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技術 液体用紙容器

出願人 大日本印刷株式会社
発明者 下村恭一
出願日 1999年5月18日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 1999-137062
公開日 2000年11月28日 (18年7ヶ月経過) 公開番号 2000-326957
状態 特許登録済
技術分野 紙器
主要キーワード 底端縁 外面同志 接着板 プレスパッド 内面同志 使用済容器 中間基材層 使用済み後
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年11月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

剛性の大きい積層体からなる紙容器であっても、使用済み容器の頂部及び底部を解体して折り畳みやすくするとともに、積層体を紙を主体とする外面層プラスチックを主体とする内面層に簡単に分離できるようにして、再利用を可能にし且つ廃棄しやすくする。

解決手段

外面から順に熱可塑性樹脂層紙層接着樹脂層剥離層中間基材層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、角筒状の胴部を形成する側面板及び頂部形成板底部形成板を有する紙容器であって、頂部形成板および底部形成板の外面同志が接触する領域のほぼ全面に接着強度調整層が形成された構成の液体用紙容器である。

概要

背景

従来、酒、ワインコーヒー等の包装に使用されるガスバリアー性に優れた液体用紙容器としては、例えば、外面から順に、印刷層ポリエチレン層紙層接着樹脂層アルミニウム箔層接着剤層ポリエチレンテレフタレート層/ポリエチレン層が積層された構成の積層体からなるゲーベルトップ型紙容器が一般的に使用されている。上記の積層体からなるゲーベルトップ型紙容器は積層体が剛性を有する上に、頂部形成板および底部形成板外面同志が、積層体の表面のポリエチレン層により完全に熱接着された状態となっているので、使用済紙容器の頂部および底部を解体するのがきわめて困難であるとともに、紙容器を折り畳んで嵩を小さくするのが困難であり廃棄しにくいという欠点があった。使用済み後に廃棄しやすくした液体用紙容器としては、特開平10−218169号公報に記載されているような、容器の頂部および底部を解体しやすくして折り畳めるようにした紙容器が知られている。しかしながら、この構成の液体用紙容器は使用済容器をただ折り畳んで嵩を小さくして捨てやすくしたものであって、使用済み容器の再利用を可能にしたものではないという欠点がある。

概要

剛性の大きい積層体からなる紙容器であっても、使用済み容器の頂部及び底部を解体して折り畳みやすくするとともに、積層体を紙を主体とする外面層プラスチックを主体とする内面層に簡単に分離できるようにして、再利用を可能にし且つ廃棄しやすくする。

外面から順に熱可塑性樹脂層と紙層と接着樹脂層と剥離層中間基材層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、角筒状の胴部を形成する側面板及び頂部形成板、底部形成板を有する紙容器であって、頂部形成板および底部形成板の外面同志が接触する領域のほぼ全面に接着強度調整層が形成された構成の液体用紙容器である。

目的

本発明の目的は、剛性の大きい積層体からなる紙容器の頂部および底部を簡単に解体できるようにするとともに、積層体を紙を主体とする外面層とプラスチックを主体とする内面層に分離できるようにして、外面層を再利用できるようにし内面層を廃棄しやすくした液体用紙容器を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

外面から順に熱可塑性樹脂層紙層接着樹脂層剥離層中間基材層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、角筒状の胴部を形成する側面板及び頂部形成板底部形成板を有する紙容器であって、前記頂部形成板の外面同志熱接着される領域および前記底部形成板の外面同志が熱接着される領域に接着強度調整層が形成された構成からなることを特徴とする液体用紙容器

請求項2

前記接着強度調整層が前記頂部形成板および前記底部形成板の外面同志が熱接着される領域のほぼ全面に形成された構成からなることを特徴とする請求項1記載の液体用紙容器。

請求項3

前記接着強度調整層の内部領域に接着強度調整層非形成部が形成された構成からなることを特徴とする請求項1または2に記載の液体用紙容器。

請求項4

前記接着強度調整層非形成部が重なり接着する部位を強く圧着形成された構成からなることを特徴とする請求項3記載の液体用紙容器。

請求項5

前記接着強度調整層非形成部の面積が前記頂部形成板および前記底部形成板の外面同志が熱接着される領域の面積の5〜35%であることを特徴とする請求項3記載の液体用紙容器。

請求項6

前記側面板の相対向する一対の側面板及び前記一対の側面板に連接された頂部形成板及び底部形成板にそれぞれ折曲線が形成された構成からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の液体用紙容器。

技術分野

0001

本発明は、使用済み容器解体して折り畳みやすくするとともに、紙容器を構成する積層体外面層内面層に分離できるようにして、資源の再利用ないしは廃棄を行いやすくした液体用紙容器に関する。

背景技術

0002

従来、酒、ワインコーヒー等の包装に使用されるガスバリアー性に優れた液体用紙容器としては、例えば、外面から順に、印刷層ポリエチレン層紙層接着樹脂層アルミニウム箔層接着剤層ポリエチレンテレフタレート層/ポリエチレン層が積層された構成の積層体からなるゲーベルトップ型紙容器が一般的に使用されている。上記の積層体からなるゲーベルトップ型紙容器は積層体が剛性を有する上に、頂部形成板および底部形成板外面同志が、積層体の表面のポリエチレン層により完全に熱接着された状態となっているので、使用済み紙容器の頂部および底部を解体するのがきわめて困難であるとともに、紙容器を折り畳んで嵩を小さくするのが困難であり廃棄しにくいという欠点があった。使用済み後に廃棄しやすくした液体用紙容器としては、特開平10−218169号公報に記載されているような、容器の頂部および底部を解体しやすくして折り畳めるようにした紙容器が知られている。しかしながら、この構成の液体用紙容器は使用済容器をただ折り畳んで嵩を小さくして捨てやすくしたものであって、使用済み容器の再利用を可能にしたものではないという欠点がある。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明の目的は、剛性の大きい積層体からなる紙容器の頂部および底部を簡単に解体できるようにするとともに、積層体を紙を主体とする外面層とプラスチックを主体とする内面層に分離できるようにして、外面層を再利用できるようにし内面層を廃棄しやすくした液体用紙容器を提供することである。

課題を解決するための手段

0004

外面から順に熱可塑性樹脂層と紙層と接着樹脂層と剥離層中間基材層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、角筒状の胴部を形成する側面板及び頂部形成板、底部形成板を有する紙容器であって、頂部形成板および底部形成板の外面同志が熱接着される領域に接着強度調整層が形成された構成とすることにより、使用済の紙容器の頂部および底部の外面同志が接着された部分を簡単に剥離させて解体し、解体した頂部または底部から積層体を剥離層の界面にて剥離させて紙を主体とする外面層とプラスチックを主体とする内面層に分離できるので、外面層は再利用が可能となり内面層は嵩が少なくなって廃棄しやすくなる。

0005

上記の液体用紙容器において、接着強度調整層が頂部形成板および底部形成板の外面同志が熱接着される領域のほぼ全面に形成された構成とすることにより、頂部形成板および底部形成板の外面同志の接着部を簡単に剥離させることができるようになり紙容器の頂部および底部を解体するのが容易となる。

0006

上記の液体用紙容器において、接着強度調整層非形成部が重なり接着する部位を強く圧着形成された構成とすることにより、接着強度調整層非形成部が強く接着するので、十分な実用強度を有する紙容器とすることができる。

0007

上記の液体用紙容器において、接着強度調整層の内部領域に、頂部形成板および底部形成板の外面同志が熱接着される面積の5〜35%の面積からなる接着強度調整層非形成部を形成した構成とすることにより、接着強度調整層非形成部にて頂部形成板および底部形成板の外面同志が強く接着するので紙容器とした場合に十分な実用強度が得られる。

0008

上記の液体用紙容器において、側面板の相対向する一対の側面板及び一対の側面板に連接された頂部形成板及び底部形成板にそれぞれ折曲線が形成された構成とすることにより、紙容器の頂部および底部を解体した後に、両側面板及び両側面板に連接された頂部形成板及び底部形成板が折り曲げ易くなるので容器を折り畳むのが容易となる。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施形態のブランク板を示す平面図、図2は本発明の実施形態の積層体の構成を示す断面図、図3は実施形態の頂部を解体する手順を示す図、図4は実施形態の底部を解体する手順を示す図、図5は実施形態の積層体を剥離させるきっかけをつくる方法を示す斜視図、図6は実施形態の積層体を外面層と内面層に分離する状態を示す斜視、図7は実施形態の底面図であって、1, 2, 3,4 は側面板、5は接着板、11, 12, 13, 14は頂部形成板、15は頂部接着部、21,22, 23, 24は底部形成板、25は底端縁接着部、6a, 6b, 6cは折曲線、7a, 7bは接着強度調整層、8a, 8b, 8c, 8d, 8eは接着強度調整層、9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f, 9g, 9hは接着強度調整層非形成部、41は熱可塑性樹脂層、42は板紙層、43は接着樹脂層、44は剥離層、45は中間基材層、46は熱可塑性樹脂層、10a, 10b, 10g,10h は強圧部をそれぞれ表す。

0010

本発明の実施形態のブランク板は、図1に示すようにゲーベルトップ型紙容器用のブランク板であって、側面板1,2,3,4 と接着板5が折罫を介してそれぞれ連接され、側面板1,2,3,4 の上端縁には頂部形成板11,12,13,14 がそれぞれ折罫を介して連接され、側面板1,2,3,4 の下端縁には底部形成板21,22,23,24 がそれぞれ折罫を介して連接され、側面板2及び側面板4の中央部には縦方向にそれぞれ折曲線6aが形成され、頂部形成板12,14 と底部形成板22,24 の中央部には縦方向にそれぞれ折曲線6bと折曲線6cが形成され、頂部形成板12,14 の表面同志が熱接着される領域には接着強度調整層7a,7b が形成され、底部形成板22,23,24の表面同志が熱接着される領域には接着強度調整層8a,8b,8c,8d,8eが形成されている。印刷絵柄はブランク板の表面のポリエチレン層面に熱接着される領域を除いて形成される。

0011

接着強度調整層7a,7b は頂部形成板12,14 の表面同志が熱接着される領域のほぼ全面に、また接着強度調整層8a,8b,8c,8d,8eは底部形成板22,23,24の表面同志が熱接着される領域のほぼ全面にそれぞれ形成されており、接着強度調整層8aの内部領域には接着強度調整層非形成部9a,9b が、接着強度調整層8bの内部領域には接着強度調整層非形成部9cが、接着強度調整層8cの内部領域には接着強度調整層非形成部9d,9e が、接着強度調整層8dの内部領域には接着強度調整層非形成部9fが、接着強度調整層8eの内部領域には接着強度調整層非形成部9g,9h がそれぞれ形成されている。接着強度調整層非形成部を形成しておくことにより紙容器の頂部および底部が熱接着して形成される際に、接着強度調整層非形成部においては積層体の表面のポリエチレン層同志が熱接着されることになるので、接着強度調整層非形成部において強い接着強度が得られる。

0012

紙容器の底部を熱接着により成形する際に、図7に示すように、プレスパッドの接着強度調整層非形成部に対応する部分を0.5mm程度高くした状態で加圧する強圧部10a, 10b, 10g, 10hとすることにより、接着強度調整層非形成部の領域を強く加圧できるので、接着強度調整層非形成部における表面のポリエチレン層同志の接着強度を強くすることが可能となり、底部形成板の外面同志の接着部が剥離してしまうのを防止できる。図7において、強圧部10a は接着強度調整層非形成部9aに、強圧部10b は接着強度調整層非形成部9bに、強圧部10g は接着強度調整層非形成部9gに、強圧部10h は接着強度調整層非形成部9hにそれぞれ対応しているものである。

0013

第1実施形態では、頂部形成板12,14 の表面同志が熱接着されるいずれか一方の面に、また底部形成板22,23,24の表面同志が熱接着されるいずれか一方の面に接着強度調整層が形成された構成とされているが、頂部形成板12,14 および底部形成板22,23,24の表面同志が熱接着される両方の面に接着強度調整層を形成するようにしてもよい。両方の面に接着強度調整層を形成することにより、頂部形成板12,14 および底部形成板22,23,24の表面同志の熱接着強度を更に弱くすることができる。頂部形成板12,14 および底部形成板22,23,24の表面同志の熱接着強度を特に弱くしたい部分にのみ表面同志が熱接着される両方の面に接着強度調整層を形成するようにしてもよい。両方の面に接着強度調整層を形成する場合には、接着強度調整層非形成部が対向する位置にくるように形成しておくことが必要である。

0014

接着強度調整層は、エチレン酢酸ビニル共重合体塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン塩素化ポリプロピレン環化ゴムポリアミド系樹脂ウレタン系樹脂アクリル系樹脂セルロース系樹脂アルキッド樹脂単体またはこれらの混合物からなる樹脂インキを使用して印刷することにより形成することができるが、アクリル系樹脂からなるインキを使用するのが最も好ましい。

0015

本発明の実施形態にて使用する積層体は、図2に示すように、熱可塑性樹脂層であるポリエチレン層41と板紙層42と接着樹脂層43と剥離層44と中間基材層45と熱可塑性樹脂層であるポリエチレン層46とが積層された構成からなる。この構成とすることにより剥離層44の界面にて積層体を剥離させて、ポリエチレン層41と板紙層42と接着樹脂層43からなる紙を主体とする外面層と中間基材層45とポリエチレン層46からなるプラスチックフィルムを主体とする内面層に分離することができるものである。

0016

剥離層44として使用できる樹脂としては、中間基材層45により異なるが、例えば、中間基材層45としてアルミニウム蒸着プラスチックフィルム、アルミニウム箔を積層したプラスチックフィルムを使用し、ポリエチレン層41/板紙層42/接着樹脂層43/剥離層44/アルミニウム蒸着層プラスチックフィルム層/ポリエチレン層46からなる構成、ないしはポリエチレン層41/板紙層42/接着樹脂層43/剥離層44/アルミニウム箔層/プラスチックフィルム層/ポリエチレン層46からなる構成とした場合には、剥離層44をシェラックポリアミド樹脂ポリエステル樹脂アクリル樹脂ブチラール樹脂塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂にて形成することにより、積層体を接着樹脂層43と剥離層44間で剥離させることができ、剥離層44をエチレン−酢酸ビニル共重合体にて形成することにより、積層体を剥離層44とアルミニウム蒸着層ないしはアルミニウム箔層との界面で剥離させことができる。

0017

積層体を上記の構成とすることにより、接着樹脂層43と剥離層44間の接着強度ないしは剥離層44と中間基材層45を構成するアルミニウム箔層又はアルミニウム蒸着層間の接着強度を10〜100g/15mm巾とすることができるので、ゲーベルトップ型等の液体用紙容器とした場合においても実用的に問題がない強度が得られ、且つ剥離層44の界面にて積層体を剥離させて外面層と内面層に分離することができるものである。

0018

図1に示すブランク板を使用して作製されたゲーベルトップ型液体用紙容器の頂部および底部を解体するには、先ず、図3(イ)に示す容器頂部の頂部接着部15を剥離して開き、図3(ロ)に示す状態として、側面板4および側面板2を折目線6aにてそれぞれ内方に折り曲げるとともに頂部形成板14および頂部形成板12を折目線6bにてそれぞれ内方に折り曲げる。次いで、図4(イ)に示す容器底部の底端縁接着部25を底面から剥離させて起こし、図4(ロ)に示す状態としてから、図4(ハ)に示すように底端縁接着部25の外面同志の接着部を剥離させて開いた状態として、側面板4および側面板2を折目線6aにてそれぞれ内方に折り曲げるとともに底部形成板24および頂部形成板12を折目線6cにてそれぞれ内方に折り曲げて折り畳んだ状態とする。紙容器の頂部および底部を解体し折り畳んだ後に、図5に示すように、頂部接着部15を剥離させた頂部形成板の上端部を掴んで対角線方向に外側に引っ張ることにより、頂部接着部15における頂部形成板11,12,13,14 の内面同志の接着を剥離させて開口させることができる。

0019

頂部接着部15における頂部形成板11,12,13,14 の内面同志の接着を剥離させることにより、頂部形成板11,12,13,14 の内面同志の接着部の上端縁ないしは下端縁にて積層体が剥離層44の界面で剥離してくる。その剥離した部分を掴んで、図6に示すように、積層体の外面層を剥離させてゆくことにより、積層体を外面層と内面層に分離することができる。分離したポリエチレン層41と板紙層42と接着樹脂層43からなる紙を主体とする外面層は再利用が可能となり、中間基材層45とポリエチレン層46からなるプラスチックフィルムを主体とする内面層は嵩が小さくなり廃棄し易くなる。剥離層44は使用する樹脂の種類により内面層に付着した状態ないしは外面層に付着した状態で剥離される。

0020

実施形態の積層体における接着樹脂層43としては低密度ポリエチレンアイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体EMAA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)を使用することができるが、価格、作業性の面から低密度ポリエチレンを使用するのが好ましい。

0021

ポリエチレン層41としては低密度ポリエチレンが使用され、ポリエチレン層46としては低密度ポリエチレン、中低密度ポリエチレン線状低密度ポリエチレンシングルサイト触媒を用いて重合したエチレン−αオレフイン共重合体等が使用される。板紙層42としては250〜450g/m2 の坪量の紙が使用される。中間基材層45としてはプラスチックフィルム、ないしはアルミニウム箔,アルミニウム蒸着層,金属酸化物蒸着層を有するプラスチックフィルムが使用される。プラスチックフィルムとしては蒸着加工適性および耐熱性に優れた2軸延伸ポリエチレンテレフタレート、2軸延伸ナイロン、2軸延伸ポリプロピレン等の2軸延伸フイルムが使用される。

発明の効果

0022

外面から順に熱可塑性樹脂層と紙層と接着樹脂層と剥離層と中間基材層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、角筒状の胴部を形成する側面板及び頂部形成板、底部形成板を有する紙容器であって、頂部形成板および底部形成板の外面同志が熱接着される領域に接着強度調整層が形成された構成とすることにより、使用済の紙容器の頂部および底部の外面同志が接着された部分を簡単に剥離させて解体し、解体した頂部または底部から積層体を剥離層の界面にて剥離させて紙を主体とする外面層とプラスチックを主体とする内面層に分離できるので、外面層は再利用が可能となり内面層は嵩が少なくなって廃棄しやすくなる。また、接着強度調整層の内部領域に接着強度調整層非形成部を形成し、接着強度調整層非形成部の面積を頂部形成板および底部形成板の外面同志が接着される面積の5〜35%とすることにより、頂部形成板および底部形成板の外面同志が接着強度調整層非形成部において強く接着するので、ゲーベルトップ型等の紙容器とした場合においても十分な実用強度が得られる。更に、底部を熱接着により形成する際に接着強度調整層非形成部が重なり接着する部位を強く圧着することにより、接着強度調整層非形成部にてより強く接着するので、十分な底部の実用強度が得られる。上記の液体用紙容器において、両側面板及び両側面板に連接された頂部形成板及び底部形成板にそれぞれ折曲線が形成された構成とすることにより、紙容器の頂部および底部を解体した後に、両側面板及び両側面板に連接された頂部形成板及び底部形成板が折り曲げ易くなるので容器を折り畳むのが容易となる。

図面の簡単な説明

0023

図1本発明の実施形態のブランク板を示す平面図。
図2本発明の実施形態の積層体の構成を示す断面図。
図3(イ)、(ロ)は実施形態の頂部を解体する手順を示す図。
図4(イ)、(ロ)、(ハ)は実施形態の底部を解体する手順を示す図。
図5実施形態の積層体を剥離させるきっかけをつくる方法を示す斜視図。
図6実施形態の積層体の外面層を剥離する状態を示す斜視図。
図7実施形態の底面図。

--

0024

1,2, 3, 4側面板
5接着板
11, 12, 13, 14頂部形成板
15 頂部接着部
21, 22, 23, 24底部形成板
25底端縁接着部
6a, 6b, 6c折曲線
7a, 7b接着強度調整層
8a, 8b, 8c, 8d, 8e 接着強度調整層
9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f, 9g, 9h 接着強度調整層非形成部
41熱可塑性樹脂層
42板紙層
43接着樹脂層
44剥離層
45中間基材層
46 熱可塑性樹脂層
10a, 10b, 10g, 10h 強圧部

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