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技術 配達物輸送管理装置

出願人 株式会社東芝
発明者 石川勝義
出願日 1999年8月3日 (20年11ヶ月経過) 出願番号 1999-219903
公開日 2001年2月13日 (19年4ヶ月経過) 公開番号 2001-039511
状態 拒絶査定
技術分野 倉庫・貯蔵装置 特定用途計算機
主要キーワード 輸送部門 変更内容情報 郵便制度 受取拒否 配達記録 発送作業 トラック輸送 輸送情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年2月13日)のものです。
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図面 (19)

課題

本発明は、内容的及び時期的に不要な配達物を減少させ、届先人の迷惑感や差出人の無駄な発送作業を無くすと共に、輸送効率の向上を図る。

解決手段

差出人用コンピュータ40及び届先人用コンピュータ20にネットワーク1を介して接続され、差出人から届先人宛に差し出された配達物の輸送を管理する配達物輸送管理装置であって、配達物毎に、輸送に関する輸送管理情報が登録される配達物情報メモリ11と、届先人用コンピュータから受信した変更情報(宛先を差出人宛に変更するための受取拒否情報、宛先を届先人の別の住所又は居所に変更するための転送先住所情報、及び配達物の到着日を変更するための到着希望日情報)に基づいて、配達物情報メモリに登録される輸送管理情報を変更する配達物データ登録部15及び個別配達物情報受信部17とを備えた配達物輸送管理装置。

概要

背景

従来、手紙やはがきなどの信書書籍印刷物などの文書及びその他小包などの物品(以下、配達物という)を配達する分野では、公営の郵便及び民営の宅配便などの配達物輸送システムが広く利用されている。

この種の配達物輸送システムは、差出人が配達物に届先人の住所又は居所(以下、宛先ともいう)を記載して配達物を提出することにより、記載された宛先に対して配達物の輸送が指示され、配達物がトラック輸送等を介して最終的に届先人に届けられる。

届先人は、輸送業者からの手渡しや自己ポスト内に配達物があることにより、初めて配達物の存在を知り、差出人や配達物の中身を認識する。配達物は、届先人の住所が宛先に該当すれば、要・不要とは無関係に届けられる。

また、配達記録などが設定された場合、差出人には受取の有無が通知される。差出人が宛先を誤って記載しても、配達物は記載された宛先に届けられる。輸送業者には宛先が正確か否かが不明であり、届先人が受取り後に宛先の誤りに気付いても配達物は返送不可となっている。

また、届先人が当分の間、留守にする場合や、他の住所へ一時的に移住する場合にも、配達物が無条件で現住所に届けられてしまう。この場合、ポストに配達物自体又は不在配達通知が溜まり、届先人の不在が不特定多数通行人にも察知され易くなるため、防犯上、好ましくない。

また、オフィス内の差出人は、不特定多数の宛先に多量の配達物(いわゆるダイレクトメール)を発送している。しかしながら、差出人には、ダイレクトメールが届先人に正しく配達されたか否かが不明であり、さらに、ダイレクトメールが届先人にとって必要か否かも不明となっている。なお、ダイレクトメールが必要か否かは、届先人と差出人との関係により異なる場合が多い。例えば、ダイレクトメールは、近所デパートが差出人の場合には必要であり、知らない業者が差出人の場合には不要である、といったことが多い。

概要

本発明は、内容的及び時期的に不要な配達物を減少させ、届先人の迷惑感や差出人の無駄な発送作業を無くすと共に、輸送効率の向上を図る。

差出人用コンピュータ40及び届先人用コンピュータ20にネットワーク1を介して接続され、差出人から届先人宛に差し出された配達物の輸送を管理する配達物輸送管理装置であって、配達物毎に、輸送に関する輸送管理情報が登録される配達物情報メモリ11と、届先人用コンピュータから受信した変更情報(宛先を差出人宛に変更するための受取拒否情報、宛先を届先人の別の住所又は居所に変更するための転送先住所情報、及び配達物の到着日を変更するための到着希望日情報)に基づいて、配達物情報メモリに登録される輸送管理情報を変更する配達物データ登録部15及び個別配達物情報受信部17とを備えた配達物輸送管理装置。

目的

本発明は上記実情を考慮してなされたものであり、内容的及び時期的に不要な配達物を減少させることにより、届先人の迷惑感や差出人の無駄な発送作業を無くすと共に、輸送効率を向上し得る配達物輸送管理装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
8件

この技術が所属する分野

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請求項1

差出人コンピュータ及び届先人用コンピュータにネットワークを介して接続され、差出人から届先人宛に差し出された配達物輸送を管理する配達物輸送管理装置であって、前記配達物毎に、輸送に関する輸送管理情報が登録される配達物情報メモリと、前記届先人用コンピュータから受信した変更情報に基づいて、前記配達物情報メモリに登録される輸送管理情報を変更する管理情報変更手段とを備えたことを特徴とする配達物輸送管理装置。

請求項2

請求項1に記載の配達物輸送管理装置において、前記変更情報は、宛先を差出人宛に変更するための受取拒否情報、宛先を届先人の別の住所又は居所に変更するための転送先住所情報、及び配達物の到着日を変更するための到着希望日情報のうち、少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする配達物輸送管理装置。

請求項3

請求項1に記載の配達物輸送管理装置において、前記配達物情報メモリに登録済の輸送管理情報を前記届先人用コンピュータに送信する輸送情報送信手段を設け、前記管理情報変更手段は、前記輸送情報送信手段による送信に対し、前記届先人用コンピュータから受信した変更情報に基づいて、前記配達物情報メモリ内登録内容を変更することを特徴とする配達物輸送管理装置。

請求項4

請求項2に記載の配達物輸送管理装置において、前記届先人用コンピュータから送信された変更情報が予め設定される変更情報設定メモリを設け、前記管理情報変更手段は、前記変更情報設定メモリの設定内容に基づいて、当該届先人宛の全ての輸送管理情報を前記配達物情報メモリに登録することを特徴とする配達物輸送管理装置。

技術分野

0001

本発明は、差出人から発送される配達物を対象とし、その輸送仕方届先人の意向に沿って変更することにより、無駄な輸送を無くして輸送効率を向上し得る配達物輸送管理装置に関する。

背景技術

0002

従来、手紙やはがきなどの信書書籍印刷物などの文書及びその他小包などの物品(以下、配達物という)を配達する分野では、公営の郵便及び民営の宅配便などの配達物輸送システムが広く利用されている。

0003

この種の配達物輸送システムは、差出人が配達物に届先人の住所又は居所(以下、宛先ともいう)を記載して配達物を提出することにより、記載された宛先に対して配達物の輸送が指示され、配達物がトラック輸送等を介して最終的に届先人に届けられる。

0004

届先人は、輸送業者からの手渡しや自己ポスト内に配達物があることにより、初めて配達物の存在を知り、差出人や配達物の中身を認識する。配達物は、届先人の住所が宛先に該当すれば、要・不要とは無関係に届けられる。

0005

また、配達記録などが設定された場合、差出人には受取の有無が通知される。差出人が宛先を誤って記載しても、配達物は記載された宛先に届けられる。輸送業者には宛先が正確か否かが不明であり、届先人が受取り後に宛先の誤りに気付いても配達物は返送不可となっている。

0006

また、届先人が当分の間、留守にする場合や、他の住所へ一時的に移住する場合にも、配達物が無条件で現住所に届けられてしまう。この場合、ポストに配達物自体又は不在配達通知が溜まり、届先人の不在が不特定多数通行人にも察知され易くなるため、防犯上、好ましくない。

0007

また、オフィス内の差出人は、不特定多数の宛先に多量の配達物(いわゆるダイレクトメール)を発送している。しかしながら、差出人には、ダイレクトメールが届先人に正しく配達されたか否かが不明であり、さらに、ダイレクトメールが届先人にとって必要か否かも不明となっている。なお、ダイレクトメールが必要か否かは、届先人と差出人との関係により異なる場合が多い。例えば、ダイレクトメールは、近所デパートが差出人の場合には必要であり、知らない業者が差出人の場合には不要である、といったことが多い。

発明が解決しようとする課題

0008

以上説明したように従来の配達物輸送システムでは、届先人にとって不要な配達物であっても、宛先に該当すれば届けられてしまう。この種の不要な配達物は、破棄される際に、ある届先人には何の感じも与えないが、別の届先人には極めて迷惑な感じを与える場合がある。

0009

また、届先人が当分不在となる際でも配達物が宛先に届けられる。この配達物は、内容的には必要でも時期的には不要である。時期的に不要な配達物は、ポストに溜まって不在の察知を容易にするので、迷惑感を与えている。一方、差出人としては、要・不要とは無関係にダイレクトメールを発送するので、不要なダイレクトメールの分だけ、無駄な発送作業を生じている。以上のような不要な配達物は、届先人及び差出人の双方にとって好ましくない上に、中間の輸送業者の輸送効率{=(必要な配達物数/全ての配達物数)×100[%]}を低下させてしまう。また、不要な配達物を輸送する分だけ、必要な配達物の到着を遅らせる可能性がある。

0010

本発明は上記実情を考慮してなされたものであり、内容的及び時期的に不要な配達物を減少させることにより、届先人の迷惑感や差出人の無駄な発送作業を無くすと共に、輸送効率を向上し得る配達物輸送管理装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

請求項1に対応する発明は、差出人用コンピュータ及び届先人用コンピュータにネットワークを介して接続され、差出人から届先人宛に差し出された配達物の輸送を管理する配達物輸送管理装置であって、前記配達物毎に、輸送に関する輸送管理情報が登録される配達物情報メモリと、前記届先人用コンピュータから受信した変更情報に基づいて、前記配達物情報メモリに登録される輸送管理情報を変更する管理情報変更手段とを備えた配達物輸送管理装置である。

0012

また、請求項2に対応する発明は、請求項1に対応する配達物輸送管理装置において、前記変更情報としては、宛先を差出人宛に変更するための受取拒否情報、宛先を届先人の別の住所又は居所に変更するための転送先住所情報、及び配達物の到着日を変更するための到着希望日情報のうち、少なくとも1つの情報を含む配達物輸送管理装置である。

0013

さらに、請求項3に対応する発明は、請求項1に対応する配達物輸送管理装置において、前記配達物情報メモリに登録済の輸送管理情報を前記届先人用コンピュータに送信する輸送情報送信手段を設け、前記管理情報変更手段としては、前記輸送情報送信手段による送信に対し、前記届先人用コンピュータから受信した変更情報に基づいて、前記配達物情報メモリ内登録内容を変更する配達物輸送管理装置である。

0014

また、請求項4に対応する発明は、請求項2に対応する配達物輸送管理装置において、前記届先人用コンピュータから送信された変更情報が予め設定される変更情報設定メモリを設け、前記管理情報変更手段としては、前記変更情報設定メモリの設定内容に基づいて、当該届先人宛の全ての輸送管理情報を前記配達物情報メモリに登録する配達物輸送管理装置である。

0015

(作用)従って、請求項1に対応する発明は以上のような手段を講じたことにより、配達物毎に、輸送に関する輸送管理情報が登録される配達物情報メモリを設け、管理情報変更手段が、届先人用コンピュータから受信した変更情報に基づいて、配達物情報メモリに登録される輸送管理情報を変更するので、配達物の到着前に届先人の意向に応じて不要な配達物を配達しないように輸送管理情報を変更でき、また、内容的及び時期的に不要な配達物を減少させることにより、届先人の迷惑感や差出人の無駄な発送作業を無くすと共に、輸送効率を向上させることができる。

0016

また、請求項2に対応する発明は、変更情報が、宛先を差出人宛に変更するための受取拒否情報、宛先を届先人の別の住所又は居所に変更するための転送先住所情報、及び配達物の到着日を変更するための到着希望日情報のうち、少なくとも1つの情報を含むので、請求項1に対応する作用に加え、特に、受取拒否、転送及び到着希望日に関する輸送において、輸送効率を向上させることができる。

0017

さらに、請求項3に対応する発明は、輸送情報送信手段が配達物情報メモリに登録済の輸送管理情報を届先人用コンピュータに送信し、管理情報変更手段が、輸送情報送信手段による送信に対し、届先人用コンピュータから受信した変更情報に基づいて、配達物情報メモリ内の登録内容を変更するので、請求項1に対応する作用に加え、現在輸送中の配達物に関する輸送管理情報を動的に変更することができる。

0018

また、請求項4に対応する発明は、届先人用コンピュータから送信された変更情報が予め設定される変更情報設定メモリを設け、管理情報変更手段が、変更情報設定メモリの設定内容に基づいて、当該届先人宛の全ての輸送管理情報を配達物情報メモリに登録するので、請求項1に対応する作用に加え、今後、自己宛に差出される全ての配達物に関する輸送管理情報を一律に変更することができる。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る配達物輸送管理装置の適用された配達物輸送システムの概略構成を示すブロック図である。この配達物輸送システムは、配達物輸送管理装置10、届先人用コンピュータ20、輸送部門用コンピュータ30及び差出人用コンピュータ40が互いにネットワーク1を介して接続されている。なお、届先人用コンピュータ20は、各届先人毎に設けられ、ネットワーク1上には複数台あるが、夫々同一構成であるので、1台のみを代表させて図示する。同様に、他の各コンピュータ30,40に関しても実際には複数台あるが、1台のみを図示する。

0020

ここで、配達物輸送管理装置10は、配達物情報メモリ11、個別受取拒否情報メモリ12、個別転送住所情報メモリ13、個別到着希望日情報メモリ14、配達物データ登録部15、個別配達物情報送信部16、個別配達物情報受信部17、配達物管理制御部18及び差出配達物情報送信部19を備え、動的変更及び静的変更の2つの方法により、配達物の輸送方式を変更可能となっている。

0021

なお、動的変更は、現在、輸送中の配達物のみの輸送方式を変更する場合を示し、静的変更は、今後、自己宛に差出される全ての配達物に対して一律に輸送方式を変更する場合を示す。

0022

また、個別受取拒否情報メモリ12、個別転送住所情報メモリ13及び個別到着希望日情報メモリ14は、静的変更用に設けられたものであり、あらかじめ届先人用コンピュータ20からの送信内容が個別配達物情報受信部17により設定される静的設定メモリMを構成している。

0023

なお、配達物輸送管理装置10は、例えば磁気ディスク等の記憶媒体に記憶されたプログラム読込み、このプログラムによって動作が制御されるコンピュータとして実現してもよい。

0024

配達物情報メモリ11は、配達物データ登録部15及び個別配達物情報受信部17から書込可能であり、個別配達物情報送信部16、配達物管理制御部18及び差出配達物情報送信部19から読出可能となっており、図2に示すように、各配達物毎に一意な「配達物コード」が付され、配達物の状態(後述するステップP1の処理済/未処理)、差出日、配達種別定形/定形外)、差出人、届先人、宛先(届先人の住所又は居所)、到着予定日及び配達物変更内容などの輸送管理情報が記憶されたものである。

0025

個別受取拒否情報メモリ12は、個別配達物情報受信部17から書込可能であり、配達物データ登録部15及び差出配達物情報送信部19から読出可能となっており、図3に示すように、届先人毎に、配達物の受取が拒否される差出人(受取拒否差出人)が記憶されたものである。図示するように、1人の届先人毎に複数の受取拒否差出人を設定可能となっている。

0026

個別転送住所情報メモリ13は、個別配達物情報受信部17から書込可能であり、配達物データ登録部15及び個別配達物情報送信部16から読出可能となっており、図4に示すように、届先人毎に、配達物を転送させる場合の転送先住所が記憶されたものである。

0027

個別到着希望日情報メモリ14は、個別配達物情報受信部17から書込可能であり、配達物データ登録部15及び個別配達物情報送信部16から読出可能となっており、図5に示すように、届先人毎に、届先人にとって配達物を到着させて欲しい希望日(到着希望日)が記憶されたものである。

0028

配達物データ登録部15は、収集された配達物毎に一意のコード(配達物コード)を付与し、入力された前述の輸送管理情報に関し、個別受取拒否情報メモリ12、個別転送住所情報メモリ13及び個別到着希望日情報メモリ14の記憶内容読出すと共に、読出内容(受取拒否、転送住所、到着希望日)を輸送管理情報に反映させ、反映後の輸送管理情報を配達物情報メモリ11に登録する機能とを持っている。

0029

個別配達物情報送信部16は、配達物情報メモリ11内の輸送管理情報を配達物コード毎に取込み、この輸送管理情報を該当する届先人用コンピュータ20宛にネットワーク1を介して送信するものである。なお、配達物情報メモリ11内には現在輸送中の配達物に関する輸送管理情報があるので、届先人のコンピュータは、後で到着する配達物に関する輸送管理情報の一覧情報受信可能となる。

0030

個別配達物情報受信部17は、届先人用コンピュータ20から送信された配達物変更内容情報(受取拒否、転送住所又は到着希望日)をネットワーク1を介して受信する機能と、この配達物変更内容情報を対応する各情報メモリ12〜14に書込む機能と、書込んだ旨を配達物情報メモリ11に書込む機能とをもっている。

0031

配達物管理制御部18は、配達物情報メモリ11内の配達物コード毎に、配達物変更内容を解読し、配達物に関する受取拒否、別の住所への転送、到着予定日の変更といった変更命令指示を輸送部門用コンピュータ30宛に送信する機能をもっている。

0032

差出配達物情報送信部19は、差出人用コンピュータ40に対し、配達物情報メモリ11内の配達物変更内容が設定された自己の差出人の輸送管理情報を送信する機能と、差出人用コンピュータ40からの要求により個別受取拒否情報メモリ12の記憶内容を返信する機能とを持っている。

0033

届先人用コンピュータ20は、届先人の屋内に保有され、通常のコンピュータ機能に加え、配達物輸送管理装置10から受けた輸送管理情報を表示する機能と、受取拒否、転送住所及び到着希望日などの変更内容を配達物輸送管理装置10に送信する機能とをもっている。

0034

輸送部門用コンピュータ30は、輸送部門の屋内等に保有され、通常のコンピュータ機能に加え、配達物輸送管理装置10から受けた輸送管理情報及びその変更内容を表示する機能と、この表示内容を適宜、伝票等に出力する機能とをもっている。なお、この輸送部門用コンピュータ30は、記憶媒体から読込まれたプログラムにより制御される構成としてもよい。

0035

差出人用コンピュータ40は、差出人の屋内に保有され、通常のコンピュータ機能に加え、配達物輸送管理装置10から受信した輸送管理情報を表示する機能と、受取拒否情報の要求を配達物輸送管理装置10に送信する機能と、配達物輸送管理装置10から返信された受信拒否情報を表示する機能と、これら表示内容を適宜、印字出力する機能とをもっている。なお、この差出人用コンピュータ40は、記憶媒体から読込まれたプログラムにより制御される構成としてもよい。

0036

次に、以上のように構成された配達物輸送管理装置の動作を説明する。(配達物データの登録)配達物データ登録部15は、図6に示すように、データ入力装置(図示せず)から配達物の輸送管理情報が入力されると(T1)、この輸送管理情報内の届先人をキーとして個別受取拒否情報メモリ12、個別転送住所情報メモリ13及び個別到着希望日情報メモリ14の記憶内容を取込む(T2)。

0037

次に、配達物データ登録部15は、取込んだ内容(受取拒否、転送住所又は到着希望日)をT1で入力した輸送管理情報に対して反映させ(T3)、反映後の輸送管理情報を配達物情報メモリ11に書込む(T4)。これにより、配達物毎に輸送管理情報が配達物情報メモリ11に登録される。

0038

(届先人による確認)個別配達物情報送信部16は、図7に示すように、配達物情報メモリ1内の配達物コード毎に輸送管理情報を取込み(Q1)、取込んだ輸送管理情報を該当する届先人用コンピュータ20に送信処理する(Q2)。

0039

届先人用コンピュータ20は、送信された輸送管理情報を一覧表示し、届先人に対し、後で到着する配達物に関する輸送管理情報を通知する。

0040

(届先人による変更)個別配達物情報受信部17は、図8に示すように、届先人用コンピュータ20から変更内容情報を受信すると(R1)、この変更内容情報が静的変更か否かを判定し(R2)、動的変更のとき、配達物情報メモリ1内の該当する輸送管理情報に対して受取拒否(宛先を差出人の住所に変更)、転送住所(宛先を転送住所に変更)、到着希望日(到着予定日を到着希望日に変更)といった配達物変更内容を書込む(R3)。

0041

一方、静的配達物変更内容のときには、変更内容が受取拒否であれば個別受取拒否情報メモリ2内の受取拒否差出人、他の住所への転送であれば、個別転送住所情報メモリ3内の転送先住所、到着予定日であれば、個別到着希望日情報メモリ4内の到着希望日へそれぞれ変更内容を書込む(R4)。これにより、配達物の輸送がこの変更内容に対応して行われる。

0042

(配達物制御)配達物管理制御部18は、図9に示すように、配達物情報メモリ1内の各配達物コード毎に輸送管理情報の「配達物の状態;未処理」を対象に「配達物変更内容」における変更の有無を判定し(P1)、変更無のときには「配達物の状態」を「処理済」にして処理を終了するが、「配達物の状態;未処理」で且つ「配達物変更内容」をもつとき、該当する配達物変更内容を取込み、この配達物変更内容に基づいて、受取拒否(差出人に輸送)、転送先住所(に輸送)、到着希望日(に届ける)といった変更命令指示を配達物の輸送部門に配置された輸送部門用コンピュータ30へ送信する(P3)。これにより、その配達物は、物理的な輸送の方式が変更される。

0043

例えば図10に示すように、配達物輸送管理装置10へのデータ入力(前述の図6:T1)の際に、ある配達物は、差出人「田中一郎」から差し出され、届先人「鈴木三郎」へ「99−1−3(=1999年1月3日)」に届けられる予定であるとする。

0044

ここで、図11に示すように、届先人「鈴木一郎」により予め到着希望日「99−2−1」が個別到着希望日情報メモリ14に静的に設定された場合、この配達物は、配達物情報メモリ11への登録の際に、到着予定日が「99−1−3」から「99−2−1」に変更される。

0045

また、届先人「鈴木三郎」の届先人用コンピュータ20が自己宛の配達物に関する輸送管理情報を一覧表示した際に、他の住所への転送を希望しその旨の図12に示す情報を配達物輸送管理装置10に送信したとする。この場合、個別配達物情報受信部17により、配達物情報メモリ11内の届先人「鈴木三郎」の宛先がリアルタイムで「千葉県船橋市3丁目1番地2号」に変更される。

0046

例えば配達物情報メモリ11においては、図13に示すように、到着予定日と宛先がそれぞれ変更され、配達物変更内容として「到着予定日変更」、「他の住所への転送」が書込まれるとする。このとき、配達物管理制御部18は、この配達物変更内容を解読し、輸送部門用コンピュータ30に輸送変更命令指示を送信する。これにより、配達物は、輸送部門によって「99−2−1」に「千葉県船橋市3丁目1番地2号」へ届けられる。

0047

また一方、図14に示すように、届先人「中花子」が受取拒否の差出人として「山下デパート」を個別受取拒否情報メモリ12に静的に設定している際に、「山下デパート」から「中村花子」宛に差し出された配達物が配達物情報メモリ11に登録されるとする。

0048

このとき、係る配達物は、宛先が「山下デパート」の住所「東京都品川区品川3丁目 品川ビル」に事前に変更され、図15に示すように、配達物情報メモリ11に登録される。輸送部門は、事前変更の有無に関わらず、最終的に指定された宛先に配達物を輸送するので、この配達物を山下デパートへ届ける。

0049

同様に、届先人「中村花子」の届先人用コンピュータ20が自己宛の配達物に関する輸送管理情報を一覧表示した際に、受取拒否を希望しその旨の図16に示す情報を配達物輸送管理装置10に送信したとする。この場合、個別配達物情報受信部17により、配達物情報メモリ11内の届先人「中村花子」の宛先がリアルタイムで山下デパートの住所「東京都品川区北品川3丁目 品川ビル」に変更される。

0050

このため、この配達物は、輸送部門により、差出人の住所「東京都品川区北品川3丁目品川ビル」へ届けられる。すなわち、配達物は、差出人の「山下デパート」に戻される。

0051

(差出人への通知)差出配達物情報送信部19は、図17に示すように、配達物情報メモリ11内の配達物変更内容が設定されている輸送管理情報を取出すと共に(S1)、この取出したデータを該当する差出人の差出人用コンピュータ40に送信する(S2)。

0052

次に、差出配達物情報送信部19は、個別受取拒否情報メモリ12の記憶内容を取出すと共に(S3)、取出したデータを該当する差出人の差出人用コンピュータ40に送信する(S4)。差出人用コンピュータ40は、これら受信内容を表示する。

0053

これにより、例えば図18に示すように、差出人の「山下デパート」は、届先人「中村花子」が受取拒否を事前に設定した旨の情報を入手できる。このため、差出人は、無駄な差出しを中止でき、無駄な輸送を省くことができる。

0054

上述したように本実施形態によれば、配達物毎に、輸送に関する輸送管理情報が登録される配達物情報メモリ11を設け、配達物データ登録部15及び個別配達物情報受信部17が、届先人用コンピュータ20から受信した変更内容情報に基づいて、配達物情報メモリ11に登録される輸送管理情報を変更するので、配達物の到着前に届先人の意向に応じて不要な配達物を配達しないように輸送管理情報を変更でき、また、内容的及び時期的に不要な配達物(不要なダイレクトメールや不在時の配達物など)を減少させることにより、届先人の迷惑感や差出人の無駄な発送作業を無くすと共に、輸送効率を向上させることができる。

0055

また、変更内容情報が、宛先を差出人宛に変更するための受取拒否情報、宛先を届先人の別の住所又は居所に変更するための転送先住所情報、及び配達物の到着日を変更するための到着希望日情報のうち、少なくとも1つの情報を含むので、特に、受取拒否、転送及び到着希望日に関する輸送において、輸送効率を向上させることができる。

0056

さらに、個別配達物情報送信部16が配達物情報メモリ11に登録済の輸送管理情報を届先人用コンピュータ20に送信し、個別配達物情報受信部17が、この送信に対し、届先人用コンピュータ20から受信した変更内容情報に基づいて、配達物情報メモリ11内の登録内容を変更するので、現在輸送中の配達物に関する輸送管理情報を動的に変更することができる。

0057

また、届先人用コンピュータ20から送信された変更内容情報が予め設定される静的設定メモリMを設け、配達物データ登録部15が、静的設定メモリ15の設定内容に基づいて、当該届先人宛の全ての輸送管理情報を配達物情報メモリ11に登録するので、今後、自己宛に差出される全ての配達物に関する輸送管理情報を一律に変更することができる。

0058

以上をまとめると、本実施形態では、配達物を一通一通管理し、届先人に配達物の輸送管理情報を送信し、届先人からの変更情報に基づいて配達物の輸送を制御する。よって、現在、輸送中の配達物に関し、届先人の意向に応じて動的にリアルタイムに輸送方式を変更でき、無駄な輸送を未然に防止して効率的な輸送を実現させることができる。

0059

また、届先人が静的に自己宛の全ての配達物の輸送を制御することにより、同様に、無駄な輸送を未然に阻止して効率的な輸送を実現できる。

0060

また、差出人にとっては、届先人による輸送制御の動的及び静的な変更情報を把握することができる。

0061

なお、本実施形態は、配達物を特に規定しなかったが、配達物としては、例えば公営の郵便制度における郵便物、あるいは民営の宅配便における宅配物のいずれでも適用可能なことは言うまでもない。

0062

また、本実施形態に係る配達物輸送管理装置は、輸送領域が日本中の場合、日本に1台だけ設けてもよいが、任意の領域(各地方)毎に並列に設けてもよい。

0063

さらに、輸送部門としては、輸送部門用コンピュータ30により変更内容を表示する場合を示したが、これに限らず、適宜、無線機携帯電話等により、運転中のドライバーに変更内容を通知するようにしてもよい。

0064

また、図12及び図16の如き動的に設定される情報は、図示した「転送先住所」「受取拒否」「届先人」「差出人」の各情報に加え、配達物情報メモリ11内の項目にある範囲で任意の情報(配達物コード等)を付加してもよい。

0065

同様に、図18に示す如き差出人に入手される情報は、図示した情報に加え、同姓同名の届先人を互いに識別する観点から、配達物情報メモリ11内の項目にある範囲で任意の情報(例、届先人の宛先)を付加してもよい。

0066

尚、本発明における記憶媒体としては、磁気ディスク、フロッピー(登録商標ディスクハードディスク光ディスクCD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。

0067

また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。

0068

さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。

0069

また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。

0070

尚、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であっても良い。

0071

また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。

0072

その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。

発明の効果

0073

以上説明したように本発明によれば、内容的及び時期的に不要な配達物を減少させることにより、届先人の迷惑感や差出人の無駄な発送作業を無くすと共に、輸送効率を向上し得る配達物輸送管理装置を提供できる。

図面の簡単な説明

0074

図1本発明の一実施形態に係る配達物輸送管理装置の適用された配達物輸送システムの概略構成を示すブロック図
図2同実施形態における配達物情報メモリを説明するための模式図
図3同実施形態における個別受取拒否情報メモリを説明するための模式図
図4同実施形態における個別転送住所情報メモリを説明するための模式図
図5同実施形態における個別到着希望日情報メモリを説明するための模式図
図6同実施形態における配達物データ登録部の動作を説明するためのフローチャート
図7同実施形態における個別配達物情報送信部の動作を説明するためのフローチャート
図8同実施形態における個別配達物情報受信部の動作を説明するためのフローチャート
図9同実施形態における配達物管理制御部の動作を説明するためのフローチャート
図10同実施形態における個別配達物情報メモリへのデータ入力動作を説明するための模式図
図11同実施形態における個別到着希望日情報メモリでの静的なデータ設定を説明するための模式図
図12同実施形態における動的に設定される転送先住所情報を説明するための模式図
図13同実施形態における配達物変更内容の変更された配達物情報メモリを説明するための模式図
図14同実施形態における静的に設定された受取拒否情報を説明するための模式図
図15同実施形態における受取拒否情報の登録された配達物情報メモリを説明するための模式図
図16同実施形態における動的に設定される受取拒否情報を説明するための模式図
図17同実施形態における差出配達物情報送信部の動作を説明するためのフローチャート
図18同実施形態における差出人側に入手された受取拒否情報を説明するための模式図

--

0075

1…ネットワーク
10…配達物輸送管理装置
11…配達物情報メモリ
12…個別受取拒否情報メモリ
13…個別転送住所情報メモリ
14…個別到着希望日情報メモリ
15…配達物データ登録部
16…個別配達物情報送信部
17…個別配達物情報受信部
18…配達物管理制御部
19…差出配達物情報送信部
20…届先人用コンピュータ
30…輸送部門用コンピュータ
40…差出人用コンピュータ
M…静的設定メモリ

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