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技術 肥料及びその製造方法

出願人 日本メンテック株式会社
発明者 牧野好晃
出願日 1999年7月9日 (21年11ヶ月経過) 出願番号 1999-195854
公開日 2001年1月23日 (20年4ヶ月経過) 公開番号 2001-019581
状態 拒絶査定
技術分野 汚泥処理 肥料
主要キーワード 乾燥台 粒状物間 混合濃度 汚泥脱水ケーキ カビ発生 汚水処理システム 生成タイミング 最終乾燥
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年1月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

解決手段

汚泥1を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ3を破砕するとともに乾燥させた第一処理汚泥4を生成した後、ハーブミント及びタイム)の粉体10を含むハーブ液9をこの第一処理汚泥4に混ぜ合わせて第二処理汚泥5を生成し、この第二処理汚泥5を乾燥させた後、この第二処理汚泥5にハーブ(ミント)の粉体10を混ぜ合わせて第三処理汚泥6を生成し、さらにこの第三処理汚泥6を乾燥させて、粒状の肥料7を生成する。

効果

臭気を防止するとともに殺菌効果を高める粒状の肥料7を容易に生成することができる。

概要

背景

従来、各種汚泥脱水ケーキを利用した肥料は、汚泥脱水ケーキを単にそのまま破砕処理及び乾燥処理して生成されている。

概要

汚泥1を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ3を破砕するとともに乾燥させた第一処理汚泥4を生成した後、ハーブミント及びタイム)の粉体10を含むハーブ液9をこの第一処理汚泥4に混ぜ合わせて第二処理汚泥5を生成し、この第二処理汚泥5を乾燥させた後、この第二処理汚泥5にハーブ(ミント)の粉体10を混ぜ合わせて第三処理汚泥6を生成し、さらにこの第三処理汚泥6を乾燥させて、粒状の肥料7を生成する。

臭気を防止するとともに殺菌効果を高める粒状の肥料7を容易に生成することができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

汚泥脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ破砕するとともに乾燥させた粒状主成分と、ハーブ粉体とを含むことを特徴とする肥料

請求項2

含水率を15%以下にしたことを特徴とする請求項1に記載の肥料。

請求項3

汚泥を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキを破砕するとともに乾燥する過程で生成される処理汚泥にハーブの粉体を混ぜ合わせて粒状の肥料を生成することを特徴とする肥料の製造方法。

技術分野

0001

この発明は、各種汚泥脱水ケーキを利用した肥料及びその製造方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、各種汚泥脱水ケーキを利用した肥料は、汚泥脱水ケーキを単にそのまま破砕処理及び乾燥処理して生成されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、一般に汚泥脱水ケーキは臭気が強くかつ殺菌性にも劣るため、それらの点で生成後の肥料も必然的に劣る。

0004

本発明は、各種汚泥脱水ケーキから生成した肥料において臭気を防止するとともに殺菌効果を高めることを目的にしている。

課題を解決するための手段

0005

後記実施形態の図面(図1)の符号を援用して本発明を説明する。請求項1の発明にかかる肥料(7)は、汚泥(1)を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ(3)を破砕するとともに乾燥させた粒状主成分(12)と、ハーブ粉体(10)とを含む。

0006

請求項2の発明においては、請求項1の発明にかかる肥料(7)の含水率を15%以下にした。請求項3の発明にかかる肥料(7)の製造方法においては、汚泥(1)を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ(3)を破砕するとともに乾燥する過程で生成される処理汚泥(4,5)にハーブの粉体(10)を混ぜ合わせて粒状の肥料(7)を生成する。

0007

以下、本発明の一実施形態にかかる肥料及びその製造方法を図1を参照して説明する。

0008

汚泥1とは、狭義には汚水処理システム等から排出されるものであるが、広義に解し、肥料として再生可能な各種のものをすべて含む。本実施形態では、主に、狭義の汚泥1を再生する。

0009

上記汚泥1は、汚水処理システムの最終段階脱水機2に供給され、汚泥脱水ケーキ3として回収される。この汚泥脱水ケーキ3は、下記*で詳述する第一処理汚泥4と第二処理汚泥5と第三処理汚泥6とを生成する各過程を順次経て、肥料7として再生される。なお、各過程の生成処理は、最適な温度及び湿度に調整された環境で行われる。また、後述する乾燥は、主に、液体蒸発(自然または強制)による乾燥を意味し、液体を流出させて少なくすることによる乾燥を意味するものではない。

0010

* 第一処理汚泥4の生成
脱水機2から搬出された汚泥脱水ケーキ3の含水率は、ほぼ80%〜85%である。その汚泥脱水ケーキ3を乾燥台に移して破砕し、固まりをなくして破砕汚泥8にする。その破砕汚泥8を乾燥台上で広げてほぼ均一な厚みにならす。そのまま放置して破砕汚泥8(80%〜85%)を乾燥させ、この破砕汚泥8の含水率をほぼ70%以下にする。この破砕汚泥8(70%以下)を荒目の金網に通して再び破砕し、乾燥台上で広げてほぼ均一な厚みにならす。この破砕汚泥8(70%以下)を半日おきぐらいに数回攪拌して乾燥させ、この破砕汚泥8の含水率をほぼ60%ぐらいにする。この破砕汚泥8(ほぼ60%)を砕き押さえガス抜きするとともに粒を整える。

0011

このようにして、汚泥脱水ケーキ3から第一処理汚泥4を生成する。
* 第二処理汚泥5の生成
ハーブ液9を準備する。この場合、ハーブとしては、ミントタイムとをそれぞれ用意し、それらの花と葉ととのうち、一つのものかまたは二以上を組み合わせたものを利用する。このミントとタイムとを粉体10にする。ここに粉体10とは、ごく細かく粉砕したものばかりではなく、ある程度の長さを有するものも含み、単に花等(花と葉と茎)を細かくする意味で使用する。例えば、ほぼ1mm〜10mmぐらいの粉体10に加工する。ミントの粉体10とタイムの粉体10との混合割合は任意であるが、ほぼ同量とする。これらの粉体10を清水11に混合して攪拌し、ハーブ液9(ハーブの粉体10を含む液体)をつくる。このハーブ液9中、混合粉体10の混合濃度はほぼ0.1%〜0.4%ぐらいが好ましい。

0012

前記第一処理汚泥4がさらに乾燥されてその含水率がほぼ50%〜30%になった状態で、前記ハーブ液9をこの第一処理汚泥4に混ぜ合わせる。このようにして、第一処理汚泥4から第二処理汚泥5を生成する。

0013

* 第三処理汚泥6の生成
前記第二処理汚泥5を乾燥台上で広げてほぼ均一な厚みにならした状態で半日おきぐらいに数回攪拌して乾燥させ、この第二処理汚泥5の含水率をほぼ20%にする。さらに、この第二処理汚泥5(20%以下)を細目の金網に通して破砕し、乾燥台上で広げてほぼ均一な厚みにならす。この場合、第二処理汚泥5の量は、前記汚泥脱水ケーキ3の量のほぼ5分の1程度にまで減る。

0014

この第二処理汚泥5(20%以下)に前記ミントの粉体10を混ぜ合わせる。この場合、ミントの粉体10は第二処理汚泥5の重量に対し0.05%ぐらいである。

0015

このようにして、第二処理汚泥5から第三処理汚泥6を生成する。
*肥料7の生成
前記第三処理汚泥6を乾燥台上で広げてほぼ均一な厚みにならした状態で半日おきぐらいに数回攪拌して最終乾燥させ、この第三処理汚泥6の含水率をほぼ15%〜10%にする。

0016

このようにして、第三処理汚泥6から粒状の肥料7を生成する。この肥料7は、含水率ほぼ15%〜10%であり、前述したように汚泥1を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ3を破砕するとともに乾燥させた粒状主成分12と、ハーブの粉体10とを含む。

0017

<本実施形態の特徴>本実施形態は下記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。
*肥料7にハーブ(ミント及びタイム)の粉体10を含んでいるので、臭気を防止するとともに殺菌効果を高めることができる。ちなみに、ミントは特に臭気防止効果に優れ、タイムは特に殺菌効果に優れている。

0018

*肥料7の含水率を15%以下にすると、肥料7のカビ発生を確実に防止することができる。従って、肥料7の含水率をほぼ15%〜10%にした。
*汚泥1を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ3を破砕するとともに乾燥する過程で生成される処理汚泥4,5に対し、ハーブの粉体10を含むハーブ液9やハーブの粉体10のみを混ぜ合わせて粒状の肥料7を生成する。従って、臭気を防止するとともに殺菌効果を高める粒状の肥料7を容易に生成することができる。

0019

*汚泥脱水ケーキ3を粒状の肥料7として再生する過程で、ハーブの粉体10を含むハーブ液9やハーブの粉体10のみを混ぜ合わせた。その混合タイミングが最終製品としての肥料7の生成タイミングに近いため、ハーブの粉体10の消滅度合が少なくなって肥料7にハーブの粉体10が十分に残り易い。従って、確実に臭気を防止するとともに殺菌効果を高めることができる。

0020

〔他の実施形態〕前記実施形態以外にも下記*のように構成してもよい。
*ハーブの種類(ミントのみ、タイムのみ、それらの組合せなど)や、ハーブの混合手段(ハーブ液9のみ、ハーブの粉体10のみ、それらの組合せなど)や、ハーブの混合回数や、破砕及び乾燥の方法及び回数を適宜変更する。

0021

* 前記実施形態では、カビの発生をできるだけ抑制するために肥料7の含水率をほぼ15%〜10%にした。しかし、含水率がほぼ15%以下であれば、カビの発生をある程度防止することはできるが、ほぼ11%以下であることが好ましい。

0022

〔他の技術的思想〕前記実施形態から把握できる技術的思想(請求項以外)を記載する。
(イ) 請求項1または請求項2において、ハーブの粉体10は、ミントとタイムとのうち少なくともいずれか一方のものである。従って、ミントやタイムが有する優れた作用により、肥料7の臭気をより一層防止するとともに肥料7の殺菌効果をより一層高めることができる。

0023

(ロ)汚泥1を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ3を破砕する工程の次に、その破砕汚泥8を乾燥及び破砕するとともに、ハーブの粉体10を含むハーブ液9とハーブの粉体10とのうち少なくともいずれか一方のものをこの破砕汚泥8に混ぜ合わせて処理汚泥4,5,6とする工程を複数回繰り返して、粒状の肥料7を生成することを特徴とする肥料の製造方法。従って、臭気を防止するとともに殺菌効果を高める粒状の肥料7を容易に生成することができる。

0024

(ハ)汚泥1を脱水処理して生成された汚泥脱水ケーキ3を破砕するとともに乾燥させた第一処理汚泥4を生成した後、ハーブ(例えばミント及びタイム)の粉体10を含むハーブ液9をこの第一処理汚泥4に混ぜ合わせて第二処理汚泥5を生成し、この第二処理汚泥5を乾燥させた後、この第二処理汚泥5にハーブ(例えばミント)の粉体10を混ぜ合わせて第三処理汚泥6を生成し、さらにこの第三処理汚泥6を乾燥させて、粒状の肥料7を生成することを特徴とする肥料の製造方法。従って、臭気を防止するとともに殺菌効果を高める粒状の肥料7を容易に生成することができる。

0025

特に、上記(ロ)(ハ)において、ハーブ液9はハーブの粉体10のみよりも流動性に優れているため、ハーブ液9内の粉体10が汚泥粒状物間浸透し易い。従って、臭気を防止するとともに殺菌効果を高める粒状の肥料7をより一層容易に生成することができる。

0026

(ニ) 請求項3または上記(ロ)または上記(ハ)において、ハーブの粉体10は、ミントとタイムとのうち少なくともいずれか一方のものである。従って、ミントやタイムが有する優れた作用により、臭気を防止するとともに殺菌効果を高める粒状の肥料7をより一層容易に生成することができる。

0027

(ホ) 請求項3または上記(ロ)または上記(ハ)または上記(ニ)において、肥料7の含水率を15%以下にする。従って、カビ発生を抑制し得る粒状の肥料7を容易に生成することができる。

発明の効果

0028

請求項1の発明にかかる肥料(7)によれば、汚泥脱水ケーキ(3)から生成した粒状主成分(12)にハーブの粉体(10)を混合したので、臭気を防止するとともに殺菌効果を高めることができる。

0029

請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、肥料(7)のカビ発生を抑制することができる。請求項3の発明にかかる肥料(7)の製造方法よれば、汚泥脱水ケーキ(3)に対する破砕及び乾燥の過程で生成される処理汚泥(4,5)にハーブの粉体(10)を混合するだけで、臭気を防止するとともに殺菌効果を高める粒状の肥料(7)を容易に生成することができる。

図面の簡単な説明

0030

図1本実施形態にかかる肥料製造工程を示す概略ブロック図である。

--

0031

1…汚泥、3…汚泥脱水ケーキ、7…肥料、10…ハーブの粉体、12…粒状主成分。

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