図面 (/)

技術 建材の接合部分の被覆部材及び建材の接合部分の被覆方法

出願人 梅屋金物株式会社
発明者 木野村幸夫伊藤勝明
出願日 1999年11月9日 (21年0ヶ月経過) 出願番号 1999-318267
公開日 2001年5月15日 (19年6ヶ月経過) 公開番号 2001-132122
状態 未査定
技術分野 建築環境 建築物の絶縁又は他の保護
主要キーワード 湾曲空間 合計角度 断面鋭角 断面角度 はめり 凹状湾曲 凸状湾曲 整合部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年5月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

挟み込み部が複数の建材接合面の間に挟み込まれ、被覆部が当該建材の接合の境界部分を覆い隠し、建材の接合部分の不整合が覆い隠される。

解決手段

被覆部材1の挟み込み部2の穴3には木ねじなどが挿通されて、挟み込み部2が建材の接合面11に固定される;他方の加工済みの建材11が上記建材10に接合される;被覆部材1の被覆部4は細長い板状であり、状に下向きに湾曲されている;この被覆部4の下面の中央線に沿って複数の上記挟み込み部2が下方に突出して一体形成されている;建材10、11の接合面12、13の間に被覆部材1の挟み込み部2が挟み込まれて固定され、複数の建材10、11の接合面12、13の外側に被覆部4が露出し、当該建材10、11の接合の境界部分が当該被覆部4で覆い隠される。

概要

背景

概要

挟み込み部が複数の建材接合面の間に挟み込まれ、被覆部が当該建材の接合の境界部分を覆い隠し、建材の接合部分の不整合が覆い隠される。

被覆部材1の挟み込み部2の穴3には木ねじなどが挿通されて、挟み込み部2が建材の接合面11に固定される;他方の加工済みの建材11が上記建材10に接合される;被覆部材1の被覆部4は細長い板状であり、状に下向きに湾曲されている;この被覆部4の下面の中央線に沿って複数の上記挟み込み部2が下方に突出して一体形成されている;建材10、11の接合面12、13の間に被覆部材1の挟み込み部2が挟み込まれて固定され、複数の建材10、11の接合面12、13の外側に被覆部4が露出し、当該建材10、11の接合の境界部分が当該被覆部4で覆い隠される。

目的

本願発明はこの課題を解決するためになされた。本願発明の目的は、建材の接合面の不整合を覆い隠し、建材にねじれそり、たわみなどが生じても、接合面の不整合が表に現れないようにすることである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数の建材接合面の間に挟み込まれて固定される挟み込み部と、この挟み込み部の上に形成され、上記複数の建材の接合面の外側に露出して、当該建材のそれぞれの外面まで延出され、当該建材の接合の境界部分を覆い隠す被覆部とを備えたことを特徴とする建材の接合部分の被覆部材

請求項2

挟み込み部とこの挟み込み部の上に形成された被覆部とよりなる被覆部材を用いて、 複数の建材の接合面の間に上記挟み込み部を挟み込んで固定し、上記複数の建材の接合面の外側に上記被覆部を露出して、当該建材のそれぞれの外面まで当該被覆部を延出させ、当該建材の接合の境界部分を当該被覆部で覆い隠すことを特徴とする建材の接合部分の被覆方法

請求項3

上記挟み込み部は、上記建材の複数の接合面のいずれかに固着または接着され、この挟み込み部は堅く先端に行くにしたがって薄くなっており、または同じ厚さになっており、上記挟む込み部の先端の素材は、挟み込み部本体の素材より堅いまたは同じであり、上記挟み込み部の先端には上記建材の接合面に係止されるフック部が設けられ、上記被覆部は延出するにしたがって下方、上方または建材側に湾曲して湾曲空間が形成され、上記建材の接合部分の角部または上記境界部分の角部が当該湾曲空間に収納され、上記被覆部は上記挟み込み部の上部から両側に延出され、この両側に延出された被覆部は互いに対称または非対称であり、この非対称の被覆部のうち、当該被覆部材が固定される建材に対して、短い方の被覆部の側が延出され、後から接合される建材に対して、長い方の被覆部の側が延出され、上記建材の接合部分の角部が断面鋭角の場合には、上記被覆部は延出するにしたがって下方の建材側に湾曲して湾曲空間が形成され、一方、上記建材の接合部分の角部が断面鈍角の場合には、上記被覆部は延出するにしたがって上方の建材側に湾曲して湾曲空間が形成され、上記建材の接合部分の角部の断面角度鋭角または鈍角に変化しても、当該湾曲空間には当該建材の接合部分の角部が収納され、これにより上記被覆部の縁は上記建材の外面に当接し、被覆部の先端の素材は、被覆部本体の素材より堅いまたは同じであり、上記被覆部材は、上記建材の接合境界部分に沿って全周回または一部周回で取り付けられ、上記建材の接合境界部分の凹凸変化に応じて、上記被覆部材の被覆部または挟み込み部の大きさまたは形状が変化し、これに応じて被覆部4の湾曲の大きさも変化し、上記湾曲空間の大きさまたは形状も変化し、この周回される被覆部材のそれぞれは分離され、分割され、切れ目が入れられて折り曲げられたり、または切欠されて折り曲げられ、互いにつながって取り付けられ、上記鋭角の角部は切り落とされて、上記被覆部材が取り付けられ、被覆部材の被覆部の先縁は切り落とされた縁に一致する、または切り落とされた縁より内側に位置し、上記被覆部の外面は、上記建材と同じ色または/及び模様である、または上記建材と同じ色または/及び模様に加工され、上記建材は軟質材料または硬質材料であり、第1の建材と第2の建材の間に介在建材が取り付けられ、この介在建材は第1の建材に対して水平方向にのみ斜めに接合され、第1の建材に対する垂直方向変化成分はなく、この介在建材は第2の建材に対して垂直方向にのみ斜めに接合され、第2の建材に対する水平方向の変化成分はなく、または、この介在建材は第1の建材に対して垂直方向にのみ斜めに接合され、第1の建材に対する水平方向の変化成分はなく、この介在建材は第2の建材に対して水平方向にのみ斜めに接合され、第2の建材に対する垂直方向の変化成分はないことを特徴とする請求項1記載の建材の接合部分の被覆部材。

技術分野

0001

本願発明は、建材接合部分の被覆部材及び建材の接合部分の被覆方法に関する。

0002

このような建材の接合にあたっては、接合する建材をまず大まかに切断し、さらに建材のねじれなどを考慮してノコギリ及びカンナで徐々に細かく削って調整して接合し、接合面を隙間ないようにして各建材を接合していた。

0003

このような建材は、各建築現場ごとに寸法が全く異なっており、各現場に行ってから加工などの作業をしなくてはならなかった。しかもこのような建材の加工は、立体的または三次元的なものであり、難しく非常に熟練度が要求されていた。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、このようなノコギリ及びカンナで削る細かい作業は手間のかかるものであった。また、木の建材では、建設後に徐々に乾燥してねじれ、そり、たわみなどが現れ、建築当時はぴったりと合っていた建材の接合面が徐々にずれてしまい、境界部分に段差が生じてしまうこともあった。

0005

本願発明はこの課題を解決するためになされた。本願発明の目的は、建材の接合面の不整合を覆い隠し、建材にねじれ、そり、たわみなどが生じても、接合面の不整合が表に現れないようにすることである。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本願発明では、複数の建材の接合面の間に挟み込まれて固定される挟み込み部と、この挟み込み部の上に形成され、上記複数の建材の接合面の外側に露出して、当該建材のそれぞれの外面まで延出され、当該建材の接合の境界部分を覆い隠す被覆部とを備えた建材の接合部分の被覆部材を提供するようにした。

0007

これにより、建材の接合部分に不整合があったり、このような不整合が後に生じてきても、このような不整合を覆い隠すことができる。

発明を実施するための最良の形態

0008

1.被覆部材1の外観
図1は建材10、11の接合部分の被覆部材1の斜視図を示す。建材10、11は、階段手すりなどである。被覆部材1の挟み込み部2は平坦な板状であり、縦に長い逆三角形をしており、中央に穴3が形成されている。この挟み込み部2の厚さは上縁から下縁に向かって同じ厚さである。しかし、下縁に向かって薄くなってもよい。挟み込み部2の下縁は丸くなっているが、っていてもよい。

0009

上記穴3には木ねじなどが挿通され、この木ねじは建材10の接合部分つまり接合面12に螺着され、挟み込み部2が建材の接合部分つまり接合面に固定される。この穴3は長穴であって、縦に長くて遊びがあり、木ねじと被覆部材1の挟み込み部2との位置関係に多少のずれがあっても、このずれは吸収される。なお、複数の挟み込み部2はそれぞれ一体につながっていてもよい。また、この穴3は真円の丸穴であってもよい。

0010

被覆部4は細長い板状であり、状に下向きに湾曲されている。この下向きは図1図4図5においてのものであり、上下逆向きまたは横向きになれば、この湾曲方向も上記向きまたは横向きになる。この被覆部4の下面の中央線に沿って複数の上記挟み込み部2が下方に突出して一体形成されている。つまり、挟み込み部2の上に被覆部4が一体形成されている。むろん、被覆部4と挟み込み部2とはねじ止め、接着剤挟着、固着、その他の手段によって、接合されてもよい。

0011

この被覆部材1の挟み込み部2の素材と被覆部4の素材は、それぞれ軟質樹脂であるが、一方または両方が硬質樹脂でもよいし、金属、ウレタンゴム、繊維などでもよいし、ウレタン系ののエラストマーアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)でもよい。この被覆部材1の挟み込み部2または被覆部4は、可撓性があってもいし、なくてもよいし、可塑性があってもよいし、なくてもよい。

0012

また、挟み込み部2の素材、挟み込み部2の先端の素材、被覆部4の素材、及び/または被覆部4の先端の素材は互いに同じでもよいし、異なっていてもよい。さらに被覆部4の先端の素材は、被覆部4本体の素材または挟み込み部2本体の素材と異なっていてもよく、被覆部4または挟み込み部2の本体の素材より堅くてもよいし、同じでもよい。

0013

これにより、被覆部4の先端が建材10、11の表面に密着またはくい込むことが容易となる。また挟み込み部2の先端の素材も、挟み込み部2本体の素材または被覆部4本体の素材と異なっていてもよく、挟み込み部2または被覆部4の本体の素材より堅くてもよいし、同じでもよい。

0014

2.被覆部材1の断面
図2は被覆部材1の水平に接合される場合の側方縦断面を示す。下方に湾曲した上記被覆部4の下部と上記挟み込み部2との間には、湾曲空間5形成され、建材10、11の接合部分の角部14、15つまり上記境界部分の角部14、15が当該湾曲空間5内に収納される。つまり、被覆部4は延出するにしたがって下方つまり建材側に湾曲して湾曲空間5が形成され、上記建材10、11の接合部分の角部14、15つまり上記境界部分の角部14、15が当該湾曲空間5に収納される。

0015

この被覆部4の上面には、上記建材10、11と同じ色で同じ模様である化粧紙接着されている。また、この被覆部材1が建材の接合部分に取り付けられた後、当該被覆部4の上面には、当該建材10、11と同じ色で同じ模様の化粧紙、化粧シート印刷されたシート等が貼られたり、同じ色または同じ模様の塗料が塗布されたり印刷されたりする。むろん、被覆部4の上面の化粧処理は、被覆部材1が建材の接合部分に取り付けられる前に、予め行われていてもよい。

0016

図8は被覆部材1の2つの被覆部4が互いに非対称の例を示す。図8の被覆部4は上記挟み込み部2の上部から両側に延出されていて、この両側に延出された被覆部4は互いに非対称である。図1乃至図7の実施例では互いに対称である。この場合、短い方の被覆部4は建材10の方に延出されて、この被覆部材1は建材10の接合面12に固定され、長い方の被覆部4は被覆部材1が固定されない建材11の方に延出される。むろん、逆でもよい。

0017

この場合、建材10、11の上面、下面、側面の整合部分付近であって、被覆部4の下側部分に当たる部分が切削されて段差部20、21が形成され、この段差部20、21の中に両被覆部4が収納される。そして、建材10の段差部20の幅または深さなどの大きさより、建材11の段差部21の幅または深さなどの大きさの方が大きくなる。

0018

そして、挟み込み部2の先端は、上記長い方の被覆部4の側にほぼ180度カーブしていて、フック部6が形成されている。このフック部6の先端は尖っていて、建材11の接合面13に引っかかるようになっている。これにより、被覆部材1を固定しているねじが外れたり劣化しても、当該被覆部材1は建材10、11から容易に離脱しない。

0019

長い方の被覆部4は長いので撓みやすく、当該長い方の被覆部4の先端の端面は上記段差部21の垂直面にほぼぴったりと合う。これに対して、短い方の被覆部4は短くて撓みにくく、当該短い方の被覆部4の先端の端面と上記段差部20の垂直面との間には隙間ができる。

0020

なお、両建材10、11を接合させた後に、この図8の被覆部材1を、両建材10、11の間の隙間に打ち込んだり、押し込んでもよい。この場合でも、上記フック部6によって、当該被覆部材1は建材10、11から容易に離脱しない。さらに、建材10及び11の間の隙間は、図8に示されるように、あり溝型にすれば、被覆部材1はより容易に離脱しなくなる。

0021

3.被覆部材1の取り付け
この被覆部材1を建材10、11に取り付けるには以下のようにして行う。複数の建材10、11の中の1つの加工済みの建材10の接合面12に、挟み込み部2を木ねじまたは接着剤などで固定する。この場合、被覆部材1の被覆部4の先縁が建材10の上面、側面または下面に当接される。

0022

次に他方の加工済みの建材11を上記建材10に接合させる。この場合、建材11の接合面13と上記建材10の接合面12とが一致され、各建材10、11の間には被覆部材1の挟み込み部2が挟み込まれる。この場合にも、被覆部材1の被覆部4の先縁が建材11の上面、側面または下面に当接される。

0023

この場合、各建材10、11の間に接着剤が入れられて、各建材10、11が互いに接着されてもよい。ただし、建材10と建材11との間または被覆部材1の挟み込み部2の片面と建材11の接合面13との間には隙間があってもよく、このような隙間は被覆部材1の被覆部4によって完全に覆い隠される。なお、被覆部4の先縁と建材10、11の上面、側面または下面とは接着剤によって接着されてもよい。

0024

こうして、複数の建材10、11の接合面12、13の間に被覆部材1の挟み込み部2が挟み込まれて固定され、複数の建材10、11の接合面12、13の外側に被覆部4が露出し、当該建材10、11のそれぞれの外面まで当該被覆部4が延出され、当該建材10、11の接合の境界部分を当該被覆部4で覆い隠すことができる。

0025

この場合、被覆部4の下側に形成される湾曲空間5内に、上記建材10、11の接合面12、13の角部14、15つまり建材10、11の境界部分の角部14、15が当該湾曲空間5に確実に収納される。こうして、建材10、11の接合部分に不整合があったり、このような不整合が後に生じてきても、被覆部材1の被覆部4によって、このような不整合を覆い隠すことができる。

0026

なお、上述したように、建材10、11の上面、下面、側面の整合部分付近であって、被覆部4の下側部分に当たる部分を切削して段差部を形成し、この段差部の中に被覆部4を収納してもよい。

0027

4.被覆部材1の側方縦断面
図3は建材10、11が互いに斜めに接合される場合の被覆部材1の側方縦断面を示す。この建材10、11の接合面12、13の角部14、15のそれぞれの角度が90度以下の鋭角の場合、つまり接合部分全体としての角度が180度以下の場合には、図3上部に示すように、この角部14、15を確実に隙間無く湾曲空間5内に収納できる。むろんこの角部14、15が鈍角の場合にも、この角部14、15を確実に湾曲空間5内に隙間無く収納できる。

0028

このように、鋭角の角部14、15を被覆部材1の被覆部4で覆うと、鋭角の尖った角部14、15が丸い被覆部4で丸くなる。したがって、子供の身体などが、鋭角の尖った角部14、15にぶつかって怪我をするのを防ぐことができる。このように安全面でも本被覆部材1は優れている。

0029

建材10、11の角部14、15それぞれが鈍角の場合、つまり接合部分全体としての角度が180度以上の場合には、被覆部材1の被覆部4を上方に湾曲させて延出させる。このような被覆部4でも湾曲空間5を形成して、鈍角の角部14、15を隙間無く収納することができる。この被覆部材1を取り付けた場合、それぞれの被覆部4は基元部で折れ曲がり、被覆部4は挟み込み部2から上方へ湾曲する、つまり図3では下方に湾曲することもある。

0030

建材10、11の角部14、15が鋭角の場合には、接合面の不整合が目立ちやすいが、被覆部材1の被覆部4によって、このような不整合を覆い隠すことができる。このように、被覆部4の縁は上記建材10、11の外面に当接し、上記建材10、11の接合部分の角部14、15の断面角度が変化しても、当該湾曲空間5には当該建材10、11の接合部分の角部14、15が確実に収納される。

0031

この図3の鋭角の角部14、15を有する建材10、11に対する被覆部材1の被覆部4は大きく湾曲して下方の延出されている。これにより、湾曲空間5が大きくなり、建材10、11の角部14、15を確実に収納することができる。

0032

このように、建材10、11の接合部分の角部14、15が断面鋭角の場合には、上記被覆部4は延出するにしたがって下方の建材10、11側に湾曲して湾曲空間5が形成される。一方、上記建材10、11の接合部分の角部14、15が断面鈍角の場合には、上記被覆部4は延出するにしたがって上方の建材10、11側に湾曲して湾曲空間5が形成される。

0033

5.鋭角の角部を切り落とした場合
図4は、建材10、11の鋭角の角部14、15を切り落とした場合の、被覆部材1の取り付け状態を示す。このような鋭角の角部14、15を切り落とすのは、建材10、11の側部に鋭角角部が形成された場合が多いが、上部に形成された場合でも、下部に形成された場合でもよい。

0034

このように角部14、15が切り落とされて形成された角切欠部17に対して、同様に被覆部材1が取り付けられる。この場合、被覆部材1の被覆部4の先縁は、角切欠部17の縁に一致する。しかし、被覆部材1の被覆部4の先縁は、角切欠部17の縁より内側に位置してもよい。

0035

6.鋭角の角部を切り落とした場合
図5は、被覆部材1の別の例を示す。この被覆部材1の被覆部4は平坦であり、挟み込み部2から延出されて先端に達する途中で、折れ曲がって折り曲げ部19が形成されている。このような折り曲げ部19でも湾曲しているといえる。

0036

この図5の被覆部材1も、角部14、15が切り落とされて形成された角切欠部17に対して、同様に取り付けられる。むろん角部14、15が切り落とされていない建材10、11に取り付けられてもよい。この場合、被覆部材1の被覆部4の先縁は、角切欠部17の縁より内側に位置する。しかし、被覆部材1の被覆部4の先縁は、角切欠部17の縁に一致してもよい。

0037

なお、これら図3の上、図4及び図5では、角部14、15それぞれは90度以下あって鋭角であるが、全ての角部14、15の合計角度は180度以下という意味である。3つ以上の建材10、11、…を接合する場合には、各角部14、15、…それぞれの角度と全ての角部14、15、…の合計角度との関係は変化する。

0038

いずれにせよ、全ての角部14、15、…の合計角度180度以下の場合、つまり建材10、11、…の接合部分がふくらんでいる場合には、被覆部材1の被覆部4は膨らむ。また、全ての角部14、15、…の合計角度が180度以上の場合、つまり建材10、11、…の接合部分がへこんでいる場合には、被覆部材1の被覆部4は凹む。

0039

このような角部14、15、…の合計角度は、通常は80度から110度、120度から140度が多いが、むろんこれ以外の角度でも可能である。例えば、角部14、15、…の合計角度が90度以下の鋭角の場合もある。この鋭角の場合は図面には示されない。このような角部14、15、…の合計角度が90度以下の鋭角の場合、尖っていて危険である。

0040

これに対して、鋭角の角部14、15を被覆部材1の被覆部4で覆うと、鋭角の尖った角部14、15が丸い被覆部4で丸くなる。したがって、子供の身体などが、鋭角の尖った角部14、15にぶつかって怪我をするのを防ぐことができる。このように安全面でも本被覆部材1は優れている。

0041

7.建材10への被覆部材1の取り付け状態
図6は建材10への被覆部材1の取り付け状態を示す。この建材10、11は壁状の基礎建材16の上記に接合固定されている。この建材の断面は方形状であり、右上角と左上角面取りされている。このような面取り部分にも、被覆部材1は取り付けられる。

0042

この被覆部材1は、上記建材10、11の接合境界部分に沿って周回されて取り付けられる。したがって、被覆部材1は、建材10、11の上面、下面、両側面にわたって周回して取り付けられる。ただし、建材10、11が基礎建材16に接合されている下面には被覆部材1は取り付けられていない。

0043

この場合、各面の被覆部材1は互いに分離され、分割され、切れ目を入れられて折り曲げられたり、または切欠されて折り曲げられ、建材10、11の周囲にわたって互いにつながって取り付けられる。なお、被覆部材1は建材10、11の全周回ではなく、一部に取り付けられてもよい。例えば、建材10、11の上面だけ、上面及び両側面だけ、側面だけ、側面及び下面だけ、上面及び下面だけ、または下面だけに取り付けられてもよい。

0044

8.建材10への被覆部材1の取り付け状態
図7は建材10への被覆部材1の取り付け状態の別の例を示す。この建材10、11は断面三角形であり、この建材の辺縁は断面鋭角である。このような鋭角の角ではそれぞれの被覆部材1は鋭角に切り落とされ、または鋭角に切れ目若しくは切欠部が形成され、他の被覆部材1と接合部18でぴったりと接合される。この切り落とされ、または鋭角に切れ目若しくは切欠部が形成される、鋭角は、上記建材10、11の辺縁の断面鋭角に対応してもので、それぞれが同じ角度になっていて、ぴったりと接合される。

0045

9.建材の多段接続の例
図9は建材10、11のの多段接続の例を示す。建材10と建材11とが水平方向にも斜めでかつ垂直方向にも斜めに接続される場合には、建材10の接合面12の大きさ及び寸法と建材11の接合面13の大きさ及び寸法とは一致しない。

0046

このような場合には、建材10と建材11との間に介在建材24を挿入する。この介在建材24は、建材10に対して水平方向にのみ斜めに接合され、建材10に対する垂直方向の変化成分はない。また、この介在建材24は、建材11に対して垂直方向にのみ斜めに接合され、建材11に対する水平方向の変化成分はない。

0047

これにより、建材10と介在建材24との両接合面の大きさ及び寸法を一致させることができる。また、建材11と介在建材24との両接合面の大きさ及び寸法も一致させることができる。そして、このような建材10と介在建材24との両接合境界部分及び建材11と介在建材24との両接合境界部分に被覆部材1が取り付けられる。

0048

なお、上記介在建材24は、建材10に対して垂直方向にのみ斜めに接合され、建材10に対する水平方向の変化成分がなくてもよいし、介在建材24は、建材11に対して水平方向にのみ斜めに接合され、建材11に対する垂直方向の変化成分がなくてもよい。また建材10と介在建材24との接合部分及び建材11と介在建材24との接合部分は鋭角または鈍角に変化してもよいし、建材10と建材11とは全体として鋭角または鈍角に変化してもい。

0049

本願発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記複数の建材10、11を互いに接合してから、接合面12、13の間に、上記挟み込み部2を打ち込んでもよい。この場合、金槌または木槌で被覆部4の上を叩くことになる。

0050

そして、被覆部4の先縁が、建材10、11の上面、両側面、下面に食い込むまたはめり込んで、しっかり固定されることもある。この場合、挟み込み部2は堅い金属製で先端に行くにしたがって薄くなっている。

0051

また、建材10、11としては、階段の手すりなどが考えられるが、柱、梁、鴨居敷居などの接合部分でもよい。この建材10、11の断面は方形、多角形であるが、円形楕円形、その他の多角形でもよい。この建材10、11の材質は木材であるが、他に樹脂、金属、土壁コンクリートなどの硬質材料でもよい。

0052

接合される建材10、11は、3つ以上でもよく、この場合1カ所に3つ以上の建材が接合され、各接合面の辺縁または角縁(接合境界部分)に沿って被覆部材1が取り付けられる。またこの接合される角縁は、上記いずれの実施例でも直線状または膨らんだ状態であったが、折れ曲がって凹んだまたは曲線状に凹んだ状態であってもよい。

0053

この場合、被覆部材1は長手方向に沿って、凹状に湾曲または折り曲げられる。上記実施例では、被覆部材1は長手方向に沿って、真っ直ぐまたは凸状に折り曲げられていた。むろん凸状に湾曲していてもよい。

0054

上記建材10、11の断面は多角形に限られず、H字型、U字型、L字型、S字型、N字型、+字型、星型、ひょうたん型などの凹部を有する複雑な折り曲げ形状湾曲形状であってもよい。この折り曲げ形状、湾曲形状は凸状湾曲折曲)、凹状湾曲(折曲)など、種々の形状がある。

0055

このような接合面12、13の辺縁または角縁(接合境界部分)が直線状ではなく、曲線凹状、角折り曲げ凹状、曲線凸状または角折り曲げ凸状であると、このような凹凸変化に応じて、被覆部材1の被覆部4及び挟み込み部2の大きさまたは形状も変化する。

0056

つまり、被覆部材が凹部中心または凸部中心か離れるにしたがって、被覆部材1の被覆部4の湾曲の大きさまたは形状及び挟み込み部2の大きさまたは形状も変化し、被覆部4及び挟み込み部2の幅または高さも変化し、湾曲空間5の深さ、幅、広さまたは大きさも変化する。

0057

こうして、建材10、11の凹凸変化に応じて被覆部材1の形状または大きさを変化させることができ、建材の形状または大きさに応じて被覆部材1の形状または大きさを最適にすることができる。

発明の効果

0058

以上詳述したように、本発明によれば、複数の建材の接合面の間に挟み込まれて固定される挟み込み部と、この挟み込み部の上に形成され、上記複数の建材の接合面の外側に露出して、当該建材のそれぞれの外面まで延出され、当該建材の接合の境界部分を覆い隠す被覆部とを備えた建材の接合部分の被覆部材が提供される。したがって、建材の接合部分に不整合があったり、このような不整合が後に生じてきても、このような不整合を覆い隠すことができる等の効果を奏する。

図面の簡単な説明

0059

図1建材10、11の接合部分の被覆部材1の斜視図を示す。
図2建材10、11が水平に接合される場合の被覆部材1の側方縦断面を示す。
図3建材10、11が互いに斜めに接合される場合の被覆部材1の側方縦断面を示す。
図4建材10、11の鋭角の角部14、15を切り落とした場合の、被覆部材1の取り付け状態を示す。
図5建材10、11の鋭角の角部14、15を切り落とした場合の、被覆部材1の取り付け状態を示す。
図6壁状の基礎建材16の上の建材10への被覆部材1の取り付け状態を示す。
図7断面三角形の建材10への被覆部材1の取り付け状態の別の例を示す。
図8被覆部材1の2つの被覆部4が互いに非対称の例を示す。
図9建材10、11の多段接続の例を示す。

--

0060

1…被覆部材、2…挟み込み部、3…穴、4…被覆部、5…湾曲空間、6…フック部、10、11…建材、12、13…接合面、14、15…角部、16…基礎建材、17…角切欠部、18…接合部、19…折り曲げ部、20、21…段差部、24…介在建材。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ