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技術 野菜低温処理方法と低温処理システム

出願人 株式会社前川製作所
発明者 金沢岳夫岡本尚人山上伸一室地朝子
出願日 1999年8月10日 (21年4ヶ月経過) 出願番号 1999-226092
公開日 2001年2月20日 (19年10ヶ月経過) 公開番号 2001-046040
状態 特許登録済
技術分野 果実または野菜の調製 果実・野菜の大量処理装置及び飼料調整装置 果実、野菜の保存
主要キーワード 混合流動体 衛生的状態 技術的基準 漬過程 微細気泡群 流通機構 低温ブライン 低温処理後
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年2月20日)のものです。
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図面 (2)

課題

野菜根菜等の生野菜に付着した一般生菌大腸菌等の微生物除菌ないし殺菌と併せて除塵を可能とするとともに、輸送貯蔵前の冷水冷却にも寄与することのできる、野菜低温処理システムを提供する。

構成

本発明の野菜低温処理システムは、低温処理部10と処理水浄化部11と殺菌冷水供給部12とより構成し、殺菌冷水供給部12より殺菌冷水22bを連続的に補給循環させながら低温浸漬槽13に供給し、処理水を略0℃の低温に維持させ、搬送コンベア14を介してワーク26を搬入させ、微生物の除菌、殺菌、及び除塵をするとともに、高鮮度併せて高衛生管理をしたHACCP(食品危害分析・重要管理点方式)対応の生野菜を得るようにしてある。

概要

背景

最近、適性製造基準、即ち原材料受け入れから製造工程を経て出荷まで各工程での衛生的に守るべき技術的基準を定めた衛生管理方式が導入される傾向にある。上記新しい衛生管理方式である食品危害分析・重要管理点方式(HACCP)は、微生物管理チェックポイントを、原材料については危害分析を行い、製造工程では重要管理点方式により管理点を明確にし、製造工程全体系統的に管理できるようにしている。

原料の衛生管理としては、原材料の受け入れ時に所定の方法で危害分析を行い管理上の重要度を決めている。上記危害分析は微生物による危害分析を行い、それらの原料の加工工程において微生物を殺菌する加熱工程を経ることなく消費者の手に渡る場合とか、輸送配送途中または消費者の取り扱い中に微生物の増殖の可能性が大で、微生物が増殖したときこれを消費すれば健康上有害な結果を招く恐れのある場合とか、原料が通常の環境下で潜在的汚染源を含有している場合等においては、十分な微生物に対する配慮が必要とされている。

概要

野菜根菜等の生野菜に付着した一般生菌大腸菌等の微生物の除菌ないし殺菌と併せて除塵を可能とするとともに、輸送や貯蔵前の冷水冷却にも寄与することのできる、野菜低温処理システムを提供する。

本発明の野菜低温処理システムは、低温処理部10と処理水浄化部11と殺菌冷水供給部12とより構成し、殺菌冷水供給部12より殺菌冷水22bを連続的に補給循環させながら低温浸漬槽13に供給し、処理水を略0℃の低温に維持させ、搬送コンベア14を介してワーク26を搬入させ、微生物の除菌、殺菌、及び除塵をするとともに、高鮮度併せて高衛生管理をしたHACCP(食品の危害分析・重要管理点方式)対応の生野菜を得るようにしてある。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、野菜や根菜等の生野菜に付着した一般生菌や大腸菌等の微生物の除菌ないし殺菌と併せて除塵を可能とするとともに、輸送や貯蔵前の冷水冷却にも寄与することのできる、野菜低温処理方法と野菜処理システムの提供を目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

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請求項1

根菜を含む生野菜洗浄殺菌方法において、殺菌冷水よりなる低温処理水の電気分解により形成された酸素水素微細気泡陽イオンとを含む気液混合流帯域に、生野菜を所定時間浸漬させることにより、生野菜の低温浸漬殺菌処理と、付着微生物に対する酸化通電破壊による除菌・殺菌処理と、凝集浮上分離洗浄処理とを可能にしたことを特徴とする野菜低温処理方法

請求項2

前記低温処理水の菌含有量管理と水温管理により、低温浸漬処理する野菜に対し高鮮度・高衛生維持ができるようにしたことを特徴とする請求項1記載の野菜低温処理方法。

請求項3

低温処理部と処理液浄化部とよりなる野菜低温処理システムにおいて、前記低温処理部は、低温浸漬槽における殺菌用の低温処理水を形成する殺菌冷水供給部と、低温処理水を電気分解して微細気泡と陽イオンとを含む気液混合流動体を形成する主電解部と、気液混合流動体の中に野菜を投入して凝集、除菌、殺菌とともに除塵洗浄する搬送コンベアとより構成し、処理液浄化部は、前記気液混合流動体により浮上したスカム溢流回収部と、回収残液を電解浮上処理をする補助電解部とより構成したことを特徴とする野菜低温処理システム。

請求項4

前記殺菌冷水供給部は、上水に微量の殺菌液の添加により菌含有量の管理を可能に形成された低温処理水の循環路を低温浸漬槽との間に形成し、冷熱熱交換器を設け、前記低温処理水を略0℃以下の低温に維持管理する構成としたことを特徴とする、請求項3記載の野菜低温処理システム。

請求項5

前記主電解部は、順次供給される低温処理水の電解をすべく前記低温浸漬槽の底面に配設された多数の電極群よりなり、一斉に発生するコロダルエアよりなる微細気泡群と陽イオンとを含む気液混合流動帯域を形成する構成としたことを特徴とする、請求項3記載の野菜低温処理システム。

請求項6

前記搬送コンベアは、逆方向に回動する上下二組みの透水性網部材よりなるコンベアより構成し、対面する同方向走行路間に生野菜を挟持させ、低温浸漬槽の低温処理水に浸漬させるとともに、底面に配設した電極群により形成された気液混合流動帯域の中を通過させ、生野菜に付着した微生物の除菌、殺菌、凝集及び除塵洗浄を可能とする構成としたことを特徴とする、請求項3記載の野菜低温処理システム。

請求項7

前記低温浸漬槽は、底部に多数の電解用電極群を設けその上部に前記生野菜を搬送浸漬する搬送コンベアを配設し、その上部にスカム貯留部を配設した洗浄槽と、該洗浄槽に隣接して設けたスカムの溢流回収と低温処理水の浄化をする電極部を持つ電解浄化槽と、該電解浄化槽に上下ジグザグ状連設した還流槽とより構成したことを特徴とする、請求項3記載の野菜低温処理システム。

請求項8

前記低温処理水の循環路は、前記搬送コンベアの低温浸漬槽での浸漬過程終端部に設けた噴霧洗浄部を介して形成する構成としたことを特徴とする、請求項4記載の野菜低温処理システム。

技術分野

0001

野菜流通機構に流す前の出荷段階で、野菜や根菜等の生野菜に付着した一般生菌大腸菌等の微生物を除去して食品危害分析・重要管理点方式(HACCP)に対応する、野菜低温処理方法と処理システムに関する。

背景技術

0002

最近、適性製造基準、即ち原材料受け入れから製造工程を経て出荷まで各工程での衛生的に守るべき技術的基準を定めた衛生管理方式が導入される傾向にある。上記新しい衛生管理方式である食品の危害分析・重要管理点方式(HACCP)は、微生物の管理チェックポイントを、原材料については危害分析を行い、製造工程では重要管理点方式により管理点を明確にし、製造工程全体系統的に管理できるようにしている。

0003

原料の衛生管理としては、原材料の受け入れ時に所定の方法で危害分析を行い管理上の重要度を決めている。上記危害分析は微生物による危害分析を行い、それらの原料の加工工程において微生物を殺菌する加熱工程を経ることなく消費者の手に渡る場合とか、輸送配送途中または消費者の取り扱い中に微生物の増殖の可能性が大で、微生物が増殖したときこれを消費すれば健康上有害な結果を招く恐れのある場合とか、原料が通常の環境下で潜在的汚染源を含有している場合等においては、十分な微生物に対する配慮が必要とされている。

発明が解決しようとする課題

0004

上記微生物の内、食品の腐敗関与する低温微生物では、10℃以下の温度帯では温度が低いほど増殖は抑制される。そして、微生物は一般に低温下では増殖速度が低下し、増殖最低温度以下になると休眠状態に入るか徐々に死滅していく。また、微生物は急激に低温に移行させた場合にも死滅するといわれ、冷却温度が低い程死滅率は大きい。

0005

一方、野菜はその品質を良好な状態に維持するには収穫後出来るだけ速く品温下げることが必要で、特に夏期圃場での気温が高いうえに、収穫物包装荷造り束ねられると熱呼吸が内にこもり、品温はますます高くなる。そこで、青果物の輸送や貯蔵の前に品温を急速に下げる必要があり、そのため、予冷をしている。その予冷には通風冷却や真空冷却冷水冷却があるが、空気に比較し熱容量の極めて大きい冷却媒体を使用する冷水冷却の場合は、熱容量の大きい根菜類の冷却には効果的と言われている。

0006

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、野菜や根菜等の生野菜に付着した一般生菌や大腸菌等の微生物の除菌ないし殺菌と併せて除塵を可能とするとともに、輸送や貯蔵前の冷水冷却にも寄与することのできる、野菜低温処理方法と野菜処理システムの提供を目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

そこで、野菜低温処理方法は、根菜を含む生野菜の洗浄殺菌方法において、殺菌冷水よりなる低温処理水の電気分解により形成された酸素水素微細気泡陽イオンとを含む気液混合流帯域に、生野菜を所定時間浸漬させることにより、生野菜の低温浸漬殺菌処理と、付着微生物に対する酸化通電破壊による除菌・殺菌処理と、凝集浮上分離洗浄処理とを可能にしたことを特徴とする。

0008

本発明の野菜低温処理方法は、野菜や根菜等からなる生野菜に付着した一般生菌や大腸菌等からなる微生物の除菌・殺菌・除塵・洗浄する低温処理方法に関するものである。本低温処理方法は、殺菌冷水よりなる低温処理液の中に所定時間浸漬する低温浸漬処理と、前記低温処理水の電気分解により形成された酸素と水素の微細気泡と陽イオンとを含む気液混合流動帯域に、前記所定時間浸漬させることにより付着微生物に対する電解処理とを同時に行い、生野菜の除菌・殺菌・除塵・洗浄を可能とするとともに、生野菜をHACCPに対応して高鮮度・高衛生維持を可能としたものである。

0009

そして、上記低温浸漬処理には、微量の殺菌液を添加した上水を使用し冷熱源で冷却した殺菌冷水により形成された低温処理水を浸漬槽内に貯留したもので、生野菜を前記低温処理水に所定時間の間浸漬して、生野菜の低温化と除菌・殺菌を可能とし、後記する電解処理と相俟ってHACCP対応の高鮮度・高衛生維持を可能としたものである。また、上記電解処理は、上記浸漬槽内に貯留した低温処理水を電気分解して水素と酸素ガスよりなる微細気泡を発生させ、同時に発生する陽イオンとともに上昇する気液混合流動帯域を形成させる。その流動帯域内に生野菜を浸漬させ且つ重なり細隙部分まで流動する気液混合液侵入させ接触を図ったものである。上記接触により付着微生物は酸化や通電破壊により除菌、殺菌され、除菌、殺菌されたコロイド微細粒子は前記陽イオンにより凝集され、凝集した微細粒子は微細気泡に包み込まれ浮上分離を可能としたものである。

0010

また、請求項1記載の低温処理水の菌含有量管理と水温管理により、低温浸漬処理する野菜に対し高鮮度・高衛生維持ができるようにしたことを特徴とする。

0011

上記本発明の野菜低温処理方法を使用した低温処理システムは、低温処理部と処理液浄化部とよりなり、前記低温処理部は、低温浸漬槽における殺菌用の低温処理水を形成する殺菌冷水供給部と、低温処理水を電気分解して微細気泡と陽イオンとを含む気液混合流動体を形成する主電解部と、気液混合流動体の中に野菜を投入して凝集、除菌、殺菌とともに除塵洗浄する搬送コンベアとより構成し、処理液浄化部は、前記気液混合流動体により浮上したスカム溢流回収部と、回収残液を電解浮上処理をする補助電解部とより構成したことを特徴とする。

0012

本発明の野菜低温処理システムは、野菜や根菜等の生野菜に付着した一般生菌や大腸菌等の微生物の除去に際して、除菌、殺菌や増殖防止のため上水に微量殺菌液の添加をした低温の殺菌冷水よりなる低温処理水を低温浸漬槽に貯留して、貯留した低温処理水に浸漬することにより後記する電解処理と相俟って微生物の除菌、殺菌、凝集及び除塵洗浄した生野菜を高鮮度且つ高衛生に維持するようにしたものである。そして、上記生野菜であるワークに付着した微生物の除菌、殺菌、凝集及び除塵洗浄に際しては、前記低温処理水を低温浸漬槽の底面に一面に配設した主電極を介して、発生する陽イオン及び微細気泡とを含む気液混合流動帯域を形成させ、該帯域中に野菜を浸漬することにより野菜に付着した微生物の除菌、殺菌と凝集を行なわせるとともに、上記気液混合上昇流によりワークの重なり部分を含む細部にわたる洗浄を行なわせ、該洗浄中に形成された凝集物及び塵埃気泡に包まれスカムとなり前記低温処理水より分離して水面上に浮上するようにしたものである。前記凝集除塵して気泡に包まれ気泡とともに浮上したスカムは、低温浸漬槽の上縁より溢流させることにより隣接する回収部に回収されるとともに回収残液を別途設けた補助電極により電解処理して還流するようにしたものである。

0013

上記請求項3記載の殺菌冷水供給部は、上水に微量殺菌液の添加により菌含有量の管理を可能に形成された低温処理水の循環路を低温浸漬槽との間に形成し、冷熱熱交換器を設け、前記低温処理水を略0℃以下の低温に維持管理する構成としたことを特徴とする。

0014

上記請求項4記載の発明により、生野菜であるワークに付着した微生物の除菌、殺菌、凝集及び除塵洗浄後の生野菜を高鮮度及び高衛生に維持させるため、処理中は予め微量殺菌液を添加した上水を冷熱熱交換器を介して、低温処理水の菌含有量管理のもとに供給し、微生物の増殖防止あるいは死滅の状態に置く0℃以下の低温処理水に管理して使用し、処理中は前記低温処理水に浸漬状態に置き、ワークの品温も低下させ、熱容量の大きな冷却媒体である冷水を使用して低温処理後の出荷配送に際しての予冷に寄与するようにしたものである。

0015

また、請求項3記載の主電解部は、順次供給される低温処理水の電解をすべく前記低温浸漬槽の底面に配設された多数の電極群よりなり、一斉に発生するコロダルエアよりなる微細気泡群と陽イオンとを含む気液混合流動帯域を形成する構成としたことを特徴とする。

0016

上記請求項5記載の発明により、低温処理をする低温浸漬槽の底面一面に配設した多数の電極群を配設して、低温浸漬槽の低温処理水を全面にわたり電気分解して、陽イオン、水素ガス、酸素ガスよりなるコロイダルエア状の微細気泡群を発生させ、陽イオン、微細気泡を含む気液混合流動帯域を形成させる。上記気液混合流動帯域に搬送コンベアを介して、ワークを投入浸漬すればワークは前記混合流動体に包まれ細部に至るまで効率的洗浄を可能にしている。

0017

また、請求項3記載の搬送コンベアは、逆方向に回動する上下二組みの透水性網部材よりなるコンベアより構成し、対面する同方向走行路間に生野菜を挟持させ、低温浸漬槽の低温処理水に浸漬させるとともに、底面に配設した電極群により形成された気液混合流動帯域の中を通過させ、生野菜に付着した微生物の除菌、殺菌、凝集及び除塵洗浄を可能とする構成としたことを特徴とする。

0018

上記請求項6記載の発明により、生野菜であるワークを冷水浸漬層搬入する搬送コンベアは、対向面を上下同方向に並走させた二組の透水性網状コンベアラインにより形成させ、かつその対向面の間にワークを挟持させ搬送するようにし、搬送ライン入り口及び出口は低温浸漬槽の上縁上に露出させ、生野菜の搬入搬出を容易にするとともに、前記上縁より側面に下降ないし上昇させるとともに、底面に配設した電極群の上部を並走させて、低温処理の間は殆どワークを浸漬状態に置くようにしてある。

0019

また、請求項3記載の低温浸漬槽は、底部に多数の電解用電極群を設けその上部に前記生野菜を搬送浸漬する搬送コンベアを配設しその上部にスカム貯留部を配設した洗浄槽と、該洗浄槽に隣接して設けたスカムの溢流回収と低温処理水の浄化をする電極部を持つ電解浄化槽と、該電解浄化槽に上下ジグザグ状連設した還流槽とより構成したことを特徴とする。

0020

また、請求項4記載の低温処理水の循環路は、前記搬送コンベアの低温浸漬槽での浸漬過程終端部に設けた噴霧洗浄部を介して形成する構成としたことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0021

以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載される部品の形状その他の相対的配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1は、本発明の野菜低温処理システムの概略の構成を示す模式図である。

0022

図1に示すように、本発明の野菜低温処理システムは、低温処理部10と処理水浄化部11と殺菌冷水供給部12とより構成し、殺菌冷水供給部12より殺菌冷水22bを連続的に補給循環させながら低温処理部10の低温浸漬槽13に供給し、浸漬槽13内の処理水を略0℃の低温に維持させ、その低温処理水中に搬送コンベア14を介して野菜や根菜等の生野菜であるワーク26を搬入してワークに付着した一般生菌や大腸菌等の微生物の除菌、殺菌、及び除塵をするとともに、高鮮度併せて高衛生管理をしたHACCP(食品の危害分析・重要管理点方式)に対応の生野菜を得るようにしたものである。

0023

上記低温処理部10は、低温浸漬槽13とその底面一面に配設した多数の電解用電極群よりなる主電解部15と、浸漬槽13内を貫通する搬送コンベア14とより構成する。上記、主電解部15により、浸漬槽13内の低温処理水を電気分解して水素ガス及び酸素ガスよりなるコロイダルエア状の微細気泡15a一斉に多発させ同時に発生する陽イオンとともに激しく流動する気液混合流動帯域16を形成させている。該気液混合流動帯域16に野菜や根菜等よりなる生野菜のワーク26を投入浸漬すれば、前記混合流はワークの細隙部にまで浸透し、付着している一般生菌や大腸菌等よりなる微生物は、酸化、通電破壊により殺菌、除菌され凝集物が形成され気泡15a内に取り込まれ、液面に浮上させスカム17aを形成させ17b内に低温処理水より分離貯留させスカム貯留部17を形成させられる。

0024

また、前記気液混合流動帯域16内にワーク26を搬入投入する搬送コンベア14は、互いに逆回転しその対向面を同方向に並走させる上下二組の透水性網製コンベアライン25、24より構成する。上コンベアライン25には横桟25aを並設させ、上下コンベアライン24、25との間の対向空間収納空間を形成させ、該空間に網状収納部材26aにワーク26を収納させ散逸を防ぐなかで低温処理水の中を接触搬送するようにしてある。なお、上記コンベアライン24、25は図に見るように、低温浸漬槽13の入り口上縁よりワークを搭載して、前後の枠13a、13bに添い昇降し、浸漬槽13の出口上縁で低温処理したワークを外部へ搬出する構成にしてある。

0025

前記処理水浄化部11は、スカム回収槽18と還流槽19とより構成し、前記スカム貯留部17に浮上貯留されているスカム17aを隣接するスカム回収槽18に溢流蓄積させ外部へ搬出するようにしてある。なお、上記スカム回収槽18の下部に補助電極18aを設け、前記スカム回収時に同時に移入された低温処理水を浄化させている。そして浄化された低温処理水は隣接する還流槽19に上下にジグザグ状堰を設け、凝集物を除去した清浄な低温処理水を循環路20を介して還流させている。

0026

前記殺菌冷水供給部12は、殺菌液タンク21と循環路20と冷熱熱交換器22と噴霧洗浄部23とより構成する。前記殺菌液タンク21には補給用の上水21aに微量の殺菌液21bを添加して殺菌水を形成させ、低温処理水の菌含有量を検出管理するようにしてある。そしてポンプP、循環路20を介して冷熱熱交換器22に導入させ、略0℃以下の殺菌冷水を得て、噴霧洗浄部23より低温浸漬槽より外部へ導出されたワークに対し噴霧洗浄による最終仕上げ洗浄をしている。なお、前記冷熱熱交換器22には図示してないブラインチラーより低温ブライン22aを導入させ、低温浸漬槽内の温度を適温管理可能に制御し前記殺菌水を略0℃以下に冷却するようにしてある。上記殺菌冷水の連続供給により低温浸漬槽13内の処理水を常時略0℃以下の低温に保持して、ワーク26を常に0℃以下の低温に維持して微生物の増殖防止するとともに略死滅状態に置き、高鮮度、高衛生的食材を常時確保する構成にしてある。

0027

本発明の実施例において、処理目標値(除菌、殺菌効果)は原液濃度の1/100以上とし、即ち殺菌効率は99%以上に設定したが、その結果は下記微生物処理の結果に見るように、99.56%の除菌、殺菌効率が得られている。
ID=000003HE=020 WI=077 LX=0215 LY=1500

発明の効果

0028

上記構成により、野菜や根菜等に付着した一般生菌、大腸菌等の除菌、殺菌、除塵及び洗浄水の浄化に寄与し、効率的低温処理が可能で且つ処理後の野菜を高鮮度、高衛生的状態に置き、配送前に行なう予冷に対し、省エネ的貢献をする。

図面の簡単な説明

0029

図1本発明の野菜冷凍処理システムの概略の構成を示す模式図である。

--

0030

10低温処理部
11処理水浄化部
12 殺菌冷水供給部
13低温浸漬槽
14搬送コンベア
15 主電解部
16気液混合流動帯域
17スカム貯留部
18 スカム回収槽
18a補助電極
19還流槽
20循環路
21殺菌液タンク
21a上水
21b 殺菌液
22冷熱熱交換器
22aブライン
22b 殺菌冷水
23噴霧洗浄部
24 下部コンベアライン
25 上部コンベアライン
26 ワーク

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