図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2000年11月28日)のものです。
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図面 (6)

課題

本発明は抗張体としてのスチールコードオーバーラップジョイント構造をもつゴムクローラに関し、更に詳しく言えば、かかるゴムクローラの使用中にあって直進性の良いゴムクローラにかかるものである。

解決手段

有端のゴム弾性体長手方向に向かうスチールコードが幅方向に列状をなして埋設され、両端より突出するスチールコードをオーバーラップしてジョイント部を構成したゴムクローラであって、前記スチールコードをゴムクローラの幅方向に対しS撚りコード群とZ撚りコード群とを交互に並べた構造としたことを特徴とする直進性にすぐれたゴムクローラ。1‥S撚りスチールコード、2‥Z撚りスチールコード、10‥ゴムクローラ、11‥芯金

概要

背景

ゴムクローラ走行時にスプロケットアイドラー間に大きな張力掛けた状態で走行に供されるため、ゴムクローラの長手方向に抗張体としてスチールコードが連続的に埋設されている。しかるにこのスチールコードは細線撚り、更に例えば7×7構造としたものが使用されるところ、通常はS撚り又はZ撚りのスチールコードが単独で用いられる。従って、抗張体としてスチールコードを横方向に並べたゴムクローラは撚り方向によって右又は左方向に向う力が生じゴムクローラの直進性に問題が生じることがある。

従来技術の一つとしての特開平8ー320051号にあっては、ゴムクローラを幅方向の中央を境として左右に夫々S撚り及びZ撚りのスチールコードをエンドレス状に配置してゴム中に埋設した構造のものが提案されてはいるが、ゴム中にエンドレス状にスチールコードを配置することが難しいばかりでなく、左右に別々のスチールコードを巻き付けることは製造装置が極めて大掛りとなり実現的でない。

概要

本発明は抗張体としてのスチールコードがオーバーラップジョイント構造をもつゴムクローラに関し、更に詳しく言えば、かかるゴムクローラの使用中にあって直進性の良いゴムクローラにかかるものである。

有端のゴム弾性体の長手方向に向かうスチールコードが幅方向に列状をなして埋設され、両端より突出するスチールコードをオーバーラップしてジョイント部を構成したゴムクローラであって、前記スチールコードをゴムクローラの幅方向に対しS撚りコード群とZ撚りコード群とを交互に並べた構造としたことを特徴とする直進性にすぐれたゴムクローラ。1‥S撚りスチールコード、2‥Z撚りスチールコード、10‥ゴムクローラ、11‥芯金

目的

本発明はかかる従来の技術に鑑みてなされたものであって、直進性の高いゴムクローラを安価に提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

有端のゴム弾性体長手方向に向かうスチールコード幅方向に列状をなして埋設され、両端より突出するスチールコードをオーバーラップしてジョイント部を構成したゴムクローラであって、前記スチールコードをゴムクローラの幅方向に対しS撚りコード群とZ撚りコード群とを交互に並べた構造としたことを特徴とする直進性にすぐれたゴムクローラ。

請求項2

前記コード群が1本又は複数本である請求項第1項記載のゴムクローラ。

請求項3

S撚りスチールコード群とZ撚りスチールコード群とを交互に横並べし、上下より未加硫ゴムシートにて被覆した板状シートを得、当該板状シートをゴムクローラを成形するモールド内にセットし、このモールド内に未加硫ゴム充填後、加圧・加熱してスチールコードが埋設された有端のゴム弾性体を得、この両端より突出したスチールコードをオーバーラップし、かかる部位に未加硫ゴムを充填し、加圧・加熱して無端体としたことを特徴とする直進性にすぐれたゴムクローラの製法

請求項4

各コード群が1本或いは複数本である請求項第4項記載のゴムクローラの製法。

技術分野

0001

本発明は抗張体としてのスチールコードオーバーラップジョイント構造をもつゴムクローラに関し、更に詳しく言えば、かかるゴムクローラの使用中にあって直進性の良いゴムクローラにかかるものである。

背景技術

0002

ゴムクローラは走行時にスプロケットアイドラー間に大きな張力掛けた状態で走行に供されるため、ゴムクローラの長手方向に抗張体としてスチールコードが連続的に埋設されている。しかるにこのスチールコードは細線撚り、更に例えば7×7構造としたものが使用されるところ、通常はS撚り又はZ撚りのスチールコードが単独で用いられる。従って、抗張体としてスチールコードを横方向に並べたゴムクローラは撚り方向によって右又は左方向に向う力が生じゴムクローラの直進性に問題が生じることがある。

0003

従来技術の一つとしての特開平8ー320051号にあっては、ゴムクローラを幅方向の中央を境として左右に夫々S撚り及びZ撚りのスチールコードをエンドレス状に配置してゴム中に埋設した構造のものが提案されてはいるが、ゴム中にエンドレス状にスチールコードを配置することが難しいばかりでなく、左右に別々のスチールコードを巻き付けることは製造装置が極めて大掛りとなり実現的でない。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明はかかる従来の技術に鑑みてなされたものであって、直進性の高いゴムクローラを安価に提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0005

本発明の第1は、有端のゴム弾性体の長手方向に向かうスチールコードが幅方向に列状をなして埋設され、両端より突出するスチールコードをオーバーラップしてジョイント部を構成したゴムクローラであって、前記スチールコードをゴムクローラの幅方向に対しS撚りコード群とZ撚りコード群とを交互に並べた構造とした直進性にすぐれたゴムクローラであり、前記コード群が1本又は複数本で、そのオーバラップ部の長さは予定される張力によって任意に決定される。

0006

本発明の第2は、S撚りスチールコード群とZ撚りスチールコード群とを交互に横並べし、上下より未加硫ゴムシートにて被覆した板状シートを得、当該板状シートをゴムクローラを成形するモールド内にセットし、このモールド内に未加硫ゴム充填後、加圧・加熱してスチールコードが埋設された有端のゴム弾性体を得、この両端より突出したスチールコードをオーバーラップし、かかる部位に未加硫ゴムを充填し、加圧・加熱して無端体とした直進性にすぐれたゴムクローラの製法であって、各コード群が1本或いは複数本である。

発明を実施するための最良の形態

0007

本発明によるゴムクローラはスチールコードのオーバーラップジョイント構造を持ち、S方向に撚られたスチールコードとZ方向に撚られたスチールコードをゴムクローラの幅方向に交互に並べることによりえられる。

0008

前記従来例におけるゴムクローラのエンドレス構造のスチールコードの場合には、ドラム上でS撚りとZ撚りを2本同時に巻き取る必要があり、極めて生産性が悪いが、オーバーラップジョイント構造を持つ場合には事前に多本数のスチールコードを並べて、カレンダー等でゴムを被覆して作られた板状の成型物を使用してゴムクローラを製造できるため、生産性が良い上にスチールコードもゴムクローラの長手方向に対して左右にS撚りとZ撚りとがほぼ均等に並ぶため、直進性の良いゴムクローラが得られることになる。本発明のスチールコードに関して言えばS撚りとZ撚りのコード群は基本的に同数であり、その本数は1本或いは複数本交互に並べたものである。

0009

以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説明する。図1は抗張体としてのスチールコードを1本おきに交互にS撚りとZ撚りを配置した板状シート10aを示すものであり、これはS撚りのスチールコード1とZ撚りのスチールコード2とを交互に配置し、この上下よりカバーゴム3、4として接着性の良好な未加硫ゴムシートよりはさみ、図示しないステッチャーにてスチールコード1、2の長手方向に向かってこのコード1、2に沿って押圧して板状シート10aを形成したものである。

0010

図2はS撚りスチールコード1とZ撚りスチールコード2とを2本づつ交互に配置し、これをカバーゴム3、4をもってはさみ込んだ板シート10bを示すものである。

0011

尚、図3図2の変形例であり、S撚りスチールコード1とZ撚りスチールコード2とを2本づつを一群とし、これを交互に配置し、これをカバーゴム3、4をもってはさみ込んだ板状シート10cを示すものである。

0012

このように板状シートは1本又は複数本づつS撚り及びZ撚りのスチールコードを交互に配置したものであって、一方側に捩れようとする傾向にあるスチールコードに対し、他方側に捩れる傾向にあるスチールコード群を交互に配置してこの捩れを打ち消すものであって、これらがゴムクローラ中に抗張体としてその長手方向に埋設された際には左右の幅方向への捩れの発生が著しく低減され、ゴムクローラの直進性が確保されるものである。

0013

図4及び図5は板状シート10bを用いたゴムクローラ10の断面図であって、芯金11を外囲いして板状シート10bが埋設されて加硫されるものである。そして、エンドレスジョイント部20としては、板状シート10b内のスチールコード1、2の先端を20mm程度オーバーラップさせてなり、この部位に未加硫ゴムを充填した後に再加硫して連続体とするものである。かかるオーバーラップの程度はゴムクローラの大きさにもよるが前記した範囲内が好ましく、余りオーバーラップ部が短いと使用中に抜けが発生し、又、その程度が大きいとこの部位の剛性が目立つようになってしまう。図中、符号12はゴムクローラの外周に形成されるゴムラグであり、板状シート10bにおけるカバーゴム3、4は他の未加硫ゴムと共に加硫されて完全に一体化する。

0014

本発明の板状シート10a、10b、‥‥はS撚りZ撚りのスチールコード1、2を1本又は複数本づつ群を形成して交互に配置されるものであって、この群の数も1つ又は複数群が選択される。

0015

前記例にあっては芯金をゴム中に埋設したゴムクローラの断面を示したが、図示はしないが芯金の埋設されていないゴムクローラに使用することができることは当然である。この場合、ゴムクローラの左右幅方向に夫々S撚りスチールコード群、Z撚りスチールコード群を一群づつ配置することができることは言うまでもない。

発明の効果

0016

本発明のゴムクローラにあっては、ゴムクローラに直進性を与えることができると共に、その製造コストは従来のエンドレスに巻き付ける場合に比べて極めて安価に製造することができることとなった。

図面の簡単な説明

0017

図1図1は抗張体としてのスチールコードを1本おきに交互にS撚りとZ撚りを配置した板状シート10aを示す。
図2図2は抗張体としてのスチールコードを2本おきに交互にS撚りとZ撚りを配置した板状シート10bを示す。
図3図3図2の変形例を示す板状シート10cである。
図4図4は本発明のゴムクローラの幅方向断面図である。
図5図5は本発明のゴムクローラの長手方向断面図である。

--

0018

1‥S撚りスチールコード、
2‥Z撚りスチールコード、
3、4‥未加硫ゴムシート(カバーゴム)、
10a、10b、10c‥板状シート、
10‥ゴムクローラ、
11‥芯金、
12‥ゴムラグ、
20‥エンドレスジョイント部。

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