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技術 チリングユニット一体型真空冷却装置

出願人 株式会社サムソン
発明者 森寛
出願日 1999年8月11日 (20年7ヶ月経過) 出願番号 1999-228011
公開日 2001年2月23日 (19年0ヶ月経過) 公開番号 2001-050623
状態 特許登録済
技術分野 冷凍機械と関連しない装置 その他の冷凍機械
主要キーワード 水エジェクタ 跳ね水 循環水温度 低真空用 チリングユニット 高真空用 循環水槽 真空冷却装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年2月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

解決手段

被冷却物を収容する処理槽2と、チリングユニット4と、処理槽内の空気を吸引する高真空用低真空用の二つの真空発生装置12を設け、真空冷却工程は、まず低真空用の真空発生装置12aを作動させることによって、処理槽内の第一段階減圧を行い、真空冷却工程の途中から高真空用の真空発生装置12bを作動させることで更なる真空化を行うものであり、チリングユニット4は高真空用の真空発生装置12bには冷水を供給するが、低真空用の真空発生装置12aには冷水の供給は行わないことで、チリングユニットと真空冷却装置の一体化を可能とする。

概要

背景

食品を冷却する装置として真空冷却装置がある。真空冷却装置は、水エジェクタ水封式真空ポンプなどからなる真空発生装置の接続された処理槽内に冷却する食品を収容しておき、処理槽内を真空化することによって食品中の水分を気化させ、食品を冷却するものである。真空冷却の場合、被冷却食品の最終温度は処理槽内の真空度によって定まり、真空度が高いほど低温まで冷却することができる。水エジェクタの場合、処理槽内の減圧循環水槽に溜められた循環水を水エジェクタと循環水槽の間で循環させることで行われるが、真空度は循環水温度に対する飽和圧力に影響を受けるため、冷却後の食品は循環水の温度よりも少し高い温度が限界の温度となる。そこで、食品をより低い温度まで冷却する必要がある場合には、循環水温度を低下させることで被冷却食品の最終温度を低くすることが行われている。

循環水温度を低下させるためにはチリングユニットを別に設けておき、循環水槽とチリングユニットの間を冷水配管で接続し、チリングユニットで発生させた冷水を循環水槽へ送ることにより、循環水の温度を低下させる。真空冷却装置は屋内に設置されるが、チリングユニットは屋外に設けることが多く、真空冷却装置とチリングユニット設置場所が離れていると、冷水配管の長さが長くなり、冷水配管を通して冷水を送る際に冷水が周囲の熱を吸収し、冷水の温度が上昇するので、より低い温度まで冷却しなければならず、エネルギーの無駄が発生するという問題がある。また、冷水配管を設置する工事が必要であり、冷却配管が長くなるほどコストは上昇する。

概要

チリングユニットを設ける真空冷却装置において、省エネルギー化省スペース化する。

被冷却物を収容する処理槽2と、チリングユニット4と、処理槽内の空気を吸引する高真空用低真空用の二つの真空発生装置12を設け、真空冷却工程は、まず低真空用の真空発生装置12aを作動させることによって、処理槽内の第一段階の減圧を行い、真空冷却工程の途中から高真空用の真空発生装置12bを作動させることで更なる真空化を行うものであり、チリングユニット4は高真空用の真空発生装置12bには冷水を供給するが、低真空用の真空発生装置12aには冷水の供給は行わないことで、チリングユニットと真空冷却装置の一体化を可能とする。

目的

本発明が解決しようとする課題は、チリングユニットを設ける真空冷却装置において、冷水配管を通る冷水が吸収する熱の量を少なくして省エネルギー化し、さらにチリングユニットを含めた真空冷却装置全体を省スペース化することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

被冷却物を収容する処理槽と、処理槽内の空気を吸引する真空発生装置を有する真空冷却装置であって、真空発生装置へ供給する水を冷却するチリングユニットを真空冷却装置と一体化して設け、パッケージ化したことを特徴とするチリングユニット一体型真空冷却装置。

請求項2

請求項1に記載のチリングユニット一体型真空冷却装置において、チリングユニットを前記処理槽の下に配置したことを特徴とするチリングユニット一体型真空冷却装置。

請求項3

請求項1または2に記載のチリングユニット一体型真空冷却装置において、高真空用低真空用の二つの真空発生装置を設け、真空冷却工程は、まず低真空用の真空発生装置を作動させることによって、処理槽内の第一段階減圧を行い、真空冷却工程の途中から高真空用の真空発生装置を作動させることで更なる真空化を行うものであり、チリングユニットは高真空用の真空発生装置には冷水を供給するが、低真空用の真空発生装置には冷水の供給は行わないことにより、チリングユニットは能力の小さな小型のチリングユニットを採用することで、チリングユニットと真空冷却装置の一体化を可能としたことを特徴とするチリングユニット一体型真空冷却装置。

技術分野

0001

本発明は、処理槽内を真空化することで食品の冷却を行う真空冷却装置チリングユニットを設けたチリングユニット一体型真空冷却装置に関するものである。

背景技術

0002

食品を冷却する装置として真空冷却装置がある。真空冷却装置は、水エジェクタ水封式真空ポンプなどからなる真空発生装置の接続された処理槽内に冷却する食品を収容しておき、処理槽内を真空化することによって食品中の水分を気化させ、食品を冷却するものである。真空冷却の場合、被冷却食品の最終温度は処理槽内の真空度によって定まり、真空度が高いほど低温まで冷却することができる。水エジェクタの場合、処理槽内の減圧循環水槽に溜められた循環水を水エジェクタと循環水槽の間で循環させることで行われるが、真空度は循環水温度に対する飽和圧力に影響を受けるため、冷却後の食品は循環水の温度よりも少し高い温度が限界の温度となる。そこで、食品をより低い温度まで冷却する必要がある場合には、循環水温度を低下させることで被冷却食品の最終温度を低くすることが行われている。

0003

循環水温度を低下させるためにはチリングユニットを別に設けておき、循環水槽とチリングユニットの間を冷水配管で接続し、チリングユニットで発生させた冷水を循環水槽へ送ることにより、循環水の温度を低下させる。真空冷却装置は屋内に設置されるが、チリングユニットは屋外に設けることが多く、真空冷却装置とチリングユニット設置場所が離れていると、冷水配管の長さが長くなり、冷水配管を通して冷水を送る際に冷水が周囲の熱を吸収し、冷水の温度が上昇するので、より低い温度まで冷却しなければならず、エネルギーの無駄が発生するという問題がある。また、冷水配管を設置する工事が必要であり、冷却配管が長くなるほどコストは上昇する。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明が解決しようとする課題は、チリングユニットを設ける真空冷却装置において、冷水配管を通る冷水が吸収する熱の量を少なくして省エネルギー化し、さらにチリングユニットを含めた真空冷却装置全体を省スペース化することにある。

課題を解決するための手段

0005

被冷却物を収容する処理槽と、チリングユニットと、処理槽内の空気を吸引する高真空用低真空用の二つの真空発生装置を設け、真空冷却工程は、まず低真空用の真空発生装置を作動させることによって、処理槽内の第一段階の減圧を行い、真空冷却工程の途中から高真空用の真空発生装置を作動させることで更なる真空化を行うものであり、チリングユニットは高真空用の真空発生装置には冷水を供給するが、低真空用の真空発生装置には冷水の供給は行わないことにより、チリングユニットは能力の小さな小型のチリングユニットを採用することで、チリングユニットと真空冷却装置の一体化を可能とする。

発明を実施するための最良の形態

0006

本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施例である真空冷却装置の一部切り欠き斜視図、図2図1フローを示した説明図である。真空冷却装置は、処理槽2を設けた正面側上部、チリングユニット4を設けた正面側下部、真空発生装置12を設けた後部の3部分からなり、全体の周囲は鉄板で覆っている。処理槽2は下面が床面より60cm以上の位置とし、食品や器具が床面からの跳ね水等により汚染されることがないようにする。処理槽2の正面側は開口させ、開口部分に扉5を設けておき、扉5を開くことで、処理槽2内への食品11の出し入れを行う。

0007

真空発生装置12は、低真空用の真空発生装置12aと、高真空用の真空発生装置12bの2系統設ける。真空発生装置12aは、水の圧力によって処理槽内の空気を吸引する水エジェクタ1a、循環水をためる循環水槽3a、循環水槽3aと水エジェクタ1aを接続した循環配管10a、水エジェクタ1aへ循環水を送る循環ポンプ8aからなり、真空発生装置12bも同様に水エジェクタ1b、循環水槽3b、循環配管10b、循環ポンプ8bからなる。処理槽2は真空配管9により、2つの真空発生装置12の水エジェクタ1と接続しており、チリングユニット4は冷水配管6によって高真空用の循環水槽3bと接続する。

0008

真空冷却装置は真空発生装置12とチリングユニット4の運転を行うことで食品11の冷却を行うものであり、2つの循環ポンプ8とチリングユニット4のそれぞれに接続されている運転制御装置7によって運転が制御される。真空工程では、まず低真空用の真空発生装置12aによって処理槽2内の空気の吸引を行う。運転制御装置7によって循環ポンプ8aを作動させることで、循環水槽3aの循環水が水エジェクタ1aへ送られ、水エジェクタ1a部分を循環水が通過する際に循環水が空気を吸引する。水エジェクタ1aでの空気の吸引によって処理槽内の圧力が低下し、処理槽2内では食品中の水分が気化して気化熱が奪われることにより、食品11が冷やされる。

0009

処理槽2内を真空化することによって食品11から奪われた熱は、循環水に取り込まれるために循環水の温度は上昇する。真空工程初期の場合、食品11の温度が高いために循環水へ移動する熱量は多いが、処理槽2の真空度は低いため、循環水の温度が多少高くても処理槽内の真空度を下げることができる。なお、循環水の温度が上昇することを防止するためには、循環水槽3aに常温水を導入し、循環水槽3aから余剰水オーバーフローさせることで十分である。

0010

また、運転制御装置7は、真空発生装置12aにて処理槽2内の減圧を行っている間にチリングユニット4を作動させ、循環水槽3b内に溜められている循環水を冷却しておく。

0011

循環ポンプ8aの運転を開始してから所定の時間が経過すると、運転制御装置7は循環ポンプ8aを停止し、代わりに循環ポンプ8bを作動させて真空発生装置12bによる処理槽2の減圧を行う。真空工程後期の場合、常温の循環水では真空度を上げることができなくなるが、循環水槽3bの循環水はチリングユニット4によって冷却されている冷水であるため、常温水では到達できなかった真空度まで減圧することができる。

0012

従来の場合、食品を常温水よりも低い温度まで冷却するためには、食品から循環水に移動してきた熱を取り除き、循環水の温度を低く保ち続ける必要があったため、チリングユニット4は大容量のものが必要であった。しかし、低真空用と高真空用の2つの真空発生装置12を設置し、循環水に取り込まれる熱量が多く、循環水の温度が多少高くても処理槽2内から空気を吸引することのできる真空工程初期に使用される低真空用の真空発生装置12aでは、循環水に取り込まれた熱をチリングユニットにて冷却することは行わず、冷水でなければ減圧することのできない真空工程後期に使用される高真空用の真空発生装置12bには水を冷却して供給することにより、真空工程初期に循環水が取り込む熱を冷却する必要が無い分、チリングユニット4に必要とされる能力は小さなものとなる。そのため、小型のチリングユニット4を採用することができ、真空冷却装置とチリングユニットを一体化することができるようになる。

発明の効果

0013

真空冷却装置とチリングユニットを一体化することにより、冷水配管を短くすることができ、冷水配管を通る冷水が吸収する熱量を少なくして省エネルギー化することや、チリングユニットを含めた真空冷却装置全体を省スペース化することもできるようになる。

図面の簡単な説明

0014

図1本発明の一実施例である真空冷却装置の一部切り欠き斜視図
図2図1のフローを示した説明図

--

0015

1水エジェクタ
2処理槽
3循環水槽
4チリングユニット
5 扉
6冷水配管
7運転制御装置
8循環ポンプ
9真空配管
10循環配管
11食品
12 真空発生装置

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