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技術 網戸用外れ止め

出願人 不二サッシ株式会社
発明者 斉田浩一
出願日 1999年7月7日 (20年9ヶ月経過) 出願番号 1999-193569
公開日 2001年1月23日 (19年3ヶ月経過) 公開番号 2001-020640
状態 特許登録済
技術分野 網戸 ウィング枠及びウィングの配置 蝶番の付属品;滑動ウイング用の付属品
主要キーワード 鋸歯状突起 端部間距離 線断面説明図 摺動突起 上下レール 防虫用 中空材 上部レール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年1月23日)のものです。
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図面 (10)

課題

特別の道具を用意しなくても網戸に装着されている網の上部近傍という低い位置で取付高さ位置調整を容易に行うことができ、網戸の清掃時等には簡単に外れ止め効果を解除できる網戸用外れ止めを提供する。

解決手段

サッシ上枠から垂下された網戸用上部レールを網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材で挟み込むようにけんどん式に装着される網戸7の網戸上框9の上部突出部材間の水平部材10に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11に挿入され最上部が網戸用上部レール下端の直下に位置せしめられる網戸用外れ止め18を、上部の門型部19の両側下方に上端を中心にして素材弾性によって端部間距離が短くなるように変形でき且つ前記貫通孔11を挿通し得る脚部20を垂下し、更にこの脚部20の外側に所定間隔毎に網戸上框9の水平部材10に係合する鋸歯状突起21を形成した構造にする。

概要

背景

従来から建築物の窓や出入口開閉する障子の最外側に防虫用として網戸が設けられている。この網戸はガラス障子のように常時使用するものではなく夏期等の虫が発生し易い時期のみに使用するものであるので安価で且つ取外しが便利なように軽量であることが要求される結果、簡単にサッシ枠から外れてしまうことがしばしばある。

一般に、網戸の装着はサッシ枠に設けられている網戸用上下のレール間へ「けんどん式」により、即ちサッシ上枠から垂下された網戸用上部レールを網戸上框の上方に平行に突設された屋内側,屋外側の上部突出部材間に挟み込むように持ち上げた後にサッシ下枠から突出されている網戸用下部レール上に網戸の下框内に装着されている戸車が載置されるように網戸を下ろす方式により行われているが、装着した後は網戸上框における屋内側,屋外側の上部突出部材の基部間の水平部材上面とサッシ上枠から垂下された網戸用上部レール下端との間にはかなりの隙間がある。この隙間が存在するために網戸をけんどん式にの着脱ができるのであるが、またこれが網戸の外れの原因になる。

例えば図9の網戸を装着した状態のサッシを示す断面図に示すように、網戸7は、サッシ上枠1から垂下されている網戸用上部レール3を網戸上框9の上方に長手方向全長に亘って突設された屋内側,屋外側の上部突出部材12,13で挟み込むように持ち上げた後に網戸下框16内に装着されている戸車17をサッシ下枠2に突出されている網戸用下部レール4上に下ろす「けんどん式」で装着される。この状態において網戸上框9における屋内側,屋外側の上部突出部材12,13の基部間の水平部材10の上面とサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3下端との間に隙間が存在するため、網戸7は上方に移動できるので、網戸7の走行中の一寸した振動等により戸車17がサッシ下枠2から突出されている網戸用下部レール4上から完全に脱落したり、片方の戸車17が外れて網戸7がゆがんで動かなくなることがある。

そこで、このような現象が生じないようにするために、従来は網戸上框の上方への移動代を規制するために上下方向に長孔を形成した板状の網戸用外れ止めを、その上端がサッシ上枠の水平部分下面から僅かに下方に位置するように配置し前記長孔を挿通したビスを網戸上框の上方に突出された屋内側の上部突出部材の所定位置に螺設したメネジ螺着して挟持固定することによって、サッシ上枠に固定する方法が採用されていた。

しかしながら、この方法では網戸用外れ止めの取付高さ位置を調整する際にビスを回転させるためのドライバーを用意しなければならないばかりか、網戸用外れ止めの位置が網戸上框の最上部に位置するため網戸用外れ止めの取付高さ位置を調整する際には脚立のようなものを用意しなければならず、しかもビスの締め付けが弱いと重力により網戸用外れ止めが下方に下がって来てその役目をなさなくなり、ビスの締め付けが強いと網戸用外れ止めが破損してしまうという欠点があった。

概要

特別の道具を用意しなくても網戸に装着されている網の上部近傍という低い位置で取付高さ位置調整を容易に行うことができ、網戸の清掃時等には簡単に外れ止め効果を解除できる網戸用外れ止めを提供する。

サッシ上枠から垂下された網戸用上部レールを網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材で挟み込むようにけんどん式に装着される網戸7の網戸上框9の上部突出部材間の水平部材10に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11に挿入され最上部が網戸用上部レール下端の直下に位置せしめられる網戸用外れ止め18を、上部の門型部19の両側下方に上端を中心にして素材弾性によって端部間距離が短くなるように変形でき且つ前記貫通孔11を挿通し得る脚部20を垂下し、更にこの脚部20の外側に所定間隔毎に網戸上框9の水平部材10に係合する鋸歯状突起21を形成した構造にする。

目的

このような従来の網戸用外れ止めの欠点を解決し、特別の道具を用意しなくても指先で操作して網戸用外れ止めの取付高さ位置調整を容易に行って網戸上框の上方への移動代を規制する外れ止め効果を確実に機能させることができるばかりか、網戸に装着されている網の上部近傍という低い位置で網戸用外れ止めの取付高さ位置調整を行うことができ、しかも網戸の清掃や期等の不使用時は簡単に外れ止め効果を解除できる網戸用外れ止めを提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

サッシ上枠(1)から垂下された網戸用上部レール(3)を網戸上框(9)の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材(12,13)で挟み込むようにけんどん式に装着される網戸(7)の網戸上框(9)の上部突出部材(12,13)間の水平部材(10)に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔(11)に挿入され最上部が網戸用上部レール(3)下端の直下に位置せしめられる網戸用外れ止め(18)であって、上部の門型部(19)の両側下方に上端を中心にして素材弾性によって端部間距離が短くなるように変形することができ且つ前記貫通孔(11)を挿通し得る脚部(20,20)が垂下され、更にこの脚部(20)の外側に所定間隔毎に前記網戸上框(9)の水平部材(10)に係合する鋸歯状突起(21)が形成されていることを特徴とする網戸用外れ止め。

請求項2

脚部(20,20)間にその端部間距離の短縮を復元するバネ部(23)が形成されている請求項1に記載の網戸用外れ止め。

請求項3

脚部(20)の外側下端にそれぞれつまみ部(22)が形成されている請求項1又は2に記載の網戸用外れ止め。

請求項4

門型部(19)の頂部上に空間部(25)を介して円弧状に凸設したクッション当接部(26)が形成された係止部(24)が設けられている請求項1から3いずれか1項に記載の網戸用外れ止め。

請求項5

門型部(19)が網戸上框(9)の水平部材(10)に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔(11)を挿通し得る形状の場合に、門型部(19)の頂部上に貫通孔(11)の幅及び/又は長さより大きい幅及び/又は長さを有する係止部(24)が設けられている請求項1から4いずれか1項に記載の網戸用外れ止め。

請求項6

係止部(24)の長手方向側面の一方に網戸上框(9)の屋外側の上部突出部材(13)に上下方向に形成されている切り欠き溝(14)に係合する摺動突起部(27)が設けられている請求項4又は5に記載の網戸用外れ止め。

技術分野

0001

本発明は、サッシ上下枠に設けられた網戸用上下レール間にけんどん式に装着される網戸外れを防ぐための網戸用外れ止めに関し、更に詳しくはサッシ上枠から垂下された網戸用上部レールを網戸上框の上方に長手方向に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材間に挟み込んで網戸を装着した状態で、網戸上框の上方への移動代を規制して網戸の外れを防ぐための網戸用外れ止めに関するものである。

背景技術

0002

従来から建築物の窓や出入口開閉する障子の最外側に防虫用として網戸が設けられている。この網戸はガラス障子のように常時使用するものではなく夏期等の虫が発生し易い時期のみに使用するものであるので安価で且つ取外しが便利なように軽量であることが要求される結果、簡単にサッシ枠から外れてしまうことがしばしばある。

0003

一般に、網戸の装着はサッシ枠に設けられている網戸用上下のレール間へ「けんどん式」により、即ちサッシ上枠から垂下された網戸用上部レールを網戸上框の上方に平行に突設された屋内側,屋外側の上部突出部材間に挟み込むように持ち上げた後にサッシ下枠から突出されている網戸用下部レール上に網戸の下框内に装着されている戸車が載置されるように網戸を下ろす方式により行われているが、装着した後は網戸上框における屋内側,屋外側の上部突出部材の基部間の水平部材上面とサッシ上枠から垂下された網戸用上部レール下端との間にはかなりの隙間がある。この隙間が存在するために網戸をけんどん式にの着脱ができるのであるが、またこれが網戸の外れの原因になる。

0004

例えば図9の網戸を装着した状態のサッシを示す断面図に示すように、網戸7は、サッシ上枠1から垂下されている網戸用上部レール3を網戸上框9の上方に長手方向全長に亘って突設された屋内側,屋外側の上部突出部材12,13で挟み込むように持ち上げた後に網戸下框16内に装着されている戸車17をサッシ下枠2に突出されている網戸用下部レール4上に下ろす「けんどん式」で装着される。この状態において網戸上框9における屋内側,屋外側の上部突出部材12,13の基部間の水平部材10の上面とサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3下端との間に隙間が存在するため、網戸7は上方に移動できるので、網戸7の走行中の一寸した振動等により戸車17がサッシ下枠2から突出されている網戸用下部レール4上から完全に脱落したり、片方の戸車17が外れて網戸7がゆがんで動かなくなることがある。

0005

そこで、このような現象が生じないようにするために、従来は網戸上框の上方への移動代を規制するために上下方向に長孔を形成した板状の網戸用外れ止めを、その上端がサッシ上枠の水平部分下面から僅かに下方に位置するように配置し前記長孔を挿通したビスを網戸上框の上方に突出された屋内側の上部突出部材の所定位置に螺設したメネジ螺着して挟持固定することによって、サッシ上枠に固定する方法が採用されていた。

0006

しかしながら、この方法では網戸用外れ止めの取付高さ位置を調整する際にビスを回転させるためのドライバーを用意しなければならないばかりか、網戸用外れ止めの位置が網戸上框の最上部に位置するため網戸用外れ止めの取付高さ位置を調整する際には脚立のようなものを用意しなければならず、しかもビスの締め付けが弱いと重力により網戸用外れ止めが下方に下がって来てその役目をなさなくなり、ビスの締め付けが強いと網戸用外れ止めが破損してしまうという欠点があった。

発明が解決しようとする課題

0007

このような従来の網戸用外れ止めの欠点を解決し、特別の道具を用意しなくても指先で操作して網戸用外れ止めの取付高さ位置調整を容易に行って網戸上框の上方への移動代を規制する外れ止め効果を確実に機能させることができるばかりか、網戸に装着されている網の上部近傍という低い位置で網戸用外れ止めの取付高さ位置調整を行うことができ、しかも網戸の清掃期等の不使用時は簡単に外れ止め効果を解除できる網戸用外れ止めを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明者は前記課題を解決すべく種々検討の結果、前記した網戸上框の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の突出部材間の水平部材の所定位置に上下に貫通する貫通孔穿設し、網戸用外れ止めを、この貫通孔に挿入してその最上部がサッシ上枠から垂下された網戸用上部レール下端の直下に位置せしめられるように上下方向に取付高さ位置の調整が可能な状態に取り付け得る構造とすることによって前記課題を解決できることを究明して本発明を完成した。

0009

即ち本発明は、サッシ上枠から垂下された網戸用上部レールを網戸上框の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材で挟み込むようにけんどん式に装着される網戸の網戸上框の上部突出部材間の水平部材に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔に挿入され最上部が網戸用上部レール下端の直下に位置せしめられる網戸用外れ止めであって、上部の門型部の両側下方に上端を中心にして素材弾性によって端部間距離が短くなるように変形することができ且つ前記貫通孔を挿通し得る脚部が垂下され、更にこの脚部の外側に所定間隔毎に前記網戸上框の水平部材に係合する鋸歯状突起が形成されていることを特徴とする網戸用外れ止めに関するものである。

0010

そしてこのような網戸用外れ止めにおいて更に、脚部間にその端部間距離の短縮を復元するバネ部が形成されていると、繰返し網戸用外れ止めの取付高さ位置の調整を行っても材料のへたりによって脚部の外側に所定間隔毎に形成されている鋸歯状突起の網戸上框の水平部材への係合状態で維持できなくなる現象の発生を効果的に防止できることや、脚部の外側下端にそれぞれつまみ部が形成されていると、脚部の端部間距離の短縮を行う指先と良く係合すると共に指先の保護作用も生じることや、門型部の頂部上に空間部を介して円弧状に凸設したクッション当接部が形成された係止部が設けられていると、網戸用外れ止めの取付高さ位置の調整を行った結果網戸の移動時にサッシ上枠から垂下された網戸用上部レールの下端と網戸用外れ止めの上端とが当接することがあっても網戸を移動し得ない現象が発生しないことや、門型部が網戸上框の水平部材に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔を挿通し得る形状の場合に、門型部の頂部上に貫通孔の幅及び/又は長さより大きい幅及び/又は長さを有する係止部が設けられていると、網戸用外れ止めの取付高さ位置の調整を行う際に網戸用外れ止めが網戸上框に穿孔された貫通孔から脱落してしまうことがなくなって安心して操作できることや、係止部の長手方向側面の一方に網戸上框の屋外側の上部突出部材に上下方向に形成されている切り欠き溝に係合する摺動突起部が設けられていると、網戸用外れ止めの取付状態が規定されて網戸用外れ止めが斜めに取り付けられるような現象が生じないこともそれぞれ究明したのである。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、本発明に係る網戸用外れ止めの1実施例について図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る網戸用外れ止めの1実施例の正面図、図2図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの左側面図、図3図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの平面図、図4図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの底面図、図5は本発明に係る網戸用外れ止めの装着位置の1例を示す正面説明図、図6図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めを網戸に装着した状態を示す側断面説明図、図7図6におけるA−A線断面説明図図8図6の平面説明図である。

0012

本発明に係る網戸用外れ止め18は、図9に示すように窓や出入口の開口部におけるサッシ上枠1とサッシ下枠2との間に配置された屋内側,屋外側のガラス障子5,6の更に屋外側において、サッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3を網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材12,13で挟み込むようにけんどん式に装着される網戸7に取り付けて使用されるものであって、この網戸7が網戸上框9と網戸下框16と両側の網戸竪框15,15とから成る框材に網8が張架されるものであることは、従来と同様である。

0013

本発明に係る網戸用外れ止め18は、網戸7の網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材12,13間の水平部材10の所定位置に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11に挿入され最上部が網戸用上部レール3下端の直下に位置せしめられるものであって、上部の門型部19の両側下方に上端を中心にして素材の弾性によって端部間距離が短くなるように変形することができ且つ前記貫通孔11を挿通し得る脚部20,20が垂下され、更にこの脚部20の外側に所定間隔毎に前記網戸上框9の水平部材10に係合する鋸歯状突起21が形成されている。この鋸歯状突起21は、網戸上框9が図示した場合の如く中空材である場合には、水平部材10が上部と下部との2つが存在するので少なくともいずれか一方に係合するものであれば良いが、脚部20は上端を中心にして素材の弾性によって端部間距離が短くなるように変形するものであるから変形代の大きな下部の水平部材10と係合するものであることが好ましい。

0014

そして、脚部20,20間には、繰返し網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行っている間に材料のへたりによって脚部20の外側に所定間隔毎に形成されている鋸歯状突起21の網戸上框9の水平部材10への係合状態で維持できなくなる現象の発生を効果的に防止するために、その端部間距離の短縮を復元するバネ部23が形成されている。

0015

また、脚部20の外側下端には、脚部20,20の端部間距離の短縮を行う指先と良く係合して安全に操作することができると共に指先の保護作用も生じるように、それぞれつまみ部22が形成されている。このつまみ部22は、水平部材10の所定位置に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11に網戸用外れ止め18が上方から挿入されるものである場合には、その先端が投影された鋸歯状突起21の先端より内側に位置している。

0016

更に門型部19の頂部上には、空間部25を介して円弧状に凸設したクッション当接部26が形成された係止部24が設けられており、網戸上框9の水平部材10に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11の幅及び/又は長さより大きい幅及び/又は長さを有する係止部24が設けられている。

0017

このように門型部19の頂部上に空間部25を介して円弧状に凸設したクッション当接部26が形成されていると、網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行った結果、網戸7の移動時にサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3の下端と網戸用外れ止め18の上端とが当接することがあっても、また建築物の長期間の使用によってサッシ上枠1が固定されている躯体の開口部の中央側が垂れてきてサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3の下端と網戸用外れ止め18の上端とが当接する状態になっても、空間部25の存在によりクッション当接部26が凹むことによって多少重くはなるが、網戸7を移動し得なくなる現象は防止できるのである。また、門型部19の頂部上に網戸上框9の水平部材10に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11の幅及び/又は長さより大きい幅及び/又は長さを有する係止部24が設けられていると、網戸用外れ止め18の門型部19が貫通孔11を挿通し得る形状の場合に、脚部20,20の端部間距離の短縮を行いながら網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行う際に網戸用外れ止め18が網戸上框9に穿孔された貫通孔11から脱落してしまうことがないのである。

0018

そして、網戸用外れ止め18の取付状態が規定されて網戸用外れ止め18が斜めに取り付けられるような現象が生じないように、且つ網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行う際に網戸用外れ止め18が常に網戸上框9の長手方向に直角な方向に移動するように、係止部24の長手方向側面の一方に網戸上框9の屋外側の上部突出部材13に上下方向に形成されている切り欠き溝14に係合する摺動突起部27が設けられている。

0019

前述したような構造の本発明に係る網戸用外れ止め18は、図5の本発明に係る網戸用外れ止めの装着位置の1例を示す正面説明図に示すように、網戸上框9の両側の網戸竪框15寄りに設けるのがよいが、個数や位置はこれに限るものではない。

0020

そして、本発明に係る網戸用外れ止め18を網戸7の網戸上框9に取り付けるには、先ずサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3を網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材12,13で挟み込むようにけんどん式に装着される網戸7の網戸上框9の上部突出部材12,13間の水平部材10の所定位置(図5に示すような装着位置)に上下に貫通して長手方向に平行に貫通孔11を穿設しておいて、この貫通孔11に本発明に係る網戸用外れ止め18の門型部19の両側の下部に垂下されており上端を中心にして素材の弾性によって端部間距離が短くなるように変形することができる脚部20,20を挿入するのである。

0021

この挿入は、網戸用外れ止め18の門型部19(その頂部上に係止部24が設けられている場合は係止部24付きの門型部19)が貫通孔11を挿通し得る形状の場合には貫通孔11の下方と上方とのいずれの方向からでも行うことができるが、貫通孔11を挿通し得ない形状の場合(門型部19か、門型部19の頂部上に係止部24が設けられている場合は門型部19と係止部24との少なくともいずれかが貫通孔11の幅及び/又は長さより大きい幅及び/又は長さを有する場合)には貫通孔11の上方からしか行うことができないので、網戸7をサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3を網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材12,13で挟み込むようにけんどん式に装着する前に行うことが必要である。

0022

かくして網戸用外れ止め18の脚部20の外側に所定間隔毎に形成されている鋸歯状突起21の最も門型部19側に位置する鋸歯状突起21を網戸上框9の水平部材10に係合させた状態で、網戸7がサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3を網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材12,13で挟み込むようにけんどん式に装着されたら、網戸上框9の下方に突出している脚部20,20の外側下端(脚部20の外側下端にそれぞれつまみ部22が形成されている場合にはつまみ部22,22)を指先で脚部20,20の端部間距離を短くするよう変形させることによって鋸歯状突起21と網戸上框9の水平部材10との係合を解除した状態にして上方に動かし、脚部20の鋸歯状突起21に網戸上框9の水平部材10を係合させることにより網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行う。この網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整は、網戸用外れ止め18の最上部(門型部19の頂部上方に係止部24や係止部24の上面に空間部25を介して円弧状に凸設したクッション当接部26が形成されている場合には係止部24の上面やクッション当接部26の最上部)をサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3の下端に当接する位置より僅か下方の位置に位置させた後に指先の力を抜いて鋸歯状突起21を網戸上框9の水平部材10に係合させれば良い。

0023

このような本発明に係る網戸用外れ止め18を、網戸7への取付けやを取付高さ位置の調整を行うに際し、脚部20の外側下端にそれぞれつまみ部22が形成されていると脚部20,20の端部間距離の短縮を行う指先と良く係合すると共に指先の保護作用も生じ、門型部19の頂部上に貫通孔11の幅及び/又は長さより大きい幅及び/又は長さを有する係止部24が設けられていると門型部19が網戸上框9の水平部材10に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11を挿通し得る形状の場合に網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行う際に網戸用外れ止め18が網戸上框9に穿孔された貫通孔11から脱落してしまうことがないので安心して操作でき、また係止部24の長手方向側面の一方に網戸上框9の屋外側の上部突出部材13に上下方向に形成されている切り欠き溝14に係合する摺動突起部27が設けられていると網戸用外れ止め18の取付状態が規定されて網戸用外れ止め18が斜めに取り付けられるような現象が生じない。

0024

そして脚部20,20間にその端部間距離の短縮を復元するバネ部23が形成されていると繰返し網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行っても材料のへたりによって脚部20の外側に所定間隔毎に形成されている鋸歯状突起21の網戸上框9の水平部材10への係合状態で維持できなくなる現象の発生が効果的に防止され、門型部19の頂部上に空間部25を介して円弧状に凸設したクッション当接部26が形成された係止部24が設けられていると網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行った結果網戸7の移動時にサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール3の下端と網戸用外れ止め18の上端とが当接することがあっても網戸7を移動し得なくなる現象が発生しない。

0025

このような本発明に係る網戸用外れ止め18は、以上の操作を逆に行うことによって、即ち網戸上框9の下方に突出している脚部20の外側下端(脚部20の外側下端にそれぞれつまみ部22が形成されている場合にはつまみ部22,22)を指先で脚部20,20の端部間距離を短くするよう変形させることによって鋸歯状突起21と網戸上框9の水平部材10との係合を解除した状態にして下方に動かした後に脚部20の鋸歯状突起21に網戸上框9の水平部材10を係合させることにより、簡単に外れ止め効果を解除できるので、網戸の清掃時や冬期等の不使用時に網戸7をサッシ枠から取り外すことができる。

発明の効果

0026

以上に詳述した如き本発明に係る網戸用外れ止めは、簡単な構造で安価且つ容易に製作でき、従来の網戸用外れ止めの如く網戸用外れ止めの取付高さ位置を調整する際にビスを回転させるためにドライバーのように特別の道具を用意する必要がないばかりか、網戸用外れ止めの取付高さ位置を調整するための操作部位となる脚が網戸上框の下方に突出しているため網戸用外れ止めの取付高さ位置を調整する際には脚立のようなものを用意する必要もなく、しかもビスのように締め付けが弱かったり強すぎたりすることによる弊害もないという優れた効果を奏するものであり、その工業的価値は非常に大きなものである。

図面の簡単な説明

0027

図1本発明に係る網戸用外れ止めの1実施例の正面図である。
図2図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの左側面図である。
図3図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの平面図である。
図4図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの底面図である。
図5本発明に係る網戸用外れ止めの装着位置の1例を示す正面説明図である。
図6図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めを網戸に装着した状態を示す側断面説明図である。
図7図6におけるA−A線断面説明図である。
図8図6の平面説明図である。
図9網戸を装着した状態のサッシを示す断面説明図である。

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0028

1サッシ上枠
2サッシ下枠
3網戸用上部レール
4 網戸用下部レール
5屋内側のガラス障子
6屋外側のガラス障子
7網戸
8 網
9 網戸上框
10水平部材
11貫通孔
12 屋内側の上部突出部材
13 屋外側の上部突出部材
14切り欠き溝
15 網戸竪框
16網戸下框
17戸車
18 網戸用外れ止め
19門型部
20 脚部
21鋸歯状突起
22 つまみ部
23バネ部
24係止部
25 空間部
26クッション当接部
27摺動突起部

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