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技術 新型パップ剤及びその製造法

出願人 大協薬品工業株式会社
発明者 石黒文子石黒淳一水本壽己安井文彦
出願日 1999年7月6日 (21年1ヶ月経過) 出願番号 1999-191819
公開日 2001年1月23日 (19年6ヶ月経過) 公開番号 2001-019637
状態 特許登録済
技術分野 媒体導出入付与装置 媒体導出入付与装置 包帯、被覆用品 医薬品製剤
主要キーワード 分断位置 粘着シートロール 打ち抜き形状 支持体ロール 押圧箇所 裁断位置 ダイロール 押さえロール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年1月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

従来のパップ剤より小さいサイズとしても、製造が容易で、膏体がはみ出ることが防がれ、皮膚への密着性に優れ、使用感が良く、貼付時に貼付剤ズレ、端部のめくれ、脱落を防止する新型パップ剤を得る。

解決手段

支持体上に膏体層を形成したパップ剤と、該パップ剤の外周の対向する部分周縁に沿って粘着面が張り出すように設けられた粘着シートと、前記パップ剤の膏体層表面と前記粘着シートの粘着面とを被覆した剥離ライナーとを備え、前記粘着シートの粘着面が張り出した部分周縁以外の支持体周縁に前記膏体層厚さよりも薄い押さえ周縁部が形成されているもの。

概要

背景

患部の皮膚に粘着して使用されるパップ剤は、粘着の際にパップ剤のズレ脱落を防止するために、粘着テープをパップ剤の上から更に粘着して使用していた。このため、パップ剤の大きさ・形状に見合った粘着テープを個別に販売したり、パップ剤に付録として付して販売している製品もある。しかしながら、パップ剤を粘着した後に、更に粘着テープを粘着することは面倒であり、パップ剤に対して粘着テープがズレて粘着されたりする失敗も多かった。

このため、製品時に既に粘着テープの中央にパップ剤を保持した粘着テープ付きパップ剤を機械による連続製造として、特許第2594155号が提案されている。

一方、突き指などパップ剤を切断して患部に貼着することは多々あり、小さなサイズのパップ剤を求める要望もある。

概要

従来のパップ剤より小さいサイズとしても、製造が容易で、膏体がはみ出ることが防がれ、皮膚への密着性に優れ、使用感が良く、貼付時に貼付剤のズレ、端部のめくれ、脱落を防止する新型パップ剤を得る。

支持体上に膏体層を形成したパップ剤と、該パップ剤の外周の対向する部分周縁に沿って粘着面が張り出すように設けられた粘着シートと、前記パップ剤の膏体層表面と前記粘着シートの粘着面とを被覆した剥離ライナーとを備え、前記粘着シートの粘着面が張り出した部分周縁以外の支持体周縁に前記膏体層厚さよりも薄い押さえ周縁部が形成されているもの。

目的

本発明は、従来のパップ剤より小さいサイズとしても、製造が容易で、膏体がはみ出ることが防がれ、皮膚への密着性に優れ、使用感が良く、貼付時に貼付剤のズレ、端部のめくれ、脱落を防止する新型パップ剤を得ることを目的とする。

また、方法に係る本発明では、従来のパップ剤より小さいサイズを製造するに際して、従来のパップ剤の支持体、剥離ライナー、及び、粘着シートを使用することができ、更に、前述の膏体がはみ出ることが防がれた新型パップ剤を得ることのできる製造法を得ることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

支持体上に膏体層を形成したパップ剤と、該パップ剤の外周の対向する部分周縁に沿って粘着面が張り出すように設けられた粘着シートと、前記パップ剤の膏体層表面と前記粘着シートの粘着面とを被覆した剥離ライナーとを備え、前記粘着シートの粘着面が張り出した部分周縁以外の支持体周縁に前記膏体層厚さよりも薄い押さえ周縁部が形成されていることを特徴とする新型パップ剤。

請求項2

請求項1に記載された新型パップ剤において、前記剥離ライナーに該剥離ライナーを分断する切れ込みが形成されていることを特徴とする新型パップ剤。

請求項3

請求項1又は2に記載された新型パップ剤において、前記支持体上に膏体層を形成したパップ剤の外形が、縦4〜9cm、横6〜13cmの略矩形状であることを特徴とする新型パップ剤。

請求項4

請求項1〜3の何れかに記載された新型パップ剤において、前記押さえ周縁部が3〜10mm幅に形成されていることを特徴とする新型パップ剤。

請求項5

剥離ライナー上に膏体層を介して支持体を貼り合わせる貼り合わせ工程と、前記剥離ライナーを残して前記支持体と膏体層との積層体複数列形成される形状に打ち抜く打ち抜き工程と、前記打ち抜き形状以外の余分な支持体と膏体とを前記剥離ライナー上から除去する除去工程と、前記余分な支持体と膏体とを除去した剥離ライナーの露出表面に粘着シートを貼り合わせる粘着シート形成工程と、前記打ち抜き工程で形成された複数列毎に裁断すると共に予め定められた幅に裁断する小分け裁断する小分け裁断工程とを備えたことを特徴とする新型パップ剤の製造法

請求項6

請求項5に記載された新型パップ剤の製造法において、前記支持体と膏体層との積層体が形成される複数列に、前記小分け裁断工程で裁断される予定の箇所の膏体層厚さを薄くする押さえ工程を更に備えたことを特徴とする新型パップ剤の製造法。

請求項7

請求項5に記載された新型パップ剤の製造法において、前記剥離ライナーに該剥離ライナーを分断する切れ込みを形成する工程を更に備えたことを特徴とする新型パップ剤の製造法。

技術分野

0001

本発明は例えば患部の皮膚に粘着して使用される新型パップ剤に関するものであり、特に粘着使用の際にパップ剤のズレ脱落を防止する粘着テープをパップ剤に設けた粘着テープ付きの新型パップ剤及びその製造法に関する。

背景技術

0002

患部の皮膚に粘着して使用されるパップ剤は、粘着の際にパップ剤のズレ・脱落を防止するために、粘着テープをパップ剤の上から更に粘着して使用していた。このため、パップ剤の大きさ・形状に見合った粘着テープを個別に販売したり、パップ剤に付録として付して販売している製品もある。しかしながら、パップ剤を粘着した後に、更に粘着テープを粘着することは面倒であり、パップ剤に対して粘着テープがズレて粘着されたりする失敗も多かった。

0003

このため、製品時に既に粘着テープの中央にパップ剤を保持した粘着テープ付きパップ剤を機械による連続製造として、特許第2594155号が提案されている。

0004

一方、突き指などパップ剤を切断して患部に貼着することは多々あり、小さなサイズのパップ剤を求める要望もある。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、パップ剤を切断してサイズを小さくした場合に、貼着している間に切断部分から膏体がはみ出して衣服汚すことがあった。また、小さなサイズのパップ剤を製造するには、この大きさに見合った剥離ライナー支持体粘着シートを必要とする。多くの場合、製造は連続して行われるため、小さなサイズに応じた剥離ライナー、支持体、粘着シートを連続して排出するロールが独自に必要になる。

0006

本発明は、従来のパップ剤より小さいサイズとしても、製造が容易で、膏体がはみ出ることが防がれ、皮膚への密着性に優れ、使用感が良く、貼付時に貼付剤のズレ、端部のめくれ、脱落を防止する新型パップ剤を得ることを目的とする。

0007

また、方法に係る本発明では、従来のパップ剤より小さいサイズを製造するに際して、従来のパップ剤の支持体、剥離ライナー、及び、粘着シートを使用することができ、更に、前述の膏体がはみ出ることが防がれた新型パップ剤を得ることのできる製造法を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本請求項1に記載された発明に係る新型パップ剤は、支持体上に膏体層を形成したパップ剤と、該パップ剤の外周の対向する部分周縁に沿って粘着面が張り出すように設けられた粘着シートと、前記パップ剤の膏体層表面と前記粘着シートの粘着面とを被覆した剥離ライナーとを備え、前記粘着シートの粘着面が張り出した部分周縁以外の支持体周縁に前記膏体層厚さよりも薄い押さえ周縁部が形成されているものである。

0009

本請求項2に記載された発明に係る新型パップ剤は、請求項1に記載された新型パップ剤において、前記剥離ライナーに該剥離ライナーを分断する切れ込みが形成されているものである。

0010

本請求項3に記載された発明に係る新型パップ剤は、請求項1又は2に記載された新型パップ剤において、前記支持体上に膏体層を形成したパップ剤の外形が、縦4〜9cm、横6〜13cmの略矩形状である。

0011

本請求項4に記載された発明に係る新型パップ剤は、請求項1〜3の何れかに記載された新型パップ剤において、前記押さえ周縁部が3〜10mm幅に形成されているものである。

0012

本請求項5に記載された発明に係る新型パップ剤の製造法は、剥離ライナー上に膏体層を介して支持体を貼り合わせる貼り合わせ工程と、前記剥離ライナーを残して前記支持体と膏体層との積層体複数列形成される形状に打ち抜く打ち抜き工程と、前記打ち抜き形状以外の余分な支持体と膏体とを前記剥離ライナー上から除去する除去工程と、前記余分な支持体と膏体とを除去した剥離ライナーの露出表面に粘着シートを貼り合わせる粘着シート形成工程と、前記打ち抜き工程で形成された複数列毎に裁断すると共に予め定められた幅に裁断する小分け裁断する小分け裁断工程とを備えた方法である。

0013

本請求項6に記載された発明に係る新型パップ剤の製造法は、請求項5に記載された新型パップ剤の製造法において、前記支持体と膏体層との積層体が形成される複数列に、前記小分け裁断工程で裁断される予定の箇所の膏体層厚さを薄くする押さえ工程を更に備えた方法である。

0014

本請求項7に記載された発明に係る新型パップ剤の製造法は、請求項5に記載された新型パップ剤の製造法において、前記剥離ライナーに該剥離ライナーを分断する切れ込みを形成する工程を更に備えた方法である。

発明を実施するための最良の形態

0015

本発明においては、支持体上に膏体層を形成したパップ剤と、該パップ剤の外周の対向する部分周縁に沿って粘着面が張り出すように設けられた粘着シートと、前記パップ剤の膏体層表面と前記粘着シートの粘着面とを被覆した剥離ライナーとを備え、前記粘着シートの粘着面が張り出した部分周縁以外の支持体周縁に前記膏体層厚さよりも薄い押さえ周縁部が形成されているものである。これにより、従来のパップ剤より小さいサイズとしても、製造が容易で、膏体がはみ出ることが防がれ、皮膚への密着性に優れ、使用感が良く、貼付時に貼付剤のズレ、端部のめくれ、脱落を防止することができる。

0016

即ち、本発明の粘着テープ付きパップ剤は、少なくとも対向するパップ剤の周縁に粘着面が張り出すように粘着シートが設けられ、粘着シートが張り出していないパップ剤周縁部に膏体層厚さよりも薄い押さえ周縁部が形成されている。この押さえ周縁部により、粘着シートが張り出していなくても、膏体の逸出が妨げられる。

0017

本発明の押さえ周縁部としては、好ましくは、製造工程のうち、小分け裁断工程の前に、小分け裁断工程で裁断される予定の箇所を膏体層厚さを薄くするため、剥離シート、膏体層、支持体の積層体を支持体から剥離シート方向へ押さえることによって形成される。好ましい本発明としては、押さえ周縁部が3〜10mm幅に形成される。

0018

また、本発明の粘着テープ付きパップ剤の膏体層は、皮膚に直接効果のある薬剤及び経度吸収により局部又は全身に効果のある薬剤等を固形剤粘着剤等の基剤に含有したものから選ばれる。

0019

この膏体層に含有される有効薬剤の具体的な例としては、鎮痛消炎剤として、インドメタシンケトプロフエンフルルビプロフェンイブプロフェンピロキシカムサリチル酸メチルサリチル酸グリコール、1−メントールdl−カンフルノニル酸ワリニリルアシドカプサイシン及び各種生薬がある、また、冠血管拡張剤として、ニトログリセリンニフェジピンイソソルバイドナイトレート等がある。その他の薬剤として、クロニジンカリクレイン抗高血圧剤)、コルチコステロイド類、抗菌剤等がある。

0021

更に、必要に応じて使用する保湿剤として、グリセリンプロピレングリコールソルビトールエチレングリコールブチレングリコール等がある。

0022

また、本発明の支持体は、膏体層の塗布・保持の役目をするものであり、薬剤と密着すること、薬剤の裏もれを防止し、肌へのフィット感を高める伸縮性通気性風合の良いものが使用される。その具体的な例としてネル、織布、メリヤス、不織布、プラスチックフィルム等がある。尚、本発明による製造法の工程では打ち抜き工程があるので、角丸スリット等と自由に形を作ることができる。

0023

更に、本発明の粘着テーブは、膏体層を肌により密着させるために、少なくともパップ剤の外周の対向する部分周縁に沿って張り出すように設けられたものである。具体的な粘着テープの材質として、不織布、プラスチックフィルム等の通気性の高い物が使用され、細かい通気孔や中央部に大きな通気孔を有した構造をも取り得るものである。

0024

また、粘着テープの粘着剤として、具体的な例としてはアクリル酸エステル系天然・合成ゴム系、スチレン−イソプレン−スチレンブロックポリマー系のものであり、肌へのカブレの少ないものが使用される。

0025

本発明の剥離ライナーとしては、貼着された膏体層及び粘着テープの粘着面が使用の際に容易に剥離可能である材質から選ばれる。例えば、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレンポリ塩化ビニルポリ塩化ビニリデンポリビニルアルコールポリアクリレートナイロンポリアミドセロファンポリウレタンエチレンポリビニルアルコール共重合体等のプラスチックフィルムや紙等が挙げられる。尚、剥離を容易にするため、剥離ライナー表面には好ましくはシリコン処理等の表面処理を行う。

0026

本発明の好ましい例によれば、剥離ライナーにこの剥離ライナーを分断する切れ込みが形成される。この切れ込みは、少なくとも1本以上であって、剥離ライナー自体を分断しているものであれば、その分断形状、分断位置、及び方向を問わない。例えば、パップ剤の中央、粘着シートが張り出した対向する部分周縁に平行な方向に直線上に切れ込みを入れたもの、波形に切れ込みを入れたもの、山形に切れ込みを入れたもの等が挙げられる。

0027

本発明によれば、本発明の新型パップ剤のサイズは従来のパップ剤の縦又は横長さの1/2、1/3…1/n(整数)相当の大きさにすることができる。具体的な本発明の好ましい例では、支持体上に膏体層を形成したパップ剤の外形が、縦4〜9cm、横6〜13cmの略矩形状である。

0028

この従来のパップ剤の縦又は横長さの1/2、1/3…1/n(整数)相当の大きさとすることを容易にするための製造法として、本発明では、剥離ライナー上に膏体層を介して支持体を貼り合わせる貼り合わせ工程と、前記剥離ライナーを残して前記支持体と膏体層との積層体が複数列形成される形状に打ち抜く打ち抜き工程と、前記打ち抜き形状以外の余分な支持体と膏体とを前記剥離ライナー上から除去する除去工程と、前記余分な支持体と膏体とを除去した剥離ライナーの露出表面に粘着シートを貼り合わせる粘着シート形成工程と、前記打ち抜き工程で形成された複数列毎に裁断すると共に予め定められた幅に裁断する小分け裁断する小分け裁断工程とを備える。

0029

また好ましくは、支持体と膏体層との積層体が形成される複数列に、小分け裁断工程で裁断される予定の箇所の膏体層厚さを薄くする押さえ工程を更に備える。

0030

更に好ましくは、剥離ライナーにこの剥離ライナーを分断する切れ込みを形成する工程を更に備える。

0031

図1は本発明の新型パップ剤の一実施例の構成を示す説明図である。図2図1のA−A断面図である。図に示す通り、粘着シート付きパップ剤(10)は、支持体(11)の下面側に膏体層(12)を形成した矩形状のパップ剤(13)を備える。

0032

この矩形状のパップ剤(13)の対向する短辺に沿って粘着面が張り出すように支持体(11)上面の全面を覆った粘着シート(14)がある。このパップ剤(13)の下面側には、膏体層(12)表面と粘着シート(14)の粘着面とに剥離ライナー(15)が被覆されている。

0033

矩形状のパップ剤(13)の対向する長辺には、膏体層(12)厚さが薄くなった押さえ周縁部(16)が形成されている。また、剥離ライナー(15)には、破線で示したように、波状の切れ込み(17)が形成されている。

0034

図に示した粘着シート付きパップ剤(10)は、パップ剤(13)の寸法が縦7.5cm、横5.5cmであり、粘着シート(14)の張出し部は縦方向に各々6mm長く張り出す。また、押さえ周縁部(16)は3mmとなっている。これは、従来のパップ剤(15cm×11cm)の縦及び横長さの1/2に相当する。この粘着シート付きパップ剤(10)の製造法を次に示す。

0035

図3は本発明の粘着シート付きパップ剤の一実施例の製造工程の一部を示す説明図である。a図は貼り合わせ工程と押さえ工程と打ち抜き工程とを示す説明図であり、b図は貼り合わせ工程で得られたものの平面図であり、c図は押さえ工程で得られたものの平面図であり、d図は打ち抜き工程で得られたものの平面図である。

0036

図に示す通り、剥離ライナーロール(31)から連続的に排出される帯状の剥離ライナー(25)上に膏体層(22)を展延塗布し、その上から支持体ロール(32)から連続的に排出される帯状の支持体(21)が貼り合わされて帯状のパップ剤(23)が搬送される。

0037

下流側へ搬送される帯状のパップ剤(23)に押さえロール(33)によって、流れに直交する向きに一定間隔で支持体(21)上面から剥離ライナー(25)方向へ押圧することにより、押さえ周縁部(26)が形成されつつ搬送される。この押圧により、支持体(21)と剥離ライナー(25)の間にある膏体層(22)が移動し、押圧箇所の膏体層(22)厚さが薄くなる。

0038

更に搬送される帯状のパップ剤(23)にハーフカットロール(34)によって、剥離ライナー(25)を残して支持体(21)と膏体層(22)との積層体が2列形成される形状に打ち抜かれる。尚、本実施例では支持体(21)と膏体層(22)との積層体が2列形成されるものを開示したが、3列、更には、4列であっても良い。

0039

図4図3引き続く製造工程の一部を示す説明図である。a図は除去工程と粘着シート形成工程と小分け裁断工程とを示す説明図であり、b図は除去工程で得られたものの平面図であり、c図は粘着シート形成工程で得られたものの平面図であり、d図は小分け裁断工程で得られたものの平面図である。

0040

図に示す通り、支持体(21)と膏体層(22)との積層体が2列形成される形状に打ち抜かれた形状以外の余分な支持体(21a)と膏体層(22a)とを搬送される剥離ライナー(25)上から巻き取りロール(35)によって巻き取りながら除去する。

0041

搬送される余分な支持体(21a)と膏体層(22a)とを除去した剥離ライナー(25)の露出表面に粘着シートロール(36)から排出される粘着シート(24)を粘着面を下にして貼り合わす。

0042

粘着シート(24)を貼り合わした支持体(21)と膏体層(22)との積層体は剥離ライナー(25)の搬送に沿って、小分け裁断される。先ず、カットロール(37)によって、搬送方向に沿って2列に裁断される。この時の裁断位置は、支持体(21)と膏体層(22)との2列の積層体のほぼ中央である。この時に、下面側では、カットロール(38)によって剥離ライナー(25)に切れ込みを形成している。この時の切れ込み位置は支持体(21)と膏体層(22)との各列の積層体のほぼ中央である。

0043

更に搬送される貼り合わせ帯状体は、ダイロール(39)で、各列の積層体を個別に裁断する。この時の裁断位置は、押さえロール(33)によって形成された押さえ周縁部(26)のほぼ中央である。これにより、従来のパップ剤の縦及び横長さの1/2に相当する粘着シート付きパップ剤を得ることができる。

0044

以上のように、従来のパップ剤で使用する剥離ライナー、支持体、粘着シートを用いて製造時に複数列とすることにより、従来の縦又は横長さが、1/2、1/3、…、1/n(整数)のサイズのパップ剤を得ることができる。

0045

これにより、貼着後の自由度が高く、皮膚への密着性、使用感が良く、小さな患部に貼着することのできるパップ剤を得ることができる。また、粘着シートをパップ剤の対向する部分周縁部に張り出して形成しているため、貼付時に貼付剤のズレ、端部のめくれ、脱落を防止することができる。

0046

更に、粘着シートが張り出していない端縁部には、膏体層厚さが薄くなっている押さえ周縁部を形成しているため、膏体のはみ出しを防ぐことができる。また、剥離ライナーには切れ込みが形成されているため、貼着しやすい等の高価を有する粘着シート付きパップ剤を得ることができる。

発明の効果

0047

本発明は以上説明した通り、従来のパップ剤より小さいサイズとしても、製造が容易で、膏体がはみ出ることが防がれ、皮膚への密着性に優れ、使用感が良く、貼付時に貼付剤のズレ、端部のめくれ、脱落を防止する新型パップ剤を得ることができる。

0048

また、方法に係る本発明では、従来のパップ剤より小さいサイズを製造するに際して、従来のパップ剤の支持体、剥離ライナー、及び、粘着シートを使用することができ、更に、前述の膏体がはみ出ることが防がれた新型パップ剤を得ることができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0049

図1本発明の粘着シート付きパップ剤の一実施例の構成を示す説明図である。
図2図1のA−A断面図である。
図3本発明の粘着シート付きパップ剤の一実施例の製造工程の一部を示す説明図である。a図は貼り合わせ工程と押さえ工程と打ち抜き工程とを示す説明図であり、b図は貼り合わせ工程で得られたものの平面図であり、c図は押さえ工程で得られたものの平面図であり、d図は打ち抜き工程で得られたものの平面図である。
図4図3に引き続く製造工程の一部を示す説明図である。a図は除去工程と粘着シート形成工程と小分け裁断工程とを示す説明図であり、b図は除去工程で得られたものの平面図であり、c図は粘着シート形成工程で得られたものの平面図であり、d図は小分け裁断工程で得られたものの平面図である。

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