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課題

副作用がなく、真にその効果が期待できる、老齢化に伴って低下する記憶力の予防、さらに低下した記憶力を改善する効果を持つ記憶力改善組成物を提供する。

解決手段

アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物を有効成分とする記憶力改善組成物。

概要

背景

高齢化社会への移行に伴い、老人問題が非常に大きな社会問題となってきている。特に、食事を済ませた直後にも関わらず食事を欲しがったり、外出すると一人では帰ってこれない、物忘れによるイライラのため徘徊したり大声を上げる等の老人の記憶力低下に伴った問題が多く、その記憶力低下の予防、及び低下した記憶力を改善することができる記憶力改善組成物の開発が強く望まれている。

その中で、特開昭56−123915号に「記憶力増強剤」として2−(7−インデニルオキシメチルモルホリンまたはその酸付加塩、特開昭58−12123号では「アルツハイマー病治療剤」としてデフェロキサンの塩、特開昭61−229823号に「記憶障害治療剤」として37−ジヒドロ−3−メチル−1−(5−オキソヘキシル)−7−プロピル−1H−プリン−26−ジオン等が発明されたが、一般にこれらの効能を期待するには長期間の摂取が必要となり、化学合成されたこれらの物質副作用が極めて強く実用化には至っていない。

よって、より安全性の高い天然物が探索されはじめ、現在のところ高度不飽和脂肪酸一種であるα−リノレン酸生化学、59、1235、1987)や、ドコサヘキサエン酸(以下DHAと呼ぶ)またはその塩、アミドエステルリン脂質トリグリセリド等の誘導体(特開平1−279827号)等が学習能を向上させる天然食品成分として公知である。

しかし、これらは特開平1−290625号「脳機能向上剤」や特開平6−256179号「学習能向上剤」と同様に、幼少または子供ラットを用いてこれらの発明に至っており、老化動物を使用していない。すなわち、これらの天然成分は学習能を向上させるものであり、老齢化に伴って低下する記憶力を予防、または低下した記憶力を改善するものではない。

また、記憶力を改善したという実験結果が得られたとしても、それがどういう動物、実験系を用いてなされたかによって、その結果を疑問視しなければならない必要性がある。例えば、特開平1−250315号、特開平2−67223号、特開平3−19082号、特開平4−210642号、及び特開平5−139963号等では、明暗式step−through型受動的回避学習装置を記憶・学習能力の評価に用いて「抗痴呆剤」及び「脳機能改善組成物」を発明しているが、この装置では視覚に対する薬物の活性を脳機能のそれと分離して評価することができないため、好結果が得られたとしても上記の発明に直接結びつくものではない。また、特開平2−231421号「記憶障害改善組成物」、特開平3−258720号「脳機能改善組成物」、特開平4−275224号「痴呆症治療剤」、特開平5−246857号「痴呆症治療剤」、及び特開平6−128165号「脳機能改善組成物」等では、スコポラミンを使用して人為的に健忘動物を作り各々の発明に至っているが、この実験系では、上記の薬剤が健忘動物に対して有効(抗健忘作用)であったのではなく、スコポラミンの健忘作用に対して抑制的または競合的に働いたとも考えられ、それらは単なるスコポラミン拮抗剤にすぎない可能性がある。他、実験動物として老化促進マウス(SAM)を使っているもの(特開平6−56684号)もあるが、現在の医歯薬系をはじめとする一般の学会ではSAMは老化モデルマウスとして認識されておらず、実際に自然老化に対する効果については疑問である。

概要

副作用がなく、真にその効果が期待できる、老齢化に伴って低下する記憶力の予防、さらに低下した記憶力を改善する効果を持つ記憶力改善組成物を提供する。

アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物を有効成分とする記憶力改善組成物。

目的

本発明の目的は、副作用がなく、真にその効果が期待できる、老齢化に伴って低下する記憶力の予防、さらに低下した記憶力を改善する効果を持つ記憶力改善組成物を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
12件

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請求項1

アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物を有効成分とする記憶力改善組成物

請求項2

アスタキサンチンの誘導体が、ジエステル型アスタキサンチン、モノエステル型アスタキサンチンから選択される単体又はそれらの複合物である請求項1の記憶力改善組成物。

請求項3

アスタキサンチンの誘導体が、アスタキサンチンの高度不飽和脂肪酸エステルである請求項1の記憶力改善組成物。

請求項4

アスタキサンチンの高度不飽和脂肪酸エステルが、アスタキサンチンのドコサヘキサエン酸エステルである請求項3の記憶力改善組成物。

請求項5

アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体が、アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体を含有する天然物である請求項1から4の記憶力改善組成物。

請求項6

アスタキサンチンが、エステル型アスタキサンチンである請求項1の記憶力改善組成物。

請求項7

アスタキサンチンまたはエステル型アスタキサンチンあるいはそれらの一種または二種以上の混合物に、高度不飽和脂肪酸を含むグリセリンとのエステル体またはリン脂質とのエステル体あるいはそれらの一種または二種以上の混合物を含む請求項1に記載される記憶力改善組成物。

請求項8

アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物を有効成分とし、さらに、有効成分に加えて抗酸化剤を含む記憶力改善組成物。

請求項9

抗酸化剤がビタミンEビタミンCグルタチオンフィチン酸カテキン類フラボノイド類、β−カロチンのいずれかである請求項8の記憶力改善組成物。

技術分野

0001

本発明は、老齢化に伴って低下する記憶力を予防、または低下した記憶力を改善することができる記憶力改善組成物に関する。

背景技術

0002

高齢化社会への移行に伴い、老人問題が非常に大きな社会問題となってきている。特に、食事を済ませた直後にも関わらず食事を欲しがったり、外出すると一人では帰ってこれない、物忘れによるイライラのため徘徊したり大声を上げる等の老人の記憶力低下に伴った問題が多く、その記憶力低下の予防、及び低下した記憶力を改善することができる記憶力改善組成物の開発が強く望まれている。

0003

その中で、特開昭56−123915号に「記憶力増強剤」として2−(7−インデニルオキシメチルモルホリンまたはその酸付加塩、特開昭58−12123号では「アルツハイマー病治療剤」としてデフェロキサンの塩、特開昭61−229823号に「記憶障害治療剤」として37−ジヒドロ−3−メチル−1−(5−オキソヘキシル)−7−プロピル−1H−プリン−26−ジオン等が発明されたが、一般にこれらの効能を期待するには長期間の摂取が必要となり、化学合成されたこれらの物質副作用が極めて強く実用化には至っていない。

0004

よって、より安全性の高い天然物が探索されはじめ、現在のところ高度不飽和脂肪酸一種であるα−リノレン酸生化学、59、1235、1987)や、ドコサヘキサエン酸(以下DHAと呼ぶ)またはその塩、アミドエステルリン脂質トリグリセリド等の誘導体(特開平1−279827号)等が学習能を向上させる天然食品成分として公知である。

0005

しかし、これらは特開平1−290625号「脳機能向上剤」や特開平6−256179号「学習能向上剤」と同様に、幼少または子供ラットを用いてこれらの発明に至っており、老化動物を使用していない。すなわち、これらの天然成分は学習能を向上させるものであり、老齢化に伴って低下する記憶力を予防、または低下した記憶力を改善するものではない。

0006

また、記憶力を改善したという実験結果が得られたとしても、それがどういう動物、実験系を用いてなされたかによって、その結果を疑問視しなければならない必要性がある。例えば、特開平1−250315号、特開平2−67223号、特開平3−19082号、特開平4−210642号、及び特開平5−139963号等では、明暗式step−through型受動的回避学習装置を記憶・学習能力の評価に用いて「抗痴呆剤」及び「脳機能改善組成物」を発明しているが、この装置では視覚に対する薬物の活性を脳機能のそれと分離して評価することができないため、好結果が得られたとしても上記の発明に直接結びつくものではない。また、特開平2−231421号「記憶障害改善組成物」、特開平3−258720号「脳機能改善組成物」、特開平4−275224号「痴呆症治療剤」、特開平5−246857号「痴呆症治療剤」、及び特開平6−128165号「脳機能改善組成物」等では、スコポラミンを使用して人為的に健忘動物を作り各々の発明に至っているが、この実験系では、上記の薬剤が健忘動物に対して有効(抗健忘作用)であったのではなく、スコポラミンの健忘作用に対して抑制的または競合的に働いたとも考えられ、それらは単なるスコポラミン拮抗剤にすぎない可能性がある。他、実験動物として老化促進マウス(SAM)を使っているもの(特開平6−56684号)もあるが、現在の医歯薬系をはじめとする一般の学会ではSAMは老化モデルマウスとして認識されておらず、実際に自然老化に対する効果については疑問である。

発明が解決しようとする課題

0007

本発明の目的は、副作用がなく、真にその効果が期待できる、老齢化に伴って低下する記憶力の予防、さらに低下した記憶力を改善する効果を持つ記憶力改善組成物を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

本発明の請求項1の記憶力改善組成物は、アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物を有効成分とする。

0009

本発明の請求項2の記憶力改善組成物は、アスタキサンチンの誘導体を、ジエステル型アスタキサンチン、モノエステル型アスタキサンチンから選択される単体又はそれらの複合物とする。

0010

本発明の請求項3の記憶力改善組成物は、アスタキサンチンの誘導体を、アスタキサンチンの高度不飽和脂肪酸エステルとする。

0011

本発明の請求項4の記憶力改善組成物は、アスタキサンチンの高度不飽和脂肪酸エステルを、アスタキサンチンのドコサヘキサエン酸エステルとする。

0012

本発明の請求項5の記憶力改善組成物は、アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体を、アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体を含有する天然物とする。

0013

本発明の請求項6の記憶力改善組成物は、アスタキサンチンを、エステル型アスタキサンチンとする。

0014

本発明の請求項7の記憶力改善組成物は、アスタキサンチンまたはエステル型アスタキサンチンあるいはそれらの一種または二種以上の混合物に、高度不飽和脂肪酸を含むグリセリンとのエステル体またはリン脂質とのエステル体あるいはそれらの一種または二種以上の混合物を含ませている。

0015

本発明の請求項8の記憶力改善組成物は、アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物を有効成分とし、さらに、有効成分に加えて抗酸化剤を含む。

0016

本発明の請求項9の記憶力改善組成物は、抗酸化剤として、ビタミンEビタミンCグルタチオンフィチン酸カテキン類フラボノイド類、β−カロチンのいずれかを含んでいる。

発明を実施するための最良の形態

0017

本発明の記憶力改善組成物は、実験動物として自然老化マウスを用い、視覚の影響を受けずに空間認知度を評価できるT−迷路を記憶力の評価に使用する等して鋭意研究を重ねた結果、アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物が老化によって低下する記憶力の予防、さらに低下した記憶力を改善する効果を持つことを見出し本発明を完成した。すなわち、本発明は、アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物を有効成分として含有することを特徴とする記憶力改善組成物を提供するものである。

0018

アスタキサンチンは、主として魚類への体色改善組成物家畜への色調改善添加剤として(特開昭57−206342号、特開昭60−54647号、特開平4−63552号等)利用されているが、記憶力を改善する目的で、食品に添加しあるいは医薬品の有効成分として用いることは従来知られていない。以下、本発明を更に詳細に説明する。

0019

本発明の記憶力改善組成物の有効成分であるアスタキサンチンとは、3,3’−ジヒドロキシ−β,β−カロテン−4,4’−ジオン又はその立体異性体及びそれらのエステルから選択される一種又は二種以上の混合物であり、その構造、物性は、以下の文献により既に公知である。

0020

本発明で使用できるアスタキサンチンの立体異性体とは、(3R,3’R)−アスタキサンチン、(3R,3’S)−アスタキサンチン、及び(3S,3’S)−アスタキサンチンがあるが本発明にはそのいずれの立体異性体も使用できる。

0021

本発明の有効成分である、アスタキサンチン及びアスタキサンチン誘導体としては、天然に存在するアスタキサンチン含有天然物を利用することもでき、その具体例としては甲殻類甲殻及び[Kuhnら、Angew.Chem.,51,465(1938)またはBer.,71,1879(1938)]、臓器[Kuhnら、Ber.,72,1879(1939)]、種々の魚介類の皮(Matsuno、CarotenoidsChemistry and Biology,Plenum Press,59項,1989)、卵[Mikiら、Comp.Biochem.Physiol.,71B,7(1982)]、ナンキョクオキアミ[Yamaguchiら、Bull.Japan.Soc.Sci.Fish.,49,1411(1983)]、緑藻ヘマトコッカス[Renstroemら、Phytochemistry,20,2561(1981)]、赤色酵母ファフィア[Andrewesら、Phytochemistry,15,1003(1976)]、海洋性細菌Agrobacteriumaurantiacum[Yokoyamaら、Biosci.Biotech.Biochem.,58,1842(1994)]等より入手できる。

0022

本発明の記憶力改善組成物に含まれる、アスタキサンチン及びアスタキサンチン誘導体の原料としては、有機合成品も使用することができ、その具体例としては[Widmerら、Helv.Chim.Acta,64,2405(1981)及びMayerら、Helv.Chim.Acta,64,2419(1981)]、で示された化学合成品を使用することもできる。

0023

したがって、本発明で使用できる、アスタキサンチン及びアスタキサンチン誘導体の供給源には特に制限はなく、例えば、化学的に合成されたアスタキサンチンでも、またそれを含有する天然物そのものあるいはその天然物より抽出・分離したものでもよく、具体的にはナンキョクオキアミの乾燥粉末やそれから抽出したもの、あるいは赤色酵母ファフィア、緑藻ヘマトコッカス、海洋性細菌を適当な培地で培養し、その培養液から菌体を分離したものやその菌体から抽出したもの等を挙げることができるが、中でもオキアミ由来のアスタキサンチンが特に有用である。

0024

本発明のアスタキサンチン及びアスタキサンチン誘導体を含有するオキアミは、凍結物煮物、蒸物、乾燥物粉砕物等や、それらの抽出物が利用できる。

0025

本発明に利用できうるアスタキサンチンの製造法は特に限定されず、特開平3−48884号及び特開平2−49091号に記述されている、遊離型のアスタキサンチン等の天然カロテノイド抽出法を利用することもでき、また従来の天然物からの油溶成分の抽出法も利用できる。

0026

例えば、アスタキサンチンが油溶性物質であることから、必要に応じそれらの天然物をアセトンアルコール酢酸エチルベンゼンクロロホルム等の油溶性有機溶媒でアスタキサンチン含有成分を抽出し有害な有機溶媒を常法により除去してアスタキサンチン濃縮物が得られるが、その抽出方法は特に限定されない。またこれらを第十二改正日本薬局法(廣川書店、1991)及び第六版食品添加物公定書解説書(廣川書店、1992)に掲載された既存の乳化剤乳化させて使用することもできる。

0027

本発明においては、前述のアスタキサンチンを含有する粗抽出物破砕粉体物、あるいは必要により適宜精製されたもの、化学合成されたもの等を、単独で又は適宜組み合わせて用いることができる。

0028

本発明で使用できるアスタキサンチンの誘導体としては、アスタキサンチンが構造上とり得るすべてのエステル体が使用可能であり、食用あるいは医薬用として許容される任意のエステル型アスタキサンチンを本発明の記憶力改善組成物に使用でき、モノエステル型及びジエステル型のいずれを用いても差し支えない。

0029

本発明の記憶力改善組成物に使用できるアスタキサンチンの誘導体である、エステル型アスタキサンチンの具体例としては、グリシンアラニン等のアミノ酸エステル酢酸エステルクエン酸エステル等のカルボン酸エステル及びその塩類、又はリン酸エステル硫酸エステル等の無機酸エステル及びその塩類、グルコシド等の糖エステル配糖体)、又は高度不飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸又は飽和脂肪酸から選択される脂肪酸エステル糖脂肪酸エステルグリセロ糖脂肪酸エステル、スフィンゴ糖脂肪酸エステル、グリセロ脂肪酸エステル、グリセロリン酸エステル等から選択される同種又は異種のエステルがあり、そのモノエステル、ジエステルのいずれも使用できる。

0030

これらのアスタキサンチン誘導体の内、安定性が良好でかつ価格が安価で比較的容易に入手可能で有り本発明に特に適しているエステルは、脂肪酸エステル及びグリセロリン酸エステルがある。

0031

脂肪酸エステルとなる脂肪酸の内、特に本発明に有効なものの例としては、ラウリン酸ミリスチン酸ペンタデカン酸、パルミチン酸パルミトオレイン酸ヘプタデカン酸エライジン酸リシノール酸ペトロセリン酸エステル、バクセン酸エレオステアリン酸、プニシン酸、リカン酸、パリナリン酸、ガドール酸、5−エイコセン酸、5−ドコセン酸、セトール酸、エルシン酸、5,13−ドコサジエン酸セラコール酸デセン酸ステリング酸、ドデセン酸、オレイン酸ステアリン酸エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、リノール酸、α−リノレン酸、アラキドン酸等の脂肪酸があるが、その中でもα−リノレン酸やドコサヘキサエン酸等の高度不飽和脂肪酸が望ましい。

0032

グリセロリン酸エステル型アスタキサンチンのグリセロリン酸としては、グリセロリン酸α−リノレン酸、グリセロリン酸ドコサヘキサエン酸、グリセロフォスファチジルコリンα−リノレン酸、グリセロフォスファチジルコリンドコサヘキサエン酸、グリセロフォスファチジルイノシトールα−リノレン酸、グリセロフォスファチジルイノシトールドコサヘキサエン酸、グリセロフォスファチジルイノシトールα−リノレン酸、グリセロフォスファチジルイノシトールドコサヘキサエン酸等がある。

0033

本発明においては、アスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物とともに記憶力を増進させるといわれている高度不飽和脂肪酸類を同時添加することにより、本発明の効果を増強することもできる。本発明のアスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物とともに同時添加できる高度不飽和脂肪酸としては、例えば、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、リノール酸、α−リノレン酸、アラキドン酸等があるが、その中でもα−リノレン酸やドコサヘキサエン酸が望ましい。

0034

本発明の高度不飽和脂肪酸の存在状態としては、遊離脂肪酸そのものか、あるいはメチルエステルエチルエステル等のエステル、またはグリセリンとのエステル、さらにはリン脂質とのエステル等があるが特にこれに限定されない。

0035

本発明の記憶力改善組成物に含まれる有効成分としては、アスタキサンチン単独でもよいが、高度不飽和脂肪酸を含む脂肪酸にて構成されるエステル型アスタキサンチンの方が吸収率、安定性の点から優れている。

0036

さらにアスタキサンチンまたはエステル型アスタキサンチンあるいはそれらの一種または二種以上の混合物に、高度不飽和脂肪酸を含むグリセリンとのエステル体またはリン脂質とのエステル体あるいはそれらの一種または二種以上の混合物が配合されたものは、さらに本発明の記憶力改善組成物として優れている。本発明に使用できるこの具体例の天然物としては、イカオイルエビオイルザリガニオイル、オキアミオイル等が挙げられ、特に本発明の記憶力改善組成物として有効なものとしてはオキアミオイルがある。

0037

本発明の記憶力改善組成物は、医薬品、医薬部外品化粧品機能性食品栄養補助剤飲食品飼料として使用することができる。

0038

本発明の記憶力改善組成物が医薬品の場合、投与形態は、特に限定がなく、必要に応じ適宜選択して使用され、例えば、顆粒剤カプセル剤錠剤細粒剤散剤丸剤、腸溶剤トローチ乳剤シロップ剤等の経口剤や、注射剤輸液湿布剤吸入剤軟膏剤ローション剤、座剤、経腸栄養剤等の非経口剤を挙げることができ、これらを症状に応じてそれぞれ単独で、又は組み合わせて使用することができる。これら各種製剤は、常法に従って目的に応じて主薬賦形剤結合剤防腐剤酸化安定剤、崩壊剤滑沢剤矯味剤等の医薬の製剤技術分野において通常使用しうる既知補助剤を用いて製剤化することができる。

0039

本発明の記憶力改善組成物の投与量は、本発明が医薬品の場合及び以下に特別な記載がない剤形の場合は、投与経路、疾患の程度、被投与者性別年齢、体重等によって異なるが、有効成分がアスタキサンチン精製物の場合は、一般には経口投与の場合、体重60kgの成人1人1日当たり0.1〜100mg、好ましくは5〜50mg量を、予防効果としては0.01〜10mg量を、また非経口投与の場合、0.001〜50mg、好ましくは0.1〜5mg量を、予防効果としては0.001〜1mg量を、有効成分がエステル型アスタキサンチン精製物の場合は、0.05〜50mg、好ましくは1〜10mg量を、予防効果としては0.005〜5mg量を、また非経口投与の場合、0.0005〜5mg、好ましくは0.05〜1mg量を、予防効果としては0.0001〜0.1mg量を、有効成分がアスタキサンチンまたはエステル型アスタキサンチンあるいは一種または二種以上の混合物と高度不飽和脂肪酸またはそれを含むグリセリンとのエステル体またはリン脂質とのエステル体あるいはそれらの一種または二種以上の混合物を含有する組成物の場合(アスタキサンチンと高度不飽和脂肪酸のモル比は1:1〜1:1000が好ましい)、0.1mg〜10g、好ましくは1mg〜5g量を、予防効果としては0.01mg〜1g量を、また非経口投与の場合、0.01〜100mg、好ましくは0.1〜50mg量を、予防効果としては0.01〜10mg量を、1〜3回に分けて投与すればよい。有効成分が天然物の場合はその含有アスタキサンチン又は誘導体の総量を算出し上記の配合量に基づき投与する。

0040

本発明の記憶力改善組成物が、食品、サプリメント、飼料、機能性食品、栄養補助剤、飲食品の場合の投与量は、老齢化に伴って低下する記憶力を予防、または低下した記憶力を改善することを目的として、目安として1日当たりアスタキサンチンとして0.1mg〜10g、好ましくは0.1mg〜1g、予防効果としては0.01〜100mgの範囲で、それに付随する高度不飽和脂肪酸はアスタキサンチンの2倍重量以上の範囲で摂取されることが望ましい。

0041

本発明の記憶力改善組成物が食品、サプリメント、飼料、機能性食品、栄養補助食品として用いる場合、形態としては、カプセル剤や顆粒剤、経腸栄養剤等の上記医薬製剤の形態であっても、また例えば、タンパク質タンパク質源としてはアミノ酸バランスのとれた栄養価の高い乳タンパク質大豆タンパク質卵アルブミン等のタンパク質が最も広く使用されるが、これらの分解物卵白オリゴペプチド大豆加水分解物等の他、アミノ酸単体の混合物も使用される)、糖類、脂肪微量元素ビタミン類、乳化剤、香料等が配合された自然流動食、半消化栄養食及び成分栄養食や、ドリンク剤等の加工形態をあげることができるが、一般食品の形態であれば特に限定されない。

0042

液剤又はドリンク剤として提供する場合は、栄養バランスを整え、かつ摂取時の風味を一層よくするため、易消化性含水炭素、アミノ酸、ビタミン類、ミネラル類等の栄養的添加物や、甘味料香辛料、香料、色素等を配合することもできる。また医師の指示に基づく栄養士の管理下に、病院給食調理の際に任意の食品に本発明の有効成分を加え、その場で調整した食事を患者に与えることもできる。

0043

アスタキサンチン(エステル型を含む)及び高度不飽和脂肪酸(グリセリド型、リン脂質型を含む)は水に不溶のため、直接あるいは乳化剤を用いて油脂に懸濁し、カプセル等に供したり、また界面活性剤高分子物質等を含む水溶液で乳化し、得られた乳剤を水に分散させたり、スプレードライして液状または粉末状にすることができる。

0044

本発明の製剤原料として使用可能な油脂としては、大豆油トウモロコシ油ナタネ油米糠油パーム油オリーブ油サフラワー油レモン油オレンジ油ピーナッツ油ヒマワリ油等の植物油や、これらに水素添加した硬化油や、ラノリン、鯨ロウミツロウ等の天然ロウや、牛脂豚脂魚油イカ肝油バター等の動物油や、小麦胚芽油、ビタミンE濃縮油等が、また乳化剤としては、グリセリン脂肪酸エステルソルビタン脂肪酸エステル大豆リン脂質卵黄リン脂質プロピレングリコール脂肪酸エステルショ糖脂肪酸エステル、ポロソルベート80、ステアリン酸ジグリセリド等があるが、特にこれに限定されない。

0045

また、環状デキストリン(α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン)を用いて包接することにより、水に可溶な粉末状の包接物を得ることができる。なお、本発明の有効成分は酸化されやすいので、ビタミンE、ビタミンC、グルタチオン、フィチン酸、カテキン類、フラボノイド類、β−カロチン等の抗酸化剤を添加することが望ましい。

0046

本発明の記憶力改善組成物の飲食品は、所定量の本発明の有効成分を飲食品原料とともに配合し、通常の方法により加工製造することができる。その配合濃度は、剤形、食品の形態性状、1日当たりの摂取量によって異なるが、一般にはアスタキサンチン及びアスタキサンチンの誘導体から選択される単体又はそれらの複合物の合計添加量が0.001〜90%重量であることがコストや効果の点から好ましい。ただし最終製品の1日摂取量当たり、本発明の有効成分が記憶力改善作用を発揮するのに必要な量だけ含まれているように調整する。

0047

本発明の飲食品において、その形態としては、固形、あるいは液状の食品ないしは嗜好品のいずれであってもよい。例えば、マーガリン、バター、バターソースチーズ(プロセス、ナチュラル生クリームショートニングラードアイスクリームヨーグルトコーヒーミルク乳製品、ソース、スープ肉製品製品ポップコーンフライドポテトポテトチップ、ふりかけ、だて巻き、和菓子(せんべい等)、洋菓子類(プリン、ゼリーグミキャンディーキャンディードロップキャラメルチョコレートチューインガムペストリー等)、焼き菓子類カステラ、ケーキ、ドーナッツビスケットクッキークラッカー等)マカロニパスタサラダ油インスタントスープドレッシング、卵、マヨネーズ味噌炭酸系飲料、非炭酸系飲料(果汁飲料ネクター飲料等)、清涼飲料スポーツ飲料、コーヒー、ココア等の非アルコール飲料リキュール薬用酒等のアルコール飲料等がある。

0048

以下、本発明を実施例、比較効果試験例、製剤例により詳細に説明するが本発明はこれらに限定されるものではない。

0049

[実施例1]本発明に使用できるアスタキサンチン及び高度不飽和脂肪酸を含有するAstax−1700(全重量中のエステル型アスタキサンチン含量1.7重量%、イタノ冷凍社製)の成分組成(表1)及び脂肪酸組成(表2)の例を以下に示す。ただし本発明に使用できるアスタキサンチン及び高度不飽和脂肪酸を含有する記憶力改善組成物はこれに限定されるものではない

0050

0051

0052

比較製剤1]Astax−1700をシリカゲル吸着剤とする高速液体クラマトグラフィーに供してアスタキサンチンのみを除去することにより比較製剤(アスタキサンチンフリーオキアミオイル)を製造した。

0053

[比較製剤2]比較製剤としてバイオクスDHA45オイル(脂肪酸組成中DHA45%以上の精製魚眼油、バイオックス社製)を用いた。その脂肪酸組成の例を表3に示す。

0054

0055

[比較製剤3]シグマ社製ゴマ油を比較製剤として用いた。その脂肪酸組成の例を表4に示す。

0056

0057

[効果試験例1]
(記憶・学習能力向上作用:子供マウスを用いる試験)
[方法]10週齢の母親マウス(ICRマウス、チャールス・リバー社)を5匹ずつ各投与区に分けた。投与区は、Astax−1700区、アスタキサンチンフリーオキアミオイル(比較製剤1)区、バイオックスDHA45オイル(比較製剤2)区、ゴマ油(比較製剤3)区、水のみの5グループにておこなった。1週間投与した後、交配させ、それらの子供マウスが3週齢になった時点で母親から引き離し、各投与区からオス子供マウスを20匹ランダムに抽出してそれらを試験に用いた。T−迷路[Masudaら、J.Pharmacol.Toxicol.Meth.,28,45(1992)]を用いて、5週齢時より学習能力評価試験をおこない、引き続き記憶力評価試験をおこなった。ひとつの迷路に10匹のマウスを使用し、投与は各グループとも試験が終了するまでおこなった。投与は、各油脂を0.05%になるように0.025%Tween80(界面活性剤)を用いて飲料水に懸濁させて投与した。この飲料水は週に2度取り換えた。Astax−1700はエステル型アスタキサンチンとしてこの状態で14μM(フリー体換算で8μM)の懸濁水となる。は通常のマウス飼育用飼料を使用した。その飼料にはアスタキサンチン及び高度不飽和脂肪酸は含まれていない。飼育環境は、21.0℃、一定明暗サイクル自由摂取にて飼育した。学習能力、記憶力試験は午前9時から午後7時の間におこなった。

0058

[学習能力評価方法]試験16時間前より絶食させ、T−迷路による施行を午前午後1回ずつおこない、2回正解した時のみ成功とした(0日目)。施行終了後、ハウジングを24時間おこなって迷路の空間を認知させた。ハウジング終了後、マウスをケージに戻して16時間絶食後2回目(2日目)の施行をおこなった。この手順を繰り返し、10日目(合計各投与区6回の成功率が算出される)までおこなった。各投与区の成功率(%)は、20匹のうち結果を出した(ジャッジエリアまで到達し成功・不成功の判定ができた)マウスの数をY、成功したマウスの数をXとすると100X/Yで算出した。

0059

[記憶力評価方法]10日目の施行終了後、ハウジングをせずマウスをケージに戻し、24時間後絶食させ16時間後施行をおこなった。この施行では、ウェイティングエリアにて90秒間の待ち時間強制的にかけ、その後ジャッジエリアにて前に学習した空間認知度が記憶されているかをみた。午前午後1回ずつ90秒にておこない、施行終了後、マウスをケージに戻し、24時間後絶食16時間、さらに施行を今度は120秒にておこなった。この手順を繰り返し、30秒、60秒とおこなって試験を終了した。

0060

[結果]試験を通してマウスの成長体重増加は正常であった。また視覚機能低下は全く認められなかった。

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0063

比較試験の結果、表5及び表6に示す通り、本発明のアスタキサンチン及び高度不飽和脂肪酸を含有するAstax−1700は、コントロール(ゴマ油及び水のみ)に比較して有意にオス子供マウスの学習能力及び記憶力を向上させた。また、高度不飽和脂肪酸(特にDHA)のみを含有するアスタキサンチンフリーオキアミオイル及びバイオックスDHA45オイルもAstax−1700程ではないが従来知られているように学習・記憶力向上作用を示した。

0064

[効果試験例2]
(記憶力改善作用:自然老化マウスを用いる試験)Astax−1700の老化試験:効果試験例1に使用したマウスと異なる10週齢の母親マウス5匹から通常状態で20匹のオス子供マウスを得、5週齢で学習・記憶試験を効果試験例1と同じ方法でおこない(この時の記憶試験は7週齢時のデータとなる)、この時獲得した記憶の低下を加齢に伴って追跡したところ、65週齢にて有意な記憶力の低下がみとめられた。その後4週間Astax−1700を効果試験例1と同じ方法で投与した後、再度記憶力評価試験をおこなった。記憶力評価試験の方法は効果試験例1の方法に従った。その結果を表7に示す。

0065

0066

合成アスタキサンチンの老化試験:Astax−1700の老化試験に使用したマウスと異なる10週齢母親マウスを使用し、上記試験と全く同様に自然老化による記憶力の低下を示したマウス(60週時にみとめられた)に合成アスタキサンチンを投与(飲料水のフリー型アスタキサンチン濃度が8μMとなるように効果試験例1の要領で調整)して再度記憶力を評価した。その結果を表8に示す。

0067

0068

合成アスタキサンチンジドコサヘキサエン酸エステルの老化試験:Astax−1700の老化試験及び合成アスタキサンチンの老化試験と全く同様に自然老化による記憶力の低下を示したマウス(60週時にみとめられた)に合成アスタキサンチンジドコサヘキサエン酸エステルを投与(飲料水のエステル型アスタキサンチン濃度が14μM(フリー体換算で8μM)となるように調整)して再度記憶力を評価した。その結果を表9に示す。

0069

0070

アスタキサンチンフリーオキアミオイル(比較製剤1)の老化試験:上記試験と全く同様に自然老化による記憶力の低下を示したマウス(65週時にみとめられた)にアスタキサンチンフリーオキアミオイルを効果試験例1と同じ方法で投与して再度記憶力を評価した。その結果を表10に示す。

0071

0072

バイオックスDHA45オイル(比較製剤2)の老化試験:上記試験と全く同様に自然老化による記憶力の低下を示したマウス(65週時にみとめられた)にバイオックスDHA45オイルを効果試験例1と同じ方法で投与して再度記憶力を評価した。その結果を表11に示す。

0073

0074

本比較試験の結果、表7〜11に示す通り、本発明のアスタキサンチン及び高度不飽和脂肪酸を含有するAstax−1700は有意に自然老化マウスの記憶力を改善した。また、合成アスタキサンチンジドコサヘキサエン酸エステルはAstax−1700程ではないがその効果が認められ、合成アスタキサンチンもAstax−1700及び合成アスタキサンチンジドコサヘキサエン酸エステル程ではないがその効果が認められた。しかし、効果試験例1において学習・記憶力向上作用を示したアスタキサンチンフリーオキアミオイル及びバイオックスDHA45オイルはその効果が認められなかった。

0075

急性毒性試験)本発明に使用できるAstax−1700、合成アスタキサンチンジドコサヘキサエン酸エステル及び合成アスタキサンチンの経口投与での急性毒性試験をddY系雄性マウスウィスター(Wister)系雄性ラットを用いておこなったところ、いずれも2g/kg(測定限界)において死亡例を与えなかった。

0076

以上の結果から、本発明の記憶力改善組成物が、毒性がなく、学習・記憶能力を向上させるだけでなく、老化に伴って低下した記憶力をも改善することが明らかとなった。以下に製剤例を挙げるがこれに限定されない。

0077

[製剤例1]Astax−1700、5gを微結晶セルロース20g及びステアリン酸マグネシウム5gと混合し、この混合物を単発式打錠機にて打錠して、直径7mm、重量225mgの錠剤を製造した。

0078

[製剤例2]Astax−1700、500mgを硬カプセル充填し本発明のカプセル剤を製造した。

0079

[製剤例3]次の処方に従い、常法によりAstax−1700入り健康清涼飲料を製造した。リンゴ果汁30%、ビタミンC3%、ブドウ糖5%、砂糖1%、クエン酸ナトリウム1%、及びAstax−1700、0.5%に精製水を加え100%とした。

0080

[製剤例4]次の処方に従い常法によりチューインガムを製造した。ガムベース72%、マンニット20%、コーヒー香料1.5%、70%ソルビット3.5%、及びAstax−1700、3%を添加し100%とした。

0081

[製剤例5]次の処方に従い常法によりのど飴を製造した。水飴95%、ビタミンC4.99%、及びAstax−1700、0.01%。

0082

[製剤例6]次の処方に従い常法により暗茶色のゼラチンソフトカプセル健康食品を製造した。EPA及びDHA含有魚油40%、ゼラチン17%、グリセリン5%、グリセリン脂肪酸エステル4%、ミツロウ3%、ビタミンE1%、及びAstax−1700、30%。

0083

[製剤例7]次の処方に従い常法によりタブレット状健康食品を製造した。ハイプロピルセルロース9%、白糖75%、ステアリン酸マグネシウム1%、ビタミンC10%及びAstax−1700、5%。

0084

[製剤例8]次の処方に従い常法によりふりかけ状健康食品を製造した。乳糖85%、デンプン9%、ビタミンC4%、ビタミンE0.9%、ゼラチン1%、及びAstax−1700、0.1%。

0085

[製剤例9]次の処方に従い常法によりエクストルーダーで記憶改善用動物飼料(EPペレットタイプ)を製造した。大豆粉30%、トウモロコシ粉20%、魚粉20%、小麦粉10%、リジン10%、メチオニン5%、ビタミンE0.01%、ビタミンCリン酸エステルマグネシウム0.09%、及びAstax−1700、4.9%。

発明の効果

0086

アスタキサンチン及び高度不飽和脂肪酸を含有する本発明の記憶力改善組成物は、表5及び表6に示すように、コントロール(ゴマ油及び水のみ)に比較して有意にオス子供マウスの学習能力及び記憶力を向上させることができた。また、高度不飽和脂肪酸(特にDHA)のみを含有するアスタキサンチンフリーオキアミオイル及びバイオックスDHA45オイルからなる記憶力改善組成物も学習・記憶力向上作用を示した。

0087

さらに、アスタキサンチン及び高度不飽和脂肪酸を含有する本発明の記憶力改善組成物であるAstax−1700は、有意に自然老化マウスの記憶力を改善した。また、合成アスタキサンチンジドコサヘキサエン酸エステルからなる記憶力改善組成物も、その効果が認められ、合成アスタキサンチンからなる記憶力改善組成物もその効果が認められた。

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