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技術 コピーされたSIMカードの探索

出願人 ノキアコーポレイション
発明者 フルメヤーナ
出願日 1998年3月6日 (22年9ヶ月経過) 出願番号 1998-518683
公開日 2000年8月22日 (20年4ヶ月経過) 公開番号 2000-511021
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 直接維持 許容最大数 ランダム数字 機械的インターフェイス 事象記録 事象カウンタ オリジナルカード AND値
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図面 (7)

課題・解決手段

移動ステーション(MS)の位置がネットワークの少なくとも1つのレジスタ(HLR,VLR)で更新されるような移動通信ネットワークにおいて国際移動加入者認識(IMSI)のコピーを検出する方法及びこの方法を実施する装置が提供される。この方法によれば、少なくとも1つの形式位置更新(好ましくは、MSC間の位置更新)の数(N)が所定の監視周期(例えば、24時間)内に監視される。この数(N)が所定のスレッシュホールド値(NMAX)と比較され、そして位置更新の数(N)が所定のスレッシュホールド値(NMAX)を越える場合に、超過を表わす信号が発生される。

概要

背景

概要

移動ステーション(MS)の位置がネットワークの少なくとも1つのレジスタ(HLR,VLR)で更新されるような移動通信ネットワークにおいて国際移動加入者認識(IMSI)のコピーを検出する方法及びこの方法を実施する装置が提供される。この方法によれば、少なくとも1つの形式位置更新(好ましくは、MSC間の位置更新)の数(N)が所定の監視周期(例えば、24時間)内に監視される。この数(N)が所定のスレッシュホールド値(NMAX)と比較され、そして位置更新の数(N)が所定のスレッシュホールド値(NMAX)を越える場合に、超過を表わす信号が発生される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

移動ステーション(MS)の位置がネットワークの少なくとも1つのレジスタ(HLR,VLR)で更新されるような移動通信ネットワークにおいて加入者認識(MSI)のコピーを検出するための方法であって、少なくとも幾つかの移動ステーシヨン(MS)に対して所定の監視周期中に少なくとも1つの形式位置更新の数(N)を監視し、上記位置更新の数を所定のスレッシュホールド値(NMAX)と比較し、そして上記位置更新の数(N)が所定のスレッシュホールド値(NMAX)を越えるのに応答して、その超過を表わす信号を発生する、という段階を備えたことを特徴とする方法。

請求項2

監視される位置更新の形式は、MSC間の位置更新を含む請求項1に記載の方法。

請求項3

監視される位置更新の形式は、少なくとも数十キロメータ離れたベースステーシヨン(BTS)間の位置更新を含む請求項1又は2に記載の方法。

請求項4

加入者は、少なくとも2つの分類に分けられ、各分類ごとに上記スレッシユホールド値が異なる請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。

請求項5

特殊な加入者のグループを維持し、そして加入者がこれら特殊な加入者の1人でないときだけ上記超過を表わす信号を発生する請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。

請求項6

上記スレッシュホールド値(NMAX)は、加入者特有のものであって、同じ加入者による位置更新の以前の頻度に基づく請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。

請求項7

移動通信ネットワークのネットワーク要素であって、加入者の位置更新を取り扱うための手段(HLR,LR)が機能的に接続された移動交換センター(MSC)において、このネットワーク要素(MSC)は、所定の監視周期中に少なくとも1つの形式の位置更新の数(N)を加入者特有に監視するための手段(60)と、上記数(N)を所定のスレッシュホールド値(NMAX)と比較する手段(628)と、上記位置更新の数(N)が所定のスレッシュホールド値(NMAX)を超えるのに応答して、超過を表わす信号を発生する手段(630)と、を備えたことを特徴とするネットワーク要素。

--

0001

発明の分野
本発明は、移動通信システムにおいてコピーされた加入者認識悪用を防止す
る方法及び装置に係る。
先行技術の説明

0002

全てのテレコミュニケーションネットワークでは、ユーザ及びネットワーク
レータの両方が第三者による不所望な侵入に対してできるだけ良好に保護され
ねばならない。従って、多数の形式セキュリティ機能がネットワークに必要と
なる。ネットワークのセキュリティに関連した最も重要な特徴は、(1)ネット
ワークにより搬送される情報を保護し、そして(2)ユーザを確証すると共にそ
アクセスを制御することである。将来を見通して情報を保護するための最も重
要な保安手段は、ある種の暗号である。確証とは、発信が要求されたソースから
情報が発信されることを保証するように努める1つの方法である。通常、これは
パスワード及びキーに基づく。アクセス権とは、送信チャンネルを経て送信及
び/又は受信できることを指す。アクセス機構は、ある種のパスワード又はキー
ベースとしている。

0003

移動加入者への送信が無線接続により行われるときには、無線接続の公衆地上
移動ネットワークPLMN)は、無断のユーザがそれらのリソースを使用して
無線経路上の情報交換傍受することに特に敏感である。これは、ユーザ又はオ
ペレータの装置へのアクセス権を得る必要なく、どこからでも無線信号聴取
そして送信することができるからである。PLMNネットワークでは、従来の通
信ネットワーク以上に優れたセキュリティ規格が要求されることが明らかである

0004

パンヨーロピアデジタルセルラー無線ステムSM移動通信用グロー
バルシステム)の基本構造図1に示されている。GSMネットワーク構造体
は、2つの部分、即ちベースステーションサブシステムBSS)及びネットワ
ークサブシステム(NSS)で構成される。BSS及び移動ステーションMSは
、無線接続により通信する。BSSにおいては、各セルベーストランシーバ
テーションBTS)のサービスを受ける。ベースステーションBTSのグルー

は、ベースステーションコントローラ(BSC)に接続され、その機能は、BT
Sにより使用される無線周波数及びチャンネルを制御することである。ベースス
テーションコントローラBSCは、移動交換センターMSC)に接続される。
MSCの機能は、少なくとも1つのMSを含むコール交換することである。あ
るMSCは、公衆サービス統合ネットワーク(PISN)のような他の通信ネッ
トワークに接続され、そしてそれらは、これらネットワークへの及びこれらネッ
トワークからのコールを処理する交換機能を含む。このような移動交換センター
は、ゲートウェイMSC(GMSC)という用語で参照される。

0005

コールのルート指定には、2つの形式のデータベースが含まれる。ホーム位置
レジスタ(HLR)には、ネットワークの全加入者加入者データ永久的又は
半永久的に記憶され、このようなデータは、加入者に与えられた全てのサービス
及び加入者の現在位置に関する情報を含む。第2のレジスタ形式は、ビジター
置レジスタ(VLR)である。VLRは、通常、1つのMSCに接続されるが、
複数のMSCにサービスすることもできる。VLRは、通常、MSCに統合され
る。このような統合されたネットワーク要素をVMSC(VLR+MSC)と称
する。MSがアクティブである(ネットワークに登録されて、コールを発したり
受けたりできる)ときには、HLRに含まれたMSに関する加入者データの大部
分が、MSが位置するサービスエリアのMSCのVLRへロードされる(コピー
される)。

0006

GSMシステムは、最も機密性の高い確証システムを備えている。又、DCS
のようなGSMシステムから派生したものについても、同じことが言える。確証
システムは、いわゆるチャレンジアンドレスポンス原理に基づいている。加入
契約を結ぶときに、機密の加入者確証キー(Ki)及び国際移動加入者認識(
IMSI)が加入者に指定される。Kiは、GSMネットワークにおいてこの目
的を果たす確証センター(AUC)と称するネットワーク要素に記憶され、これ
は、加入者のHLRに関連されるか又はそれに接続される。AUCは、A8とし
て知られている暗号化アルゴリズム、A3として知られている確証アルゴリズム
及びランダム数字RANDの発生器も備えている。Ki及びRANDに基づいて
、アルゴリズムA8により暗号キーKcが発生される。同様に、Ki及びRAN
Dに
基づき、A3アルゴリズムを適用することにより符号応答(SRES)が発生さ
れる。これら3つのパラメータRAND、Ki及びSRESが加入者の特徴であ
トリプレットを形成し、これがその後の確証及び暗号化に使用される。

0007

図2を参照すれば、AUCは、GSMネットワークにおける各加入者の確証キ
ーKiが記憶されるデータベース20を備えている。加入者のKiは、IMSI
インデックスとして使用することによりデータベース20から検索される。

0008

トリプレットをそれが必要とされるたびに計算して送信するのを回避するため
に、AUC/HLRは、各加入者ごとに多数のトリプレットを前もって計算し、
そして必要に応じてVLRに供給し、そこに記憶する。MSC/VLRは、常に
、未使用のトリプレットを各訪問加入者に対して自由に有する。高いレベルのセ
キュリティは、1つの接続に対してトリプレットが一度だけ使用され、その後、
それが破棄されるという条件を設定する。

0009

図4は、幾つかの加入者特有のトリプレットを示す。セキュリティパラメータ
ファイル40は、各1ないしnのIMSIに対してn個のトリプレットを含む。
セキュリティパラメータファイル40におけるこのような指定は、加入者が初め
訪問先MSC及びVLRに登録されるときに確立される。これは、「加入者デ
ータ挿入(INSERSUBSCRBERDATA)」メッセージに関連し
てHLRからロードされた加入者データの一部分である。

0010

図5を参照すれば、加入者が全てのトリプレットを自由に使用したときには、
新たな一連のトリプレットを計算して返送する要求がAUC/HLRに送られる
。トリプレットの補充手順は、「パラメータ送信(SEND PARAMETER
S)」及びその応答「パラメータ結果送信(SEND PARAMETERSRE
SULTS)」の2つのメッセージより成る。前者は、図2について述べるように
、Kiを検索してトリプレットを計算するのに使用される移動加入者のIMSI
を含む。計算されたトリプレットは、「パラメータ結果送信」メッセージにおいて
MSC/VLRへ送られ、そしてVLRに記憶される。

0011

再び図4を参照すれば、MSは、アクセス要求をMSC/VLRに送信する。
MSC/VLRは、IMSIをインデックスとして使用することにより、MSに
指定されたトリプレットをセキュリティパラメータファイル40から検索する。
MSC/VLRは、一方では、トラフィックチャンネルコード化に使用すべくK
C値をBSCのチャンネル装置へ搬送し、そして他方では、RAND値を「確証
要求(AUTHENTICATION REQUEST)」メッセージにおいてM
Sへ搬送する。これは、図4ブロック41で示されている。RANDに基づき
、MSは、トリプレットの他の値(SRES及びKc)を計算する。

0012

次いで、図3を参照すれば、移動ステーションは、移動加入者の確証キーKi
、並びに暗号化アルゴリズムA8及び確証アルゴリズムA3のコピーをそのメモ
リに含む。「確証要求」メッセージを受信すると、移動ステーションMSは、メッ
セージからRANDを抽出し、そしてこれと記憶されたKiを各々アルゴリズム
A3及びA8へ供給し、符号SRES及び暗号キーKcを計算する。図4及び5
に示すように、計算されたSRESは、「確証結果(AUTHENTICATIO
NRESULT)」メッセージにおいてMSC/VLRへ搬送され、確証を完了す
る。

0013

図4を参照すれば、MSC/VLRは、「確証結果」メッセージからSRESの
値を抽出し(ブロック42)、そしてSRESの記憶された値をファイル40から
検索する(ブロック43)。その後、この点について、他の処理の前に、MSC/
VLRは、AUC/HLRで計算されたSRESが、移動ステーションで計算さ
れたSRESと同一であるかどうかチェックする(ブロック44)ことにより、
移動加入者の確証を得る。2つの値が同一である場合には、アクセスが許される
。さもなくば、アクセスが拒絶される(ブロック46)。

0014

例示的なGSMシステムでは、移動加入者の確証を得るのに、加入者特有の認
識単位が必要である。それ故、ターミナル装置自体は、特定の加入者に限定され
ない。SIMカードのような加入者認識モジュールは、移動ステーションに入れ
られるファンクションカード又はスマートカードであり、これは、加入者を識別
し且つ無線トラフィックを暗号化するのに必要な情報、例えば、確証キーKiを
含む。ここでは、SIMカードのような加入者認識モジュールは、ファンクシ
ンカードと称し、移動ステーションから取り出すことができ、そして加入者がカ
ード制御型移動ステーションを使用できるようにする。

0015

従って、SIM(加入者認識モジュール)カードのような加入者認識カードが
使用される場合には、ユーザは、自分自身の移動ステーションをもつ必要がなく

移動通信システムのオペレータによりユーザに発行された加入者認識モジュール
が必要な全てである。このような加入者認識モジュールは、例えば、ある意味で
は、加入者がシステムのいかなる移動ステーションからでもコールを発したり受
けたりすることのできる電話カードのようなSIMカードである。一方では移動
ステーションによる使用について安全確保されたユーザを識別するデータを与え
そして他方では移動ステーションへのサービスを与えるのがSIMカードの機能
である。これらのサービスは、個人識別番号を維持し(入力し、変更し)、データ
暗号キー、即ち確証キーKiを維持し、そして誤ったPIN(個人識別番号)の
入力をあまりに何回も試みた結果として使用が阻止された場合にSIMカードを
解除することを含む。阻止されたSIMカードの解除は、例えば、PUK(個人
解除キー)コードにより行われる。

0016

ハンドヘルド電話においてSIMカードを実施する別のやり方として、いわ
ゆる「プラグインSIM」が導入されている。プラグインSIMは、クレジット
カードサイズのSIMカードの電子回路を含むコインサイズの部分であり、ユー
ザが容易に取り換えられないように電話に入れられる。又、電話は、内蔵型のプ
ラグインSIM及び更にカード読取装置を含んでもよい。カード読取装置がカー
ドを含む場合には、電話が外部カードに基づいて識別され、さもなくば、内蔵型
のプラグインSIMに基づいて識別される。

0017

従って、本発明の意味において、移動ステーション(MS)は、移動装置(M
E)及び加入者認識モジュール(SIM)の2つの部分より成る。SIMカード
は、GSM推奨勧告02.17に規定されている。推奨勧告11.11は、例え
ば、SIMとMEとの間のプロトコル、SIMのデータフィールドの厳密な内容
及び長さを決定することにより推奨勧告02.17に記載された論点を詳細に定
義すると共に、電子的及び機械的インターフェイスに関連した論点も定義してい
る。SIMカードに含まれるデータフィールドは、例えば、移動加入者を識別す
るIMSI(国際移動加入者認識)により表わされる。同様に、本発明の範囲内
で、SIMの概念は、文脈上何らかの他の解釈となる理由を与えない限り、SI
Mカード、小型のプラグインSIM)クレジットカードサイズのファンクション
SIMスマートカード、並びに加入者認識及び確証キーKiを含むMS内臓加入
認識モジュールのような加入者認識モジュールを一般的に指すものとする。

0018

GSM推奨勧告02.17及び11.11によれば、A3、A5及びA8の3
つのアルゴリズムが使用される。アルゴリズムA3は確証に使用され、A8は、
暗号キーの発生に使用され、そしてA5は暗号化に使用される。アルゴリズムA
3及びA8は、SIMカード及び確証センターAUCの両方に記憶される。アル
リズムA5は、移動ステーションのME及びベースステーションBTSの両方
に記憶される。更に、次の情報、例えば、IMSI、確証キーKi及び使用する
アルゴリズムのバージョンの情報がAUCに記憶される。又、同じ情報が移動加
入者のSIMカードにも記憶される。

0019

上記した公知の移動通信システムにおける問題は、例えば、SIMカード又は
それに含まれた情報が詐欺師の手に落ちたときに生じる。これは、電話機全体の
置き忘れ又は盗難、或いはSIMカードのみが電話から盗まれ、その情報が別の
SIMカードにコピーされることによって生じる。その結果、システムは、同じ
情報をもつ2つのSIMカード、即ちオリジナルカード及びそのコピーをもつこ
とになる。悪用が多いか少ないかに拘わりなく、コピーしたカードの使用は、オ
リジナルカードを有する移動加入者にとって損害である。悪用が多い場合には、
加入者が次の電話料請求において問題に気付くまでに高い料金になることがある
。一方、悪用が少ない場合には、長期間にわたって問題に気付かないことがある
。本発明の範囲内で、コピーしたSIMカードの使用とは、別の移動加入者のS
IMカードの情報を不正に使用するテクニックを指す。

発明の要旨

0020

そこで、本発明の目的は、SIMカード又はその情報の悪用に関連した上記問
題を解消する方法、及びその方法を実施する装置を開発することである。本発明
のこの目的は、独立請求項に記載した本発明の方法及びシステムにより達成され
る。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に記載する。

0021

本発明は、コピーしたSIMカード及びオリジナルのSIMカードが常に移動
通信ネットワークの同じ位置エリア内をローミングすることはないという考えに
基づく。少なくとも時々はコピーしたSIMカード及びオリジナルのSIMカー
ドが異なる移動交換センターのサービスエリア内に存在する状態が発生し得る。
このような状態は、ホーム位置レジスタに位置の更新を生じさせる。従って、コ
ピーしたSIMカードの存在及び位置エリアは、交換センター間の位置更新の通
常に高いアクティビティに基づいて検出することができる。このような状態は、
例えば、監視周期内に行われた位置更新をカウントする事象カウンタ移動通信
ネットワークに維持することにより検出できる。監視周期内の位置更新の回数
所定のスレッシュホールド値を越えたときに、考えられる悪用を指示する信号が
発生される。

0022

本発明は、移動通信システムの悪用に対するセキュリティを改善する。本発明
は、移動交換センター及び/又はホーム位置レジスタのソフトウェアにおける小
さな限定された明確に定められた領域に適用される。加入者装置にも、ネットワ
ークアーキテクチャの他の部分にも、何ら変更は必要とされない。

図面の簡単な説明

0023

以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。

0024

図1は、本発明の観点から重要な移動通信ネットワークの部分を示す図である

0025

図2ないし5は、公知のGSMシステムにおける加入者の識別を示す図である

0026

図6は、本発明による技術を示すフローチャートである。
好ましい実施形態の詳細な説明

0027

電話ネットワークのオペレータは、例えば、位置更新の回数を記憶するために
監視されている各加入者ごとの記録を有する事象ファイルを設定することにより
、単位時間当たりの位置更新の回数を簡単な仕方で決定することができる。或い
は又、システムの既存の加入者ファイルに、監視されている位置更新の数が維持
される特別なフィールド補足してもよい。最も簡単なものでは、本発明は、監
視の始めに、加入者の事象記録の回数フィールドをゼロにセットし、そして各位
置更新ごとにそれを増加するように作用する。事象記録における回数フィールド
のないよう(監視されている位置更新の回数N)が少なくとも監視周期の終わり(
例えば、24時間後)に読み取られ、そしてそれらが所定のスレッシュホールド
値NMAXと比較される。スレッシュホールド値を越えると、信号が発生され、こ
れに基づいて、オペレータは、より厳密に位置更新に追従することのできる特殊
監視状態に加入者を入れることができる(例えば、位置更新に関連した日付及

時刻、ベースステーション等をメモリに記憶する)。スレッシュホールド値は、
例えば、24時間内に10回の位置更新にセットすることができる。又、位置更
新の回数は、監視周期中に、例えば、正に位置更新の瞬間に監視されてもよい。

0028

上記のように、本発明は、比較的実施が簡単である。当業者であれば、本発明
を実施する多数の種々の方法が発見できよう。例えば、監視される更新が交換セ
ンターと交換センターとの間に生じることは厳密に必要ではない。コピーされた
加入者認識を露呈するために、いかなる位置更新も地理的に長距離離れた2つの
ベースステーション間で行われれば充分である。ここでは、「地理的に長距離離
れた」とは、例えば、数十キロメータを意味する。同じ加入者認識を伴う位置更
新が数十キロメータ離れた場所で24時間以内に何回も行われる場合には、加入
者認識のコピーを疑うべき理由がある。監視をMSC間の更新に制限することに
より、これは、厳密に、加入者の位置がネットワークのホーム位置レジスタに対
して更新される事態であるから、注目すべき効果が得られ、本発明の機能は、M
SC間の位置更新に関連して最も簡単に実施できる。

0029

本発明は、コピーされた加入者認識を露呈するのに、特に複雑なアルゴリズム
を必要としないという考え方に一部分基づく。例示的なGSMシステムの場合に
、加入者認識をコピーすることは、いずれにせよ、1つ又は若干の加入者認識の
みをコピーするために装置及び知識を習得するのを断念するに充分なほど複雑で
あり、即ち無断コピーを行う場合に、そのオペレーションおそらく多岐にわた
っている。移動通信ネットワークに本発明による機能を後からでも設けることが
でき、実際的に言えば、コピーされた加入者認識を使用する者は、疑いなく、直
ちに又は後で明らかになることを知ることにより、無断コピーは事前に防止され
る。

0030

更に別の実施形態によれば、移動通信ネットワークにおける位置更新動作の監
視が常に全ての加入者に向けられるのではなく、加入者の適当なサブグループ
例えば、特定の範囲内のIMSIメンバーを一度に監視するように選択すること
ができる。この実施形態は、メモリリソース要求を低減するという効果を奏する

0031

上記の簡単な実施形態に基づいて実施すると、本発明は、例えば、移動ステー
ションが異なる移動交換センターのサービスエリア内を繰り返しローミングする
状況において警報を生じることがある。このような状況は、公衆運送乗物の運
転手によって移動ステーションが使用されることから生じる(特に、同じ移動ス
テーションが全てのワークシフトにより共通に使用される場合)。偽警報は、例
えば、アラームが作動される監視周期内の位置更新の数を加入者特有に加入者記
録に記憶することにより防止することができる。或いは又、加入者を少なくとも
2つの分類に分け(会社のユーザ及び個人のユーザ)、その一方の分類をこのよう
な特殊な加入者として使用し、警報を発するスレッシュホールド値を、この分類
の方が通常の加入者よりも高くすることができる。

0032

別の解決策は、このような特殊な加入者に対し、本発明による監視機構を使用
しない分類または加入者特有の条件を決定することである。監視されない加入者
認識が記憶される個別の例外ファイル(図示せず)を維持することにより、同じ
結果が達成される。しかしながら、ある加入者に対して監視が完全にオフである
場合には、このような加入者の加入者認識が特に不正行為の誘惑的なターゲット
となるおそれが生じる。

0033

別の実施形態として、スレッシュホールド値即ち警報を招く監視周期内の位置
更新の回数を適応式とすることができる。これは、例えば、同じ加入者による位
置更新の平均回数からスレッシュホールド値を形成し、そしてそれに適当な確定
余裕、例えば50ないし100%を追加することにより、行うことができる。位
置更新の頻度が著しく変化する場合には、加入者認識のコピーを疑う理由がある
。この実施形態は、各個々の加入者認識に対し位置更新のアクティビティの変化
を容易に露呈するという効果を発揮する。

0034

図6は、上記手順をいかに合成するかを示すフローチャートである。参照番号
60は、事象カウンタN及びおそらく最大事象数NMAXを含む本発明の事象記録
を示す。この事象記録60は、個別の事象フアイルに記憶されてもよいし、又は
既存の加入者記録の一部分を構成してもよい。この情報は、ISMIに基づいて
ネットワークのMSC又はHLRに直接維持することができる。図6は、1つの
事象記録のみを示す。当然、監視される各加入者ごとに専用の記録が存在する。

0035

テップ600ないし602は、本発明による位置更新の監視を、移動通信シ
ステム、最も効果的にはMSCにおいて、MSの位置を維持するソフトウェアに
いかに組み込むかを示す。ステップ602において、位置更新が、全回数が監視
される形式に属するかどうか調べられる。上記のように、位置更新を監視する特
に充分適した形式は、MSC間の位置更新である。というのは、このような更新
に関する情報がいずれの場合にも加入者のホームネットワークのHLRに転送
れるからである。ステップ600ないし602がMSCにおいてMSC間の位置
更新を実行するソフトウェアに組み込まれる場合には、個別のステップ602が
必要とされない。ステップ604において、事象カウンタNの値が増加され、そ
してステップ606において、それが所定のスレッシュホールド値NMAXと比較
される。スレッシュホールド値を越える場合には、ステップ608において警報
が発せられ、そしてステップ610において、カウンタNがその後の監視周期の
ためにゼロにセットされる。警報を発するステップ608は、ステップ632な
いし634に関連して以下に述べるように補足することができる。ステップ61
2において、位置更新を維持するプロセスは、公知技術の場合と同様に続けられ
る。

0036

ステップ620ないし636は、本発明による位置更新の監視を所定の時間に
いかに実施するかを示す。このプロセスは、ステップ620における監視周期の
開始で始まる。ステップ622において、事象カウンタNが全ての加入者に対し
てゼロにセットされる。フローチャートのステップ624は、監視周期(例えば
24時間)が経過したかどうかチェックするテストを示す。実際に、個別のテス
トは必ずしも必要とされない。というのは、テスト624は、その後に、センタ
一等でいずれの場合にも所定のインターバルで例えば夜間に実施されるソフトウ
ェアにステップを追加することにより包含的に実行できるからである。ステップ
626において、事象カウンタNが読み取られる(IMSIに基づくのが最も適
当である)。又、事象の最大数NMAXが決定される。図6の例では、最大数NMAX
は、事象カウンタNと同じ記録60から加入者特有に読み取ることにより決定さ
れる。上記のように、最大数NMAXは、固定であってもよいし、又は分類特有で
あってもよい。ステップ628において、事象カウンタNの値が許容最大数NMA
Xと比較される。事象カウンタNの値が最大数NMAXを越える場合には、ステップ
630において警報が発せられる。ステップ632において、偽警報が問題であ
るかどうか、即ち本物の加入者の移動ステーションが24時間以内に監視さ
れる多数の位置更新を実行するかどうか調べられる。偽警報が問題である場合に
は、最大数NMAXの値が例えば加入者特有に増加される。或いは又、警報を発生
しない加入者認識を記憶する例外ファイル(図示せず)に当該IMSIが記憶さ
れてもよい。

0037

図6について述べた本発明による方法は、公知の移動通信システムと比較した
場合に、ソフトウェア及び/又はハードウェアの比較的簡単な変更で実施するこ
とができる。MSC間の位置更新が監視される場合には、いずれの場合にもMS
Cへ搬送される信号を利用することができる。このような場合に、本発明を実施
するのに必要な全ての変更は、MSC/HLRのソフトウェア及びデータベース
に制限される。更に、警報信号のみがセンターの外部に送られる(例えば、図示
されていない勘定センターへ)。図6に示す事象カウンタNは、例えば、HLR
に維持された加入者データに事象カウンタNを組み込むと共におそらくは事象に
対する加入者特有の最大数NMAXの加入者分類も組み込むことによりその加入者
データを補足するように実施される。

0038

当業者であれば、技術の進歩に伴い、本発明の基本的な考え方が多数の異なる
やり方で実施できることが明らかであろう。本発明は、GSMシステム及びその
派生システムに関連して一例として説明したが、加入者の位置及び位置更新を制
御するための機構が組み込まれた他の移動通信システムにも適用できる。本発明
及びその実施形態は、上記の例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種
々変更できる。

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