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技術 光記録媒体と、これに対して情報の記録再生を行なうための記録再生装置および記録再生方法

出願人 オリンパス株式会社
発明者 池亀哲夫
出願日 1999年8月10日 (20年7ヶ月経過) 出願番号 1999-226369
公開日 2001年2月23日 (19年0ヶ月経過) 公開番号 2001-052374
状態 特許登録済
技術分野 光学的記録担体およびその製造 光学的記録再生3(ヘッドの制御)
主要キーワード 方向変移 最大段差 出力感度 外部振動 射出光量 出力差 焦点誤差 プッシュプル方式
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

光記録媒体の一つの記録層中に形成され得る複数の記録面に対して、安定した情報の記録再生を行なう技術を提供する。

解決手段

ディスク1は、ベース層2と、その上に積層される記録層3とを有している。ベース層2は、ガイド面5と、三つの基準面7a,7b,7cとを有している。ガイド面5は、高い反射率を持つトラック6を有している。三つの基準面7a,7b,7cは、ディスク1の内周側に位置し、それぞれ、ガイド面5からd,2d,3dの高さに位置している。記録層3の中には、例えば、三つの記録面4a,4b,4cが形成される。記録面4a,4b,4cは、ガイド用スポットP2をガイド面5に維持したまま、記録再生用スポットP1をガイド面5と基準面7a,7b,7cに配置させることにより取得した基準値に従って、それぞれ、基準面7a,7b,7cと同じ高さに形成される。

概要

背景

光磁気ディスクドライブ追記型ディスクドライブ、相変化ディスクドライブCD−ROM、DVD、光カード等の光記録媒体に対する情報の記録再生において、一つの記録層中に複数の記録面を形成し、その各々に対して情報の記録再生を行なうことが従来より提案されている。本明細書において使用する「記録再生」という用語は、情報を記録または再生またはその両方を行なうことを意味する。つまり、情報の記録と再生のいずれかを一時に行なうことを指す。

特開平4−301226号は、複数の記録面が形成され得る光記録媒体と、このような光記録媒体に対して情報の記録再生を行なう記録再生装置を開示している。

その光記録媒体は、トラックが形成されたガイド面と、複数の記録面を形成できる厚さを持つ単一の記録層とを有しいる。また、記録再生装置は、記録面に対して情報の記録再生を行なう記録再生スポットを形成する記録再生用光学系と、ガイド面のトラックを追従するにガイドスポットを形成するガイド用光学系とを有している。

記録層の厚さ方向における、ガイドスポットに対する記録再生スポットの位置は、記録面の光軸方向の位置に対応する複数の離散的な信号を出力する調整部材によって制御される光軸方向変移器により決められている。

概要

光記録媒体の一つの記録層中に形成され得る複数の記録面に対して、安定した情報の記録再生を行なう技術を提供する。

ディスク1は、ベース層2と、その上に積層される記録層3とを有している。ベース層2は、ガイド面5と、三つの基準面7a,7b,7cとを有している。ガイド面5は、高い反射率を持つトラック6を有している。三つの基準面7a,7b,7cは、ディスク1の内周側に位置し、それぞれ、ガイド面5からd,2d,3dの高さに位置している。記録層3の中には、例えば、三つの記録面4a,4b,4cが形成される。記録面4a,4b,4cは、ガイド用スポットP2をガイド面5に維持したまま、記録再生用スポットP1をガイド面5と基準面7a,7b,7cに配置させることにより取得した基準値に従って、それぞれ、基準面7a,7b,7cと同じ高さに形成される。

目的

本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、その目的は、光記録媒体の一つの記録層中に形成され得る複数の記録面に対して、安定した情報の記録再生を行なう技術を提供することである。より具体的には、このような安定した情報の記録再生を可能にするための、光記録媒体と記録再生装置と記録再生方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

複数の記録面が形成され得る光記録媒体であり、ベース層と、その上に設けられた記録層とを有しており、記録層は、その中に複数の記録面が形成され得、ベース層は、トラックが形成されたガイド面と、ガイド面と異なる高さに形成された、記録層中に形成される記録面の間隔の基準値を与える少なくとも一つの基準面とを有している、光記録媒体。

請求項2

請求項1に記載の光記録媒体に対して情報の記録再生を行なう記録再生装置であり、ガイド用スポットを形成する第一の光学系と、記録再生用スポットを形成する第二の光学系と、ガイド用スポットをガイド面に保持する手段と、ガイド用スポットに対して記録再生用スポットの高さを変更する手段と、ガイド面に位置する記録再生用スポットと基準面に位置する記録再生用スポットの高さの違いから、ガイド面に対する基準面の高さを取得し、これに基づいて記録面の間隔の基準値を得る手段とを有しており、得られた基準値に基づいて記録再生用スポットをガイド用スポットに対して基準値の整数倍の所望の高さに配置し、ガイド用スポットをガイド面に保持したまま、記録再生用スポットにより記録再生を行なう、記録再生装置。

請求項3

請求項1に記載の光記録媒体に対する情報の記録再生方法であり、ガイド用スポットと記録再生用スポットをガイド面に配置する工程と、記録再生用スポットを基準面に配置する工程と、記録再生用スポットの高さ変更に基づいて、ガイド面に対する基準面の高さを取得し、これに基づいて記録面の間隔の基準値を得る工程と、得られた基準値に基づいて、記録再生用スポットをガイド面から基準値の整数倍の所望の高さに配置する工程と、ガイド用スポットをガイド面に保持したまま、記録再生用スポットにより記録再生を行なう工程とを有している、記録再生方法。

技術分野

0001

本発明は、光記録媒体に対する情報の記録再生、特に複数の記録面とガイド部を有する光記録媒体に対する情報の記録再生に関する。

背景技術

0002

光磁気ディスクドライブ追記型ディスクドライブ、相変化ディスクドライブCD−ROM、DVD、光カード等の光記録媒体に対する情報の記録再生において、一つの記録層中に複数の記録面を形成し、その各々に対して情報の記録再生を行なうことが従来より提案されている。本明細書において使用する「記録再生」という用語は、情報を記録または再生またはその両方を行なうことを意味する。つまり、情報の記録と再生のいずれかを一時に行なうことを指す。

0003

特開平4−301226号は、複数の記録面が形成され得る光記録媒体と、このような光記録媒体に対して情報の記録再生を行なう記録再生装置を開示している。

0004

その光記録媒体は、トラックが形成されたガイド面と、複数の記録面を形成できる厚さを持つ単一の記録層とを有しいる。また、記録再生装置は、記録面に対して情報の記録再生を行なう記録再生スポットを形成する記録再生用光学系と、ガイド面のトラックを追従するにガイドスポットを形成するガイド用光学系とを有している。

0005

記録層の厚さ方向における、ガイドスポットに対する記録再生スポットの位置は、記録面の光軸方向の位置に対応する複数の離散的な信号を出力する調整部材によって制御される光軸方向変移器により決められている。

発明が解決しようとする課題

0006

このような記録再生装置においては、記録面自体に光軸方向やトラッキング方向にガイドとなる反射面やトラックが無いため、記録再生スポットの位置は、ガイド面のトラックに配置されたガイドスポットに対して相対的に正確に制御される必要がある。

0007

前述したように、記録再生スポットの記録層の厚さ方向の位置は、複数の離散的な信号を出力する調整部材によって制御される光軸方向変移器により決められている。このため、温度変化経時変化等により、調整部材から出力される複数の離散的な信号が変動したり、光軸方向偏移器の出力感度が変化したり、記録再生用光学系とガイド用光学系の光路長が相対的に変化したりした場合、ガイドスポットに対する記録再生スポットの光軸方向の位置は一定値からずれてしまう。

0008

このため、例えば、記録時に上述した記録再生スポットの光軸方向のずれが生じると、記録の状態が変化し、部分的に光軸方向にずれた記録面が形成されてしまう。このような記録面を再生する場合、たとえ記録面の焦点焦点制御をおこなっても、ずれた部分では焦点誤差トラッキング誤差が大きくなり、正しく再生できない。

0009

本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、その目的は、光記録媒体の一つの記録層中に形成され得る複数の記録面に対して、安定した情報の記録再生を行なう技術を提供することである。より具体的には、このような安定した情報の記録再生を可能にするための、光記録媒体と記録再生装置と記録再生方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、一面においては、複数の記録面が形成され得る光記録媒体であり、ベース層と、その上に設けられた記録層とを有しており、記録層は、その中に複数の記録面が形成され得、ベース層は、トラックが形成されたガイド面と、ガイド面と異なる高さに形成された、記録層中に形成される記録面の間隔の基準値を与える少なくとも一つの基準面とを有している。

0011

本発明は、別の一面においては、前述の光記録媒体に対して情報の記録再生を行なう記録再生装置であり、ガイド用スポットを形成する第一の光学系と、記録再生用スポットを形成する第二の光学系と、ガイド用スポットをガイド面に保持する手段と、ガイド用スポットに対して記録再生用スポットの高さを変更する手段と、ガイド面に位置する記録再生用スポットと基準面に位置する記録再生用スポットの高さの違いから、ガイド面に対する基準面の高さを取得し、これに基づいて記録面の間隔の基準値を得る手段とを有しており、得られた基準値に基づいて記録再生用スポットをガイド用スポットに対して基準値の整数倍の所望の高さに配置し、ガイド用スポットをガイド面に保持したまま、記録再生用スポットにより記録再生を行なう。

0012

本発明は、さらに別の一面においては、前述の光記録媒体に対する情報の記録再生方法であり、ガイド用スポットと記録再生用スポットをガイド面に配置する工程と、記録再生用スポットを基準面に配置する工程と、記録再生用スポットの高さ変更に基づいて、ガイド面に対する基準面の高さを取得し、これに基づいて記録面の間隔の基準値を得る工程と、得られた基準値に基づいて、記録再生用スポットをガイド面から基準値の整数倍の所望の高さに配置する工程と、ガイド用スポットをガイド面に保持したまま、記録再生用スポットにより記録再生を行なう工程とを有している。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。

0014

[第1実施形態]図1に示されるように、記録再生用のLD11から射出された光は、紙面に垂直な直線偏光で、コリメートレンズ12によって平行化される。コリメートレンズ12は支持駆動手段13によって光軸に沿って適宜移動され、その光軸方向の位置はセンサー14によって検出される。支持駆動手段13は、例えば、コリメートレンズ12を光軸方向に移動可能に支持する2枚の平行バネと、コイルマグネットを含む駆動装置とで構成される。

0015

コリメートレンズ12により平行化された光は、ビームスプリッター(ハーフミラー)15に入射し、その一部はこれを透過し、残りはこれにより反射される。ビームスプリッター15を透過した光は、集光レンズ16で集光され、モニターPD17に入射する。このモニターPD17は、LD11の射出光量の測定に利用される。

0016

また、ビームスプリッター15で反射された光は、PBS18によって反射され、ミラー19に向かう。続いて、図2に示されるように、ミラー19で反射され、対物レンズ20によって集光され、ディスク1の記録層3中にスポットP1を形成する。

0017

スポットP1からの反射光は、入射時の光路逆行してビームスプリッタ15に至り、図1に示されるように、これを透過した光はトーリックレンズ(凸レンズシリンドリカルレンズ)21によって、非点収差を持つ収束光に変えられ、PD22に入射する。PD22は、四分割された受光面を持ち、非点収差法に基づき、記録再生用スポットP1に関するフォーカスエラー信号と記録再生信号の検出に利用される。

0018

一方、図2に示されるように、ガイド用のLD30から射出された光は、紙面に平行な直線偏光で、ホログラム31を透過し、コリメートレンズ32で平行化され、PBS18を透過し、反射ミラー19で反射され、対物対物レンズ20によって集光され、ディスク1のガイド面5にスポットP2を形成する。

0019

ガイド用の光学系の光軸33は、記録再生用の光学系の光軸34に対して、傾きθを有している。このため、ガイド用スポットP2は、記録再生用スポットP1に対して、トラッキング方向(記録トラック垂直方向)に所定距離aだけ離れた位置に形成される。この距離aは5μm〜100μmの値が選ばれる。

0020

スポットP2からの反射光は、図1に示されるように、入射時の光路を逆行してホログラム31によって回折される。その±1次光は、それぞれ、六分割された受光面を持つPD35a,35bに入射する。±1次光は共に収束光であり、一方の焦点はPD35aの手前に位置し、他方の焦点はPD35bの奥に位置している。PD35a,35bは、ガイド用の焦点P2に関する、いわゆるビームサイズ方法によるフォーカスエラー信号の検出や、プッシュプル方法によるトラッキングエラー信号再生信号(トラック番号)の検出に利用される。

0021

図2に示されるように、記録再生装置は対物レンズ20を移動させるための支持駆動手段40を有しており、対物レンズ20は、支持駆動手段40によって、フォーカス方向とトラッキング方向の二方向に適宜移動される。

0022

これまでの説明から分かるように、記録再生用のLD11からの光とガイド用のLD30からの光は、偏光方向が直交しており、PBS18によって合成分離されるので、PD22に入射するLD30からの光とPD35a,35bに入射するLD11からの光は共に微少である。

0023

また、ガイド用の光学系の光軸33が記録再生用の光学系の光軸34に対して傾いているため、LD11からの光とLD30からの光は図1の紙面に垂直方向に分離され、LD11からの光はPD35a,35bの受光面に入射せず、その反対に、LD30からの光はPD22の受光面に入射しない。その結果、PD間のクロストークノイズの少ない良好な信号が得られる。

0024

図3に示されるように、ディスク1は、ベース層2と、その上に積層される記録層3とを有している。ベース層2は、ガイド面5と、三つの基準面7a,7b,7cとを有している。ガイド面5は、高い反射率を持つトラック6を有している。

0025

三つの基準面7a,7b,7cは、ディスク1の内周側に位置し、それぞれ、ガイド面5から間隔dで位置している。つまり、基準面7a,7b,7cは、それぞれ、ガイド面5からd,2d,3dの高さに位置している。間隔dは、好ましくは2〜50μmであり、より好ましくは5〜15μmである。

0026

記録層3の中には、ガイド面5から間隔を置いて、少なくとも一つの記録面が形成される。例えば、三つの記録面4a,4b,4cが、それぞれ、基準面7a,7b,7cと同じ高さに形成される。

0027

以下、記録面4aに対する記録再生動作について述べる。まず、PD35a,35bに基づいて得られるフォーカスエラー信号に従って、支持駆動手段40により対物レンズ20を移動し、スポットP2をガイド面5のトラック6上に配置する。続いて、PD22に基づいて得られるフォーカスエラー信号に従って、支持駆動手段13によりコリメートレンズ12を移動し、スポットP1をガイド面5上に配置する。

0028

次に、PD35a,35bの出力に基づいてスポットP2が位置するトラック6のトラック番号を読み取り、読み取ったトラック番号に従って対物レンズ20を内周側に移動させ、対物レンズ20を、想像線で描かれるように、記録再生用の光学系の光軸が基準面7aを横切り、しかもガイド用の光学系のスポットP2がトラック6をとらえる位置に配置する。

0029

続いて、PD22に基づいて得られるフォーカスエラー信号が0となるように、コリメートレンズ12を移動させ、記録再生用スポットP1を基準面7aに配置する。これ以降、センサー14の出力を一定に保つように、支持駆動手段13によりコリメートレンズ12の位置を制御する。この制御により、スポットP1に対するスポットP2のフォーカス方向の位置が一定に維持される。

0030

コリメートレンズ12の位置制御は、支持駆動手段13のコイルを流れる駆動電流を一定に保つようにして行なってもよいが、このような制御は、センサー14に基づく制御に比べて、外部振動等の影響を受け易く、スポットP1に対するスポットP2のフォーカス方向の位置精度は低い。

0031

その後、対物レンズ20をトラッキング方向に移動させ、スポットP2を所望のトラック6に配置する。このように、ガイド用の光学系のスポットP2をガイド面5のトラック6を基準にトラッキング方向の位置制御を行なうことにより、間接的に記録再生用の光学系のスポットP1がトラッキング方向に位置制御される。

0032

対物レンズ20は、PD35a,35bに基づいて得られるフォーカスエラー信号に従ってフォーカス方向に位置制御され、これによりスポットP2はガイド面5のトラック6に対するフォーカスが維持される。言い換えれば、ガイド用スポットP2は常にガイド面5上に維持される。

0033

前述したように、コリメートレンズ12はセンサー14の出力を一定に保つように位置制御されるため、スポットP1に対するスポットP2のフォーカス方向の位置が一定すなわち間隔dに保たれる。従って、スポットP2はガイド面5から一定の間隔dだけ離れた面上に常に位置する。

0034

これは、記録時には、ガイド面5から正確に間隔dだけ離れた記録面4aを形成することを意味し、再生時には、スポットP1が常に正しく記録面4a上に位置することを意味する。従って、安定した記録再生が行なえる。

0035

記録面4bに対する記録再生も同様に行なえる。つまり、最初に、記録再生用の光学系の光軸34が基準面7bを横切り、しかもガイド用の光学系のスポットP2がガイド面5のトラック6をとらえる位置に、対物レンズ20を配置する。続いて、スポットP1を基準面7bに合わせた後、センサー14の出力を一定に保つことにより、スポットP2に対するスポットP1のフォーカス方向の位置を保持する。その後は、ガイド面5のトラック6に対してスポットP2をフォーカス方向に制御する。その結果、スポットP1は、ガイド面5から一定の間隔dだけ離れた記録面4b上に維持される。記録面4cに対する記録再生についても同様である。

0036

これまでの説明から分かるように、LD11とLD30の波長の変動や、支持駆動手段13の駆動電流感度の変化や、センサー14のオフセットなど、従来ではスポットP1とスポットP2のフォーカス方向の相対位置がずれてしまう種々の要因に対しても、スポットP1とスポットP2の相対位置を正確に安定して保持できる。

0037

本実施形態では、記録面の数は3としたが、1以上であればいくつでもよい。また、エラー検出の方式は他の方式であってもよい。

0038

[変形例]以下、ディスク1の変形例について述べる。以下の説明とそれに関連する図面において、既述の部材と同等の部材は、同じ参照符号で示し、その詳しい説明は省略する。

0039

図4(a)に示される第一の変形例によるディスク1は、ただ一つの基準面7を有している。ガイド面5に対する基準面7の高さは、記録面4a,4b,4cの間隔dに等しい。

0040

最初に、スポットP1とスポットP2を共にガイド面5に配置する。続いて、スポットP2をガイド面5に配置し、スポットP1を基準面7に配置する。スポットP1がガイド面5に位置するときと基準面7に位置するときのセンサー14の出力差を記憶しておく。

0041

記録面4aに対する記録再生は、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、スポットP1が基準面7に位置するときのセンサー14の出力に等しい値に設定する。

0042

記録面4bに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、記録面4aの記録再生における目標値に、前述の出力差を加算した値に設定する。

0043

記録面4cに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、記録面4aの記録再生における目標値に、前述の出力差の二倍を加算した値に設定する。

0044

本変形例では、基準面が一つだけなので、ガイド面5と基準面の間の最大段差を小さいため、基準面の形成が容易である。

0045

図4(b)に示される第二の変形例によるディスク1は、ただ一つの基準面7を有している。ガイド面5に対する基準面7の高さは、記録面4a,4b,4cの間隔dの半分つまりd/2に等しい。

0046

最初に、スポットP1とスポットP2を共にガイド面5に配置する。続いて、スポットP2をガイド面5に配置し、スポットP1を基準面7に配置する。スポットP1がガイド面5に位置するときと基準面7に位置するときのセンサー14の出力差を記憶しておく。

0047

記録面4aに対する記録再生は、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、前述の出力差の二倍の値に設定する。

0048

記録面4bに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、記録面4aの記録再生における目標値に、前述の出力差の二倍を加算した値に設定する。

0049

記録面4cに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、記録面4aの記録再生における目標値に、前述の出力差の四倍を加算した値に設定する。

0050

本変形例では、基準面が一つだけであり、ガイド面5と基準面の間の最大段差が第一変形例よりも更に小さいため、基準面の形成が更に容易である。

0051

図4(c)に示される第三の変形例によるディスク1は、ただ一つの基準面7を有している。ガイド面5に対する基準面7の高さは、記録面4a,4b,4cの間隔dの三倍つまり3dに等しい。

0052

最初に、スポットP1とスポットP2を共にガイド面5に配置する。続いて、スポットP2をガイド面5に配置し、スポットP1を基準面7に配置する。スポットP1がガイド面5に位置するときと基準面7に位置するときのセンサー14の出力差を記憶しておく。

0053

記録面4aに対する記録再生は、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、前述の出力差の三分の一の値に設定する。

0054

記録面4bに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、前述の出力差の三分の二の値に設定する。

0055

記録面4cに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、前述の出力差に等しい値に設定する。

0056

図4(d)に示される第四の変形例によるディスク1は、二つの基準面7a,7bを有している。ガイド面5に対する基準面7aの高さは、d0であり、基準面7aに対する基準面7bの高さは、記録面4a,4b,4cの間隔dの二倍つまり2dに等しい。d0>dであり、例えば、d0=50μm、d=10μmである。

0057

最初に、スポットP1とスポットP2を共にガイド面5に配置する。続いて、スポットP2をガイド面5に配置し、スポットP1を基準面7aに配置する。

0058

記録面4aに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、スポットP1が基準面7aに位置するときのセンサー14の出力に等しい値に設定する。

0059

記録面4b,4cに対する記録再生においては、さらに、スポットP1を基準面7bに配置し、スポットP1が基準面7aに位置するときと基準面7bに位置するときのセンサー14の出力差を記憶しておく。

0060

記録面4bに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、記録面4aの記録再生における目標値に、前述の出力差の半分を加算した値に設定する。

0061

記録面4cに対する記録再生では、コリメートレンズ12を制御するセンサー14の目標値を、記録面4aの記録再生における目標値に、前述の出力差を加算した値に設定する。

0062

図5(a)に示される第五の変形例によるディスク1は、内周側に位置する基準面7aと外周側に位置する基準面7bとを有している。ガイド面5に対する基準面7aと基準面7bの高さは共に、記録面4a,4b,4cの間隔dに等しい。

0063

このディスク1に対する記録再生は、前述した第一変形例を全く同様に行なわれる。

0064

本変形例では、ディスク1の内周側と外周側の二カ所に基準面を有しているので、短時間での基準面へのアクセスを可能にする。

0065

図5(b)と図5(c)に示される第六の変形例によるディスク1は、その内周側に、トラック方向に沿って並んだ三つ基準面7a,7b,7cを有している。ガイド面5に対する基準面7a,7b,7cの高さは、記録面4a,4b,4cの間隔をdとして、それぞれ、d,2d,3dである。

0066

記録面4a,4b,4cに対する記録再生は、上述した実施形態と同様に行なわれる。

0067

より好ましいディスクは、同様の基準面7a,7b,7cをディスク1の外周側にも備えている。これは、前述したように、短時間でのアクセスを可能にする。

0068

本変形例では、三つの基準面7a,7b,7cを持つが、これらがトラッキング方向に広い面積専有しないので、広い幅の記録トラックの形成を可能にする。また、スポットP1とスポットP2の間隔の低減を可能にする。

0069

[第二実施形態]以下、第二実施形態の記録再生装置について述べる。本実施形態の記録再生装置の構成は、ほとんど第一実施形態と同じであり、一部の光学要素の機能が若干異なっているだけである。

0070

具体的には、本実施形態では、図1において、支持駆動手段13は、コリメートレンズ12を光軸方向だけでなく、これに直交する方向にも移動し得る。また、これに応じて、センサー14は、コリメートレンズ12の光軸方向とその直交方向の位置を検出し得る。

0071

また、トーリックレンズ21の換わりにホログラムを用い、ビームサイズ方式によりフォーカスエラーを検出し、プッシュプル方式によりトラッキングエラーを検出する。

0072

このように、本実施形態は、第一実施形態と比較して、コリメートレンズ用の支持駆動手段とセンサーが機能の面で異なっているだけなので、本実施形態の記録再生装置の構成の図示は省略する。

0073

ディスク1は、図6に示されるように、ベース層2と記録層3を有しており、記録層3には、七つの記録面4a〜4gが一定の等しい間隔dを置いて形成され得る。ベース層2は、ガイド面5と基準面7と面8を有している。ガイド面5は、一定の間隔eを置いて並んでいる二本のトラック6a,6bを有している。基準面7は、ガイド面5に対して3dの高さを有している。

0074

面8は、記録面4a〜4gが形成される領域に位置し、ガイド面5と同様に高い反射率を有している。記録面4gは、基準面7と同じ高さに形成され、記録面4aは、面8からの反射光が十分に小さくなるように、面8から比較的離れた位置に形成される。

0075

まず、記録再生用スポットP1とガイド用スポットP2を共にガイド面5の一本のトラック6aに固定し、センサー14のフォーカス方向とトラック方向の出力をリセットする。

0076

次に、コリメートレンズ12をトラック方向に移動させ、スポットP1のみをトラック6bに位置させる(P1'で表記される)。この位置におけるセンサー14の出力に基づいて、スポットP1とスポットP2のトラッキング方向の基準値すなわちトラック間隔eを得る。

0077

続いて、スポットP2をガイド面5のトラック6aに固定したまま、コリメートレンズ12をトラック方向と光軸方向に移動させ、スポットP1を基準面7に位置させる(P1''で表記される)。この位置におけるセンサー14の出力に基づいて、スポットP1とスポットP2のフォーカス方向の基準値dを得る。

0078

本実施形態では、記録再生は、ガイド用スポットP2をガイド面5のトラック6aに保持したまま、記録再生用スポットP1をスポットP2に対してフォーカス方向とトラッキング方向の二方向に所定間隔毎に移動させて行なわれる。

0079

具体的には、スポットP1は、フォーカス方向に関しては、ガイド面5から手前または奥に基準値dの所望の整数倍だけ移動され、トラック方向に関しては、トラック6aから外側に基準値eの所望の整数倍だけ移動されて、スポットP2に対する位置が決められる。このスポットP2に対する相対位置を維持しながら、記録再生が行なわれる。

0080

これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。

0081

本明細書は以下に列記する発明を含んでいる。

0082

1.少なくとも1つの記録部およびガイド部を有する光記録媒体に光学的に情報を記録及び/または再生するための光記録装置であり、前記記録部に光を照射し情報の記録及び/または再生する第1の光と、前記ガイド部に光を照射する第2の光とを有し、前記第2の光をガイド部に照射し、前記第2の光に対する前記第1の光の相対位置を制御することにより前記第1の光を前記記録部に位置させる記録装置において、前記記録部の一つは前記ガイド部に対して第1の方向に第1の間隔を有し、前記光記録媒体は第2の間隔を有する基準部を有し、前記基準部に前記第1の光を照射し、第1の間隔の基準信号を得る事を特徴とする光記録再生装置の記録及び/又は再生方法

0083

2.第1項において、前記第1の方向はフォーカス方向であることを特徴とする。

0084

3.第1項において、前記基準部は前記記録媒体の内周側に配置されている。

0085

4.第1項において、前記基準部は前記記録媒体の外周側に配置されている。

0086

5.第1項において、前記第1の間隔は、前記第2の間隔と同じである。

0087

6.第1項において、前記記録部は少なくとも2つある。

0088

7.第6項において、隣り合う2つの記録部の間隔は前記第2の間隔と同じである。

0089

8.第1項において、前記基準部は複数ある。

0090

9.第1項において、前記第2の間隔は複数ある。

0091

10.第1項において、前記記録部に前記第1の光のスポットを照射したときに、前記第1の光のスポットと前記記録部の前記第1の方向のずれの検出を前記第1の光によりおこなわない。

0092

11.第1項において、前記記録部の数と同じ数の前記基準部を有する。

0093

12.第1項において、前記記録部の数と同じ数の前記基準部を有する。

0094

13.第6項において、前記ガイド部から最もはなれた記録部と前記ガイド部の間隔を前記第2の間隔は有する。

0095

14.少なくとも1つの記録部およびガイド部を有する光記録媒体に光学的に情報を記録及び/または再生するための光記録装置であり、前記記録部に光を照射し情報の記録及び/または再生する第1の光と、前記ガイド部に光を照射する第2の光とを有し、前記第2の光をガイド部に照射し、前記第2の光に対する前記第1の光の相対位置を制御することにより前記第1の光を前記記録部に位置させる記録装置において、前記記録媒体には、前記相対位置に関する所定の間隔を有する基準部を有することを特徴とする光記録再生装置。

0096

15.第14項において、前記基準部に光を照射する手段を有する。

0097

16.少なくとも1つの記録部およびガイド部を有する光記録媒体において、記録部とガイド部は第1の方向に第1の間隔離間すると共に、前記第1の方向に第2の間隔を有する基準部を有することを特徴とする光記録媒体。

発明の効果

0098

本発明によれば、記録再生用スポットは、基準面に基づいて得られる基準値に従って、ガイド面から一定の高さに安定に配置されので、安定した情報の記録再生を行なえるようになる。

図面の簡単な説明

0099

図1本発明の第一実施形態における記録再生装置の光学系を示している。
図2別の角度から見た図1の記録再生装置の光学系を示しており、同図にはガイド用光学系の光軸の傾斜は誇張して描かれている。
図3図2に示される光ディスクの断面と対物レンズを拡大して示している。
図4(a)は光ディスクの第一変形例、(b)は光ディスクの第二変形例、(c)は光ディスクの第三変形例、(d)は光ディスクの第四変形例を示している。
図5(a)は光ディスクの第五変形例、(b)と(c)は光ディスクの第六変形例を示している。
図6本発明の第二実施形態における光ディスクの断面を示している。

--

0100

1ディスク
2ベース層
3記録層
4a,4b,4c 記録面
5ガイド面
6トラック
7a,7b,7c 基準面

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