの再開指定0x0022:印刷ジョブのプロモート指定0x0105:属性の設定0x0106:属性の獲得0x0110:印刷装置の停止指定0x0111:印刷装置の復帰指定0x011a:印刷装置のリセット指定管理パケットは、ジョブパケットと異なり、は個々のパケットが固有の目的に使用される。

0172

印刷ジョブが、ジョブパケットという形で印刷装置300に送信されると、印刷装置300では、ジョブプリプロセッサ部303の働きにより、機器データベース部305に、ジョブIDとジョブ情報が格納される。

0173

ユーティリティ部205が印刷装置300にどの印刷ジョブが投入されているかを知りたい時は、印刷ジョブのリスト獲得のオペレーションコード(0x010d)を有した管理パケットを管理チャネルに送信する。データ部には、獲得したいオブジェクトである印刷ジョブクラスを示すオブジェクトID=0x0102を格納する。そして、この管理パケットが,論理チャネル制御部206、I/Fドライバ部204、インターフェイス210、インターフェース311、I/Fドライバ部301、論理チャネル制御部302を介して、情報管理部310に送られる。

0174

情報管理部310は、受け取った管理パケットのオペレーションコードから印刷ジョブのリスト獲得だと認識し、機器データベース部305に蓄えられた印刷ジョブのリスト情報を獲得して、そのリスト情報が格納された返信パケットを返信する。返信パケットのデータ部には、印刷装置300で認識されている印刷ジョブの個数、および、各印刷ジョブのジョブIDのリストが格納されている。

0175

各印刷ジョブが、ジョブ属性設定オペレーションによりジョブ名称、オーナ、サイズの情報を持っている場合、ユーティリティ部205は印刷ジョブに関する詳細な情報を獲得可能である。そのために、ユーティリティ部205は、印刷ジョブのリストを獲得した後、属性の獲得のオペレーションコード(=0x0106)を有した管理パケットを印刷装置300に送信する。管理パケットのデータ部には、獲得したい印刷ジョブのジョブID、獲得したい属性の属性IDを指定する。例えば、ジョブIDが1の印刷ジョブのジョブ名称を獲得したい場合には、ジョブIDに1、属性IDに0x0101を指定する。

0176

情報管理部310は、受け取った管理パケットのオペレーションコードから属性の獲得だと認識し、機器データベース部305から、指定されたジョブIDの、指定された属性IDの属性値を獲得し、その値が格納された返信パケットを返信する。

0177

図14は、ユーティリティ部205のジョブリスト表示のユーザインターフェースを示す図である。図14では、装置名「LSHOT P-840」の印刷装置におけるジョブリストが表示されている。ここでは、印刷装置内に印刷ジョブが1つだけ存在している。

0178

ユーティリティ部205が、印刷ジョブのリスト獲得のオペレーションコードを有する管理パケットを発行して、印刷ジョブのリストを獲得し、更に、その印刷ジョブのリストの中の個々の印刷ジョブの属性を獲得するオペレーションコードを有する管理パケットを発行して、各印刷ジョブの属性を獲得し、これらの情報をもとに表示が行われる。

0179

図14では、ジョブ名称が「http://www...」の印刷ジョブが1つあり、この印刷ジョブは現在印刷中で、オーナ名が「toitoi」で、サイズが16Kバイトであることが示されている。

0180

ユーザは、図14のユーザインターフェースにおいて、追加操作することができる。ユーザは、マウスを用いて、画面に表示されている所望の印刷ジョブの欄にカーソルを移動して、マウスの右ボタンを押下する。すると、追加メニューとして、「印刷ジョブのキャンセル」、「印刷ジョブの割り込み印刷」、「印刷ジョブの印刷停止」、「印刷ジョブの再開印刷」、「印刷ジョブの優先印刷」との選択画面が表示され、いずれを選択することができる。

0181

ユーザが「印刷ジョブのキャンセル」を選択した場合、印刷ジョブのキャンセル指定のオペレーションコードを有し、データ部に当該印刷ジョブのジョブIDが格納された管理パケットが生成され、印刷装置300に向けて送信される。

0182

ユーザが「印刷ジョブの割り込み印刷」を選択した場合、印刷ジョブの割り込み指定のオペレーションコード(=0x0123)が格納された管理パケットが印刷装置300に送信される。この管理パケットのデータ部には、割り込み指定された印刷ジョブのジョブIDが格納される。

0183

ユーザが、「印刷ジョブの印刷停止」を選択した場合、印刷ジョブの停止指定のオペレーションコード(=0x0120)が格納された管理パケットが印刷装置300に送信される。この管理パケットのデータ部には、停止指示された印刷ジョブのジョブIDが格納される。

0184

ユーザが、「印刷ジョブの印刷再開」を選択した場合、印刷ジョブの再開指定のオペレーションコード(=0x0121)が格納された管理パケットが印刷装置300に送信される。この管理パケットのデータ部には、再開指示された印刷ジョブのジョブIDが格納される。

0185

ユーザが、「印刷ジョブの優先印刷」を選択した場合、印刷ジョブのプロモート指定のオペレーションコード(=0x0022)が格納された管理パケットが印刷装置300に送信される。この管理パケットのデータ部には、優先印刷指示された印刷ジョブのジョブIDが格納されている。

0186

最後に、ジョブ読み出しテーブル313について説明する。図8は、ジョブ読み出しテーブルを表す説明図である。PDLトランスレータ部306は、このジョブ読み出しテーブル313に記述された処理順番どおりに印刷ジョブを選択して、選択した印刷ジョブのPDLデータをトランスレート処理していく。

0187

8-1のジョブ読み出しテーブルには、ジョブIDが1〜4の印刷ジョブが登録されている。従って、PDLトランスレータ部306はトランスレートを実行する時、読み出しテーブルの上から順番に、ジョブIDが1の印刷ジョブ、ジョブIDが2の印刷ジョブ、ジョブIDが3の印刷ジョブ、ジョブIDが4の印刷ジョブという順に印刷ジョブを選択して、これらの印刷ジョブのPDLデータをトランスレートする。

0188

ジョブプリプロセッサ部303が、ジョブ読み出しテーブル313にジョブIDが5の印刷ジョブを追加した場合、8-2のジョブ読み出しテーブルのように、ジョブIDが5の印刷ジョブはジョブ読み出しテーブルの最後に追加される。

0189

プリンタエンジン部がジョブIDが1の印刷ジョブの最後のページの排紙を完了すると、8-3のジョブ読み出しテーブルのように、ジョブIDが1の印刷ジョブはジョブ読み出しテーブルから削除される。

0190

以上のようにジョブ読み出しテーブル313はPDLトランスレータ部が処理する印刷ジョブの処理順番を示し、印刷ジョブの処理順序を制御するのに用いられる。

0191

なお、PDLトランスレータ部306がどの印刷ジョブのPDLデータを読み出して処理しているかを示すのが、ポインタ801である。PDLトランスレータ部306がある印刷ジョブのPDLデータをすべてトランスレート処理し終わると、ポインタ801はその印刷ジョブの次の印刷ジョブを指すようになる。図8では、ジョブIDが2の印刷ジョブのPDLデータが、PDLトランスレータ部306により読み出されている。PDLトランスレータ部306がジョブIDが2の印刷ジョブのPDLデータをすべてトランスレート処理素すると、次は、ポインタ801はジョブIDが3の印刷ジョブを指す。

0192

停止フラグは、その印刷ジョブに対して停止指定がされているか否かを示すフラグである。この停止フラグがTrue(T)になっている場合には、その印刷ジョブは停止されており、False(F)になっている場合には、その印刷ジョブは停止されていない。なお、図8のジョブ読み出しテーブルでは、ジョブIDが1〜5の印刷ジョブは全て停止指示されておらず、停止印刷ジョブは存在しない。

0193

以下、割り込み処理、停止/再開処理、プロモート処理について説明する。

0194

<割り込み処理>まず、割り込み処理について説明する。

0195

ジョブプリプロセッサ部303が、図7のステップ705において、印刷ジョブの割り込み指定を認識すると、ステップ715において、割り込み処理部に対して割り込み指示を行う。この時、割り込みが行われる印刷ジョブのジョブIDも通知される。

0196

図9は割り込み処理部312の動作を示すフローチャートである。割り込み処理部312は、まず、ステップ909において、割り込み指示がされたかどうかを判定する。割り込み指示がされると、ステップ901において、PDLトランスレータ部306に対して、現在処理している印刷ジョブの処理中止を指示する。指示されたPDLトランスレータ部306は、現在行っているトランスレート処理を直ちに中断する。

0197

次にステップ902において、描画バッファ307に中間データがある場合にはそれらの中間データの削除を行う。なお、中間データの削除は、実際にデータを消すことだけを指すのではなく、その中間データを無効にすることも含む。さらにステップ904において、プリンタエンジン部309に処理の中止を指示する。ただし、プリンタエンジン部309が、現在まさに印刷中であったり、排紙中であったりする場合に、処理を中止するとジャムが発生する可能性がある。そのため、印刷中や排紙中の場合は、それらの処理の中止は行われない。

0198

そして、ステップ911において、割り込まれた印刷ジョブのすでに排紙が完了したページ数をプリンタエンジン部309から取得し、当該印刷ジョブのジョブ情報として機器データベース305に記憶しておく。なお、このステップは、プリンタエンジン部309自身が行ってもよく、この場合、プリンタエンジン部309が、割り込み処理部312から処理中止の指示を受けたときに、割込まれた印刷ジョブについてすでに排紙が完了したページ数を情報管理部310に送信し、情報管理部310がその情報を当該印刷ジョブのジョブ情報として機器データベース305に記憶しておく。

0199

ステップ905において、割り込み指示された印刷ジョブのジョブIDをジョブ読み出しテーブル313の先頭に追加する。このとき、ポインタ801はこの印刷ジョブのジョブIDを指すようにポイント移動する。このジョブIDは、ジョブプリプロセッサ部303から割り込み指示とともに通知されてきたものである。これによって、ジョブ読み出しテーブル313において、次に処置される印刷ジョブが割り込み指示された印刷ジョブとなる。

0200

さらにステップ906において、PDLトランスレータ処理部306に処理再開の指示を出す。すると、PDLトランスレータ部306は読み出しテーブル313のポインタ810を見て、読み出しテーブル313のポインタ810が指す印刷ジョブ(この場合、割り込み指示された印刷ジョブ)のPDLデータをジョブスプーラ部304から取り出してトランスレート処理を行う。また、ステップ907においては、描画部308に処理再開の指示を出し、最後にステップ908においてプリンタエンジン部に処理再開の指示を出す。

0201

図10は割り込み処理がされた場合のジョブ読み出しテーブル313の状態を示す説明図である。この図では、停止フラグは省略されている。10-1のジョブ読み出しテーブルにおいて、ジョブIDが1〜4の通常印刷ジョブが投入されている状態で、ジョブIDが5の割り込み印刷ジョブが投入されてきたときを説明する。ジョブIDが5の割り込み印刷ジョブが投入されると、割り込み処理部312が、図9のステップ905において、ジョブIDが5の印刷ジョブがジョブ読み出しテーブルの先頭に追加し、10-2のジョブ読み出しテーブルになる。

0202

そして、処理再開の指示をされたPDLトランスレータ部306は、ジョブ読み出しテーブル313に記述された順番に印刷ジョブのトランスレートを行うため、以後、ジョブIDが5の印刷ジョブ、ジョブIDが1の印刷ジョブ、ジョブIDが2の印刷ジョブ、ジョブIDが3の印刷ジョブ、ジョブIDが4の印刷ジョブといった順に印刷ジョブがトランスレート処理される。

0203

なお、ジョブ読み出しテーブルが10-1の状態で、ジョブIDが1の印刷ジョブが排紙途中に割り込まれた場合、図9のステップ911で、ジョブIDが1の印刷ジョブにおいて排紙が完了したページ数が当該印刷ジョブのジョブ情報として機器データベース部305に記憶される。そして、ジョブIDが1の印刷ジョブが再びジョブ読み出しテーブルの先頭に来て、当該印刷ジョブのPDLデータがトランスレータ部306によりトランスレート処理されはじめるが、描画部308は、印刷ジョブの排紙が完了したページ数の情報に基づいて排紙完了したページの描画処理をスキップする。これによって、割り込まれた印刷ジョブの復帰を行う際に、割り込まれる前の印刷ページと割り込まれた後の印刷ページの重複を避けることができ、同じページが2度印刷されるのを防ぐことができる。

0204

前述では、ジョブ開始オペレーションコードを有するジョブパケットののデータ部に格納された動作モードを見て割り込み処理を行うかどうかの判断をしていたが、通常ジョブとして投入されたジョブに関して後で割り込み指定を行うことも可能である。

0205

前に説明したように、図14の画面において、ユーザが「印刷ジョブの割り込み印刷」を選択した場合、印刷ジョブの割り込み指定のオペレーションコード(=0x0123)が格納された管理パケットが印刷装置300に送信される。この管理パケットのデータ部には、割り込み指定された印刷ジョブのジョブIDが格納される。

0206

情報管理部310は、受け取った管理パケットのオペレーションコードから、印刷ジョブの割り込み指定だと認識し、割り込み処理部312に割り込みの指示を行う。この場合、ジョブプリプロセッサ部303からの割り込み指示と異なり、割り込みジョブは新規追加ではなく、すでにある印刷ジョブが割り込みジョブに変化するのである。そのため、割り込み処理部312の処理が若干異なる。

0207

図11は、割り込み処理部312の動作を説明するフローチャートである。図9のフローチャートとほぼ同等ではあるが、ステップ1105では、ジョブ読み出しテーブル313において、割り込み指定されたジョブのジョブIDを元の位置から先頭へ移動する点で異なる。なお、このステップでは、ポインタ801は、割込み指定された印刷ジョブのジョブIDを指すようにポイント移動する。

0208

図12は、割り込み処理がされた場合のジョブ読み出しテーブル313の状態を表す説明図である。12-1のジョブ読み出しテーブルにおいて、ジョブIDが1〜4の通常印刷ジョブが投入されている状態で、ジョブIDが4の印刷ジョブがユーティリティ部205から割り込み指定されたときを説明する。ジョブIDが4の印刷ジョブが割込み指定されると、割り込み処理部312が、図11のステップ1105において、ジョブIDが4の印刷ジョブをジョブ読み出しテーブルの先頭に移動し、12-2のジョブ読み出しテーブルになる。

0209

そして、処理再開の指示をされたPDLトランスレータ部306は、ジョブ読み出しテーブルに記述された順番に印刷ジョブのトランスレートを行うため、以後、ジョブIDが4の印刷ジョブ、ジョブIDが1の印刷ジョブ、ジョブIDが2の印刷ジョブ、ジョブIDが3の印刷ジョブといった順に印刷ジョブがトランスレート処理される。

0210

なお、ジョブIDが1の印刷ジョブが排紙途中で割り込まれた場合、図11のステップ1111で、ジョブIDが1の印刷ジョブにおいて排紙が完了したページ数が当該印刷ジョブのジョブ情報として機器データベース部305に記憶される。そして、ジョブIDが1の印刷ジョブが再びジョブ読み出しテーブルの先頭に来て、当該印刷ジョブのPDLデータがトランスレータ部305によりトランスレート処理され始めるが、描画部308は、印刷ジョブの排紙が完了したページ数のジョブ情報に基づいて排紙完了したページの描画処理をスキップする。これによって、割り込まれた印刷ジョブの復帰を行う際に、割り込まれる前の印刷ページと割り込まれた後の印刷ページの重複を避けることができ、同じページが2度印刷されるのを防ぐことができる。

0211

なお、割り込み指定がされた印刷ジョブの印刷物(印刷された用紙)は、割り込まれた印刷ジョブの印刷物の途中ページの後に出力されるため、その後割り込まれた印刷ジョブの印刷物の残りのページが出力されると、割り込まれた印刷ジョブの印刷物の中に、割り込んだ印刷ジョブの印刷物が混じってしまう可能性がある。これを混載問題という。

0212

従って、印刷装置によっては排紙ビンを複数もつものがあるので、割り込み印刷ジョブの印刷物と割り込まれた印刷ジョブの印刷物で、排紙口を自動的に変更することによって、混載問題を回避することが可能である。

0213

割り込み印刷は、割込まれる印刷ジョブに影響を与え、その割込まれた印刷ジョブの所有者に迷惑をかける。そのため、割り込み印刷を行えるユーザを制限したいという要望がある。ここでは、割り込み印刷の制限を実現する方法について説明する。

0214

まず、印刷装置300の操作パネル31で割り込み印刷の制限を設定する方法を説明する。図17は、操作パネル314の液晶表示(LCD)を示す図である。印刷装置300では、印刷ジョブの印刷処理が行われていないときに、ユーザが操作パネル314を操作することにより、各種環境変数書き換えが可能である。ユーザは操作パネル314を操作して、図17のように「ワリコインサツショリ」のメニューを表示させる。そして、操作パネル314にある左右キーを押すことで、「ツカウ」、「ツカワナイ」を表示させることができ、表示されている方が設定値として環境変数に書き込まれる。設定値が「ツカウ」となっている場合には、割り込み印刷が行われるが、設定値が「ツカワナイ」となっている場合には、割り込み印刷が無効になる。図18は、割り込み印刷の制限が考慮された場合の、ジョブプリプロセッサ部303の動作を示すフローチャートである。図7のフローチャートと異なる点は、ステップ1817において、環境変数「ワリコミインサツショリ」の設定値が「ツカウ」になっているか否かを判定している点である。ステップ1817において「ツカウ」になっている場合には、ステップ1807において、割り込み処理部312に割り込み指示を出す。しかし、ステップ1817において、設定値が「ツカワナイ」になっている場合には、割り込み印刷の指示を出さずに、ステップ1806に進む。

0215

このように、操作パネルで環境変数に設定値を設定することで、印刷装置が割込み印刷の処理を行えるようにするか否かを制限することできる。

0216

次に、ある特定のユーザ、例えば、管理者のみが割り込み印刷を行えるようにする場合の方法について説明する。まず、印刷装置300の属性として、管理者ユーザIDと管理者パスワードという属性を設け、それらの属性値を機器データベース部305に記憶しておく。これは、それぞれ2バイトで表現可能な任意の数字とする。この属性値は、印刷装置300の設置時に、ユーティリティ部205或いは操作パネル314から設定される。

0217

そして、印刷ジョブが印刷装置300に投入されたときに、ジョブ開始のオペレーションコードを有するジョブパケットのユーザID及びパスワード(図4の8〜11バイト目)が、それぞれ管理者ユーザID及び管理者パスワードと一致した場合のみ、当該印刷ジョブの割り込み指定が有効と判断され、ジョブプリプロセッサ部303が割り込み処理部312に割り込み指示を出せるようにする。

0218

なお、管理者がプリンタドライバ部202で割り込み印刷を指定する場合には、ポップアップダイアログが表示され、ユーザIDとパスワードの入力を求められる。そして、この入力値は、ジョブパケット生成部207がジョブ開始のオペレーションコードを有するジョブパケットを生成する際に用いられ、そのジョブパケットのユーザID及びパスワードが格納される領域に格納される。

0219

これにより、特定のユーザのみが割込み印刷を行えるように制限することができる。

0220

土に、管理者以外でも、複数の特定ユーザがを割り込み印刷を行えるようにする場合の方法について説明する。まず、印刷装置300の属性として、割り込み印刷を行うことを許可されたユーザのユーザIDとパスワードのリストの属性を設け、その属性値を機器データベース部305に記憶しておく。なお、この属性の属性値の変更、例えば、リストへのユーザIDとパスワードの追加、は、管理者がユーティリティ部205或いは操作パネル314から設定することにより行われる。

0221

そして、ユーザがプリンタドライバ部202で割り込み印刷を指定する場合には、ポップアップダイアログが表示され、ユーザIDとパスワードの入力を求められる。そして、この入力値は、ジョブパケット生成部207がジョブ開始のオペレーションコードを有するジョブパケットを生成する際に用いられ、そのジョブパケットのユーザID及びパスワードが格納される領域に格納される。

0222

この印刷ジョブが印刷装置300に投入されたときに、ジョブ開始のオペレーションコードを有するジョブパケットのユーザID及びパスワード(図4の8〜11バイト目)が、リストにあるユーザID及びパスワードと一致した場合のみ、当該印刷ジョブの割り込み指定が有効と判断され、ジョブプリプロセッサ部303が割り込み処理部312に割り込み指示を出せるようにする。

0223

これにより、割り込み印刷を行うことを許可されたユーザのみが、割り込み印刷を行えるように制限することができる。

0224

<停止/再開処理>次に、停止/再開処理について説明する。

0225

図19は、停止/再開処理を説明するためのジョブ読み出しテーブルを表す説明図である。19-1の読み出しテーブルには、ジョブIDが1〜4の印刷ジョブが登録されている。

0226

停止フラグは、その印刷ジョブに対して停止指示がされているか否かを示すフラグである。この停止フラグがTrue(T)になっている場合には、その印刷ジョブは停止されており、False(F)になっている場合には、その印刷ジョブは停止されていない。なお、19-1のジョブ読み出しテーブルでは、ジョブIDが1〜3の印刷ジョブは停止指示されておらず、ジョブIDが4の印刷ジョブは、停止印刷ジョブである。

0227

従って、PDLトランスレータ部306はトランスレートを実行する時、読み出しテーブルの上から順番に印刷ジョブを選択して、これらの印刷ジョブのPDLデータをトランスレートする。ただし、停止フラグがTになっている印刷ジョブのPDLデータは選択してトランスレートするということを行わない。

0228

ジョブプリプロセッサ部303が、ステップ706において、ジョブ読み出しテーブル313にジョブIDが5の印刷ジョブを追加する場合、19-2のジョブ読み出しテーブルのように、停止フラグがFになっている印刷ジョブの最後尾に、ジョブIDが5の印刷ジョブを追加する。すなわち、ジョブIDが3の印刷ジョブとジョブIDが4の印刷ジョブの間にジョブIDが5の印刷ジョブが追加される。ジョブIDが5の印刷ジョブは、停止指定されていないので、停止フラグはFになる。

0229

プリンタエンジン部がジョブIDが1の印刷ジョブの最後のページの排紙を完了すると、19-3のジョブ読み出しテーブルのように、ジョブIDが1の印刷ジョブはジョブ読み出しテーブルから削除される。

0230

ジョブプリプロセッサ部303が、印刷ジョブの動作モードが印刷停止であると認識すると、図7のステップ716において、ジョブ読み出しテーブル313に当該印刷ジョブのジョブIDを登録する。ただし、当該印刷ジョブは停止印刷ジョブであるため、ジョブIDをジョブ読み出しテーブル313の最後尾に追加し、更に、当該印刷ジョブの停止フラグをTに設定する。

0231

図21は、停止処理がされた場合のジョブ読み出しテーブル313の状態を示す説明図である。21-1のジョブ読み出しテーブルにおいて、ジョブIDが1〜4の印刷ジョブが投入されている状態で、ジョブIDが5の停止印刷ジョブが投入されてきたときを説明する。

0232

ジョブIDが5の停止印刷ジョブが投入されると、ジョブプリプロセッサ部303が、当該印刷ジョブをジョブ読み出しテーブル313の停止フラグがFになっている印刷ジョブの最後尾に追加し、更に、当該印刷ジョブの停止フラグをTにする。それが、21-2のジョブ読み出しテーブルである。

0233

PDLトランスレータ部306は、ジョブ読み出しテーブルに記述された処理順番に従って、ジョブIDが1の印刷ジョブ、ジョブIDが2の印刷ジョブ、ジョブIDが3の印刷ジョブ、ジョブIDが4の印刷ジョブのPDLデータを順にトランスレート処理すると、、停止フラグがTになっているジョブIDが5の印刷ジョブのみが残ったままになる。この停止指示されているジョブIDが5の印刷ジョブは、再開指示が出され、停止フラグがFになったのちに、PDLトランスレータ部306によりPDLデータがトランスレート処理される。

0234

いままでは、停止印刷ジョブを投入するときの処理について説明してきたが、この停止印刷ジョブの印刷再開の指示を後で行うことが可能である。

0235

それでは、ユーザがユーティリティ部205から再開指定を行う方法について説明する。図14のユーザインタフェースにおいて、ユーザが「印刷ジョブの印刷再開」を選択すると、再開指定のオペレーションコードを有する管理パケットが印刷装置300に送信される。なお、この管理パケットのデータ部には、再開指示された印刷ジョブのジョブIDが格納されている。

0236

情報管理部310は、受け取った管理パケットのオペレーションコードから、印刷ジョブの再開指定だと認識し、停止/再開処理部315に再開指示を行う。このとき、再開指示された印刷ジョブのジョブIDも停止/再開処理部315に送信される。すると、停止/再開処理部315は、図20のステップ2005〜2008のフローチャートに従って、再開処理を行う。

0237

また、ジョブ開始オペレーションコードを有するジョブパケットのデータ部に格納された動作モードに従って停止処理を行うかどうかを判定していたが、通常印刷ジョブとして投入された印刷ジョブに対して後で停止指定を行うことも可能である。

0238

ユーザがユーティリティ部205から停止指定を行う方法について説明する。図14のユーザインターフェースにおいて、ユーザが「印刷ジョブの印刷停止」を選択すると、停止指示のオペレーションコードを有する管理パケットが印刷装置300に送信される。なお、この管理パケットのデータ部には、停止指示された印刷ジョブのジョブIDが格納されている。

0239

情報管理部310は、受け取った管理パケットのオペレーションコードから、印刷ジョブの印刷停止指定だと認識し、停止/再開処理部315に停止指示を行う。このとき、停止指示された印刷ジョブのジョブIDも停止/再開処理部315に送信される。すると、停止/再開処理部315は、図20のステップ2001〜2005のフローチャートに従って、再開処理を行う。

0240

図21は、情報管理部310から停止/再開処理部315に、停止指示或いは再開指示が送られたときの停止/再開処理部315の動作を説明するフローチャートである。まず、停止/再開処理部315は、ステップ2001において、停止指示が送られてきたのかどうかを判定する。停止指示がない場合には、ステップ2005に進む。

0241

停止指示が送られていると、ステップ2002において、停止指示された印刷ジョブのPDLデータの読み出しがすでに行われているかどうかの判定を行う。情報管理部310から送られてきた停止指示された印刷ジョブのジョブIDから、当該印刷ジョブのPDLデータが既にPDLトランスレータ部306により読み出されている場合には、停止処理を行なわないようにステップ2001に戻る。これは、ジョブ読み出しテーブル313のポインタ801がどの印刷ジョブを指しているかで判断できる。ジョブ読み出しテーブルにおいて、ポインタ801が指している印刷ジョブから上にある印刷ジョブは、既に読み出しが行なわれている。

0242

読み出しが行われていなければ、ステップ2003において、停止指示された印刷ジョブのジョブIDをジョブ読み出しテーブル313の最後尾に移動する。更に、ステップ2004において、当該印刷ジョブの停止フラグをTに設定する。これによって、当該印刷ジョブは停止印刷ジョブになり、当該印刷ジョブの再開指示が出されるまで、印刷処理されない。

0243

つづいて、ステップ2005において、再開指示が送られてきたかどうかを判定する。再開指示がない場合には、ステップ2001に戻る。

0244

再開指示が送られてきていれば、次は、ステップ2006において、再開指示された印刷ジョブが実際に停止されているかを調べる。これは、読み出しテーブルの停止フラグがTになっているか、Fになっているかで判断できる。停止されていなければ、ステップ2001に戻る。

0245

再開指示された印刷ジョブが停止されていれば、ステップ2007において、再開指示された印刷ジョブの停止フラグをFに設定し、ステップ2008において、この印刷ジョブのジョブIDを停止フラグがFになっている印刷ジョブの最後尾に移動する。

0246

図22は、停止処理された場合のジョブ読み出しテーブル313の状態を表す説明図である。22-1のジョブ読み出しテーブルにおいて、ジョブ1〜4の通常印刷ジョブが投入されている状態で、ジョブIDが3の印刷ジョブがユーティリティ部205から停止指定されたときを説明する。ジョブIDが3の印刷ジョブが停止指定されると、停止/再開処理部315が、図21のステップ2002において、ジョブIDが3の印刷ジョブをジョブ読み出しテーブルの最後尾に移動し(22-2のジョブ読み出しテーブル)、ステップ2003において、当該印刷ジョブの停止フラグをTに設定する。すると、22-3のジョブ読み出しテーブルになる。

0247

PDLトランスレータ部306は、ジョブ読み出しテーブルに記述された順番に印刷ジョブのPDLデータのトランスレート処理を行なうことにより、ジョブIDが1、2、4の印刷ジョブが順に処理され、停止印刷ジョブとなったジョブIDが3の印刷ジョブのみが残ったままになる。なお、この停止印刷ジョブは、再開指示により、停止フラグがFに設定されたのちに、PDLトランスレータ部306によりPDLデータがトランスレート処理される。

0248

なお、前述の停止処理では、停止印刷ジョブはジョブ読み出しテーブル313の最後尾に追加されたが、読み出しテーブルでの位置は移動せず、停止フラグをTに設定するだけの方法もある。PDLトランスレータ部306は、停止フラグがTになっている印刷ジョブは読み飛ばし(選択を飛ばし)、停止フラグがFになっている印刷ジョブのPDLデータをトランスレート処理していくので、この場合も、停止フラグがTになっている停止印刷ジョブのみが残ったままになる。ただし、印刷ジョブの選択され方が前述と異なる。

0249

すなわち、図23の23-1のジョブ読み出しテーブルにおいて、ジョブIDがジョブIDが3の印刷ジョブが停止指定された場合、印刷ジョブの順序は変えずに、停止フラグだけをTに設定すると、23-1のジョブ読み出しテーブルになる。そして、ジョブIDが1の印刷ジョブのトランスレート処理が完了すると、23-2のジョブ読み出しテーブルになる。

0250

更に、ここで、ジョブIDが3の印刷ジョブに対して再開指定がされると、ジョブの順序は変えずに、停止フラグのみをFに設定し直すので、23-3のジョブ読み出しテーブルになる。

0251

こうすると、前述の停止処理では、停止指示された印刷ジョブは最後尾に追加されるが、この場合の停止処理では、停止指示された印刷ジョブが即座に再開指示されると、停止指示されたときの順番に近い順番で印刷が行なわれる。

0252

以上の停止処理において、印刷装置300内に停止印刷ジョブが存在しても、印刷装置300の外見からは確認し難い。そのため、停止印刷ジョブが存在する状態で印刷装置300の電源が切断される恐れがある。すると、ジョブスプーラ部304にPDLデータが残ったままになってジョブスプーラ部304の記憶容量が圧迫され、当該印刷ジョブを投入したユーザは、印刷が行なわれないために再度印刷指示を出すなどの不具合が生ずる恐れがある。そのため、印刷装置300の電源切断時に次のような処理を行なう。

0253

図24は、電源切断時の処理を示すフローチャートである。また、図25及び図26は、操作パネル314の表示例を示す図である。図26の電源スイッチが押されたときに、図24の処理が開始される。まず、ステップ2401において、ジョブ読み出しテーブル313を確認して、停止印刷ジョブが存在しないかどうか判定する。存在しないのであれば、ステップ2404において、電源切断処理を実行して一連の処理を終了する。

0254

存在するのであれば、ステップ2402において、図26のように、停止印刷ジョブが残っていることを操作パネルに一定時間(例えば、5秒間)表示する。更に、ステップ2403にいて、電源スイッチが押されているかいなかを再度判定する。

0255

電源スイッチが押されている場合には、ステップ2404において、電源切断処理を実行して一連の処理を終了する。

0256

一方、ステップ2403において、電源スイッチが押されていないと判定された場合には、電源切断処理を行なわず(電源切断をせず)に、一連の処理を終了する。

0257

以上は、操作パネル314の電源スイッチが押された場合について説明したが、ユーザが、ホストコンピュータ200のユーティリティ部205から電源切断を指示できるようにした場合に、図24のフローチャートに従って、図26のようなダイアログ画面をホストコンピュータ200のユーザインターフェースに表示させるようにしてもよい。

0258

<プロモート処理>次に、印刷ジョブの優先印刷(プロモート印刷)について説明する。

0259

割り込み印刷は、割込まれた印刷ジョブのトランスレート処理を中止して、復帰後あらためて割込まれた印刷ジョブのトランスレート処理を行なうため、トランスレート処理が複数回実行され、その分、印刷装置300全体のスループットが低下する可能性がある。

0260

そこで、既に印刷処理が行なわれている印刷ジョブは中止させない程度に、指定された印刷ジョブの印刷順位を優先的に上げることによって、印刷装置300全体のスループットを低下させずに、印刷ジョブを至急に出力させることが可能である。

0261

そこで、ジョブプリプロセッサ部303は、プロモート印刷ジョブを受信すると、図7のステップ706において、ジョブ読み出しテーブル313において、ポインタ801が指す印刷ジョブのジョブIDの次に、プロモート指定された印刷ジョブのジョブIDを登録する。ポインタ801がいずれの印刷ジョブをも指していない場合には、ジョブ読み出しテーブル313の先頭に割り込ませる。

0262

また、ジョブ開始オペレーションコードを有するジョブパケットのデータ部に格納された動作モードに従ってプロモート処理を行うかどうかを判定していたが、通常印刷ジョブとして投入された印刷ジョブに対して後でプロモート指定を行うことも可能である。

0263

ユーザがユーティリティ部205からプロモート指定を行う方法について説明する。図14のユーザインターフェースにおいて、ユーザが「印刷ジョブのプロモート印刷」を選択すると、プロモート印刷指定のオペレーションコードを有する管理パケットが印刷装置300に送信される。なお、この管理パケットのデータ部には、プロモート指定された印刷ジョブのジョブIDが格納されている。

0264

情報管理部310は、受け取った管理パケットのオペレーションコードから、印刷ジョブのプロモート指定だと認識し、プロモート処理部316にプロモート指示を行う。このとき、プロモート指示された印刷ジョブのジョブIDもプロモート処理部315に送信される。

0265

図27は、プロモート処理部316の動作を示すフローチャートである。プロモート処理部316は、まず、ステップ3001において、プロモート指示されたかを判断し、指示されていない場合には、ステップ3001に戻って、プロモート指示を待つ。プロモート指示は、情報管理部310がプロモート指定のオペレーションコードを有する管理パケットを受信したときに、情報管理部310からプロモート処理部316に送信される。なお、この管理パケットのデータ部には、優先印刷指定された印刷ジョブ(この印刷ジョブをプロモート印刷ジョブという)のジョブIDが格納されている。

0266

ステップ3001において、プロモート指示があった場合には、ステップ3002において、優先印刷指定された印刷ジョブのジョブIDがジョブ読み出しテーブル313に存在するかを確認する。存在しない場合には、ステップ3001に戻る。存在する場合には、ステップ3003において、優先印刷指定された印刷ジョブを、ポインタ801が指す印刷ジョブの次に挿入する。つまり、未だにPDLトランスレータ部306によりPDLデータが読み出されていない印刷ジョブの先頭に割り込ませる。ポインタ801がいずれの印刷ジョブをも指していない場合には、ジョブ読み出しテーブル313の先頭に割り込ませる。

0267

図28は、プロモート処理を説明するためのジョブ読み出しテーブルを示す説明図である。この図では、停止フラグは省略している。PDLトランスレータ部306は、ジョブ読み出しテーブルのポインタが指すジョブIDを獲得して、そのジョブIDに関連するPDLデータをジョブスプーラ部304から読み出し、トランスレート処理する。

0268

31-1のジョブ読み出しテーブルでは、PDLトランスレータ処理部306は、ジョブIDが2の印刷ジョブのトランスレート処理を行なっている。ジョブIDが2の印刷ジョブの処理が完了すると、このままの状態では、ジョブIDが3の印刷ジョブのPDLデータがトランスレート処理される。しかし、ジョブIDが5の印刷ジョブがプロモート指定されると、ジョブ読み出しテーブル313でジョブIDの入れ替わりが行われ、31-2のジョブ読み出しテーブル313のようになる。すると、ジョブIDが1の印刷ジョブの処理が完了すると、次に、ジョブIDが5の印刷ジョブのPDLデータがトランスレート処理され、その結果、ジョブIDが5の印刷ジョブは、ジョブIDが3、4の印刷ジョブよりも先に印刷される。このように、プロモート印刷は、印刷ジョブのPDLデータの解析、印刷処理を停止しないため、印刷装置全体のスループットの低下を防ぐことができる。一方、現在とトランスレート処理されている印刷ジョブの次に印刷処理が行なわれるようになるため、緊急の印刷を行なう場合には割込み印刷処理が適している。

0269

割り込み通知図39は、ホストコンピュータと印刷装置が、ネットワークを介して、或いは、ローカルケーブルを介して接続されているシステムの一例を示す図である。ホストコンピュータ3901、3902、3903は、図2のホストコンピュータ100と同等なホストコンピュータである。また、印刷装置3904は、図3の印刷装置300と同等な印刷装置である。

0270

ホストコンピュータ3901と印刷装置3904、ホストコンピュータ3902と印刷装置3904は、ネットワークを介して接続されている。従って、ホストコンピュータ3901やホストコンピュータ3902は、それぞれネットワークアドレスを有している。また、ホストコンピュータ3903と印刷装置3904とは、セントロニクスインターフェースSCSIインターフェースなどのローカルケーブルを介して接続されている。

0271

図35は、複数のホストコンピュータ(ホストコンピュータ3901、3902、3903)から送信されてきた各印刷ジョブの状態および印刷ジョブのジョブ情報を管理するための管理テーブルの一例を示す。この管理テーブルは、機器データベース部305の一部として、RAM3610等に記憶される。

0272

図35において、欄3501は印刷ジョブの認識番号(ジョブID)を示す。欄3502は各印刷ジョブの状態を示す。欄3503は、印刷ジョブのPDLデータから生成された、出力中または出力待ちになっている中間データが格納されているアドレスを示す。欄3504は、割り込みが行われた場合の現在の解析情報が格納されているアドレスを示す。欄3505は、割り込みが行われた場合の出力情報が格納されているアドレスを示す。欄3506は、印刷ジョブを送信したホストコンピュータのネットワークアドレスを示す。

0273

図36は、描画バッファ307に格納される、中間データの一例を示したものである。本実施の形態の描画バッファでは、レコード基本単位となっている。図36において、3601は次に続くレコードのアドレスを示す領域である。3602は、このレコードが罫線を示すものであることを示している。3603は、罫線の開始座標を、3604は罫線の終了座標を示している。3605は線の太さを示す。これらの情報によって罫線がレンダリングされる。

0274

また、3606は、3601で示されたアドレスの領域で、次に続くレコードのアドレスを示す領域である。3607〜3611は、文字を示すレコードである。3608は、フォント名称を示し、フォント名称によりフォントパターン確定される。3609は、開始座標を示す。3610は、連続して格納されている文字の文字数を示す。3611は、文字コードを示す。描画部308は、文字コードに対応したパターンを読み出して、開始座標から順次文字をレンダリングしていく。

0275

さらに、3613〜3616は矩形のレコードを示したものである。すなわち、開始座標(3614)、終了座標(3615)、線幅(3616)に基づいて、矩形がレンダリングされる。

0276

これらのレコードの集まりに基づいて、1ページ分の画像がレンダリングされる。

0277

図37は、出力情報の一例を示したものである。図37において、3701は現在排出中排紙先を示す。3702は、排出中の紙サイズ・送り方向を示す。また、3703は、印刷ジョブの印刷処理によって出力されたページ数を示す。

0278

図38は、割り込みの通知を行なう場合の、割り込み処理部の動作を説明するフローチャートである。図38は、図9のフローチャートに、割り込みの通知を行なうためのステップ3812〜3814を追加したものである。割り込み処理部312は、まず、ステップ909において、割り込み指示がされたかどうかを判定する。割り込み指示がされると、ステップ3812において、図37で示した出力情報をRAMに退避させる。次に、ステップ3813において、割り込まれた印刷ジョブを検索する。具体的には、管理テーブルで各印刷ジョブの状態を調べて割り込まれた印刷ジョブを検索してもいいし、また、ジョブ読み出しテーブル313を調べて割り込まれた印刷ジョブを検索してもいい。

0279

図35の管理テーブルでは、ジョブIDが1,2,3である印刷ジョブが、割り込まれた印刷ジョブになる。また、図10のジョブ読み出しテーブルでは、ジョブIDが1,2,3,4である印刷ジョブが、割り込まれた印刷ジョブになる。

0280

ステップ3814において、割り込まれた印刷ジョブを送信したホストコンピュータに、割り込みが発生したことを通知する。図35の管理テーブルでは、まず、ジョブIDが1である印刷ジョブを送信したホストコンピュータは、ローカルケーブルを介して直接接続されているので、ローカルケーブルを介して通知が送信される。また、ジョブIDが2及び3である印刷ジョブを送信したホストコンピュータは、ネットワークを介して接続されているので、図3の管理テーブルの欄3506に格納されているネットワークアドレスに基づいて通知が送信される。

0281

ステップ901において、PDLトランスレータ部306に対して、現在処理している印刷ジョブの処理中止を指示する。指示されたPDLトランスレータ部306は、現在行っているトランスレート処理を直ちに中断する。

0282

次にステップ902において、描画バッファ307に中間データがある場合にはそれらの中間データの削除を行う。なお、中間データの削除は、実際にデータを消すことだけを指すのではなく、その中間データを無効にすることも含む。さらにステップ904において、プリンタエンジン部309に処理の中止を指示する。ただし、プリンタエンジン部309が、現在まさに印刷中であったり、排紙中であったりする場合に、処理を中止するとジャムが発生する可能性がある。そのため、印刷中や排紙中の場合は、それらの処理の中止は行われない。

0283

そして、ステップ911において、割り込まれた印刷ジョブのすでに排紙が完了したページ数をプリンタエンジン部309から取得し、当該印刷ジョブのジョブ情報として機器データベース305に記憶しておく。なお、このステップは、プリンタエンジン部309自身が行ってもよく、この場合、プリンタエンジン部309が、割り込み処理部312から処理中止の指示を受けたときに、割込まれた印刷ジョブについてすでに排紙が完了したページ数を情報管理部310に送信し、情報管理部310がその情報を当該印刷ジョブのジョブ情報として機器データベース305に記憶しておく。

0284

ステップ905において、割り込み指示された印刷ジョブのジョブIDをジョブ読み出しテーブル313の先頭に追加する。このとき、ポインタ801はこの印刷ジョブのジョブIDを指すようにポイト移動する。このジョブIDは、ジョブプリプロセッサ部303から割り込み指示とともに通知されてきたものである。これによって、ジョブ読み出しテーブル313において、次に処置される印刷ジョブが割り込み指示された印刷ジョブとなる。

0285

さらにステップ906において、PDLトランスレータ処理部306に処理再開の指示を出す。すると、PDLトランスレータ部306は読み出しテーブル313のポインタ810を見て、読み出しテーブル313のポインタ810が指す印刷ジョブ(この場合、割り込み指示された印刷ジョブ)のPDLデータをジョブスプーラ部304から取り出してトランスレート処理を行う。また、ステップ907においては、描画部308に処理再開の指示を出し、最後にステップ908においてプリンタエンジン部に処理再開の指示を出す。

0286

図40は、割り込みの通知を行なう場合の、割り込み処理部の動作を説明するフローチャートである。図40は、図9のフローチャートに、図38で説明した割り込みの通知を行なうためのステップ3812〜3814を追加したものである。

0287

図41は、プロモートの通知を行なう場合の、プロモート処理部の動作を説明するフローチャートである。図41は、図27のフローチャートに、プロモートの通知のためのステップ4113と4114を追加したものである。

0288

プロモート処理部316は、まず、ステップ3001において、プロモート指示されたかを判断し、指示されていない場合には、ステップ3001に戻って、プロモート指示を待つ。プロモート指示は、情報管理部310がプロモート指定のオペレーションコードを有する管理パケットを受信したときに、情報管理部310からプロモート処理部316に送信される。なお、この管理パケットのデータ部には、優先印刷指定された印刷ジョブ(この印刷ジョブをプロモート印刷ジョブという)のジョブIDが格納されている。

0289

ステップ3001において、プロモート指示があった場合には、ステップ3002において、優先印刷指定された印刷ジョブのジョブIDがジョブ読み出しテーブル313に存在するかを確認する。存在しない場合には、ステップ3001に戻る。

0290

存在する場合には、ステップ4113において、割り込まれた印刷ジョブを検索する。具体的には、管理テーブルで各印刷ジョブの状態を調べて割り込まれた印刷ジョブを検索してもいいし、また、ジョブ読み出しテーブル313を調べて割り込まれた印刷ジョブを検索してもいい。図28のジョブ読み出しテーブルでは、ジョブIDが3,4である印刷ジョブが、プロモート処理で割り込まれた印刷ジョブになる。

0291

ステップ4114において、プロモート処理で割り込まれた印刷ジョブを送信したホストコンピュータに、プロモートが発生したことを通知する。このとき、管理テーブルの欄3506に格納されているネットワークアドレスに基づいて通知が送信される。

0292

ステップ3003において、優先印刷指定された印刷ジョブを、ポインタ801が指す印刷ジョブの次に挿入する。つまり、未だにPDLトランスレータ部306によりPDLデータが読み出されていない印刷ジョブの先頭に割り込ませる。ポインタ801がいずれの印刷ジョブをも指していない場合には、ジョブ読み出しテーブル313の先頭に割り込ませる。

0293

更に、印刷装置300の制御構成を説明する。図33は、印刷装置300の制御構成を示すブロック図である。図33において、印刷装置3601は、プリンタコントローラ(以下、コントローラ)3603と、エンジン3604と、パネル装置3605と、ディスク装置3606を備えた構成となっている。

0294

また、コントローラ3603は、CPU3607と、PROM3608と、オプションメモリ3609と、RAM3610と、ホストI/F3611と、エンジンI/F3612と、パネルI/F3613と、ディスクI/F3614と、NVRAM3615を備えた構成となっている。

0295

CPU3607は、PROM3608に格納された、図5、6、7,9,11,15,18、20、24、30のフローチャートで示すような制御プログラム及びその他の各種制御プログラムに基づいて各部を制御する。ホストI/F3611は、ホストコンピュータ3602と印刷ジョブなどの送受信を行うためのインターフェースである。エンジンI/F3612は、実際に印字を行うエンジン3604と通信するためのインターフェースである。

0296

パネルI/F3613は、ユーザにレーザビームプリンタ3601の状態を示したり、ユーザがレーザビームプリンタ3601に印刷環境の変更を指示したりするためのパネル装置3605と、指示と状態を送受信するためのインターフェースである。ディスクI/F3614は、ディスク装置3614と通信するためのインターフェースである。

0297

オプションメモリ3609は、フォントなどを格納するための抜き差し可能なメモリで、カードオプションROM、FLASHメモリなどである。RAM3610には、画像オブジェクトを格納する画像バッファ3610aや、ホストコンピュータ3602から入力されたPDLデータを一時的に格納する受信バッファ3610bなどの領域が確保されている。また、RAM3610はCPU3607のワークエリアとしても使用される。NVRAM3615は、機器或いは印刷ジョブに関する各種設定項目の設定値を格納するために使用される。

0298

パネル装置3605には、レーザビームプリンタ3601の状態などの情報を文字列として表示するための液晶パネルディスプレイ、ユーザがレーザビームプリンタ3601に対する様々な操作をするための各種の操作ボタン、給紙場所オンラインオフラインなどをユーザに知らせるためのLEDなどが備わっている。

0299

エンジン3604は、記録媒体に画像オブジェクトを実際に印刷する。ディスク装置3606は、様々なデータを記憶しておく外部記憶装置であり、ハードディスク装置光磁気ディスク装置フロッピーディスク装置などである。レーザビームプリンタ3601は図示しない電源部から電力の供給を受けている。

0300

図3の印刷システムの機能構成における各構成、例えば、論理チャネル制御部302、ジョブプリプロセッサ部303、PDLトランスレータ部306、描画部308、情報管理部310、割り込み処理部312、停止/再開処理部315、プロモート処理部316などは、図36の印刷装置3601におけるCPU3607が、PROM3608に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。また、図3のジョブスプーラ部304、機器データベース部305、ジョブ読み出しテーブル313、描画バッファ307は、図36の印刷装置3601のRAM3610やディスク装置3606上に確保される。

0301

更に、ホストコンピュータ200の制御構成を説明する。図34は、ホストコンピュータ200の制御構成を示すブロック図である。図34において、CPU3701は、ROM3702もしくはハードディスク(HD)3711、フロッピーディスクFD)3712などの記憶媒体に記億された、制御プログラムを実行し、システムバス3704に接続される各デバイスを総括的に制御する。

0302

3703はRAMで、CPU3701の主メモリ、ワークエリア等として機能する。3705はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)3709や不図示のポインティングデバイスなどからのユーザによる指示入力を制御する。

0303

3706はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)3710の表示を制御する。3707はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイルユーザファイル、制御プログラム等を記憶するハードディスク(HD)3711およびフロッピーディスク(FD)3712とのアクセスを制御する。3708はインターフェースカード(IC)で、通信媒体を介して、印刷装置300と双方向にデータのやりとりをする。

0304

図2の印刷システムの機能構成における各構成、例えば、論理チャネル制御部206、ジョブパケット生成部207、プリンタドライバ部202、アプリケーション部201、ユーティリティ部205は、図37のホストコンピュータ200におけるCPU33701が、ROM3702或いはHD3711に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。また、図2の送信バッファ203は、図37のホストコンピュータ200のRAM3703やHD3711上に確保される。

0305

図29は、図3或いは図36の印刷装置の一例であるレーザビームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、このLBPは、文字パターンデータ等を入力して記録紙に印刷することができる。図29において、8012はLBP本体であり、供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録紙上に像を形成する。8000は操作のためのスイツチ及びLED表示器などが配されている操作パネル、8001はLBP8012全体の制御及び文字パターン情報等を解析するプリンタ制御ユニツトである。このプリンタ制御ユニツト8001は主に文字パターン情報をビデオ信号に変換してレーザドライバ8002に出力する。レーザドライバ8002は半導体レーザ8003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ8003から発射されるレーザ光8004をオンオフ切替えする。レーザ光8004は回転多面鏡8005で左右方向に振られて静電ドラム8006上を走査する。これにより、静電ドラム8006上には文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム8006周囲の現像ユニツト8007により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はLBP8012に装着した複数種の用紙に対応した複数の用紙カセツト8008に収納され、給紙ローラ8009及び搬送ローラ8010と8011とにより装置内に取込まれて、静電ドラム8006に供給される。

0306

図29は、図3或いは図36の印刷装置の一例であるインクジェット記録装置IJRAの概観図である。同図において、駆動モータ9011の正逆回転連動して駆動力伝達ギア9010,9008を介して回転するリードスクリュー9004の螺旋溝9003に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭載されている。9001は紙押え板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテン9000に対して押圧する。9006,9007はフォトカプラで、キャリッジのレバー9005のこの域での存在を確認して、モータ9011の回転方向切り換え等を行うためのホームポジション検知手段である。9013は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材9019を支持する部材で、9012はこのキャップ内を吸引する吸引手段で、キャップ内開口9020を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。9014はクリーニングブレードで、9016はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板9015にこれらが支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用できることは言うまでもない。又、9018は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム9017の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力クラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。これらのキャッピングクリーニング、吸引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来た時にリードスクリュー9004の作用によってそれらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されているが、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれば、本例にはいずれも適用できる。

0307

なお、本発明は、単体で存在するコピー機、プリンタ、スキャナ等から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機ファクシミリ装置など)に適用してもよい。

0308

また、本発明の目的は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウエア(制御プログラム)のプログラムコードを記録した記憶媒体(図31)を、図36及び図37に示すようなシステムに供給し、そのシステムの装置(CPU3607、CPU3701)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによって達成される。プログラムやデータを供給する方法として図32に示すようにフロッピーディスクFD3402に記憶させてPC本体3401に供給する方法も一般的である。

0309

この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

0310

プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスクやハードディスク以外にも,光ディスク光磁気ディスクCD−ROM,CD−R,磁気テープ不揮発性メモリカード,ROMなどを用いることができる。

0311

また、プログラムやデータを供給する方法として図32に示すように、LAN或いは公衆回線3405を介して、サーバ装置からPC本体3401に供給する方法も一般的である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを送出したしたサーバ装置は本発明を構成することになる。

0312

また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

0313

<第2の実施の形態>図42は、本発明を適用したレーザビームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図である。このLBPは、不図示のデータ源から送出された文字パターンの登録や定型書式フォームデータ)などの登録を行う。

0314

図42において、4200はLBP本体であり、外部に接続されているホストコンピュータ(図43の4301,4311,4312)から供給される文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令などを入力して記憶すると共に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体である印刷メデイア上に像を形成する。1112は操作のためのスイッチおよびLED表示器などが配されている操作パネル、4201はLBP4200全体の制御および上記ホストコンピュータから供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット4201は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ4202に出力する。

0315

レーザドライバ4202は半導体レーザ4203を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ4203から発射されるレーザ光4204をオンオフ切り替えする。レーザ光4204は回転多面鏡4205で左右方向に振られ、静電ドラム4206上を走査する。これにより、静電ドラム4206上には文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム4206の周囲にある現像ユニット4207により現像された後、印刷メディアに転送される。この印刷メディアにはカットシートを用いる。カットシート(印刷メディア)はLBP4200に装着した用紙カセット4208内に収納され、給紙ローラ4209および搬送ローラ4210,4211とによりLBP装置内に取り込まれて、静電ドラム4206に供給される。

0316

4212は、カットシートの排出先を振り分けるユニットであり、これによりフェースアップトレイ4213に排出するか、あるいはフェースダウントレイ4214に排出するかを選択することができる。

0317

図43は、図42に示したLBPのブロック構成と、データ発生源との関係を示す。なお、本図中に示した符号4302から4315の各ブロックは図42に示したプリンタ制御ユニット4201に含まれるものであり、プリンタ部4310の構成は図42で説明した通りである。

0318

4301は、第1のデータ源となるホストコンピュータである。4302はデータ源(ホストコンピュータ)4301に対する入力バッファ、4303はデータ源(ホストコンピュータ)4301に返送するための出力バッファ、4304は本LBPの制御を司るCPU、4305はプログラム(図8図10)やフォントパターンが格納されているROM、4305はワーク情報および解析情報、出力情報を格納するRAMである。4307は、解析されたイメージ情報を格納するページバッファであり、複数のページ情報を格納できる。4308は、操作パネル4212との接続制御を行うパネルインタフェースである。4309は、プリンタとの制御を行うプリンタインタフェースである。4310は、実際の印字を行うプリンタ部(プリンタエンジン)である。

0319

4311,4312は、ネットワークに接続されたホストコンピュータである。4313は、ネットワークとの接続を制御するネットワークI/F(インタフェース)である。4314および4315は、それぞれ入力バッファ4302および出力バッファ4303に対応する、ネットワーク接続のための入力バッファおよび出力バッファである。

0320

図44は、データ源となるホストコンピュータ4301,4311,4312より送信された各ジョブの状態およびその情報を管理するためにRAM4306に記憶させた管理テーブルの一例を示す。本図において、欄4401はジョブの認識番号(ID)、欄4402は受け付けた各ジョブの状態を示す。欄4403は、解析されて出力中または出力待ちになっているページのページバッファ4307内のアドレスを示す。欄4404は、割り込みが行われた場合の現在の解析情報を格納したアドレスを示す。欄4405は、割り込みが行われた場合の出力情報を格納したアドレスを示す。欄4406には、ネットワーク(図43参照)を通して受信したジョブに関するホストコンピュータのネットワークアドレスを格納してある。

0321

図45は、データ源となるホストコンピュータ4301,4311,4312(図43参照)から指定される割り込みコマンドの一例を示した図である。本図において、4501は、制御コマンドであることを示すESCコードである。4502は、この命令が割り込みコマンドであることを示す文字列PROである。4503には、どの状態のジョブ(図44の4402参照)に対して割り込みを行うかを指定する情報が格納される。

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