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技術 ファクシミリモデム装置

出願人 三菱電機株式会社
発明者 坂倉隆史清原良三
出願日 1999年7月5日 (21年5ヶ月経過) 出願番号 1999-189830
公開日 2001年1月26日 (19年11ヶ月経過) 公開番号 2001-024840
状態 特許登録済
技術分野 ファクシミリ一般
主要キーワード 変復調ユニット 交換機ユニット アスキーデータ 所定回線 ポート番 直流電力供給 管理者アドレス アドレス情報送信
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年1月26日)のものです。
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図面 (10)

課題

計算機インタフェースを持ち、所定の特性が要求されるデータは専用回線優先使用して送信する。

解決手段

ファクシミリ装置に接続され、公衆網と接続して送受信する機能を持つ構成において、メモリとスイッチと計算機インタフェースとを備えて、ファクシミリ装置から送信要求があると、専用アドレス登録済みかを調べる手段302と、調べた結果が登録済みであると、所定の回線を選択してファクシミリのデータを所定の回線に向けてスイッチを切り換えて計算機インタフェースを経由して送信するFAXデータ送出手段306とを設けた。

概要

背景

ファクシミリ変復調機能を備えるモデム装置が広く普及し、現在市販されているモデム装置の大部分が「FAXモデム」と呼ばれるファクシミリ用変復調機能付きのものとなっている。こうしたモデム装置は、一般に計算機と接続するRS232Cなどのシリアルポートと、その他に公衆網接続する2芯電話線コネクタ、および、モデム接続以前にモデムが接続される公衆網回線に接続されていたであろう電話やファクシミリを接続する、同じく2芯電話線用コネクタとインタフェースを備えている。

一般のモデムに配される電話接続用インタフェースは付加的な機能しかなく、計算機が公衆網からの呼を受けなかったり、モデムが電源断状態の時に公衆網と電話を直結し、モデムと電話のつなぎ換えをしなくても電話を使用できるようにするためのものである。従って、ファクシミリを接続しても計算機からは利用することができない。

この欠点を改良してファクシミリ装置計算機間接続を可能にした構成とし以下のものがある。図9(A)は特開平4ー259050に示された構成を示す図であり、直流電力供給リンギング機構ファクシミリモデムに設けてファクシミリを計算機のプリンタとして利用する技術が開示されている。図において、807のアダプタは、モデム内蔵のファクシミリ装置805に接続し、アダプタ内引換スイッチを切換ることにより、携帯パソコン801のモデム802にも接続して、パソコン801の出力機器として使用される。

他の従来例として、LANと公衆網の双方に接続されるモデム内蔵ファクシミリ装置がある。これはファクシミリ装置から見て、計算機の出力をプリントアウトすることも、また公衆網からの受信情報を出力することも可能である。更に、スキャナ出力をプリントアウトしてコピー機として動作することも可能な接続構成となっている。しかし、送信に関していえば相手先公衆網経由ファクシミリ送信に限定されている。即ち送信に限定すれば、図9(B)の接続形態となっていた。ファクシミリ装置101は、公衆網102を経由して、相手先のファクシミリ装置101’にデータ送信をしていた。

概要

計算機インタフェースを持ち、所定の特性が要求されるデータは専用回線優先使用して送信する。

ファクシミリ装置に接続され、公衆網と接続して送受信する機能を持つ構成において、メモリとスイッチと計算機インタフェースとを備えて、ファクシミリ装置から送信要求があると、専用アドレス登録済みかを調べる手段302と、調べた結果が登録済みであると、所定の回線を選択してファクシミリのデータを所定の回線に向けてスイッチを切り換えて計算機インタフェースを経由して送信するFAXデータ送出手段306とを設けた。

目的

本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、計算機とのインタフェースを持ち、一般公開網とファクシミリの間に接続して使用して、秘密性高速性、経済性、その他の特性が要求されるファクシミリデータは、専用回線、LAN、インターネット等の所定回線選択送信するファクシミリモデムを得ることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

ファクシミリ装置に接続され、公衆網と接続して送受信する機能を持つ構成において、メモリ交換機ユニット計算機インタフェースとを備えて、上記ファクシミリ装置から送信要求があると、専用アドレス登録済みかを調べる手段と、上記調べた結果が登録済みであると、所定の回線を選択して上記ファクシミリのデータを該所定の回線に向けて上記交換機ユニットを切り換えて上記計算機インタフェースを経由して送信するFAXデータ送出手段とを設けたことを特徴とするファクシミリモデム装置。

請求項2

公衆網経由でファクシミリのデータを送信完了後、一定期間公衆網を保持して所定の回線の自アドレス情報を公衆網で送信する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリモデム装置。

請求項3

公衆網経由で相手からのファクシミリのデータを送信または受信完了後、一定期間公衆網を保持して所定回線相手先アドレスを受信して、受信できると計算機インタフェース経由で該相手先の所定回線アドレスを送出する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリモデム装置。

請求項4

所定回線の相手先アドレスの送出後、計算機から指示があると該所定回線の相手先アドレスを登録する手段を設けたことを特徴とする請求項3記載のファクシミリモデム装置。

請求項5

計算機からの所定の回線によるデータ送出の指示の有無を調べる手段を設けて、該データ送出の指示がないと、公衆網経由でファクシミリのデータを送信するようにしたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリモデム装置。

技術分野

0001

本発明は、ファクシミリ装置に接続する変復調機能を有するモデムに関するものである。

背景技術

0002

ファクシミリ用変復調機能を備えるモデム装置が広く普及し、現在市販されているモデム装置の大部分が「FAXモデム」と呼ばれるファクシミリ用変復調機能付きのものとなっている。こうしたモデム装置は、一般に計算機と接続するRS232Cなどのシリアルポートと、その他に公衆網接続する2芯電話線コネクタ、および、モデム接続以前にモデムが接続される公衆網回線に接続されていたであろう電話やファクシミリを接続する、同じく2芯電話線用コネクタとインタフェースを備えている。

0003

一般のモデムに配される電話接続用インタフェースは付加的な機能しかなく、計算機が公衆網からの呼を受けなかったり、モデムが電源断状態の時に公衆網と電話を直結し、モデムと電話のつなぎ換えをしなくても電話を使用できるようにするためのものである。従って、ファクシミリを接続しても計算機からは利用することができない。

0004

この欠点を改良してファクシミリ装置と計算機間接続を可能にした構成とし以下のものがある。図9(A)は特開平4ー259050に示された構成を示す図であり、直流電力供給リンギング機構ファクシミリモデムに設けてファクシミリを計算機のプリンタとして利用する技術が開示されている。図において、807のアダプタは、モデム内蔵のファクシミリ装置805に接続し、アダプタ内引換スイッチを切換ることにより、携帯パソコン801のモデム802にも接続して、パソコン801の出力機器として使用される。

0005

他の従来例として、LANと公衆網の双方に接続されるモデム内蔵ファクシミリ装置がある。これはファクシミリ装置から見て、計算機の出力をプリントアウトすることも、また公衆網からの受信情報を出力することも可能である。更に、スキャナ出力をプリントアウトしてコピー機として動作することも可能な接続構成となっている。しかし、送信に関していえば相手先公衆網経由ファクシミリ送信に限定されている。即ち送信に限定すれば、図9(B)の接続形態となっていた。ファクシミリ装置101は、公衆網102を経由して、相手先のファクシミリ装置101’にデータ送信をしていた。

発明が解決しようとする課題

0006

従来のファクシミリ装置とそれに内蔵されているファクシミリモデムは上記接続で使用されており、公衆網と併用した他の回線を選択して送信する機能がないという課題があった。改良された従来例にあっても、ファクシミリ側から見て切換えにより公衆回線以外からのデータを受信する機能はあっても、他ファクシミリ装置への設定回線選択による送信ができず、秘密性高速性等の要求に基づく選択使用ができないという課題があった。

0007

本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、計算機とのインタフェースを持ち、一般公開網とファクシミリの間に接続して使用して、秘密性、高速性、経済性、その他の特性が要求されるファクシミリデータは、専用回線、LAN、インターネット等の所定回線選択送信するファクシミリモデムを得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

この発明に係るファクシミリモデム装置は、ファクシミリ装置に接続され、公衆網と接続して送受信する機能を持つ構成において、メモリ交換機ユニットと計算機インタフェースとを備えて、ファクシミリ装置から送信要求があると、専用アドレス登録済みかを調べる手段と、調べた結果が登録済みであると、所定の回線を選択してファクシミリのデータを所定の回線に向けて交換機ユニットを切り換えて計算機インタフェースを経由して送信するFAXデータ送出手段とを設けた。

0009

また更に基本構成に加えて、公衆網経由でファクシミリのデータを送信完了後、一定期間公衆網を保持して所定の回線の自アドレス情報を公衆網で送信する手段も設けた。

0010

また更に、公衆網経由で相手からのファクシミリのデータを送信または受信完了後、一定期間公衆網を保持して所定回線の相手先アドレスを受信して、受信できると計算機インタフェース経由で相手先の所定回線アドレスを送出する手段を設けた。

0011

また更に、所定回線の相手先アドレスの送出後、計算機から指示があると所定回線の相手先アドレスを登録する手段を設けた。

0012

また更に、計算機からの所定の回線によるデータ送出の指示の有無を調べる手段を設けて、データ送出の指示がないと、公衆網経由でファクシミリのデータを送信するようにした。

発明を実施するための最良の形態

0013

実施の形態1.本発明によるファクシミリモデムとファクシミリモデムをコンポーネントとして使用して構築したファクシミリシステムについて説明する。図1は、その接続形態の概念を説明する図であり、2つの回線を経由して相互に接続されている。ファクシミリ101は、本発明の一実施の形態であるファクシミリモデム105を介して一般公衆網102に接続され、更にその他にファクシミリモデム105はLANまたは専用回線103に接続された計算機104からコントロールされる。この専用回線103はインターネットであってもよい。以下、本実施の形態におけるファクシミリモデムがどのように機能するかを構成と動作に分けて説明する。

0014

本実施の形態におけるファクシミリモデム105の構成について図2を用いて説明する。図において、207は一般公衆網からの2芯ラインで公衆網接続ライン、210はファクシミリからの2芯ラインでファクシミリ接続ラインである。電源断状態の時は209のリレーが閉じ、公衆網接続ライン207とファクシミリ接続ライン210は直結状態になる。つまり、通常の公衆網のみと接続されたファクシミリとなる。208の変復調ユニットと211の交換機ユニット(スイッチ、SWITCH)は各々公衆網接続ライン207に接続されている。交換機ユニット211はファクシミリ接続ライン210に接続されており、回線間接続制御スイッチ動作)を行なう。変復調ユニット208と交換機ユニット211は独自に接続されており相互に制御を行なう。206は内部データバスである。内部データバスには、ファクシミリモデムの各ユニットのコントロールを行なうCPU201、計算機との入出力インタフェースであるRS232Cシリアルコントローラ(または単に計算機インタフェース)203、メモリ(RAM)204、書き込み可、および、不可の不揮発性メモリ(NVRAM)205、そして、変復調ユニットと交換機ユニットが接続されている。外部にある計算機104は、202のRS232Cケーブルで接続されている。

0015

図1の接続概念図(システム構成図)ではファクシミリモデム105の外に計算機104を接続しているが、ファクシミリモデム105がパソコンなどの計算機104と一体となっていてもよい。図3はファクシミリモデム105の動作を示すフロー図で、CPU201が不揮発性メモリ205に記憶された図3中の各ステップ(手段)に基いてその順に動作する。図の左列(A列)が主として専用回線使用、右列(B列)が公衆回線使用を示し、ステップ313以降が受信動作を表している。

0016

ファクシミリモデム105は、その送信動作に特徴がある。通信の秘密性、高速性、または経済性等により、ファクシミリ101からの送信データを公衆網102よりは、専用回線103で送出したいとする。しかしそれは管理者が管理することで、ファクシミリ101の一般ユーザはそれを意識しない。そこで、まずユーザがファクシミリ101を用いて宛先104’の
01113122082121
に対して送信を行う。図3のステップ301で、ファクシミリモデム105中の交換機ユニット(スイッチ)211は電話番号信号を受け、その電話番号が不揮発性メモリ205中に図4に示すように登録されているかどうかを電話番号登録テーブルをみてサーチしていく。図4の401はテーブルの全体で、402は登録された電話番号例、404は未登録エントリの例である。図4の場合は、宛先のファクシミリ101’の電話番号は未登録なので、メモリ204に一時記憶した電話番号を元にステップ311で電話番号信号を発生させ、スイッチ211により公衆網接続ライン207とファクシミリ接続ライン210を接続する。ファクシミリ101’がオフフックすると101はファクシミリデータ送信を開始する。

0017

5つのフェーズからなるファクシミリ送信を終了するとファクシミリ101はオンフックし回線を切断する。この後の送信動作もユニークな機能である。即ち、ステップ312でスイッチ211はこれを検出して公衆網接続ライン207経由で公衆回線を保持したまま変復調ユニット208に付加情報送信命令を送る。変復調ユニット208は、不揮発性メモリ205上に予め計算機インタフェース203経由で計算機より登録された図5の専用回線アドレス情報501を送信する。専用回線アドレス情報501の内容については任意でよいが、例えば計算機104によって記憶させた一般公衆網での電話番号502、本ファクシミリモデム105に与えられたメールアドレス503、暗号公開鍵504等で構成される。以上が未登録の場合の公衆回線経由によるファクシミリ送信である。

0018

更に以後の送信に引き続く受信動作もユニークな機能である。相手のファクシミリ101’がファクシミリ受信を終了してオンフックしても、ステップ313で一定のタイムアウト期間中は、ファクシミリモデム105は、公衆回線102を保持している。ステップ313で相手先101’の専用回線アドレス情報501が相手のファクシミリモデム105より送信されてくると、それを例えば一旦メモリ204に記憶し、CPU201に割り込み通知する。ステップ314でCPU201は計算機インタフェース203経由で計算機104に通知する。計算機104はこれを受け、拡張ATコマンド「AT+F¥Y」を発行し、相手先の専用回線アドレスデータ501を得る。さらに計算機は「AT+FT」コマンドにてファクシミリモデム105に相手先の専用回線の電話番号を登録する。即ちステップ315でファクシミリモデム105が計算機からのコマンドデータを受けとると、ステップ316で、CPU201はコマンド中の相手先専用回線アドレスに関連するデータをメモリ205中の登録エントリ401に登録する。ファクシミリモデム105中の交換機ユニット211に回線断命令を発行し、交換機ユニット211は公衆回線を切断する。以上で送信に続く受信も終わり、公衆回線経由での図3B列の送受信動作が終了する。同時に次回からの専用回線経由を優先する登録も完了する。

0019

次に図3A列の専用回線、つまり計算機104が加入する網を経由してファクシミリデータを送信する動作を説明する。なお、ここでは専用回線103をインターネットとして説明する。ファクシミリ101を利用するユーザの操作感覚は公衆回線102経由と同様であり、この切換はファクシミリモデム105が図3記載の手段により行う。まず、計算機の構成を述べる。ファクシミリモデム105と協調動作する計算機104には、図6に示す構成のソフトウェアが搭載されている。図において、501はソフトウェア全体を示し、602はファクシミリ送信のコントロールを行なう制御プログラム、603はファックスデータ電子メールとして送信する際のメール送信プログラム、604はメール受信プログラムである。605は計算機によって管理される、ファクシミリモデムに通知する専用回線アドレス情報501を管理するデータベース、606はシリアルインタフェースを介してファクシミリモデムのコントロールとファクシミリモデムへのデータ送受信を行なうプログラムである。607はファックスデータと電子メール形式のデータへのまたは逆のデータ変換を行なうプログラムである。これらは608のオペレーティングシステム(OS)上で動作し、オペレーティングシステムの下には、ファクシミリモデム接続されるシリアルコントローラをコントロールするシリアルドライバ609他のデバイスドライバインストールされている。

0020

計算機104は、自身の情報である図7の全体情報701を管理している。図において702は自身の電話番号、703はファックスデータメールを取り込むメールアカウントアドレス、704はメール取り込みのためにインターネット上のメールサーバに接続する際のパスワード、705は受信メールサーバのアドレス、706は同ポート番号、707はファックスデータメールを送信する送信メールサーバアドレス、708は同ポート番号、709はファクシミリモデムが接続されるシリアルポートデバイス名、710はファクシミリ送信状況報告間隔、711はファックスデータ/メールデータ変換時に暗号/復号化するための公開鍵、712は同秘密鍵、713は定期的にファックス送受信状況や、異常発生報告を行なう管理者のメールアドレスである。

0021

協調動作による専用回線、この場合インターネット送信の動作を述べる。ファクシミリ101のユーザが相手先ファクシミリ101’へファクシミリ送信を行なう。電話番号
01113122082121
発呼すると、今回は既に記述したようにファクシミリモデム105のメモリ205の登録エントリ401に登録されているので、ステップ302でCPU201に割り込みをあげる。これを受けてステップ304で、CPU201は計算機インタフェース203経由で計算機104にFRING 01113122082121とイベントを送出する。なお、ステップ303で計算機104に専用回線を優先するかを問い合わせることを行ってもよい。計算機104はリード待機状態にあり、FAX送受信プログラム606でイベントを受けとると「ATA」コマンドを発行する。ステップ305でCPU201がコマンドを受けとると、交換機ユニット211に計算機側のインタフェース202に回線を開くよう指示する。交換機ユニット211は変復調ユニット208にデータバス経由でRAM204に出力するようにコマンドを発行し、ファクシミリ接続ライン210と変復調ユニット208を接続する。変復調ユニット211はRAM204上のサークラバッファにデータを送信し満杯になるとCPUに割り込みをあげる。ステップ306で、CPU201は計算機インタフェース203経由で計算機にデータ送信し、送信完了すると変復調ユニットに次データの要求を行なう。以上が専用回線を用いたファクシミリデータのファクシミリモデム105による送信動作である。ステップ305で計算機インタフェース経由でのデータ送信指示がない場合は、ステップ311に移って公衆網に接続し、以後は先に述べた動作となる。

0022

また、専用回線アドレスの登録は、FAX受信動作の場合にも行うようにしてもよい。図8は、図3FAX送信動作に対応するFAX受信時の動作フロー図である。図において、ステップ351にてFAXデータを受信し、受信完了後も、ステップ352にて一定期間回線を保持する。そして相手先の専用回線アドレスの受信を待つ。タイムアウト迄にアドレスを受信すると、ステップ353で計算機にアドレスを送出する。そして計算機104から指示があると、ステップ355でそのアドレスを登録し次回からの専用回線による送信に使用する。この受信動作フローは、公衆網経由の受信を想定したが、専用回線で受信した場合は、当然、一定期間回線を保持するステップ352以降の処理は不要で、ステップ351のFAXデータの受信が終了すると、ただちに受信動作終了としてよい。

0023

協調動作をする計算機104の動作詳細を述べる。計算機104はファクシミリモデム105からデータ受信を完了すると、ハングアップコマンドをファクシミリモデム105に送信する。CPU201がコマンドを受けとると交換機ユニット211に回線断を要求する。一方、計算機104は、ファックスデータを受けとると制御プログラム602に渡す。制御プログラム602は先に受けとった電話番号からデータベース605を使用して相手先ファクシミリのデータを検索し、相手先メールアドレスと暗号公開鍵を得る。

0024

制御プログラム602は、データベース605から得た公開暗号鍵をもって変換プログラム607を使用して、ファックスデータを暗号化し、さらに、メールで送信可能なアスキーデータに変換し、メールのデータ形式にする。メール送信プログラム603を使用し、インターネット上のメール送信サーバーのアドレス707、ポート708を指定し、相手先メールアドレスに、ファクシミリデータを変換して得たメールをデータベース605に登録し、送信する。

0025

相手先のファクシミリ101’の受信動作を述べる。相手先の計算機104’のメール受信プログラム604は、自身側のファクシミリモデムのメールアドレス703とパスワード704、および、インターネット上のメール受信サーバーのアドレス705とポート706を制御プログラム602で得て、1分間毎にメールの到着監視する。メール受信プログラム604は、計算機104が送信したファックスデータメールを受けとり、制御プログラム602に通知する。制御プログラム602は受信したファックスデータメールを変換プログラム607を使用してファックスデータに変換する。そしてファックスデータの部分を抽出し、アスキーからバイナリデータへの変換を行ない、制御プログラムより与えられた、暗号秘密鍵712を使用して復号化する。

0026

制御プログラム602はファックスデータを得ると、送受信プログラム606にファックスデータの出力を依頼する。送受信プログラム606は「ATDL」コマンドをファクシミリモデム105に対して発行する。計算機インタフェース203経由でこれを受けたCPU201は、メモリ204上にサークラバッファを確保し、交換機ユニット211に計算機104’からファクシミリ接続ライン210への回線要求を出す。交換機ユニット211は呼びだし信号を発行しファクシミリ101’がオフフックするのを待つ。オフフックされると交換機ユニット211は変復調ユニット208に対しメモリ204からのファックスデータ送信を行なうよう命令を出す。

0027

変復調ユニット208はファクシミリプロトコルに則ってファクシミリ101’とネゴシエーションを開始し、フェーズCのメッセージ転送に入るとCPU201に割り込みをあげてデータを要求する。CPU201は、計算機インタフェース203経由で計算機104’にデータ送信要求を送信する。計算機104’からのデータをシリアルコントローラが受けとると、CPU201はメモリ204上に確保したサークラバッファ上にデータをコピーし満杯になると、変復調ユニット208にバッファアドレスとともに通知する。変復調ユニット208はメモリ204からデータを受けとり、変調の上、ファクシミリ101’に送信する。変復調ユニット208はバッファ204中のデータを送信し終えると、再びCPU201に割り込みをあげて後続データを要求し、データ送信終了まで繰り返す。制御プログラム602は送信メールアドレスをもってデータベース605を検索し、ファクシミリ送信中となっている当該レコードステートをファクシミリ送信完了とする。こうしてファクシミリ受信を終了する。

0028

協調動作する計算機104に通信管理の動作をさせることも可能である。例えば、計算機104は、定期的にインターネット103経由で送信したファクシミリ送信状況を報告する。制御プログラム602は、図7に示すファクシミリ送信状況報告間隔710に達したことをタイマから報告を受けると、データベース605のレコードを全件サーチし、ステータスがファクシミリ送信完了、あるいは、送信中となっているレコードのデータを取りまとめ、送信状況報告を作成する。管理者アドレス713宛に状況報告を送信後、ファクシミリ送信完了となっているレコードの初期化する。

発明の効果

0029

本発明のファクシミリモデムは以上のように構成されており、ファクシミリモデムとして登録済みかを調べる手段302と、計算機インタフェース203経由でFAXデータを送出する手段306を用いて、使用ユーザの繁雑な切換設定なしに、一般公衆網の代わりに専用回線やインターネットを優先選択使用するようにしたのでファクシミリ間の通信費を著しく削減したり、高速性を確保できる効果がある。

図面の簡単な説明

0030

図1本発明のファクシミリモデムを使用したシステムの接続概念図である。
図2本発明の実施の形態1におけるファクシミリモデムの構成図である。
図3本発明の実施の形態1におけるファクシミリモデムの動作フロー図である。
図4図2におけるメモリ205中の電話番号登録テーブルのデータ例を示す図である。
図5図2におけるメモリ205中の専用回線アドレス情報のデータ例を示す図である。
図6実施の形態1における計算機104のソフトウェア構成図である。
図7図6の計算機が管理する全体情報の例を示す図である。
図8実施の形態1におけるファクシミリモデムの受信動作フロー図である。
図9従来のファクシミリと他機器システムとの接続構成を示す図である。

--

0031

103専用回線、104計算機、105ファクシミリモデム、201CPU、203 計算機インタフェース、205不揮発性メモリ、207公衆網接続ライン、210ファクシミリ接続ライン、211交換機ユニット(スイッチ)、302登録済みか調査する手段、305データ送出指示検出手段、306 計算機インタフェース経由FAXデータ送出手段、312 専用回線アドレス情報送信手段、314 受信した相手先アドレス送出手段、316相手先専用回線アドレス登録手段。

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