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技術 ディジタル・スチル・カメラおよびその制御方法

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 沢地洋一
出願日 1999年6月4日 (21年5ヶ月経過) 出願番号 1999-157374
公開日 2000年12月15日 (19年11ヶ月経過) 公開番号 2000-350087
状態 特許登録済
技術分野 スタジオ装置 記録のためのテレビジョン信号処理 テレビジョン信号の磁気記録 TV信号の記録 スタジオ装置
主要キーワード 決定指令 設定用メモリ 処理方法選択 間引き処理回路 リセット指令 シャープネス回路 画像ファイル領域 白黒撮影
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年12月15日)のものです。
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図面 (10)

目的

比較的簡単にディジタルスチルカメラの各回路の設定を行う。

構成

撮影条件および撮像によって得られた画像データに対する処理方法を設定するための設定値が記録されている設定用メモリカードおよび画像データを記録する画像記録用メモリ・カードをディジタル・スチル・カメラに装着する。設定用メモリ・カードに記録されている設定値を読み取り,その設定値により定められる撮影条件および画像処理方法となるようにカメラの各回路を設定する。設定された撮影条件により被写体を撮像し,設定された画像処理方法により画像データについて画像処理を行う。画像処理された画像データは,画像記録用メモリ・カードに記録される。

概要

背景

概要

比較的簡単にディジタルスチルカメラの各回路の設定を行う。

撮影条件および撮像によって得られた画像データに対する処理方法を設定するための設定値が記録されている設定用メモリカードおよび画像データを記録する画像記録用メモリ・カードをディジタル・スチル・カメラに装着する。設定用メモリ・カードに記録されている設定値を読み取り,その設定値により定められる撮影条件および画像処理方法となるようにカメラの各回路を設定する。設定された撮影条件により被写体を撮像し,設定された画像処理方法により画像データについて画像処理を行う。画像処理された画像データは,画像記録用メモリ・カードに記録される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

この技術が所属する分野

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請求項1

撮影条件および撮影によって得られた画像信号に対する画像処理方法の少なくとも一方を設定するための設定用データが記録されている設定用記録媒体ならびに撮影によって得られた画像信号を記録する画像信号用記録媒体が着脱自在に装着可能であり,被写体を撮像し,被写体像を表す画像信号を出力する撮像手段,上記設定用記録媒体に記録されている設定用データを読み取る設定用データ読み取り手段,上記設定用データ読み取り手段によって読み取られた設定用データが撮影条件についてのものであるときには上記設定用データにもとづいた撮影条件によって被写体を撮像するように上記撮像手段を制御する撮像制御手段,上記設定用データ読み取り手段によって読み取られた設定用データが画像処理方法についてのものであるときには上記設定用データにもとづいた処理方法により上記撮像手段から出力される画像信号の画像処理を行い,画像処理された画像信号を出力する画像信号処理手段,ならびに上記画像信号処理手段から出力された画像信号を上記画像信号用記録媒体に記録する第1の画像信号記録制御手段,を備えたディジタルスチルカメラ

請求項2

上記設定用データ読み取り手段によって上記設定用データが読み取り不可能かどうかを判定する判定手段をさらに備え,上記画像信号処理手段は,上記判定手段により上記設定用データの読み取りが不可能と判定されたことによりあらかじめ定められた処理方法によって上記撮像手段から出力される画像信号の画像処理を行うものである,請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項3

上記画像信号処理手段によって実行された処理方法を表すデータを記憶する処理方法データ記憶手段,および上記設定用データ読み取り手段によって上記設定用データが読み取り不可能かどうかを判定する第1の判定手段をさらに備え,上記画像信号処理手段は,上記第1の判定手段により上記設定用データの読み取りが不可能と判定されたことにより上記処理方法データ記憶手段に記憶されている前回の処理方法を表すデータにもとづく処理方法によって上記撮像手段から出力される画像信号の画像処理を行うものである,請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項4

上記撮像制御手段によって実行された撮影条件を記憶する撮影条件記憶手段,および上記設定用データ読み取り手段によって上記設定用データが読み取り不可能かどうかを判定する第2の判定手段をさらに備え,上記撮像制御手段は,上記第2の判定手段により上記設定用データの読み取りが不可能と判定されたことにより上記撮影条件記憶手段に記憶されている前回の撮影条件によって上記撮像手段を制御するものである,請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項5

上記設定用記録媒体が装着されたことを検知する装着検知手段をさらに備え,上記設定用データ読み取り手段は,上記装着検知手段による装着検知に応答して,上記画像処理方法設定用記録媒体に記録されている処理方法設定用データを読み取るものである,請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項6

リセット指令入力手段をさらに備え,上記設定用データ読み取り手段は,上記リセット指令入力手段からリセット入力指令があったことに応答して,上記設定用記録媒体に記録されている設定用データを読み取るものである,請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項7

上記設定用記録媒体を装着するための第1のソケット,および上記画像信号用記録媒体を装着するための第2のソケット,をさらに備えた請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項8

上記画像信号処理手段から出力された画像信号を上記設定用記録媒体に記録する第2の画像信号記録制御手段,をさらに備えた請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項9

上記画像信号処理手段から出力された画像信号によって表わされる画像の縮小画像を生成する縮小画像生成手段,および上記縮小画像生成手段によって生成された縮小画像を表す信号を上記設定用記録媒体に記録する第3の画像信号記録制御手段,をさらに備えた請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項10

上記設定用記録媒体に記録されている画像信号を読み取る画像信号読み取り手段,および上記画像信号読み取り手段によって読み取られた画像信号によって表される画像を表示装置に表示するように制御する表示制御手段,をさらに備えた請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項11

上記設定用記録媒体には複数種類の画像処理方法を表す設定用データが記録されており,上記設定用データ読み取り手段によって読み取られた設定データによって表される複数種類の画像処理方法を表示装置に表示するように制御する処理方法表示制御手段,および上記表示装置に表示される複数種類の処理方法の中から所望の処理方法を選択する処理方法選択手段をさらに備え,上記画像信号処理手段は,上記処理方法選択手段によって選択された処理方法によって画像信号処理を行うものである,請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項12

上記処理方法選択手段によって選択された処理方法によって処理された画像信号を上記設定用記録媒体から読み取る画像信号読み取り手段,および上記画像信号読み取り手段によって読み取られた画像信号により表される画像を表示装置に表示する画像表示制御手段,をさらに備えた請求項11に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項13

上記設定用記録媒体には複数種類の撮影条件を表す設定用データが記録されており,上記設定用データ読み取り手段によって読み取られた設定データによって表される複数種類の撮影条件を表示装置に表示するように制御する撮影条件表示制御手段,および上記表示装置に表示される複数種類の撮影条件の中から所望の撮影条件を選択する撮影条件選択手段をさらに備え,上記撮像制御手段は,上記撮影条件選択手段によって選択された撮影条件によって上記撮像手段を制御するものである,請求項1に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項14

上記撮影条件選択手段によって選択された撮影条件によって撮像された画像信号を上記設定用記録媒体から読み取る画像信号読み取り手段,および上記画像信号読み取り手段によって読み取られた画像信号により表される画像を表示装置に表示する画像表示制御手段,をさらに備えた請求項13に記載のディジタル・スチル・カメラ。

請求項15

撮影条件および撮影によって得られた画像信号に対する処理方法の少なくとも一方を設定するための設定用データが記録されている設定用記録媒体ならびに撮影によって得られた画像信号を記録する画像信号用記録媒体を着脱自在に装着可能とし,被写体を撮像し,被写体像を表す画像信号を得,上記設定用記録媒体に記録されている設定用データを読み取り,読み取られた設定用データが撮影条件についてのものであるときには上記設定用データにもとづいた撮影条件によって被写体を撮像し,読み取られた設定用データが画像処理方法についてのものであるときには上記設定用データにもとづいた処理方法により,撮像によって得られた画像信号の画像処理を行い,画像処理された画像信号を上記画像信号用記録媒体に記録する,ディジタル・スチル・カメラの制御方法

技術分野

0001

この発明は,ディジタルスチルカメラおよびその制御方法に関する。

背景技術

0002

ディジタル・スチル・カメラにはシャッタ速度,絞り値,ストロボ発光光量など様々な撮影条件を設定できるものがある。またディジタル・スチル・カメラには,撮像によって得られた画像データについて様々な画像処理方法を設定できるものがある。たとえば,画像処理データ圧縮率の設定,撮像する画像サイズ(水平方向および垂直方向画素数)の設定,白バランス調整の調整量の設定,画像のシャープネスの設定,画像の明るさの設定,白黒撮影またはカラー撮影の設定,警告音音量の設定などである。

0003

これらの撮影条件または画像処理方法は,通常は,ディジタル・スチル・カメラのモードを撮影条件または画像処理方法の設定モードとし,ユーザが一つ一つずつ設定する。多数の撮影条件または画像処理方法を設定する場合には,かなり面倒な処理となってしまう。また,これらの設定に不慣れなユーザにとっては仮に一つだけの撮影条件または画像処理方法の設定であっても面倒な作業である。さらに,以前に使用した設定条件をユーザが記憶していることはきわめて困難であり,簡単にそのときの設定にできない。

発明の開示

0004

この発明は,比較的簡単に撮影条件および画像処理方法の少なくとも一方を設定することができるディジタル・スチル・カメラを提供することを目的とする。

0005

この発明によるディジタル・スチル・カメラは,撮影条件および撮影によって得られた画像信号アナログ映像信号およびディジタル画像データのいずれも含む)に対する画像処理方法の少なくとも一方を設定するための設定用データが記録されている設定用記録媒体ならびに撮影によって得られた画像信号を記録する画像信号用記録媒体が着脱自在に装着可能であり,被写体を撮像し,被写体像を表す画像信号を出力する撮像手段,上記設定用記録媒体に記録されている設定用データを読み取る設定用データ読み取り手段,上記設定用データ読み取り手段によって読み取られた設定用データが撮影条件についてのものであるときには上記設定用データにもとづいた撮影条件によって被写体を撮像するように上記撮像手段を制御する撮像制御手段,上記設定用データ読み取り手段によって読み取られた設定用データが画像処理方法についてのものであるときには上記設定用データにもとづいた処理方法により上記撮像手段から出力される画像信号の画像処理を行い,画像処理された画像信号を出力する画像信号処理手段,ならびに上記画像信号処理手段から出力された画像信号を上記画像信号用記録媒体に記録する第1の画像信号記録制御手段を備えていることを特徴とする。

0006

この発明は,上記カメラに適した制御方法も提供している。すなわち,撮影条件および撮影によって得られた画像信号に対する処理方法の少なくとも一方を設定するための設定用データが記録されている設定用記録媒体ならびに撮影によって得られた画像信号を記録する画像信号用記録媒体を着脱自在に装着可能とし,,被写体を撮像し,被写体像を表す画像信号を得,上記設定用記録媒体に記録されている設定用データを読み取り,読み取られた設定用データが撮影条件についてのものであるときには上記設定用データにもとづいた撮影条件によって被写体を撮像し,読み取られた設定用データが画像処理方法についてのものであるときには上記設定用データにもとづいた処理方法により,撮像によって得られた画像信号の画像処理を行い,画像処理された画像信号を上記画像信号用記録媒体に記録するものである。

0007

この発明によると,ディジタル・スチル・カメラには,上記設定用記録媒体および上記画像信号用記録媒体の2つの媒体を着脱自在に装着することができる。同時に2つの媒体を装着することができるように2つのソケットを形成してもよいし,交互に2つの媒体を装着することができるように,1つのソケットを形成してもよい。

0008

上記設定用記録媒体には撮影条件および撮影によって得られた画像信号に対する処理方法の少なくとも一方を設定するための設定用データが記録されている。この設定用記録媒体がディジタル・スチル・カメラに装着されると,記録されている設定用データが読み取られる。

0009

上記設定用記録媒体に撮影条件を設定するための設定用データが記録されているときにはその設定用データに応じた撮影条件となるようにカメラが制御される。上記設定用記録媒体に画像処理方法を設定するための設定用データが記録されているときには,被写体が撮像されると,設定用記録媒体から読み取られた設定用データにもとづいた処理方法により撮像によって得られた画像信号の画像処理が行われる。画像処理が行われた画像信号は,上記画像信号用記録媒体に記録される。

0010

この発明によると,ユーザが設定しようとしている撮影条件および画像処理方法の少なくとも一方を設定するための設定用データが記録されている設定用記録媒体をディジタル・スチル・カメラに装着することにより,所望の撮影条件および画像処理方法の少なくとも一方を設定することができる。ディジタル・スチル・カメラの操作に不慣れなユーザであっても比較的簡単に撮影条件および画像処理方法を設定することができるようになる。

0011

上記設定用データが上記設定用記録媒体から読み取り不可能かどうかを判定し,上記設定データの読み取りが不可能と判定されたことによりあらかじめ定められた撮影条件による被写体の撮像,あらかじめ定められた処理方法によって撮像により得られた画像信号の画像処理を行うようにしてもよい。

0012

設定データが上記画像処理方法設定用記録媒体から読み取ることができなくとも,所定の撮影条件,画像処理方法を設定することができる。

0013

すでに実行された撮影条件を表わすデータ,撮像により得られた画像信号について実行された処理方法を表すデータを記憶してもよい。この場合には,上記設定用データが読み取り不可能かどうかを判定し,上記設定データの読み取りが不可能と判定されたことにより記憶されている前回の撮影条件による被写体の撮像,前回の処理方法を表すデータにもとづく処理方法によって上記撮像手段から出力される画像信号の画像処理を行う。

0014

前回の撮像と同じ撮影条件による被写体の撮像,前回の撮像時に行われた画像処理方法により画像処理を実行することができる。

0015

上記設定用記録媒体が装着されたことを検知する装着検知手段をさらに備えてもよい。この場合には,上記装着検知手段による装着検知に応答して,上記設定用記録媒体に記録されている設定用データを読み取る。

0016

リセット指令を入力できるようにしてもよい。この場合は,リセット入力指令があったことに応答して,上記設定用記録媒体に記録されている設定用データを読み取る。

0017

撮影条件にしたがった撮像により得られた画像信号,画像処理が行われた画像信号を上記設定用記録媒体に記録するようにしてもよい。上記設定用記録媒体に記録されている画像信号を読み取ることによりその撮影条件による撮像により得られる画像,その画像処理により得られる処理後の画像を確認することができる。

0018

撮影条件にしたがった撮像により得られた画像信号によって表わされる画像の縮小画像,画像処理が行われた画像信号によって表わされる画像の縮小画像を生成し,生成された縮小画像を表す信号を上記設定用記録媒体に記録してもよい。

0019

上記設定用記録媒体に記録される画像信号の信号量が少なくなるので,容量の少ない上記設定用記録媒体であっても効率よく画像信号を記録することができる。

0020

上述のようにして,上記設定用記録媒体に画像を表す画像信号が記録されることにより,この画像信号を読み取ると読み取られた画像信号によって表される画像を表示装置に表示することができる。

0021

上記設定用記録媒体には複数種類の撮影条件または複数種類の画像処理方法を表す設定用データが記録されていてもよい。この場合には,読み取られた設定データによって表される複数種類の撮影条件または画像の処理方法を表示装置に表示し,上記表示装置に表示される複数種類の撮影条件または処理方法の中から所望の撮影条件または処理方法を選択する。選択された撮影条件によって撮像され,選択された処理方法によって画像信号処理が行われる。

0022

図1は,この発明の実施例によるディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。

0023

ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,システムコントローラ30によって統括される。

0024

ディジタル・スチル・カメラには,第1の画像記録用メモリカード41,第2の画像記録用メモリ・カード42および設定用メモリ・カード43を装着することができる。第1の画像記録用メモリ・カード41および第2の画像記録用メモリ・カード42は,被写体を撮像することによって得られた画像データを記録するメモリ・カードである。設定用メモリ・カード43は,後述するようにディジタル・スチル・カメラを構成する各回路等における撮像条件,画像処理方法を設定するための設定値を表すデータが記憶されているメモリ・カードである。設定用メモリ・カード43に記憶されている設定値にもとづいて,ディジタル・スチル・カメラを構成する各回路の撮像条件,画像処理方法が設定される。

0025

ディジタル・スチル・カメラには,第1のソケット13,第2のソケット15および第3のソケット17が含まれている。第1のソケット13に第1の画像記録用メモリ・カード41が装着され,第2のソケット15に第2の画像記録用メモリ・カード42が装着される。第3のソケット17には,設定用メモリ・カード43が装着される。第1のソケット13に第1の画像記録用メモリ・カード41が装着されたことを検知するための検知回路14が設けられており,検知信号がシステム・コントローラ30に入力する。第2のソケット15には,第2の画像記録用メモリ・カード42が装着されたことを検知するための検知回路16が設けられており,検知信号がシステム・コントローラ30に入力する。第3のソケット17には,設定用メモリ・カード43が装着されたことを検知するための検知回路18が設けられており,検知信号がシステム・コントローラ30に入力する。

0026

ディジタル・スチル・カメラには,各種指令を与えるための操作スイッチ24が設けられており,この操作スイッチ24からの操作指令を表す信号がシステム・コントローラ23に入力する。

0027

システム・コントローラ30には,内部ROM23が設けられている。この内部ROM23には,撮影条件および画像処理方法の初期設定値を表すデータが記憶されている。また,システム・コントローラ30には,EEPROM22が外付けされている。このEEPROM22に前回の撮像において使用された撮影条件および画像処理方法の設定値を表すデータが記憶される。

0028

ディジタル・スチル・カメラは,ストロボ撮影が可能である。このためにストロボ発光装置20およびストロボ発光装置20の発光量を調整するためのストロボ調光装置21が設けられている。システム・コントローラ30によってストロボ調光装置21が制御され,ストロボ発光量が調整される。

0029

撮像レンズ1によって被写体像がCCD2の受光面上に結像する。このCCD2は,タイミング・ジェネレータ19によりシャッタ速度が制御される(露出制御,いわゆる電子シャッタ)。CCD2から被写体像を表すカラー映像信号が出力され,サンプル・ホールド回路3を介してアナログディジタル変換回路4に入力する。アナログ/ディジタル変換回路4において,アナログ映像信号がディジタル画像データに変換される。ディジタル画像データは,ディジタル信号処理回路5に入力する。

0030

ディジタル信号処理回路5に入力したディジタル画像データは,画像サイズ調整回路6に与えられる。ディジタル画像データは,画像サイズ調整回路6において,画像サイズ(水平方向の画素数および垂直方向の画素数)が調整される。画像サイズ調整回路6から出力された画像データは,白バランス調整回路7において,白バランス調整が施される。白バランス調整が施された画像データは,シャープネス回路8において,シャープネス処理輪郭強調処理など)が行われる。シャープネス回路8から出力した画像データは,白黒カラー調整回路9に入力する。白黒カラー調整回路9は,設定に応じて,入力したカラー画像データをそのままの画像データとして出力するかまたは白黒画像を表す画像データ(輝度データ)に変換して出力するものである。

0031

白黒カラー調整回路9から出力した画像データは,モニタ表示装置12に入力する。被写体を撮像することにより得られた画像データよって表される画像がモニタ表示装置12に表示される。

0032

白黒カラー調整回路9から出力された画像データは,間引き処理回路10にも入力する。間引き処理回路10において,撮像により得られた画像データによって表される撮像画像サムネイル画像を表すデータが生成される。生成されたサムネイル画像データは,圧縮伸張回路11に入力する。圧縮/伸張回路11には,白黒カラー調整回路9から出力された画像データも入力する。圧縮/伸張回路11において,撮像画像データおよびサムネイル画像データが圧縮処理される。圧縮処理された撮像画像データおよびサムネイル画像データが第1の画像記録用メモリ・カード41または第2の画像メモリ・カード42に記録される。もちろん,第1の画像記録用メモリ・カード41および第2の画像記録用メモリ・カード42の両方に記録するようにしてもよい。

0033

ディジタル・スチル・カメラは,画像再生も可能である。第1の画像記録用メモリ・カード41または第2の画像記録用メモリ・カード42に記録されている圧縮画像データが読み取られると,圧縮/伸張回路11に与えられる。圧縮/伸張回路11においてデータ伸張が施される。データ伸張された画像データがモニタ表示装置12に与えられることにより,第1の画像記録用メモリ・カード41または第2の画像記録用メモリ・カード42に記録されている画像データによって表される画像がモニタ表示装置12の表示画面上に表示されることとなる。

0034

図2は,第1の画像記録用メモリ・カード41のファイル構成を示している。第2の画像記録用メモリ・カード42のファイル構成も第1の画像記録用メモリ・カード42のファイル構成と同じである。

0035

第1の画像記録用メモリ・カード41の記録領域には,DOS(Disk OperatingSystem )フォーマット領域ディレクトリ領域および画像記録領域が含まれている。

0036

DOSフォーマット領域には,このメモリ・カード41がDOSフォーマットされていることを示すデータが記録されている。

0037

ディレクトリ領域には,画像データ以外の種々のデータが記録される。ディレクトリ領域には,複数のサブ・ディレクトリ領域およびディレクトリファイル領域が含まれている。サブ・ディレクトリ1には,このメモリ・カード41が画像記録用のメモリ・カードであることを示すデータが記録されている。その他のサブ・ディレクトリは空である。ディレクトリ・ファイル領域には,画像記録領域に記録されている画像データへのパスが記録されている。画像記録領域には,画像ファイルのタグ(後述する画像ファイル領域に記録されている画像データによって表される画像の圧縮率,その画像を撮像したときのシャッタ速度ISO感度を表すデータなど)およびサムネイル画像を表す画像データが記録されている。画像ファイル領域に撮像画像データが記録されている。

0038

図3は,設定用メモリ・カード43のファイル構成を示している。

0039

設定用メモリ・カード43も第1の画像記録用メモリ・カード41と同じように,DOSフォーマット領域,ディレクトリ領域および画像記録領域が含まれている。

0040

ディレクトリ領域のサブ・ディレクトリ1には,設定用メモリ・カードであることを示すデータが記録されている。ディレクトリ・ファイル領域には,撮影条件および画像処理方法を表すデータの組み合わせが記録されている。たとえば,ディレクトリ・ファイル領域1(1はファイルナンバ)には,画像サイズ調整のための設定値,白バランス調整のための設定値およびシャープネスのための設定値の組み合わせで設定値(設定値Aということにする)が記録されている。そのほかのディレクトリ・ファイル領域には,その他の組合わせで設定値が記録されている。

0041

画像記録領域には,サムネイル画像を表す画像データが記録されている。サムネイル画像Aの記録領域には,設定値Aにもとづく画像処理方法により,撮像により得られた画像データが画像処理された画像データのサムネイル画像データが記録されている。そのほかのサムネイル画像の記録領域も対応する設定値にもとづく撮影条件により撮像され,かつ画像処理方法により画像処理された画像データのサムネイル画像データが記録されている。

0042

図4は,設定用メモリ・カード43に記録されている設定値にもとづいてディジタル・スチル・カメラの各回路の設定を行うときの処理手順を示すフローチャートである。

0043

ディジタル・スチル・カメラの電源スイッチ(図示略)がオンとされると,この処理が開始する。まず,メモリ・カードのサブ・ディレクトリに記録されているデータにもとづいて,ディジタル・スチル・カメラに装着されているメモリ・カードが画像記録用メモリ・カードか設定用メモリ・カードのいずれの種類のカードかが判定される(ステップ51)。

0044

ディジタル・スチル・カメラに,設定用メモリ・カード43が装着されていると(ステップ52でYES),装着されている撮像条件設定用メモリ・カード43に記録されている設定値(ここでは,1組(1種類)の設定値Aのみが設定用メモリ・カード43に記録されているものとする)が読み取られる(ステップ53)。読み取られた設定値Aにもとづいて,被写体が撮像されるように,また,被写体を撮像することにより得られた画像データについて画像処理が行われるようにディジタル・スチル・カメラを構成する各回路に撮像条件および画像処理方法(ストロボ発光量の調整,シャッタ速度の調整,画像サイズ調整,白バランス調整,シャープネス調整,白黒カラー調整,圧縮率の調整,明るさ補正量の調整,スポット測光にするか平均測光にするかなどの測光方法の設定など)が設定される。

0045

ディジタル・スチル・カメラにおいては,設定用メモリ・カード43が装着されていないと(ステップ52でNO),ROM23に記憶されている初期画像処理方補にもとづいてディジタル・スチル・カメラの各回路における撮像条件および画像処理方法が設定される(ステップ54)。もっとも,EEPROM23に記憶されている前回の撮像における撮像条件および画像処理方法と同じようにディジタル・スチル・カメラの各回路を設定するようにしてもよい。

0046

ディジタル・スチル・カメラからメモリ・カードが抜かれたかどうかが検知回路14,16,18からの検知信号にもとづいて確認される(ステップ55)。メモリ・カードが抜かれていなければ,表示装置12には,ユーザへの記録指示が表示される(ステップ56)。ユーザによってシャッタレリーズ・ボタン(図示略)が押されると,上述したように撮像画像データが画像記録用メモリ・カード41または42に記録される(ステップ57)。

0047

図5は,画像データの記録の処理手順を示すフローチャートである。

0048

上述のようにして,記録指示がモニタ表示装置12に表示されるとユーザによってシャッタ・レリーズ・ボタンが押される。すると,被写体像を表す撮像画像データおよびサムネイル画像データは,第1の画像記録用メモリ・カード41に与えられ,画像記録領域に記録される(ステップ61)。

0049

第1の画像記録用メモリ・カード41に記録された画像データが,設定用メモリ・カード43に記録されている設定値にもとづいて撮像条件および画像処理方法が設定されたものであれば(ステップ62でYES),第1の画像記録用メモリ・カード41に記録されたサムネイル画像データと同じサムネイル画像データが設定用メモリ・カード43の画像記録領域に画像処理方法設定値に対応して記録される(ステップ63)。サムネイル画像データは,第1の画像記録用メモリ・カード41に記録されたサムネイル画像データを読み出して設定用メモリ・カード43に記録するようにしてもよいし,ディジタル・スチル・カメラに画像メモリを設けておき,その画像メモリにサムネイル画像データを一時的に記憶させ,画像メモリから読み出したサムネイル画像データを設定用メモリ・カード43に記録するようにしてもよい。

0050

図6は,サムネイル画像データが記録されている設定用メモリ・カード43に記録されている設定値にもとづいてディジタル・スチル・カメラの各回路の設定を行うときの処理手順を示すフローチャートである。図6において図4に示す処理と同一の処理については同一符号を付して説明を省略する。

0051

ディジタル・スチル・カメラに設定用メモリ・カード43が装着されていると(ステップ52でYES),設定用メモリ・カード43に記録されている圧縮サムネイル画像データが読み出される。読み出された圧縮サムネイル画像データが圧縮/伸張回路11に与えられデータ伸張される。伸張されたサムネイル画像データがモニタ表示装置12に与えられることにより,設定用メモリ・カード43に記録されているサムネイル画像データによって表されるサムネイル画像が表示される(ステップ71)。モニタ表示装置12に表示されているサムネイル画像は,そのサムネイル画像に対応する設定値によって定められる撮像条件によって撮像され,かつ画像処理方法によって画像処理されたものである。その撮像条件によって撮像され,かつ画像処理方法によって画像処理された場合に得られる画像の様子を確認することができる。

0052

ディジタル・スチル・カメラからメモリ・カードが抜かれていなければ(ステップ72でNO),設定用メモリ・カード43に記録されている設定値が読み取られ,その設定値にもとづいてディジタル・スチル・カメラの各回路の撮像条件,画像処理方法などが調整される(ステップ72)。

0053

図7は,設定用メモリ・カード43に記録されている設定値にもとづいてディジタル・スチル・カメラの各回路の設定を行うときの処理手順を示すフローチャートである。この図においても図4に示すものと同一の処理については同一符号を付して説明を省略する。この処理手順においては,設定用メモリ・カード43には,一組の設定値が複数個記録されているものとする。

0054

ディジタル・スチル・カメラに設定用メモリ・カード43が装着されていると(ステップ52でYES),その設定用メモリ・カード43のディレクトリ・ファイル領域のファイル・ナンバを表すデータが設定用メモリ・カード43から読み出される。読み出されたファイル・ナンバを表すデータがモニタ表示装置12に与えられ,複数のファイル・ナンバが表示される(ステップ81)。ユーザは,モニタ表示装置12に表示された複数のファイル・ナンバの中から所望のファイル・ナンバを操作スイッチ24により指定する(ステップ82)。

0055

指定されたファイル・ナンバによって特定されるファイル領域に記録されている設定値に対応するサムネイル画像データが,設定用メモリ・カード43の画像記録領域から読み出される。読み出されたサムネイル画像データは,圧縮/伸張回路11においてデータ伸張されモニタ表示装置12に表示される(ステップ83)。

0056

操作スイッチ24から決定指令が与えられると(ステップ84),決定したそのサムネイル画像について施された画像処理方法および撮影条件を指定するための設定値が設定用メモリ・カード43から読み出される。読み出された設定値にもとづいてディジタル・スチル・カメラの各回路が設定される。

0057

ディジタル・スチル・カメラからメモリ・カードが抜かれると(ステップ55でYES),再びステップ51からの処理が繰り返される。

0058

図9は,設定用メモリ・カード43に記録されている設定値にもとづいてディジタル・スチル・カメラの各回路の設定を行うときの処理手順の一部を示すフローチャートである。この図は,図8に示す処理に対応するもので,図8に示す処理と同一の処理については同一符号を付して説明を省略する。

0059

図8に示す処理においては,メモリ・カードがディジタル・スチル・カメラから抜かれると(ステップ55),再びステップ51からの処理が繰り返される。これに対して,図9に示す処理においては,リセット指令が入力されることに応じて(リセット指令は,操作スイッチ24によって入力されよう),ステップ51からの処理が繰り返される。

0060

図1に示すように,画像記録用メモリ・カード41と設定用メモリ・カード43とを同時に装着することができる場合は,メモリ・カードが抜かれると撮像条件の変更であると考えることができるので,図7および図8に示す処理は,そのような場合に適用されよう。また,図9に示す処理は,メモリ・カードを装着するソケットは,1つしか持たず,画像記録用メモリ・カード41または設定用メモリ・カード43のいずれか一方のみをディジタル・スチル・カメラに装着する場合について適用されよう。画像記録用メモリ・カード41または設定用メモリ・カード43のいずれか一方のみをディジタル・スチル・カメラに装着する場合には,設定用メモリ・カード43から設定値を読み取り,撮影条件および画像処理方法を設定し,画像データを画像記録用メモリ・カード41に記録する場合には,撮像条件設定用メモリ・カード43をディジタル・スチル・カメラから抜く必要があり,メモリ・カードが抜かれたことにより,再度ステップ51からの処理が行われると不都合が生じるからである。

図面の簡単な説明

0061

図1ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
図2画像記録用メモリ・カードのファイル構成を示している。
図3設定用メモリ・カードのファイル構成を示している。
図4撮影条件および画像処理方法の設定までの処理手順を示すフローチャートである。
図5画像データを記録する処理手順を示すフローチャートである。
図6撮影条件および画像処理方法の設定までの処理手順を示すフローチャートである。
図7撮影条件および画像処理方法の設定までの処理手順の一部を示すフローチャートである。
図8撮影条件および画像処理方法の設定までの処理手順の一部を示すフローチャートである。
図9撮影条件および画像処理方法の設定までの処理手順の一部を示すフローチャートである。

--

0062

2 CCD
5ディジタル信号処理回路
6画像サイズ調整回路
7白バランス調整回路
8シャープネス回路
9白黒カラー調整回路
11圧縮/伸張回路
21ストロボ調光回路
24 操作スイッチ
30 システム・コントローラ
41,42画像記録用メモリ・カード
43設定用メモリ・カード

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