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技術 ディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ

出願人 株式会社ディーアンドエムホールディングス
発明者 町田和久石橋厚遠藤次男坂本忠彦池田英樹大西厚
出願日 1999年11月16日 (20年7ヶ月経過) 出願番号 1999-325695
公開日 2001年5月25日 (19年1ヶ月経過) 公開番号 2001-143446
状態 特許登録済
技術分野 記録担体の情報管理、編集
主要キーワード 素材領域 マーカライン 出力レベル調整用 レベルキー 本体部筐体 ツマミ類 ゲートキー プロジェクトマネージャー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年5月25日)のものです。
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図面 (17)

課題

使い勝手を改善し、編集作業を容易に、効率的に行うことを可能としたディジタルオーディオディスクレコーダを得る。

解決手段

操作装置パネル面の手前側録音再生の操作に使用するキー群351〜357、テンキー351、トラック選択キー群360を配置する。また、編集作業時に録音されているオーディオ信号を複数の素材としてディスプレイに表示し、前記操作装置のパネル面の手前側に、前記ディスプレイに表示されているオーディオ信号の複数の素材を時間軸方向の前後に移動させるジョグダイヤル341を配置し、その奥側に素材を選択するキー群388〜392を配置し、さらに、その奥側に選択された素材に対する加工方法を指示するキー群372〜387を配置する。

概要

背景

一般に、放送局等に設置されて使用されるディジタルオーディオディスクレコーダは、ディジタル的オーディオ信号の処理を行うディジタル信号処理装置と、記録媒体の制御、操作情報入出力の制御、ディジタル信号処理装置との間のインタフェースの制御を行う制御装置と、マンマシンインタフェースとしての各種のキーを備えるキーボード及び作業状況等を表示するディスプレイとを備えて構成されている。そして、ディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダは、音楽音声等のオーディオ信号の編集処理、オーディオ信号を再生して放送するオンエア処理、特殊音の信号等の挿入処理等を行うことができる。

概要

使い勝手を改善し、編集作業を容易に、効率的に行うことを可能としたディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダを得る。

操作装置パネル面の手前側録音、再生の操作に使用するキー群351〜357、テンキー351、トラック選択キー群360を配置する。また、編集作業時に録音されているオーディオ信号を複数の素材としてディスプレイに表示し、前記操作装置のパネル面の手前側に、前記ディスプレイに表示されているオーディオ信号の複数の素材を時間軸方向の前後に移動させるジョグダイヤル341を配置し、その奥側に素材を選択するキー群388〜392を配置し、さらに、その奥側に選択された素材に対する加工方法を指示するキー群372〜387を配置する。

目的

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、使い勝手を改善し、編集作業を容易に、効率的に行うことを可能としたディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

編集の状態を表示するディスプレイと、複数の操作用キーボタン類を備える操作装置と、記録再生装置とを備え、前記記録再生装置に録音されたオーディオ信号の編集を行ってその編集情報を前記記録再生装置に記録するディジタルオーディオディスクレコーダにおいて、前記操作装置に、オーディオ信号をディスプレイに表示する際の時間軸を変更する「Min」と「Max」とのボタンを設け、これらのボタンの操作により、1度の操作で、予め決められた最大、最小の時間軸の設定を行うことを特徴とするディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項2

前記オーディオ信号の編集の編集の操作を、前記操作装置のパネル面に備えられるキー、ボタン類を使用して行い、情報管理の操作を前記ディスプレイ上で行うことを特徴とする請求項1記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項3

前記操作装置のパネル面の手前側に録音、再生の操作に使用するキー群を配置したことを特徴とする請求項1記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項4

編集作業時に録音されているオーディオ信号を複数の素材としてディスプレイに表示し、前記操作装置のパネル面の手前側に、前記ディスプレイに表示されているオーディオ信号の複数の素材を時間軸方向の前後に移動させるジョグダイヤルを配置し、その奥側に素材を選択するキー群を配置し、さらに、その奥側に選択された素材に対する加工方法を指示するキー群を配置したことを特徴とする請求項1、2または3記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項5

ディスプレイ上に、前記オーディオ信号の素材が重なり合って表示される場合に、下側に隠れた素材の枠を上側に表示された素材とは異なる色で表示することを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項6

前記素材のフェードインフェードアウトの形状を、その形状を示すアイコンにより表示することを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項7

前記素材のフェードイン、フェードアウトの形状は、段階的に設定可能であることを特徴とする請求項6記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項8

前記素材のフェードイン、フェードアウトの形状は、表示される複数のフェードカーブから選択して設定されることを特徴とする請求項6または7記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項9

編集対象とする素材の選択と加工方法の選択とが、任意の順序で実行可能であることを特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項10

前記編集対象とする素材は、その複数個グループ化して選択することが可能であることを特徴とする請求項9記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

請求項11

編集対象として選択可能な素材を他の素材とは別の色で表示することを特徴とする請求項4ないし10のうちいずれか1記載のディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ。

技術分野

0001

本発明は、ディジタルオーディオディスクレコーダ係り、特に、入力された音楽音声等のアナログまたはディジタル化されたオーディオ情報を、MO、DVD等の記録媒体ディジタル情報として格納し、記録媒体に格納されたオーディオ情報を編集しその編集情報を前記記録媒体に格納することを可能にし、また、編集情報に従ってオーディオ情報の再生を行うディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダに関する。

背景技術

0002

一般に、放送局等に設置されて使用されるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダは、ディジタル的オーディオ信号の処理を行うディジタル信号処理装置と、記録媒体の制御、操作情報入出力の制御、ディジタル信号処理装置との間のインタフェースの制御を行う制御装置と、マンマシンインタフェースとしての各種のキーを備えるキーボード及び作業状況等を表示するディスプレイとを備えて構成されている。そして、ディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダは、音楽、音声等のオーディオ信号の編集処理、オーディオ信号を再生して放送するオンエア処理、特殊音の信号等の挿入処理等を行うことができる。

発明が解決しようとする課題

0003

前述した従来技術によるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダは、編集作業における使い勝手について配慮されておらず、効率的な編集作業を行うことが困難であるという問題点を有している。

0004

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、使い勝手を改善し、編集作業を容易に、効率的に行うことを可能としたディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダを提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

本発明によれば前記目的は、編集の状態を表示するディスプレイと、複数の操作用のキー、ボタン類を備える操作装置と、記録再生装置とを備え、前記記録再生装置に録音されたオーディオ信号の編集を行ってその編集情報を前記記録再生装置に記録するディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダにおいて、前記操作装置に、オーディオ信号をディスプレイに表示する際の時間軸を変更する「Min」と「Max」とのボタンを設け、これらのボタンの操作により、1度の操作で、予め決められた最大、最小の時間軸の設定を行うことを可能としたことにより達成される。

0006

また、前記目的は、前記オーディオ信号の編集の編集の操作を、前記操作装置のパネル面に備えられるキー、ボタン類を使用して行い、情報管理の操作を前記ディスプレイ上で行うことにより、また、前記操作装置のパネル面の手前側に録音、再生の操作に使用するキー群を配置したことにより達成される。

0007

また、前記目的は、編集作業時に録音されているオーディオ信号を複数の素材としてディスプレイに表示し、前記操作装置のパネル面の手前側に、前記ディスプレイに表示されているオーディオ信号の複数の素材を時間軸方向の前後に移動させるジョグダイヤルを配置し、その奥側に素材を選択するキー群を配置し、さらに、その奥側に選択された素材に対する加工方法を指示するキー群を配置したことにより達成される。

0008

また、前記目的は、ディスプレイ上に、前記オーディオ信号の素材が重なり合って表示される場合に、下側に隠れた素材の枠を上側に表示された素材とは異なる色で表示することにより、また、前記素材のフェードインフェードアウトの形状を、その形状を示すアイコンにより表示することにより、また、前記素材のフェードイン、フェードアウトの形状が、段階的に設定可能であることにより、さらにまた、前記素材のフェードイン、フェードアウトの形状を、表示される複数のフェードカーブから選択して設定するようにしたことにより達成される。

0009

さらに、前記目的は、編集対象とする素材の選択と加工方法の選択とが、任意の順序で実行可能であることにより、また、前記編集対象とする素材が、その複数個グループ化して選択することが可能であることにより、また、編集対象として選択した素材を他の素材とは別の色で表示することにより達成される。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明によるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダの実施形態を図面により詳細に説明する。

0011

図1は本発明の一実施形態によるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダの構成を示すブロック図、図2は本発明の一実施形態によるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダの外観を示す斜視図、図3は操作装置のパネル面のキー配置を説明する図、図4音出し専用のコントローラのパネル面のキー配置を説明する図であり、以下、これらの図面により本発明が適用されるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダの概略を説明する。図1図4において、10はDSP(ディジタル・シグナルプロセッサ)ボード、12はPC/ATボード、101、108はDAI(ディジタル・オーディオ・インタフェース)、102、109、112、138、139は増幅器、103、137はATT(アッテネータ)、104はA/D(アナログ・ディジタル変換器)、105はDSP、106はI/Oバッファ、107はD/A(ディジタル・アナログ変換器)、110はPCIプリフェラルコンポーネントインターコネクト)I/F、121はPCIバス、122はシリアルI/O、123はホスト・PCIブリッジ、124は第2キャッシュ、125はCPU、126はDRAM、127はDPU(記憶制御ユニット)、128はIDE(インテグレーテッドドライブエレクトロニクス)、131はMO装置、132はSCSII/O、133はパラレルI/O、134はフロントパネル、135は操作装置、136は音出し専用コントローラ、140はピークメータ、141はグラフィックインタフェース、145はV(ビデオ)RAM、146はブートドライブ、147はディスプレイ、21は本体部筐体、22は脚、23は天板、24はMOドライバ、25はJISキーボードである。

0012

本発明の一実施形態によるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダは、図1に示すように、オーディオ信号に対する編集処理等の各種の処理を行うDSPボード10と、外部機器との接続等の制御を行うPC/ATボード12と、オーディオ信号、編集情報等を格納するMO装置131と、オーディオ信号の編集、送り出し等の制御に使用する操作装置135と、オーディオ信号の送り出しの途中で特殊な音の信号を挿入する音出し専用コントローラ136と、編集情報等を表示するディスプレイ147とを主たる構成要素として備えて構成されている。

0013

前述したように構成される本発明の実施形態において、入力されるディジタル形式のオーディオ信号は、DAI101を介してDSP105に入力され、アナログ形式のオーディオ信号は、増幅器102、ATT103、A/D104を介してDSP105に入力される。DSP105は、操作装置135からの操作情報を、シリアルI/O122、PCIバス121、PCIIF110、I/Oバッファ106を介して受け取り、その情報に従って入力されたディジタル・オーディオ・信号の処理を行ってMO装置131に記録し、あるいは、外部に出力する。

0014

DSP105は、入力されたディジタル・オーディオ・信号のMO装置131への記録が指示された場合、そのディジタル・オーディオ・信号を、I/Oバッファ106、PCIIF110、PCIバス121、SCSII/O132を介してMO装置に送信して記録する。また、DSP105は、入力されたディジタル・オーディオ・信号の外部装置への出力が指示された場合、そのディジタル・オーディオ・信号をDAI108を介してディジタル信号のまま、あるいは、D/A107、増幅器109、111または112を介してアナログ信号として出力する。出力される信号は、増幅器139を介してピークメータ140に入力され、信号レベル監視を可能とする。また、出力される信号は、アッテネータ137、増幅器138を介してヘッドホンに出力され、操作者モニタすることが可能である。また、DSP105は、操作装置135からの操作情報により、MO装置131に記録されているディジタル・オーディオ・信号を再生しながらこれを編集し、編集情報をMO装置131に記録することができる。

0015

前述したようなDSP105での処理に対する各種のインタフェースの制御を行うのがPC/ATボード12である。このPC/ATボード12において、前述した、DSPボード10との間のインタフェースは、PCIバス121を介して行われる。そして、MO装置131は、SCSII/O132を介してオーディオ信号及び編集情報の書き込み、読み出しが行われ、MO装置131のドライブの制御、装置全体電源の制御が、フロントパネル134、パラレルI/O133を介して行われる。また、操作装置135と、オーディオ信号の送り出しの途中で特殊な音の信号を挿入する音出し専用コントローラ136とのインタフェースは、シリアルI/O122を介して行われる。また、編集等のために必要な情報を表示するディスプレイ147は、VRAM145、グラフィックインタフェース141を介して制御される。

0016

前述したようなインタフェースの制御は、CPU125、主記憶としてのDRAM126と、記憶制御装置127と、第2キャッシュ124と、ホスト・PCIブリッジ123とを含む処理部により実行される。なお、この処理部を制御するプログラム等は、フラッシュメモリ等により構成されるブートドライブ146に格納されており、IDE128により読み出され、DRAM126に格納されて使用される。

0017

前述で説明したディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダは、図2にその外観を示すように、脚22を持つ本体部筐体21の上面の天板23上にディスプレイ147と内部にスピーカを有する音出し専用コントローラ136とが載置され、本体部筐体21の前面に操作装置135が取り外し可能に取り付けられ、さらに、操作装置135の前面にJISキーボード25が取り外し可能に取り付けられて構成されている。JISキーボード25は、編集処理の中で文字の入力が必要な場合に、また、編集以外の例えばPCでの処理が必要となった場合等に使用される。操作装置135には、図2に示す例では2台のMOドライブ24が設けられている。また、本体部筐体21の内部には、電源装置、電源スイッチ等が配置されたフロントパネル134が組み込まれている。また、このフロントパネル134にもMOドライブ24が設けられている。このフロントパネル134に設けられるMOドライブ24は、従来から備えられているものであって、本発明の実施形態のように、本体部筐体21の前面に操作装置135が取り付けられた場合に使い勝手が悪くなる。このため、本発明の実施形態では、操作装置135にMOドライブを設けて使い易くしている。なお、本体部筐体21は、図示した形状に限らず、テーブルの上や下に設置することができる箱型等の形状であってもよい。

0018

また、操作装置135に設けたMOドライブ24は、本発明の実施形態が、操作装置135の部分を取り外して他の場所に運んでも使用可能であるようにしており、その場合に使用することができる。

0019

操作装置135のパネル面のキー配置を図3に示しており、この操作装置135は、録音、編集、再生時に使用される。図3において、パネルの上方に配置されるファンクションキー群301(F1〜F12)は、録音、編集、再生時の状態等を表示するディスプレイに、その時点で使用可能な機能を割り付けて表示されるボタンに対応して、表示された機能を実行するために使用される。ファンクションキー群301の左右側下方には、左右入力バランス用のツマミ302、303、入力レベル調整用のツマミ304、左右出力バランス用のツマミ305、306、出力レベル調整用のツマミ307が配置されている。

0020

入力レベル調整用のツマミ304と出力レベル調整用のツマミ307との間には、本発明の各種の処理に使用するキー、ツマミ類308〜317が配置され、さらに、その下部には、オーディオ信号の編集時に、分割したTakeと呼ぶ個々の素材を呼び出し、これに対する状態の設定、加える処理の内容の選択等を行うための多数のキーがはいちされる。また、さらに下方の中央部には、十字カーソル340、ジョグダイヤル341、これらの切り替えキー342、ハイスピードスクロールキー343、エンターキー344が配置されている。さらに、これらのキー群の右側には、レベル、時間軸変更のためのワンタッチキーとしてのズームキー群351、スキップキー352、早送り、録音、再生、ストップ等のキー群353〜357が配置され、また、左側には、数字入力用のテンキー、エンターキー358、359、トラックの表示、非表示を選択するトラック選択キー群360、ヘッドホンジャック361、そのレベル調整ツマミ362、トラックの表示、非表示を選択するトラック選択キー群360と共に使用されてモニタのオンオフを設定するモニタキー362等が配置されている。

0021

本発明は、ディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダにおける録音、編集の処理に関するものであり、図3に示す操作装置135上に配置される全てのキー、ツマミ類を使用するとは限らないので、これらのキー、ツマミ類の機能については、次に、説明する処理動作の中で必要に応じて行うこととする。

0022

そして、このキー配列の特徴的な点は、十字カーソル340及びジョグダイヤル341とが配置されている領域と、その両側に配置される複数のキー、すなわち、操作装置のパネル面の下方に配置されているキー類を使用して録音と再生との操作を行うことができる点である。また、ジョグダイヤルの上方に編集のために素材(オブジェクト)を選択するために使用するキー群388〜392が配置され、さらに、その上方に編集のための加工方法(アクション)を指定するキー群372〜378が配置される点も特徴的な点である。

0023

図4に示す音出し専用のコントローラ136のパネル面は、各種の短い音の素材、例えば、拍手の音、雨の音、クイズ答えが正しいか否かを知らせるピンポン等の音等のそれぞれが対応付けられているキー群41、再生キー42、ストップキー43、レベル調整ツマミ44、フェードスタートキー45、出力オンオフキー46等が配置されて構成されている。音出し専用のコントローラ136は、編集されたオーディオ信号を再生出力してオンエアするときに、操作者が、オンエア中の必要な時点で、出力したい音の素材を選択して再生中のオーディオ信号に乗せていくように使用されるものである。

0024

図5図10は本発明の実施形態により録音、編集、再生等の処理を行う場合に、ディスプレイ147に表示される画面例を示す図であり、以下、これらの図面を参照して、本発明の実施形態により、素材を録音して編集する処理について説明する。

0025

本発明の実施形態によるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダ(以下、単にシステムという)に電源が投入されてシステムが立ち上げられると、図5に示すような初期画面がディスプレイ147に表示される。この初期画面は、本発明の実施形態によるシステムでの処理を選択するメニューを表示しており、そのメニューとして、素材の録音、編集を行う「エディットプロジェクト」、編集されたオーディオ信号の幾つかを組み合わせて時間順に並べて再生する「オンエアー」、音出し専用コントローラ136にキー対応に保持されている特殊な音、例えば、拍手の音、ピンポン等の音、笑い声のオーディオ信号等を音出し専用コントローラ136から出力する「クイックスタート」、オーディオ信号素材、編集情報等の各種の情報を蓄積管理する「ライブラリ」が表示される。

0026

表示画面の下部には、操作装置135のファンクションキー群301の各キーに対応するキーアイコン501が表示され、そのアイコンの中に、キーの機能が表示される。そして、図示例では、前述した各メニューに、これらのメニューの選択のためにファンクションキー群301の中の各1つのキーF1〜F4が割り付けられており、キーF12に電源オフの機能が割り付けられている。

0027

ここで、操作者が、操作装置135のファンクションキー群301のキーFIを選択するか、十字カーソル340の左右方向の操作により選択されていることを示す色を選択したいキーアイコンに移動させてエンターキー345を操作することにより、「エディットプロジェクト」の処理によるオーディオ信号の録音、編集の処理を開始することが可能となり、表示画面は、図6に示すようなものとなる。

0028

この図6に示す画面は、新たなオーディオ信号を素材として録音する、すでにMO装置131内に格納されている未編集のあるいは編集済みの情報を編集する等を選択して、次の処理に進むために使用される。そして、表示画面には、この表示画面の名称、この例では、「ファイルマネージャー」と、すでにMO装置131内に格納されている未編集のあるいは編集済みの情報の複数のファイルにそれぞれに名前が付与されてプロジェクトファイルとして一覧表示される。また、ファンクションキーには、処理操作が割り付けられる。図6に示す例では、ファイルの新規作成すなわち入力されるオーディオ信号の録音「Create」がキーF1に、ファイルの「Open」がキーF2に、ファイルの名前を変えての「Copy」がキーF3に、ファイルの名前の変更「Rename」がキーF4に、ファイルの消去「Delete」がキーF7に割り付けられている。また、キーF12には、図5に示す初期画面に戻る「Quit」の機能が割り当てられている。そして、ファイルの選択は、十字カーソル340の上下方向の操作によって行うことができ、また、「Open」の機能が割り付けられているキーF2を操作することにより、選択したファイルを呼び出すことができる。

0029

いま、操作者が、新たなオーディオ信号を素材として録音してファイルを新規に作成するものとして、「Create」が割り付けられているキーF1を操作すれば、表示画面は、図7に示すような新規なファイルを作成するためのものとなる。そして、操作者は、この画面の中でこれから録音しようとしている素材のファイルに対してプロジェクト名等の各種の情報を入力する。

0030

この表示画面には、この画面の名称、この例では、「セットアップ」と、入力すべき情報の入力欄と、ファンクションキーに割り付ける機能とが表示される。入力すべき情報には、図7にも示しているように各種あるが、この表示画面が開かれたとき、そのデフォルト値が予め入力されている。以下にこれらの情報のそれぞれについて説明する。なお、入力欄に複数の数値が記載されている欄は、それらの複数の数値の1つがデフォルト値であることが判るようにその文字の色、あるいは、その部分の背景色が他と異なって表示される。そして、これらの欄の数値の変更は、十字カーソル340等を使用して、前述した十字カーソル340の使用の場合と同様に、他の数値を選択して行うことができる。そして、選択された数値は、その文字の色、あるいは、その部分の背景色が他と異なって表示される。

0031

Start TimeとEnd TImeとは、オーディオ信号の開始時間と終了時間とであり、それらの時間情報は、テンキーを使用して入力される。そして、この時間情報は、映像信号との同期のために映像信号の中に含まれているタイムコードによって予め操作者に知らされている。図示例では、なお、時間情報の後に「00:00」が示されているが、これは、映像信号の秒単位フレーム数であり、1秒以下の時間値をこのフレーム数により表している。

0032

Sampling Frequency(kHz) は、入力されるオーディオ信号のサンプリング周波数であり、入力がディジタルである場合、その入力信号のサンプリング周波数、入力がアナログ信号である場合、その信号をサンプリングしてディジタル化するためのサンプリング周波数である。また、Word Length(bit)は、サンプリングされた情報をディジタル化するビット長を示し、16ビットまたは24ビットが選択できる。

0033

Tc Frame Rate は、タイムコードが記録されている映像の秒単位のフレーム数であり、映像が、映画、PALまたはSECOM等のテレビジョン信号NTSCテレビジョン信号、ハイビジョンである場合のフレーム数が入力されており、その1つを選択することができる。Reference Clock は、基準とするクロックが何かを示し、例えばディジタルのオーディオ信号(AES/EBU)、ビデオ信号(Video)等の信号の1つを使用するように選択される。

0034

Audio Inputは、入力されるオーディオ信号がアナログ(Analog) かディジタル(AES/EBU)かが入力される。Chase Source は、外部機器のタイムコードに同期させるための入力ソースを示し、ビデオテープ等のテープ長手方向でのタイムコード(LTC) と映像信号の中に含まれるタイムコード(VITC)とのいずれかが選択される。

0035

Chase Modeは、同期方法を示しており、1回だけ外部機器のタイムコードに同期させ、その後自走させるモード(Single)、前方に関して、すなわち、映像が順方向に移動する場合に同期させ、後方に関して、すなわち、映像が逆送りされる場合には同期を行わせないモード(Forward)、前述の2つのモードの両方を合わせたモード(Both)の3つのモードの1つが選択される。Chase Offsetは、同期させるときの自分の時間と外部機器との間のオフセット時間が必要なときの時間であり、テンキーから入力される。

0036

Ext Clock Limit は、外部機器との間の同期ずれチェックを行った結果、ずれが所定値を越える場合に内部クロックを使用するか、あるいは、操作者等に報告を行わせるかを示すずれ量であり、同期チェック不要(No Check)、 0.05%、1.0%、10.0% のうちの1つを選択することができる。Track Mode Select は、入力されて録音するオーディオ信号が、ステレオ信号(Stereo)か、左チャネルモノラル(Mono-L)か、右チャネルモノラル(Mono-R)かを選択する。

0037

Tc Generaterは、タイムコードを外部から受け取ってそれを外部に出力する(Through) か、内部のタイムコードを外部に出力する(ON) かを指定する。また、Tc Generater Offsetは、内部のタイムコードと外部タイムコードとの間のオフセット時間が必要なときの時間であり、テンキーから入力される。

0038

Take Aute Saveは、録音を終了した直後に、録音した素材(Take)に対して自動的に名前を付与する(YES) か、操作者に名前を入力させる(NO)かを指定する。(NO)の場合、名前を入力させるウィンドウが表示される。Mark1_5 Lockは、録音していくオーディオ信号の時間方向の任意の位置に付与したマーク1〜5について、マークポイントを誤って更新しないようにロックを設定するか否かを(YES)、(NO)として設定する。Stop at Markは、再生時に、マークポイントで自動停止するか否かを(YES)、(NO)として設定する。BroadcastQは、再生時において、マークポイントで、外部機器を制御するメッセージ信号を出力するか否かを(YES)、(NO)として設定する。

0039

Track Name1〜4は、4本のトラック名であり、デフォルトのトラック名を変更したい場合に、JISキーボードから入力して変更することができる。Take Name 1 は、素材の名前であり、デフォルトの名前を変更したい場合に、JISキーボードから入力して変更することができる。Mark name 1_100は、フラグ名であり、デフォルトのフラグ名を変更したい場合に、JISキーボードから入力して変更することができる。

0040

また、ファンクションキーには、次の処理操作が割り付けられる。図7に示す例では、表示されているプロジェクトの設定情報の「Save」がキーF5に、設定情報をデフォルト値に戻す「Reset」がキーF8に、編集作業に移行する「Edit」がキーF9に割り付けられている。また、キーF11には、図6に示すプロジェクトマネージャーの画面に戻る「File Manager」の機能が、キーF12には、図5に示す初期画面に戻る「Quit」の機能が割り当てられている。

0041

前述で説明した全ての情報を入力した後、操作者が、引き続いて、新たなオーディオ信号を素材として録音して編集作業を行うものとして、「Edit」が割り付けられているキーF9を操作すれば、表示画面は、図8に示すような録音の状態を表示するものとなる。

0042

この図8に示す表示画面には、左上にタイトル名、図示例では「Sample01.pro」が表示され、その下に図7により設定した情報の主要なものと操作装置135で設定されている入出力信号のレベル、入出力信号のゲイン、MOディスクの空き容量等が表示されている。また、中央部の上段にタイムコード801が表示され、その下部には、録音するオーディオ信号を目視することができる4本の記録トラックエリア802〜805が表示される。

0043

4本のトラックエリア802〜805の左側には、これらのトラックに共通の情報として、モニタされる音がソースの音か、ディスクからの再生音かが表示されている。この例において、白地に表示されている「SOURCE」が現在モニタする音がソース側の音であることを示しており、操作装置のキーによりモニタをディスクからの出力とすると、「SOURCE」に変えて「Disk」が表示され、録音中に記録して直ちに再生された音をモニタすることが可能になる。

0044

また、各トラックエリアの左側には、トラック名とモニタのオン、オフを示すスピーカの形をしたアイコン806が表示される。このアイコンは、このアイコンのみが表示されているとき、そのトラックの音がモニタされることを示し、このアイコンに×印が重ねて表示されている場合、そのトラックの音のモニタが行われないことを示す。また、トラック名とアイコンの下には、そのトラックに録音されるオーディオ信号に対するレベルインジケータ807が表示される。また、録音可能なトラックエリアは明るい背景に、使用しないトラックエリアは暗い色の背景に表示される。図示例では、トラックエリア802、803が明るい背景に表示されて、このトラックにオーディオ信号が記録されていくことが示されている。さらに、記録されていく信号にマークを付与する位置にマーカライン808が、記録位置となるヘッドの位置にヘッドカーソル809が表示される。

0045

また、ファンクションキー群のキーF4には名前を変更する「Rename」が、キーF7には「Delete」が、キーF7には素材の詳細を表示させる「Take Attrib」が、また、キーF10には図7に示すセットアップ画面に戻る「Setup」が割り付けられる。他のキーは、図7の場合と同一の機能が割り付けられたままとなっている。

0046

前述において、表示するトラック数は、操作装置のトラックの表示、非表示を選択するトラック選択キー群360により設定することができ、また、モニタを行うか否かは、トラックの表示、非表示を選択するトラック選択キー群360と共に使用されるモニタキー362によって設定することができる。図8の例では、4本のトラックエリアを使用しないものも含めて表示するとして説明したが、不使用のトラックを表示しないようにすることもできる。

0047

また、オーディオ信号の録音、再生の動作時において、前述で説明した表示されるトラックエリアの時間軸方向の単位時間に対する表示長さとの関係を、操作装置135上のズームキー群351により変更することができる。このズームキー群351は、「Min」、「-」、「+」、「Max」の4つのキーからなり、時間軸変更、すなわち、波形拡大量の変更のためのワンタッチキーとしての機能を有する。そして、「Min」と「Max」とは、それぞれ予め決められた量が設定されており、これらを押すことによりその量に時間軸の変更をワンタッチで行うことができる。また、「Min」と「-」とを同時に、「-」と「+」とを同時に、「+」と「Max」とを同時に押すことにより、「Min」と「Max」との間の予め決められた量に時間軸の変更をワンタッチで行うことができる。

0048

ここで、操作者が録音を開始の準備として、操作装置135のレックスタンバイボタン371を押すと、図9に示すように、アイコン806に並んで録音ボタンが押されたことを示すアイコン901が表示され、論音が行われるトラックエリアの色が、薄い赤色等に変化して録音可能状態となったことを表示する。このとき、図9に示す信号波形はまだ現れておらず、また、レベルインジケータ807への信号レベルの表示は行われていない。

0049

操作者が録音を開始するため、操作装置135の録音ボタン357と順送り再生ボタン356とを同時に操作すると、図1により説明した経路を経て、入力されるアナログまたはディジタルのオーディオ信号がMO装置134に記録されていく。このとき、表示画面には、図9に示すように、ヘッドカーソル809の位置から入力されている信号の波形が湧き出して左の方向に移動していくように表示される。さらに、そのレベルが、レベルインジケータ807の中に光点集合により表示される。また、記録されていくオーディオ信号は、時間軸上で分割され、それぞれに素材名 、例えば、Tak n(nは1から順に採番される)が付与されていく。さらに、マーキングキー370を押すと、その位置が重要な位置として、頭出し等に使用可能となるマークが付けられる。

0050

前述した録音の途中で、入力されるオーディオ信号に異常が生じた場合、左上に表示されている入力信号の設定条件等を表示している部分が赤色の点滅等で表示され、入力される外部信号障害が発生したことを操作者に知らせる。また、録音中のモニタのアウトプットインプット切り替えは、操作装置135のレックモニタボタン308を押すか、インプットモニタ309を押すことによって行うことができる。このとき、表示される波形も、インプットされている信号の波形と、録音した直後に再生した信号の波形に同時に切り替えるようにすることもできる。そして、入力されるオーディオ信号の必要なものの録音が終了すれば、操作者は、停止ボタン355により録音の動作を停止させる。その後、操作者は、いま録音したオーディオ信号を再生しながら、名前が付けられた素材Tak nに対して各種の操作を加える編集作業を行うことになる。

0051

編集のための再生が開始されると、図10に示すように、録音した素材Tak nの信号波形が表示される。操作者は、表示されている素材を選択しながら、その素材に対して、レベルの変更、時間軸の変更、消去、コピー等を加えて編集作業を行う。図10において、ヘッドカーソルが掛かっている位置の素材が編集のために選択可能であり、その素材を含む領域が薄い青色に表示される。そして、それが選択されると、その素材に対する編集が可能となり、その領域が薄い緑色に表示される。

0052

ここで、前述した素材Tak nに対して各種の操作を加えるために使用される操作装置135上のキー等に機能について、図3に戻って説明する。

0053

再生が開始されると、図10により説明した信号波形がトラックラインの中に表示されるが、操作者は、信号波形の流れの方向、速さを任意に変えながら、必要な素材Tak nに対して各種の操作を加えることができる。この再生速度は、ジョグダイヤル341を指で時計周りに回転させることにより、その回転に従った速度とすることができる。このため、ジョグダイヤル341を反時計周りに回転させれば、逆向きの再生を行うことができる。また、ハイスピードスクロールキー343により、高速で再生することができる。また、切り替えキー342により、ジョグダイヤル341にシャトル機能を持たせることができ、さらに高速な再生を行うことができる。また、順方向及び逆方向へのスキップを指示するスキップキー352は、これらのキーの左側に配置されているマーク、テイク選択キー358と併用されて、マーク単位、あるいは、テイク単位に再生位置をスキップさせるために使用される。

0054

前述したように、ヘッドカーソルが掛かっている位置の素材が編集のために選択可能であるが、選択のための選択は、テイクキー399により指定することができ、また、フロムキー390とToキー391とにより複数の素材を同時に指定することができる。ヘッドキー388、テイルキー389は、それぞれ、素材の編集区間として、ヘッドカーソルで2分割した前半の部分、後半の部分を指定するために使用される。フェードキー372は、指定した素材にフェードイン、フェードアウトを掛けるために使用され、グループキー373は、編集のための複数の素材を1つのグループとするために、アングーループキーは、グループ化された素材を分解するために使用される。

0055

レベルキー374は、素材の信号のレベルを変更するために、ピッチシフトキー375は、素材の長さ(時間)を変えずに音程を変更するために、Tmインバートキー376は、素材の時間軸を反転(逆向きの再生)するために使用される。また、ゲートキー378は、選択した素材に対して、設定音声スレッシュホールドの状態が指定した時間以上持続する音声データ部無音にし、プリロール時間を設定して、複数の素材に自動的に分割するために使用され、Tmディストーションキー379は、素材の音程を変えずに長さ(時間)を変更する時間軸圧縮伸長のために使用される。

0056

コピーキー380は、素材、あるいは、素材の任意に指定した区間ペーストバッファにコピーするために、カットキー381は、素材上の指定した区間のデータをカットし、カット部分をペーストバッファにメモリするために使用される。カットシフトキー382は、カット特許請求の範囲同一で、カット下区間の部分に後続のデータを前詰めし、カットした部分をペーストバッファにメモリするために使用され、ムーブキー383は、時間軸上で素材を移動させるために使用される。インサートキー384は、ペーストバッファにメモリした音声データを選択トラックのヘッドカーソルの位置に挿入するために使用される。この場合、ペースト音声データより後続にある素材は、ペースとした音声データ分だけ後方に押しさげられる。エクステンドキー386は、ペースとした素材の先頭後尾延長するために使用され、スプリットキー387は、選択した素材をヘッドカーソルの位置で2分割するために使用される。

0057

操作者は、前述した操作装置135上の種々のキーを使用して、編集すべき素材の1つあるいは複数を選択して、それらの素材の編集を行う。その際、Take Attrib が割り付けられているキーF8を操作すると、ヘッドカーソル上にある素材に関する詳細情報が表示画面の右上に表示される。また、キー388〜392による素材の選択と、キー372〜387による編集の処理、すなわち、素材の加工の指定とは、どちらが先に行われてもよく、複数の素材が選択された場合、選択した全ての素材に対して、同時に指定され加工を行うことができる。また、前述した編集のための加工を行うためのキー操作の中で、数値の設定等を行う必要のあるものについては、キーの操作後、表示画面の中にその数値を設定するためのウィンドウが開かれて、テンキー358を用いて数値を設定することを可能にしている。また、数値で現すことはできないが、複数の選択枝あるような場合、例えば、フェードの設定の場合、複数の異なる形状のフェードカーブを選択可能に表示したウィンドウが開かれる。

0058

また、編集のために素材の加工を行うときに、隣合う素材が完全に重なったり、一部が重なり合う場合がある。このような場合、本発明の実施形態は、素材が重なって隠れてしまった素材の枠または波形の色を手前側にあるはずの信号の波形の色と異なるものとして表示して重なっていることが判るように表示を行っている。

0059

前述で説明した編集の処理は、録音した未編集の素材を対称として編集を行うものとして説明したが、編集済みの素材を再生して再編集を行う場合も同様に行うことができる。この場合、再編集後の情報に他の名前をつけて保存してもよく、同一の名前で保存してもよい。

0060

編集を行った後、その編集データは、素材名と共に、元のオーディオ信号が録音されているMOディスクに記録され、オーディオ信号の再生時、元の信号に対して、編集データに従った加工が加えられる。

0061

図11図14は前述した編集のために素材の加工の幾つかについて、その加工が行われた場合の素材の表示例について説明する図であり、以下、これらについて説明する。

0062

図11(a)に示す波形は、標準的な1つの素材Tak 1を示しており、録音されるオーディオ信号は、このような素材が多数時間軸方向に並べられた素材群として構成されて録音されている。録音されたこれらの素材群は、編集のために再生されると、図11(b)に示すように再生されて表示される。すでに説明したように、ヘッドカーソルが掛かっている位置にある素材、図示例の場合、素材 Tak 2が編集のために選択可能であるとして、薄い赤色のトラックエリアの中に薄い青色で素材領域が表示され、その中に含まれている波形が濃い青色で表示される。図11(b)に示す例で、素材領域が台形をしているのは、後述するフェードイン、フェードアウトが掛けられていることを示している。そして、前述したキーの操作により、素材 Tak 2が選択されると、図11(c)に示すように、素材領域が薄い緑色に表示され、波形が濃い緑色に表示される。操作者はこの状態で、選択した素材 Tak 2に対して編集のための各種の加工を施すことができる。なお、図11(b)、図11(c)において、2つの素材が重なっている部分は、別の色により表示されて素材が重なっていることを操作者が判るようにしている。また、図11(d)は、1つ素材にシフト処理等を加えることにより、2つの素材が重なり合ってしまった場合の状態を示しており、隠れている素材の波形の色を別の色により表示すると共に、素材領域を赤色の枠により表示している。

0063

図12(a)、図12(b)は、素材にレベル変更を加えた場合の表示例を示しており、図12(a)の例は、元の信号のレベルを点線で示しておき、その点線からレベルを上げたか下げたかが判るように素材の領域の高さ方向の長さを変えて表示したものである。そして、図12(a)において、左側はレベルを下げた場合の表示例であり、右側はレベルを上げた場合の表示例である。また、図12(b)は、レベルの上げ下げを矢印によるアイコンにより表示して示すようにしたものであり、左側はレベルを下げた場合の表示例であり、右側はレベルを上げた場合の表示例である。また、図12(c)、図12(d)は、素材にタイムディストーションを加えた場合の表示例を示しており、いずれの場合も、左側が時間軸の長さを縮めた場合、右側が時間軸の長さを延ばした場合を示している。そして、図12(c)は、元の信号の時間長を点線で示しておき、その点線から時間軸を縮めたか延ばしたかが判るように素材の領域の時間方向の長さを変えて表示すると共に、矢印によるアイコンにより変更方向を表示して示すようにしたものである。また、図12(d)は、矢印によるアイコンにより時間軸が縮められたか延ばされたかが判るように表示した例である。

0064

図13(a)〜図13(d)は、フェードイン、フェードアウトの処理を加えた素材の状態の表示例であり、図13(a)、図13(b)に示す例は、フェードカーブそのものの形状を使用して素材領域を表示した例である。また、図13(c)、図13(d)に示す例は、素材領域を直線状のフェードとして示し、実際のフェードカーブの形状を、フェードカーブを示すアイコンとして、素材領域の内部または外部に表示して示した例である。

0065

図14(a)、図14(b)は、素材にピッチシフトを加えた場合の表示例を示しており、図14(a)に示す例は、元の信号のピッチを点線で示しておき、その点線からピッチを上げたか下げたかが判るように素材の領域の高さ方向の長さを変えて表示したものである。そして、図12(a)において、左側はピッチを下げた場合の表示例であり、右側はピッチを上げた場合の表示例である。また、図14(b)は、ピッチの上げ下げを矢印によるアイコンにより表示して示すようにしたものであり、左側はピッチを下げた場合の表示例であり、右側はピッチを上げた場合の表示例である。なお、これらの例は、レベルの変更の場合との区別を容易にするため、音符記号によるアイコンを表示して、ピッチの変更であることを示している。

0066

図14(c)に示す例は、素材にタイムインバート、すなわち、時間軸の反転の処理を加えた場合の表示例を示しており、互いに逆向きとなっている音符のアイコンにより、タイムインバートが行われていることを示している。

0067

図14(d)は、前述で説明したフェードを掛ける場合のフェード曲線の選択を可能にした例であり、フェードを掛ける素材の近くに、多数の異なる形状のフェード曲線を表示して、その中の1つを選択することによりフェードの設定を行わせるようにしたものである。図示例では、フェードインの形状のみを示しているが、それらの1つを選択することにより、対称なフェードアウト曲線を自動的に設定するようにすることができる。また、フェードイン曲線とフェードアウト曲線とを異なる形状として設定したい場合、両者の曲線を表示して選択させるようにしてもよく、あるいは、一方を選択させた後、他方を選択するように、フェードイン曲線群とフェードアウト曲線群とを順番に表示するようにしてもよい。

0068

図15はフェードを掛ける場合のフェード曲線の選択の他の方法を説明する図であり、この例では、フェード曲線の設定が指示されたとき、多数のフェードカーブを示しているウィンドウを表示し、その中の1つを十字キー等により選択させるようにしたものである。この例においても、フェードインの形状の1つを選択することにより、対称なフェードアウト曲線を自動的に設定するようにすることができる。また、フェードイン曲線とフェードアウト曲線とを異なる形状として設定したい場合、両者の曲線を表示して選択させるようにしてもよく、あるいは、一方を選択させた後、他方を選択するように、フェードイン曲線群とフェードアウト曲線群とを順番に表示するようにしてもよい。

0069

また、前述のフェードカーブを示すウィンドウに、直線によるフェードカーブを表示しておき、十字カーソルの上下キーを使用してカーブを変化させ、希望するカーブとなったところで選択するようにすることもできる。

0070

前述した本発明の実施形態は、編集の処理の途中で、文字情報を入力する必要が生じた場合、JISキーボードを使用するものであるが、本発明は、JISキーボードが接続されていない場合、ディスプレイの表示画面にソフトキーを表示し、このソフトキーを指でタッチすることにより文字情報の入力を行わせるようにすることができる。この場合、JISキーボードを使用する場合に比較して使い勝手が悪くなるが、文字情報の入力はそれほど多くないため、問題は少ない。

0071

図16はこの場合に表示されるソフトキーの表示例を示しており、特に、説明を加える必要もないものである。図示の例は、単なる例として示したもので、ドレインのような形式で表示されてもよい。

0072

前述した本発明の実施形態は、オーディオ信号の録音、編集情報の記録をMO装置に対して行うとして説明したが、オーディオ信号の録音、編集情報の記録は、DVD装置、大容量の磁気ディスク装置等の他の形式の記録装置対して行うようにしてもよい。

発明の効果

0073

以上説明したように本発明によれば、使い勝手を改善し、編集作業を容易に、効率的に行うことを可能としたディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダを提供することができる。

図面の簡単な説明

0074

図1本発明の一実施形態によるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダの構成を示すブロック図である。
図2本発明の一実施形態によるディジタル・オーディオ・ディスク・レコーダの外観を示す斜視図である。
図3操作装置のパネル面のキー配置を説明する図である。
図4音出し専用のコントローラのパネル面のキー配置を説明する図である。
図5本発明の実施形態により録音、編集、再生等の処理を行う場合に、ディスプレイに表示される画面例(その1)を示す図である。
図6本発明の実施形態により録音、編集、再生等の処理を行う場合に、ディスプレイに表示される画面例(その2)を示す図である。
図7本発明の実施形態により録音、編集、再生等の処理を行う場合に、ディスプレイに表示される画面例(その3)を示す図である。
図8本発明の実施形態により録音、編集、再生等の処理を行う場合に、ディスプレイに表示される画面例(その4)を示す図である。
図9本発明の実施形態により録音、編集、再生等の処理を行う場合に、ディスプレイに表示される画面例(その5)を示す図である。
図10本発明の実施形態により録音、編集、再生等の処理を行う場合に、ディスプレイに表示される画面例(その6)を示す図である。
図11編集のために素材の加工が行われた場合の素材の表示例(その1)を説明する図である。
図12編集のために素材の加工が行われた場合の素材の表示例(その2)を説明する図である。
図13編集のために素材の加工が行われた場合の素材の表示例(その3)を説明する図である。
図14編集のために素材の加工が行われた場合の素材の表示例(その4)を説明する図である。
図15フェードを掛ける場合のフェード曲線の選択の他の方法を説明する図である。
図16ソフトキーの表示例を示す図である。

--

0075

10 DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)ボード
12 PC/ATボード
101、108 DAI(ディジタル・オーディオ・インタフェース)
102、109、112、138、139増幅器
103、137 ATT(アッテネータ)
104 A/D(アナログ・ディジタル変換器)
105 DSP
106 I/Oバッファ
107 D/A(ディジタル・アナログ変換器)
110PCI(プリフェラル・コンポーネント・インターコネクト)I/F
121PCIバス
122シリアルI/O
123 ホスト・PCIブリッジ
124 第2キャッシュ
125 CPU
126DRAM
127DPU(記憶制御ユニット)
128 IDE(インテグレーテッド・ドライブ・エレクトロニクス)
131MO装置
132SCSII/O
133パラレルI/O
134フロントパネル
135操作装置
136音出し専用コントローラ
140ピークメータ
141グラフィックインタフェース
145 V(ビデオ)RAM
146ブートドライブ
147ディスプレイ
21本体部筐体
22 脚
23天板
24 MOドライバ
25 JISキーボード

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