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技術 配管内への充填剤の充填方法

出願人 株式会社カンドー
発明者 池宣勝清水潤櫻井純太
出願日 1999年7月12日 (20年11ヶ月経過) 出願番号 1999-197269
公開日 2001年1月30日 (19年5ヶ月経過) 公開番号 2001-027364
状態 特許登録済
技術分野 管の敷設
主要キーワード Pa側 撤去工事 円盤部材 使用表示 空気抜き管 新築工事 残置管 充填ホース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年1月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

配管内に充填材を小さな動力でしかも隙間無く均一に充填することが出来、また、小口径の配管にも適用することが出来る充填材の充填方法を提供する

解決手段

充填材Rの充填を行う配管Pの内径とほぼ同じ外径を有するゴム板11を充填材Rの吐出を行う充填ホース10の先端部に外嵌させて取り付け、このゴム板11が取り付けられた充填ホース10の先端部を配管Pの開口端Pa側から挿入して反対側の端部を閉鎖している遮蔽板Pbに到達する位置まで進入させ、遮蔽板Pbとゴム板11の間に充填ホース10の先端開口部10aから充填材Rを吐出させる

概要

背景

概要

配管内に充填材を小さな動力でしかも隙間無く均一に充填することが出来、また、小口径の配管にも適用することが出来る充填材の充填方法を提供する

充填材Rの充填を行う配管Pの内径とほぼ同じ外径を有するゴム板11を充填材Rの吐出を行う充填ホース10の先端部に外嵌させて取り付け、このゴム板11が取り付けられた充填ホース10の先端部を配管Pの開口端Pa側から挿入して反対側の端部を閉鎖している遮蔽板Pbに到達する位置まで進入させ、遮蔽板Pbとゴム板11の間に充填ホース10の先端開口部10aから充填材Rを吐出させる

目的

この発明は、配管内に充填材を充填する際の問題点を解決するためになされたものである。すなわち、この発明は、残置管に不使用表示を行うための充填材を配管内に、小さな動力でしかも隙間無く均一に充填することが出来、また、小口径の配管にも適用することが出来る充填材の充填方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

充填材充填を行う配管内径とほぼ同じ外径を有する円盤部材を充填材の吐出を行う充填ホースの先端部に外嵌させて取り付け、この円盤部材が取り付けられた充填ホースの先端部を配管の開口端側から挿入して反対側の閉鎖されている端部側に到達する位置まで進入させ、配管の遮蔽されている端部と円盤部材の間に充填ホースの先端部から充填材を吐出させる、ことを特徴とする配管内への充填剤充填方法

請求項2

前記円盤部材の少なくとも配管の内周面に接触する外周部分を弾性材によって形成する請求項1に記載の配管内への充填剤の充填方法。

技術分野

0001

この発明は、地中残置される配管内に充填材充填する際の充填材の充填方法に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

一般家庭ビル等に引き込まれるガス管給水管などは、図7に示されるように、道路下などに埋設された本支管P1から供給管P2が分岐されて、この本支管P1が、敷地内の土中を通って、家屋Hやビルなどに引き込まれている。この図7中、GMおよびGSは、それぞれ供給管P2に接続されたガスメータおよびガス栓である。このような本支管P1と供給管P2の接続は、図8に示されるように、サービスチーSCおよびエルボEL等を介して行われている。

0003

このような土中に埋設された配管は、家屋Hやビルが取り壊される際には、原則として掘上撤去されるが、種々の理由により撤去出来ない場合には、家屋Hやビルの取り壊しの際に、供給管P2を本支管P1から切り離し、その末端部プラグ止めなどの処置を施して土中に残置している。

0004

しかしながら、このような不使用の配管が土中に残置されていると、新たな建築工事などによる敷地の掘削によって土中の配管が露出された際に、その配管が、現在ガス等の供給を行っているいわゆる使用管なのか、または、土中に残置された不使用管なのかの判断を行うことが難しい場合が生じる。露出された配管が使用管である場合にはその撤去工事を行うとガスの噴出などの事故を招く虞があるので、使用管か不使用管かの検査を行ったり、さらには、その配管の担当企業に問い合わせを行う等の必要が生じ、このため、工事一時中断しなければならない等の問題が発生する。

0005

また、配管が土中に残置されていると、この配管が腐食して潰れたりした場合に、地盤沈下の原因になるという問題がある。このため、本発明の出願人は、土中に残置された配管が不使用管であることを表示するための新規な方法を提案している。

0006

この配管の不使用表示方法は、図3に示される第1工程において、種々の理由により配管Pを土中に残置することが決定されると、地面GLに立坑1を掘って、残置する配管Pの端部Paをこの立坑1内に露出させる。そして、この露出された端部Paから配管P内に内面カッタ装置2を進入させ、この内面カッタ装置2をフレキシブルシャフト3による牽引または押し込みによって配管P内を移動させながら、駆動装置4による駆動によって配管Pの管壁を内側から所定間隔ごと円周方向に沿って切断してゆく。

0007

そして、図4に示される第2工程において、内面カッタ装置2が引き出された配管P内に、充填ホース5を、立坑1内に露出している端部Paから配管P内に挿入し、この充填ホース5の地上側の端部を充填材タンク6Aを有する充填装置6に接続した後、充填装置6を駆動することによって、充填材Rを充填ホース5から配管P内に圧入してゆくものである。

0008

そして、この配管の不使用表示方法によれば、配管P内に充填される充填材Rが、第1工程において配管Pの管壁にその円周方向に沿って形成された切断部の隙間sから外側に食み出して、配管Pの管壁の外周面上に盛り上がりリング状のこぶmを作って固まることにより、後に、この配管Pが家屋の新築工事による地面の掘削工事等によって掘り出された際に、その作業者が、こぶmによって、その配管Pが土中に残置された不使用管であることを直ぐに判別することができる。

0009

これによって、従来のように、工事を一時中断してその配管Pの担当企業に問い合わせをするなどの煩雑な手間を省くことが出来、さらに、土中に残置される配管P内に充填材Rが充填されていることによって、万一腐食等によって配管Pの管壁がもろくなったような場合でも、土の圧力によって配管Pが潰れて地盤沈下が生じるのを防止することが出来るというものである。

0010

しかしながら、上記のような配管の不使用表示方法においては、充填ホース5の開口部から配管P内の一箇所に送り出される充填材Rを配管P内の全体に充満させる必要があるので、大きな充填圧力が必要となり、充填装置6に動力の大きなものを使用する必要がある。さらに、図5に示されるように、充填完了後に配管P内から充填ホース5を引き出す際に、配管P内に充填された充填材R内に空洞nが生じる虞がある。なお、図5中、7は、充填材Rの充填の際に配管Pの開口端Paに取り付けられる空気抜きである。

0011

また、図6に示されるように、充填ホース5’の先端部を配管Pの開口端Paに固定して、充填材Rの充填を行う場合には、配管Pの奥の部分に充填材Rが充填され難く、配管Pの全体に充填材Rを充満させるのが難しくなる。さらに、この場合には、配管P内に空気抜き管8を挿入しておく必要が有り、作業が繁雑になるとともに、小口径の配管の場合には、施工が困難である。

0012

この発明は、配管内に充填材を充填する際の問題点を解決するためになされたものである。すなわち、この発明は、残置管に不使用表示を行うための充填材を配管内に、小さな動力でしかも隙間無く均一に充填することが出来、また、小口径の配管にも適用することが出来る充填材の充填方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

第1の発明による配管内への充填剤の充填方法は、上記目的を達成するために、充填材の充填を行う配管の内径とほぼ同じ外径を有する円盤部材を充填材の吐出を行う充填ホースの先端部に外嵌させて取り付け、この円盤部材が取り付けられた充填ホースの先端部を配管の開口端側から挿入して反対側の閉鎖されている端部側に到達する位置まで進入させ、配管の遮蔽されている端部と円盤部材の間に充填ホースの先端部から充填材を吐出させることを特徴としている。

0014

この第1の発明による配管内への充填剤の充填方法は、円盤部材が取り付けられた充填ホースの先端部を、配管の開口端側から挿入して、配管の反対側の閉鎖されている端部に到達するまで進入させ、この状態で、充填ホースに接続されたコンプレッサによって充填材を充填ホースの先端部から配管内に吐出させる。これによって、配管内に吐出された充填材が配管の閉鎖されている端部と外周面が配管の管壁内面に摺動自在に密着している円盤部材との間に充満し、その圧力によって円盤部材が付勢されて、充填ホースとともに配管の開口端の方向にスライドされてゆく。

0015

このようにして、円盤部材とともに配管の開口端の方向に後退する充填ホースの先端部から充填材が吐出されていって、閉鎖されている配管の端部と円盤部材との間に隙間なく充填材が充填されてゆく。そして、円盤部材が配管の開口端まで押し出されて来ると、円盤部材が配管から外れて、充填ホースが自動的に抜き出される。

0016

以上のように、上記第1の発明によれば、充填ホースの先端部が、吐出した充填材の圧力によって順次後退しながら充填材を吐出してゆくので、小さな動力で配管内に均一に充填材を充填してゆくことができ、空気抜き等の取り付けも不要となる。さらに、充填材が配管の開口端まで充填されると、自動的に充填ホースが配管内から離脱するので、充填ホースの引き抜きなどの作業が不要になり、この充填ホースの引き抜きによって空洞が形成されるなどの虞がなくなる。そして、円盤部材の外径を適宜設定することによって、小口径の配管についても適用が可能である。

0017

第2の発明による配管内への充填剤の充填方法は、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加えて、前記円盤部材の少なくとも配管の内周面に接触する外周部分を弾性材によって形成することを特徴としている。

0018

この第2の発明による配管内への充填剤の充填方法によれば、充填材の充填を行う配管の管壁内面に接触する円盤部材の外周部分が弾性材によって形成されていることにより、この円盤部材が配管の管壁内面にこの管壁内面を傷つけることなく摺動自在に接触され、さらに、円盤部材の外周面と配管の管壁内面との間の密着性が増加されるので、充填ホースから吐出される充填材が円盤部材の後側に漏れ出すのが防止される。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、この発明の最も好適と思われる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明を行う。図1は、この発明による充填材の充填方法を実施した際の充填の開始時の状態を示す図であり、図2は、充填中の状態を示す図である。

0020

この図1および2において、配管P内に挿入される充填ホース10の先端部に、外径が配管Pの内径とほぼ同じ円盤状のゴム板11が同軸状に外嵌されて、固定されている。このゴム板11の厚さおよび材質は、充填材Rの粘性および充填圧力等の諸条件によって選択される。また、ゴム板11の外径と配管Pの内径との誤差を適宜設定することによって、ゴム板11の外周面と配管Pの管壁内面との密着度も任意に設定される。

0021

土中に残置される配管P内に充填材Rを充填する際には、ゴム板11が取り付けられた充填ホース10の先端部を、配管Pの開口端側から挿入して、図1に示されるように、配管Pの反対側の端部を閉鎖している遮蔽板Pbに到達するまで進入させる。

0022

次に、この図1の状態から充填ホース10に接続された図示しないコンプレッサによって充填材Rを充填ホース10の先端開口部10aから配管P内に吐出させる。これによって、この配管P内に吐出された充填材Rが、配管Pの端部を閉鎖している遮蔽板Pbと外周面が配管Pの管壁内面に密着しているゴム板11との間に充満し、その圧力によってゴム板11を付勢して、充填ホース10とともに配管Pの開口端Paの方向にスライドさせてゆく。

0023

このようにして、図2に示されるように、ゴム板11とともに配管Pの開口端Paの方向に後退する充填ホース10の先端部から充填材Rが吐出されていって、配管Pの遮蔽板Pbとゴム板11との間に隙間なく充填材Rが充填されてゆく。そして、ゴム板11が配管Pの開口端Paまで押し出されて来ると、ゴム板11が配管Pから外れて、充填ホース10を自動的に抜き出すことが出来る。

0024

なお、ゴム板11は、全体がゴム材によって形成されている必要はなく、金属製または木製の円盤の外周部のみがゴム材によって形成されていて、配管Pの管壁内面に摺動自在に接触するようになっているものでも良い。また、上記充填材の充填方法は、図3および4に示されるような残置管への不使用表示方法において実施される場合のみならず、配管内に種々の充填材を充填するあらゆる場合について実施することが出来る。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明の実施形態における充填材の充填開始状態を示す説明図である。
図2本発明の実施形態における充填材の充填状態を示す説明図である。
図3本発明の出願人の提案にかかる配管の不使用表示方法の第1工程を示す工程図である。
図4本発明の出願人の提案にかかる配管の不使用表示方法の第2工程を示す工程図である。
図5図4の第2工程における充填材の充填方法の一例を示す説明図である。
図6図4の第2工程における充填材の充填方法の他の例を示す説明図である。
図7家屋にガスを供給するガス管の配管の状態を説明するための説明図である。
図8図7において本支管と供給管の接続構造を示す斜視図である。

--

0026

10 …充填ホース
10a…先端開口部
11 …ゴム板(円盤部材)
P …配管
Pa…開口部
Pb…遮蔽板
R …充填材

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