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技術 パルプモールド

出願人 花王株式会社
発明者 田所敬章池田康司西森俊之高橋広通
出願日 1999年9月3日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 1999-250163
公開日 2001年3月21日 (18年9ヶ月経過) 公開番号 2001-072133
状態 特許登録済
技術分野 一体成形容器 紙(4) 緩衝包装
主要キーワード パルプ成形品 卵ケース 抄紙用薬剤 湿潤シート パルプモールド製 古紙回収 パルプマット パルプモールド
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年3月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

軽量で厚みのあるパルプモールドを効率よく製造する。

解決手段

パルプモールド製造用のパルプスラリーに、嵩高剤を添加してパルプモールドを製造する。

概要

背景

パルプモールド金網で作成した型枠の中にパルプスラリー流し込み、搾水してパルプ成形品を形成させ、それを乾燥させて製品としている。また、その用途はその成形性と緩衝機能を生かし、各種梱包基材卵ケース等に広く使用されている。パルプモールドは、抄紙機のような連続したパルプマット形成方法を採らず、型枠で1個ずつ漉き取る不連続な方法で製造されるため、1個当たりの成形に要する時間を短縮し生産効率を向上させるために、より強力な吸引による脱水加圧をより強化した搾水等によりこの目的を達成することがなされている。

パルプモールドは、緩衝機能の確保や商品梱包材として要求される剛度の維持の関係から、個々の重量に加えて厚さに関しても基準値取り決めて製造されることが多い。しかし、前述の脱水、加圧強化による効率向上を目指すと、その影響で厚さが損なわれる傾向がある。これに加えて古紙回収率の向上から繊維の再々使用率(繰り返し使われる回数)が増加する傾向にあり、繊維自体の損耗劣化からますます厚さの確保が難しくなってきている。

所望の厚さを確保する方法としては、パルプ付け量、すなわち個体の重量を増加させる方法が簡単ではあるが、原料パルプ消費量が増加するためコストアップを招き、同時に搾水量も増加し生産効率の低下につながる。

概要

軽量で厚みのあるパルプモールドを効率よく製造する。

パルプモールド製造用のパルプスラリーに、嵩高剤を添加してパルプモールドを製造する。

目的

本発明の課題は、パルプの付け量を増やさず、且つ生産効率(生産速度)を損なわずに所望の厚さが確保できるパルプモールドを提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

嵩高剤を含有するパルプスラリー原料として用いてなるパルプモールド

請求項2

前記嵩高剤が、(A)オルガノシロキサン、(B)グリセリルエーテル、(C)アミド、(D)アミン、(E)アミン酸塩、(F)4級アンモニウム塩、(G)イミダゾール、(H)アルコール又はそのアルキレンオキサイド付加物、(I)多価アルコール脂肪酸エステル、及び(J)多価アルコールと脂肪酸のエステルであって、当該エステル1モル当たり平均で0モル超12モル未満の炭素数2〜4のアルキレンオキサイド基を有するアルキレンオキサイド付加エステルからなる群から選ばれる請求項1記載のパルプモールド。

請求項3

前記嵩高剤が、多価アルコールと脂肪酸のエステル及び多価アルコールと脂肪酸のエステルであって、当該エステル1モル当たり平均で0モル超12モル未満の炭素数2〜4のアルキレンオキサイド基を有するアルキレンオキサイド付加エステル化合物から選ばれる融点が100℃以下のエステル化合物(K)である請求項1記載のパルプモールド。

請求項4

前記パルプスラリーが凝集剤を含有する請求項1〜3の何れか1項記載のパルプモールド。

請求項5

嵩高剤を含有するパルプスラリーを搾水成型して乾燥するパルプモールドの製造方法。

技術分野

(i)標準嵩向上度が0.02g/cm3以上

背景技術

0001

本発明は、包装材料容器として使用されるパルプモールド及びその製造方法に関する。

0002

パルプモールドは金網で作成した型枠の中にパルプスラリー流し込み、搾水してパルプ成形品を形成させ、それを乾燥させて製品としている。また、その用途はその成形性と緩衝機能を生かし、各種梱包基材卵ケース等に広く使用されている。パルプモールドは、抄紙機のような連続したパルプマット形成方法を採らず、型枠で1個ずつ漉き取る不連続な方法で製造されるため、1個当たりの成形に要する時間を短縮し生産効率を向上させるために、より強力な吸引による脱水加圧をより強化した搾水等によりこの目的を達成することがなされている。

0003

パルプモールドは、緩衝機能の確保や商品梱包材として要求される剛度の維持の関係から、個々の重量に加えて厚さに関しても基準値取り決めて製造されることが多い。しかし、前述の脱水、加圧強化による効率向上を目指すと、その影響で厚さが損なわれる傾向がある。これに加えて古紙回収率の向上から繊維の再々使用率(繰り返し使われる回数)が増加する傾向にあり、繊維自体の損耗劣化からますます厚さの確保が難しくなってきている。

発明が解決しようとする課題

0004

所望の厚さを確保する方法としては、パルプ付け量、すなわち個体の重量を増加させる方法が簡単ではあるが、原料パルプ消費量が増加するためコストアップを招き、同時に搾水量も増加し生産効率の低下につながる。

課題を解決するための手段

0005

本発明の課題は、パルプの付け量を増やさず、且つ生産効率(生産速度)を損なわずに所望の厚さが確保できるパルプモールドを提供することである。

0006

本発明は、嵩高剤を含有するパルプスラリーを原料として用いてなるパルプモールド、及び嵩高剤を含有するパルプスラリーを搾水成型して乾燥するパルプモールドの製造方法を提供する。

0007

パルプモールドは、新聞用紙チラシ上質コート紙段ボール等の一般古紙を離解機により再生パルプスラリーとし、そのパルプスラリーを精選工程(異物を除去する工程)と洗浄工程(汚れを洗い流す工程)を通し、湿式吸引成型法により、成型、熱風及び遠赤外線等による乾燥処理を施して製造される。本発明のパルプモールドもこれに準じて製造されるが、本発明のパルプモールドは、嵩高剤を含有するパルプスラリーから製造される。該嵩高剤は、パルプモールドの原質工程(成型する前の工程)で添加され、好ましくは上記精選工程及び/又は洗浄工程の後に添加される。更に好ましくは漉き取り後の濾水を使って原料パルプを希釈する前に嵩高剤を添加することである。嵩高剤とパルプ原料とは十分に均一撹拌する。

0008

本発明において、嵩高剤とは、それを添加することにより、紙厚白色度及び不透明度の一つ以上が向上する抄紙用薬剤を言う。嵩高剤としては、下記に定義する離水度が4%以上となる化合物が挙げられる。
離水度(%)=(α0−α)/α0×100
α:嵩高剤となる化合物をパルプ100重量部に対し5重量部添加して抄紙して得た湿潤シート含水率
α0:嵩高剤となる化合物をパルプに添加しないで抄紙して得た湿潤シートの含水率。

0009

更に、上記離水度を満たし、且つ下記(i)〜(iii)の何れか1つ以上、より好ましくは2つ以上の紙質向上効果をもたらす化合物が好ましい。

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