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この項目の情報は公開日時点(2001年2月16日)のものです。
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図面 (5)

課題

運搬及び携帯に便利で、簡単に操作できる検査用具を提供する。

解決手段

本発明の検査用具1は、呈色反応を示す試薬液と、試料採取し試薬液に添加するための採取用器具と、透明な試験容器とを備えた検査用具において、試験容器4が柔軟性材料からなる密封された袋であって、この中に一回の検査に必要な量の試薬液2が充填されており、さらに、柔軟性材料の内面同士剥離可能に接着した仮接着部4bによって試薬液2と隔離された状態で、一個の採取用器具3が取り出し可能に収容されていることを特徴としている。

概要

背景

食品工場等の衛生管理が要求される場所では、そこで使用される機械器具をよく洗浄し、その上、タンパク質などの汚染物質残留していないかどうかを検査する必要がある。従来より、汚染物質の有無を検査するためには、呈色反応を示す試薬液と、綿棒などの採取用器具と、透明な試験容器とを備えた検定用具が用いられる。

タンパク質の有無を検査する場合には、例えば、ビシコニン酸ナトリウムを1%(w/v)、Na2CO3を2%(w/v)、酒石酸ナトリウムを0.16%(w/v)、NaOHを0.4%(w/v)、さらにNaHCO3を0.95%(w/v)含む水溶液(試薬液A)と、CuSO4・5H2Oを4%(w/v)含む水溶液(試薬液B)と、綿棒と、透明な試験管とを備えた検査用具が用いられる。

この検査用具は以下のようにして使用される。まず、1mlの試薬液Aを試薬瓶から試験管に移す。続いて、試薬液Bを数滴加えて混合する。この混合試薬液は呈色反応を示す。次に、機械や器具などの調査対象物の表面を綿棒で拭き取って試料を採取し、その綿棒を混合試薬液に漬ける。そして、このまま室温で15分程度放置し、反応させた後、混合試薬液の色を観察する。ここで、混合試薬液の色が赤紫色に変化すると、タンパク質が存在していることを表す。

概要

運搬及び携帯に便利で、簡単に操作できる検査用具を提供する。

本発明の検査用具1は、呈色反応を示す試薬液と、試料を採取し試薬液に添加するための採取用器具と、透明な試験容器とを備えた検査用具において、試験容器4が柔軟性材料からなる密封された袋であって、この中に一回の検査に必要な量の試薬液2が充填されており、さらに、柔軟性材料の内面同士剥離可能に接着した仮接着部4bによって試薬液2と隔離された状態で、一個の採取用器具3が取り出し可能に収容されていることを特徴としている。

目的

しかし、従来の検査用具では、収納空間が大きくなりすぎるため、検査現場まで運搬しにくく、また検査現場で携帯しにくい。さらに、従来の検査用具では、試験容器に試薬液を入れる作業を検査現場でしなければならず、操作が面倒である。それ故、本発明の目的は、運搬及び携帯に便利で、簡単に操作できる検査用具を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

呈色反応を示す試薬液と、試料採取し試薬液に添加するための採取用器具と、透明な試験容器とを備えた検査用具において、試験容器が柔軟性材料からなる密封された袋であって、この中に一回の検査に必要な量の試薬液が充填されており、さらに、柔軟性材料の内面同士剥離可能に接着した仮接着部によって試薬液と隔離された状態で、一個の採取用器具が取り出し可能に収容されていることを特徴とする検査用具。

請求項2

採取用器具が、綿棒である請求項1に記載の検査用具。

請求項3

試薬液が複数の溶液からなり、各溶液を互いに隔離する第二の仮接着部が試験容器に設けられている請求項1又は2に記載の検査用具。

請求項4

各々の仮接着部において柔軟性材料の内面同士を剥離可能に接着させるための手段が、熱圧着である請求項1〜3のいずれかに記載の検査用具。

技術分野

0001

本発明は、汚染物質の有無を検査するための検査用具に関するものである。

背景技術

0002

食品工場等の衛生管理が要求される場所では、そこで使用される機械器具をよく洗浄し、その上、タンパク質などの汚染物質が残留していないかどうかを検査する必要がある。従来より、汚染物質の有無を検査するためには、呈色反応を示す試薬液と、綿棒などの採取用器具と、透明な試験容器とを備えた検定用具が用いられる。

0003

タンパク質の有無を検査する場合には、例えば、ビシコニン酸ナトリウムを1%(w/v)、Na2CO3を2%(w/v)、酒石酸ナトリウムを0.16%(w/v)、NaOHを0.4%(w/v)、さらにNaHCO3を0.95%(w/v)含む水溶液(試薬液A)と、CuSO4・5H2Oを4%(w/v)含む水溶液(試薬液B)と、綿棒と、透明な試験管とを備えた検査用具が用いられる。

0004

この検査用具は以下のようにして使用される。まず、1mlの試薬液Aを試薬瓶から試験管に移す。続いて、試薬液Bを数滴加えて混合する。この混合試薬液は呈色反応を示す。次に、機械や器具などの調査対象物の表面を綿棒で拭き取って試料を採取し、その綿棒を混合試薬液に漬ける。そして、このまま室温で15分程度放置し、反応させた後、混合試薬液の色を観察する。ここで、混合試薬液の色が赤紫色に変化すると、タンパク質が存在していることを表す。

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、従来の検査用具では、収納空間が大きくなりすぎるため、検査現場まで運搬しにくく、また検査現場で携帯しにくい。さらに、従来の検査用具では、試験容器に試薬液を入れる作業を検査現場でしなければならず、操作が面倒である。それ故、本発明の目的は、運搬及び携帯に便利で、簡単に操作できる検査用具を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の検査用具は、呈色反応を示す試薬液と、試料を採取し試薬液に添加するための採取用器具と、透明な試験容器とを備えた検査用具において、試験容器が柔軟性材料からなる密封された袋であって、この中に一回の検査に必要な量の試薬液が充填されており、さらに、柔軟性材料の内面同士剥離可能に接着した仮接着部によって試薬液と隔離された状態で、一個の採取用器具が取り出し可能に収容されていることを特徴としている。

0007

本発明の検査用具によって汚染物質の有無を検査するには、以下のようにすれば良い。まず、採取用器具を試験容器から取り出し、試料を採取した後、再び試験容器内に入れる。続いて、仮接着部の柔軟性材料の内面同士を剥離させて、採取用器具を試薬液に漬ける。仮接着部を剥離させるには、採取用器具を試薬液に向かって押し込むか、柔軟性材料の上から試薬液に圧力を加えると良い。そして、このまま反応させた後、試薬液の色を観察し、汚染物質の有無を判定する。

0008

本発明の検査用具では、試薬液と採取用器具とが試験容器内に収容されて、一つにまとまっている。よって、本発明の検査用具では、収納空間が小さくて済み、運搬及び携帯に便利である。また、一回の検査に必要な量の試薬液が試験容器内に既に入っているので、試薬液を入れる作業をする必要が無く、操作が簡単である。さらに、試験容器が柔軟性材料からなるので、破損しにくい。また、試験容器を変形させて、収納空間をより小さくすることも可能である。

0009

試薬液が変質しやすく事前に調整され得ないときには、調整前の複数の溶液をそれぞれ試験容器内に収容しなければならない。このような場合には、試薬液と採取容器具とを隔離する仮接着部とは別に、第二の仮接着部を試験容器に設けることによって、各溶液が互いに隔離されるようにすると良い。そして、検査時若しくは検査直前に、この仮接着部を剥離させてそれらの溶液を混合し、試薬液を調製すると良い。また、各仮接着部において柔軟性材料の内面同士を剥離可能に接着させるには、温度条件圧力条件を適当に調節しながら熱圧着すればよい。

発明を実施するための最良の形態

0010

本発明の検査用具の第一実施形態を図1に斜視図として示す。また、図1のAA断面図を図2に示す。本実施形態の検査用具1は、一回の検査に必要な量の呈色反応を示す試薬液2と、一個の綿棒3と、試験容器4とからなる。試薬液2は試験容器4の下部に充填され、綿棒は上部に収容されている。

0011

試験容器4は、長方形をした透明な柔軟性フィルム二枚重ね周縁部でフィルムの内面同士を接着させることにより、密封された袋となっている。ただし、上端部4aではフィルムの内面同士を剥離可能に接着させており、そのため上端部4aを剥離させると綿棒3の出し入れが可能である。また、試薬液2と綿棒3とは、仮接着部4bによって互いに隔離されている。仮接着部4bでは、上端部4aと同様に、フィルムの内面同士が剥離可能に接着している。よって、試料を試薬液2に添加する際には、仮接着部4bより導入することができる。

0012

試験容器4を構成するフィルムの材質については、透明性、柔軟性、液不透過性、及び菌不透過性を有するものなら、特に限定されない。例えば、ポリスチレンが使用され得る。また、フィルムの内面同士を接着させるには、熱シール機によって熱圧着すると良い。このとき上端部4a及び仮接着部4bにおいては、温度あるいは圧力を調節して、液密性を保つことができ且つ剥離可能な程度に接着させる。

0013

試薬液2については、検査したい汚染物質の種類に応じて、適当なものを選択すると良い。タンパク質の有無を検査する場合には、試薬液2を、コーマッシー・ブリリアント・ブルー(Coomassie Brilliant Blue, CBB)G−250を0.01%(w/v)、エタノールを4.7%(w/v)、さらにリン酸を8.5%(w/v)含む水溶液にするか、サーバ・ブルー・ジー(Serva Blue G)を0.01%(w/v)、エタノールを5.4%(w/v)、さらに85%(w/v)リン酸を12%(w/v)含む水溶液にすると良い。これらの水溶液を試薬液2としたときには、先に例示した従来の検査用具の試薬液とは異なり、試薬液を調製する必要が無く、また有害な物質が含まれていないので安全である。さらに、反応時間が短いので、迅速に検査することができる。とりわけ、サーバ・ブルー・ジーを含む水溶液では、反応時間が2分以内で済む。上記二つの水溶液では、一回の検査に必要な量はおよそ1mlである。

0014

本実施形態の検査用具1の使用例として、機械類の表面にタンパク質が存在しているかどうかを検査するための手順を以下に示す。なお、試薬液2としては、上記のサーバ・ブルー・ジーその他の成分を含む水溶液を使用しているものとする。

0015

まず、試験容器4の上端部4aを剥離させて綿棒3を取り出す。次に、機械や器具などの調査対象物の表面を綿棒3で拭き取って試料を採取し、再び上端部4aより綿棒3を試験容器4内に入れる。続いて、綿棒3を試薬液2の方向に押し込む。すると、仮接着部4bのフィルムの内面同士が剥離して、綿棒3が試薬液2に漬かる。そして、このまましばらく反応させると良い。ここで、もし試料中にタンパク質が存在しているなら、サーバ・ブルー・ジーがタンパク質のアルギニン基又は芳香族基と結合して、吸光度が変化するため、試薬液2の色が色から青色に変わる。よって、試薬液2の色の変化を観察することにより、タンパク質の有無を検査することができる。なお、仮接着部4bの剥離は、フィルムの上から試薬液2を指で押さえ付けて圧力を加えることによっても可能である。

0016

本実施形態の検査用具1では、試薬液2と綿棒3とが試験容器4内に収容されて、一つにまとまっている。よって、本実施形態の検査用具では、収納空間が小さくて済み、運搬及び携帯に便利である。また、一回の検査に必要な量の試薬液2が試験容器4内に既に入っているので、試薬液2を入れる作業をする必要が無く、操作が簡単である。さらに、試験容器4が柔軟性フィルムからなるので、破損しにくい。また、試験容器4を変形させて、収納空間をより小さくすることもできる。

0017

本実施形態の検査用具1において、綿棒3を予め滅菌処理しておくと良い。また、綿棒3の綿を湿らせておくと、乾燥した試料でも簡単に採取することができる。試料が液体である場合には、採取用器具として、綿棒3の替わりにピペットを試験容器4内に収容しても良い。一定量の試料を採取できるなら、試薬液2の色の変化程度を観察することにより、汚染物質を定量することも可能である。さらに、試薬液2と綿棒3とを厳重に隔離するために、仮接着部4bを二つ以上設けても良い。

0018

本発明の検査用具の第二実施形態を図3に正面図として示す。本実施形態の検査用具11では、第一実施形態の検査用具1と同様に、試薬液12と、綿棒13と、二枚の柔軟性フィルムによって構成された試験容器14とからなる。しかし、本実施形態の検査用具11では、仮接着部14bの幅が周縁部における接着部分の幅よりも狭くなっている点で異なる。そのため、第一実施形態の検査用具1よりも仮接着部14bを剥離させるのが容易であり、試薬液12に外側から圧力を加える(例えば指で押さえる)と、必ず仮接着部14bのみが剥離する。よって、周縁部が剥離して試薬液12が漏出する心配がない。

0019

本発明の検査用具の第三実施形態を図4に正面図として示す。本実施形態の検査用具21では、試薬液22が二種類の溶液からなり、また各溶液を互いに隔離する第二の仮接着部24cが試験容器24に設けられている。その他は、第一実施形態と同じである。この検査用具21では、検査時までは各溶液を別々に収容し、検査時には第二の仮接着部24cを剥離させて混合することができる。したがって、本実施形態の検査用具21は、試薬液22が変質しやすいため、事前に調整され得ない場合に有効である。

0020

第二の仮接着部24cの剥離は、試料の添加と同時に行っても良いし、試料の添加前に行っても良い。試料添加と同時に行うには、試料採取済みの綿棒23を試薬液22の方向に押し込むことによって、仮接着部24b及び第二の仮接着部24cを続けて剥離させる。試料添加前に行うには、試薬液22に指で圧力を加えることによって第二の仮接着部24cをまず剥離させて、試薬液を調製した後に、綿棒23で押し込むか指で圧力を加えるかして、仮接着部24bを剥離させる。なお、図3の検査用具11の仮接着部14bのように、仮接着部24b及び第二の仮接着部24cの幅を狭くして剥離し易くしても良い。

発明の効果

0021

本発明の検査用具は、運搬及び携帯に便利で、操作が簡単である。

図面の簡単な説明

0022

図1本発明の検査用具の第一実施形態を示す斜視図である。
図2図1のAA断面図である。
図3本発明の検査用具の第二実施形態を示す正面図である。
図4本発明の検査用具の第三実施形態を示す正面図である。

--

0023

1、11、21検査用具
2、12、22試薬液
3、13、23綿棒
4、14、24試験容器
4a上端部
4b、14b、24b 仮接着部
24c 第二の仮接着部

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