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技術 焼却炉

出願人 有限会社船鋼
発明者 上間正俵
出願日 1999年10月8日 (21年9ヶ月経過) 出願番号 1999-288536
公開日 2001年4月20日 (20年3ヶ月経過) 公開番号 2001-108215
状態 未査定
技術分野 他に分類されない燃焼 廃棄物の焼却(5)
主要キーワード エア口 吸上げポンプ 補給ホース バーナ口 骨格材 大型廃棄物 水蒸気吸 焼却ガス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年4月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

有害物質を完全焼却すると共に極めて高い効率でゴミ焼却を行う焼却炉を提供する。

解決手段

焼却対象物Wの搬送路10aを有する箱状の焼却炉本体10と、少なくとも焼却炉本体10の上面と接するように焼却炉本体10の上部に配置構成された水蒸気発生タンク11と、焼却炉本体10で発生した燃焼ガス吸引し、さらに高温焼却することで有害物質を消滅させる高温消滅炉12と、高温消滅炉12と接続するとともに、その排出口13aが水蒸気発生タンク11の水面付近に設置される温燃用パイプ13と、温燃用パイプ13の排出口13a付近に配置された黒煙回収器15と、水蒸気発生タンク11で発生した水蒸気を冷却して液化する冷却装置16と、を備える。

概要

背景

従来より種々のゴミ焼却炉が開発されている。焼却すべきゴミの種類は多岐にわたっており、所謂産業廃棄物家庭廃棄物をはじめとする極めて多量のゴミが処理される。一方、近年ゴミ焼却所から有害なダイオキシン等が放出される等、深刻な社会問題にまで発展している。

従来ゴミ焼却所で一般に行われている焼却方法もしくは装置によれば、黒煙水蒸気分解するというものである。この水蒸気分解では炉内の燃焼により生じる黒煙が、焼却所の煙突から排出される際白煙状に見えるため、一見すると安全性があるように見える。

概要

有害物質を完全焼却すると共に極めて高い効率でゴミ焼却を行う焼却炉を提供する。

焼却対象物Wの搬送路10aを有する箱状の焼却炉本体10と、少なくとも焼却炉本体10の上面と接するように焼却炉本体10の上部に配置構成された水蒸気発生タンク11と、焼却炉本体10で発生した燃焼ガス吸引し、さらに高温焼却することで有害物質を消滅させる高温消滅炉12と、高温消滅炉12と接続するとともに、その排出口13aが水蒸気発生タンク11の水面付近に設置される温燃用パイプ13と、温燃用パイプ13の排出口13a付近に配置された黒煙回収器15と、水蒸気発生タンク11で発生した水蒸気を冷却して液化する冷却装置16と、を備える。

目的

本発明はかかる実情に鑑み、特に有害物質を完全焼却すると共に極めて高い効率でゴミ焼却を行う焼却炉を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

底部に焼却対象物搬送路を有する箱状の焼却炉本体と、少なくとも焼却炉本体の上面と接するように該焼却炉本体の上部に配置構成された水蒸気発生タンクと、焼却炉本体で発生した燃焼ガス吸引し、さらに高温焼却することで有害物質消滅させる高温消滅炉と、高温消滅炉と接続するとともに、その排出口が水蒸気発生タンクの水面付近に設置される温燃用パイプと、温燃用パイプの排出口付近に配置された黒煙回収器と、水蒸気発生タンクで発生した水蒸気を冷却して液化する冷却装置と、を備えたことを特徴とする焼却炉。

請求項2

黒煙回収器は、温燃用パイプの排出口付近で回転可能に支持された網体を有することを特徴とする請求項1に記載の焼却炉。

請求項3

冷却装置によって回収された水を水蒸気発生タンクに供給する給水装置を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の焼却炉。

請求項4

冷却装置による給水を停止し、水蒸気発生タンク内の水を蒸発させることにより該タンク内の水に混入した黒鉛を回収するようにしたことを特徴とする1〜3のいずれかに記載の焼却炉。

技術分野

0001

本発明は、ゴミ焼却炉、特に有害物質を含む産業廃棄物等に対して有効に作用する焼却炉に関するものである。

背景技術

0002

従来より種々のゴミ焼却炉が開発されている。焼却すべきゴミの種類は多岐にわたっており、所謂産業廃棄物、家庭廃棄物をはじめとする極めて多量のゴミが処理される。一方、近年ゴミ焼却所から有害なダイオキシン等が放出される等、深刻な社会問題にまで発展している。

0003

従来ゴミ焼却所で一般に行われている焼却方法もしくは装置によれば、黒煙水蒸気分解するというものである。この水蒸気分解では炉内の燃焼により生じる黒煙が、焼却所の煙突から排出される際白煙状に見えるため、一見すると安全性があるように見える。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来の水蒸気分解による焼却方法では、焼却所から放出される水蒸気ガス中に基準値以上の有害なダイオキシン等が含まれ、このような有害化学物質を焼却しきれないのが実情である。また、たとえば特に廃車した自動車等の大型ゴミにあっては、多種多様な材料を用いていることから処理に手間がかかる上、プラスチック材の焼却の際に有害化学物質が生じる等の問題がある。

0005

本発明はかかる実情に鑑み、特に有害物質を完全焼却すると共に極めて高い効率でゴミ焼却を行う焼却炉を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明による焼却炉は、底部に焼却対象物搬送路を有する箱状の焼却炉本体と、少なくとも焼却炉本体の上面と接するように該焼却炉本体の上部に配置構成された水蒸気発生タンクと、焼却炉本体で発生した燃焼ガス吸引し、さらに高温焼却することで有害物質を消滅させる高温消滅炉と、高温消滅炉と接続するとともに、その排出口が水蒸気発生タンクの水面付近に設置される温燃用パイプと、温燃用パイプの排出口付近に配置された黒煙回収器と、水蒸気発生タンクで発生した水蒸気を冷却して液化する冷却装置と、を備えたことを特徴とする。

0007

また、本発明による焼却炉において、黒煙回収器は、温燃用パイプの排出口付近で回転可能に支持された網体を有することを特徴とする。

0008

また、本発明による焼却炉において、冷却装置によって回収された水を水蒸気発生タンクに供給する給水装置を備えることを特徴とする。

0009

また、本発明による焼却炉において、冷却装置による給水を停止し、水蒸気発生タンク内の水を蒸発させることにより該タンク内の水に混入した黒鉛を回収するようにしたことを特徴とする。

0010

本発明によれば、この種のゴミ焼却炉において有害物質を含む多種類の廃棄物もしくはゴミを効率的に完全に焼却するととに、黒鉛を完全に除去する。これにより焼却炉からは有害物質が放出される危険がない。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、図面を参照して、本発明による焼却炉の実施の形態を説明する。図1図3は、この実施形態における焼却炉の全体構成を示している。この例では焼却炉は、底部に焼却対象物(たとえば自動車等の大型の廃棄物Wとする)の搬送路10aを有する箱状(図4参照)の焼却炉本体10と、少なくとも焼却炉本体10の上面と接するように該焼却炉本体10の上部に配置構成された水蒸気発生タンク11と、焼却炉本体10で発生した燃焼ガスを吸引し、さらに高温焼却することで有害物質を消滅させる高温消滅炉12と、高温消滅炉12と接続し、その排出口13aが水蒸気発生タンク11に溜められる水の水面14付近に設置される温燃用パイプ13と、温燃用パイプ13の排出口13a付近に配置された黒煙回収器15と、水蒸気発生タンク11で発生した水蒸気を冷却して液化する冷却装置16と、を備えている。

0012

焼却炉本体10および水蒸気発生タンク11等の基本構造は、所定板厚鉄板骨格材を介して結合させてなる。焼却炉本体10の搬送路10aには、一方の投入口17から廃棄物Wがそのままのかたちで投入され、搬送されながら焼却された廃棄物Wが取出口18において取り出される。焼却炉本体10は水蒸気発生タンク11の底板19によって仕切られるが、この例では焼却炉本体10の両側を覆うように水蒸気発生タンク11が囲んでいる(図2図3参照)。

0013

焼却炉本体10の取出口18側の端部には図1および図3に示されるように、焼却炉本体10内で発生した燃焼ガスを高温消滅炉12へと導入するための吸込み口20が設けられる。この吸込み口20内に高温消滅炉12の吸引口21が開口する。吸込み口20にはまた、バーナ口22aおよびエア口22bを有するバーナ取付板22が設置され、吸込み口20内に外部からバーナ火炎噴射されるようになっている。

0014

高温消滅炉12に接続する温燃用パイプ13は、図5に示したように複数の鋼管23を一まとめ束ねたものである。図1に示されるように水蒸気発生タンク11内で引き回され、その排出口13aの全部または一部が水面14から露出する。黒煙回収器15は、図6にも示したように温燃用パイプ13の排出口13a付近で回転可能に支持された好適にはステンレス製の網体24を有する。網体24は回転シャフト25の先端に取り付けられることで、排出口13aに近接配置される。回転シャフト25はその基端に設けたプーリ26を介してモータ等によって回転駆動される。

0015

冷却装置16は図1に示されるように、水蒸気発生タンク11に接続された水蒸気吸入管27と、水蒸気吸入管27に接続された水蒸気冷却パイプ28と、水蒸気冷却パイプ28を収容する水蒸気冷却タンク29と、水溜タンク30と、水蒸気冷却タンク29に水を補給する冷却水タンク31とを含んでいる。なお、図1において、32は吸上げポンプ、33は水溜タンク30内の水を冷却水タンク31を汲み上げるための吸上げホース、34は補給ホース、35は定量排水ホース、36は水蒸気冷却タンク29から水蒸気発生タンク11へ水を供給するホースである。

0016

上記構成において、焼却炉本体10では、たとえば特に廃車した自動車等の大型廃棄物Wは解体せずに、つまりエンジンやタイヤ等を付けたままで焼却炉本体10内に投入され、搬送路11上に載せられる。焼却炉本体10で発生した燃焼ガスは吸込み口20から高温消滅炉12へ導入される。高温消滅炉12は、焼却ガス内の有害物質の完全消滅を行う。

0017

その後、燃焼ガスは温燃用パイプ13を通って、その排出口13aから排出される。このとき燃焼ガスに含まれる黒鉛は、水蒸気発生タンク11内の湯で濡らされている網体24によって捕獲される。網体24に一定量の黒鉛が付着したらその都度回収する。燃焼ガスに含まれる黒鉛の一部は、網体24によって捕獲されることなく、水蒸気発生タンク11内の湯に混入する。この黒鉛の混入量がある程度多くなったら、水蒸気発生タンク11に給水せずに、炉内の黒鉛に含まれる水分を蒸発させることで回収する。この回収した黒鉛を使って適当なカーボン製品を製造するようにするとよい。つまり回収した黒鉛をそのまま廃棄することはできないため、カーボン製品等のかたちで再利用を図るというものである。

0018

冷却装置16において、水蒸気発生タンク11から送られてくる水蒸気は、水蒸気冷却タンク29内の水蒸気冷却パイプ28を通るうちに冷却されて液化、すなわち水になる。そして、この水は水溜タンク30に溜められる。

発明の効果

0019

以上説明したように本発明によれば、この種のゴミ焼却炉において有害物質を含む多種類の廃棄物もしくはゴミを効率的に完全に焼却するととに、黒鉛を完全に除去する。これにより焼却炉からは有害物質が放出される危険がなく、公害予防に万全を期すことができる等の利点を有している。

図面の簡単な説明

0020

図1本発明による焼却炉の実施形態における全体概略構成を示す図である。
図2本発明による焼却炉の実施形態における焼却炉の正面図である。
図3本発明による焼却炉の実施形態における焼却炉の背面図である。
図4本発明による焼却炉に係る焼却炉本体の斜視図である。
図5本発明による焼却炉に係る温燃用パイプを示す正面図である。
図6本発明による焼却炉に係る黒煙回収器の斜視図である。

--

0021

10焼却炉本体
11水蒸気発生タンク
12高温消滅炉
13 温燃用パイプ
14 水面
15黒煙回収器
16 冷却装置

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