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技術 自動販売機の制御装置

出願人 東芝機器株式会社
発明者 中林孝夫井上朗深澤文徳
出願日 1999年6月23日 (21年0ヶ月経過) 出願番号 1999-176389
公開日 2001年1月12日 (19年5ヶ月経過) 公開番号 2001-006032
状態 拒絶査定
技術分野 自動販売機等の制御,補助装置 カップ式飲料自販機;ガス・電気の自販機
主要キーワード 保守項目 保守パネル 下方域 標準容量 攪拌具 左右領域 各機能設定 書込読出
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

複数機種に共通化が可能な処理の制御と、共通化が不可能な処理の制御とに分けることで、制御構成の一部を共通化する。

解決手段

自動販売機での商品販売受け付け販売受付処理を制御する共通制御部61と、共通制御部61で販売の受け付けられた商品を提供する商品提供処理を制御する機種別制御部62とに分割する。これら共通制御部61と機種別制御部62とを互いに通信可能とする。複数機種に共通化が可能な処理を制御する共通制御部61と、共通化が不可能な処理を制御する機種別制御部62とに分離することで、共通制御部61を共通化する。

概要

背景

従来、自動販売機制御装置は、例えば、特開平9−128604号公報に記載されているように、商品提供処理を制御する販売制御部、表示器表示ランプおよび商品選択釦などを制御する表示制御部、貨幣を処理する貨幣制御部などを有するとともに、これらを統合的に制御する主制御部を有している。

このような自動販売機の制御装置では、主制御部によって、販売制御部、表示制御部および貨幣制御部などを統合的に制御する構成であるため、商品提供処理が異なる販売制御部を用いる場合には、その販売制御部に対応した専用の主制御部を用いる必要があり、つまり自動販売機の機種別に専用の販売制御部および主制御部が必要となっている。

そこで、特開平9−128604号公報に記載された自動販売機の制御装置では、主制御部をハード面で共通とし、この主制御部に組み合わせる販売制御部側に主制御部の制御プログラムを記憶したROMを備えることにより、このROMから制御プログラムを主制御部に送って、主制御部の制御プログラムを書き換えるようにし、制御構成の共通化を図ろうとしている。

概要

複数機種に共通化が可能な処理の制御と、共通化が不可能な処理の制御とに分けることで、制御構成の一部を共通化する。

自動販売機での商品販売受け付け販売受付処理を制御する共通制御部61と、共通制御部61で販売の受け付けられた商品を提供する商品提供処理を制御する機種別制御部62とに分割する。これら共通制御部61と機種別制御部62とを互いに通信可能とする。複数機種に共通化が可能な処理を制御する共通制御部61と、共通化が不可能な処理を制御する機種別制御部62とに分離することで、共通制御部61を共通化する。

目的

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、複数機種に共通化が可能な処理の制御と、共通化が不可能な処理の制御とに分けることで、制御構成の一部を共通化できる自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

自動販売機での商品販売受け付け販売受付処理を制御する共通制御部と、この共通制御部と別体でかつ互いに通信可能に接続され、共通制御部で販売の受け付けられた商品を提供する商品提供処理を制御する機種別制御部とを備えたことを特徴とする自動販売機の制御装置

請求項2

自動販売機は、販売可能とする商品の表示および商品の選択を可能とする販売表示操作部、および貨幣を処理する貨幣処理部を有し、共通制御部は、前記販売表示操作部および貨幣処理部を制御することを特徴とする請求項1記載の自動販売機の制御装置。

請求項3

自動販売機は、商品としてカップ入り飲料を対象とし、飲料を入れるカップを提供するカップ提供動作部、カップに飲料を提供する飲料提供動作部、冷飲料および温飲料の少なくともいずれかの提供に対応した冷却運転および加熱運転の少なくともいずれかをする運転部を有し、機種別制御部は、前記カップ提供動作部、飲料提供動作部および運転部を制御することを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機の制御装置。

請求項4

共通制御部は、この共通制御部および機種別制御部の保守に対応した内容を表示する表示部および入力操作を可能とする入力部を備える保守パネルを有し、機種別制御部は、前記保守パネルでの共通制御部および機種別制御部の保守に対応した表示および入力操作を可能とする保守制御データを記憶する機種別制御側記憶部を有していることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の自動販売機の制御装置。

技術分野

0001

本発明は、自動販売機による商品販売を制御する自動販売機の制御装置に関する。

背景技術

0002

従来、自動販売機の制御装置は、例えば、特開平9−128604号公報に記載されているように、商品提供処理を制御する販売制御部、表示器表示ランプおよび商品選択釦などを制御する表示制御部、貨幣を処理する貨幣制御部などを有するとともに、これらを統合的に制御する主制御部を有している。

0003

このような自動販売機の制御装置では、主制御部によって、販売制御部、表示制御部および貨幣制御部などを統合的に制御する構成であるため、商品提供処理が異なる販売制御部を用いる場合には、その販売制御部に対応した専用の主制御部を用いる必要があり、つまり自動販売機の機種別に専用の販売制御部および主制御部が必要となっている。

0004

そこで、特開平9−128604号公報に記載された自動販売機の制御装置では、主制御部をハード面で共通とし、この主制御部に組み合わせる販売制御部側に主制御部の制御プログラムを記憶したROMを備えることにより、このROMから制御プログラムを主制御部に送って、主制御部の制御プログラムを書き換えるようにし、制御構成の共通化を図ろうとしている。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特開平9−128604号公報に記載された自動販売機の制御装置では、制御構成の共通化を図ろうとしているが、基本的に、主制御部によって、販売制御部、表示制御部および貨幣制御部などを統合的に制御する構成であるため、販売制御部の制御が異なれば、この販売制御部を制御する主制御部の制御も異なることになり、制御構成の共通化が十分でなく、共通化のメリットが十分に得られていない。

0006

すなわち、主制御部をハード面で共通化しても、商品提供処理が異なる販売制御部を用いる場合には、その販売制御部に対応して、主制御部の制御プログラムを書き換える必要がある。主制御部をハード面で共通化するために、主制御部の制御プログラムを記憶したROMを販売制御部側に備えたとしても、電源投入時にのみ販売制御部のROMから制御プログラムを主制御部に送るだけで、電源が切られて再投入されない限りは、販売制御部のROMが機能せず、結局は、主制御部のROMを交換したのと同じことになる。したがって、制御構成の共通化が十分でなく、共通化によるコスト低減などのメリットが十分に得られていない。

0007

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、複数機種に共通化が可能な処理の制御と、共通化が不可能な処理の制御とに分けることで、制御構成の一部を共通化できる自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

請求項1記載の自動販売機の制御装置は、自動販売機での商品の販売を受け付け販売受付処理を制御する共通制御部と、この共通制御部と別体でかつ互いに通信可能に接続され、共通制御部で販売の受け付けられた商品を提供する商品提供処理を制御する機種別制御部とを備えたものである。

0009

そして、複数機種に共通化が可能な販売受付処理を制御する共通制御部と、共通化が不可能な機種別の商品提供処理を制御する機種別制御部とに分離することにより、機種別の商品提供処理を制御する機種別制御部に対して、共通制御部を共通に用いられる。

0010

請求項2記載の自動販売機の制御装置は、請求項1記載の自動販売機の制御装置において、自動販売機は、販売可能とする商品の表示および商品の選択を可能とする販売表示操作部、および貨幣を処理する貨幣処理部を有し、共通制御部は、前記販売表示操作部および貨幣処理部を制御するものである。

0011

そして、共通制御部によって、販売可能とする商品の表示および商品の選択を可能とする販売表示操作部、および貨幣を処理する貨幣処理部を制御することにより、共通制御部の共通化が図れる。

0012

請求項3記載の自動販売機の制御装置は、請求項1または2記載の自動販売機の制御装置において、自動販売機は、商品としてカップ入り飲料を対象とし、飲料を入れるカップを提供するカップ提供動作部、カップに飲料を提供する飲料提供動作部、冷飲料および温飲料の少なくともいずれかの提供に対応した冷却運転および加熱運転の少なくともいずれかをする運転部を有し、機種別制御部は、前記カップ提供動作部、飲料提供動作部および運転部を制御するものである。

0013

そして、機種別制御部が、商品としてカップ入り飲料を対象とする自動販売機において、飲料を入れるカップを提供するカップ提供動作部、カップに飲料を提供する飲料提供動作部、冷飲料および温飲料の少なくともいずれかの提供に対応した冷却運転および加熱運転の少なくともいずれかをする運転部を制御することにより、機種別制御部のみの制御でカップ入り飲料が提供可能であり、共通制御部の共通化が可能となる。

0014

請求項4記載の自動販売機の制御装置は、請求項1ないし3いずれか記載の自動販売機の制御装置において、共通制御部は、この共通制御部および機種別制御部の保守に対応した内容を表示する表示部および入力操作を可能とする入力部を備える保守パネルを有し、機種別制御部は、前記保守パネルでの共通制御部および機種別制御部の保守に対応した表示および入力操作を可能とする保守制御データを記憶する機種別制御側記憶部を有しているものである。

0015

そして、機種別制御部が、共通制御部の保守パネルでの共通制御部および機種別制御部の保守に対応した表示および入力操作を可能とする保守制御データを記憶する機種別制御側記憶部を有していることにより、共通制御部の保守パネルを利用して機種別制御部側の保守が可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。

0017

図4に自動販売機の構成図を示し、この自動販売機は、商品としてのカップ入り飲料を販売するもので、カップステーション11、所定の各飲料原料供給位置飲料原料を供給する複数の飲料原料供給手段12、カップステーション11にダイレクトに飲料を供給する各種の飲料供給手段13,14、カップステーション11に湯水を供給する湯水供給手段15、カップステーション11に冷水を供給する冷水供給手段16、カップステーション11に炭酸水を供給する炭酸水供給手段17、カップステーション11にを供給する氷供給手段18、カップステーション11でカップ内攪拌を行なう攪拌手段19を有するとともに、後述するカップ供給部およびカップ搬送手段などを有している。

0018

飲料原料供給手段12は、例えばインスタントコーヒー紅茶ココア砂糖およびミルクなどの粉末状の飲料原料を種類別収納する複数のキャニスタ21を有し、これら各キャニスタ21から飲料容量に応じた量の飲料原料が送り出され、対応する各シュート22を通じて所定の各飲料原料供給位置に供給される。

0019

飲料供給手段13は、レギュラーコーヒーコーヒー豆を種類別に収納する複数の容器23を有し、これら各容器23から定量のコーヒー豆がコーヒーミル24に送り出され、コーヒーミル24で粉末状に挽かれたコーヒー粉抽出器25に送り込まれ、抽出器25で湯水供給手段15からの湯水と混合されてコーヒー液濾過抽出され、抽出されたコーヒー液がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。

0020

飲料供給手段14は、例えばジュース原液などの液体状の飲料原料を収納する複数の原料バック26を有し、これら原料バック26から供給路途中が後述する冷却水槽28の冷却水w中を通じて冷却されて飲料容量に応じた量の飲料原料がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。

0021

湯水供給手段15は、水道水などの水源から供給される水を受け入れ所定温度に沸き上げて貯留する湯タンク27を有し、この湯タンク27内の湯がカップステーション11に搬送されるカップ内や抽出器25に供給される。

0022

冷水供給手段16は、冷却水wを貯留する冷却水槽28を有し、この冷却水槽28の冷却水w中に冷却コイル29が配置され、水源からの水が水ポンプ30で冷却コイル29に送られ、この冷却コイル29を通過する間に冷却水wとの間で熱交換されて冷却され、冷却された冷水がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。

0023

炭酸水供給手段17は、冷却水槽28の冷却水中に炭酸水容器31が配置され、この炭酸水容器31には冷却コイル29を通過した冷水の一部および炭酸ボンベ32から炭酸ガスがそれぞれ供給されて炭酸水が作成され、この炭酸水がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。

0024

氷供給手段18は、水源からの水の供給を受けて製氷する製氷装置33を有し、この製氷装置33で製氷された氷がカップステーション11に搬送されるカップ内に供給される。

0025

攪拌手段19は、カップステーション11の上方に配設され、攪拌駆動部34で回転駆動されるとともに昇降される例えばインペラなどの攪拌具35を有し、攪拌具35の下降時にカップステーション11に配置されたカップ内に進入して飲料を攪拌調合攪拌混合)するように構成されている。

0026

次に、図5に自動販売機の内部構造を示す正面図、図6に自動販売機の正面図を示し、41は機体で、この機体41は、販売機本体42およびこの販売機本体42の前面を開閉する前面扉43によって構成されている。

0027

前面扉43には、略中央に販売口44が形成され、この販売口44の後方にカップステーション11が配設されている。販売口44には販売口44を閉塞可能とする扉体45が開閉自在に取り付けられ、この扉体45は、例えば、扉体開閉手段によって自動開閉されるとともに、閉止状態施錠手段によって施錠、解錠される。

0028

前面扉43の上側域には販売する各飲料種類を表示する複数の飲料種類表示部46が配設され、これら各飲料種類表示部46毎にカップの容量種に対応して標準容量を含む複数種飲料提供容量を選択可能に割り付けられた複数の飲料選択釦47が配設されている。各飲料選択釦47には、例えば、販売可能なときに「○」、売切れなどのために販売できない場合に「×」を点灯表示する図示しない販売可能売切れ表示部を備えている。飲料種類表示部46および飲料選択釦47は、前面扉43の左右領域区分され、例えば一方の領域が温飲料用、他方の領域が冷飲料用として用いられる。

0029

前面扉43の下側右域には、硬貨投入口49、紙幣投入口50、硬貨返却口51、返却レバー52などが配設され、これらの後方に紙幣硬貨識別計数および返却釣銭の払い出しを行なう貨幣処理部53が配設されている。

0030

また、販売機本体42内の左上手前側には例えば温飲料用や冷飲料用などの飲料種類に応じて容量の異なる複数種のカップを収納するとともにこれら各カップを1つずつ所定の各カップ供給位置に供給するカップ供給部54が配設され、左上奥側には複数の飲料原料供給手段12が左右方向に沿って配設され(図5には図示せず)、右上手前側には飲料供給手段13が配設され、右上奥側には湯水供給手段15が配設され(図5には図示せず)、左下手前側には原料バック26が配置され、右下手前には炭酸ボンベ32が配置され、下奥側には冷水供給手段16が配設されている(図5には図示せず)。

0031

カップステーション11の後方域でかつ飲料原料供給手段12およびカップ供給部54の下方域には、カップを搬送するカップ搬送手段55が配設されている。この搬送手段55は、カップを保持して移動する搬送部56、およびこの搬送部56を水平方向に移動させる搬送機構57を有している。

0032

次に、図1に自動販売機の制御装置のブロック図を示し、制御装置は、自動販売機での飲料の販売を受け付ける販売受付処理を制御する共通制御部としての主制御部61のユニットと、この主制御部61で販売の受け付けられた飲料を提供する飲料提供処理(商品提供処理)を制御する機種別制御部(機種別端末部)62のユニットと、これら主制御部61および機種別制御部62に電源を供給する電源部63のユニットとに分割されてそれぞれ別体に構成されている。主制御部61と機種別制御部62とはケーブルなどの通信手段を介して互いに通信可能に接続される。

0033

主制御部61は、前面扉43に配置されて販売可能とする商品の表示および商品の選択を可能とする販売表示操作部(接客部)64、および貨幣を処理する貨幣処理部53など、自動販売機での飲料の販売を受け付ける販売受付処理を制御する。

0034

販売表示操作部64には、各飲料種類表示部46毎に対応した飲料選択釦47、および各飲料選択釦47に内蔵された販売可能売切れ表示部などが含まれ、主制御部61によって各飲料選択釦47の販売可能売切れ表示部での販売可能表示および売切れ表示が制御されるともに、飲料選択釦47の選択操作によって操作信号が主制御部61に出力される。

0035

貨幣処理部53では、硬貨投入口49や紙幣投入口50に投入される硬貨や紙幣を識別し、正貨と識別された場合の金額データが主制御部61に出力され、主制御部61からの釣銭データ投入金額から選択された飲料の価格を差し引いた釣銭額)が入力されて釣銭が硬貨返却口51から払い出される。

0036

また、機種別制御部62は、飲料を入れるカップを提供するカップ提供動作部65、カップに飲料を提供する飲料提供動作部(飲料調合部)66、冷飲料および温飲料の提供に対応した冷却運転および加熱運転をする運転部67など、主制御部61で販売の受け付けられた飲料を提供する飲料提供処理を制御する。

0037

カップ提供動作部65には、カップを供給するカップ供給部54、カップを搬送するカップ搬送手段55などが含まれ、機種別制御部62からの指令でカップ供給部54からカップが排出されるとともにカップ搬送手段55の搬送部56が移動され、カップ供給部54の売切れ検知手段によって検知されるカップの有無信号が機種別制御部62に出力される。

0038

飲料提供動作部66には、所定の各飲料原料供給位置に飲料原料を供給する複数の飲料原料供給手段12、カップステーション11にダイレクトに飲料を供給する各種の飲料供給手段13,14、カップステーション11に湯水を供給する湯水供給手段15、カップステーション11に冷水を供給する冷水供給手段16、カップステーション11に炭酸水を供給する炭酸水供給手段17、カップステーション11に氷を供給する氷供給手段18、カップステーション11でカップ内攪拌を行なう攪拌手段19などが含まれ、機種別制御部62からの指令で選択された飲料に対応した飲料原料種類、湯水の量、冷水の量、氷の有無などが調節され、飲料が調合されてカップ搬送手段55の搬送部56上のカップ内に提供される。

0039

運転部67には、湯水供給手段15の湯タンク27内のヒータ、冷水供給手段16の冷却水槽28内の冷却水wを冷却する冷却機、氷供給手段18の製氷装置33などが含まれ、これらヒータ、冷却機および製氷装置33が機種別制御部62で制御される。

0040

次に、図2に自動販売機の制御装置の有する共通制御部(主制御部)および機種別制御部のブロック図を示し、主制御部61は、制御手段としてのCPU71を有し、このCPU71には、プログラムなどを記憶したROM72、各種のデータが書込読出されるRAM73、自動販売機(主制御部61および機種別制御部62)の保守を行なうための保守パネル74が接続されている。保守パネル74は、前面扉43の裏面など機体41の内部に設置され、保守に対応した表示をする表示部75と入力操作を可能とする入力部76とを有している。

0041

機種別制御部62は、制御手段としてのCPU77を有し、このCPU77には、プログラムなどを記憶した機種別制御側記憶部としてのROM78、各種のデータが書込読出されるRAM79が接続されている。

0042

そして、主制御部61のROM72には、販売可能とする商品の表示および商品の選択を可能とする販売表示操作部(接客部)64、および貨幣を処理する貨幣処理部53など、自動販売機での飲料の販売を受け付ける販売受付処理を制御するための制御プログラム(販売受付処理用プログラム)、機種別制御部62との通信制御のための制御プログラムなどが記憶されている。

0043

機種別制御部62のROM78には、飲料を入れるカップを提供するカップ提供動作部65、カップに飲料を提供する飲料提供動作部(飲料調合部)66、冷飲料および温飲料の提供に対応した冷却運転および加熱運転をする運転部67など、主制御部61で販売の受け付けられた飲料を提供する飲料提供処理を制御するための制御プログラム(飲料提供処理用プログラム)、主制御部61との通信制御のための制御プログラムなどが記憶されている。

0044

また、機種別制御部62のROM78には、保守パネル74での自動販売機(主制御部61および機種別制御部62)の保守に対応した表示および入力操作を可能とする保守制御データが記憶されている。この保守制御データは、例えば、図3に示すように、各種の保守項目に対応した複数の画面表示アイテムを1つにまとめた画面表示アイテムデータテーブルとしてROM78に記憶されている。

0045

この画面表示アイテムデータテーブルでは、複数の行番号Aと複数の列番号Bとに対応して画面表示アイテム番号が配列されたもので、行番号A毎に1つのブロックとし、この各ブロック毎に各列番号Bに対応して画面表示アイテム番号が配列されている。

0046

なお、各画面表示アイテムには、保守パネル74の表示部75で自動販売機の各種の保守事項を表示する画面表示データ、および画面表示データに対応して入力部76での入力設定を受け付けるための入力設定機能が含まれている。

0047

次に、本実施の形態の作用を説明する。

0048

まず、主制御部61による保守パネル74の画面表示アイテム設定処理を、図7フローチャートを参照して説明する。

0049

自動販売機の設置時などで、自動販売機の電源が投入されたとき、主制御部61は、RAM73に画面表示アイテムデータが記憶されているか確認し(ステップ1)、記憶されていない場合には、機種別制御部62に画面表示アイテムデータテーブルの送信を要求し(ステップ2)、機種別制御部62から送信されてくる画面表示アイテムデータテーブルを受信し(ステップ3)、その画面表示アイテムデータテーブルをRAM73に記憶する。なお、RAM73がバッテリーなどでバックアップされていて、予めRAM73に画面表示アイテムデータテーブルが記憶されている場合には、次のステップ4に進む。

0050

係員により、保守パネル74の入力部76が操作されて行番号Aが入力されると(ステップ4)、入力された行番号Aが1番の場合には行番号Aが1番のブロックの各画面表示アイテムを画面表示アイテムデータテーブルから読み出して並べる処理を行ない(ステップ5、6)、同様に、行番号Aが2番の場合には行番号Aが2番のブロックの画面表示アイテムについて処理し(ステップ7、8)、行番号Aが3番の場合には行番号Aが3番のブロックの画面表示アイテムについて処理し(ステップ9、10)、行番号Aが4番の場合には行番号Aが4番のブロックの画面表示アイテムについて処理し(ステップ11、12)、行番号Aが5番の場合には行番号Aが5番のブロックの画面表示アイテムについて処理し(ステップ13、14)、行番号Aが1番から5番でない場合(行番号Aが6番の場合)には行番号Aが6番のブロックの画面表示アイテムについて処理し(ステップ15)、処理した内容を保守パネル74の表示部75に表示する(ステップ16)。

0051

係員は、保守パネル74の表示部75に表示された画面表示アイテムを確認しながら、入力部76を操作し、自動販売機の各機能設定などを行なう。例えば、主制御部61に対して各飲料種類別の飲料選択釦47毎に対応する販売価格の設定、機種別制御部62に対して主制御部61の各飲料選択釦47と提供する飲料種類との対応関係の設定などを行なう。つまり、保守パネル74により、主制御部61の機能設定、機種別制御部62の機能設定、主制御部61と機種別制御部62との対応関係を含む機能設定などを行なう。

0052

そして、自動販売機の販売可能状態において、購入者により、硬貨が硬貨投入口49に、または紙幣が紙幣投入口50に投入されると、主制御部61は、貨幣処理部53で識別される金額データに基づき、投入金額が販売価格以上となった飲料選択釦47の販売可能売切れ表示部で販売可能表示させ、また、売切れの場合には売切れ表示させる。

0053

購入者により、販売可能表示された飲料選択釦47のうちの1つが選択操作されると、主制御部61は、その飲料選択釦47に対応する選択信号を機種別制御部62に出力するとともに、飲料選択釦47に対応する販売価格と投入金額とから必要に応じて貨幣処理部53で釣銭を払い出させる。

0054

機種別制御部62は、主制御部61から選択信号を入力すると、その選択信号に対応する飲料の提供処理を開始する。すなわち、機種別制御部62による飲料提供処理では、カップ搬送手段55の搬送部56を所定のカップ供給位置に移動させてカップ供給部54から排出されて落下するカップを受け取り、その後、例えば、搬送部56を飲料原料供給手段12の各飲料原料供給位置に順に移動させてカップ内に飲料原料を順次受け入れた後、カップステーション11に移動させてカップ内に湯や冷水などの希釈液注入するとともに、必要に応じて攪拌具35をカップ内に進入させてカップ内で飲料を攪拌調合し、また、搬送部56にカップを受け取った後、カップステーション11に移動させてカップ内に飲料供給手段13,14からレギュラーコーヒーの抽出液やジュース原液および希釈液などを直接注入する。

0055

飲料提供動作の進行状況、飲料提供動作途中での異常、飲料提供動作の完了などの情報は、機種別制御部62から主制御部61に送られる。

0056

飲料提供動作が完了したら、購入者ににより、飲料が提供されたカップを販売口44から取り出し可能となる。

0057

以上のように、複数機種に共通化が可能な販売受付処理を制御する主制御部61と、共通化が不可能な機種別の飲料提供処理を制御する機種別制御部62とに分離することで、飲料提供処理の異なる自動販売機に対しても共通の主制御部61を用いることができ、コストを低減できる。

0058

主制御部61による制御対象を、販売可能とする飲料の表示および飲料の選択を可能とする販売表示操作部64、および貨幣を処理する貨幣処理部53などに限定することで、複数機種の自動販売機に共通化できる。

0059

機種別制御部62による制御対象を、商品としてカップ入り飲料を対象とする自動販売機において、飲料を入れるカップを提供するカップ提供動作部65、カップに飲料を提供する飲料提供動作部66、冷飲料および温飲料の少なくともいずれかの提供に対応した冷却運転および加熱運転の少なくともいずれかをする運転部67に限定することで、機種別制御部62のみの制御でカップ入り飲料を提供でき、主制御部61を共通化できる。

0060

また、機種別制御部62は、主制御部61の保守パネル74での主制御部61および機種別制御部62の保守に対応した表示および入力操作を可能とする保守制御データをROM78に記憶しているので、主制御部61の保守パネル74を利用して機種別制御部62側の保守もでき、保守パネル74を主制御部61と機種別制御部62とで共用できる。

0061

なお、主制御部61以外については、例えば機種別制御部62と電源部63とは必ずしも別ユニットでなくてもよい。

0062

また、主制御部61と機種別制御部62とを別ユニットとすることは、飲料種類別に対応した飲料提供動作を要求されるカップ入り飲料を商品とする自動販売機では特に有効であるが、カップ入り飲料に限らず、缶入り飲料やたばこなどを商品とする自動販売機に適用しても、同様の作用効果が得られる。

発明の効果

0063

請求項1記載の自動販売機の制御装置によれば、複数機種に共通化が可能な販売受付処理を制御する共通制御部と、共通化が不可能な機種別の商品提供処理を制御する機種別制御部とに分離することで、機種別の商品提供処理を制御する機種別制御部に対して共通制御部を共通に用いることができ、コストを低減できる。

0064

請求項2記載の自動販売機の制御装置によれば、請求項1記載の自動販売機の制御装置の効果に加えて、共通制御部による制御対象を、販売可能とする商品の表示および商品の選択を可能とする販売表示操作部、および貨幣を処理する貨幣処理部に限定することで、複数機種の自動販売機に共通化できる。

0065

請求項3記載の自動販売機の制御装置によれば、請求項1または2記載の自動販売機の制御装置の効果に加えて、機種別制御部による制御対象を、商品としてカップ入り飲料を対象とする自動販売機において、飲料を入れるカップを提供するカップ提供動作部、カップに飲料を提供する飲料提供動作部、冷飲料および温飲料の少なくともいずれかの提供に対応した冷却運転および加熱運転の少なくともいずれかをする運転部に限定することで、機種別制御部のみの制御でカップ入り飲料を提供でき、共通制御部を共通化できる。

0066

請求項4記載の自動販売機の制御装置によれば、請求項1ないし3いずれか記載の自動販売機の制御装置の効果に加えて、機種別制御部は、共通制御部の保守パネルでの共通制御部および機種別制御部の保守に対応した表示および入力操作を可能とする保守制御データを記憶する機種別制御側記憶部を有しているので、共通制御部の保守パネルを利用して機種別制御部側の保守もできる。

図面の簡単な説明

0067

図1本発明の一実施の形態を示す自動販売機の制御装置のブロック図である。
図2同上自動販売機の制御装置の有する共通制御部および機種別制御部のブロック図である。
図3上機種別制御部が有する画面表示アイテムデータテーブルの説明図である。
図4同上自動販売機の構成図である。
図5同上自動販売機の内部構造を示す正面図である。
図6同上自動販売機の正面図である。
図7同上共通制御部による保守パネルの画面表示アイテム設定処理を説明するフローチャートである。

--

0068

53貨幣処理部
61共通制御部としての主制御部
62機種別制御部
64販売表示操作部
65カップ提供動作部
66飲料提供動作部
67運転部
74保守パネル
75 表示部
76 入力部
79 機種別制御側記憶部としてのRAM

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