図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2001年1月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

交換可能な尿パッドを併用しても尿等の横漏れを防止できるようにする。

解決手段

吸収体2,5を下層上層の2層構造とし、上層吸収体5の両側に設けられた撥水性立ち上がり帯材4を介して上層吸収体5の上面に交換可能な尿パッド14を置いて使用する場合に、尿パッド14から漏れた尿等は上層吸収体5には吸収されにくいが、上層吸収体5よりも広幅下層吸収体2で吸収されるようになる。

概要

背景

従来、使い捨ておむつとしては、外面側のバックシート接合された肌面側トップシートの上面に吸収体が設けられると共に、この吸収体の両側に、尿等の横漏れを防止するための立ち上がり帯材カフ)が設けられたものがある。

このような使い捨ておむつは、本来、失禁量の多少にかかわらずに交換することを前提としたものであるが、失禁量が少なくて失禁回数が多いような場合には、交換の手間を省いたり、経済性の観点からも吸収体の上面に交換可能な尿パッドを置いて使用することが実際に行われている。

概要

交換可能な尿パッドを併用しても尿等の横漏れを防止できるようにする。

吸収体2,5を下層上層の2層構造とし、上層吸収体5の両側に設けられた撥水性の立ち上がり帯材4を介して上層吸収体5の上面に交換可能な尿パッド14を置いて使用する場合に、尿パッド14から漏れた尿等は上層吸収体5には吸収されにくいが、上層吸収体5よりも広幅下層吸収体2で吸収されるようになる。

目的

本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、交換可能な尿パッドを併用しても尿等の横漏れを防止できる使い捨ておむつを提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

外面側のバックシートの上面に下層吸収体が設けられ、この下層吸収体の上面に中間シートを介して上層吸収体が設けられ、この上層吸収体の上面に肌面側トップシートが設けられ、この上層吸収体の両側に立ち上がり帯材が設けられて、下層吸収体は、上層吸収体よりも広幅に形成されていることを特徴とする使い捨ておむつ。

請求項2

下層吸収体の両側にサイドシートが設けられ、このサイドシートは親水性である請求項1に記載の使い捨ておむつ。

請求項3

上記中間シートは、通気性及び親水性若しくは撥水性である請求項1又は請求項2に記載の使い捨ておむつ。

技術分野

0001

本発明は、交換可能な尿パッドを併用できる使い捨ておむつに関する。

背景技術

0002

従来、使い捨ておむつとしては、外面側のバックシート接合された肌面側トップシートの上面に吸収体が設けられると共に、この吸収体の両側に、尿等の横漏れを防止するための立ち上がり帯材カフ)が設けられたものがある。

0003

このような使い捨ておむつは、本来、失禁量の多少にかかわらずに交換することを前提としたものであるが、失禁量が少なくて失禁回数が多いような場合には、交換の手間を省いたり、経済性の観点からも吸収体の上面に交換可能な尿パッドを置いて使用することが実際に行われている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、交換可能な尿パッドは、撥水性の立ち上がり帯材を介して吸収体の上面に置くことになるから、尿パッドから漏れた尿等は吸収体に吸収されにくくなるので、親水性のトップシートから横漏れして衣服汚すことがあるという問題があった。

0005

本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、交換可能な尿パッドを併用しても尿等の横漏れを防止できる使い捨ておむつを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するために、本発明は、外面側のバックシートの上面に下層吸収体が設けられ、この下層吸収体の上面に中間シートを介して上層吸収体が設けられ、この上層吸収体の上面に肌面側のトップシートが設けられ、この上層吸収体の両側に立ち上がり帯材が設けられて、下層吸収体は、上層吸収体よりも広幅に形成されていることを特徴とする使い捨ておむつを提供するものである。

0007

本発明によれば、吸収体は下層上層の2層構造であり、上層吸収体の両側に立ち上がり帯材を設けているから、使い捨ておむつを単体で使用するときには、立ち上がり帯材で尿等の横漏れを防止できるようになる。また、尿等が多量であるときには、上層吸収体から中間シートを介して下層吸収体でも吸収できるようになるので、尿等の横漏れを有効に防止できるようになる。

0008

一方、撥水性の立ち上がり帯材を介して上層吸収体の上面に交換可能な尿パッドを置いて使用する場合に、尿パッドから漏れた尿等は上層吸収体には吸収されにくいが、上層吸収体よりも広幅の下層吸収体で吸収されるようになる。

0009

請求項2のように、下層吸収体の両側にサイドシートが設けられ、このサイドシートは親水性である構成であると、尿パッドから漏れた尿等はサイドシートを透して下層吸収体で吸収されやすくなる。

0010

請求項3のように、上記中間シートは、通気性及び親水性若しくは撥水性である構成であると、通気性及び親水性のときは、2層構造の吸収体であっても蒸れにくくなると共に、上層吸収体と下層吸収体とで多量の尿等をスムーズに吸収できるようになる。また、通気性及び撥水性のときは、吸収体が下層と上層の2層構造であっても蒸れにくくなると共に、交換可能な尿パッドを併用しても尿パッドから漏れた尿等は下層吸収体で吸収されるようになる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。

0012

図1は使い捨ておむつの展開状態の正面図、図2(a)は図1のA−A線に相当する略画的断面図、図3は使い捨ておむつの分解斜視図、図4は使い捨ておむつの使用状態の正面図である。

0013

図3に示すように、使い捨ておむつは、基本的には、外面側のバックシート1と、下層吸収体2と、左右一対のサイドシート3と、左右一対の立ち上がり帯材4と、上層吸収体5と、肌面側のトップシート6とで構成されている。

0014

上記バックシート1は、撥水性を有する合成樹脂繊維製不織布又は合成樹脂製フィルム成形され、前腹部1Aと後背部1Bとの間の股部1Cの両側には脚穴部1Dが形成されている。

0015

上記バックシート1の前腹部1Aと後背部1Bの上面には、幅方向伸長状態複数本ウェスト用弾性糸7がそれぞれ添設されていると共に、股部1Cの左右部には、長さ方向に伸長状態で複数本のレッグ用弾性糸8がそれぞれ添設されている。

0016

このバックシート1の前腹部1Aの下面にはフロンタルテープ9が取付けられると共に、後背部1Bの下面の両側には、図4に示すように、使用時にフロンタルテープ9に貼付けて、使い捨ておむつを立体的に組み立てるためのファスニングテープ10がそれぞれ取付けられている。

0017

上記下層吸収体2は、天然パルプ繊維合成樹脂繊維高吸水性樹脂材料などを混合又は積層したもので、上記バックシート1よりも一回り程度小さい砂時計形状の扁平体に成形されて外周が薄葉紙包み込まれている。この下層吸収体2は、バックシート1の上面に接着されている。

0018

上記左右一対のサイドシート3は、親水性を有する合成樹脂繊維製不織布で成形され、上記バックシート1とほぼ同じ長さを有すると共に、バックシート1の脚穴部1Dに相当する部分には同形状の脚穴部3Dが形成されている。この各サイドシート3は、バックシート1の上面両側と下層吸収体2の上面両側に跨って接着されて、バックシート1との間で上記レッグ用弾性糸8とウェスト用弾性糸7とを挟み込むようになる。

0019

上記上層吸収体5は、下層吸収体2と同様に、天然パルプ繊維、合成樹脂繊維や高吸水性樹脂材料などを混合又は積層したもので、下層吸収体2よりも一回り程度小さい長方形状の扁平体に成形されて外周が薄葉紙で包み込まれている。この上層吸収体5は、中間シート12を介して下層吸収体2の上面に接着されている。この中間シート12は、通気性及び親水性、又は通気性及び撥水性を有する合成樹脂繊維製不織布又は紙製台紙で成形されている。

0020

上記左右一対の立ち上がり帯材4は、撥水性を有する合成樹脂繊維製不織布で成形され、上記バックシート1とほぼ同じ長さを有すると共に、内側縁4aが上層吸収体5の上面両側を覆い、外側縁4bが内向き曲げられて中間シート12の外側縁とサイドシート3の内側縁との間に接着されている。この立ち上がり帯材4の前端部分と後端部分は、上層吸収体5とバックシート1の前端部分と後端部分の各上面に跨って接着されて、立ち上がらないようになっている。

0021

この立ち上がり帯材4の内側縁4aの内側折り返し部には、長さ方向に伸長状態で立ち上がり用弾性糸13が添設されている。

0022

この立ち上がり用弾性糸13及び上記各弾性糸7,8は、帯状や糸状の天然ゴム又は合成ゴムであり、各弾性糸7,8,13の収縮力で立ち上がり用ギャザーレッグ用ギャザー等が自然に形成されるようになる。

0023

即ち、上記立ち上がり帯材4は、立ち上がり用弾性糸13の収縮力で図2(a)のように立ち上がって立ち上がり用ギャザーを形成するが、図2(b)のように、交換可能な尿パッド14を上層吸収体5の上面に置いたときには、立ち上がり帯材4は立ち上がらなくなる。

0024

上記トップシート6は、親水性を有する合成樹脂繊維製不織布で成形され、上記バックシート1とほぼ同じ長さを有すると共に、下面が上記上層吸収体5の上面と各立ち上がり帯材4の内面とに跨って接着されている。

0025

上記のように構成した使い捨ておむつにおいては、吸収体2,5は下層と上層の2層構造であって、図2(a)のように、上層吸収体5の両側に立ち上がり帯材4が設けられているから、使い捨ておむつを単体で使用するときには、立ち上がり帯材4で尿等の横漏れを防止することができる。

0026

また、尿等が多量であるときには、上層吸収体5から中間シート12を介して下層吸収体2でも吸収できるようになるので、尿等の横漏れを有効に防止することができる。

0027

さらに、図2(b)のように、交換可能な尿パッド14を立ち上がり帯材4を介して上層吸収体5の上面に置いて使用する場合に、立ち上がり帯材4は立ち上がらなくなって、尿等の横漏れ防止機能が働かなくなるので、尿パッド14から漏れた尿等は上層吸収体5には吸収されにくくなる。

0028

しかし、尿等は撥水性の立ち上がり帯材4の外面側を伝いながら親水性のサイドシート3を透って下層吸収体2で吸収されるようになるので、横漏れしにくくなって衣服を汚すおそれが少なくなる。

0029

これにより、交換可能な尿パッド14を使い捨ておむつに併用することが可能になるから、失禁量が少なくて失禁回数が多いような場合には、尿パッド14よりも煩わしい使い捨ておむつの交換の手間が省けるようになる。また、尿パッド14は使い捨ておむつよりも安価であるので経済性も良好になる。

0030

一方、上記中間シート12が通気性及び親水性であるときは、吸収体2,5が2層構造であっても蒸れにくくなると共に、上層吸収体5と下層吸収体2とで多量の尿等をスムーズに吸収できるので、尿等の横漏れを有効に防止できる。また、通気性及び撥水性であるときは、同様に蒸れにくくなると共に、交換可能な尿パッド14を併用しても尿パッド14から漏れた尿等は下層吸収体2で吸収されるようになるので、尿等の横漏れを有効に防止できる。

発明の効果

0031

以上の説明からも明らかなように、本発明は、吸収体を下層と上層の2層構造として、上層吸収体の両側に立ち上がり帯材を設けることにより、使い捨ておむつを単体で使用するときには、立ち上がり帯材で尿等の横漏れを防止できるようになると共に、尿等が多量であるときには、上層吸収体から中間シートを介して下層吸収体でも吸収できるようになるので、尿等の横漏れを有効に防止できるようになる。

0032

また、立ち上がり帯材を介して上層吸収体の上面に交換可能な尿パッドを置いて使用する場合には、尿パッドから漏れた尿等は上層吸収体には吸収されにくいが、上層吸収体よりも広幅の下層吸収体で吸収されるようになるので、横漏れしにくくなって衣服を汚すおそれが少なくなる。これにより、交換可能な尿パッドを併用することが可能になる。

0033

請求項2のように、下層吸収体の両側に親水性のサイドシートを設けると、尿等がサイドシートを透して下層吸収体で吸収されやすくなるので、横漏れを有効に防止できるようになる。

0034

請求項3のように、中間シートが通気性及び親水性のときは、2層構造の吸収体であっても蒸れにくくなると共に、各吸収体で多量の尿等をスムーズに吸収できるので、尿等の横漏れを有効に防止できるようになる。また、中間シートが通気性及び撥水性のときは、同様に蒸れにくくなると共に、交換可能な尿パッドを併用しても尿パッドから漏れた尿等は下層吸収体で吸収されるようになるので、尿等の横漏れを有効に防止できるようになる。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明にかかる使い捨ておむつの展開状態の正面図である。
図2(a)は図1のA−A線に相当する略画的断面図、(b)は尿パッドを置いたときの図1のA−A線に相当する略画的断面図である。
図3使い捨ておむつの分解斜視図である。
図4使い捨ておむつの使用状態の正面図である。

--

0036

1バックシート
2下層吸収体
3サイドシート
4立ち上がり帯材
5上層吸収体
6トップシート
12中間シート
14 尿パッド

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 花王株式会社の「 吸収性物品用伸縮シート及びその製造方法」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】肌触り及び外観を良好に維持しつつ、応力を向上可能な伸縮シートを提供すること。【解決手段】互いに交差せずに一方向に延びるように配列した複数の弾性フィラメント4が、実質的に非伸長状態で、それらの全... 詳細

  • ユニ・チャーム株式会社の「 吸収性物品」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】着用者の健康状態を検査するための検査部材を備えつつも、着用者が正確な健康状態を把握し易い吸収性物品を提供する。【解決手段】 吸収性物品1は、吸収材料を含む吸収コア20と、吸収コア20よりも非... 詳細

  • ユニ・チャーム株式会社の「 吸収性物品」が 公開されました。( 2020/02/13)

    【課題】着用者の健康状態を検査するための検査部材を備えつつも、着用者が正確な健康状態を把握し易い吸収性物品を提供する。【解決手段】 吸収性物品1は、吸収材料を含む吸収コア20と、吸収コア20よりも肌... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ