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技術 管継手

出願人 株式会社クボタケミックス
発明者 米田隆一倍秀樹坂本宏昭吉田陽一
出願日 1999年8月17日 (20年7ヶ月経過) 出願番号 1999-230343
公開日 2001年2月27日 (19年0ヶ月経過) 公開番号 2001-056079
状態 特許登録済
技術分野 スリーブ継手 分岐管・ベンド等
主要キーワード 拡径側 締付リング ポリオレフィン系樹脂管 ローレット状 インコア すべり止め サドル付分水栓 端部外面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年2月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

構成

樹脂管20の他方端部が盛り上がり部28によって拡径され、非拡径部46から拡径部48へ移行する箇所には傾斜部50が形成される。したがって、拡径部48の外径よりも小さい内径をもつリング22を樹脂管20(拡径部48)の外周面に嵌合する際には、リング22を傾斜部50の外面に沿わせて拡径部48側へ強制的に押し込むことができる。樹脂管20(拡径部48)に嵌合されたリング22は、拡径部48を締めつけ圧縮し、その内周面を盛り上がり部28の外面に圧着させるため、樹脂管20は、盛り上がり部28に強固に固定されることになる。

効果

高い抜け防止性能および回転防止性能を得ることができる。また、製造が容易となり、コストを低減できる。

概要

背景

この種の従来の管継手には、リングにより固定するタイプ(以下、「リング型」と言う。)と、かしめにより固定するタイプ(以下、「かしめ型」と言う。)の2種類が用いられてきた。

リング型の管継手は、たとえば特開平07−151281号公報に開示されているように、金属からなる継手本体の外周面およびリングの内周面係止部を形成し、これらの面(係止部)で樹脂管を挟み込んで固定するものである。

かしめ型の管継手は、たとえば特開平09−178074号公報に開示されているように、金属からなる継手本体に溝を形成し、溝の外側面部をかしめて縮径させることで溝に挿入された樹脂管を固定するものである。

概要

樹脂管20の他方端部が盛り上がり部28によって拡径され、非拡径部46から拡径部48へ移行する箇所には傾斜部50が形成される。したがって、拡径部48の外径よりも小さい内径をもつリング22を樹脂管20(拡径部48)の外周面に嵌合する際には、リング22を傾斜部50の外面に沿わせて拡径部48側へ強制的に押し込むことができる。樹脂管20(拡径部48)に嵌合されたリング22は、拡径部48を締めつけ圧縮し、その内周面を盛り上がり部28の外面に圧着させるため、樹脂管20は、盛り上がり部28に強固に固定されることになる。

高い抜け防止性能および回転防止性能を得ることができる。また、製造が容易となり、コストを低減できる。

目的

それゆえに、この発明の主たる目的は、製造が容易であり、かつ高い抜け防止性能および回転防止性能をもつ、管継手を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

金属からなる筒状の本体、前記本体の一方端部外面に突出して形成されるストッパ、前記本体の他方端部外面に形成される盛り上がり部、前記本体の外周面に嵌合されて一端が前記ストッパに係止される樹脂管、および前記樹脂管の外周面に嵌合されて前記樹脂管を前記盛り上がり部に圧着させるリングを備える、管継手

請求項2

前記盛り上がり部の外面に粗面を形成した、請求項1記載の管継手。

技術分野

0001

この発明は管継手に関し、特にたとえば樹脂管金属管とを接続する管継手に関する。

背景技術

0002

この種の従来の管継手には、リングにより固定するタイプ(以下、「リング型」と言う。)と、かしめにより固定するタイプ(以下、「かしめ型」と言う。)の2種類が用いられてきた。

0003

リング型の管継手は、たとえば特開平07−151281号公報に開示されているように、金属からなる継手本体の外周面およびリングの内周面係止部を形成し、これらの面(係止部)で樹脂管を挟み込んで固定するものである。

0004

かしめ型の管継手は、たとえば特開平09−178074号公報に開示されているように、金属からなる継手本体に溝を形成し、溝の外側面部をかしめて縮径させることで溝に挿入された樹脂管を固定するものである。

発明が解決しようとする課題

0005

従来技術では、リング型およびかしめ型のいずれも、構造が複雑なため、製造が難しく、コスト高であるという問題点があった。特に、かしめ型では、図11に示すように、溝1の外側面部2をかしめて樹脂管3を固定するために、外側面部2の肉厚を薄くする必要があったので、外側面部2の加工が困難であった。また、かしめ型では、外側面部2の強度を確保するのが難しく、継手本体4に対する樹脂管3の抜け防止力および回転防止力が不足していた。

0006

それゆえに、この発明の主たる目的は、製造が容易であり、かつ高い抜け防止性能および回転防止性能をもつ、管継手を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

この発明は、金属からなる筒状の本体、本体の一方端部外面に突出して形成されるストッパ、本体の他方端部外面に形成される盛り上がり部、本体の外周面に嵌合されて一端がストッパに係止される樹脂管、および樹脂管の外周面に嵌合されて樹脂管を盛り上がり部に圧着させるリングを備える、管継手である。

0008

樹脂管を本体の外周面に嵌合すると、樹脂管の一方端部がストッパに係止される。また、樹脂管の他方端部が本体の盛り上がり部によって拡径され、樹脂管の非拡径部から拡径部へ移行する箇所には傾斜部が形成される。したがって、拡径部の外径よりも小さい内径をもつリングを樹脂管(拡径部)の外周面に嵌合する際には、リングを傾斜部の外面に沿わせて拡径部側へ強制的に押し込むことができる。樹脂管(拡径部)に嵌合されたリングは、拡径部を締めつけ圧縮し、その内周面を盛り上がり部の外面に圧着させるため、樹脂管は、盛り上がり部に強固に固定されることになる。

0009

また、盛り上がり部の外面に粗面を形成すると、粗面が樹脂管に対するすべり止めとして機能する。

発明の効果

0010

この発明によれば、本体と樹脂管とが強固に結合されるので、高い抜け防止性能および回転防止性能を得ることができる。また、本体、樹脂管およびリングの各形状を単純にすることができるので、製造が容易となり、コストを低減できる。

0011

この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。

0012

図1および図2を参照して、この実施例の管継手10は、たとえば図4に示すサドル付分水栓12において、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂からなるサドル14と銅合金等の金属からなる分水栓16とを接続するためのものであり、筒状の本体18、本体18の外周面に嵌合される樹脂管20および樹脂管20の外周面に嵌合されるリング22を含む。

0013

本体18は、銅合金等のような金属からなり、短管部24を含む。短管部24の長さは、サドル14の接続口14aよりも十分に長く設定され、短管部24の内径は、十分な流路断面積を確保し得るように設定される。そして、短管部24の一方端部外面には、テーパ面26aを有する鍔状のストッパ26が突出して形成され、短管部24の他方端部外面には、盛り上がり部28が形成される。盛り上がり部28の端部には、樹脂管20の嵌合方向に拡径する傾斜面28aが形成され、盛り上がり部28の外面には、周方向に延びる複数の突条30aによって粗面30が形成される。

0014

また、短管部24の一方端部外周面には、溝32が形成され、溝32にはOリング34が装着される。

0015

さらに、短管部24の他方端部外面には、盛り上がり部28の端部から立ち上がって鍔36が形成され、他方端部内面には、分水栓16の接続口16aが螺合される雌ねじ38が形成される。

0016

樹脂管20は、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂からなり、その内径は本体18(短管部24)の外径よりやや小さく設定され、その外径は本体18(短管部24)の外周面に嵌合されたときに接続口14aの内径とほぼ同じサイズになるように設定され、その長さは本体18におけるストッパ26と鍔36との間隔とほぼ同じサイズに設定される。

0017

リング22は、ステンレスまたはポリアセタール等の容易には変形しない材料からなり、その内径は盛り上がり部28で拡径された樹脂管20の外径よりもやや小さく設定され、その幅は盛り上がり部28の幅とほぼ同じサイズに設定される。

0018

管継手10を組み立てるときは、図3に示すように、まずジグ40に本体18および傾斜面形成部材42を取り付ける。そして、ストッパ26と傾斜面形成部材42とによって形成された傾斜面44に樹脂管20を沿わせて拡径しながら、これを本体18の外周面に嵌合する。このとき、樹脂管20は拡径しながらストッパ26を越えていくが、ストッパ26を越えると自然に元の径に収縮しようとする。したがって、樹脂管20を嵌合した後は、樹脂管20の内面が本体18の外周面に密着される。

0019

このようにして本体18に嵌合された樹脂管20は、一方端部がストッパ26に係止され、他方端部が盛り上がり部28のために拡径した状態にある。また、樹脂管20の一方端部(非拡径部46)から他方端部(拡径部48)へ移行する箇所の外面には傾斜部50が形成されることになる。なお、樹脂管20は上述のように自然に元の形状に収縮しようとする性質を有するが、本体18への装着後に樹脂管20を加熱することによって、収縮を促進するようにしてもよい。

0020

樹脂管20を本体18へ嵌合した後、リング22を本体18の一方端部から樹脂管20(拡径部48)の外周面に嵌合する。リング22の内径は拡径部48の外径よりも小さく設定されているが、傾斜部50が形成されているので、リング22を傾斜部50の外面に沿わせて拡径部48の外面に押し込むことができる。リング22を樹脂管20の拡径部48に押し込むと、リング22により樹脂管20の拡径部48は圧縮され、樹脂管20の内周面は盛り上がり部28の外面に圧着されて、粗面30の突条に食い込む。

0021

この管継手10を使用する際には、図4に示すように、管継手10の一方端部をサドル14の接続口14aに挿入し、接続口14aに埋め込まれたヒータ52に通電して接続口14aと樹脂管20とを融着する。そして、管継手10の他方端部の内周面に形成された雌ねじ38に分水栓16の接続口16a(雄ねじ54)を螺合する。

0022

この実施例によれば、樹脂管20が、ストッパ26による係止およびリング22による圧着、さらに粗面30によるすべり防止によって本体18に強固に固定されるために、高い抜け防止性能および回転防止性能を得ることができる。

0023

なお、上述の実施例ではストッパ26の外周にテーパ面26aを形成しているが、図5に示すように、ストッパ26の外周をストレート状に形成してもよい。この場合には、図6に示すように、傾斜面形成部材42の拡径側端部の外径をストッパ26の外径とほぼ同じかそれよりも大きく設定し、その傾斜面に樹脂管20を沿わせて拡径しながら、これを本体18の外周面に嵌合する。

0024

また、上述の実施例では、Oリング34を用いて止水性を高めているが、水漏れ心配が無い場合には、図7に示すように、Oリングを装着しなくてもよい。また、上述の実施例では、盛り上がり部28の外面にすべり止めとしての粗面30を形成しているが、リング22による圧着力だけで十分な接合強度を得ることができる場合には、図7に示すように、粗面を形成しなくてもよい。

0025

また、粗面30の形状は、すべり防止に役立つ他の形状でもよく、たとえば図8(a)に示すようなローレット状でもよいし、図8(b)に示すような多数の突起でもよい。

0026

図9に示す他の実施例の管継手60は、ポリオレフィン系樹脂からなる樹脂管62と鉄等からなる金属管64とを接続するためのものである。管継手60は、図1に示す管継手10における鍔36を軸方向に長く形成し、その内面に金属管64を受容する受口66を形成し、受口66の内面に雌ねじ68を形成したものである。

0027

管継手60を使用する際には、樹脂管20と樹脂管62とを電気融着継手70を用いて接続し、雌ねじ68に金属管64の雄ねじ72を螺合する。

0028

図10に示す他の実施例の管継手74は、樹脂管62と他の樹脂管76(ポリオレフィン系樹脂管または塩化ビニル管等)とを接続するためのものである。管継手74は、図1に示す管継手10における鍔36の端部から軸方向に延びて雄ねじ部78を形成し、その内面に樹脂管76を受容する受口80を形成し、受口80に締付リング82を挿入するとともに、雄ねじ部78に袋ナット84を螺合したものである。

0029

管継手74を使用する際には、樹脂管76の端部にインコア86を挿入し、この樹脂管76を袋ナット84および締付リング82に挿通した後、受口80の奥部まで挿入する。そして、袋ナット84を雄ねじ部78に螺合する。すると、締付リング82が袋ナット84により受口80の内面に形成されたテーパ面80aに押し付けられて縮径され、この締付リング82とインコア86とによって樹脂管76が挟まれて固定される。

0030

これらの実施例においても、図1実施例と同様に、高い抜け防止性能および回転防止性能を得ることができる。

図面の簡単な説明

0031

図1この発明の一実施例を示す図解図である。
図2図1実施例の分解斜視図である。
図3図1実施例の組み立て方法を示す図解図である。
図4図1実施例の使用状態を示す図解図である。
図5この発明の他の実施例を示す図解図である。
図6図5実施例の組み立て方法を示す図解図である。
図7この発明の他の実施例を示す図解図である。
図8粗面の変形例を示す斜視図である。
図9この発明の他の実施例を示す図解図である。
図10この発明の他の実施例を示す図解図である。
図11従来技術を示す図解図である。

--

0032

10,60,74 …管継手
18 …本体
20 …樹脂管
22 …リング
26 …ストッパ
28 …盛り上がり部
30 …粗面

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