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技術 数値制御によるベンダー曲げ加工装置およびそれにおける位置データのティーチング方法

出願人 アイシン精機株式会社
発明者 舛永聡吉田憲司
出願日 1999年11月30日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 1999-339607
公開日 2001年6月5日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2001-150045
状態 特許登録済
技術分野 数値制御 型打ち,へら絞り,深絞り 溝・フランジの加工および板・棒等への特殊な曲げ 板・棒・管等の曲げ 数値制御
主要キーワード サーボモータドライバ 上下装置 連続曲げ 位置モード トルクモード テンション力 ベンダー加工 テンション制御装置
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重要な関連分野

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図面 (5)

課題

動的トルク制御による一様かつ精度の高い曲げ加工を可能にするとともに、作業者による面倒なティーチング作業を不要にして、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮すること。

解決手段

曲げプログラムに基づくトルクデータに従う連続曲げ加工において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を自動動作させて、動的トルクを確認し、動的トルクが指定した動的トルクになるように各軸の位置データを自動的に微調整し、動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には前記微調整された各軸の位置データを自動的に記憶してティーチングデータとする数値制御によるベンダー曲げ加工装置およびそれにおける位置データのティーチング方法

概要

背景

従来におけるベンダー曲げ加工においては、ドアフレーム等に用いられるベンダー工法として、ワークに所定の引張力印加した状態において、ワークを型にならわせ所望の形状に形成するものであった。すなわち、前記ワークに所定の引張力を印加するために、ワークの伸びを制御し、引っ張り力を保ちながら加工するものであった。

またその他の従来における数値制御によるベンダー曲げ加工においては、動的トルクに基づく位置データに従った位置制御により、ベンダー曲げ加工を行うものがあった。

概要

動的トルク制御による一様かつ精度の高い曲げ加工を可能にするとともに、作業者による面倒なティーチング作業を不要にして、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮すること。

曲げプログラムに基づくトルクデータに従う連続曲げ加工において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を自動動作させて、動的トルクを確認し、動的トルクが指定した動的トルクになるように各軸の位置データを自動的に微調整し、動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には前記微調整された各軸の位置データを自動的に記憶してティーチングデータとする数値制御によるベンダー曲げ加工装置およびそれにおける位置データのティーチング方法

目的

効果

実績

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請求項1

曲げプログラムに基づくトルクデータに従う連続曲げ加工において、動的トルクが指定した動的トルクになるように各軸の位置データを自動的に微調整し、該微調整された各軸の位置データを自動的に記憶してティーチングデータとすることを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法

請求項2

曲げプログラムに基づく静的トルクデータに従う連続曲げ加工において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を曲げ動作させて、動的トルクを確認し、確認した動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には各軸の位置データを記憶してティーチングデータとすることを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法。

請求項3

請求項2において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を自動動作させることを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法。

請求項4

請求項3において、各ステップにおける前記各軸の自動動作の後前記動的トルク値とともに前記各軸の位置データを確認することを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法。

請求項5

請求項4において、確認した位置データが指定値または許容範囲内の場合には、各軸の位置データを記憶してティーチングデータとすることを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法。

請求項6

請求項1において、前記曲げプログラムが、曲げ位置の原位置を決め、ワークをセットし、各ステップの位置データを作成することにより作成されることを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法。

請求項7

請求項6において、前記作成された曲げプログラムに基づき連続曲げ加工を行い、静的トルクと動的トルクとの差を各ステップにおいて求めて確認することを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法。

請求項8

請求項7において、前記曲げプログラムの作成を、トルクモードおよび位置モードについて行うことを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法。

請求項9

曲げプログラムに基づきトルクデータに従い連続曲げ加工を行う数値制御による連続曲げ加工装置において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を曲げ動作させて、動的トルクを確認し、確認した動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には各軸の位置データを記憶してティーチングデータとすることを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工装置

請求項10

請求項9において、前記曲げ動作と各軸の修正およびデータの作成の演算を同時に行えるCPUを備えていることを特徴とする数値制御によるベンダー曲げ加工装置。

技術分野

0001

本発明は、数値制御によるベンダー曲げ加工装置およびそれにおける位置データのティーチング方法に関する。

背景技術

0002

従来におけるベンダー曲げ加工においては、ドアフレーム等に用いられるベンダー工法として、ワークに所定の引張力印加した状態において、ワークを型にならわせ所望の形状に形成するものであった。すなわち、前記ワークに所定の引張力を印加するために、ワークの伸びを制御し、引っ張り力を保ちながら加工するものであった。

0003

またその他の従来における数値制御によるベンダー曲げ加工においては、動的トルクに基づく位置データに従った位置制御により、ベンダー曲げ加工を行うものがあった。

発明が解決しようとする課題

0004

上記従来の数値制御によるベンダー曲げ加工においては、一連曲げ動作中の所望のポイントにおいて、ワークの位置がずれた場合には、所定の引張力が得られなくなり、ワークの曲がりがバラツキ、曲げ精度が低いという問題があった。

0005

また上記従来の動的トルクに基づく位置データに従った位置制御によるベンダー曲げ加工を行う場合には、動的トルクに基づく位置データを得るために作業者が全てのステップについてティーチングを行う必要があり、ティーチング作業が面倒であり、作業時間が長く、開発期間が長くなるという問題があった。

0006

そこで本発明者は、曲げプログラムに基づくトルクデータに従う連続曲げ加工装置において、動的トルクが指定した動的トルクになるように各軸の位置データを自動的に微調整し、該微調整された各軸の位置データを自動的に記憶してティーチングデータとするという本発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、動的トルク制御による一様かつ精度の高い曲げ加工を可能にするとともに、作業者による面倒なティーチング作業を不要にして、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮するという目的を達成する本発明に到達した。

課題を解決するための手段

0007

本発明(請求項1に記載の第1発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、曲げプログラムに基づく静的トルクデータに従う連続曲げ加工において、動的トルクが指定した動的トルクになるように各軸の位置データを自動的に微調整し、該微調整された各軸の位置データを自動的に記憶してティーチングデータとするものである。

0008

本発明(請求項2に記載の第2発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、曲げプログラムに基づく静的トルクデータに従う連続曲げ加工において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を曲げ動作させて、動的トルクを確認し、確認した動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には各軸の位置データを記憶してティーチングデータとするものである。

0009

本発明(請求項3に記載の第3発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第2発明において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を自動動作させるものである。

0010

本発明(請求項4に記載の第4発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第3発明において、各ステップにおける前記各軸の自動動作の後前記動的トルク値とともに前記各軸の位置データを確認するものである。

0011

本発明(請求項5に記載の第5発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第4発明において、確認した位置データが指定値または許容範囲内の場合には、各軸の位置データを記憶してティーチングデータとするものである。

0012

本発明(請求項6に記載の第6発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第1発明において、前記曲げプログラムが、曲げ位置の原位置を決め、ワークをセットし、各ステップの位置データを作成することにより作成されるものである。

0013

本発明(請求項7に記載の第7発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第6発明において、前記作成された曲げプログラムに基づき連続曲げ加工を行い、静的トルクと動的トルクとの差を各ステップにおいて求めて確認するものである。

0014

本発明(請求項8に記載の第8発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第7発明において、前記曲げプログラムの作成を、トルクモードおよび位置モードについて行うものである。

0015

本発明(請求項9に記載の第9発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工装置は、曲げプログラムに基づきトルクデータに従い連続曲げ加工を行う数値制御による連続曲げ加工装置において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を曲げ動作させて、動的トルクを確認し、確認した動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には各軸の位置データを記憶してティーチングデータとするものである。

0016

本発明(請求項10に記載の第10発明)の数値制御によるベンダー曲げ加工装置は、前記第9発明において、前記曲げ動作と各軸の修正およびデータの作成の演算を同時に行えるCPUを備えているものである。

0017

上記構成より成る第1発明の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、曲げプログラムに基づくトルクデータに従う連続曲げ加工において、動的トルクが指定した動的トルクになるように各軸の位置データを自動的に微調整し、該微調整された各軸の位置データを自動的に記憶してティーチングデータとするので、動的トルク制御による一様かつ精度の高い曲げ加工を可能にするとともに、作業者による面倒なティーチング作業を不要にして、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮するという効果を奏する。

0018

上記構成より成る第2発明の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、曲げプログラムに基づくトルクデータに従う連続曲げ加工において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を曲げ動作させて、動的トルクを確認し、確認した動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には各軸の位置データを記憶してティーチングデータとするので、動的トルク制御による一様かつ精度の高い曲げ加工を可能にするとともに、作業者による面倒なティーチング作業を不要にして、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮するという効果を奏する。

0019

上記構成より成る第3発明の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第2発明において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を自動動作させるので、ティーチングを容易にするとともに、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮するという効果を奏する。

0020

上記構成より成る第4発明の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第3発明において、各ステップにおける前記各軸の自動動作の後前記動的トルク値とともに前記各軸の位置データを確認するので、確認された前記各軸の位置データに基づく動的トルク制御による一様な曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0021

上記構成より成る第5発明の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第4発明において、確認した位置データが指定値または許容範囲内の場合には、各軸の位置データを記憶してティーチングデータとするので、指定値または許容範囲内の位置データによる一様な曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0022

上記構成より成る第6発明の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第1発明において、前記曲げプログラムが、曲げ位置の原位置を決め、ワークをセットし、各ステップの位置データを作成することにより作成されるので、精確な位置データによる曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0023

上記構成より成る第7発明の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第6発明において、前記作成された曲げプログラムに基づき連続曲げ加工を行い、静的トルクと動的トルクとの差を各ステップにおいて求めて確認するので、一様な曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0024

上記構成より成る第8発明の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記第7発明において、前記曲げプログラムの作成を、トルクモードおよび位置モードについて行うので、トルクモードおよび位置モードにおける位置データに基づく曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0025

上記構成より成る第9発明の数値制御によるベンダー曲げ加工装置は、曲げプログラムに基づきトルクデータに従い連続曲げ加工を行う数値制御による連続曲げ加工装置において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を曲げ動作させて、動的トルクを確認し、確認した動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には各軸の位置データを記憶してティーチングデータとするので、動的トルク制御による一様かつ精度の高い曲げ加工を可能にするとともに、作業者による面倒なティーチング作業を不要にして、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮するという効果を奏する。

0026

上記構成より成る第10発明の数値制御によるベンダー曲げ加工装置は、前記第9発明において、前記曲げ動作と各軸の修正およびデータの作成の演算を同時に行えるCPUを備えているので、ティーチング動作および演算時間を短くして、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮するという効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0027

以下本発明の実施の形態につき、図面を用いて説明する。

0028

(実施形態)本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工装置およびそれにおける位置データのティーチング方法は、図1ないし図4に示されるように曲げプログラムに基づくトルクデータに従う連続曲げ加工において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を自動動作させて、動的トルクを確認し、動的トルクが指定した動的トルクになるように各軸の位置データを自動的に微調整し、動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には前記微調整された各軸の位置データを自動的に記憶してティーチングデータとするものである。

0029

本実施形態のベンダー曲げ加工装置は、図2および図3に示されるように回転テーブル1上に一体的に固着され、ワークとしての被加工材Wを沿わせベンダー加工するための型2と、被加工材Wの両端を把持する一方および他方の把持部材31、32とから把持装置3と、前記回転テーブル1を回転駆動するテーブル用サーボモータ41を備えたテーブル回転駆動装置4と、他方の把持部材32を一体的に固着し、回転テーブル1の軸方向に移動させる上下用サーボモータ51を備えた上下装置5と、上下装置5を一体的に固着したテーブル62を移動させて、被加工材Wに作用させるテンション制御用のサーボモータ61を備えたテンション制御装置6と、前記サーボモータ41、51、61の位置データを予め記憶しているメモリ71を有し、これに基づき制御用の位置データを出力するNC制御装置7とから成る。

0030

本実施形態のベンダー曲げ加工装置のNC制御装置7においては、ティーチング時間の短縮のため、CP9200SH(安川電機(株)製)のような曲げ動作と各軸の修正およびデータの作成の演算を同時に行えるCPUを採用した。

0031

本実施形態の制御装置は、図4ブロック図に示されるように回転テーブルを回転駆動するサーボモータ41その他のサーボモータ51、61と、該サーボモータの回転量を検出して位置フィードバックするエンコーダ43、55、64、94と、ワークにテンションを付与するテンション装置6と、ワークに作用しているテンションを検出するテンション力検出センサとしてのロードセル8と、作業者による操作によりテンションの指令値およびモータ動作指令を出力する操作装置85と、テンションの指令値と検出したテンション力との比較およびモータの動作指令に基づきトルクおよび位置の指令を出力する演算装置82と、演算装置82から出力されたトルクおよび位置の指令に基づきサーボモータ41、51、61を駆動するサーボモータドライバ83とから成る。

0032

本実施形態におけるティーチングの詳細手順について、図1に従い説明する。ステップ101においてワークWをセットして、ステップ102において、起動する。

0033

ステップ103において、トルクモードか位置モードかを判断し、ステップ104において、トルクモードの場合は、ステップ105において、前記回転テーブル1の軸であるB軸を決められた位置へ回転させる。

0034

ステップ106において、前記上下装置5の前記上下用サーボモータ51の軸であるY軸と、前記テンション制御装置6の前記テンション制御用のサーボモータ61の軸であるC軸を手動で移動させて前記ワークWを前記型2に入れる。

0035

ステップ107において、前記ワークWが前記型2に入っているかどうかが判断され、入っている場合はステップ108において、手動によってB軸、C軸、Y軸の位置を記憶するとともに、入っていない場合はステップ106に戻る。

0036

ステップ109において、終了したかどうか判断され、終了した場合はステップ110において、トルクモードから位置モードへの変換モードかどうか判断され、変換モードの場合はステップ121に移行し、変換モードでない場合はティーチングを終了する。

0037

ステップ109において、終了していない場合は、ステップ105に戻る。

0038

またステップ111において、位置モードの場合は、ステップ112において、前記回転テーブル1の軸であるB軸を決められた位置へ回転させる。

0039

ステップ113において、前記上下装置5の前記上下用サーボモータ51の軸であるY軸と、前記テンション制御装置6の前記テンション制御用のサーボモータ61の軸であるC軸および前記テンション制御装置6の移動方向であるX軸を手動で移動させて前記ワークWを前記型2に入れる。

0040

ステップ114において、前記ワークWが前記型2に入っているかどうかが判断され、入っている場合はステップ108において、手動によってB軸、C軸、Y軸の位置を記憶するとともに、入っていない場合はステップ113に戻る。

0041

ステップ116において、終了したかどうか判断され、終了した場合はティーチングを終了し、終了していない場合は、ステップ112に戻る。

0042

ステップ121において、トルク曲げ動作を実施し、ステップ122において、各ステップにおけるトルクを指定して、ステップ123において、ワークWをセットして、ステップ124において、起動する。

0043

ステップ125において、トルク指令が出され、ステップ126において、前記B軸、Y軸およびC軸を自動動作させ、ステップ127において、前記B軸、Y軸およびC軸が定められた位置であるかどうかチェックされ、決められた位置の場合は、ステップ128において、動的トルク値が決められた範囲内かどうかチェックされる。

0044

前記ステップ127において、決められた位置でない場合は、ステップ127に戻る。前記ステップ128において、動的トルク値が決められた範囲内の場合は、ステップ129において、前記X軸の位置が自動記憶される。

0045

ステップ130において、プログラム終了がどうか判断され、終了の場合はステップ131において、トルクから位置データへの変換を終了し、終了でない場合はステップ125に戻る。

0046

前記ステップ128において、動的トルク値が決められた範囲内でない場合は、ステップ132において、停止され、ステップ133において動的トルク値の決められた範囲が再設定され、ティーチングへ戻る。

0047

本実施形態において用いる曲げプログラムの作成について、以下に説明する。まず曲げの原位置を決め、前記ワークWをセットする。

0048

第1のステップにおける位置データを作成する。すなわち前記回転テーブル1のB軸を2°程度回転させ、前記X軸、Y軸およびC軸を移動させて、前記ワークWが前記型2に入るようにする。

0049

前記ロードセル8のトルクの値をみて決められたトルクになるよう前記X軸、Y軸およびC軸を微調整する。トルクが一致したら位置を記憶させる。

0050

第2ステップにおける位置データを作成する。すなわち前記回転テーブル1のB軸を2°程度回転させ、前記X軸、Y軸およびC軸を移動させて、前記ワークWが前記型2に入るようにする。

0051

前記ロードセル8のトルクの値をみて決められたトルクになるよう前記X軸、Y軸およびC軸を微調整する。トルクが一致したら位置を記憶させる。

0052

第3ステップにおける位置データを上述と同様に作成する。このように全ての150ステップ分について、同様に繰り返し、仮曲げプログラム製作を終了して、上記で機械一時停止の静的トルクの位置設定を終了する。

0053

次に、連続曲げ時における動的トルクの値の確認する。すなわち、前記ロードセル8の出力をレコーダーにつないで上述のように作成した前記曲げプログラムに従い連続曲げを行い、静的トルクと動的トルクの差を150ステップの各ステップについて記録する。

0054

次に上述したステップ121からステップ133における手順に相当する従来のティーチングによる曲げデータの動的トルクへの変更の詳細について、説明する。上述したように連続曲げ時において確認した動的トルクのデータをもとに、次の手順で動的トルクデータに変更される。

0055

まず1サイクル動作させて、ステップ1のレコーダーのトルク値を確認し、ステップ1へ前記各軸を移動させ、動的トルクが決められた値より高いか低いかをみて前記X軸、Y軸、C軸を微調整して、位置を記憶させる。

0056

次の1サイクル動作させて、ステップ1のレコーダーのトルク値を確認し、トルクが決められた値と合っていなければ再度各軸を微調整し、データが合うまで上記操作を繰り返し、データが合っていればステップ2に移行する。

0057

ステップ2において、上記操作を繰り返し、ステップ3において、微調整し、以下全ての150ステップまで繰り返し、動的トルクの位置曲げデータの設定を終了する。

0058

上記構成および作用の本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工装置およびそれにおける位置データのティーチング方法は、前記曲げプログラムに基づくトルクデータに従う連続曲げ加工において、各ステップにおける動的トルク値を指定して各軸を動作させて、動的トルクを確認し、確認した動的トルクが指定値に対して許容範囲内の場合には各軸の位置データを記憶してティーチングデータとするので、動的トルク制御による一様かつ精度の高い曲げ加工を可能にするとともに、作業者による面倒なティーチング作業を不要にして、ティーチング時間を短くして、開発期間を短縮するという効果を奏する。

0059

また本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、各ステップにおける動的トルク値を指定して前記各軸を自動動作させるので、ティーチングを容易にするとともに、ティーチング時間を短くして、生産準備期間および開発期間を短縮するという効果を奏する。

0060

本実施形態においては、自動的に各軸の修正およびデータの作成を行うことでティーチンイグの時間を減少させたので、すなわちトルクの曲げデータを作成した後1サイクルのトルク曲げの動作で動きながらトルクデータを連続的に記憶するため、静的トルクと動的トルクの変更の必要が無くまた、1回動作させれば150ステップ全てのデータを記憶することができるため、従来における2週間程度のティーチング期間を1日以下に極端に低減出来る。

0061

また本実施形態のベンダー曲げ加工装置においては、曲げ動作と演算を同時に行うCPUを採用したので、曲げ動作と各軸の修正およびデータの作成を同時並行して行うため、ティーチング時間を短縮するとともに、ベンダー曲げ加工装置の整備期間を短縮するものである。

0062

すなわち、演算部分とモータの制御部分が一体化し、1行のプログラムに両者の指令をほぼ同時(遅れ20μsec)で行うことが出来る。例えば、従来のソフトの流れにおいては、まずモータ動作1をスタートし、次にモータ動作1を停止し、その後テンション力の確認および比較を行い、次にまずモータ動作2をスタートし、次にモータ動作2を停止し、その後テンション力の確認および比較を行う6ステップが必要であったが、本実施形態においては、まずモータ動作1をスタートしてテンション力の確認および比較を行い、次にモータ動作1を停止し、さらにモータ動作2をスタートしてテンション力の確認および比較を行い、次にモータ動作2を停止させる4ステップに省略すくことが出来る。

0063

また従来においては、型自体を修正した場合、修正部分以降の曲げデータは再度作り直す必要があったが、本第1実施形態においては、型自体の修正についても、簡単且つ短時間に対応することが出来る。

0064

さらに本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、各ステップにおける前記各軸の自動動作の後前記動的トルク値とともに前記各軸の位置データを確認するので、確認された前記各軸の位置データに基づく動的トルク制御による一様な曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0065

また本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、確認した位置データが指定値または許容範囲内の場合には、各軸の位置データを記憶してティーチングデータとするので、指定値または許容範囲内の位置データによる一様な曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0066

さらに本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記曲げプログラムが、曲げ位置の原位置を決め、ワークをセットし、各ステップの位置データを作成することにより作成されるので、精確な位置データによる曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0067

また本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記作成された曲げプログラムに基づき連続曲げ加工を行い、静的トルクと動的トルクとの差を各ステップにおいて求めて確認するので、一様な曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0068

すなわち静的な力と動的な力を加えた時の材料の伸びが違うため、ベンダー加工時においては動的な力が加わるため、動的な力を加えた時のデータが必要になるのである。

0069

さらに本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工における位置データのティーチング方法は、前記曲げプログラムの作成を、トルクモードおよび位置モードについて行うので、トルクモードおよび位置モードにおける位置データに基づく曲げ加工を可能にするという効果を奏する。

0070

すなわちトルク制御においては、前記ロードセル8の値が所定の一定値になるように曲げ動作を行い、テンションチャック32の位置をティーチングするものであり、位置制御においては、各軸のサーボモータにより位置曲げを行うにあたり、その時の位置データは上述したトルク制御によって得られたデータである。

0071

なおワークWは、型チャック31とテンションチャック32によりチェックされており、曲げ加工は、テンションチャック32が所定の引っ張り(テンション)を作用させながら、型2に当てていき、テンションチャック32は各軸のサーボモータからの信号により位置制御が行われ、テンション力はロードセル8により測定している。

0072

上述の実施形態は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。

図面の簡単な説明

0073

図1本発明の実施形態におけるティーチング手順を示すチャート図である。
図2本実施形態の数値制御によるベンダー曲げ加工装置を示すブロック図である。
図3本実施形態装置を示す正面図である。
図4本実施形態における制御装置を示す機能ブロック図である。

--

0074

W ワーク(被加工材)
1 回転テーブル
2 型
3把持装置
4 テーブル回転駆動装置
5上下装置
6テンション制御装置
7NC制御装置
8ロードセル
9 捩じり付与装置
11回転軸
20円弧側壁
21上端
31 一方の把持部材
32 他方の把持部材
41テーブル用サーボモータ
42、92減速機
51 上下用サーボモータ
52、62 テーブル
54、63送りネジ
43、55、64、94エンコーダ
61テンション制御用サーボモータ
71メモリ
82演算装置
83モータ用ドライブ装置
85操作装置
86制御装置
91 捩じり用サーボモータ
93 軸

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    【課題】プレスブレーキ10が光学式安全装置42を装備して、曲げ加工の作業の安全性を十分に確保した上で、プレスブレーキ10の加工効率を高めること。【解決手段】判定部70は、上金型12の最近傍に位置するフ... 詳細

  • 株式会社神戸製鋼所の「 電磁成形方法」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】管材とコイルユニットとの軸芯ずれを防止して、成形用コイルを正確に位置決めすることで、長尺状の管材を管外周部材に均等なかしめ状態で接合できる電磁成形方法を提供する。【解決手段】管材13の外周の複... 詳細

  • 村田機械株式会社の「 プレスブレーキ」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】第1のモータと第2のモータとの相対的な位置変化をなくして構成の簡略化を図ることによりコストの増加を抑制する。【解決手段】上型29を装着するラム27を上下動させるラム駆動機構17が、ラムに固定さ... 詳細

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