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技術 列車運行状況把握装置

出願人 東日本旅客鉄道株式会社日本信号株式会社
発明者 田中豊佐々木敦阿部等岡部栄治月岡寛人渡辺常夫
出願日 1999年4月26日 (20年2ヶ月経過) 出願番号 1999-118147
公開日 2000年11月7日 (18年8ヶ月経過) 公開番号 2000-309274
状態 特許登録済
技術分野 鉄道交通の監視、制御、保安
主要キーワード ID専用 把握装置 列車集中制御装置 移動通信回線 無線通信設備 D表示 表示端末機 受信端末機
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年11月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

TID中央装置回線に接続することなく、TID情報工事現場等の遠隔地で把握できるようにする。

解決手段

から遠く離れた工事現場等の遠隔地用に生成された列車運行状況表示情報移動通信回線を介して受信する受信手段と、受信された列車運行状況表示情報、その列車運行状況表示情報の作成された時刻及び現在の時刻を表示してその列車運行状況表示情報を表示する表示手段とからなる。

概要

背景

従来、列車運行状況を把握する装置としては、列車運行状況表示装置(以下、「TID」という)が知られている。このTIDは、CTC(列車集中制御装置センタ集約された列車位置情報や列車の遅れなどの各種の列車運行状況情報を基に、列車運行状況表示中央装置(以下、「TID中央装置」という)で列車運行表示情報(以下、「TID情報」という)を作成し、その作成されたTID情報を専用の通信回線(TID専用回線)を介して主要に設置されている列車運行状況表示端末機(以下、「TID端末機」という)に送信することにより、情報の遅延を生ずることなく実現されている。

TID端末機は、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)を中心に構成されていて、駅事務室等の所定の場所に設置されている。したがって、駅係員等は、そのTID端末機にTID情報を表示させることにより列車の運行状況を知ることができる。

概要

TID中央装置の回線に接続することなく、TID情報を工事現場等の遠隔地で把握できるようにする。

駅から遠く離れた工事現場等の遠隔地用に生成された列車運行状況表示情報を移動通信回線を介して受信する受信手段と、受信された列車運行状況表示情報、その列車運行状況表示情報の作成された時刻及び現在の時刻を表示してその列車運行状況表示情報を表示する表示手段とからなる。

目的

そこで、本発明は、上記欠点を解決し、かつ、上記要望応えるためになされたものであって、その目的は、例えば、線路の工事現場等の遠隔地においても、低コストに、しかも、TID情報を容易かつ正確に把握できる列車運行状況把握装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
3件

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請求項1

から遠く離れた工事現場等の遠隔地用に生成された列車運行状況表示情報移動通信回線を介して受信する受信手段と、受信された列車運行状況表示情報、その列車運行状況表示情報の作成された時刻及び現在の時刻を表示してその列車運行状況表示情報を表示する表示手段と、を有することを特徴とする列車運行状況把握装置

技術分野

0001

本発明は、既設列車運行状況表示装置及び既設の移動通信回線設備等を利用して、工事現場等のから遠く離れた場所において、列車運行状況情報を容易に把握できるようにした列車運行状況把握装置に関する。

背景技術

0002

従来、列車運行状況を把握する装置としては、列車運行状況表示装置(以下、「TID」という)が知られている。このTIDは、CTC(列車集中制御装置センタ集約された列車位置情報や列車の遅れなどの各種の列車運行状況情報を基に、列車運行状況表示中央装置(以下、「TID中央装置」という)で列車運行表示情報(以下、「TID情報」という)を作成し、その作成されたTID情報を専用の通信回線(TID専用回線)を介して主要駅に設置されている列車運行状況表示端末機(以下、「TID端末機」という)に送信することにより、情報の遅延を生ずることなく実現されている。

0003

TID端末機は、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)を中心に構成されていて、駅事務室等の所定の場所に設置されている。したがって、駅係員等は、そのTID端末機にTID情報を表示させることにより列車の運行状況を知ることができる。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記従来のTIDは、TID中央装置から有線の通信回線(TID回線)を介してTID情報の提供を受けるように構成されているので、TID端末機の設置場所が駅係員室等の電源の供給を受けることができ、かつ、TID中央装置からの通信回線に接続できる場所に限定されるという欠点があった。このため、例えば、駅から遠く離れた工事現場等の遠隔地では、TIDによる情報提供を受けることができないという不便があった。

0005

このような不便を解消するために、無線により遠隔地でもTID情報を受けることができるようにすることも考えられるが、専用の無線通信設備を必要として設備コストがかさむという欠点がある。また、工事現場等の遠隔地では、屋外でTID情報を入手する必要があるために、操作性に優れ、TID情報を容易かつ正確に把握できるようにすることが望まれている。

0006

そこで、本発明は、上記欠点を解決し、かつ、上記要望応えるためになされたものであって、その目的は、例えば、線路の工事現場等の遠隔地においても、低コストに、しかも、TID情報を容易かつ正確に把握できる列車運行状況把握装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る列車運行状況把握装置は、上記目的を達成するために、駅から遠く離れた工事現場等の遠隔地用に生成されたTID情報を移動通信回線を介して受信する受信手段と、受信されたTID情報、そのTID情報の作成された時刻及び現在の時刻を表示してそのTID情報を表示する表示手段と、を有することを特徴としている。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る列車運行状況把握装置の概略構成を示すブロック図である。

0009

TID中央装置1は、周知のTID中央装置と同様に、CTCセンタaから入手した列車位置情報や列車の遅延情報等の各種情報に基づいてTID情報を作成できるように構成されている。

0010

TID中央装置1で作成されたTID情報は、TID中央装置1に設けられている図示しない通信制御部から通信回線(TID回線)L1 を介して主要駅に送信されるように構成されている。なお、図1においては、図面を簡略化するために、主要駅は、一つしか示されていないが、実際は、通信回線L1 には、複数個の主要駅が接続されている。

0011

この主要駅には、図示しない通信制御部を介して、パソコンを中心に構成された複数のTID情報受信端末機11a〜11n、及びそのTID情報をプリントアウトするプリンタ12が設けられている。したがって、このTID情報受信端末機11a〜11n及びプリンタ12を介して、主要駅内においては、従来と同様にTID情報を表示又は印字させることができる。

0012

主要駅内の上記通信回線L1 には、パソコンを中心に構成されたTID情報編集機13が接続されている。このTID情報編集機13は、上記各TID情報受信端末機11a〜11nと同様に、TID中央装置1からのTID情報を入手できるように構成されているとともに、その入手した情報を工事現場等の遠隔地において容易にTID情報を把握できるように加工して編集できる機能が設けられている。

0013

このTID情報編集機13は、編集したTID情報を外部に出力する機能、すなわち、TIDサーバの機能を有している(以下、TID情報編集機を「TIDサーバ」という)。TIDサーバ13は、図示しないが、通信制御部を有していて、編集されたTID情報を公衆回線L2 を介してNTTの公衆回線網14に送出できるように構成されている。そして、その公衆回線網14を介して編集されたTID情報は、携帯電話基地局15に送出できるように構成されている。

0014

なお、TIDサーバ13は、TID中央装置1に持たせることもできる。しかし、上述のように、主要駅に持たせたときは、既設のTID端末機を利用して安価に構成することができる。

0015

図1中、16は、周知の携帯電話器であり、また、17は、ノート型パソコン等からなるタッチパネル表示画面17aを備えた表示器であって、いわゆるモバイル通信ができるように構成されている。この表示器17には、図示しないメモリに、予め、TID情報を表示するためのプログラムソフトウエア)が記憶されている。

0016

以下、図2フローチャートを用いて表示器17にTID情報を表示させる制御動作について説明する。

0017

今、携帯電話器16及び表示器17を携帯した係員が線路工事現場等の所定の現場において、列車の運行状況を知る必要が生じると、係員によって携帯電話器16を介して主要駅に設置されているTIDサーバ13を呼出すためのダイヤルが行われる。そして、その携帯電話器16とTIDサーバ13との回線が接続されると(ステップ100肯定。以下、ステップを「S」とする。)、表示器17の表示画面17aには、図3(a)に示されるメニュー画面が表示される。

0018

表示画面17aに表示されるメニュー画面には、区間工事区間)を中心としたTID情報を表示させるか、又は列車番号列番)を中心にしたTID情報を表示させるかの選択画面が表示されるとともに、現在の時刻が表示される。

0019

今、TID表示として区間が選択されると(選択は矢印で示されている。(S102肯定))、各駅を中心とした区間が表示される。その表示された区間から所望の区間、すなわち、現在、係員が工事を行っている区間が選択されると(S104肯定。図3(b)参照)、表示画面17aには、その選択された区間を中心としたTID情報及びそのTID情報が作成された時刻とともに現在時刻が表示される(S106。図3(c)参照)。したがって、係員は、表示されたTID情報の正当性を現在時刻及びその作成されたTID情報の作成された時刻で確認することができる。このため、仮り移動体通信網等にトラブルが発生したとしても、そのときに受信したTID情報の内容の正当性を確認することができる。

0020

TID情報が確認された後、表示器17の図示しないスイッチをOFFすることにより、TID情報の確認把握作業は終了となる(S108肯定、S110)。なお、続けて列番を指定したTID情報を確認把握したいときは、表示画面17aの列番指定画面が押下される。

0021

TID表示として列番が選択されたとき(S102否定)、表示画面17aには、図4(a)に示されるような列番入力画面が表示される。そして、その列番入力画面を介して所望の列番、すなわち、現在、係員が工事を行っている区間を通過しようとしている列番が入力されると(S112肯定)、表示画面17aには、その入力された列番のTID情報及びそのTID情報が作成された時刻とともに現在時刻が表示される(S114。図4(b)参照)。したがって、係員は、表示されたTID情報の正当性を現在時刻及びその作成されたTID情報の作成された時刻で確認することができる。このため、仮りに移動体通信網等にトラブルが発生したとしても、そのときに受信したTID情報の内容の正当性を確認することができる。

0022

TID情報が確認された後、表示器17の図示しないスイッチをOFFすることによりTID情報の確認把握作業は終了となる(S108肯定、S110)。このように、TID情報を必要とするときだけ通信を行うようにしたので、回線使用料を安くすることができる。なお、続けて区間を指定したTID情報を確認把握したいときは、表示画面17aの区間指定画面が押下される。

0023

また、上述の例では、携帯電話器16と表示器17とを別体としたが、表示器17内に携帯電話機能を持たせることもできる。

発明の効果

0024

本発明に係る列車運行状況把握装置は、駅から遠く離れた工事現場等の遠隔地用に生成されたTID情報を移動通信回線を介して受信する受信手段と、受信されたTID情報、そのTID情報の作成された時刻及び現在の時刻を表示してそのTID情報を表示する表示手段とからなるので、従来のように、TID中央装置の通信回線に接続できない駅から離れた遠隔地においても容易にTID情報を把握することができる。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明の一実施の形態に係るTID情報把握装置の概略構成を示すブロック図である。
図2TID表示制御動作を示すフローチャートである。
図3表示画面の表示例である。
図4表示画面の表示例である。

--

0026

1列車運行状況表示中央装置(TID中央装置)
L1通信回線
11a〜11n 列車運行状況表示端末機(TID端末機)
12プリンタ
13 TID情報編集機(TIDサーバ)
14公衆回線網
15携帯電話基地局
16携帯電話器
17表示器
17a表示画面

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