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技術 建物用面格子

出願人 松本金属株式会社
発明者 松本治男戸田光治
出願日 1999年10月22日 (20年6ヶ月経過) 出願番号 1999-338343
公開日 2001年5月8日 (18年11ヶ月経過) 公開番号 2001-123764
状態 特許登録済
技術分野 面格子、雨戸枠、戸袋 戸・窓の密封・換気・特殊装置 シャッタ等の閉鎖部材
主要キーワード 一体成型体 ハンドルギア 開閉度合 方形枠体 受けフランジ ルーバ構造 格子桟 パイプ型
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この項目の情報は公開日時点(2001年5月8日)のものです。
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図面 (10)

目的

180度回転できる建物用面格子を提供する。

構成

たて枠横枠とからなる取付枠と、その取付枠の中に左右方向に配置される面格子本体とを備える建物用面格子において、上記面格子本体は、ヒンジを介して他方の面格子本体の側に、好ましくは180度回転可能に形成されていることを特徴とする建物用面格子。

概要

背景

概要

180度回転できる建物用面格子を提供する。

たて枠横枠とからなる取付枠と、その取付枠の中に左右方向に配置される面格子本体とを備える建物用面格子において、上記面格子本体は、ヒンジを介して他方の面格子本体の側に、好ましくは180度回転可能に形成されていることを特徴とする建物用面格子。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

たて枠横枠とからなる取付枠と、その取付枠の中に左右方向に配置される面格子本体とを備える建物用面格子において、上記面格子本体は、ヒンジを介して他方の面格子本体の側に、好ましくは180度回転可能に形成されていることを特徴とする建物用面格子。

請求項2

ヒンジは一方の取付部が回転可能の面格子本体に、他方の取付部が中枠に、又は固定の面格子本体に、あるいはその他の固定支持体にとりつけられることを特徴とする請求項1記載の建物用面格子。

請求項3

面格子本体は、ルーバ羽が開口を調整できる機能をもって開閉できることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の建物用面格子。

技術分野

(5)ハンドルの回転を阻止するロック機構を備えているので強風振動等によってルーバ羽の回転がなくなり、常に所定の設定角度開閉度合を保持している。

発明が解決しようとする課題

0001

本発明はとくに緊急避難時の脱出に好適な建物用面格子の改良に関し、マンションベランダ廊下、住宅のベランダ、建物目隠し部分等にも適用できる。

課題を解決するための手段

0002

従来この種面格子の開閉構造引戸式と観音開き式である。前者は左右の面格子本体を面一にするためのレール構造コストアップとなっていた。後者は面格子の両側に位置している建物の外壁が、面格子よりも外側に突出しているために、面格子本体は、一杯に開けてもその開角度が90〜130度位であり、それゆえに先端側がベランダや廊下の通路にまで突出して緊急避難時の通路を妨害していた。しかも面格子本体の閉状態において中央で施錠するという施錠構造にも問題点があった。

0003

本発明つぎの特徴を備えている。その一つは「たて枠横枠とからなる取付枠と、その取付枠の中に左右方向に配置される面格子本体とを備える建物用面格子において、上記面格子本体は、ヒンジを介して他方の面格子本体の側に、好ましくは180度回転可能に形成されていることを特徴とする建物用面格子」である。その二つは「上記の面格子において、ヒンジは一方の取付部が回転可能の面格子本体に、他方の取付部が中枠に、又は固定の面格子本体に、あるいはその他の固定支持体にとりつけられることを特徴とする建物用面格子」である。その三つは「上記の面格子において、面格子本体は、ルーバ羽が開口を調整できる機能をもって開閉できることを特徴とする建物用面格子」である。

0004

本発明の実施形態を含めて図面を用いて以下に説明する。図1において1はベランタ等前記した箇所に使用できる本発明の建物用面格子である。該面格子は左右のたて枠2と、上下の横枠3とから取付枠を構成しており、上下横枠の中間に中枠4が固定して取付けられている。5は面格子本体であり、上記中枠を介在して左右方向に配置されている。面格子本体5はルーバ構造であり、横桟6、たて桟7、開口の大きさが調整できるようにして開閉できる多数枚のルーバ羽8で形成されている。このルーバ羽に替えて多数本のパイプ縦方向に、または横方向に、あるいは格子桟の形状に組んだもの、さらには面板を用いた形状であってもよい。

0005

9はヒンジであり、左右に配置している面格子本体5それぞれの内側で、しかも中枠との間に位置せしめて、上下端部近傍にとりつけている。それゆえに面格子本体5はヒンジ9を介して他方の面格子本体の側に好ましくは180度回転可能に設けられている。言わば中枠にヒンジの一方の取付部をとりつけ、他方の取付部を回転可能の面格子本体にとりつけ、一方の面格子本体が他方の面格子本体の前側に回転して位置する構造である。10は左右の桟にとりつけているルーバ羽を開閉操作するためのハンドルで、これの操作によってルーバ羽8が適宜開口の大きさを替えて開閉される。

0006

11はパイプ型の操作部11aを有する施錠具であり、操作部を回動すると施錠部が面格子本体の被施錠部と施錠状態、または解錠状態となる。施錠機構細部を除いて公知であり、図示のように操作部がたて枠起立状態で収まっている際には解錠状態であり、操作部を把手して回動し、操作部がほぼ90度倒れて臥せた状態では施錠状態である。よって通常は面格子本体の閉状態では施錠状態とし、緊急避難時には操作部を操作して解錠状態として面格子本体を回転して開ける。

0007

図2図1の要部を拡大した説明図である。左右の面格子本体5のそれぞれの内側には中枠4がとりつけられており、ヒンジ9が、一方の取付部9aが面格子本体に、他方の取付部9aが中枠に適宜止具にて固定されている。しかして一方の面格子本体5は他方の面格子本体の側に180度回転した状態(点線で示す面格子本体5)に回転移動している。面格子本体の回転が180度回転できるように保持するためにはそれに付着しているヒンジの取付部が当然に180度回転しなければならず、その回転を阻止する障壁があってはならない。その1つとして図示のごとくヒンジの回転軸を中枠やその他の障壁物より前方に突出せしめている。

0008

図3図4図5においてたて桟7、7間にルーバ羽8が回転軸12を介して回転可能に、つまり開閉可能に取り付けられている。ルーバ羽8は合成樹脂製、アルミ製等の軽量材からなる中空型材であり、略偏平状にして中間に2本の骨を入れて、3つの空間を形成している。その中間部の中空部8aには両側から回転軸12の一端側が挿入されている。回転軸の他端側はたて桟に回転自在に取り付けられている。

0009

回転軸12は、合成樹脂等からなる一体成型体であり、該回転軸はこの実施例ではハンドルがつかないたて桟に軸支しているものと、ハンドルがつくたて桟に軸支しているものとは形状、構造を異にしている。前者の回転軸12はルーバ羽の中間部の中空部に一端側の板状部12aが挿入されており、他端側の軸部12bが回転軸となってたて桟の軸孔に挿入されており、かつ受けフランジ12cがルーバ羽とたて桟の間に介入した形で保持している。よった回転軸は挿入のみで保持されている。つぎにハンドルがとりついている縦桟に軸支している回転軸12は一端側に前記の物と同様に、ルーバ羽の中間部の中空部に挿入される板状部12aがあり、中間に回転軸部12bと一体の回転カム12dがあり、他端側に2個の突起状の係合部12e、12fがあり、これらが一体成型されている。しかして図示のとおりルーバ羽の中空部には回転軸の板状部12aが縦桟の軸孔を介して挿入されており、かつ縦桟の軸孔に軸部12bが、外側には回転カムの一面側が当てつけられるような状態で回転軸が取り付けられている。

0010

しかして回転軸の延長線上に設けた係合部12eには扇形回転ギア13の軸孔13aが挿入されて一体的に固定されており、回転カムの先端側に設けている係合部12fは回転ギアの係合孔13bに一体的に係合されている。7aはたて桟の一部を構成する外蓋である。この蓋に回転カムの係合部12eが近接状態に位置するように設計しているので、回転軸は何らの止め具をもちいることなく、外蓋が当て部となりルーバ羽から脱出することがなく保持される。勿論他の手段で回転軸のルーバ羽からの脱出を阻止する構造とすることができるが、上記実施例のものであればルーバ羽の両側の中空部に挿入される回転軸が脱出することがない。

0011

操作用のハンドル10は周囲を凸部10a、凹部10bの凹凸状に形成してあり、この凸部に目盛りを付して操作ダイヤルと称してもよい。このハンドルの軸部10dの周囲には小径ギア10cを一体に形成している。このギア10cが回転ギア13と噛合して、回転ギア13を回転せしめ、それと連動して回転カムを通して回転軸が回転し、ルーバ羽を回転せしめる。ハンドルの回転方向追従して回転ギアを通してルーバ羽が回転することによってルーバ羽が開の状態、閉の状態を保つ。よってハンドルの回転角度によってルーバ羽が開閉する開口の大きさが変化することが理解できる。

0012

14はアームであり、たて桟の長手方向に配設している。該アームに係合孔が長手方向に沿って所定数形成してあり、この係合孔にルーバ羽のそれぞれと連動している回転軸12の回転カム12dの係合部12fを係合している。それゆえにハンドル10の回転操作によってギア10cから回転ギア13を回転せしめ次いでそれと連動する回転カム12dを回転せしめ、同時に係合部12fを介してアームが上下方向に移動する。それと同時にアームの係合孔に係合しているその他の回転カムが回転するので、ルーバ羽が連動して回転する。図3で点線で示しているルーバ羽および回転カムはアームの移動によって回転カムおよびルーバ羽を回転している状態を示す。

0013

図6図7は主にケース15中にある操作用ハンドル10のロック機構を説明するための図面である。ケース15にはハンドル10c、ギア10c、回転ギア13の一部、ロックボタン16、ストッパ17、スプリング18などが収められている。ロックする場合にはロックボタン16を上方に押上げると、ストッパ17がスプリング18に付勢された状態でハンドル10の凹部10bに嵌まってハンドルの回転を阻止する。それゆえにその状態ではルーバ羽が開閉せず所定の開口を保持している。

0014

ロックを外す場合にはロックボタンを下げる方向に押し下げると、ロックボタンの突起部16cがストッパ17を押動し、ストッパ17がスプリング18に抗して押し下げられて凹部10bから外れてハンドルの回転が可能となる。ロックボタン16は板状体の両端の上下端に鉤型の押動部16a、16bを形成しており、上下方向にスライドできる構造としている。またケース15とは互いに凹凸係合できるように長手方向の所定箇所に係合部15a、16dを形成している。これによってロックボタンの予期せぬ移動を阻止しているが、必ずしも必要でない。19はケースの蓋である。

0015

図8図9は別の実施例である。この発明はヒンジ9が、その取付部9a、9bが左右に配置している面格子本体5と止具等にて取り付けている。図9の点線で示している面格子本体5は右側の面格子本体を180度回転した状態である。この場合左側の面格子本体5は適宜手段で固定しているので片開きである。どちらを固定してもよい。またヒンジの軸部を上枠および下枠に適宜固定してヒンジの左右一対の取付部が回転できれば、左右の面格子本体はそれぞれが回転できることは十分に理解できる。上記実施例と異なるのは中枠が介在していない点である。なお11は施錠具である。これと対面しているたて枠2に被施錠部が形成されている。これらは公知の施錠機構である。以上本発明の実施例について説明しているが、本発明の技術思想を逸脱しない限りの設計変更ができることは言うまでもない。

図面の簡単な説明

0016

本発明は次の作用、効果を奏する。従来公知のこの種面格子はいろいろな構造のものがあるが、その構造は方形枠体の中に収まっている面格子本体は引戸式のもの、観音開き式のものがある。前者は左右の面格子本体を面一にするためのレール構造がコストアップとなっていた。また開口面積にも問題点があった。後者はヒンジが建物側の端部に設けていることからして、面格子本体の回転角度が180度近くまで回転できず、しかも面格子本体の閉状態において中央で施錠するという施錠構造にも問題点があった。本発明の面格子は上記問題点を一挙に解決しており実用価値大である。なお面格子本体を本発明のルーバ構造の採用により以下の作用効果がある。
(1)ルーバ羽が中空型材であり、軽量な材質からなっているので軽量であり、中間部の仕切り骨によって補強されている。
(2)回転軸のルーバ羽との止具による固定を省略しており、部材の削減により組立性がよく、コスト低下を図っている。
(3)回転軸と回転カムが一体成型されているので、組立性、コスト削減、作動の一体性に寄与している。
(4)回転カムに回転ギアが連動し、ハンドルギアが回転ギアに連動する構成によって、ハンドルの回転操作によって大人小人を問わず簡単に、確実に開閉操作ができる。

--

0017

図1本発明の建物用面格子の一実施例を示す要部正面図。
図2図1の要部を拡大した平面状態から矢視の説明図。
図3図1ルーバ回転機構を縦断面側からみた概略図。
図4図1のルーバの回転機構を横断面側からみた概略図。
図5図1のルーバの開閉機構に係る部材の分解斜視図。
図6図5に示す各部材の組み立て状態を示す説明図。
図7ハンドルのロック機構を示す略斜視図。
図8本発明の面格子の他の実施例をしめす要部正面図。
図9図8の要部を拡大した平面状態から矢視の説明図。

0018

1建物用面格子
2たて枠
3横枠
4中枠
5 面格子本体
6横桟
7たて桟
8ルーバ羽
9ヒンジ
9a取付部
9b 取付部
10ハンドル
11施錠具
12回転軸
13回転ギア
14アーム
15 ケース

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