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技術 インパクトレンチによる締めつけ技術練習装置

出願人 本田技研工業株式会社
発明者 井上義雄
出願日 1999年6月22日 (21年0ヶ月経過) 出願番号 1999-174923
公開日 2001年1月12日 (19年5ヶ月経過) 公開番号 2001-005374
状態 特許登録済
技術分野 電気的に作動する教習具
主要キーワード 角度調節装置 機械構造物 移動用車輪 ヒンジ板 ボルト螺 講習会 インパクトレンチ 蝶ナット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2001年1月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

自動車などの機械構造物ボルト締めつけによって組み立てることを想定して,インパクトレンチによるボルトの,種々の方向を向いたねじ孔への螺合を正しく行う技術を習得させる練習装置を提供する。

解決手段

車輪7付きフレーム2と,これに水平状態,鉛直状態及び傾斜状態に取り付けられた複数のパネル21〜27とからなり,各パネル21〜27に,インパクトレンチTにより回転駆動されるボルトBを螺合し得る多数のねじ孔42を穿設する。

概要

背景

一般に,自動車などの機械構造物は,ボルト締めつけによって組み立てられる。その場合,ボルトの締めつけには,一般にインパクトレンチが用いられるが,ボルトの挿入方向が必ずしも水平や垂直でなく,締めつける角度が異なるばかりか,インパクトレンチを狭いところで操作しなければならない場合もあったりして,インパクトレンチに装着したボルトをねじ孔に正確に合わせ,次いでインパクトレンチの作動によりボルトを回転駆動するためには,そのような技術の習熟が必要である。

概要

自動車などの機械構造物をボルトの締めつけによって組み立てることを想定して,インパクトレンチによるボルトの,種々の方向を向いたねじ孔への螺合を正しく行う技術を習得させる練習装置を提供する。

車輪7付きフレーム2と,これに水平状態,鉛直状態及び傾斜状態に取り付けられた複数のパネル21〜27とからなり,各パネル21〜27に,インパクトレンチTにより回転駆動されるボルトBを螺合し得る多数のねじ孔42を穿設する。

目的

本発明は,かゝる点に鑑みてなされたもので,機械構造物をボルトの締めつけによって組み立てる際にインパクトレンチを正しく操作する技術を練習させる装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

フレーム(2)と,このフレーム(2)に水平状態,鉛直状態及び傾斜状態に取り付けられた複数のパネル(21〜27)とからなり,上記各パネル(21〜27)に,インパクトレンチ(T)により回転駆動されるボルト(B)を螺合し得る多数のねじ孔(42)を設けたことを特徴とする,インパクトレンチによる締めつけ技術練習装置

請求項2

請求項1記載のインパクトレンチによる締めつけ技術練習装置において,前記各パネル(21〜27)間に互換性を付与すると共に,これらを前記フレーム(2)に着脱可能に取付けたことを特徴とする,インパクトレンチによる締めつけ技術練習装置。

請求項3

請求項1又は2記載のインパクトレンチによる締めつけ技術練習装置において,前記フレーム(2)に,前記パネル(26,27)の傾斜角度を調節し得る角度調節装置(30,31)を設けたことを特徴とする,インパクトレンチによる締めつけ技術練習装置。

技術分野

0001

本発明は,インパクトレンチによる締めつけ技術練習装置に関し,特に自動車などの機械構造物ボルトによる締めつけによって組み立てる際に,インパクトレンチを使用して,ボルトを正しくねじ孔に螺合させる技術を練習させる装置に関する。

背景技術

0002

一般に,自動車などの機械構造物は,ボルトの締めつけによって組み立てられる。その場合,ボルトの締めつけには,一般にインパクトレンチが用いられるが,ボルトの挿入方向が必ずしも水平や垂直でなく,締めつける角度が異なるばかりか,インパクトレンチを狭いところで操作しなければならない場合もあったりして,インパクトレンチに装着したボルトをねじ孔に正確に合わせ,次いでインパクトレンチの作動によりボルトを回転駆動するためには,そのような技術の習熟が必要である。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明は,かゝる点に鑑みてなされたもので,機械構造物をボルトの締めつけによって組み立てる際にインパクトレンチを正しく操作する技術を練習させる装置を提供することを目的とする。

0004

上記目的を達成するために,本発明は,フレームと,このフレームに水平状態,鉛直状態及び傾斜状態に取り付けられた複数のパネルとからなり,上記各パネルに,インパクトレンチにより回転駆動されるボルトを螺合し得る多数のねじ孔を設けたことを第1の特徴とする。

0005

この第1の特徴によれば,自動車などの機械構造物を,ボルトの締めつけによって組み立てる際に想定される種々のねじ孔の向きに,インパクトレンチに装着したボルトを正確に合わせながら螺合させる技術を短期間に効果的に習熟することができる。

0006

また,本発明は,上記特徴に加えて,前記各パネル間互換性を付与すると共に,これらを前記フレームに着脱可能に取付けたことを第2の特徴とする。

0007

この第2の特徴によれば,ボルトの螺合練習の繰返しによりねじ孔が摩損した場合には,摩損したねじ孔を持つパネルを,予め用意しておいた新規のパネルと交換するのみで正規の練習装置を修復することができ,しかも用意しておくパネルは一種類でよいから,修復に要する経費を低く抑えることができる。

0008

さらに,本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記フレームに,前記パネルの傾斜角度を調節し得る角度調節装置を設けたことを第3の特徴とする。

0009

この第3の特徴によれば,角度調節装置によりパネルの傾斜角度を調節して,傾斜角度が異なるねじ孔へのボルト螺合練習を行うことができ,したがって,そのような練習のために傾斜角度の異なる多数のパネルを設置する必要がないから,締めつけ技術練習装置の大型化及びコスト高を回避することができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

本発明の実施例の形態を,添付図面に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。

0011

図1は本発明のインパクトレンチによる締めつけ技術練習装置の正面図,図2は同側面図,図3図2の3−3線断面図,図4図1の4−4線断面図,図5図2の5−5線断面図,図6図1の6−6線断面図である。

0012

先ず,図1及び図2において,インパクトレンチによる締めつけ技術練習装置1は,それぞれ水平な下段3,中段4及び上段5と,これらを支持する複数本支柱(後述する)とからなるフレーム2を備えており,中段4は作業者Mの略の高さに,また上段5は略肩の高さに配置される。

0013

下段3の下面には,複数の移動用車輪7及び固定用リフタ8,8…が設けられ,その上面は,螺合練習に使用する各種ボルトや工具収納するボックス14等を載置するに供される。

0014

下段3及び中段4は,前側に配置される左右一対の短い支柱10a,10aと,後側に配置される左右一対の長い支柱10b,10bとで支持される。上段5は,上記後側の支柱10b,10bと,中段4の前後方向中間部から左右方向に並んで起立する三本の短い支柱10c,10c,10cとで支持されいて,これら三本の支柱10c,10c,10cから前方に張り出している。左右両外側の支柱10b,10c間には,上下一対の梁11,11が結合される。

0015

中段4の前縁右側部には,鉛直に起立する左右一対の取付け片12,12が溶接され,これらに第1パネル21がボルト13により鉛直状態に且つ着脱可能に取付けられる。

0016

中段4の,左側前部には,第2パネル22が水平状態に取付けられ,また上段5の左側前部に第3パネル23が水平状態に取付けられる。さらに左右両側の梁11,11間に第4及び第5パネル24,25が鉛直状態に取付けられる。さらにまた中段4には,第1パネル21の後方で第6パネル26が第1角度調節装置30により後上がりの傾斜状態に取付けられる。さらにまた上段5には,第3パネル23の後方で第7パネル27が第2角度調節装置31により後下がりの傾斜状態に取付けられる。

0017

第2〜第5パネル22〜25は,図2図3及び図5に示すように,何れも各パネルの四隅に対応してフレーム2に溶接された四枚の取付け板32,32…にボルト33,33…により着脱可能に固着される。

0018

第1角度調節装置は,図6に示すように,フレーム2に一方のヒンジ板34aを固着したヒンジ34を備え,その他方のヒンジ板34bが第6パネル26の下端部背面にボルト35により着脱可能に固着される。第6パネル26の上端部背面には取付け板36がボルト37により着脱可能に固着され,この取付け板36と,フレーム2に前後方向揺動可能に軸支45されるリンク38とがボルト39と,それに螺合する蝶ナット40とにより相対回動可能に連結される。リンク38には,上記ボルト39が貫通する長孔41が設けられており,蝶ナット40を緩めてボルト39を長孔41に沿って摺動させれば,第6パネル26の傾斜角度θを調節することができ,蝶ナット40を緊締すれば,その傾斜角度で第6パネル26を固定することができる。

0019

第2角度調節装置31は,第1角度調節装置30と上下対称である点を除けば,同一の構成であるので,図中,第1角度調節装置30と対応する部分には,それと同一の参照符号を付して,その説明を省略する。

0020

第1〜第7パネル21〜27は,板厚が比較的厚い(例えば5mm)長方形鋼板で構成されると共に,短辺方向に列をなすねじ孔42,42…群が多数列穿設される。この場合,ねじ孔42,42…は,その直径を数列毎に,例えば12mm,10mm,8mm,5mmと変えて形成される。しかも,第1〜第7パネル21〜27は,相互に互換性を持つよう,各部同一寸法に構成される。

0021

次に,この実施例の作用について説明する。インパクトレンチによる締めつけ技術練習装置1の使用に当たっては,先ず,リフタ8,8…を伸長して接地させることにより,フレーム2を床上に固定する。

0022

さて,第1〜第7パネル21〜27のねじ孔42にボルトBを螺合するには,そのボルトBをインパクトレンチTの駆動軸43に装着してから,その駆動軸43が目標のパネル面に対して垂直となるよう,図3図6に示すように,インパクトレンチTの姿勢を保ちながら,ボルトBの先端を目標のねじ孔42にあてがい,それからトリガ44を引いてインパクトレンチTを正転方向へ作動させる。このとき,ボルトBがねじ孔42と同軸に正しく向けられていれば,駆動軸43の回転によりボルトBをねじ孔42に完全に螺合できるが,若しボルトBがねじ孔42に対して傾いていれば,ボルトBは螺合途中でねじ孔42にロックしてしまい,螺合不良となる。このような場合は,インパクトレンチTの駆動軸43を逆転させて,ロックしたボルトBをねじ孔42から外し,ボルトBを正しい方向へ向けて,再びインパクトレンチTを正転方向へ作動させて,ねじ孔42に螺合させる。

0023

このような螺合作業を,自動車などの機械構造物をボルトの締めつけによって組み立てる際の作業空間の広狭や,種々の方向を向いた各種ねじ孔を想定しながら,第1〜第7パネル21〜24の異径のねじ孔42について,フレーム2の内外側から繰り返し行うことにより,インパクトレンチTによるボルトBの螺合技術を短期間で効果的に習得することができる。

0024

特に,第6及び第7パネル26,27は,第1及び第2角度調節装置30,31により,それぞれの傾斜角度θの調節が可能であるから,そのような調節によって,傾斜角度θの異なるねじ孔42への,インパクトレンチTによるボルトBの螺合練習を行うことができるので,傾斜角度θの異なるパネルを多数設置する必要がなく,これにより締めつけ技術練習装置1の大型化及びコスト高を回避することができる。

0025

また,各パネル21〜27はフレーム2に着脱可能に取付けられるので,ボルトBの螺合練習の繰り返しにより第1〜第7パネル21〜27の何れかのねじ孔42が摩損した場合には,そのパネルをフレーム2から取外して,予め用意しておいた新規のパネルと交換するだけで,締めつけ技術練習装置を正規の状態に修復することができ,しかも,各パネル21〜27は,互いに互換性を有するものでから,修復のために予め用意しておくパネルは一種類で足り,修復経費を少なく抑えることができる。

0026

締めつけ技術練習装置1を移動する必要のあるときは,リフタ8,8…を収縮させて,車輪7を接地させれば,該装置1を自由に移動することができので,これを基礎技術講習会会場などへ簡単に搬送することができる。

0027

本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,フレーム2に取付けるパネル21〜27の枚数や,各パネルに穿設するねじ孔42の直径数及び数は自由に選定されるものである。また,各パネル21〜27には,それに直接穿設したねじ孔42に代えて,ねじ孔を持ったナットを溶接することもできる。この場合,各パネルには,ナットのねじ孔に螺合するボルトの貫通孔を設ける。

発明の効果

0028

以上のように本発明の第1の特徴によれば,フレームと,このフレームに水平状態,鉛直状態及び傾斜状態に取り付けられた複数のパネルとからなり,上記各パネルに,インパクトレンチにより回転駆動されるボルトを螺合し得る多数のねじ孔を設けたので,自動車などの機械構造物を,ボルトの締めつけによって組み立てる際に想定される種々のねじ孔の向きに,インパクトレンチに装着したボルトを正確に合わせながら螺合させる技術を短期間に効果的に習熟することができる。

0029

また,本発明の第2の特徴によれば,前記各パネル間に互換性を付与すると共に,これらを前記フレームに着脱可能に取付けたので,ボルトの螺合練習の繰返しによりねじ孔が摩損した場合には,摩損したねじ孔を持つパネルを,予め用意しておいた新規のパネルと交換するのみで正規の練習装置を修復することができ,しかも用意しておくパネルは一種類でよいから,修復に要する経費を低く抑えることができる。

0030

さらに,本発明の第3の特徴によれば,前記フレームに,前記パネルの傾斜角度を調節し得る角度調節装置を設けたので,角度調節装置によりパネルの傾斜角度を調節して,傾斜角度が異なるねじ孔へのボルト螺合練習を行うことができ,したがって,そのような練習のために傾斜角度の異なる多数のパネルを設置する必要がないから,締めつけ技術練習装置の大型化及びコスト高を回避することができる。

図面の簡単な説明

0031

図1本発明のインパクトレンチによる締めつけ技術練習装置の正面図。
図2同側面図。
図3図2の3−3線断面図。
図4図1の4−4線断面図。
図5図2の5−5線断面図。
図6図1の6−6線断面図。

--

0032

1・・・・・・・インパクトレンチによる締めつけ技術練習装置
2・・・・・・・フレーム
21〜27・・・パネル(第1〜第7パネル)
26,27・・・傾斜状態を調節されるパネル
30,31・・・角度調節装置(第1,第2角度調節装置)
42・・・・・・ねじ孔

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