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技術 ランド/グルーブ変化位置検出方法及びランド/グルーブ変化位置検出装置及び情報記録再生装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 大谷俊朗二口龍太郎
出願日 1999年10月26日 (20年8ヶ月経過) 出願番号 1999-303650
公開日 2001年5月11日 (19年1ヶ月経過) 公開番号 2001-126276
状態 拒絶査定
技術分野 光学的記録再生3(ヘッドの制御)
主要キーワード 変化点検出信号 代替信号 計数クロック 時間差データ 保持指令 時間差算出 カウントダウン動作 変化位置
関連する未来課題
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課題

光ディスク記録再生装置に使用される、ランドグルーブ極性切り替え制御において、光ディスク品質に依存しないランドとグルーブの代替変化位置検出信号を出力し、安定した極性の切り替えを目的とする。

解決手段

第1のカウンタ23を用い、ランドとグルーブの変化位置検出信号17とロータリエンコーダ16の原点信号15との時間差を検出し、さらにこの時間差に相当するデータを保持して第2のカウンタ26にプリセットし、前記第2のカウンタのカウンタ終了信号30をもってランドとグルーブの変化位置検出信号17の代替変化位置検出信号とする。

概要

背景

図3はランドグルーブにデータを記録する光ディスク概念図を示す。図3において(a)は光ディスクの平面図、(b)は図3(a)の一部分を拡大して示した図、(c)は光ディスクの断面を示す図である。

光ディスク11の表面には、例えばスパイラル状のトラックが形成されており(図示せず)、さらにそのトラックには、ランド7とグルーブ8が形成されている。図3(c)に示すようにランド7は凸面で、グルーブ8は凹面の溝である。図3(b)に示すように、このスパイラル状のトラックの1周毎にランドとグルーブが切り替わるが、その切り替わる位置(すなわちランド/グルーブ変化位置9)は、図3(a)に示すように光ディスク11の半径方向に一直線上にならんで形成されている。

また、図4は、図3に示した光ディスク11に対して、ランド7及びグルーブ8の変化位置を検出する機能を備えた情報記録再生装置の構成を示している。

この装置は、光ディスク11を回転駆動するモータ12と、光ディスク11にレーザー光照射しデータの記録再生を行う光ヘッド14と、光ヘッド14が出力する再生信号13を受けて、ランド7とグルーブ8の変化位置を検出し、ランド/グルーブ変化位置検出信号17を出力するランド/グルーブ変化位置検出回路18を備えている。

一般に、光ディスクに対してデータの記録動作再生動作を正しく行うためには、トラッキング制御を行う必要があるが、特にランドとグルーブが形成された光ディスクの場合には、ランドからグルーブ、もしくはグルーブからランドに切り替わるタイミングでトラッキング制御の極性を切り替える必要がある。そして、このトラッキング制御の極性を正しく切り替えるため、上記のランドとグルーブの変化位置を正しく検出する必要がある。

従来は、光ディスク上に記録されているランドとグルーブそれぞれの識別信号を再生信号13から検出することによってランドとグルーブの変化位置を検出していた。

すなわち、上記従来の情報記録再生装置では、光ヘッド14によって読みとった再生信号13中に含まれるランド又はグルーブの識別情報をランド/グルーブ変化位置検出回路18によって検出することによって変化位置を検出していた。

概要

光ディスク記録再生装置に使用される、ランドとグルーブの極性の切り替え制御において、光ディスクの品質に依存しないランドとグルーブの代替変化位置検出信号を出力し、安定した極性の切り替えを目的とする。

第1のカウンタ23を用い、ランドとグルーブの変化位置検出信号17とロータリエンコーダ16の原点信号15との時間差を検出し、さらにこの時間差に相当するデータを保持して第2のカウンタ26にプリセットし、前記第2のカウンタのカウンタ終了信号30をもってランドとグルーブの変化位置検出信号17の代替変化位置検出信号とする。

目的

本発明は、上記従来の問題を解決するもので、光ディスクの品質に依存せず、安定してランドとグルーブの変化位置を検出することができ、これによりトラッキング極性切り替えを安定して行うことができるランド/グルーブ変化位置検出方法及びランド/グルーブ変化位置検出装置、さらにこのランド/グルーブ検出方法を用いた情報記録再生装置等を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

スパイラル状または同心円状のトラックを備え、前記トラックにランドおよびグルーブが形成され、少なくとも光ディスク半径方向の一直線上に前記ランドと前記グルーブの変化位置を有する光ディスクに対し、前記変化位置を検出する方法であって、前記光ディスクが回転駆動される場合に、前記光ディスクの回転に同期して発信する信号の発信時と、前記光ディスクの回転中に前記変化位置が特定点を通過する時との時間差を保持しておき、前記信号の発信時を基準に前記保持した時間差を経過するタイミングで前記変化位置を検出することを特徴とするランド/グルーブ変化位置検出方法

請求項2

請求項1記載のランド/グルーブ変化位置検出方法を用いたランド/グルーブ変化位置検出装置であって、前記光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記時間差を保持する保持手段と、前記信号の発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段とを備えたランド/グルーブ変化位置検出装置。

請求項3

請求項1記載のランド/グルーブ変化位置検出方法を用いた情報記録装置であって、前記光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記光ディスクに対して情報を記録する記録手段と、前記時間差を保持する保持手段と、前記信号の発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段とを備えた情報記録装置。

請求項4

請求項1記載のランド/グルーブ変化位置検出方法を用いた情報再生装置であって、前記光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記光ディスクに対して情報を再生する再生手段と、前記時間差を保持する保持手段と、前記信号の発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段とを備えた情報再生装置。

請求項5

請求項1記載のランド/グルーブ変化位置検出方法を用いた情報記録再生装置であって、前記光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記光ディスクに対して情報を記録または再生する記録再生手段と、前記時間差を保持する保持手段と、前記信号の発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段とを備えた情報記録再生装置。

請求項6

前記光ディスクの回転に同期して一定タイミングで信号を発信する信号発信手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の装置。

請求項7

前記信号発信手段は原点信号を発信するロータリエンコーダであることを特徴とする請求項6記載の装置。

請求項8

前記光ディスクの回転に同期して一定タイミングで信号を発信する信号発信手段と、前記信号発信手段が信号を発信する時と前記光ディスクの回転中に前記変化位置が特定点を通過する時との時間差を算出する時間差算出手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の装置。

請求項9

前記光ディスク上に記録された、ランドとグルーブの識別情報から、前記ランドとグルーブの変化位置を検出する変化位置検出手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載の装置。

請求項10

前記スパイラル状または同心円状のトラックを備え、前記トラックにランドおよびグルーブが形成され、少なくとも前記光ディスクの半径方向の一直線上に前記ランドと前記グルーブの変化位置を備えた光ディスクに対し、前記変化位置を検出する装置であって、前記光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記光ディスクが回転駆動される時に、前記光ディスクの回転に同期して一定タイミングで信号を発信する信号発信手段と、前記光ディスク上に記録されたランドとグルーブの識別情報から前記ランドとグルーブの変化位置を検出する変化位置検出手段と、前記信号発信手段が信号を発信するタイミングと前記変化位置検出手段が変化位置を検出するタイミングとの時間差を算出する時間差算出手段と、前記時間差算出手段で算出した時間差を保持する保持手段と、前記信号発信手段の信号発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段と、前記計数手段で計数し終えたタイミングで前記変化位置を示す信号を出力する変化位置信号出力手段とを備えたランドグルーブ変化位置検出装置。

技術分野

0001

本発明は、光ディスク上に形成されているランドグルーブ変化位置を検出するための、変化位置検出方法及び変化位置検出装置、さらにこの検出方法を用いた情報記録再生装置等に関する。

背景技術

0002

図3はランドとグルーブにデータを記録する光ディスクの概念図を示す。図3において(a)は光ディスクの平面図、(b)は図3(a)の一部分を拡大して示した図、(c)は光ディスクの断面を示す図である。

0003

光ディスク11の表面には、例えばスパイラル状のトラックが形成されており(図示せず)、さらにそのトラックには、ランド7とグルーブ8が形成されている。図3(c)に示すようにランド7は凸面で、グルーブ8は凹面の溝である。図3(b)に示すように、このスパイラル状のトラックの1周毎にランドとグルーブが切り替わるが、その切り替わる位置(すなわちランド/グルーブ変化位置9)は、図3(a)に示すように光ディスク11の半径方向に一直線上にならんで形成されている。

0004

また、図4は、図3に示した光ディスク11に対して、ランド7及びグルーブ8の変化位置を検出する機能を備えた情報記録再生装置の構成を示している。

0005

この装置は、光ディスク11を回転駆動するモータ12と、光ディスク11にレーザー光照射しデータの記録再生を行う光ヘッド14と、光ヘッド14が出力する再生信号13を受けて、ランド7とグルーブ8の変化位置を検出し、ランド/グルーブ変化位置検出信号17を出力するランド/グルーブ変化位置検出回路18を備えている。

0006

一般に、光ディスクに対してデータの記録動作再生動作を正しく行うためには、トラッキング制御を行う必要があるが、特にランドとグルーブが形成された光ディスクの場合には、ランドからグルーブ、もしくはグルーブからランドに切り替わるタイミングでトラッキング制御の極性を切り替える必要がある。そして、このトラッキング制御の極性を正しく切り替えるため、上記のランドとグルーブの変化位置を正しく検出する必要がある。

0007

従来は、光ディスク上に記録されているランドとグルーブそれぞれの識別信号を再生信号13から検出することによってランドとグルーブの変化位置を検出していた。

0008

すなわち、上記従来の情報記録再生装置では、光ヘッド14によって読みとった再生信号13中に含まれるランド又はグルーブの識別情報をランド/グルーブ変化位置検出回路18によって検出することによって変化位置を検出していた。

発明が解決しようとする課題

0009

上記従来の情報記録再生装置では、光ディスクのランドとグルーブのそれぞれに記録された識別情報を検出し、この識別情報が切り替わるタイミングでトラッキング制御の極性切り替えを行っている。そのため、ディスク全領域又は一部の領域において上記の識別情報を正しく再生又は検出できない光ディスク(例えば、初期開発段階のディスクのように品質が十分でないものなど)では、トラッキング制御の極性の切り替えが正しくできないという問題を有していた。

0010

本発明は、上記従来の問題を解決するもので、光ディスクの品質に依存せず、安定してランドとグルーブの変化位置を検出することができ、これによりトラッキングの極性切り替えを安定して行うことができるランド/グルーブ変化位置検出方法及びランド/グルーブ変化位置検出装置、さらにこのランド/グルーブ検出方法を用いた情報記録再生装置等を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記課題を解決するため、本発明のランド/グルーブ変化位置検出方法は、スパイラル状または同心円状のトラックを備え、前記トラックにランドおよびグルーブが形成され、少なくとも光ディスクの半径方向の一直線上に前記ランドと前記グルーブの変化位置を備えた光ディスクに対し、前記変化位置を検出する方法であって、光ディスクが回転駆動される場合に、光ディスクの回転に同期して発信する信号の発信時と、前記光ディスクの回転中に前記変化位置が特定点(光ヘッドによる読みとり位置)を通過する時との、時間差を保持しておき、前記信号の発信時を基準に前記保持した時間差を経過するタイミングで前記変化位置を検出することを特徴とする方法である。

0012

この方法により、光ディスクの回転駆動時に発信される信号発信のタイミングと保持された時間差から変化位置を検出することができるので、光ディスクの品質に関係なく、ランドとグルーブの変化位置を確実に検出することができる。

0013

また、本発明のランド/グルーブ変化位置検出装置は、上記のランド/グルーブ変化位置検出方法を用いたものであり、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記時間差を保持する保持手段と、前記信号の発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段とを少なくとも備えたものである。

0014

この構成により、本発明のランド/グルーブ変化位置検出装置では、信号発信時を基準に保持手段で保持した時間差を計数することにより、変化位置が検出できるので、光ディスクの品質に依存せずランドとグルーブの変化位置を確実に検出することができる。

0015

また、本発明の情報記録装置は、上記のランド/グルーブ変化位置検出方法を用いた情報記録装置であって、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、光ディスクに対して情報を記録する記録手段と、前記時間差を保持する保持手段と、前記信号の発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段とを少なくとも備えたものである。

0016

この構成により、本発明の情報記録装置では、信号発信時を基準に保持手段で保持した時間差を計数することにより、変化位置が検出できるので、光ディスクの品質に依存せずランドとグルーブの変化位置を確実に検出することができる。

0017

また、本発明の情報再生装置は、上記のランド/グルーブ変化位置検出方法を用いたもので、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、光ディスクに対して情報を再生する再生手段と、前記時間差を保持する保持手段と、前記信号の発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段とを少なくとも備えたものである。

0018

この構成により、本発明の情報再生装置では、信号発信時を基準に保持手段で保持した時間差を計数することにより、変化位置が検出できるので、光ディスクの品質に依存せずランドとグルーブの変化位置を確実に検出することができる。

0019

また、本発明の情報記録再生装置は、上記のランド/グルーブ変化位置検出方法を用いたもので、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、光ディスクに対して情報を記録または再生する記録再生手段と、前記時間差を保持する保持手段と、前記信号の発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段とを少なくとも備えたものである。

0020

この構成により、本発明の情報記録再生装置は、信号発信時を基準に保持手段で保持した時間差を計数することにより、変化位置が検出できるので、光ディスクの品質に依存せずランドとグルーブの変化位置を確実に検出できる。

0021

また、本発明の装置は、光ディスクの回転に同期して一定タイミングで信号を発信する信号発信手段をさらに備えたことを特徴とするものである。

0022

この構成により、本発明の装置では、ランドとグルーブの変化位置検出が確実にできる。

0023

また、本発明の装置は、信号発信手段が、原点信号を発信するロータリエンコーダであることを特徴とするものである。

0024

この構成により、本発明の装置では、ランドとグルーブの変化位置検出が確実にできる。

0025

また、本発明の装置は、光ディスクの回転に同期して一定タイミングで信号を発信する信号発信手段と、前記信号発信手段が信号を発信する時と前記光ディスクの回転中に前記変化位置が特定点(光ヘッドによる読み取り位置)を通過する時との時間差を算出する時間差算出手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。

0026

この構成により、本発明の装置では、ランドとグルーブの変化位置検出が確実にできる。

0027

また、本発明の装置は、光ディスク上に記録された、ランドとグルーブの識別情報から、前記ランドとグルーブの変化位置を検出する変化位置検出手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。

0028

この構成により、本発明の装置では、最初の1回目だけは変化位置検出手段によりランドとグルーブの識別情報から変化位置を検出するが、その後は信号発信時を基準に保持した時間差を計数することで変化位置を検出するので、ランドとグルーブの変化位置検出が確実にできる。

0029

また、本発明の装置は、スパイラル状または同心円状のトラックを備え、前記トラックにランドおよびグルーブが形成され、少なくとも光ディスクの半径方向の一直線上に前記ランドと前記グルーブの変化位置を備えた光ディスクに対し、前記変化位置を検出する装置であって、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記光ディスクが回転駆動される時に、光ディスクの回転に同期して一定タイミングで信号を発信する信号発信手段と光ディスク上に記録されたランドとグルーブそれぞれの識別情報から前記ランドとグルーブの変化位置を検出する変化位置検出手段と前記信号発信手段が信号を発信するタイミングと前記変化位置検出手段が変化位置を検出するタイミングとの時間差を算出する時間差算出手段と、前記時間差算出手段で算出した時間差を保持する保持手段と、前記信号発信手段の信号発信時を基準に前記保持手段で保持した時間差を計数する計数手段と、前記計数手段で計数し終えたタイミングで前記変化位置を示す信号を出力する変化位置信号出力手段とを少なくとも備えたランドグルーブ変化位置検出装置である。

0030

この構成により、本発明のランドグルーブ変化位置検出装置では、信号発信手段が信号を発信するタイミングと変化位置検出手段の検知タイミングとの時間差が計数され、保持され、信号発信手段から発信された信号を基準にこの時間差を計数し、変化位置を示す代替えの信号が出力される。したがって、光ディスクの品質に依存せず、ランドとグルーブの変化位置検出が確実にできる。

発明を実施するための最良の形態

0031

以下本発明の実施の形態について、図1図2を用いて説明する。

0032

本発明の実施の形態における情報記録再生装置の構成を図1に示す。

0033

図1においてモータ12は、光ディスク11を回転駆動させる駆動手段である。光ヘッド14は、光ディスク11にレーザー光を照射することによりデータの記録・再生を行い再生信号13を出力する。なお、図1及びこの説明では記録信号に関する構成等については、本発明と直接関係しないので説明を省略する。ロータリエンコーダ16は、信号発信手段としての機能を有し、光ディスク11の回転に同期して一定のタイミングで信号を発信する。本実施の形態においては発信する信号の中から原点信号15を用いる。具体的には、光ディスク11が一回転するごとに一定タイミングで原点信号15を発信する。ランド/グルーブ変化位置検出回路18は、変化位置検出手段に相当し、光ディスク11上にそれぞれ記録されているランドとグルーブの識別情報を再生信号13から検出し、ランド/グルーブ変化位置検出信号17を出力する。周波数シンセサイザ20は、原点信号15を入力信号として受け、原点信号15の整数倍周波数を有するクロックを生成し、クロック信号19として出力する。

0034

フリップフロップ21は、セット入力には原点信号15、リセット入力にはランド/グルーブ変化位置検出信号17が入力され、原点信号15でセット、ランド/グルーブ変化位置検出信号17でリセットされるもので、イネーブル信号22を出力する。第1のカウンタ23は、イネーブル信号22とクロック信号19から、イネーブル信号22を整数倍し、時間差データ25を出力する。これらのフリップフロップ21と第1のカウンタ23により時間差算出手段を構成している。保持手段としての保持回路27は、時間差データ25を保持しておく。保持指令発生回路24は、保持回路27に保持回路の保持状態(保持、非保持)を制御するための保持信号28を出力する。つまり、保持信号28は、ランド/グルーブ変化位置検出信号17が入力されている保持指令発生回路24の出力信号であり、ランド/グルーブ変化位置検出信号17が初めてランド/グルーブの変化位置を検出したという状態になったときアクティブ(保持)状態となって、第1のカウンタ23の時間差データ25が保持された状態で第2のカウンタ26のデータ入力端子に入力するための役割を果たす。第2のカウンタ26は、計数手段と変化位置信号出力手段の両方の機能を有しており、保持データ29と原点信号15とクロック信号19が入力され、カウンタ終了信号30を発信する。

0035

次にこのような構成の情報記録再生装置の動作について、図1および図2を用いて説明する。

0036

図2図1に示した情報記録再生装置の動作を示すタイミングチャートである。

0037

なお、原点信号15が現れる時刻をT0、T2、T4とし、ランド/グルーブ変化位置検出信号17が現れる時刻をT1、T3、T5とする。

0038

図1に示す光ディスク11がモータ12によって回転すると、その回転に同期してロータリエンコーダ16から図2(a)の時刻T0で原点信号15が発信する。その原点信号15がフリップフロップ21のセット入力に入力すると、フリップフロップ21から出力信号であるイネーブル信号22がH(ハイ)レベルになり(図2(C))第1のカウンタ23に入力する。

0039

第1のカウンタ23はイネーブル信号22がハイレベル区間カウントするように設定しているので、時刻T0で、クロック信号19(図2(d))に基づいてカウントを開始する。

0040

図2(b)に示すように時刻T1でランドとグルーブの変化位置の信号であるランド/グルーブ変化位置検出信号17がランド/グルーブ変化位置検出回路より出力される。

0041

このランド/グルーブ変化位置検出信号17は、従来例で用いられたものと同じ信号であり、再生信号13に含まれているものであって、光ディスク上に記録されているランドとグルーブの識別情報を再生することにより得られる信号である。従って光ディスク11の品質が悪い場合には、識別情報を正しく読みだすことができず、この結果ランド/グルーブ変化位置検出信号17を正しく抽出できないことがあり得る。

0042

この実施の形態では、このランド/グルーブ変化位置検出信号17を一度だけ正しく検出する必要があるが、それ以降はこの信号が検出できなくても、以下に示すような動作によりランドとグルーブの変化位置を正しく認識できるものである。

0043

時刻T1でランド/グルーブ変化位置検出信号17がフリップフロップ21のリセット入力に入力されると、フリップフロップ21から第1のカウンタ23に出力していたイネーブル信号22がL(ロウ)レベルとなる(図2(C))。

0044

第1のカウンタ23は、時刻T1でイネーブル信号22がL(ロウ)レベルになった時にカウントを終了する。

0045

この、時刻T0、T1の時間差が原点信号15とランド/グルーブ変化位置検出信号17の時間差データ25、となる(図2(C))。具体的には、第1のカウンタ23により、イネーブル信号22が出力されている時刻T0から時刻T1の間を、クロック信号19を単位として0,1,2,3…fとカウントアップする。フリップフロップ21から第1のカウンタ23に出力していたイネーブル信号22がL(ロウ)レベルとなると第1のカウンタ23は、カウントを終了する。このとき、カウントされた時間差データ25は上記の値よりf値となる。

0046

この時間差データ25は、保持回路27によって保持される。

0047

具体的には、時刻T1に時間差データ25が、第1のカウンタ23から保持回路27に入力される。

0048

その時間差データ25を保持するために同時刻T1にランド/グルーブ変化位置検出信号17が保持指令発生回路24に入力される。その保持指令発生回路24から保持回路27に保持信号28が入力される。その結果、時刻T1に入力した時間差データ25を保持回路27で保持データとして保持する状態となる(図2(e))。

0049

その後も、ランド/グルーブ変化位置検出信号17は、保持指令発生回路24に時刻T3、T5と順次入力されるが(図2(b))、時刻T1で保持指令発生回路24に入力されたランド/グルーブ変化位置検出信号17によって、保持指令発生回路24は、アクティブ(保持)状態となっているために、その保持の状態を保ち続ける(図2(e))こととなる。

0050

ランド/グルーブ変化位置検出信号17の代替信号であるカウンタ終了信号30は、第2のカウンタ26で計数される。

0051

まず、第2のカウンタ26のプリセット入力に原点信号15、クロック入力にクロック信号19が入力されている。時刻T2に原点信号15(図2(a))が第2のカウンタ26に入力されると、保持回路27に保持していた時間差データ25である保持データ29が第2のカウンタ26にプリセットされる。

0052

第2のカウンタ26はカウントダウンカウンタであり、第2のカウンタ26内で保持データ29がクロック信号19を基準にカウントダウンされる。

0053

具体的には、原点信号15が第2のカウンタ26に入力された時、保持データ29の値は、クロック信号19を基準として、f値からf−1、f−2、・・3,2,1と減算される。その後、保持データ29の値が0となったとき第2のカウンタ26のカウンタ終了信号30が出力される。

0054

第2のカウンタ26の出力信号であるカウンタ終了信号30が現れるタイミングはランド/グルーブ変化位置検出信号17が時刻T1の次に現れる時刻T3と一致することとなる(図2(f))。

0055

このことより、第2のカウンタ26のカウンタ終了信号30を、ランド/グルーブ変化位置検出信号17の代替信号とみなすことができる。

0056

すなわち、仮に光ディスク11に品質上の問題があり、時刻T3でランド/グルーブ変化点検出信号17が検出できないとしても、カウンタ終了信号30を検出することで、ランドとグルーブの変化位置を知ることができることになり、光ディスクの品質に依存せず、安定してランドとグルーブの変化位置を検出することができる。

0057

また、時刻T2とT3の間でも第1のカウンタ23はランド/グルーブ変化位置検出信号17と原点信号15との時間差をその計数値として検出する動作を行うが、ランド/グルーブ変化位置検出信号17と原点信号15との時間差データ25の検出は、既に時刻T0とT1の間で第1のカウンタ23の出力データである時間差データ25によって完了している。その時間差に相当する第1のカウンタ23の時間差データ25は保持回路27の働きによって常に保持回路27の保持データ29として第2のカウンタ26のデータ入力端子に入力されている状態が継続されることになる。

0058

このことから、ランド/グルーブ変化位置検出信号17の時刻T1以降に現れる時刻T3、T5、T7…において、例えば、ディスクの品質の不備に起因したタイミングのずれ、あるいは、ランド/グルーブ変化位置検出信号17そのものが消滅した場合でも、前述した原点信号15による第2のカウンタ26へのプリセット動作、および第2のカウンタ26のカウントダウン動作が継続されることを示しており、第2のカウンタ26のカウンタ終了信号30は、常にランド/グルーブ変化位置検出信号17が本来現れるタイミングで発生することになり、ランド/グルーブ変化位置検出信号17の代替信号として機能することになる。

0059

以上のことより、仮に光ディスク11に品質上の問題があり、ランド/グルーブ変化点検出信号17が検出できないとしても、カウンタ終了信号30を検出することで、ランドとグルーブの変化位置を知ることができることになり、光ディスクの品質に依存せず安定してランドとグルーブの変化位置を検出することができる。

0060

なお、本発明の実施の形態では、第1のカウンタ23はイネーブル信号22がH(ハイ)レベルの区間でカウントするように設定しているが、L(ロウ)レベルの区間でカウントするような設定でもよい。

0061

また、本実施の形態では、第1のカウンタ23及び第2のカウンタ26による計数を行うためにロータリエンコーダ16からの原点信号15に同期し、かつ整数倍の周波数を有するクロック19を周波数シンセサイザ20で生成したが、一般的には、ロータリエンコーダ16は原点信号15とともに原点信号15に同期し、かつ整数倍の周波数を有する信号の出力機能を有しており、前述した二つのカウンタの計数クロックとしてこの信号を用いることも可能であり、その場合にはより簡単な構成で同様の結果を得ることができる。

0062

また、本実施の形態として情報記録再生装置について説明したが、これに限ることなくランドとグルーブ変化位置を検出する機能を備えていれば良く、その意味で、情報記録再生装置以外の、記録装置再生装置、変化位置検出装置などのいずれであってもよい。

0063

また、本実施の形態では、ランド/グルーブ変化位置検出回路18を用いて、最初の1回のみ従来方法と同様の方法で変化位置を検出したがこれに限らず、予め他の装置などで原点信号15の出力のタイミングとランド/グルーブ変化位置検出信号17の出力タイミングを求めて、この時間差の値を保持回路27に保持させておき、これを用いてランドとグルーブの変化位置を検出してもよい。この場合には、他の装置で時間差を求めるので、本装置の構成としては、変化位置検出手段及び、時間差算出手段が不要となる。

0064

また、光ディスクとして、スパイラル状のトラックを有するものを説明したがこれに限らず、同心円状のトラックを有するものであっても、ランドとグルーブの変化位置が光ディスクの半径方向の一直線上にあれば良い。

0065

また、信号発信手段としてロータリエンコーダを用いたがこれに限られるものではなく、光ディスクの回転に同期して一定周期で信号を発信するものであれば何でも良い。

発明の効果

0066

以上のように本発明のランド/グルーブ変化位置検出方法及びランド/グルーブ変化位置検出装置及び情報記録再生装置によれば、光ディスクの品質に依存することなくランドとグルーブの変化位置検出が確実となり、トラッキングの極性切り替えが安定して行え、光ディスクへのデータの記録再生が確実となる有効な効果が得られる。

図面の簡単な説明

0067

図1本発明の実施の形態による変化位置検出装置の構成図
図2本発明の実施の形態による変化位置検出装置の各部の動作を示すタイミングチャート
図3光ディスクの概念図
図4従来の情報記録再生装置の構成図

--

0068

7ランド
8グルーブ
9 ランド/グルーブ変化位置
11光ディスク
12モータ
13再生信号
14光ヘッド
15原点信号
16ロータリエンコーダ
17 ランド/グルーブ変化位置検出信号
18 ランド/グルーブ変化位置検出回路
19クロック信号
20周波数シンセサイザ
21フリップフロップ
22イネーブル信号
23 第1のカウンタ
24保持指令発生回路
25時間差データ
26 第2のカウンタ
27保持回路
28保持信号
29保持データ
30 第2のカウンタのカウンタ終了信号

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