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技術 介護補助装置

出願人 浅見栄一
発明者 浅見栄一
出願日 1999年11月4日 (22年1ヶ月経過) 出願番号 1999-313672
公開日 2001年5月15日 (20年7ヶ月経過) 公開番号 2001-129033
状態 未査定
技術分野 傷病者運搬具 病弱者のベッド及びその関連設備
主要キーワード 各支持ロッド 保持ベルト 支持ベルト 開閉ハンドル 各開口端 機構ボックス 介護補助装置 足踏み式
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年5月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

被介護者に負担をかけることなく、ベット車椅子との間で被介護者を移乗させる際における介護者肉体的な負担を軽減する。

解決手段

被介護者を移乗及び移動可能な介護補助装置1である。油圧により上下動するスライダ便座型の腰掛け部3の一端を片持ち構造で支持させる。使用時には、腰掛け部3をベット上に位置させた後、腰掛け部3に被介護者を座らせることによってベットから乗り移らせる。その状態から、被介護者を車椅子に乗り移らせるには、左右の支持アーム30に設けた支持ベルト31によって被介護者Aを下から位置固定し、腰掛け部3を下降させる。被介護者Aと腰掛け部3との間に隙間をつくり、車椅子のシート上方に被介護者を、そのシート下方に腰掛け部3を位置させる。そして、腰掛け部3を上昇させて被介護者をシートを挟んで腰掛け部3に着座させた後、支持ベルト31を外す。

概要

背景

従来、介護を必要とする高齢老人等の被介護者介護現場一般家庭を含む)においては、屋内での移動や散歩等を目的とした外出に際しては、一般に車椅子が用いられている。

概要

被介護者に負担をかけることなく、ベットと車椅子との間で被介護者を移乗させる際における介護者肉体的な負担を軽減する。

被介護者を移乗及び移動可能な介護補助装置1である。油圧により上下動するスライダ便座型の腰掛け部3の一端を片持ち構造で支持させる。使用時には、腰掛け部3をベット上に位置させた後、腰掛け部3に被介護者を座らせることによってベットから乗り移らせる。その状態から、被介護者を車椅子に乗り移らせるには、左右の支持アーム30に設けた支持ベルト31によって被介護者Aを下から位置固定し、腰掛け部3を下降させる。被介護者Aと腰掛け部3との間に隙間をつくり、車椅子のシート上方に被介護者を、そのシート下方に腰掛け部3を位置させる。そして、腰掛け部3を上昇させて被介護者をシートを挟んで腰掛け部3に着座させた後、支持ベルト31を外す。

目的

本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、被介護者に負担をかけることなく、ベットと車椅子との間で被介護者を移乗させる際における介護者の肉体的な負担を軽減させることができる介護補助装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

被介護者移乗及び移動可能な介護補助装置において、被介護者が腰掛ける腰掛け部と、この腰掛け部の外周側の一端部を片持ち構造で支持して腰掛け部を昇降する昇降手段と、前記腰掛け部の上方側で被介護者の上体を保持する上体保持部と、前記腰掛け部の上方側であって前記腰掛け部の左右両側にそれぞれ配設された一対の吊下げ支持部と、この一対の吊下げ支持部の一方に一端側が固定されかつ他方に他端側が固定されるとともに、前記腰掛け部に腰掛けた被介護者における前記腰掛け部との当接部位延在途中位置固定するベルト状の位置固定用部材とを備えたことを特徴とする介護補助装置。

請求項2

前記昇降手段は、介護者踏力等の人力駆動源として動作することを特徴とする請求項1記載の介護補助装置。

技術分野

0001

本発明は、被介護者移乗及び移動可能な介護補助装置に関する。

背景技術

0002

従来、介護を必要とする高齢老人等の被介護者の介護現場一般家庭を含む)においては、屋内での移動や散歩等を目的とした外出に際しては、一般に車椅子が用いられている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、介護現場にあっては車椅子の使用による移動についてはともかく、ベットから被介護者を車椅子に移乗させるとき、逆に車椅子からベットへ寝かせるとき、介護者は多大な労力を必要としている。特に、一般家庭では老人が一人で老人の介護を行う、いわゆる「老老介護」が行われている場合も多く、介護者の負担を軽減することが重要となっている。また、被介護者にあっては、車椅子とベットとの間の移動に際して不自然姿勢を強いられる等の肉体的な負担が大きいう問題もあった。

0004

本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、被介護者に負担をかけることなく、ベットと車椅子との間で被介護者を移乗させる際における介護者の肉体的な負担を軽減させることができる介護補助装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

前記課題を解決するために請求項1の発明にあっては、被介護者を移乗及び移動可能な介護補助装置において、被介護者が腰掛ける腰掛け部と、この腰掛け部の外周側の一端部を片持ち構造で支持して腰掛け部を昇降する昇降手段と、前記腰掛け部の上方側で被介護者の上体を保持する上体保持部と、前記腰掛け部の上方側であって前記腰掛け部の左右両側にそれぞれ配設された一対の吊下げ支持部と、この一対の吊下げ支持部の一方に一端側が固定されかつ他方に他端側が固定されるとともに、前記腰掛け部に腰掛けた被介護者における前記腰掛け部との当接部位延在途中位置固定するベルト状の位置固定用部材とを備えたものとした。

0006

かかる構成においては、片持ち構造で支持されている腰掛け部の高さを調整し、それをベットの床面に位置させることにより、被介護者を腰掛け部に腰掛けさせることができる。また、その状態でベットから離れ、腰掛け部の高さを調整した後、被介護者と腰掛け部との間に位置固定用部材を通し、その位置固定用部材の両端側が一対の吊下げ支持部に固定された状態で腰掛け部を下降させれば、位置固定用部材によって被介護者を下から支え吊り下げ固定した状態、つまり被介護者を腰掛け部の上方に浮かせた状態とすることができる。しかも上体保持部により被介護者の上体を保持でき、被介護者の身体を安定して状態で位置固定できる。さらに、その状態で介護補助装置や車椅子を移動し、車椅子のシートを介護者と腰掛け部との間に位置させ、腰掛け部を降下させれば、被介護者を車椅子に移乗させることができる。また、上記と逆の手順により、被介護者を車椅子からベットへ寝かせることができる。

0007

したがって、介護者においては被介護者を持ち上げることなく、被介護者をベットから車椅子へ、また車椅子からベットへ移乗させることができる。しかも、被介護者においては移乗に際して無理な体勢を強いられることがない。

0008

また、請求項2の発明にあっては、前記昇降手段は、介護者の踏力等の人力駆動源として動作するものとした。

0009

かかる構成においては、単純な操作で腰掛け部の昇降が行え、しかも使用時に電気等の動力源を確保する必要がない。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1図3は、本発明の第1の実施の形態にかかる介護補助装置1を示す図である。この介護補助装置1は、主として側面略L字形の装置本体2と、被介護者が腰掛けるために用意された中央開口状の便座型の腰掛け部3と、装置本体2に着脱自在な上体保持部材4とによって構成されている。

0011

装置本体2は、互いに平行して前方へ延出する長尺前脚部5,5と、ハの字状に後方に延出する短尺後脚部6,6とによって支持されており、前脚部5,5及び後脚部6,6の各先端にキャスタ7が設けられることによって、室内等での移動が可能となっている。後脚部6,6の基端側には板状の足乗せ板8が設けられるとともに、さらにその後方には箱形機構ボックス9が立設されている。機構ボックス9の上部には介護補助装置1の移動に際して使用するハンドル10,10が設けられている。ハンドル10,10の間には梁部材11が架設されており、この梁部材11に前記上体保持部材4が取り付けられるようになっている。前記上体保持部材4は、前記腰掛け部3に腰掛けた被介護者の上体を保持する略C字形の本体12と、その開口位置と対向する位置に一体形成された支持腕部13とを有しており、支持腕部13の先端部が前記梁部材11に係脱可能となっている。なお、本体12の各開口端部には、本体12を環状に閉鎖して被介護者をホールドするための係脱自在な保持ベルト14,14が設けられている。

0012

また、前記機構ボックス9の内部には、図4に示すような昇降機構15が収容されている。昇降機構15は、足踏み式の駆動ペダル16から入力された介護者の踏力を動力源とする油圧ポンプ17と油圧ポンプ17から圧送された作動油により動作する油圧シリンダ18とを有している。油圧シリンダ18のピストンロッド19の上端には、上下に延びたガイドレール20,20にローラ21,21を介して軌道規制されたスライダ22が連結されており、駆動ペダル16が踏まれるとその踏み込み回数に応じてピストンロッド19が伸長され、それに伴いスライダ22が上昇する。なお、油圧シリンダ18と、ガイドレール20,20、スライダ22によって本発明の昇降手段が構成されている。

0013

油圧ポンプ17側には、油圧シリンダ18から作動油タンクへの作動油の戻り流路に設けられた操作弁開閉操作油圧開放)するための開閉ハンドル23が設けられる一方、前記スライダ22には、駆動ペダル16に隣接する加圧ペダル24がブラケット25を介して連結されている。したがって、開閉ハンドル23を油圧を開放する方向へ回転操作した状態で加圧ペダル24を踏むことにより、スライダ22を下方へ強制移動できるようになっている。

0014

一方、前記腰掛け部3はリング状の骨格部材26の上部に一般的な樹脂製の便座27が固定された構造であって、骨格部材26の外周側の一端部に平行して連結された一対の支持部材28,28を介して、前記昇降機構15のスライダ22に片持ち構造で支持されている。したがって、前述した駆動ペダル16及び加圧ペダル24を踏み込み操作することにより、必要に応じた高さに昇降可能となっている。

0015

また、前記各ハンドル10,10には、梁部材11のやや下方に位置して、支持ロッド30,30の一端が回動自在に軸支されている。各支持ロッド30,30は本発明の吊下げ支持部を構成する部材であり、互いに平行をなして先端が腰掛け部3の他端部付近まで延出している。各支持ロッド30,30は、図2に示したように略水平をなす使用状態と、直立した非使用状態とに回動可能であり、各支持ロッド30,30には、腰掛け部3の上方側で前後方向のほぼ中央の左右側部に位置して、支持ベルト31がそれぞれ取り付けられている。各支持ベルト31,31の一方側の自由端にはバックル32が設けられ、他方側の自由端にはバックル32に係脱自在なタング33が設けられており、さらに図示しないが各支持ベルト31,31は少なくともいずれか一方側が長調整が可能となっている。したがって、バックル32にタング33を係合することにより、各支持ベルト31,31が一体化し、これにより本発明の位置固定用部材が構成されるようになっている。

0016

次に、以上の構成からなる介護補助装置1を用いて、被介護者をベットから車椅子へ移乗させる場合の手順の一例を説明する。まず、介護補助装置1をベッドに近づけ、腰掛け部3を腰掛け部3をベッド100の側部に腰掛けている被介護者Aの両足間へ移動する。そのまま腰掛け部3を押し下げてベッド100の床面との段差をなくし、その状態で固定する。そして、図5に示すように、被介護者Aを腰掛け部3上へ移動させ、上体保持部材4にて被介護者Aの上体を保持する。なお、以上の作業中には、被介護者Aの手助けの邪魔にならないように支持ロッド30,30を非使用状態に直立させておく。また、被介護者Aを腰掛け部3に腰掛けさせる際には、腰掛け部3をベットの高さに合わせるように昇降させ、腰掛け部3をベッドの側部を内側へ押した状態とし、その腰掛け部3に被介護者Aの臀部を乗せるようにしてもよい。

0017

引き続き、腰掛け部3を上昇させて介護補助装置1をベット100から引き離し、車椅子の近くまで移動したら、支持ベルト31,31の一方側の端部を被介護者と腰掛け部3との間に通し、他方側の支持ベルト31の端部にバックル32及びタング33を用いて連結する。さらに、支持ベルト31の長さを調整して緩みをなくし被介護者を位置固定した後、腰掛け部3を下降させる。これにより、図6に示したように、支持ベルト31,31によって被介護者Aを下から支えて吊り下げ固定した状態、つまり被介護者Aを腰掛け部3の上方に浮かせた状態とする。かかる状態で車椅子101の前方側から、被介護者Aと腰掛け部3との間に車椅子101のシート102が位置するまで介護補助装置1を前進させる。

0018

このとき、被介護者Aにおいては、上体保持部材4によって上半身を保持されているため、支持ベルト31,31によって吊り下げ固定した状態であっても揺動することがなく安心である。また、支持ベルト31,31が、その延在途中で被介護者Aを下から支えるものであるため、被介護者Aが体力衰え高齢者であったとしても、被介護者Aに肉体的負担が加わることがほとんどない。

0019

そして、介護補助装置1を所定位置まで前進させたら、腰掛け部3を上昇させて被介護者Aをシート102を挟んで腰掛け部3に着座させ、支持ベルト31,31を外す。しかる後、腰掛け部3を下降させて介護補助装置1を後退させる。これにより、被介護者Aを車椅子101へ移乗させることができる。また、上述した手順と逆の手順によって被介護者Aを車椅子101からベット100へ移すことができる。

0020

以上のことから明らかなように、介護者においては被介護者を持ち上げることなく、被介護者をベットから車椅子へ、また車椅子からベットへ移乗させることができる。しかも、被介護者においては移動中に無理な体勢を強いられることがなく、また被介護者に肉体的負担がかかることもない。したがって、被介護者に負担をかけることなく、ベットと車椅子との間で被介護者を移乗させる際における介護者の肉体的な負担を軽減させることが可能となる。また、本実施の形態においては、前述したように昇降機構15が介護者の踏力を駆動源として動作するものであるため、極めて単純な操作で腰掛け部3の昇降が行え、しかも電気等の動力源を事前に用意しておく必要がない。よって、使い勝手が良く、かつ高齢者にとっても扱いやすい。なお、かかる点以外の効果つについては、例えばバッテリーからの電力を駆動源として動作する他の昇降機構を採用した場合であっても得ることができる。

0021

また、本実施の形態においては、本発明の吊下げ支持部を構成する支持ロッド30,30を使用状態と非使用状態とに回動操作ができるものを示しが、支持ロッド30,30を装置本体2に着脱自在な別部品としてもよい。また、所定の吊り下げ強度が確保できれば上体保持部材4に吊下げ支持部を構成させ、それに支持ベルト31,31を取り付けるようにしてもよい。また、本実施の形態においては、腰掛け部3を中央開口状の便座型である場合を示したが、腰掛け部3は単なる板状としたものであってもかまわない。但し、便座型とした方が、支持ベルト31を被介護者と腰掛け部3との間に通す作業が容易である。

発明の効果

0022

以上説明したように本発明においては、介護者においては被介護者を持ち上げることなく、被介護者をベットから車椅子へ、また車椅子からベットへ移乗させることができ、しかも、被介護者においては移乗に際して無理な体勢を強いられることがないようにした。よって、被介護者に負担をかけることなく、ベットと車椅子との間で被介護者を移乗させる際における介護者の肉体的な負担を軽減することが可能となる。

0023

また、単純な操作で腰掛け部の昇降が行え、しかも使用時に電気等の動力源を確保する必要がないようにしたことから、使い勝手が良くかつ高齢者にとっても扱いやすい装置とすることができる。

図面の簡単な説明

0024

図1本発明の実施の形態を示す介護補助装置の外観斜視図である。
図2同介護補助装置の側面図である。
図3同介護補助装置の平面図である。
図4同介護補助装置の昇降機構を示す部分側面図である。
図5ベッドからの乗り移り状態を示す説明図である。
図6車椅子への乗せ換え状態を示す説明図である。

--

0025

1介護補助装置
3腰掛け部
4上体保持部材
18油圧シリンダ
20ガイドレール
22スライダ
30支持アーム
31 支持ベルト

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