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技術 入隅用コーナー材、及びこれを用いた屋内壁の入隅部の処理方法

出願人 有限会社箕輪内装
発明者 箕輪基八郎
出願日 1999年10月29日 (21年3ヶ月経過) 出願番号 1999-307928
公開日 2001年5月8日 (19年9ヶ月経過) 公開番号 2001-123636
状態 拒絶査定
技術分野 壁の仕上げ
主要キーワード 長尺柱状 圧縮成形材 四角柱体 屋内壁面 圧縮成形板 端縁面 合成板 長尺平板状
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この項目の情報は公開日時点(2001年5月8日)のものです。
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図面 (5)

課題

従来の入隅コーナー材は、作業効率が悪いゆえに作業コストが高く、また経年変化による不具合が発生し易いという問題があった。

解決手段

入隅用コーナー材(1、3)をL字状断面形の長尺柱体に形成し、長手方向の2側面(11、12)を平坦化し、幅寸法(W)を壁下地材肉厚寸法(T)と同一に形成する。このコーナー材は四角柱体から一部の四角柱体(2)を削除して形成してもよく、四角柱体(30)の短手一方側の角辺により小形の四角柱体(31)を一体化して形成してもよい。該コーナー材を用いた入隅部の処理方法は、コーナー材の凸側直交面(14a、14b)を入隅部(13)に取付け固定し、壁下地材(4)を凸側直交面と直交する側面に、端縁面(40)を当接させた状態で胴縁(6)や間柱に固定した後、凹側直交面(13a、13b)、及び壁下地材の表面を覆うように壁装材(8)を張り付けて行う。

概要

背景

ところで、かかる入隅部の処理の不具合は、出隅部においても同様であり、かかる問題を解決するものとして、図面は省略するが、厚さ1ミリメートル以下、幅2ミリメートル以下の合成樹脂製、又は金属製からなる長尺平板状板材2枚を、長手方向の端辺どうしを蝶番部で連結し、かつその板材の表面に多数の穿孔を形成してなるコーナー材を出隅部に適用したものが考案されていた(実公昭62−40030号)。

かかるコーナー材は、蝶番部を建物の出隅部に当てがい、この部分を直角に屈曲させて左右両側の平板をそれぞれ壁下地材接着剤等で貼り付けることにより該入隅部を平坦化するものである。そして、角部のエッジ鋭利なものとするため、蝶番部の幅は2ミリメートル以下としている。また、エッジに丸みを付けたものもあった(実開平6−35475号)。

概要

従来の入隅用コーナー材は、作業効率が悪いゆえに作業コストが高く、また経年変化による不具合が発生し易いという問題があった。

入隅用コーナー材(1、3)をL字状断面形の長尺柱体に形成し、長手方向の2側面(11、12)を平坦化し、幅寸法(W)を壁下地材の肉厚寸法(T)と同一に形成する。このコーナー材は四角柱体から一部の四角柱体(2)を削除して形成してもよく、四角柱体(30)の短手一方側の角辺により小形の四角柱体(31)を一体化して形成してもよい。該コーナー材を用いた入隅部の処理方法は、コーナー材の凸側直交面(14a、14b)を入隅部(13)に取付け固定し、壁下地材(4)を凸側直交面と直交する側面に、端縁面(40)を当接させた状態で胴縁(6)や間柱に固定した後、凹側直交面(13a、13b)、及び壁下地材の表面を覆うように壁装材(8)を張り付けて行う。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

所定の矩形状から、その1つの角部とこの角部で直交する2辺を所定長さ含んで矩形状に切り取って形成される様形のL字状断面形を有する長尺柱体に形成し、該L字状の直交放射方向(D)に面した長手方向に延びる2個の側面(11、12)を、それぞれ平坦にすると共に、その幅寸法(W)を壁下地材肉厚寸法(T)と同一となるように設定したことを特徴とする入隅コーナー材

請求項2

L字状断面形を有する長尺柱体の形成において、長尺状の四角柱体から、長手方向の延びる角辺とこれに直交する2側面の所定幅を含んで形成される長尺状の四角柱体(2)を、削除することにより形成したことを特徴とする入隅用コーナー材。

請求項3

L字状断面形を有する長尺柱体の形成において、長尺状の四角柱体(30)の最大側面(30a)上であって、その面の短手方向一方側の角辺(30b)に寄った位置に、これより小形の長尺状の四角柱体(31)を、互いの角辺同士(30b、31a)を揃えて一体化して形成したことを特徴とする請求項1記載の入隅用コーナー材。

請求項4

請求項1、2、又は3記載の入隅用コーナー材(1、3)を室内壁の入隅部の高さにあわせて切断し、該入隅用コーナー材(1、3)の凸側直交面(14a、14b)を入隅部に取付け固定し、次いで、壁下地材(4)を、上記凸側直交面(14a、14b)とそれぞれ直交する側面(11、12)に、壁下地材(4)の端縁面(40)を当接させた状態で胴縁(6)や間柱に固定した後、入隅用コーナー材(1、3)の内角の入隅角部(13)とこれ直交する凹側直交面(13a、13b)、及びこれと面一となる壁下地材(4)の表面とを覆うようにして、壁装材(8)を張り付けて処理したことを特徴とする入隅用コーナー材を用いた屋内壁の入隅部の処理方法

技術分野

0001

本願発明は、屋内壁面への壁装材の貼着前に、入隅部の下地処理として取付ける入隅用コーナー材、及びこれを用いた屋内壁の入隅部の処理方法に関する。

0002

近年、多くの建築物の屋内壁面には、紙製、布製、合成樹脂シート、等の壁装材が使用されている。この種の壁装材を貼着する場合、綺麗な仕上げを得るためには、下地処理の如何が仕上げに大きく影響し、その下地面凹凸のない平滑な面に仕上げる必要があった。これら壁下地材としては、例えば、プラスターボード通称コンパネと言われる合板を用いるのが一般的であった。しかし、壁下地材の切断面や継ぎ合わせ目地などにすき間が生じたりして不具合が生じ易く、このため入隅部の仕上げはなかなか困難なものであった。また、施工当初は一応綺麗に処理して仕上げていても、経年変化や入隅部への衝撃などにより、後に不具合が露呈してくることが多々あった。

背景技術

0003

ところで、かかる入隅部の処理の不具合は、出隅部においても同様であり、かかる問題を解決するものとして、図面は省略するが、厚さ1ミリメートル以下、幅2ミリメートル以下の合成樹脂製、又は金属製からなる長尺平板状板材2枚を、長手方向の端辺どうしを蝶番部で連結し、かつその板材の表面に多数の穿孔を形成してなるコーナー材を出隅部に適用したものが考案されていた(実公昭62−40030号)。

0004

かかるコーナー材は、蝶番部を建物の出隅部に当てがい、この部分を直角に屈曲させて左右両側の平板をそれぞれ壁下地材に接着剤等で貼り付けることにより該入隅部を平坦化するものである。そして、角部のエッジ鋭利なものとするため、蝶番部の幅は2ミリメートル以下としている。また、エッジに丸みを付けたものもあった(実開平6−35475号)。

発明が解決しようとする課題

0005

上記の出隅部用のコーナー材を入隅部に適用する場合、入隅部を構成する柱に直角方向から壁下地材を突き合せて入隅部を形成し、その突き合わせ部を平坦化する目的でその隅角部(直角部の内角)を覆うようにして取付けるものであるため、そのコーナー材の肉厚は可能な限り薄く目立たないものにする必要があった。このため、コーナー材を薄肉の合成樹脂製や薄板金属で形成し、かつ接着材塗着を良くするため多数の穿孔を設けるようにしていた。

0006

しかし、上記のコーナー材は壁下地材の上に接着されるので、肉厚が非常に薄いコーナー材を用いた場合でも、壁下地材とコーナー材との間に僅かな段差が生じるため、それらの表面部分見掛け上均一を成すように、多量のパテ材を用いて、壁装材施工のための下地処理を行う必要があった。

0007

また、これらの薄板状の材質熱膨張率の違いが大きく影響し、施工当初はあまり目立たないが、長期間が経過すると膨張収縮を繰り返して、当初の寸法より大きくなってしまう現象が見られた。この寸法の狂いは、壁装材の盛り上がりや亀裂を生じさせて美観を損ねる問題があった。

0008

さらに、穿孔を形成している場合には、接着剤が壁装材の裏面にも影響を及ぼし、長期間が経過すると壁装材の表面にシミや変色が顕在化してきて、これもまた問題となっていた。

0009

そこで、本願発明は上記問題に鑑みて為されたものであり、一般的に出回っている規格角材を削除加工することにより簡易かつ安価に製造することができると共に、木質材を用いているため入隅部の柱や胴縁とのなじみを良くすることができ、これにより入隅部の仕上げ性が良くなり、かつ経年変化による不具合の露呈の回避を目的とする入隅用コーナー材、及びこれを用いた屋内壁の入隅部の処理方法を提供するものである。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するため、本願にかかる屋内壁の入隅部に取付けるコーナー材は、所定の矩形状から、その1つの角部とこの角部で直交する2辺を所定長さ含んで矩形状に切り取って形成される様形のL字状断面形を有する長尺柱体に形成し、該L字状の直交放射方向(D)に面した長手方向に延びる2個の側面(11、12)を、それぞれ平坦にすると共に、その幅寸法(W)を壁下地材の肉厚寸法(T)と同一となるように設定して形成する。

0011

そして、上記L字状断面形を有する長尺柱体の形成は、長尺状の四角柱体から、長手方向の延びる角辺とこれに直交する2側面の所定幅を含んで形成される長尺状の四角柱体(2)を、削除して形成してもよい。また、長尺状の四角柱体(30)の最大側面(30a)上であって、その面の短手方向一方側の角辺(30b)に寄った位置に、これより小形の長尺状の四角柱体(31)を、互いの角辺(30b、31a)同士を揃えて一体化して形成してもよい。

0012

次に、上記構成の入隅用コーナー材を用いた屋内壁の入隅部の処理方法は、先ず、入隅用コーナー材(1、3)を室内壁の入隅部の高さにあわせて切断し、該入隅用コーナー材(1、3)の凸側直交面(14a、14b)を入隅部に取付け固定し、次いで、壁下地材(4)を、上記凸側直交面(14a、14b)とそれぞれ直交する側面(11、12)に、壁下地材(4)の端縁面(40)を当接させた状態で胴縁(6)や間柱に固定した後、入隅用コーナー材(1、3)の内角の入隅角部(13)とこれ直交する凹側直交面(13a、13b)、及びこれと面一となる壁下地材(4)の表面とを覆うようにして、壁装材(8)を張り付けることにより行うものである。

0013

なお、括弧で示した数字は、本願発明の構成の理解を容易にするために参考として実施形態の説明に用いた番号を示したもので、この実施形態の構成に限定するものでないことはもちろんである。

発明を実施するための最良の形態

0014

次に、本願入隅用コーナー材の具体的実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態例の入隅用コーナー材を示す中間省略斜視図であり、図2は、本実施形態例の他の例の入隅用コーナー材を示す中間省略斜視図であり、図3は本実施形態例の取り付け状態の一例を示す斜視図であり、さらに図4はその取り付け過程を説明する斜視図である。

0015

入隅用コーナー材(以下「コーナー材」)1は、単板、合板、若しくは古紙やチップ材木粉圧縮成形板合成板、又は合成樹脂板からなり、その形体は、長尺状の四角柱体の木材を、一端側から他端側へ渡って長さ方向に沿う一辺の角部20を含む長尺状の四角柱体2を削除した形状を成している。そして、L字の直交放射方向Dに面した長手方向の2個の側面11,12を、それぞれ平坦に形成し、さらにその幅寸法Wは、当接される壁下地材4の肉厚Tと同一に設定している。

0016

また、削除される四角柱体2の厚さHは、上記側面の幅Wより小さく設定しており、これにより入隅量の少ない入隅部へも適用させることができる。なお、直交する内角側の入隅角部13には、必要により若干の丸みを形成してもよい。

0017

本実施例の寸法は、加工前の断面形が65mm×18mmであり、削除部分の断面形は52.5mm×(H)5.5mmとしている。これにより、該L字の直交放射方向Dに面した長手方向の2個の側面11、12の幅Wは、共に12.5mmの同一寸法となる。なお、上記実施例では、コーナー材1の成形を角材からの削り出しにより行っているが、これに限らず、木粉等の圧縮成形材を用いる場合には、断面L字状柱状体型成形としてもよい。

0018

さらには、図2に示すように、大形の長尺状の四角柱体30の最大側面30a上であって、長手方向に延びる角辺30bに寄った位置に、これより小形の長尺状の四角柱体31の角辺31aを揃えるようにして、張り付けて断面L状の長尺柱状体のコーナー材3を形成するようにしてもよい。
施工方法

0019

上記構成により、当該コーナー材1、3を用いた入隅の処理は、先ず、取付け高さ(例えば、天井高さ)にあわせてコーナー材1、3をノコギリ等で切断した後、入隅を構成する柱5に取付けた受け材50を介して取付けた胴縁6に、直交する凸側直交面14a、14bを当接させるようにして取付け、接着剤又は木ネジ等で固着する。次いで凸側直交面14a、14bと直交し、直交放射方向に面した側面11、12に、壁下地材4の端縁面40を適合当接させ胴縁6や間柱(図示省略)に固定する。そして、必要によりこの当接させた目地部7の間隙を埋めるようにパテ等の目地材充填して平滑に仕上げるようにしてもよい。かかる処理の後、このコーナー材1、3の内角の入隅角部13とこれ直交する凹側直交面13a、13bを覆うようにして壁紙等の壁装材8を張り付けることにより仕上げる。

発明の効果

0020

本願発明のコーナー材を以上のように構成することにより、廃材等を再生利用して成形することも、及び既定寸法の角材を削除加工、または張り付け加工により形成することができ、予め安価に造作しておくことも、または現場において既存の材料を加工して使用することもできる。

0021

また、自然材やパーチクルボードを加工した木質材を使用した場合は、柱とのなじみも良く、また熱膨張の影響もなく、長年の使用によっても不具合が発生し難くなる著しい効果もある。

0022

以上の効果を有するコーナー材により、屋内の入隅への壁装材の貼り付けにおいて、下地処理を確実かつ安価に行うことができ、仕上げ面を綺麗にすることができると共に、長期間施工当初の状態を長く保つことができる顕著な効果を有するものである。

図面の簡単な説明

0023

図1本実施形態例の入隅用コーナー材の中間省略斜視図である。
図2本実施形態例の他の例の入隅用コーナー材を示す中間省略斜視図である。
図3本実施形態の取り付け状態を示す斜視図である。
図4その取り付け過程を説明する斜視図である。

--

0024

1コーナー材
11,12 側面(直交放射方向〜)
13入隅角部
13a、13b凹側直交面
14a、14b凸側直交面
2四角柱体(切削部分〜)
20 角部(切削部分〜)
3 コーナー材
30 四角柱体(大形)
30a 最大側面
30b 角辺
31 四角柱体(小形)
31a 角辺
4壁下地材
40端縁面
5 柱
50受け材
6胴縁
7目地部
8壁装材
D 直交放射方向
H 四角柱体の厚さ
T 壁下地材の肉厚寸法
W 側面の幅寸法

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