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課題

溶解処理を必要とせず、ポジティブ作用性であり、露光された領域において優れたインキ−吸収を示し、非−露光領域においてトーニングを示さない平版印刷版の作製のための融蝕性画像形成要素を提供すること。

解決手段

本発明に従えば、

(1)光を熱に変換できる化合物及び熱の作用下でより親水性になる化合物を含む感熱性コーティングを連続最上層として平版親水性支持体上に含む画像形成要素を準備し;

(2)該画像形成感熱性組成物を、該感熱性組成物の表面において少なくとも0.2mW/μm2の強度を有するレーザービームを発する高強度レーザーを用いて画像通りに露光し、それにより前記感熱性組成物を少なくとも部分的に除去して平版支持体を少なくとも部分的に露出させる段階を含んでなる版印刷版作製方法が提供される。

概要

背景

概要

溶解処理を必要とせず、ポジティブ作用性であり、露光された領域において優れたインキ−吸収を示し、非−露光領域においてトーニングを示さない平版印刷版の作製のための融蝕性画像形成要素を提供すること。

本発明に従えば、

(1)光を熱に変換できる化合物及び熱の作用下でより親水性になる化合物を含む感熱性コーティングを連続最上層として平版親水性支持体上に含む画像形成要素を準備し;

(2)該画像形成感熱性組成物を、該感熱性組成物の表面において少なくとも0.2mW/μm2の強度を有するレーザービームを発する高強度レーザーを用いて画像通りに露光し、それにより前記感熱性組成物を少なくとも部分的に除去して平版支持体を少なくとも部分的に露出させる段階を含んでなる版印刷版作製方法が提供される。

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請求項1

(1)光を熱に変換できる化合物及び熱の作用下でより親水性になる化合物を含んでなる感熱性コーティングの連続最上層平版親水性支持体上に含んでなる画像形成要素を準備し;(2)該画像形成感熱性組成物を、該感熱性組成物の表面において少なくとも0.2mW/μm2の強度を有するレーザービームを発する高強度レーザーを用いて画像通り露光し、それにより該感熱性組成物を少なくとも部分的に除去して平版支持体を少なくとも部分的に露出させる段階を含んでなる平版印刷版作製方法

請求項2

前記強度が少なくとも0.4mW/μm2である請求項1に従う平版印刷版の作製方法。

請求項3

感熱性コーティングが熱及び/又は酸の作用下で反応して親水性基を形成する側鎖疎水性基を有するポリマーを含んでなる請求項1又は2に従う平版印刷版の作製方法。

請求項4

前記側鎖疎水性基がt−アルキルカルボキシレート、t−アルキルカーボネートベンジルカルボキシレート及びアルコキシアルキルエステルから選ばれる請求項3に従う平版印刷版の作製方法。

請求項5

前記側鎖疎水性基が次式(I)

請求項

ID=000002HE=030 WI=093 LX=0585 LY=0900[式中:R1及びR2の一方は水素であり、他方は水素又は炭素数最高で18のアルキル基であり、R3は炭素数が最高で18のアルキル基を示すか;あるいはR1、R2及びR3のいずれか2つは一緒になって炭素環式もしくは複素環式環を形成することができ、Tはポリマー主鎖に結合している2価の結合基を示す]を有する請求項3に従う平版印刷版の作製方法。

請求項6

R1が水素であり、R2及びR3が一緒になって5−もしくは6−員環を完成する請求項5に従う平版印刷版の作製方法。

請求項7

熱及び/又は酸の作用下で反応して親水性基を形成する側鎖疎水性基を有するポリマーが感熱性基を含まない1つもしくはそれより多くのコモノマーから誘導される繰り返し単位を含んでなる請求項3〜6のいずれかに従う平版印刷版の作製方法。

請求項8

熱及び/又は酸の作用下で反応して親水性基を形成する側鎖疎水性基を有する前記ポリマーがテトラヒドロピラニルメタクリレートTHPM)及びメタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(MPTS)のコポリマーである請求項7に従う平版印刷版の作製方法。

請求項9

感熱性コーティングが熱性酸(thermal acid)を含んでなる請求項1〜8のいずれかに従う平版印刷版の作製方法。

技術分野

0001

本発明は感熱性融蝕可能画像形成要素に関する。

0002

さらに特定的には、本発明は溶解処理を必要としない平版印刷版の作製のための感熱性融蝕可能画像形成要素に関する。

背景技術

0003

平版印刷は、そのいくらかの領域が平版印刷インキ受容することができるが、他の領域は水で湿らされるとインキを受容しない特別に作られた表面からの印刷の方法である。インキを受容する領域は印刷画像領域を限定し、インキ−反発性領域は背景領域を限定する。

0004

写真平版印刷の技術分野の場合、写真材料は、露光された領域において(ネガティブ作用性)又は非露光領域において(ポジティブ−作用性)、親水性背景上で画像通りに油性又は脂性インキに対して受容性とされる。

0005

表面平版印刷版(surface litho plates)又はプラノグラフ印刷版(planographic printing plates)とも呼ばれる通常の平版印刷版の作製の場合、水に対して親和性を有するか又は化学的処理によりそのような親和性を得る支持体感光性組成物薄層コーティングされる。その目的のためのコーティングには、ジアゾ化合物ジクロム酸塩増感親水性コロイド及び多様な合成感光性樹脂を含有する感光性ポリマー層が含まれる。特にジアゾ−増感系が広く用いられる。

0006

感光層が画像通りに露光されると、露光された画像領域不溶性となり、非露光領域は可溶性のまま残る。次いで版は適した液を用いて現像され、非露光領域のジアゾニウム塩又はジアゾ樹脂が除去される。

0007

別の場合、画像通りに露光されると露光された領域において可溶性とされる感光性コーティングを含む印刷版が既知である。その場合、続く現像は露光された領域を除去する。そのような感光性コーティングの典型的例はキノンジアジドに基づくコーティングである。

0008

典型的には、それから印刷版が作製される上記の写真材料は、平版印刷法において再現されるべき画像を含有する写真フィルムを介して接触して露光される。そのような作業法はやっかいであり、労働集約的である。しかし他方、かくして得られる印刷版は優れた平版印刷品質のものである。

0009

かくして上記の方法において写真フィルムの必要を除き、特に再現されるべき画像を示すコンピューターデータから直接印刷版を得るための試みが成されてきた。しかしながら、上記の感光性コーティングはレーザー直接露光されるのに十分に感受性ではない。従って、感光性コーティングの上にハロゲン化銀層をコーティングすることが提案された。次いで、ハロゲン化銀をコンピューターの制御下でレーザーを用いて直接露光することができる。続いてハロゲン化銀層を現像して感光性コーティングの上に銀画像を残す。次いでその銀画像は感光性コーティングの全体的露光においてマスクとして働く。全体的露光の後、銀画像は除去され、感光コーテイングが現像される。そのような方法は例えばJP−A−60−61 752に開示されているが、複雑な現像及びそれに伴う現像液が必要であるという欠点を有する。

0010

GB−1 492 070は、金属層又はカーボンブラックを含有する層を感光性コーティング上に設ける方法を開示している。次いでこの金属層をレーザーを用いて融蝕し、感光層上の画像マスクを得る。次いで感光層を画像マスクを介してUV−光により全体的に露光する。画像マスクの除去の後、感光層を現像して印刷版を得る。しかしながら、この方法は感光層の現像の前にやっかいな処理により画像マスクを除去しなければならないという欠点をまだ有している。

0011

さらに、感光性ではなく感熱性である画像形成要素の使用を含んでなる印刷版の作製方法は既知である。印刷版の作製のための上記のような感光性画像形成要素の特別な欠点は、それを光から遮蔽しなければならないことである。さらに、それらは保存安定性の観点で感度の問題を有し、それらは比較的低いドット鮮鋭度(dot crispness)を示す。明らかに市場で、ヒートモード印刷版前駆体に向かう傾向が見られる。

0012

EP−A−444 786、JP−63−208036及びJP−63−274592は、近IRに対して増感されている感光性樹脂レジストを開示している。これまでいずれも商業的に生き残れることが証明されず、すべてが非露光領域を洗い落とすための湿式現像を必要とする。EP−A−514 145は、レーザー露光により発生する熱が版のコーティング中の粒子融解させて凝集させ、従ってその溶解特性を変化させるレーザーアドレスされる(laser addressed)版を記載している。この場合も、湿式現像が必要である。

0013

US−P−5 605 780は、陽極酸化されたアルミニウム支持体及び前記支持体上に載せられた画像形成層を含む平版印刷版を開示しており;前記画像形成層はフィルム−形成ポリマー性結合剤中に分散されたIR吸収剤を含み;前記フィルム形成ポリマー結合剤シアノアクリレートポリマーであり、その中に前記IR−吸収剤が、前記画像形成層をその露光された領域において完全に除去し、それにより前記下の支持体を露出させるレーザー誘起熱融蝕によって前記画像形成層を画像形成させるのに十分な量で分散されている。この方法は、カブリのない(fog−free)アルミニウム支持体を得るのが該方法では非常に困難であるという欠点を有する。融蝕により作製される版をスカム形成なしで印刷することはできない。

0014

EP−A−652 483は、溶解処理を必要としない平版印刷版を開示しており、それは光熱変換物質を含有する感熱性コーティングを有する基質を含み、そのコーティングは熱の作用下で相対的により親水性となる。この原理は、平版寛容度が非常に狭く、それにより露光された領域で非常に急速トーニング(toning)が起こるという欠点を有する。

0015

本発明の目的は、溶解処理を必要とせず、ポジティブ作用性である平版印刷版の作製のための融蝕性画像形成要素を提供することである。

0016

本発明の目的はまた、溶解処理を必要とせず、露光領域において優れたインキ−吸収を示し且つ非−露光領域においてトーニングを示さない平版印刷版の作製のための融蝕性画像形成要素を提供することである。

0017

本発明に従えば、
(1)光を熱に変換できる化合物及び熱の作用下でより親水性になる化合物を含んでなる感熱性コーティングを連続最上層として平版親水性支持体上に含んでなる画像形成要素を準備し;
(2)該画像形成感熱性組成物を、該感熱性組成物の表面において少なくとも0.2mW/μm2の強度を有するレーザービームを発する高強度レーザーを用いて画像通りに露光し、それにより該感熱性組成物を少なくとも部分的に除去して平版支持体を少なくとも部分的に露出させる段階を含んでなる平版印刷版の作製方法が提供される。

0018

熱の影響下でより親水性となる感熱層もしくは画像形成層である最上層はスイッチ可能な結合剤及び光を熱に変換できる化合物を含んでなる。スイッチ可能な結合剤は熱及び/又は酸の影響下で親水性から疎水性又はその逆に極性移行するポリマー又はコポリマーである。本発明に従うと、加熱により及び/又は酸の影響下で、より親水性となるスイッチ可能な結合剤が用いられる。「より親水性」により、実質的に中性のpH(すなわち4〜10のpH範囲内)の水溶液によるコーティングの湿潤性における向上を意味し、コーティングはその構造的一体性を保持している。向上した湿潤性は、コーティングと水溶液の間に形成される接触角の減少により証明される。この表面極性の差は、古典的オフセット印刷版の作製には十分である。しかしながら、平版寛容度は制限される。

0019

本発明に従うスイッチ可能な結合剤は、好ましくは、熱及び/又は酸の作用下で反応し、もっと極性の親水性基を形成することができる側鎖(pendant)極性官能基を含有するポリマーもしくはコポリマーである。このように挙動する基の例には、t−アルキルカルボキシレート、例えばEP−A−249139に開示されているようなt−ブチルエステル、t−アルキルカーボネート、例えばpolymer bulletin,17,1−6(1987)に開示されているようなt−ブチルカーボネートベンジルカルボキシレート、例えばUS−P−4 963 463に開示されているようなニトロベンジルもしくはシアノベンジルエステル、及びPolym.Mat.Sci.Eng.1989,60,142に開示されているようなジメチルベンジルエステル、ならびにWO 92/09934に開示されているようなアルコキシアルキルエステルが含まれる。後者が好ましく、それは式(I)

0020

0021

[式中:R1及びR2の一方は水素であり、他方は水素又は炭素数最高で18のアルキル基であり、R3は炭素数が最高で18のアルキル基を示すか;あるいはR1、R2及びR3のいずれか2つは一緒になって炭素環式もしくは複素環式環を形成することができ、Tはポリマー主鎖に結合している2価の結合基を示す]により示され得る。T及びポリマー主鎖のための適した同定(identities)に関するさらなる詳細はWO 92/09934に開示されている。好ましくは、R1は水素であり、R2及びR3は一緒になって5−もしくは6−員環を完成する。

0022

好ましくは、ポリマーはテトラヒドロピラニルメタクリレートTHPM)から誘導され、式(II)

0023

0024

繰り返し単位を有する。

0025

式(II)の単位中の環状アセタールエステル基は比較的疎水性であり、中性もしくはアルカリ性条件下周囲温度において安定である。高められた温度では、開裂反応が起こり、極性且つ親水性である対応するカルボン酸を生成すると思われる。

0026

0027

前記過程は酸の存在により非常に助長され、溶解現像の必要なく平版印刷面を作製することを可能にし、それは関連するポリマーのコーティング内における熱及び/又は酸の画像通りの生成が、対応する親水性(インキ−反発性)及び疎水性(インキ−受容性)領域のパターンを画像形成要素上に生ずるからである。

0028

WO 92/09934に記載されている通り、他のポリマーと配合することにより反応性ポリマー性質強化することができる。この目的のために無水マレイン酸のポリマー及びコポリマーが特に適しており、それはコーティングの最高で90重量%を構成することができるが、好ましくは50重量%以下である。得られるブレンドは向上した耐久性及び湿潤性における分化の強化を示す。

0029

反応性ポリマーは感熱性基を含有していない1種もしくはそれより多いコモノマーから誘導される繰り返し単位を含んでいることができる。例えば、THPM(又は類似のモノマー)を通常のアクレートもしくはメタクリレート又は他のビニルモノマーのいずれかと共重合させ、種々の物理的性質を有するポリマーを製造することができ、但し、前記コモノマーは反応性基の望ましくない開裂を引き起こし得る強力に酸性の基(カルボン酸、スルホン酸のような)を含有しない。好ましいコモノマーには反応性ポリマーの最高で50モル%の量におけるビニル官能基性トリアルコキシシラン、例えばメタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン(MPTS)が含まれる。好ましいコポリマーは90モル%のTHPM及び10モル%のMPTSを含む。

0030

画像形成層は1種より多いスイッチ可能なポリマーを含むことができるが、それは好ましくはない。

0031

画像形成層は光を熱に変換できる化合物を含む。光を熱に変換できる適した化合物は好ましくは赤外吸収性成分であるが、用いられる化合物の吸光が画像通りの露光に用いられる光源波長領域内にあれば、吸収波長は特に重要ではない。特に有用な化合物は、例えば染料そして特に赤外吸収性染料ならびに顔料そして特に赤外吸収性顔料である。赤外吸収性染料の例はEP−A−97 203 131.4に開示されている。赤外吸収性顔料の例は、カーボンブラック、金属炭化物ホウ化物、窒化物炭化窒化物、ブロンズ−構造酸化物及び構造的にブロンズ群に関連するがA成分がない酸化物、例えばWO2.9である。導電性ポリマー分散液、例えばポリピロール又はポリアニリンに基づく導電性ポリマー分散液を用いることもできる。前記光を熱に変換できる化合物は好ましくは最上層中に存在するが、下の層に含まれることもできる。

0032

前記光を熱に変換できる化合物は、好ましくは、画像形成層の合計重量の1〜25重量%の量、より好ましくは画像形成層の合計重量の2〜20重量%の量で画像形成要素中に存在する。光を熱に変換できる化合物は最も好ましくは800nm〜1100nmの波長において少なくとも0.35の光学濃度を与える量で画像形成要素中に存在する。

0033

場合により画像形成層は熱性酸(thermal acid)を含む。「熱性酸」という用語は、加熱により酸を放出する非−酸化合物に関する。

0034

本発明で用いるためにはイオン性熱性酸が適している。これらの例にはオニウム塩、特にヨードニウムスルホニウムホスホニウムセレノニウム、ジアゾニウム及びアルソニウム塩が含まれる。

0035

有用なイオン性熱性酸には式:
X+R1R2R3R4 W-
により示されるものが含まれる。

0036

Xがヨウ素の場合、R3及びR4は孤立電子対であり、R1及びR2はそれぞれ独立してアリールもしくは置換アリール基である。XがS又はSeの場合、R4は孤立電子対であり、R1、R2及びR3はそれぞれ独立してアリール基、置換アリール基、脂肪族基又は置換脂肪族基であることができる。XがP又はAsである場合、R1、R2、R3及びR4はそれぞれ独立してアリール基、置換アリール基、脂肪族基又は置換脂肪族基であることができる。WはBF4、CF3SO3、SbF6、CCl3CO2、ClO4、AsF6、PF6又はそのpKaが3未満のいずれかの対応する酸であることができる。

0037

US−P−4 708 925に記載されているオニウム塩のいずれも本発明における熱性酸として用いることができる。これらにはヨードニウム、スルホニウム、ホスホニウム、ブロモニウム、クロロニウム、オキシスルホキソニウム、オキシスルホニウム、スルホキソニウム、セレノニウム、テルロニウム及びアルソニウム塩が含まれる。

0038

熱性酸としてジアゾニウム塩を用いるのは本発明において特に好ましい。

0039

特に有用なオニウム塩の特定の例には:ジフェニルヨウドニウムヘキサフルオロホスフェートトリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネートフェニルメチルオルト−シアノベンジルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、及び2−メトキシ−4−アミノフェニルジアゾニウムヘキサフルオロホスフェートが含まれる。

0040

非−イオン性熱性酸も本発明で用いるために適している。これらの例には式:
RCH2X、RCHX2、RCX3、R(CH2X)2及びR(CH2X)3
[式中、XはCl、Br、F又はCF3SO3であり、Rは芳香族基又は脂肪族基である]の化合物が含まれる。

0041

さらに別の適した非−イオン性熱性酸は、EP−A−672 954に開示されているようなハロアルキル置換s−トリアジン、S.Hayase etalによりPolymer Sci.,25,573(1987)に記載されているようなo−ニトロベンジル型保護基を有するフォト酸(photo acid)生成剤であるo−キノンジアジド;M.Tunooka et alによりPolymer Preprints Japan,35(8)に記載されているイミノスルホネート、JP−Pi 61−166544に記載されているジスルホン化合物、それらの製造が文献において周知であるa−スルホニルオキシケトン、a−ヒドロキシメチルベンゾインスルホネート、ニトロベンジルスルホネート、a−スルホニルアセトフェノン及びスルホニルイミドを代表とする光分解に供されてスルホン酸を生成する化合物;M.Rubinstein etalによりTetrahedron Letters,17,1445(1975)に記載されているニトロベンジルホスフェート又はホスホネート、M.Pirrung and S.ShueyによりJ.Org.Chem.59,3890(1994)に記載されているベンゾインホスフェート又はホスホネート、それらの製造が文献において周知であるピレンメチルホスフェート又はホスホネート、イミノホスフェート又はホスホネートならびにイミドホスフェート又はホスホネートを代表とする光分解に供されてホスホン酸、部分的エステル化リン酸又はリン酸を生成する化合物である。

0042

さらに、上記の熱性酸がポリマーの主鎖又は側鎖中に導入されている化合物を用いることができる。その例には例えばJ.Am.Chem.Soc.,104,5586(1982)においてM.E.Woodhouse et alにより;J.Imaging Sci.,30(5),218(1986)においてS.P.Pappas et alにより記載されている化合物などが含まれる。

0043

さらにこのIR−感受性層は好ましくは可視光−及びUV−光減感層である。この好適に可視光−もしくはUV−光減感された層は250nm〜650nmの波長領域内で吸光するジアゾ化合物、フォト酸、光開始剤、キノンジアジド、増感剤などのような感光性成分を含まない。この方法で昼光安定性の印刷版を得ることができる。

0044

画像形成層は好ましくは0.1〜10g/m2の量、より好ましくは0.5〜5g/m2の量で適用される。

0045

親水性平版支持体は柔軟性支持体であることができると同様に剛性支持体であることができる。

0046

本発明に従う画像形成要素において、支持体は陽極酸化されたアルミニウムであることができる。特に好ましい支持体は電気化学的に研磨され、陽極酸化されたアルミニウム支持体である。

0047

本発明と関連する他の実施態様に従うと、前記親水性平版ベースは柔軟性支持体上にコーティングされた親水性結合剤及び硬膜剤を含有する硬膜された親水性層であることができる。

0048

そのような親水性結合剤は例えばEP−A−450 199に開示されており、従ってその記載事項引用することにより本明細書の内容となる。好ましい硬膜された親水性層は、引用することによりその記載事項が本明細書の内容となるEP−A−514 990に開示されているようなアルデヒドを用いて硬膜された部分的改質デキストラン又はプルランを含む。より好ましい親水性層は、引用することによりその記載事項が本明細書の内容となる、例えば、GB−P 1419 512、FR−P−2 300 354、US−P−3 971 660、US−P−4 284 705、EP−A−405 016及びEP−A−450 199に開示されているような、テトラアルキルオルトシリケートを用いて硬膜され、好ましくはSiO2及び/又はTiO2を含有するポリビニルアルコールの層であり、ここで該ポリビニルアルコール対該テトラアルキルオルトシリケートの間の重量比は0.5〜5である。

0049

柔軟性支持体は不透明もしくは透明の例えば紙支持体もしくは樹脂支持体であることができる。紙支持体が用いられる場合、片面もしくは両面においてアルファオレフィンポリマーがコーティングされたものが好ましい。有機樹脂支持体、例えばポリエチレンテレフタレート)フィルム又はポリ−アルファ−オレフィンフィルムを用いることもできる。そのような有機樹脂フィルムの厚さは好ましくは0.07〜0.35mmに含まれる。これらの有機樹脂支持体は好ましくは親水性接着層がコーティングされており、それは水に不溶性の粒子、例えばシリカ又は二酸化チタンを含有することができる。

0050

いずれかの既知の方法に従って種々の層を適用することにより画像形成要素を製造することができる。別の場合、すでに印刷機上にある支持体を用い、印刷機のすぐ近くに置かれたコーターにより、前記画像形成要素を印刷機上で製造することができる。

0051

本発明と関連する画像形成は、レーザー又はLED、より好ましくは赤外もしくは近赤外、すなわち700〜1500nmの波長領域内で働くレーザーもしくはLEDの使用を含む画像通りの走査露光により行われ得る。最も好ましいのは近赤外内で発光するレーザーダイオードである。短い画素滞留時間を有するレーザーならびに長い画素滞留時間を有するレーザーを用いて画像形成要素の露光を行うことができる。好ましいのは0.005μ秒〜20μ秒の画素滞留時間を有するレーザーである。

0052

前記感熱性組成物の表面におけるレーザーもしくはLEDの強度は、露光された領域において感熱性組成物を融蝕するために少なくとも0.2mW/cm2、より好ましくは少なくとも0.4mW/cm2である。融蝕されなかった感熱性組成物の残りは親水性となっており、従って前記残りは露光された領域の親水性を損なわず、スカムを引き起こさない。

0053

露光の後、画像形成要素は平版印刷版として用いられるための準備ができている。

0054

本発明の別の実施態様において、すでに印刷機上にある画像形成要素を用いて画像形成要素の露光を行うことができる。コンピューター又は他の情報源リード線を介してレーザーもしくはLEDにグラフィック及び文字の情報を供給する。

0055

本発明の印刷版を印刷法においてシームレススリーブ印刷版として用いることもできる。古典的に作製された印刷版を古典的方法で適用する代わりに、直径として印刷胴の直径を有するこの円筒状印刷版を印刷胴上で滑らせる。スリーブに関するさらなる詳細は“Grafisch Nieuws” ed.Keesing,15,1995,page 4〜6に示されている。

0056

以下の実施例は、本発明をそれに制限することなく本発明を例示するものである。すべての部及びパーセンテージは、特に規定しない限り、重量による。

0057

実施例1
研磨され、陽極酸化された表面を有する180μmの厚さのアルミニウムシートに、メチルエチルケトン中の90/10のモノマーモル比におけるスイッチ可能なコポリマー(テトラヒドロピラニルメタクリレート/メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン)(0.35g)及びIR−吸収性染料IR−1(0.0365g)の溶液をコーティングし、1.8g/m2の乾燥層厚さを有する感熱層を得ることにより、画像形成要素Iを製造した。光学濃度は0.49であった。参照として、スイッチ可能なポリマーをClariant,Germanyにより販売されているノボラック結合剤Alnovol SPN452TMで置き換える以外は画像形成要素Iと同じ感熱性層を用いて画像形成要素IIを製造した。光学濃度は0.25であった。1/e2点において11x11μm2のレーザー点を有するダイオードレーザー(830nm)が備えられたISOMET試験台(testbed)上で版を露光した。版は3.2m/秒のドラムスピードにおいて種々の画像面出力設定で露光された。露光された領域の光学濃度を測定し(Macbeth RD 918SBTM−青フィルター)、IR−露光により除去された材料を定量した。結果を表1にまとめる。

0058

画像形成の後、ABDick 360TM印刷機上でK+E 800TMインキ及び湿し液として水+5% G648TM(Agfa−Gevaertからのシリカ含有湿し液)を用いて版を印刷した。表1において、調色なしで印刷することができたシート最大数報告する。

0059

0060

これらの結果から、熱スイッチ可能なポリマーを含有しないIR−感受性層の融蝕は有用な印刷版を与えないことが明らかである(プリントの最大数は0である)。熱スイッチ可能なIR−感受性層の非−融蝕性露光は限られた平版寛容度を有する印刷版を生ずる(プリントの最大数は400である)。熱スイッチ可能なIR−感受性層の融蝕性露光は向上した許容され得る平版寛容度を有する印刷版を生ずる(プリントの最大数は7000より多い)。

0061

融蝕性露光は、1/e2の点における11x11μm2のレーザー点の場合に3.2m/秒において、>=240mWの出力設定で起こる。これは240mW/(11x11)μm2=0.2μW/μm2の強度に相当する。

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