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技術 電子情報記録再生システムと電子情報記録再生方法

出願人 株式会社リコー
発明者 中川雅章
出願日 1999年7月27日 (21年3ヶ月経過) 出願番号 1999-212649
公開日 2001年2月16日 (19年9ヶ月経過) 公開番号 2001-043619
状態 未査定
技術分野 デジタル記録再生の信号処理 光学的記録再生1
主要キーワード スタンプ形成 金属皮膜層 電子情報記録 記録区分 データ保護装置 銀行オンラインシステム 暗号化識別子 記録用情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年2月16日)のものです。
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図面 (9)

課題

パーシャルROMディスクの利点を損なわずにデータ保護を確実に行なえる。

解決手段

コントローラ8は、光ディスク10が挿入されたとき、その光ディスクの情報再生専用領域所定位置再生し、パーシャルROM識別子が記録されていないとき又はそのパーシャルROM識別子とは異なる識別子が記録されているときには、情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する。

概要

背景

近年、CD−Rドライブ等の情報記録再生装置の普及に伴い、記録媒体に対するゲームソフトアプリケーションソフトなどのソフトウェアの不正コピーの防止が求められている。

また、病院における名簿患者リスト銀行オンラインシステムにおける顧客情報などの記録媒体に記録された秘密データ漏れないようにするセキュリティ確立も求められている。

このような記録媒体上のソフトウェアや秘密データを不正に利用できないようにするには、情報記録再生装置とそれに挿入する記録媒体(ディスク)の両者で電子情報の保護を実施しなければならない。

そこで従来、ディスクにあらかじめ識別子を登録し、ドライブ装置に挿入の際に、その識別子とドライブ装置が保有する識別子とを比較して、両者が一致した時、ドライブ装置に接続されたホストからのディスク上のソフトウェア等の起動を可能にし、一致しなかったときにはディスク上のデータの利用を禁止する保護機能を備えたデータ保護装置(例えば、特開平7−114501号公報参照)があった。

ところで、最近では記録領域上の一部が情報再生専用領域ROM領域)であるパーシャルROMディスク(Read Only Media)が利用されている。このようなパーシャルROMディスク(「ハイブリッドディスク」とも称する)は、同一記録領域が情報再生専用領域と情報記録再生可能領域の2つに分かれている。

例えば、MOでは、全面が同じ材質のディスク上の記録領域をソフトウェア(S/W)的に上記のような2つの領域に別けている。また、CDを例にとると、情報再生専用領域(CD−ROM部)の部分には反射率の高い金属皮膜層を使用し、情報記録再生可能領域(CD−R部)の部分には熱によって反射率が変化する色素層を使用している。

パーシャルROMディスクの利点は、情報再生専用領域には、誰でも再生できるデータを格納し、情報記録再生可能領域には開示したくない秘密データを格納して、通常のユーザには情報再生専用領域に記録されたデータのみを利用させることができることである。

例えば、情報再生専用領域には誰でも再生できるアプリケーションソフトウェア(S/W)などのデータを記録し、情報記録再生可能領域には、上記アプリケーションソフトウェア(S/W)で作成した個人秘密情報のデータを記録するような利用がされる。

そこで、パーシャルROMディスクについても、秘密データを保護するというセキュリティの面から、ディスクの不正な複製やデータ使用を禁止する必要がある。

概要

パーシャルROMディスクの利点を損なわずにデータ保護を確実に行なえる。

コントローラ8は、光ディスク10が挿入されたとき、その光ディスクの情報再生専用領域の所定位置を再生し、パーシャルROM識別子が記録されていないとき又はそのパーシャルROM識別子とは異なる識別子が記録されているときには、情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する。

目的

この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、パーシャルROMディスクの利点を損なわずにデータ保護を確実に行なえるようにすることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
4件

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請求項1

情報再生専用領域情報記録再生可能領域とを有し、前記情報再生専用領域の所定位置再生専用記録再生可能の両領域を備えた記録媒体であることを示す識別子が記録されている記録媒体と、該記録媒体に対する電子情報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置とからなる電子情報記録再生システムにおいて、前記情報記録再生装置に、前記記録媒体が挿入されたとき、該記録媒体の情報再生専用領域の前記所定位置を再生し、前記識別子が記録されていないとき又は前記識別子とは異なる識別子が記録されているときには、前記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する電子情報記録再生禁止手段を設けたことを特徴とする電子情報記録再生システム。

請求項2

請求項1記載の電子情報記録再生システムにおいて、前記識別子を、前記情報再生専用領域のユーザアクセスができない所定位置に記録するようにしたことを特徴とする電子情報記録再生システム。

請求項3

請求項1記載の電子情報記録再生システムにおいて、前記情報再生専用領域と前記情報記録再生可能領域とを、それぞれ異なる材質で構成するようにしたことを特徴とする電子情報記録再生システム。

請求項4

請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子情報記録再生システムにおいて、前記電子情報記録再生禁止手段に、前記情報再生専用領域から前記情報記録再生可能領域に記録されるべき記録用情報が検出されたとき、前記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する手段を設けたことを特徴とする電子情報記録再生システム。

請求項5

情報再生専用領域と情報記録再生可能領域とを有し、前記情報再生専用領域の所定位置に再生専用と記録再生可能の両領域を備えた記録媒体であることを示す識別子が記録されている記録媒体と、該記録媒体に対する電子情報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置とからなる電子情報記録再生システムにおいて、前記情報記録再生装置に、前記記録媒体が挿入されたとき、該記録媒体の情報再生専用領域の所定位置に記録されている識別子を読み出して暗号化し、該暗号化識別子を前記情報記録再生可能領域の所定位置に記録する手段を設けたことを特徴とする電子情報記録再生システム。

請求項6

請求項5記載の電子情報記録再生システムにおいて、前記情報記録再生装置に、前記記録媒体が挿入されたとき、前記情報記録再生可能領域の所定位置に記録されている暗号化識別子を再生して復号化し、該復号化された識別子と前記情報再生専用領域の所定位置から再生した識別子とを比較し、その比較結果が異なるときには前記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する電子情報記録再生禁止手段を設けたことを特徴とする電子情報記録再生システム。

請求項7

請求項6記載の電子情報記録再生システムにおいて、前記暗号化及び復号化の際に前記記録媒体に固有識別情報を用いるようにしたことを特徴とする電子情報記録再生システム。

請求項8

請求項6記載の電子情報記録再生システムにおいて、前記暗号化及び復号化の際に前記情報記録再生装置に固有の識別情報を用いるようにしたことを特徴とする電子情報記録再生システム。

請求項9

情報再生専用領域と情報記録再生可能領域とを有し、前記情報再生専用領域の所定位置に再生専用と記録再生可能の両領域を備えた記録媒体であることを示す識別子が記録されている記録媒体に対して電子情報の記録及び再生を行なう電子情報記録再生方法において、前記記録媒体の情報再生専用領域の前記所定位置を再生し、前記識別子が記録されていないとき又は前記識別子とは異なる識別子が記録されているときには、前記記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止することを特徴とする電子情報記録再生方法。

請求項10

請求項9記載の電子情報記録再生方法において、前記識別子を、前記情報再生専用領域のユーザアクセスができない所定位置に記録することを特徴とする電子情報記録再生方法。

請求項11

請求項9記載の電子情報記録再生方法において、前記情報再生専用領域と前記情報記録再生可能領域とを、それぞれ異なる材質で構成することを特徴とする電子情報記録再生方法。

請求項12

請求項9乃至11のいずれか一項に記載の電子情報記録再生方法において、前記情報再生専用領域から前記情報記録再生可能領域に記録されるべき記録用情報が検出されたとき、前記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止することを特徴とする電子情報記録再生方法。

請求項13

情報再生専用領域と情報記録再生可能領域とを有し、前記情報再生専用領域の所定位置に再生専用と記録再生可能の両領域を備えた記録媒体であることを示す識別子が記録されている記録媒体に対する電子情報の記録及び再生を行なう電子情報記録再生方法において、前記記録媒体の情報再生専用領域の所定位置に記録されている識別子を読み出して暗号化し、該暗号化識別子を前記情報記録再生可能領域の所定位置に記録することを特徴とする電子情報記録再生方法。

請求項14

請求項13記載の電子情報記録再生方法において、前記記録媒体の前記情報記録再生可能領域の所定位置に記録されている暗号化識別子を再生して復号化し、該復号化された識別子と前記情報再生専用領域の所定位置から再生した識別子とを比較し、その比較結果が異なるときには前記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止することを特徴とする電子情報記録再生方法。

請求項15

請求項14記載の電子情報記録再生方法において、前記暗号化及び復号化の際に前記記録媒体に固有の識別情報を用いることを特徴とする電子情報記録再生方法。

請求項16

請求項14記載の電子情報記録再生方法において、前記暗号化及び復号化の際に前記情報記録再生装置に固有の識別情報を用いることを特徴とする電子情報記録再生方法。

技術分野

0001

この発明は、CD−R/RWなどの光ディスク媒体に対する電子情報の記録及び再生を行なう光ディスクドライブシステムDVDディスク等の記録媒体に電子情報の記録及び再生を行なうDVDドライブステムと、記録媒体に対する電子情報記録再生方法とに関する。

背景技術

0002

近年、CD−Rドライブ等の情報記録再生装置の普及に伴い、記録媒体に対するゲームソフトアプリケーションソフトなどのソフトウェアの不正コピーの防止が求められている。

0003

また、病院における名簿患者リスト銀行オンラインシステムにおける顧客情報などの記録媒体に記録された秘密データ漏れないようにするセキュリティ確立も求められている。

0004

このような記録媒体上のソフトウェアや秘密データを不正に利用できないようにするには、情報記録再生装置とそれに挿入する記録媒体(ディスク)の両者で電子情報の保護を実施しなければならない。

0005

そこで従来、ディスクにあらかじめ識別子を登録し、ドライブ装置に挿入の際に、その識別子とドライブ装置が保有する識別子とを比較して、両者が一致した時、ドライブ装置に接続されたホストからのディスク上のソフトウェア等の起動を可能にし、一致しなかったときにはディスク上のデータの利用を禁止する保護機能を備えたデータ保護装置(例えば、特開平7−114501号公報参照)があった。

0006

ところで、最近では記録領域上の一部が情報再生専用領域ROM領域)であるパーシャルROMディスク(Read Only Media)が利用されている。このようなパーシャルROMディスク(「ハイブリッドディスク」とも称する)は、同一記録領域が情報再生専用領域と情報記録再生可能領域の2つに分かれている。

0007

例えば、MOでは、全面が同じ材質のディスク上の記録領域をソフトウェア(S/W)的に上記のような2つの領域に別けている。また、CDを例にとると、情報再生専用領域(CD−ROM部)の部分には反射率の高い金属皮膜層を使用し、情報記録再生可能領域(CD−R部)の部分には熱によって反射率が変化する色素層を使用している。

0008

パーシャルROMディスクの利点は、情報再生専用領域には、誰でも再生できるデータを格納し、情報記録再生可能領域には開示したくない秘密データを格納して、通常のユーザには情報再生専用領域に記録されたデータのみを利用させることができることである。

0009

例えば、情報再生専用領域には誰でも再生できるアプリケーションソフトウェア(S/W)などのデータを記録し、情報記録再生可能領域には、上記アプリケーションソフトウェア(S/W)で作成した個人秘密情報のデータを記録するような利用がされる。

0010

そこで、パーシャルROMディスクについても、秘密データを保護するというセキュリティの面から、ディスクの不正な複製やデータ使用を禁止する必要がある。

発明が解決しようとする課題

0011

しかしながら、従来のデータ保護装置では、上述のようなパーシャルROMディスクを利用すると、上述の保護機能によって情報再生専用領域のデータについても禁止対象にしてしまうので、パーシャルROMディスクの利点が失われるという問題があった。

0012

この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、パーシャルROMディスクの利点を損なわずにデータ保護を確実に行なえるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

この発明は上記の目的を達成するため、情報再生専用領域と情報記録再生可能領域とを有し、上記情報再生専用領域の所定位置再生専用記録再生可能の両領域を備えた記録媒体であることを示す識別子が記録されている記録媒体と、その記録媒体に対する電子情報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置とからなる電子情報記録再生システムにおいて、上記情報記録再生装置に、上記記録媒体が挿入されたとき、その記録媒体の情報再生専用領域の上記所定位置を再生し、上記識別子が記録されていないとき又は上記識別子とは異なる識別子が記録されているときには、上記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する電子情報記録再生禁止手段を設けたものである。

0014

また、上記のような電子情報記録再生システムにおいて、上記識別子を、上記情報再生専用領域のユーザアクセスができない所定位置に記録するようにするとよい。

0015

さらに、上記のような電子情報記録再生システムにおいて、上記情報再生専用領域と上記情報記録再生可能領域とを、それぞれ異なる材質で構成するようにするとよい。

0016

また、上記のような電子情報記録再生システムにおいて、上記電子情報記録再生禁止手段に、上記情報再生専用領域から上記情報記録再生可能領域に記録されるべき記録用情報が検出されたとき、上記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する手段を設けるとよい。

0017

さらに、情報再生専用領域と情報記録再生可能領域とを有し、上記情報再生専用領域の所定位置に再生専用と記録再生可能の両領域を備えた記録媒体であることを示す識別子が記録されている記録媒体と、その記録媒体に対する電子情報の記録及び再生を行なう情報記録再生装置とからなる電子情報記録再生システムにおいて、上記情報記録再生装置に、上記記録媒体が挿入されたとき、その記録媒体の情報再生専用領域の所定位置に記録されている識別子を読み出して暗号化し、その暗号化識別子を上記情報記録再生可能領域の所定位置に記録する手段を設けるとよい。

0018

また、上記のような電子情報記録再生システムにおいて、上記情報記録再生装置に、上記記録媒体が挿入されたとき、上記情報記録再生可能領域の所定位置に記録されている暗号化識別子を再生して復号化し、その復号化された識別子と上記情報再生専用領域の所定位置から再生した識別子とを比較し、その比較結果が異なるときには上記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する電子情報記録再生禁止手段を設けるとよい。

0019

さらに、上記のような電子情報記録再生システムにおいて、上記暗号化及び復号化の際に上記記録媒体に固有識別情報を用いるようにするとよい。

0020

さらにまた、上記のような電子情報記録再生システムにおいて、上記暗号化及び復号化の際に上記情報記録再生装置に固有の識別情報を用いるようにするとよい。

0021

また、情報再生専用領域と情報記録再生可能領域とを有し、上記情報再生専用領域の所定位置に再生専用と記録再生可能の両領域を備えた記録媒体であることを示す識別子が記録されている記録媒体に対して電子情報の記録及び再生を行なう電子情報記録再生方法において、上記記録媒体の情報再生専用領域の上記所定位置を再生し、上記識別子が記録されていないとき又は上記識別子とは異なる識別子が記録されているときには、上記記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止するとよい。

0022

さらに、上記のような電子情報記録再生方法において、上記識別子を、上記情報再生専用領域のユーザアクセスができない所定位置に記録するとよい。

0023

また、上記のような電子情報記録再生方法において、上記情報再生専用領域と上記情報記録再生可能領域とを、それぞれ異なる材質で構成するとよい。

0024

さらに、上記のような電子情報記録再生方法において、上記情報再生専用領域から上記情報記録再生可能領域に記録されるべき記録用情報が検出されたとき、上記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止するとよい。

0025

また、情報再生専用領域と情報記録再生可能領域とを有し、上記情報再生専用領域の所定位置に再生専用と記録再生可能の両領域を備えた記録媒体であることを示す識別子が記録されている記録媒体に対する電子情報の記録及び再生を行なう電子情報記録再生方法において、上記記録媒体の情報再生専用領域の所定位置に記録されている識別子を読み出して暗号化し、その暗号化識別子を上記情報記録再生可能領域の所定位置に記録するとよい。

0026

さらに、上記のような電子情報記録再生方法において、上記記録媒体の上記情報記録再生可能領域の所定位置に記録されている暗号化識別子を再生して復号化し、その復号化された識別子と上記情報再生専用領域の所定位置から再生した識別子とを比較し、その比較結果が異なるときには上記情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止するとよい。

0027

また、上記のような電子情報記録再生方法において、上記暗号化及び復号化の際に上記記録媒体に固有の識別情報を用いるとよい。

0028

さらに、上記のような電子情報記録再生方法において、上記暗号化及び復号化の際に上記情報記録再生装置に固有の識別情報を用いるとよい。

発明を実施するための最良の形態

0029

以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一実施形態である電子情報保護システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1に示した光ディスクの記録領域のフォーマットを示す説明図である。

0030

図1に示すように、この電子情報保護システムは、光ディスク10とその光ディスク10に対する電子情報の記録及び再生を行なう光ディスク記録再生装置とからなる。

0031

光ディスク10について、ここでは、コンパクトディスク(CompactDisc:CD)を例にとって説明する。この光ディスク10は、図2に示すように、記録領域に情報再生専用領域E1と情報記録再生可能領域E2の2つの領域を持つ記録媒体であり、このような記録媒体をパーシャルROMディスクと称する。

0032

この情報再生専用領域E1と情報記録再生可能領域E2の各領域はそれぞれセッションと呼ばれるCD特有記録区分として存在している。同図のフォーマット例では、第1セッションは情報再生専用領域E1に位置しており、第2セッション以降のセッションは情報記録再生可能領域E2に位置している。

0033

なお、この図では情報記録再生可能領域E2の第3セッション以降の図示を省略している。また、情報記録再生可能領域E2が1つのセッションの場合も可能である。

0034

各セッションは、内側からリードイン(Lead−In)領域と呼ばれるトラック情報などを格納する領域と、1連のデータブロック単位で情報を記録したトラックと、セッションの終了位置を示すリードアウト(Lead−Out)領域とから構成されている。

0035

同図では、第1セッションの情報再生専用領域E1はリードイン領域E3,トラックE4,及びリードアウト領域E5とからなり、第2セッションの情報記録再生可能領域E2はリードイン領域E6,トラックE7,及びリードアウト領域E8とからなる。

0036

この光ディスク10では、ユーザは電子情報が記録されている情報再生専用領域E1のトラックE4に記録された電子情報のみをアクセスすることができる。さらに、情報再生専用領域E1のリードイン領域E3の所定領域E9には、メインデータの一部としてこのディスクメディアがパーシャルROMディスクであることを示すパーシャルROM識別子(識別子)が記録されている。

0037

また、上述したようなパーシャルROM識別子がユーザから簡単に再生されてしまうと簡単に複製されてしまって電子情報の保護が行なえなくなる。例えば、ユーザがホストインタフェイス(Host I/F)を用いて簡単に再生できてしまうような領域、いわゆる論理ブロックアドレス領域にパーシャルROM識別子が記録されていると簡単に複製されてしまう。

0038

そこで、上述のような情報再生専用領域E1のリードイン領域E3のようなユーザが簡単に再生できない領域にパーシャルROM識別子を記録することにより、ユーザによる不正な複製を防止することができる。

0039

一方、光ディスク記録再生装置は、図1に示すように、光ディスク10を回転させるスピンドルモータ(以下「モータ」と称する)1と、半導体レーザを搭載して光ディスク10の記録領域にレーザ光Lを照射する光ピックアップ3と、その光ピックアップ3をその内部に設けられているシークモータ共同して光ディスク10の半径方向に移動させる粗動モータ2を備えている。

0040

また、モータ1の回転制御を行なう回転制御系4と、粗動モータ2の駆動制御を行なう粗動モータ制御系5と、光ピックアップ3の制御を行なう光ピックアップ制御系6と、光ピックアップ3によって読み取った電子情報の信号及び光ディスク10の記録領域に書き込む電子情報の信号を送受する信号処理系7と、上記制御系4〜6及び処理系7の制御と共に、この発明に係る電子情報保護処理を行なうCPU,ROM,及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現されるコントローラ8を備えている。

0041

さらに、コントローラ8は外部インタフェイス9を介してホストコンピュータに接続されており、光ディスク10から読み取った電子情報をホストコンピュータへ送出し、光ディスク10に書き込む電子情報をホストコンピュータから受け取る処理も行なう。

0042

そして、光ディスク10をモータ1によって回転させながら光ピックアップ3をその光ディスク10の半径方向に移動させ、光ピックアップ3の半導体レーザからレーザ光Lを光ディスク10の記録面上の記録領域に照射させて電子情報の記録又は再生を行なうと共に、光ディスク10に対する電子情報の記録及び再生時にこの発明にかかわる電子情報保護処理を行なう。

0043

すなわち、上記コントローラ8等が、光ディスク10が挿入されたとき、その記録領域の情報再生専用領域E1の所定位置であるリードイン領域E3の所定領域E9を再生し、識別子が記録されていないとき又はパーシャルROM識別子とは異なる識別子が記録されているときには、情報記録再生可能領域E2に対する記録及び再生を禁止する電子情報記録再生禁止手段の機能を果たす。

0044

次に、この電子情報保護システムにおける電子情報保護処理を説明する。図3は、図1の電子情報保護システムにおける電子情報保護処理を示すフローチャートである。

0045

コントローラ8の制御による電子情報保護処理は、光ディスク10が挿入された場合、ステップ(図中「S」で示す)1でモータ1をスピンアップして光ディスク10を定常回転させる。ステップ2へ進んでフォーカスオン(ON)して記録領域に対するフォーカス処理を実行し、ステップ3へ進んでトラッキングオン(ON)してトラッキング処理を実行して再生準備をする。

0046

ステップ4へ進んで第1セッション(1stセッション)のリードイン領域E3の目次領域TOC)に記録されているサブコードを再生し、第1セッションに存在するトラック情報を得る。その後、ステップ5へ進んでリードイン領域E3の開始アドレスから所定のオフセットXのブロック(所定領域E9)のメインデータを再生して、パーシャルROM識別子(PROM識別子)が存在するか否かを確認する。

0047

このPROM識別子は、例えば、“P ROM******”(*は任意の数字)がリードイン領域E3の所定領域E9にアスキーコードで記録されており、コントローラ8は、上記のようなコードを検出すればパーシャルROMディスクであると判定する。

0048

ステップ5の判定処理で、所定領域E9にPROM識別子の存在を確認できない場合は、ステップ7へ進んで第2セッションの情報記録再生可能領域E2に対するアクセス禁止フラグを設定して、情報記録再生可能領域E2に対する情報の記録及び再生を禁止し、この処理を終える。

0049

また、ステップ5の判定処理で、所定領域E9にPROM識別子の存在を確認した場合は、ステップ6へ進んで第2セッション(2ndセッション)のリードイン領域E6のTOCを再生し、第2セッション以降のセッションのトラック情報を取得して、情報記録再生可能領域E2に対する情報の記録及び再生を可能にし、この処理を終える。

0050

このようにして、光ディスク記録再生装置は、挿入された光ディスクにパーシャルROM識別子が存在しないか、もしくは異なった識別子を検出した場合は、当該光ディスクを不正ディスクと判断して、光ディスク上の情報記録再生可能領域に対する記録・再生を禁止するので、電子情報保護システムとして、不正なデータ情報提示したり、不正ディスクに新規データを記録することを不可能にさせることができる。

0051

また、光ディスク上のパーシャルROM識別子が記録されている場所はユーザからアクセスできない場所に位置しているので、当該光ディスクが簡単に複製されるのを防ぐことが出来る。

0052

次に、通常の光ディスク記録再生装置は、上記のような光ディスク10を再生する場合、第1セッションのリードイン領域E3でフォーカストラッキングなどのサーボ調整を実施し、そのサーボパラメータ値を用いて光ディスクの記録面全体の再生処理を実施するので、途中で材質が変わるような光ディスクについては、そのサーボパラメータを用いて記録面全体を再生するのが不可能になる。

0053

そこで、このような特性を利用して、上記光ディスク10の記録面の情報再生専用領域E1と情報記録再生可能領域E2とをそれぞれ異なる材質で構成する。

0054

例えば、上記光ディスク10の記録面の情報再生専用領域E1として、通常市販されている音楽用コンパクトディスク(Audio CD)やCD−ROMディスクなどのスタンプディスクのように、記録面にアルミニュウムなどの反射率の高い金属皮膜層を形成し、電子情報をスタンパと呼ばれる形成装置によってスタンプ形成する。

0055

また、情報記録再生可能領域E2として、書き込みが可能なCD−RWのように、スタンプCD−ROMディスクよりも反射率が小さい素材を使用し、記録面に熱によって反射率が変化する色素層を形成する。

0056

このようにして、上記のような光ディスク10に記録されたパーシャルROM識別子をコピーした光ディスクが通常の光ディスク記録再生装置で使用されたとしても、そのままでは記録面の情報記録再生可能領域の再生が行なえないので、不正コピーからデータを保護することができる。

0057

また、この実施形態の光ディスク記録再生装置が、パーシャルROMディスクとそれ以外の種類のディスクを区別するためにも、上述の光ディスク10に対して物理的な特徴を持たせる必要があり、上記のように情報再生専用領域と情報記録再生可能領域のそれぞれの素材に基づいて電子情報保護用のパーシャルROMディスクか否かを物理的に判断することができ、セキュリティに関する信頼性をさらに向上させることができる。

0058

次に、一般的にCD−RWディスクはCD−Rディスクに比べて材料のコストがかかって高価になるので、上述のように光ディスク10の第2セッションに低コストのCD−Rディスクと同じ素材の記録面を形成した場合、反射率がスタンプディスクと略同等になるので、多くのCD−ROMドライブでは第2セッションの再生が可能になってしまう。

0059

また、上記のような光ディスク10を市販のCD−Rディスクに複製すると、その第2セッションが再生できてしまう。そこで、不正なデータ公開を防ぐためにも、光ディスク10上の第1セッションと第2セッションの信号を検出してチェックする必要が有る。

0060

通常、CD−R/RWディスクには、記録用信号としてウォブル(Wobble)信号と呼ばれるCD−R特有の記録用情報がディスク全体のトラック溝に記録されており、この記録用情報の再生信号FM変調することによって、現在位置などの情報が得られ、電子情報の記録時には必要不可欠なものである。

0061

したがって、上記光ディスク10の第2セッションにCD−Rディスクの記録面と同じ素材を用いた場合も、その記録領域のトラック溝には記録用情報が記録される。

0062

そこで、上記コントローラ8等が、情報再生専用領域E1から情報記録再生可能領域E2に記録されるべき記録用情報が検出されたとき、情報記録再生可能領域E2に対する記録及び再生を禁止する手段の機能を果たすようにする。

0063

図4は、この機能を設けた場合の電子情報保護処理を示すフローチャートである。この処理は、図3のフローチャートで示した一連の処理を終えてPROM識別子を認識した後、ステップ11で第1セッションのリードイン領域E3のウォブル信号(1st Lead−In Wobble信号)を再生し、ステップ12へ進んでウォブル信号の検出の有無を判断する。このウォブル信号が記録用情報である。

0064

ステップ12の判断でウォブル信号の検出が有れば、ステップ16へ進んで不正ディスクとして第2セッションの情報記録再生可能領域E2に対してアクセス禁止フラグを設定し、情報記録再生可能領域E2に対する情報の記録及び再生を禁止し、この処理を終了する。

0065

また、ステップ12の判断でウォブル信号の検出が無ければ、ステップ13へ進んで第2セッションのリードイン領域E6をアクセスし、トラック情報(2ndセッショントラック情報)を取得する。

0066

その後、ステップ14へ進んで第2セッションのリードイン領域E6のウォブル信号(2nd Lead−In Wobble信号)を再生し、ステップ15へ進んでウォブル信号の検出の有無を判断する。

0067

ステップ15の判断でウォブル信号の検出が無ければ、ステップ16へ進んで不正ディスクと判断して第2セッションの情報記録再生可能領域E2に対してアクセス禁止フラグを設定し、情報記録再生可能領域E2に対する情報の記録及び再生を禁止し、この処理を終了する。

0068

ステップ15の判断でウォブル信号の検出が有れば、この光ディスクがパーシャルROMディスクであり、不正に複写されたディスクでは無いと判断して、情報記録再生可能領域E2の記録及び再生を可能にして、この処理を終了する。

0069

このようにして、光ディスク上の情報再生専用領域に情報記録再生可能領域に記録されるべき特有の信号(ウォブル信号等の記録用情報)が検出された場合は、当該光ディスクが電子情報保護用のパーシャルROMではなく、不正にコピーされた光ディスクであると判断して、情報記録再生可能領域の記録及び再生を禁止するので、セキュリティに関する信頼性を向上させることができる。

0070

次に、この発明の他の実施形態について説明する。この実施形態の電子情報保護システムは、図1に示した電子情報保護システムの構成と略同じであるが、光ディスク10のフォーマットとコントローラ8等の機能が若干異なる。

0071

図5は、この実施形態における光ディスクの記録領域のフォーマットを示す説明図である。この光ディスクと図2に示した光ディスクのフォーマットの相違点は、第1セッションの情報再生専用領域E1のリードイン領域E3にディスク固有番号であるディスクシリアルナンバを記録する所定領域E12を設けていることと、第2セッションの情報記録再生可能領域E2のリードイン領域E6に上記ディスクシリアルナンバとパーシャルROM識別子に基づいて生成したサブパーシャルROM識別子を記録する所定領域E10を設けていることである。

0072

このディスクシリアルナンバは、光ディスク毎に異なる識別子であり、パーシャルROM識別子を暗号化する際に使用するデータである。サブパーシャルROM識別子は、情報再生専用領域の所定領域E9に格納されたパーシャルROM識別子をディスクシリアルナンバを用いて暗号化したデータである。

0073

この実施形態の光ディスク記録再生装置は、光ディスク10に記録されたパーシャルROM識別子を暗号化してサブパーシャルROM識別子を生成し、そのサブパーシャルROM識別子を光ディスク10に記録する。

0074

そして、光ディスク10の挿入時、その光ディスク10に記録されているサブパーシャルROM識別子を復号化してパーシャルROM識別子を生成し、それが光ディスク10に記録されているパーシャルROM識別子と一致するときにのみ情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を可能にする処理を行なう。

0075

すなわち、この実施形態の電子情報保護システムでは、光ディスク記録再生装置のコントローラ8等が、記録媒体が挿入されたとき、その記録媒体の情報再生専用領域の所定位置に記録されている識別子を読み出して暗号化し、その暗号化識別子を情報記録再生可能領域の所定位置に記録する手段の機能を果たす。

0076

また、記録媒体が挿入されたとき、情報記録再生可能領域の所定位置に記録されている暗号化識別子を再生して復号化し、その復号化された識別子と情報再生専用領域の所定位置から再生した識別子とを比較し、その比較結果が異なるときには情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する電子情報記録再生禁止手段の機能も果たす。さらに、上記暗号化及び復号化の際に上記記録媒体に固有の識別情報を用いている。

0077

この光ディスク記録再生装置のコントローラ8は、光ディスク10が挿入されたとき、記録面の情報再生専用領域E1のリードイン領域E3の所定位置E9とE12にそれぞれ記録されているパーシャルROM識別子とディスクシリアルナンバ(光ディスク10に固有の識別情報)を読み出し、所定の暗号化方式により上記ディスクシリアルナンバを用いて上記パーシャルROM識別子を暗号化し、その暗号化されたデータをサブパーシャルROM識別子として情報記録再生可能領域E2のリードイン領域E6の所定位置E10に記録する。

0078

図6は、この実施形態の電子情報保護システムにおける電子情報保護処理を示すフローチャートである。この電子情報保護処理は、図3に示した一連の処理を終えてPROM識別子の検出を認識した後、ステップ21で第1セッションの情報再生専用領域E1のリードイン領域E3内のブロック(所定領域)E12に記録されているディスクシリアルナンバ(ディスクシリアル番号)を再生し、ディスクシリアルナンバを得る。

0079

ステップ22へ進んで第2セッションの情報記録再生可能領域E2のリードイン領域E6内のブロック(所定領域)E10に記録されているサブパーシャルROM識別子を再生し、サブパーシャルROM識別子を得る。

0080

ステップ23へ進んでサブパーシャルROM識別子をディスクシリアルナンバを用いて復号化し、ステップ24へ進んでその復号化されたデータ(復号データ)とパーシャルROM識別子とを比較して、復号データがパーシャルROM識別子と一致するか否かを判断する。

0081

ステップ24の判断で復号データとパーシャルROM識別子とが一致せずに異なった識別子であった場合は、ステップ25へ進んで第2セッションの情報記録再生可能領域E2に対してアクセス禁止フラグを設定し、第2セッションに対する電子情報の記録及び再生を禁止して、この処理を終了する。

0082

ステップ24の判断で復号データとパーシャルROM識別子とが一致して同じ識別子であった場合は、この光ディスクがパーシャルROMディスクであり、不正に複写されたものでは無いと判断して、情報記録再生可能領域E2に対する記録及び再生を可能にし、この処理を終了する。

0083

このようにして、光ディスクに固有な識別情報を用いて電子情報保護用パーシャルROMディスクとしてのセキュリティチェックを更に強化し、当該光ディスクの使用環境を限定させることにより、同じ種類の装置ならば当該光ディスクに対して容易に記録及び再生ができてしまうことを防止することができる。

0084

したがって、上述した先の実施形態よりもパーシャルROMディスクのセキュリティに関する信頼性を向上させることができる。

0085

次に、この発明のさらに他の実施形態について説明する。この実施形態の電子情報保護システムは、図1に示した電子情報保護システムの構成と略同じであるが、上述のいずれの実施形態の光ディスク10とも、そのフォーマットとコントローラ8等の機能が若干異なる。

0086

図7は、この実施形態における光ディスクの記録領域のフォーマットを示す説明図である。この光ディスクと図2及び図5に示した光ディスクのフォーマットの相違点は、第2セッションの情報再生専用領域E2のリードイン領域E6に、第2サブパーシャルROM識別子(サブパーシャルROM識別子2)を記録する新たな所定領域E11を設けていることである。

0087

このサブパーシャルROM識別子2は、パーシャルROM識別子をドライブシリアル番号を用いて暗号化したデータである。このドライブシリアル番号は、第2セッションの情報記録再生可能領域E2に電子情報を記録した光ディスク記録再生装置のみに付与されたユニークなシリアル番号であり、その光ディスク記録再生装置内メモリに登録されている。

0088

この実施形態の光ディスク記録再生装置は、上述のサブパーシャルROM識別子の記録と共に、光ディスク10に記録されたパーシャルROM識別子を自装置のシリアル番号を用いた暗号化処理で第2サブパーシャルROM識別子を生成し、その第2サブパーシャルROM識別子を光ディスク10に記録する。

0089

そして、光ディスク10の挿入時、上述の処理においてサブパーシャルROM識別子が一致した後、その光ディスク10に記録されている第2サブパーシャルROM識別子を復号化してパーシャルROM識別子を生成し、その第2サブパーシャルROM識別子も光ディスク10に記録されているパーシャルROM識別子と一致するときにのみ情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を可能にする処理を行なう。

0090

すなわち、この実施形態の電子情報保護システムでは、光ディスク記録再生装置のコントローラ8等が、記録媒体が挿入されたとき、その記録媒体の情報再生専用領域の所定位置に記録されている識別子を読み出して暗号化し、その暗号化識別子を情報記録再生可能領域の所定位置に記録する手段の機能を果たす。

0091

また、記録媒体が挿入されたとき、情報記録再生可能領域の所定位置に記録されている暗号化識別子を再生して復号化し、その復号化された識別子と情報再生専用領域の所定位置から再生した識別子とを比較し、その比較結果が異なるときには情報記録再生可能領域に対する記録及び再生を禁止する電子情報記録再生禁止手段の機能も果たす。さらに、上記暗号化及び復号化の際に情報記録再生装置に固有の識別情報を用いている。

0092

図8は、この実施形態の電子情報保護システムにおける電子情報保護処理を示すフローチャートである。この電子情報保護処理は、図6に示した一連の処理を終えてパーシャルROM識別子が一致した後、ステップ31で第2セッションの情報記録再生可能領域E2のリードイン領域E6のブロック(所定領域)E11に記録されているサブパーシャルROM識別子2を再生し、サブパーシャルROM識別子2を得る。

0093

ステップ32へ進んで自装置の内部メモリ(例えば,コントローラ8に設けられたROM又はRAM)からドライブシリアル番号を得る。ステップ33へ進んでサブパーシャルROM識別子2をドライブシリアル番号を用いて復号化し、ステップ34へ進んでその復号データとパーシャルROM識別子とを比較して、復号データがパーシャルROM識別子と一致するか否かを判断する。

0094

ステップ34の判断でサブパーシャルROM識別子2とパーシャルROM識別子と一致せずに異なった場合、ステップ35へ進んで第2セッションの情報記録再生可能領域E2に対するアクセス禁止フラグを設定し、第2セッションに対する電子情報の記録及び再生を禁止して、この処理を終了する。

0095

ステップ34の判断でサブパーシャルROM識別子2とパーシャルROM識別子とが一致して同じ識別子であった場合は、この光ディスクがパーシャルROMディスクであり、不正に複写されたものでは無いと判断して、情報記録再生可能領域E2に対する記録及び再生を可能にし、この処理を終了する。

0096

このようにして、光ディスクのシリアル番号を用いてセキュリティチェックした後、光ディスク記録再生装置のシリアル番号を用いてもう一度セキュリティチェックを繰り返すので、当該光ディスクに当該サブパーシャルROM識別子2を記録した装置以外ではその光ディスクを使用できなくすることができ、電子情報保護用パーシャルROMディスクとしてのセキュリティチェックを更に強化することができる。

発明の効果

0097

以上説明してきたように、この発明の電子情報記録再生システム及び電子情報記録再生方法によれば、パーシャルROMディスクの利点を損なわずにデータ保護を確実に行なえる。

図面の簡単な説明

0098

図1この発明の一実施形態である電子情報保護システムの構成を示すブロック図である。
図2図1に示した光ディスクの記録領域のフォーマットを示す説明図である。
図3図1の電子情報保護システムにおける電子情報保護処理を示すフローチャートである。
図4図1の電子情報保護システムにおける他の電子情報保護処理を示すフローチャートである。
図5この発明の他の実施形態である電子情報保護システムにおける光ディスクの記録領域のフォーマットを示す説明図である。
図6この発明の他の実施形態である電子情報保護システムにおける電子情報保護処理を示すフローチャートである。
図7この発明のさらに他の実施形態である電子情報保護システムにおける光ディスクの記録領域のフォーマットを示す説明図である。
図8この発明のさらに他の実施形態である電子情報保護システムにおける電子情報保護処理を示すフローチャートである。

--

0099

1:スピンドルモータ2:粗動モータ
3:光ピックアップ4:回転制御系
5:粗動モータ制御系6:光ピックアップ制御系
7:信号処理系 8:コントローラ
9:外部インタフェイス
10:光ディスクL:レーザ光
E1:情報再生専用領域
E2:情報記録再生可能領域
E3,E6:リードイン領域
E4,E7:トラック
E5,E8:リードアウト領域
E9,E10,E11,E12:所定領域

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