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図面 (12)

課題

個人の特性に合わせて画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意喚起することができる注意喚起装置、それを備えた画像表示装置および注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体を提供することである。

解決手段

画像入力部21は画面上に表示される画像を入力する。注意分布作成部22は入力された画像において各領域の特徴を抽出し、注意分布を誘目テーブルTBに基づいて作成する。不注意領域解析部23は注意分布から不注意領域を抽出して解析し、その不注意領域について注意を喚起すべきか否かを判定する。注意喚起部24は注意を喚起すべきと判定された不注意領域について注意を喚起する。

概要

背景

インターネットに接続されるパーソナルコンピュータにおいては、インターネットからダウンロードされたホームページ等のHTML(Hyper Text Markup Language) 画像をモニタ画面上に表示することができる。また、デジタルテレビにおいては、画面上に番組メニューを表示することができる。このようなHTML画像や番組メニューの画像には、種々の情報が含まれる。

概要

個人の特性に合わせて画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意喚起することができる注意喚起装置、それを備えた画像表示装置および注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体を提供することである。

画像入力部21は画面上に表示される画像を入力する。注意分布作成部22は入力された画像において各領域の特徴を抽出し、注意分布を誘目テーブルTBに基づいて作成する。不注意領域解析部23は注意分布から不注意領域を抽出して解析し、その不注意領域について注意を喚起すべきか否かを判定する。注意喚起部24は注意を喚起すべきと判定された不注意領域について注意を喚起する。

目的

本発明の目的は、画面上に表示される画像中の見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる注意喚起装置、それを備えた画像表示装置および注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体を提供することである。

本発明の他の目的は、個人の特性に合わせて画面上に表示される画像中の見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる注意喚起装置、それを備えた画像表示装置および注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

画面上に表示される画像を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像の各領域の特徴を抽出し、抽出された特徴に基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により注意誘引力が低いと判定された領域について注意を喚起する注意喚起手段とを備えたことを特徴とする注意喚起装置

請求項2

画像の特徴と注意誘引力との関係を示すテーブルを記憶する記憶手段をさらに備え、前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記テーブルに基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の注意喚起装置。

請求項3

画面上に表示される画像に関する使用者の行為に基づいて前記記憶手段に記憶される前記テーブルを更新する更新手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の注意喚起装置。

請求項4

前記更新手段は、画面上に表示される画像の領域の選択操作に基づいて前記記憶手段に記憶される前記テーブルを更新することを特徴とする請求項3記載の注意喚起装置。

請求項5

前記更新手段は、画面上に表示される画像における視線の位置に基づいて前記記憶手段に記憶される前記テーブルを更新することを特徴とする請求項3記載の注意喚起装置。

請求項6

前記記憶手段に記憶される前記テーブルは、少なくとも1つの画像特徴項目とその画像特徴項目についての注意誘引力を示す画像特徴データとを含むことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の注意喚起装置。

請求項7

前記判定手段により注意誘引力が低いと判定された領域内の視覚情報に基づいて注意を喚起すべきか否かを決定する決定手段をさらに備え、前記注意喚起手段は、前記決定手段により注意を喚起すべきと決定された領域について注意を喚起することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の注意喚起装置。

請求項8

前記注意喚起手段は、画面上に表示される画像において前記判定手段により注意誘引力が低いと判定された領域を強調表示または再表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の注意喚起装置。

請求項9

表示すべき画像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像を画面上に表示する画像表示手段と、前記画像表示手段により画面上に表示される画像のうち注意誘引力の低い領域について注意を喚起する請求項1〜8のいずれかに記載の注意喚起装置とを備えたことを特徴とする画像表示装置

請求項10

演算処理装置が読み込み可能な注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体であって、前記注意喚起処理プログラムは、画面上に表示される画像を入力する処理と、前記入力された画像の各領域の特徴を抽出し、抽出された特徴に基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かを判定する処理と、注意誘引力が低いと判定された領域について注意を喚起する処理とを、前記演算処理装置に実行させることを特徴とする注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体。

請求項11

前記注意喚起処理プログラムは、画像の特徴と注意誘引力との関係を示すテーブルを記憶する処理を前記演算処理装置にさらに実行させ、前記判定する処理は、前記テーブルに基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かを判定することを特徴とする請求項10記載の注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体。

技術分野

0001

本発明は、画像の見落としやすい視覚情報について注意喚起する注意喚起装置、それを備えた画像表示装置および注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体に関する。

背景技術

0002

インターネットに接続されるパーソナルコンピュータにおいては、インターネットからダウンロードされたホームページ等のHTML(Hyper Text Markup Language) 画像をモニタ画面上に表示することができる。また、デジタルテレビにおいては、画面上に番組メニューを表示することができる。このようなHTML画像や番組メニューの画像には、種々の情報が含まれる。

発明が解決しようとする課題

0003

上記のような画像に含まれる情報の量が非常に多い場合には、目的の情報を探すために時間がかかり、画像が短時間で切り換わった場合には、重要な情報を見落とすことがある。

0004

従来のパーソナルコンピュータやデジタルテレビは、見えにくい情報や目立たない情報などの見落としやすい視覚情報について使用者に注意を喚起する機能を有さない。特に、各個人によって見落としやすい視覚情報が異なることから、各個人の特性に合わせて見落としやすい視覚情報について注意を喚起することは困難である。そのため、画面上に表示される画像の中に含まれる重要な視覚情報を見落とす場合がある。

0005

本発明の目的は、画面上に表示される画像中の見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる注意喚起装置、それを備えた画像表示装置および注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体を提供することである。

0006

本発明の他の目的は、個人の特性に合わせて画面上に表示される画像中の見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる注意喚起装置、それを備えた画像表示装置および注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体を提供することである。

0007

第1の発明に係る注意喚起装置は、画面上に表示される画像を入力する入力手段と、入力手段により入力された画像の各領域の特徴を抽出し、抽出された特徴に基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かを判定する判定手段と、判定手段により注意誘引力が低いと判定された領域について注意を喚起する注意喚起手段とを備えたものである。ここで、注意誘引力とは、人間の注意を引き付ける力を意味する。

0008

本発明に係る注意喚起装置においては、画面上に表示される画像が入力され、入力された画像の各領域の特徴が抽出され、抽出された特徴に基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かが判定される。そして、注意誘引力が低いと判定された領域について注意が喚起される。

0009

したがって、画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。

0010

画像の特徴と注意誘引力との関係を示すテーブルを記憶する記憶手段をさらに備えてもよい。この場合、予め画像の特徴と注意誘引力との関係を示すテーブルが記憶される。画面上に表示される画像が入力され、入力された画像の各領域の特徴が抽出され、テーブルに基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かが判定される。そして、注意誘引力が低いと判定された領域について注意が喚起される。

0011

したがって、画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。また、各個人によって記憶手段に記憶されるテーブルの画像の特徴と注意誘引力との関係を変更することにより、各個人の特性に合わせて画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。

0012

画面上に表示される画像に関する使用者の行為に基づいて記憶手段に記憶されるテーブルを更新する更新手段をさらに備えてもよい。この場合、使用者の行為に基づいてテーブルが更新されるので、学習によりテーブルの内容が各個人の特性に近づく。したがって、各個人の特性に合わせて画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報を正確に判定することができる。

0013

更新手段は、画面上に表示される画像の領域の選択操作に基づいて記憶手段に記憶されるテーブルを更新してもよい。この場合、画面上に表示される画像のうち選択された画像の領域の特徴に基づいてテーブルが更新される。したがって、テーブルの内容を各個人の特性により近づけることができる。

0014

更新手段は、画面上に表示される画像における視線の位置に基づいて記憶手段に記憶されるテーブルを更新してもよい。この場合、画面上に表示される画像のうち視線の位置する領域の特徴に基づいてテーブルが更新される。したがって、テーブルの内容を各個人の特性により近づけることができる。

0015

記憶手段に記憶されるテーブルは、少なくとも1つの画像特徴項目とその画像特徴項目についての注意誘引力を示す画像特徴データとを含んでもよい。この場合、画像の各領域から抽出された特徴に対応する画像特徴データを参照することにより各領域の注意誘引力が低いか否かを判定することができる。

0016

判定手段により注意誘引力が低いと判定された領域内の視覚情報に基づいて注意を喚起すべきか否かを決定する決定手段をさらに備え、注意喚起手段は、決定手段により注意を喚起すべきと決定された領域について注意を喚起してもよい。この場合、注意誘引力が低いと判定された領域のうち所定の視覚情報を含む領域について注意を喚起することができる。

0017

注意喚起手段は、画面上に表示された画像のうち判定手段により注意誘引力が低いと判定された領域を強調表示または再表示してもよい。これにより、注意誘引力が低いと判定された領域について注意が喚起される。

0018

第2の発明に係る画像表示装置は、表示すべき画像を入力する画像入力手段と、画像入力手段により入力された画像を画面上に表示する画像表示手段と、画像表示手段により画面上に表示される画像のうち注意誘引力の低い領域について注意を喚起する第1の発明に係る注意喚起装置とを備えたものである。

0019

本発明に係る画像表示装置においては、表示すべき画像が入力され、入力された画像が画面上に表示される。そして、画面上に表示される画像において注意誘引力の低い領域について注意が喚起される。

0020

したがって、画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。

0021

また、注意喚起装置が画像の特徴と注意誘引力との関係を示すテーブルを記憶する記憶手段をさらに備える場合、各個人によって注意喚起装置の記憶手段に記憶されるテーブルの画像の特徴と注意誘引力との関係を変更することにより、各個人の特性に合わせて画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。

0022

第3の発明に係る注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体は、演算処理装置が読み込み可能な注意喚起処理プログラムを記録した記録媒体であって、画面上に表示される画像を入力する処理と、入力された画像の各領域の特徴を抽出し、抽出された特徴に基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かを判定する処理と、注意誘引力が低いと判定された領域について注意を喚起する処理とを、演算処理装置に実行させるものである。

0023

本発明に係る注意喚起処理プログラムによれば、画面上に表示される画像が入力され、入力された画像の各領域の特徴が抽出され、抽出された特徴に基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かが判定される。そして、注意誘引力が低いと判定された領域について注意が喚起される。

0024

したがって、画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。

0025

注意喚起処理プログラムは、画像の特徴と注意誘引力との関係を示すテーブルを記憶する処理を演算処理装置にさらに実行させ、判定する処理は、テーブルに基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かを判定してもよい。

0026

この場合、予め画像の特徴と注意誘引力との関係を示すテーブルが記憶される。画面上に表示される画像が入力され、入力された画像の各領域の特徴が抽出され、テーブルに基づいて各領域の注意誘引力が低いか否かが判定される。そして、注意誘引力が低いと判定された領域について注意が喚起される。

0027

したがって、画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。また、各個人によって記憶手段に記憶されるテーブルの画像の特徴と注意誘引力との関係を変更することにより、各個人の特性に合わせて画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。

発明を実施するための最良の形態

0028

図1は本発明の一実施例における注意喚起装置を備えた画像表示装置の構成を示すブロック図である。

0029

図1において、画像表示装置は、画像処理回路1、画像表示部2、操作部3、音声出力装置4および注意喚起装置10を含む。また、図1の画像表示装置には、必要に応じて視線方向分析装置11を接続することができる。図1の画像表示装置は、パーソナルコンピュータ、デジタルテレビ等に適用される。

0030

画像処理回路1は、インターネットからダウンロードされたホームページ等のHTML画像や受信されたデジタルテレビの番組メニューの画像等に所定の処理を行い、表示すべき画像を画像表示部2に与える。画像表示部2は、液晶表示装置、CRT陰極線管)等の表示装置を含み、画像処理回路1から与えられる画像を画面上に表示する。

0031

操作部3は、キーボードマウスリモートコントローラ等の入力装置からなり、画像表示部2の画面上に表示される画像を操作するために用いられる。注意喚起装置10は、後述する注意喚起処理により画像表示部2の画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について使用者に注意を喚起する。注意喚起装置10の詳細な構成および動作は後述する。

0032

音声出力装置4は、スピーカ等からなり、注意喚起装置10からの指令に従って使用者に注意を喚起するための音声を出力する。視線方向分析装置11は、ユーザの視線の方向を分析し、画像表示部2の画面上に表示される画像において視線が存在する位置を視線情報として注意喚起装置10に与える。

0033

本実施例では、画像処理回路1が画像入力手段に相当し、画像表示部2が画像表示手段に相当する。

0034

図2図1の注意喚起装置10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、注意喚起装置10は、画像入力部21、注意分布作成部22、不注意領域解析部23、注意喚起部24、誘目テーブル作成部25および誘目テーブルTBを含む。

0035

画像入力部21は、図1の画像表示部2の画面上に表示される画像を画像処理回路1から入力する。注意分布作成部22は、画像入力部21により入力された画像において注意分布を後述する誘目テーブルTBを参照して作成する。

0036

この注意分布は、画面上に表示される画像を注意誘引力の高い領域(以下、注意領域と呼ぶ)と注意誘引力の低い領域(以下、不注意領域と呼ぶ)とに区分したものである。ここで、注意誘引力とは、使用者の注意を引き付ける力を表す。

0037

不注意領域解析部23は、注意分布作成部22により作成された注意分布から不注意領域を抽出して解析し、その不注意領域について注意を喚起すべきか否かを判定する。

0038

誘目テーブル作成部25は、誘目テーブルTBを作成するとともに、図1の操作部3による画面上での画像の操作および視線方向分析装置11からの視線情報に基づいて誘目テーブルTBを更新する。誘目テーブルTBは、画像の特徴と注意誘引力との関係を示すものである。誘目テーブルTBの更新を学習と称する。

0039

注意喚起部24は、不注意領域解析部23により注意を喚起すべきと判定された不注意領域について後述する方法で使用者に注意を喚起する。

0040

本実施例では、画像入力部21が入力手段に相当し、注意分布作成部22が判定手段に相当し、注意喚起部24が注意喚起手段に相当し、誘目テーブルTBがテーブルに相当する。また、誘目テーブル作成部25が更新手段に相当し、不注意領域解析部23が決定手段に相当する。

0041

図3は注意喚起装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。注意喚起装置10は、CPU(中央演算処理装置)100、ROM(リードオンリメモリ)101、RAM(ランダムアクセスメモリ)102および外部記憶装置103により構成される。

0042

ROM101には、誘目テーブル作成処理、注意分布作成処理、不注意領域判定処理および注意喚起表示処理を含む注意喚起処理を行う注意喚起処理プログラムが格納される。外部記憶装置103は、ハードディスク装置フロッピィディスク装置CD−ROM等の記録媒体からなり、各種データを記憶する。

0043

CPU100は、ROM101に格納された注意喚起処理プログラムをRAM102上で実行する。それにより、図2の画像入力部21、注意分布作成部22、不注意領域解析部23、注意喚起部24および誘目テーブル作成部25の機能が実現される。誘目テーブルTBは、外部記憶装置103に記憶される。本実施例では、外部記憶装置103が記憶手段に相当する。

0044

なお、注意喚起処理プログラムを外部記憶装置103に格納し、CPU100が外部記憶装置103に格納された注意喚起処理プログラムをRAM102上で実行してもよい。また、通信回線等の通信媒体を介して受信した注意喚起処理プログラムをRAM102上で実行してもよい。この場合には、通信媒体が記録媒体となる。

0045

以下、図2の注意喚起装置10の動作を説明する。図4図2の誘目テーブルTBの一例を示す模式図である。

0046

図4に示すように、誘目テーブルTBは複数の画像特徴項目および画像特徴データを含む。本実施例では、誘目テーブルTBは、画像特徴項目として「色」、「明るさ」、「コントラスト」、「空間周波数」および「動き」を含む。また、誘目テーブルTBには、各画像特徴項目に対応して画像特徴データが格納される。

0047

例えば、「色」に対応する画像特徴データでは、色の種類ごとに使用者の注意誘引力が数値で表される。「明るさ」に対応する画像特徴データでは、明るさの程度ごとに使用者の注意誘引力が数値で表される。「コントラスト」に対応する画像特徴データでは、コントラストの程度ごとに使用者の注意誘引力が数値で表される。「空間周波数」に対応する画像特徴データでは、空間周波数の高さごとに使用者の注意誘引力が数値で表される。「動き」に対応する画像特徴データでは、画像の動きの速さごとに使用者の注意誘引力が数値で表される。

0048

図5図2の注意喚起装置10の注意喚起処理を示すフローチャートである。まず、図5のフローチャートを参照しながら図2の注意喚起装置10の全体の動作を概略的に説明する。

0049

まず、図2の画像入力部21は、図1の画像処理回路1から画像を入力する(ステップS1)。次に、注意分布作成部22は、画像入力部21により入力された画像の注意分布を誘目テーブルTBに基づいて作成する(ステップS2)。

0050

次いで、不注意領域解析部23は、注意分布作成部22により作成された注意分布のうち不注意領域を抽出して解析し、注意を喚起すべきか否かを判定する(ステップS3)。

0051

不注意領域について注意を喚起すべきと判定された場合には(ステップS4)、注意喚起部24がその不注意領域について注意を喚起し(ステップS5)、ステップS1に戻る。

0052

不注意領域について注意を喚起すべきと判定されなかった場合には(ステップS4)、注意喚起部24がその不注意領域について注意を喚起せずにステップS1に戻る。

0053

図6図2の誘目テーブル作成部25の誘目テーブル作成処理の第1の例を示すフローチャートである。

0054

まず、誘目テーブル作成部25は、複数の画像特徴項目を有する誘目テーブルTBを作成する(ステップS11)。本実施例では、図4に示したように、誘目テーブルTBは、画像特徴項目として「色」、「明るさ」、「コントラスト」、「空間周波数」および「動き」を有する。この時点では、画像特徴データとしては既定値初期値)が格納される。

0055

次に、誘目テーブル作成部25は、図1の操作部3により所定時間(例えば2〜3秒間)内に画面上の画像の領域の選択操作が実行されたか否かを判定する(ステップS12)。所定時間内に画像の領域の選択操作が実行された場合には、誘目テーブル作成部25は選択された画像の領域が有する特徴を抽出する(ステップS13)。本実施例では、選択された画像の領域について色の種類、明るさの程度、コントラストの程度、空間周波数の高さおよび動きの速度が特徴として抽出される。

0056

さらに、誘目テーブル作成部25は、抽出された特徴に基づいて誘目テーブルTBを更新する(ステップS14)。例えば、色の種類が赤、明るさの程度が最大、コントラストの程度が中間、空間周波数の高さが最高、画像の動きの速度が最高である場合には、誘目テーブルTBの「色」に対応する画像特徴データの「赤」の数値、「明るさ」に対応する画像特徴データの「明」の数値、「コントラスト」に対応する画像特徴データの「中」の数値、「空間周波数」に対応する画像特徴データの「高」の数値、および「動き」に対応する画像特徴データの「速」の数値にそれぞれ所定値(例えば1)を加算する。

0057

このようにして、画面上に表示された画像における使用者による領域の選択操作に基づいて誘目テーブルTBの内容が学習により更新される。

0058

図7図2の誘目テーブル作成部25の誘目テーブル作成処理の第2の例を示すフローチャートである。

0059

まず、誘目テーブル作成部25は、複数の画像特徴項目を有する誘目テーブルTBを作成する(ステップS21)。本実施例では、図4に示したように、誘目テーブルTBは、画像特徴項目として「色」、「明るさ」、「コントラスト」、「空間周波数」および「動き」を有する。この時点では、画像特徴データとしては既定値(初期値)が格納される。

0060

次に、誘目テーブル作成部25は、図1の視線方向分析装置11から視線情報を入力する(ステップS22)。さらに、誘目テーブル作成部25は、視線方向分析装置11から入力された視線情報に基づいて画面上に表示された画像において使用者の視線が存在する画像の領域および眼球停留時間を求める(ステップS23)。そして、誘目テーブル作成部25は、眼球停留時間が所定時間(例えば2秒間)以上か否かを判定する(ステップS24)。

0061

眼球停留時間が所定時間以上の場合には、誘目テーブル作成部25は、使用者の視線の存在する画像の領域が有する特徴を抽出する(ステップS25)。本実施例では、選択された画像の領域について色の種類、明るさの程度、コントラストの程度、空間周波数の高さおよび動きの速度が特徴として抽出される。

0062

さらに、誘目テーブル作成部25は、抽出された特徴に基づいて誘目テーブルTBを更新し(ステップS26)、ステップS22に戻る。誘目テーブルTBの更新方法は、図6のステップS14と同様である。

0063

眼球停留時間が所定時間よりも短い場合には、誘目テーブル作成部25は誘目テーブルTBを更新せずにステップS22に戻る。

0064

このようにして、画面上に表示される画像における使用者の視線の位置および眼球停留時間に基づいて誘目テーブルTBの内容が学習により更新される。

0065

図8図2の注意分布作成部22の注意分布作成処理を示すフローチャートである。

0066

まず、注意分布作成部22は、画像入力部21により入力された画像の各領域の特徴を抽出する(ステップS31)。本実施例では、各領域の画像の特徴として、色の種類、明るさの程度、コントラストの程度、空間周波数の高さおよび動きの速度が抽出される。

0067

次に、注意分布作成部22は、誘目テーブルTBを参照して各領域の誘目度を算出する(ステップS32)。ここで、誘目度とは、使用者の注意を引き付ける強さを表す。例えば、当該領域の色の種類が「緑」であり、明るさの程度が「中」であり、コントラストの程度が「高」であり、空間周波数の高さが「高」であり、動きの速度が「速」である場合には、誘目テーブルTBの画像特徴データの該当する項目の数値の合計を算出し、算出値を誘目度とする。図4の例では、誘目度は17となる。

0068

そして、注意分布作成部22は、各領域ごとに算出された誘目度に基づいて各領域が注意領域であるか不注意領域であるかを判定する(ステップS33)。本実施例では、各領域の誘目度が所定値以上の場合に、当該領域を注意領域と判定し、各領域の誘目度が所定値よりも小さい場合に、当該領域を不注意領域と判定する。

0069

このようにして、画面上に表示される画像の各領域が注意領域であるか不注意領域であるかを示す注意分布が作成される。

0070

図9図2の不注意領域解析部23の不注意領域判定処理を示すフローチャートである。

0071

不注意領域解析部23は、注意分布作成部22により作成された注意分布に基づいて不注意領域の画像を抽出する(ステップS41)。そして、不注意領域解析部23は、抽出した不注意領域の画像に文字または図形が存在するか否かを判別する(ステップS42)。

0072

不注意領域の画像に文字または図形が存在する場合には、不注意領域解析部23は、当該領域について注意を喚起すべきと判定する(ステップS43)。一方、不注意領域の画像に文字および図形が存在しない場合には、不注意領域解析部23は、当該領域について注意を喚起しないと判定する(ステップS44)。

0073

このようにして、注意分布から抽出された不注意領域のうち視覚情報を含む領域のみについて注意を喚起すべきと判定することができる。

0074

図10図2の注意喚起部24による注意喚起表示処理の第1の例を示すフローチャートである。

0075

まず、注意喚起部24は、不注意領域解析部23により注意を喚起すべきと判定された不注意領域の画像を入力する(ステップS51)。そして、注意喚起部24は、入力された不注意領域の画像に強調処理を行う(ステップS52)。強調処理としては、反転表示点滅表示、色の変更、文字の拡大等がある。その後、注意喚起部24は、強調処理された画像を図1の画像処理回路1に出力する(ステップS53)。

0076

それにより、図1の画像表示部2の画面上に表示される画像において視覚情報を含む不注意領域について強調表示が行われる。

0077

図11図2の注意喚起部24による注意喚起表示処理の第2の例を示すフローチャートである。

0078

まず、注意喚起部24は、不注意領域解析部23により注意を喚起すべきと判定された不注意領域の画像を入力する(ステップS61)。そして、注意喚起部24は、入力された不注意領域の画像を再表示するように図1の画像処理回路1に指示する(ステップS62)。

0079

それにより、図1の画像表示部2の画面上に表示される画像において視覚情報を含む不注意領域の画像が再表示される。

0080

図2の注意喚起部24は、上記の注意喚起表示処理とともに、あるいは、上記の注意喚起表示処理の代わりに、図1の音声出力装置4から不注意領域について注意を喚起するための音声を出力してもよい。

0081

上記のように、本実施例の注意喚起装置10によれば、画像表示部2の画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。

0082

また、各個人によって誘目テーブルTBの内容を学習により更新することにより、各個人の特性に合わせて画面上に表示される画像のうち見落としやすい視覚情報について注意を喚起することができる。

図面の簡単な説明

0083

図1本発明の一実施例における注意喚起装置を備えた画像表示装置の構成を示すブロック図である。
図2図1の注意喚起装置の構成を示すブロック図である。
図3注意喚起装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4図2の誘目テーブルの一例を示す模式図である。
図5図2の注意喚起装置の注意喚起処理を示すフローチャートである。
図6図2の誘目テーブル作成部の誘目テーブル作成処理の第1の例を示すフローチャートである。
図7図2の誘目テーブル作成部の誘目テーブル作成処理の第2の例を示すフローチャートである。
図8図2の注意分布作成部の注意分布作成処理を示すフローチャートである。
図9図2の不注意領域解析部の不注意領域判定処理を示すフローチャートである。
図10図2の注意喚起部の注意喚起表示処理の第1の例を示すフローチャートである。
図11図2の注意喚起部の注意喚起表示処理の第2の例を示すフローチャートである。

--

0084

1画像処理回路
2画像表示部
3 操作部
4音声出力装置
10注意喚起装置
11視線方向分析装置
21画像入力部
22注意分布作成部
23不注意領域解析部
24注意喚起部
25 誘目テーブル作成部
TB 誘目テーブル
100 CPU
101 ROM
102 RAM
103 外部記憶装置

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新着 最近 公開された関連が強い 技術

  • ナーブ株式会社の「 画像表示装置及び画像表示システム」が 公開されました。( 2018/12/06)

    【課題・解決手段】個別の表示装置によって画像を見ているユーザとの間で容易にコミュニケーションを取ることができる画像表示装置等を提供する。画像表示装置は、通信ネットワークを介してサーバからデータを取得す... 詳細

  • 小米科技有限責任公司の「 スマートデバイス制御方法および装置」が 公開されました。( 2018/12/06)

    【課題・解決手段】本開示の実施例は、スマートデバイス制御方法および装置に関し、スマートホーム分野に属する。前記方法は、スマートマットレスが中継デバイスを介して送信した画像収集要求を受信した場合、前記ス... 詳細

  • 株式会社コロプラの「 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラム」が 公開されました。( 2018/11/22)

    【課題】端末への入力操作を通じてゲームへの没入感を向上させる情報処理方法を提供する。【解決手段】情報処理方法は、ユーザによる入力操作に応じてゲームに関する情報をディスプレイに表示させるためにコンピュー... 詳細

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