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技術 香気・香味・香喫味付与組成物およびそれを添加した食品、香粧品、飼料およびたばこ

出願人 曽田香料株式会社
発明者 伊藤信彦東素夫長谷部昭雄
出願日 1999年6月7日 (21年6ヶ月経過) 出願番号 1999-158914
公開日 2000年12月12日 (20年0ヶ月経過) 公開番号 2000-345187
状態 特許登録済
技術分野 化粧料 脂肪類、香料
主要キーワード 葉巻たばこ グリーン感 ムスキー ハウスホールド製品 葉たばこ 紙巻きたばこ イソボルニルシクロヘキサノール ペリル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年12月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

課題

フルーティー、カンファーフローラルアンバーウッディー様の新規香気香味・香喫味付与組成物と、それを添加した食品香粧品飼料およびたばこを提供する。

解決手段

一般式(1)

化1

(式中、Rは水素炭素数1から5のアルキル基、炭素数2から5のアルケニル基を表す)で示されるエポキシ化合物類を含有する香気・香味・香喫味付与組成物で、この組成物は、食品、香粧品、飼料およびたばこに添加され使用される。

概要

背景

従来、一般式(1)

概要

フルーティー、カンファーフローラルアンバーウッディー様の新規香気香味・香喫味付与組成物と、それを添加した食品香粧品飼料およびたばこを提供する。

一般式(1)

(式中、Rは水素炭素数1から5のアルキル基、炭素数2から5のアルケニル基を表す)で示されるエポキシ化合物類を含有する香気・香味・香喫味付与組成物で、この組成物は、食品、香粧品、飼料およびたばこに添加され使用される。

目的

従って、本発明の目的は、フルーティー、カンファー、フローラル、アンバー、ウッディー様の新規な香気・香味・香喫味付与組成物およびそれを添加した食品、香粧品、飼料およびたばこを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

一般式(1)

請求項

ID=000003HE=025 WI=039 LX=0405 LY=0450(式中、Rは水素炭素数1から5のアルキル基、炭素数2から5のアルケニル基を表す)で示されるエポキシ化合物類を含有することを特徴とする香気香味・香喫味付与組成物

請求項2

一般式(1)のRが水素、メチル基エチル基プロピル基ブチル基、ビニル基アリル基、または1,1−ジメチルアリル基である請求項1記載の香気・香味・香喫味付与組成物。

請求項3

請求項1または2記載の香気・香味・香喫味付与組成物が添加された食品香粧品飼料およびたばこ。

技術分野

0001

本発明は、エポキシ化合物類からなる香気香味・香喫味付与組成物およびそれを添加した食品香粧品飼料およびたばこに関するものである。

背景技術

0002

従来、一般式(1)

0003

また、従来、上記一般式(1)で示される化合物に類似のエポキシ化合物としては、1,5,9−トリメチル−13−オキサビシクロ(10.1.0)トリデカ−4,8−ジエンウッディーアンバー様の香気を有することが知られているのみである。

発明が解決しようとする課題

0004

香料に用いられる化合物の香気はわずかな構造の違いにより、全く異なるのが一般的であり、そのため種々の化合物を合成し、その香気を検討することは新しい香りを得るためには極めて重要である。また、調合素材に関しては、低価格であり、独創的な香りであること等の様々な要望が存在する。従来、フルーティー、カンファーフローラル、アンバー、ウッディー様の香りを有する香料素材は数多く知られているが、香りの流行時代とともに絶えず変化しており、新しい香料素材を見出すことは極めて重要である。

0005

従って、本発明の目的は、フルーティー、カンファー、フローラル、アンバー、ウッディー様の新規な香気・香味・香喫味付与組成物およびそれを添加した食品、香粧品、飼料およびたばこを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明者らはかかる実情において、種々のエポキシ化合物類を合成しその評価を行なったところ、一般式(1)

0007

本発明においては、上記一般式(1)で示される化合物のうち、Rが水素メチル基エチル基プロピル基ブチル基、ビニル基アリル基、または1,1−ジメチルアリル基であるエポキシ化合物類が特に好ましく用いられる。

発明を実施するための最良の形態

0008

本発明に係わる前記一般式(1)で示されるエポキシ化合物類において、Rで示される炭素数1から5のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、1−メチルプロピル基、2−メチルプロピル基、ペンチル基、1,2−ジメチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基等が挙げられるが、本発明ではこの限りではない。

0009

また、炭素数2から5のアルケニル基としては、ビニル基、プロぺニル基ブテニル基ペンテニル基、2−メチルプロぺニル基、アリル基、1,1−ジメチルアリル基等が挙げられるが、本発明ではこの限りではない。

0010

また、一般式(1)で示されるエポキシ化合物類のエポキシ基に起因するシス、トランスを含む立体異性体は、光学異性体を含めて計4種類存在するが、使用にあたってそれぞれの使用比率は、0から100の任意の割合で使用することができる。

0011

一般式(1)で示されるエポキシ化合物(ただし、Rが水素以外場合)は、例えば、下記反応式に示されるように、油化学1974年第23巻第6号371頁に記載の方法によって合成することができる。すなわち、クロシクロドデカノン(3)にグリニャール試薬を作用させ、クロルヒドリン(2)とした後、塩基を用いてエポキシ化することによって得られる。

0012

ID=000006HE=025 WI=085 LX=0625 LY=0750
(式中、Rは炭素数1から5の炭化水素基、炭素数2から5のアルケニル基、Xはハロゲン原子を表す。)

0013

また、一般式(1)で示されるエポキシ化合物(ただし、Rが水素場合)の合成は、例えば、下記反応式に示されるように、特公昭49−41193号公報に記載の方法によって合成することができる。すなわち、ドデカジエンエポキサイド(4)を触媒存在下、水素還元することによって得られる。

0014

ID=000007HE=030 WI=074 LX=0230 LY=1500
(式中、Rは水素を表す。)

0015

このようにして得られる前記一般式(1)で表されるエポキシ化合物類は、非常に強く、そして持続性のあるフルーティー、カンファー、フローラル、アンバー、ウッディー様の香りを有しており、かかるエポキシ化合物類は、他の香料等の成分を配合または単独で香気・香味・香喫味付与組成物とし、食品、香粧品、飼料およびたばこに添加される。この香料組成物には、通常の香料に使用される成分であれば特に限定されることなく配合することができる。 本発明のエポキシ化合物類を香料組成物の製造に使用する場合、その配合量は通常0.001〜30重量部、より好ましくは0.05〜10重量部の範囲で選択されるが、意図する官能効果によってはこの範囲外でも使用し得る。

0016

また本発明のエポキシ化合物類は、香気・香味・香喫味を付与する香料組成物として、各種食品、香粧品、飼料およびたばこに添加して、エポキシ化合物類の特徴的な香気・香味・香喫味を付与することができる。本発明のエポキシ化合物類の各種食品、香粧品、飼料およびたばこへの添加量は、添加する食品、香粧品、飼料およびたばこの種類によって適宜選択することができる。

0017

本発明のエポキシ化合物類を含有する香気・香味・香喫味を付与する香料組成物は、このものの香気、香味、香喫味付与効果を期待する各種食品、香粧品、飼料およびたばこであれば特に限定することなく添加することができる。例えば、飲料、菓子冷菓その他加工食品等の食品、香水化粧品、香、入浴剤その他トイレタリーハウスホールド製品などの香粧品、飼料およびたばこに好適に用いられる。より具体的には、例えば、石鹸シャンプー、化粧品、スプレー製品芳香剤デオドラント洗浄剤及び織物軟化剤等の広範囲製品賦香するため、並びに、香料基礎剤の製造のために使用することができる。

0018

また、強炭酸、微炭酸、無炭酸を問わず、果汁飲料類、果実酒類乳飲料類、の如き飲料類アイスクリーム類シャーベット類の如き冷菓類、和・洋菓子類ジャム類チューインガム類紅茶コーヒーココア緑茶の如き嗜好食品類、その他食品添加物動物飼料などに使用する香料組成物に配合し、優れた官能特性を持った製品にすることができる。

0019

また、たばこの種類については、通常の葉たばこ原料として製造される紙巻きたばこパイプたばこ葉巻たばこ等の他、天然繊維あるいは植物の植物の組織培養物を用いて製造される合成たばこに配合することができる。紙巻きたばこについては製造用の材料品、例えば紙巻き、フィルター等に含有させることも香喫味効果を上げることができる。

0020

さらに、その他の用途としては、消毒薬などの各種保健衛生材料類、医薬品などの服用を容易にするための矯味、賦香剤などの保健・衛生・医薬品類等が挙げられる。

0021

以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。

0022

(実施例1)ムスキーフローラルタイプの調合組成物として次の表1の各成分を混合した。
[表1]
重量部
シクロヘキサデセノリド 4
ベルガモットオイル80
レモンオイル
ヘリオブーケ 20
リリーアルデヒド80
シクロペンタデカノリッド 500
ミントオイル
ローズオイル20
シトロネロール80
イソボルニルシクロヘキサノール200
バジルオイル
990

0023

上記表1の組成の混合物に、10重量部の1−ビニル−13−オキサビシクロ(10.1.0)トリデカンを加え、新規調合組成物を得た。1−ビニル−13−オキサビシクロ(10.1.0)トリデカンを加えることにより、力強いナテュラルなウッディアンバームスキー感を賦与、強調することができた。

0024

(実施例2)シソフレーバータイプの調合組成物として次の表2の各成分を混合した。
[表2]
重量部
α−ピネン
β−ピネン 3
1−リモネン30
リナロール10
α−タービネオール 5
1−ペリルアルコール10
シトラール
リナロールオキサイド
シソオール20
1−カルボン
ベンズアルハイド
1−ペリラアルデハイド 100
シソ油20
プロピレングリコール774
990

0025

上記表2の組成の混合物に、10重量部のエポキシビニルドデカノンを加え、新規調合組成物を得た。エポキシビニルドデカノンを加えることにより、新たにグリーン感フレッシュ感を賦与することができた。

0026

(実施例3)ライムフレーバータイプの調合組成物として次の表3の各成分を混合した。
[表3]
重量部
α−ダーピネン50
リナロール10
フェンシルアルコール30
4−ターピネオール50
1,8−シネオール50
シトラール30
ゲラニルアセテート50
レモン油10
ライム油10
プロピレングリコール700
990

0027

上記表3の組成の混合物に、10重量部のエポキシビニルドデカノンを加え、新規調合組成物を得た。エポキシビニルドデカノンを加えることにより、新たにグリーン感、渋味を賦与することができた。

0028

(実施例4)レモンフレーバータイプの調合組成物として次の表4の各成分を混合した。
[表4]
重量部
α−ダーピネン50
リナロール10
フェンシルアルコール30
4−ターピネオール50
1,8−シネオール50
シトラール30
ゲラニルアセテート50
レモン油10
ライム油10
プロピレングリコール700
990

0029

上記表4の組成の混合物に、10重量部のエポキシビニルドデカノンを加え、新規調合組成物を得た。エポキシビニルドデカノンを加えることにより、新たにフレッシュ感を賦与することができた。

発明の効果

0030

本発明によれば、一般式(1)で示されるエポキシ化合物類が、フルーティー、カンファー、フローラル、アンバー、ウッディー様の香りを有し、これらを使用することにより優れた香気・香味・香喫味付与組成物およびそれを添加した食品、香粧品、飼料およびたばこが得られる。

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