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図面 (16)

課題

従来のプリンタ印刷ステムでは、プリンタで文書保管を行う時、プリンタ内部で展開したドットイメージ形式で保管していた。そのため、再印刷の性能は高いが、編集の自由度が少なく、編集時に画質劣化が発生するという課題があった。

解決手段

計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、計算機が生成した文書の印刷と保管の任意の組合せをプリンタに指示し、文書をプリンタに送信し、上記プリンタが文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、文書についての印刷と保管を行う。

概要

背景

従来のプリンタ、及び印刷ステムでは、計算機で作成した印刷内容をプリンタに転送して印刷しており、印刷そのものに主眼が置かれていた。一部のプリンタ、印刷システムでは、プリンタに文書保管し、それを再印刷や再編集等の目的で再利用するものも現れてきた。ここで、文書とは、文字記号画像信号などの任意の組合せからなる。

概要

従来のプリンタや印刷システムでは、プリンタで文書の保管を行う時、プリンタ内部で展開したドットイメージ形式で保管していた。そのため、再印刷の性能は高いが、編集の自由度が少なく、編集時に画質劣化が発生するという課題があった。

計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、計算機が生成した文書の印刷と保管の任意の組合せをプリンタに指示し、文書をプリンタに送信し、上記プリンタが文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、文書についての印刷と保管を行う。

目的

また、従来のプリンタや印刷システムでは、プリンタに保管した文書を取出し、編集用応用プログラムで編集する時、該プログラムが必要とする文書形式保管文書の形式が一致していることを前提にしていた。従って、両者が一致していない場合、該プログラムで編集することができなかった。文書を保管するプリンタと編集用応用プログラムを同一メーカが提供するか、共同で開発する場合には一致させられたが、各々を別々に開発する場合には一致させることが難しかった。そして、実際には各々はプリンタメーカや応用プログラムメーカが別々に開発することが多かった。

本発明の第一の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、文書画像品質の劣化がなく、高性能使い勝手の良い印刷システム及び文書印刷方法を提供することである。本発明の第二の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、プリンタによる文書の保管形式と編集用応用プログラムが必要とする文書形式が一致していない場合でも、両者が共存できる印刷システム及び文書印刷方法を提供し、ユーザの利便性、使い勝手を高めることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
8件

この技術が所属する分野

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請求項1

計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷ステムにおいて、前記計算機が生成した文書の印刷と保管の任意の組合せをプリンタに指示し、該文書をプリンタに送信し、プリンタが該文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、該文書に対する印刷と保管を行うことを特徴とする文書印刷方法

請求項2

計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、前記計算機は文書を生成するプログラムと、該文書をPDL文書に変換するプリンタ論理ドライバ部を有し、前記計算機がPDL文書の印刷と保管の任意の組合せをプリンタに指示し、PDL文書をプリンタに送信し、プリンタがPDL文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、PDL文書に対する印刷と保管を行うことを特徴とする文書印刷方法。

請求項3

計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、前記計算機は、において、PDL文書についてのプリンタによる印刷と保管の任意の組合せを指示するプログラムを有し、PDL文書をプリンタに送信し、プリンタがPDL文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、PDL文書に対する印刷と保管を行うことを特徴とする文書印刷方法。

請求項4

印刷システムにおいて、計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式としてPDL形式ドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、前記プリンタが計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管することを特徴とする請求項1乃至3記載の文書印刷方法。

請求項5

印刷システムにおいて、計算機からプリンタへ保管庫に格納されている文書についての再印刷要求を行い、プリンタは該プリンタの保管庫にドットイメージ形式の文書が保管されているか判定し、あればドットイメージ形式の文書を用いて再印刷を行い、なければPDL形式の文書を、描画した後、再印刷を行うことを特徴とする請求項2乃至4記載の文書印刷方法。

請求項6

印刷システムにおいて、計算機からプリンタの保管庫にPDL形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行うと、プリンタ内のPDL形式の文書を読出し、表示・編集することを特徴とする請求項2乃至4記載の文書印刷方法。

請求項7

印刷システムにおいて、計算機からプリンタの保管庫に文書を保管形式で保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行って、プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と同じか判定し、同じならば、そのまま読出して計算機に転送し、異なるならば、プリンタ内の文書形式変換部を用いて、該保管庫に保管されている保管形式の文書の形式を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の文書生成プログラム又は組合せ指示プログラムの一つである編集応用プログラムが、プリンタから転送された表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行うことを特徴とする請求項2乃至4記載の文書印刷方法。

請求項8

印刷システムにおいて、編集時の画質保証するため、計算機からプリンタの保管庫にPDL形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行って、プリンタが、プリンタ内のPDL形式変換部を用いて、保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の文書生成プログラム又は組合せ指示プログラムの一つである編集応用プログラム1部が、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行うことを特徴とする請求項2乃至4記載の文書印刷方法。

請求項9

印刷システムにおいて、計算機からプリンタの保管庫にPDL形式と呼ぶ保管形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ文書についての表示・編集要求を行って、プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じであるならばそのまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内のPDL形式変換部を用いて、保管庫に保管されているPDL形式(保管形式)の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の文書生成プログラム又は組合せ指示プログラムの一つである編集応用プログラム1部が、プリンタから転送された前記表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行うことを特徴とする請求項2乃至4記載の文書印刷方法。

請求項10

印刷システムにおいて、計算機からプリンタの保管庫に圧縮タイプ又は非圧縮タイプのドットイメージ形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行って、プリンタがプリンタ内の文書の形式を判定し、非圧縮タイプのドットイメージ形式ならばそのまま読出し、計算機に転送し、圧縮タイプのドットイメージ形式ならば、イメージ形式変換部を用いて、保管庫に保管されている圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上の文書生成プログラム又は組合せ指示プログラムの一つである編集応用プログラム2部が、プリンタから転送された非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を読出し、表示と編集を行うことを特徴とする請求項2乃至4記載の文書印刷方法。

請求項11

印刷システムにおいて、計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式としてPDL形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せを指示し、前記プリンタが計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管することを特徴とする請求項1乃至3記載の文書印刷方法。

請求項12

印刷システムにおいて、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての再印刷要求を該文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、判定結果に応じ最適な方法で再印刷を行うことを特徴とする請求項11記載の文書印刷方法。

請求項13

印刷システムにおいて、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集を該文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、判定結果に応じ最適な方法で、計算機上の文書生成プログラム又は組合せ指示プログラムが表示・編集を行うことを特徴とする請求項11記載の文書印刷方法。

請求項14

計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、前記計算機内の文書をプリンタコントローラ内の保管フォルダファイル転送により転送し一時格納し、一時格納が正常終了したのを確認した後、一時格納された該保管フォルダから、プリンタコントローラ内の目的とする保管エリアへ文書を保管し直すことを特徴とする文書印刷方法。

請求項15

計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、計算機内の文書のプリンタコントローラ内の保管庫への格納を、(1) 計算機内の保管庫管理指示部がプリンタコントローラ内の保管庫管理サービス部に、ドキュメント保存開始要求をその付随パラメータとして保管フォルダ名を付けて発行し、(2) 保管庫管理サービス部が上記要求に従い、ファイル転送受信部が受信したファイルを格納するためのワークディレクトリをその名称を、上記要求の付随パラメータで指定された保管フォルダ名として作成した後、プリンタコントローラがこの保管フォルダ名の下に、受信した文書ファイルを格納し、(3) 保管庫管理指示部がファイル転送送信部に対し、ドキュメント転送指示を発行し、文書ファイルの列の計算機からプリンタコントローラへの転送を、付随パラメータとして文書ファイル名の列を付けて指示し、(4) ファイル転送送信部がファイル転送受信部に対し、ファイル送信指示を発行することにより文書ファイルの列を、付随パラメータに文書ファイル名の列を付けて転送し、(5) ファイル転送受信部は受信した文書ファイルの列を、保管フォルダの下に、格納し、(6) ファイル転送受信部が上記(5)において、すべての文書ファイルを保管フォルダに格納し終えたら、転送終了報告をファイル転送送信部に送信し、(7) ファイル転送送信部保管庫管理指示部内の転送終了確認部に、上記転送終了報告を送信し、すべての文書ファイルのプリンタコントローラ内の保管フォルダへの格納を確認した旨報告し、(8) 保管庫管理指示部が保管庫管理サービス部に対し、ドキュメント保存終了要求を発行し、上記保管フォルダに受信済みの文書ファイルの列の、保管庫への格納を、付随パラメータとして各文書について(a)新規保管フォルダ名と(b)新規ファイル名の組の列を付けて、指示し、この(a)と(b)の指定で、各文書ファイルについて格納先フォルダ名と文書名を新規に付け直すことを可能とし、(9) 最後に、保管庫管理サービス部の保管庫格納部が、保管フォルダ内の各文書を、保管庫に(a)と(b)の指定に従い格納する、という手順で行ったことを特徴とする文書印刷方法。

技術分野

(9)プリンタの状態表示

背景技術

0001

本発明は、パーソナルコンピュータワークステーション等の計算機が利用するプリンタ、及び該プリンタを用いた文書印刷システム及び、これを用いた文書印刷方法に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

従来のプリンタ、及び印刷ステムでは、計算機で作成した印刷内容をプリンタに転送して印刷しており、印刷そのものに主眼が置かれていた。一部のプリンタ、印刷システムでは、プリンタに文書保管し、それを再印刷や再編集等の目的で再利用するものも現れてきた。ここで、文書とは、文字記号画像信号などの任意の組合せからなる。

0003

しかし、従来のプリンタや印刷システムでは、プリンタが前述の保管を行う時、各計算機が作成し、送信した印刷コマンドベル(以後印刷コマンドをPDLとも呼ぶ)で行わず、プリンタ内部で展開したドットイメージレベル(以後単にドットイメージをイメージとも呼ぶ)で行う。そのため、再印刷の性能は高いが、編集の自由度が少なく、編集時に画質劣化が発生するという問題点があった。具体的には、保管されている文書に対し、n up、中綴じ袋綴じ無線綴じ等の面付け編集や拡大縮小を行うと、保管されているドットイメージについての拡大又は縮小がなされる。この時、1倍でない拡大縮小(x倍又は1/x倍、ここでxは1でない)を行うと、基本的に画質の劣化が発生する。

0004

また、従来のプリンタや印刷システムでは、プリンタに保管した文書を取出し、編集用応用プログラムで編集する時、該プログラムが必要とする文書形式保管文書形式が一致していることを前提にしていた。従って、両者が一致していない場合、該プログラムで編集することができなかった。文書を保管するプリンタと編集用応用プログラムを同一メーカが提供するか、共同で開発する場合には一致させられたが、各々を別々に開発する場合には一致させることが難しかった。そして、実際には各々はプリンタメーカや応用プログラムメーカが別々に開発することが多かった。

課題を解決するための手段

0005

本発明の第一の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、文書画像品質の劣化がなく、高性能使い勝手の良い印刷システム及び文書印刷方法を提供することである。本発明の第二の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、プリンタによる文書の保管形式と編集用応用プログラムが必要とする文書形式が一致していない場合でも、両者が共存できる印刷システム及び文書印刷方法を提供し、ユーザの利便性、使い勝手を高めることを目的とする。

0006

前記課題を解決するため、本発明では以下のような手段を採用した。

0007

本発明による第1の文書印刷方法は、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、計算機が生成した文書の印刷と保管の任意の組合せをプリンタに指示し、該文書をプリンタに送信し、プリンタが上記文書を上記計算機から受信し、上記計算機からの指示に従い、文書に対する印刷と保管を行うことを特徴とする。

0008

本発明による第2の文書印刷方法は、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、計算機では文書生成プログラム(タイプ1応用プログラムとする)が文書を生成し、該文書を該計算機上のプリンタ論理ドライバ部によりPDL文書に変換し、計算機が該PDL文書の印刷と保管の任意の組合せをプリンタに指示し、該PDL文書をプリンタに送信し、プリンタがPDL文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、PDL文書に対する印刷と保管を行うことを特徴とする。

0009

本発明による第3の文書印刷方法は、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、計算機では組合せ指示プログラム(タイプ2応用プログラムとする)がPDL文書についてのプリンタによる印刷と保管の任意の組合せをプリンタに指示し、該PDL文書をプリンタに送信し、プリンタがPDL文書を計算機から受信し、計算機からの指示に従い、PDL文書に対する印刷と保管を行うことを特徴とする。

0010

また、本発明による第1、第2、又は第3の文書印刷方法において、計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式としてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せを指示できるようにし、計算機が計算機からの保管形式の指示に従い、PDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管することができるようにした。

0011

さらに、本発明による第1、2、3、4の文書印刷方法システムにおいて、計算機からプリンタへ保管庫に格納されている文書についての再印刷要求を行い、プリンタはプリンタの保管庫にドットイメージ形式の文書が保管されているか判定し、あればドットイメージ形式の文書を用いて再印刷を行い、なければPDL形式の文書を、描画した後、再印刷を行うようにした。

0012

さらに、本発明による第1、2、3、4、5の文書印刷方法において、計算機からプリンタの保管庫にPDL形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行うと、プリンタ内の該PDL形式の文書を読出し、表示・編集できるようにした。

0013

また、本発明による第2、3、4、5、又は6の文書印刷方法において、計算機からプリンタの保管庫に文書を保管形式で保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行うと、プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じならそのまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタ内の文書形式変換部を用いて、該保管庫に保管されている保管形式の文書の形式を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上のタイプ1応用プログラム又はタイプ2応用プログラムの一つである編集応用プログラムが、プリンタから転送された上記表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行うようにした。

0014

また、本発明による第2、3、4、5、又は6の文書印刷方法において、計算機からプリンタの保管庫にPDL形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行うと、プリンタが、プリンタ内のPDL形式変換部を用いて、該保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上のタイプ1応用プログラム又はタイプ2応用プログラムの一つである編集応用プログラム1部が、プリンタから転送された上記表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行うようにした。

0015

また、本発明による第2、3、4、5、又は6の文書印刷方法において、計算機からプリンタの保管庫にPDL形式と呼ぶ保管形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行うと、プリンタがプリンタ内の保管文書の形式が計算機上の編集応用プログラムの要求する表示・編集形式と呼ぶ文書形式と同じか判定し、同じならそのまま読出し、計算機に転送し、異なるならば、プリンタがプリンタ内のPDL形式変換部を用いて、該保管庫に保管されているPDL形式の文書を表示・編集形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上のタイプ1応用プログラム又はタイプ2応用プログラムの一つである編集応用プログラム1部が、プリンタから転送された上記表示・編集形式の文書を読出し、表示と編集を行うようにした。

0016

また、本発明による第2、3、4、5、又は6の文書印刷方法において、計算機からプリンタの保管庫に圧縮タイプ又は非圧縮タイプのドットイメージ形式で文書を保管しておき、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集要求を行うと、プリンタがプリンタ内の文書の形式を判定し、非圧縮タイプのドットイメージ形式ならばそのまま読出し、計算機に転送し、圧縮タイプのドットイメージ形式ならば、イメージ形式変換部を用いて、該保管庫に保管されている圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書に変換した後、計算機に転送し、計算機上のタイプ1応用プログラム又はタイプ2応用プログラムの一つである編集応用プログラム2部が、プリンタから転送された上記非圧縮タイプのドットイメージ形式の文書を読出し、表示と編集を行うようにした。

0017

また、本発明による第1、2、3の文書印刷方法において、計算機がプリンタに文書の保管を指示する際、保管形式としてPDL形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せを指示できるようにし、プリンタが計算機からの上記保管形式の指示に従い、PDL形式、表示・編集形式、ドットイメージ形式の任意の組合せで、文書を保管することができるようにした。

0018

本発明による第11の文書印刷方法において、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての再印刷要求を上記文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、その判定結果に応じ最適な方法で再印刷を行うようにした。

0019

本発明による第11の文書印刷方法において、保管庫に格納されている各文書を文書名とその属性で管理し、該属性にPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式の任意の組合せである保管形式群を含め、計算機からプリンタへ該文書についての表示・編集を上記文書名で行うと、プリンタ内の再印刷処理部が、該文書名で保管庫に格納されている文書の属性の一つである保管形式群に基づき、該文書がPDL形式、表示・編集形式、非圧縮タイプのドットイメージ形式、圧縮タイプのドットイメージ形式のうちどの組合せで保管されているか判定し、その判定結果に応じ最適な方法で、計算機上のタイプ1応用プログラム又はタイプ2応用プログラムが表示・編集を行うようにした。

0020

本発明による第14の文書印刷方法において、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、計算機内の文書をプリンタコントローラ内の保管フォルダファイル転送により転送し一時格納し、その一時格納が正常終了したのを確認した後、一時格納された該保管フォルダから、プリンタコントローラ内の目的とする保管エリアへ文書を保管し直すようにした。

0021

本発明による第15の文書印刷方法において、計算機と、計算機と直接接続されるか又はネットワーク経由で間接的に接続されたプリンタとからなる印刷システムにおいて、計算機内の文書のプリンタコントローラ内の保管庫への格納を、(1) 計算機内の保管庫管理指示部がプリンタコントローラ内の保管庫管理サービス部に、ドキュメント保存開始要求をその付随パラメータとして保管フォルダ名を付けて発行し、(2) 保管庫管理サービス部が上記要求に従い、ファイル転送受信部が受信したファイルを格納するためのワークディレクトリをその名称を、上記要求の付随パラメータで指定された保管フォルダ名として作成した後、プリンタコントローラがこの保管フォルダ名の下に、受信した文書ファイルを格納し、(3) 保管庫管理指示部がファイル転送送信部に対し、ドキュメント転送指示を発行し、文書ファイルの列の計算機からプリンタコントローラへの転送を、付随パラメータとして文書ファイル名の列を付けて指示し、(4) ファイル転送送信部がファイル転送受信部に対し、ファイル送信指示を発行することにより文書ファイルの列を、付随パラメータに文書ファイル名の列を付けて転送し、(5) ファイル転送受信部は受信した文書ファイルの列を、保管フォルダの下に、格納し、(6) ファイル転送受信部が上記(5)において、すべての文書ファイルを保管フォルダに格納し終えたら、転送終了報告をファイル転送送信部に送信し、(7) ファイル転送送信部保管庫管理指示部内の転送終了確認部に、上記転送終了報告を送信し、すべての文書ファイルのプリンタコントローラ内の保管フォルダへの格納を確認した旨報告し、(8) 保管庫管理指示部が保管庫管理サービス部に対し、ドキュメント保存終了要求を発行し、上記保管フォルダに受信済みの文書ファイルの列の、保管庫への格納を、付随パラメータとして各文書について(a)新規保管フォルダ名と(b)新規ファイル名の組の列を付けて、指示し、この(a)と(b)の指定で、各文書ファイルについて格納先フォルダ名と文書名を新規に付け直すことを可能とし、(9) 最後に、保管庫管理サービス部の保管庫格納部が、保管フォルダ内の各文書を、保管庫に(a)と(b)の指定に従い格納する、という手順で行うようにした。

0022

以下、本発明の第一実施例について詳細に説明する。初めに図1を用いて、本印刷システムの全体構成を説明する。

0023

該印刷システムは、ネットワーク400 、第1の計算機310 、第2の計算機320、第3の計算機330 、及びプリンタ100 とからなる。各計算機(310 、320 、330 )とプリンタ100 はネットワーク400 に接続されている。

0024

プリンタ100 はプリンタコントローラ200 とプリンタエンジン500 で構成する。プリンタコントローラ200 は上述の各計算機(310 、320 、330 )から、PDL文書と呼ばれる印刷コマンド列を受信し、一連印刷処理を行った後、プリンタエンジン500 にドットイメージデータを送信する。プリンタエンジン500 は、上記ドットイメージデータを受信し、プリンタメカニズムを用いて用紙への物理的な印刷を行う。プリンタメカニズムとしては、レーザ光学系利用電子写真LED利用電子写真、液晶シャッタ利用電子写真、インクジェットシャトル型インパクト、等の各種方法を用いることができる。

0025

以下の説明は電子写真方式ページプリンタの場合について行う。メカニズムとしてインクジェット等の他のものを用いた場合、印刷単位ラインとするラインプリンタ方式を用いた場合についても、同様に実現することができる。

0026

なお、各計算機は、プリンタに文書の印刷や保管等の処理を依頼する機器であり、クライアントとも呼ぶ。以後計算機とともに、クライアントとという名称も用いる。

0027

各計算機(310 、320 、330 )は、図3を用いて後で説明するように、タイプ1応用プログラム部3140が文書を生成した後、プリンタ論理ドライバ部3130に対し、文書のPDL文書への変換と、変換後の該PDL文書についての印刷と保管の任意の組合せでの実行を、プリンタに指示する。プリンタ論理ドライバ部3130は、タイプ1応用プログラム部3140から文書(該応用プログラムが定める形式で記述されている)を受信し、PDL文書に変換した後、タイプ1応用プログラム部3140が指示した処理(印刷と保管の任意の組合せ)を、プリンタ100 に指示し、該PDL文書をプリンタ100 に送信する。

0028

また各計算機(310 、320 、330 )において、タイプ2応用プログラム部3150は各計算機のファイル等に格納済みのPDL文書に対し、印刷と保管を、任意の組合せで行うよう、プリンタに指示する。

0029

またプリンタ100 はPDL文書を各計算機(310 、320 、330 )から受信し、各計算機からの指示に従い、PDL文書についての印刷や保管を行う。詳細については、図2図6を用いて後で説明する。

0030

次に図3を用いて、各計算機(310 、320 、330 )の構成について、説明する。各計算機(310 、320 、330 )は、すべて図3の構成とした。計算機300 は第1の通信部3110、第1のOSカーネル部3120、プリンタ論理ドライバ部3130、タイプ1応用プログラム部3140、タイプ2応用プログラム部3150、スプール制御指示部3160、保管庫管理指示部3170、プリンタ構成管理指示部3180で構成する。

0031

第1の通信部3110は、ネットワーク400 を介し、計算機300 がネットワーク400 上の各種装置(計算機、プリンタ、スキャナ等)と通信を行うための、ハードウェアソフトウェアで構成する。なお、スキャナは図からは省略した。 第1のOSカーネル部3120は、計算機300 を構成するハードウェア、ユーザインターフェース等を制御するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステムとも呼ぶ)である。第1の通信部3110は第1のOSカーネル部3120の一部ともみなせるが、そこを明記するために別要素として記述した。

0032

タイプ1応用プログラム部3140は、ワードプロセッサ表計算、図形文書作成画像文書作成、文書レイアウト等を行うためのプログラムである。各種文書を作成するとともに、作成した文書のプリンタ100 による処理を指示する。処理としては印刷、保管を任意の組合せで指示する。

0033

プリンタ論理ドライバ部3130は、タイプ1応用プログラム部3140の作成した文書を、印刷コマンド列やページ記述言語等のプリンタコントローラ200 が受付け、印刷できる形式(以後、PDL形式と呼ぶ)に変換し、第1のOSカーネル部3120や第1の通信部3110を介して、プリンタコントローラ200 へ送信する。計算機300 とプリンタコントローラ200 の接続は、プリンタローカルI/F 410 又はネットワーク400 を用いて行う。どちらの接続を用いても、基本的な機能は同じである。

0034

PDL形式の例としては、Adobe社のPostScript(登録商標)とPDF(Portable Document Forma;登録商標)、HP社のPCL-5, PCL-5E, PCL-6, PCL-XL(登録商標)、等があげられる。

0035

スプール制御指示部3150は、計算機300 がプリンタコントローラ200 内のスプール制御サービス部2100に、そこに格納されている印刷ジョブに対する印刷待ち順序障害発生の有無とその内容等の状態参照、順序変更、削除等のスプール制御を、指示するために用いる。以上の機能を実現するためのユーザインターフェースの概要図13に示す。スプールと印刷ジョブについては、図6を用いて、後で説明する。

0036

保管庫管理指示部3170は、計算機300 がプリンタコントローラ200 内の保管庫管理サービス部2230に対し、そこに格納されている文書についての一覧表示、削除、再印刷、表示・編集等を指示するために用いる。さらに、保管庫2200内のフォルダ構成を制御するために用いる。ここで、フォルダとは保管庫2200全体を分けた小単位の入れ物であり、階層構成で構成した。文書は各フォルダに分けて格納する。フォルダにより、ユーザが多量の文書を整理して格納できるようにした。また、ユーザは保管庫から文書を探したり、検索する際、フォルダに分けてあるので、効率良く探したり、検索することができる。

0037

フォルダ構成の制御では、フォルダの作成、削除、フォルダ名称の変更等を行う。以上の機能を実現するためのユーザインターフェースの概要を、図10図11図12に示す。図10には階層構成にしたフォルダの例を示した。プリンタ構成管理指示部3180は、計算機300 からプリンタコントローラ200 内のプリンタ構成管理サービス部2700に対し、プリンタ100 の構成設定、プリンタ統計情報の参照等を指示するために用いる。

0038

また以上で説明した、計算機300 におけるユーザインターフェースの全体構成を図9に示す。

0039

以下、図2図4図5を用いて、プリンタコントローラ200 における処理内容を詳しく説明するが、それに先立ち図6を用いて、プリンタコントローラの構成を説明する。

0040

図6に示すように、プリンタコントローラ200 は第2の通信部610 、第2のOSカーネル部620 、スプール2100、保管庫2200、出力ワーク部2400、及び第2のOSカーネル部620 上の各処理部で構成する。

0041

第2のOSカーネル部620 は、プリンタコントローラ200 を構成するハードウェア、ユーザインターフェース等を制御するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステムとも呼ぶ)である。

0042

第2の通信部610 は、ネットワーク400 を介し、プリンタ100 がネットワーク上の各種装置(計算機、プリンタ、スキャナ等)と通信を行うための、ハードウェアとソフトウェアで構成する。第2の通信部620 は第2のOSカーネル部610 の一部ともみなせるが、そこを明記するために別要素として記述した。

0043

ここで、スプール2100、保管庫2200、出力ワーク部2400について説明する。

0044

スプール2100は各計算機(310 、320 、330 )がプリンタコントローラ200 に対して発行する印刷要求を受付け、登録するための待ち行列キューとも呼ぶ)である。プリンタコントローラ200 は上記各印刷要求を印刷ジョブとして、該スプール2100に受付け順に登録する。本登録では、(a)各印刷ジョブを管理するためのジョブ名(通し番号付き)、登録日時、文書容量(サイズ)等の管理情報と(b)実際の印刷内容である前記PDL文書の対を、ファイルとして登録する。登録された印刷ジョブは、受付け順に、図2に示したスプール制御サービス部2110内のスプール読出し部2120が読出し、印刷処理の後段に渡す。

0045

保管庫2200は、各計算機(310 、320 、330 )がプリンタコントローラ200 に対して発行する文書の保管要求に対応して、プリンタコントローラ200 が該文書を保管するための格納部である。本保管庫2200への参照、追加、削除、再印刷、表示・編集等の各種要求は、図2に示した保管庫管理サービス部2230が受付け、処理を実行する。上記各種要求は、保管庫に対する読出し、書込み等の要求として処理される。

0046

図5を用いて、保管庫2200についてさらに説明する。保管庫2200は保管文書群2210と保管庫管理ファイル2220とで、構成する。保管文書群2210は各文書の実際の保管内容であり、各文書についてPDL形式とドットイメージ形式の任意の組合せで格納することができる。該組合せにより、具体的には、(a)PDL形式とドットイメージ形式の両方での保管、(b)PDL形式のみでの保管、(c)ドットイメージ形式のみでの保管、のいずれかを選択することができる。

0047

該組合せは、各計算機(310 、320 、330 )がプリンタコントローラ200 に対し、文書の保管を要求する際に、パラメータとして指示する。パラメータを指示しない場合、デフォルト値を用いた。デフォルト値の代わりに前値を用いても良い。ここで、デフォルト値とは初期化時又はインストール時に設定した値である。前値とは一回前の保管の時に指定したパラメータである。図5では、文書1をPDL形式(2211−a)とドットイメージ形式(2211−b)の両方で保管した。文書2と文書nも同様に、両方の形式で保管した(2212−a、2212−b、2215−a、2215−b)。 文書3と文書NはPDL形式のみ(2213−aと2216−a)を保管した。文書4はドットイメージ形式のみ(2214−b)を保管した。

0048

また保管庫管理ファイル2220は、保管文書群2210の保管管理を行うとともに、保管文書群2210への操作を高速化するための管理用ファイルである。

0049

保管庫管理ファイル2220に加え、それと同一内容メモリに記載した保管庫管理テーブル2240も設けることにより、保管庫管理サービス部2230による保管庫2200、具体的には保管文書群2210へのアクセス性能を大幅に向上した。 また出力ワーク部2400は、プリンタコントローラ200 が文書の印刷を行ったり、ドットイメージ形式で保管庫2200へ格納する際、ワークエリアとして使った。

0050

上記各処理部はソフトウェアの分野においてタスク又はプロセスと呼ばれる処理単位実装した。各タスクは、プリンタコントローラと外部の機器、デバイスとの間の入出力やプリンタコントローラ内部の処理状況に応じ、第2のOSカーネル部620 が実行を切替えるようにした。これにより、プリンタコントローラの印刷と保管の性能を向上し、印刷スループットと保管スループットを高めた。

0051

タスクとして具体的には、プリンタ構成管理サービス部2000、保管庫管理サービス部2230、スプール制御サービス部2110、保管庫格納タイプ1部2330、描画部2310、圧縮部2320、出力メイン部2500、エンジン出力部2600を設けた。

0052

以上の各タスクの処理内容は、後で図2図4図5等を用いて、説明するが、概要を以下で説明する。

0053

プリンタ構成管理サービス部2000は、各計算機(310 、320 、330 )内のプリンタ構成管理指示部3180からの要求を実行するための処理部である。保管庫管理サービス部2230は、各計算機(310 、320 、330 )内の保管庫管理指示部3170からの要求を実行するための処理部であり、既に説明した。

0054

スプール制御サービス部2110は、各計算機(310 、320 、330)内のスプール制御指示部3160からの要求を実行するための処理部であり、これも既に説明した。

0055

保管庫格納タイプ1部2330は、スプール2100に格納済みの印刷ジョブを読出し、保管庫2200に前述のPDL形式で格納するための処理部である。実際にはスプール読出し部2120が読み出した、印刷ジョブの一部であるPDL形式の文書データ受取り、保管庫2200に格納する。

0056

描画部2310はPDL形式の文書を入力し、描画、つまりPDL文書を構成する文字要素図形要素イメージ要素の各々をドット展開し、ドットイメージ形式にして出力する。描画部2310からの出力は圧縮部2320へ渡される。

0057

圧縮部2320は圧縮前の元のドットイメージ形式の文書を入力し、画像圧縮処理を施し、データ量を減らした圧縮形式のドットイメージとして、出力ワーク部2400へ出力する。

0058

出力メイン部2500は、出力ワーク部2400から圧縮形式のドットイメージデータを読出し、エンジン出力部2600へ出力する。

0059

エンジン出力部2600は出力メイン部2500から圧縮形式のドットイメージデータを入力として受取り、各種処理を施した後、プリンタエンジン500 へ出力する。なお、先に圧縮部2320で圧縮されたドットイメージデータは、エンジン出力部2600内のエンジンI/Fアダプタ2640で伸長処理を施し、生のドットイメージデータに戻してから、プリンタエンジン500 へ出力した。

0060

以上の各タスクの処理はソフトウェアで行ったが、各タスクの全体又は一部の処理の実行を分担する補助ハードウェアを実装し、各タスクの処理性能を向上することもできる。例えば、描画部2310と圧縮部2320について実施すると効果が大きい。本発明でも、性能向上が必要な場合、オプションとして実施した。

0061

次に図2を用いて、プリンタコントローラ200 の処理内容をさらに詳しく説明する。図2を構成する主要部分は、既に説明した。

0062

ここでは、データフローを中心に説明する。

0063

プリンタ構成管理指示部2180からの要求は、プリンタ構成管理サービス部2700が受付け、実行する。

0064

スプールへの印刷ジョブの登録要求2111は、スプール制御サービス部2110が受付け、印刷ジョブとしてスプール2100に登録される。図3で説明したように、プリンタに対し計算機300 は、印刷ジョブの登録要求2111を以下の二通りの方法で出す。
(a)タイプ1応用プログラム3140がプリンタ論理ドライバ部3130経由で、出す
(b)タイプ2応用プログラム3140がプリンタ論理ドライバ部3130を経由せずに、直接出す
スプールへ格納された各印刷ジョブは、スプール読出し部2120が順次読出す。スプール読出し部2120は各計算機からの各処理要求解析し、次のいずれであるか判別する。各場合に対し、以下のようにコード1からコード7を割り当てる。
(1)印刷のみ;コード1
(2)PDL形式での保管のみ;コード2
(3)ドットイメージ形式での保管のみ;コード3
(4)PDL形式とドットイメージ形式の両方での保管のみ;コード4
(5)印刷、及びPDL形式での保管;コード5
(6)印刷、及びドットイメージ形式での保管;コード6
(7)印刷、及びPDL形式とドットイメージ形式の両方での保管;コード7
コード1、コード3、コード4、コード6、コード7のように、印刷又はドットイメージ形式での保管のいずれかが指示される場合、スプール読出し部2120は読出した印刷ジョブを構成するPDL文書を、描画部2310へ出力する。描画部2310は上述の処理を行い、結果を圧縮部2320へ出力する。圧縮部2320は上述の処理を行い、結果を圧縮形式のドットイメージとして出力ワーク部2400へ出力する。

0065

コード1、コード5、コード6、コード7のように、印刷が指示される場合、出力メイン部2500は、印刷制御部2510を用いて、出力ワーク部2400から読出したデータを、エンジン出力部2600へ出力する。エンジン出力部2600は出力メイン部から圧縮形式のドットイメージを入力として受付け、各種処理を施した後、プリンタエンジン500 へ出力する。

0066

ここで、印刷制御部2510は以下の処理を行う。
(1)ページシーケンス制御
(2)各ページへのエンジン制御情報フィニッシャ制御情報の設定
(1)のページシーケンス制御では、各計算機(310 、320 、330 )から受信した文書の論理的なページ順序を、プリンタエンジン500 が印刷時に必要とする物理的なページ順序に変換する。片面印刷の場合、通常ページ順序は変換しない。両面印刷の場合、プリンタエンジン500 の要求するページ順序変換を行う。通常次の2タイプがある。

0067

(a)巡回型両面印刷
論理的なページ順序であるページ1、ページ2、ページ3、ページ4、ページ5、ページ6、ページ7、ページ8、ページ9、ページ10を、用紙サイズ毎滞留枚数で定まる物理的なページ順序に変換する。滞留枚数が3枚で10ページ分の印刷を行う場合、ページ2、ページ4、ページ6、ページ1、ページ8、ページ3、ページ10、ページ5、ページ7、ページ9へ変換する。

0068

(b)中間トレイ型両面印刷
論理的なページ順序であるページ1、ページ2、ページ3、ページ4、ページ5、ページ6、ページ7、ページ8、ページ9、ページ10を、用紙サイズ毎の中間トレイ格納最大枚数で定まる物理的なページ順序に変換する。中間トレイ格納最大枚数が3枚で10ページ分の印刷を行う場合、ページ4、ページ5、ページ6、ページ1、ページ2、ページ3、ページ9、ページ10、ページ7、ページ8へ変換する。

0069

(2)では各ページ毎に、エンジン制御情報とフィニッシャ制御情報を設定する。エンジン制御情報としては給紙部、排紙部について設定し、フィニッシャ制御情報ではステープル止め穴あけ、平綴じ、中綴じ等を設定する。

0070

コード3、コード4、コード6、コード7のように、ドットイメージ形式での保管が指示される場合、出力メイン部2500は、保管庫格納タイプ2部2520を用いて、出力ワーク部2400から読出したデータを、ドットイメージ形式の文書として保管庫2200へ保管する。

0071

コード2、コード4、コード5、コード7のように、PDL形式での保管が指示される場合、スプール読出し部2120は読出した印刷ジョブを構成するPDL文書を、保管庫格納タイプ1部2330へ出力する。 保管庫格納タイプ1部2330は、入力された文書をPDL形式の文書として、保管庫2200へ保管する。

図面の簡単な説明

0072

スプール制御指示部2160からの各種要求は、スプール制御サービス部2110が受付け、実行する。各種要求としては例えば以下のものを用意した。
(1)印刷ジョブの一覧表示
(2)印刷ジョブの削除
(3)印刷ジョブの保留
(4)印刷ジョブの保留解除
(5)印刷ジョブ詳細情報の表示
(6)プリンタの一時停止
(7)プリンタの再開
(8)プリンタ内の全印刷ジョブの削除

--

0073

図1本発明によるプリンタ、及び印刷システムの構成図である。
図2本発明におけるプリンタコントローラの制御方式を説明するための図である。
図3本発明における計算機の構成を説明するための図である。
図4本発明におけるプリンタコントローラのエンジン出力部の制御方式を説明するための図である。
図5本発明におけるプリンタコントローラの保管庫を説明するための図である。
図6本発明におけるプリンタコントローラの構成を説明するための図である。
図7本発明におけるプリンタコントローラのハードウェア構成図である。
図8本発明における計算機のハードウェア構成図である。
図9本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
図10本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
図11本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
図12本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
図13本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
図14本発明における計算機のユーザインターフェースを説明するための図である。
図15本発明における計算機からプリンタコントローラへの文書の保管を説明するための図である。

0074

100 :プリンタ、200 :プリンタコントローラ、310,320,330:計算機、400:ネットワーク、410 :プリンタローカルI/F、500 :プリンタエンジン、2100:スプール、2110:スプール制御サービス部、2200:保管庫、2230:保管庫管理サービス部、2310:描画部、2400:出力ワーク部、2500:出力メイン部、2600:エンジン出力部

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