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技術 リアルタイムエラーカウンタ

出願人 株式会社ケンウッド株式会社テクシオ
発明者 高木良輔白石憲一堀井昭浩新城壮一
出願日 1999年4月23日 (21年0ヶ月経過) 出願番号 1999-116050
公開日 2000年11月2日 (19年6ヶ月経過) 公開番号 2000-307553
状態 特許登録済
技術分野 エラーの検出、防止 伝送一般の監視、試験
主要キーワード 比較カウンタ 比較結果データ 多重構成 比較範囲 リアルタイムカウンタ ダミースロット 比較タイミング 比較制御
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年11月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

変化する既知のデータと伝送系を通った前記データとの間におけるビットエラーを求めるリアルタイムカウンタを提供する。

解決手段

送信データ中の2スーパーフレーム分以上の送信側データを送信データ保存部2にて保存し、伝送路および受信機を通った受信側データを1スーパーフレーム分の受信側データを受信側データ保存部4に保存し保存受信側データが送信データ保存部2に保存のデータに対応するまで送信側データを遅延制御部8によって遅延させ、遅延させた送信側データと受信側データとを比較部7にて対応するビット毎に比較し、比較カウンタ部9において送信側データの指定された範囲のビット数計数し、前記指定された範囲における比較部7の比較結果のビット誤り数を計数し、エラー演算処理部10において両方の計数結果の比からビットエラーレートを求める。

概要

背景

従来の例えばデジタル放送において、階層化伝送方式による多重フレームデータを受信する受信機を対象とする受信エラー測定システムは、固定した照合用のデータを発生させ、該発生させた照合用データ被測定対象受信機に入力して、受信出力と照合用データとを比較して受信エラーを計測していた。

概要

変化する既知のデータと伝送系を通った前記データとの間におけるビットエラーを求めるリアルタイムカウンタを提供する。

送信データ中の2スーパーフレーム分以上の送信側データを送信データ保存部2にて保存し、伝送路および受信機を通った受信側データを1スーパーフレーム分の受信側データを受信側データ保存部4に保存し保存受信側データが送信データ保存部2に保存のデータに対応するまで送信側データを遅延制御部8によって遅延させ、遅延させた送信側データと受信側データとを比較部7にて対応するビット毎に比較し、比較カウンタ部9において送信側データの指定された範囲のビット数計数し、前記指定された範囲における比較部7の比較結果のビット誤り数を計数し、エラー演算処理部10において両方の計数結果の比からビットエラーレートを求める。

目的

本発明は変化する既知のデータと伝送系を通った前記データとの間におけるビットエラーを求めるリアルタイムエラーカウンタを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

送信データ中の予め定めた単位長の送信データを保存する送信データ保存手段と、送信データが伝送路および受信機を介して出力される受信データ中の前記単位長の受信データを保存する受信データ保存手段と、受信データ保存手段に保存されている受信データが送信データ保存手段に保存されている送信データに対応するデータになるまで実質的に遅延させる遅延制御手段と、遅延制御手段を介して出力された送信データと受信データ保存手段に保存されている受信データとを対応するビット毎に比較する比較手段と、送信データ中の指定された範囲のビット数計数する比較数計数手段と、比較手段の比較結果中から前記指定された範囲の比較結果を抽出してビット誤りの数を計数する誤りビット数計数手段と、比較数計数手段による計数値と誤りビット数計数手段による計数値との比からビットエラーレートを求めるエラー演算処理手段とを備えたことを特徴とするリアルタイムエラーカウンタ

請求項2

請求項1記載のリアルタイムエラーカウンタにおいて、送信データ中にダミーデータが存在するとき比較計数手段はダミーデータを除いて計数する計数手段であり、かつ誤りビット数計数手段はダミーデータを除いて計数する計数手段であることを特徴とするリアルタイムエラーカウンタ。

請求項3

BSデジタル放送ステムにおける伝送フレーム構成の伝送信号中における1スーパーフレーム分の送信側データを保存する送信データ保存手段と、送信側データが伝送路およびBSデジタル放送受信機を介して出力される受信データ中の2スーパーフレーム分以上の受信データを保存する受信データ保存手段と、受信データ保存手段に保存されている受信データが送信データ保存手段に保存されている送信データに対応するデータになるまで実質的に遅延させる遅延制御手段と、遅延制御手段を介して出力された送信側データと受信データ保存手段に保存されている受信側データとを対応するビット毎に比較する比較手段と、送信側データ中の指定された範囲のビット数を計数する比較数計数手段と、比較手段の比較結果中から前記指定された範囲の比較結果を抽出してビット誤りの数を計数する誤りビット数計数手段と、比較数計数手段による計数値と誤りビット数計数手段による計数値との比からビットエラーレートを求めるエラー演算処理手段とを備えたことを特徴とするリアルタイムエラーカウンタ。

請求項4

請求項3記載のリアルタイムエラーカウンタにおいて、送信側データからTMCC信号を検出し、検出TMCC信号をデコードして指定された範囲内にダミーデータの存在が検知されたときは、比較計数手段はダミーデータを除いて計数する計数手段であり、かつ誤りビット数計数手段はダミーデータを除いて計数する計数手段であることを特徴とするリアルタイムエラーカウンタ。

技術分野

0001

本発明はリアルタイムエラーカウンタに関し、さらに詳細には変化する既知のデータと伝送系を通ってきたデータとの間におけるビットエラー計数してビットエラーレートを求めるリアルタイムエラーカウンタに関する。

背景技術

0002

従来の例えばデジタル放送において、階層化伝送方式による多重フレームデータを受信する受信機を対象とする受信エラー測定システムは、固定した照合用のデータを発生させ、該発生させた照合用データ被測定対象受信機に入力して、受信出力と照合用データとを比較して受信エラーを計測していた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、実際にデジタル放送受信機エラーレートを測定する場合、間接的に最尤復号時の訂正状態、あるいはリードソロモン符号によるシンボル訂正状態などを利用すればエラーレートの確認は可能であるが、実際の値とは異なってしまうという問題点があった。

0004

また、受信機器の最尤復号あるいはリードソロモン符号のシンボル訂正回路が異なれば機器の違いによって結果がまちまちになってしまうという問題点があった。

0005

このように、上記した従来の受信エラー測定システムによるときは実際の映像情報に対してビットエラーレートを求めることができないという問題点があった。

0006

本発明は変化する既知のデータと伝送系を通った前記データとの間におけるビットエラーを求めるリアルタイムエラーカウンタを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の請求項1にかかるリアルタイムエラーカウンタは、送信データ中の予め定めた単位長の送信データを保存する送信データ保存手段と、送信データが伝送路および受信機を介して出力される受信データ中の前記単位長の受信データを保存する受信データ保存手段と、受信データ保存手段に保存されている受信データが送信データ保存手段に保存されている送信データに対応するデータになるまで実質的に遅延させる遅延制御手段と、遅延制御手段を介して出力された送信データと受信データ保存手段に保存されている受信データとを対応するビット毎に比較する比較手段と、送信データ中の指定された範囲のビット数を計数する比較数計数手段と、比較手段の比較結果中から前記指定された範囲の比較結果を抽出してビット誤りの数を計数する誤りビット数計数手段と、比較数計数手段による計数値と誤りビット数計数手段による計数値との比からビットエラーレートを求めるエラー演算処理手段とを備えたことを特徴とする。

0008

本発明の請求項1にかかるリアルタイムエラーカウンタによれば、送信データ中の予め定めた単位長の送信データが送信データ保存手段に保存され、送信データが伝送路および受信機を介して出力される受信データ中の前記単位長の受信データが受信データ保存手段に保存されて、受信データ保存手段に保存されている受信データと遅延手段によって実質的に遅延された送信データ保存手段に保存の送信データとが対応するデータとなり、比較手段において対応するビット毎に比較され、送信データ中の指定された範囲のビット数が比較数計数手段によって計数され、比較手段の比較結果中から前記指定された範囲の比較結果が抽出されてビット誤りの数が誤りビット数計数手段により計数され、比較数計数手段による計数値と誤りビット数計数手段による計数値との比からエラー演算処理手段によりビットエラーレートが求められる。

0009

本発明の請求項3にかかるリアルタイムエラーカウンタは、BSデジタル放送ステムにおける伝送フレーム構成の伝送信号中における2スーパーフレーム分以上の送信側データを保存する送信データ保存手段と、送信側データが伝送路およびBSデジタル放送受信機を介して出力される受信データ中の2スーパーフレーム分以上の受信データを保存する受信データ保存手段と、受信データ保存手段に保存されている受信データが送信データ保存手段に保存されている送信データに対応するデータになるまで実質的に遅延させる遅延制御手段と、遅延制御手段を介して出力された送信側データと受信データ保存手段に保存されている受信側データとを対応するビット毎に比較する比較手段と、送信側データ中の指定された範囲のビット数を計数する比較数計数手段と、比較手段の比較結果中から前記指定された範囲の比較結果を抽出してビット誤りの数を計数する誤りビット数計数手段と、比較数計数手段による計数値と誤りビット数計数手段による計数値との比からビットエラーレートを求めるエラー演算処理手段とを備えたことを特徴とする。

0010

本発明の請求項3にかかるリアルタイムエラーカウンタによれば、BSデジタル放送ステムにおける伝送フレーム構成の伝送信号中における2スーパーフレーム分以上の送信側データが送信データ保存手段に保存され、送信側データが伝送路およびBSデジタル放送受信機を介して出力される受信データ中の1スーパーフレーム分の受信データが受信データ保存手段に保存されて、受信データ保存手段に保存されている受信データが送信データ保存手段に保存されている送信データに対応するデータになるまで遅延制御手段によって実質的に遅延させられて、遅延制御手段を介して出力された送信側データと受信データ保存手段に保存されている受信側データとが比較手段によって対応するビット毎に比較され、送信側データ中の指定された範囲のビット数が比較数計数手段によって計数され、比較手段の比較結果中から前記指定された範囲の比較結果が抽出されてビット誤りの数が誤りビット数計数手段により計数され、比較数計数手段による計数値と誤りビット数計数手段による計数値との比からエラー演算手段によってビットエラーレートが求められる。

0011

請求項3記載のリアルタイムエラーカウンタは、送信側データからTMCC信号を検出し、検出TMCC信号をデコードして指定された範囲内にダミーデータの存在が検知されたときは、比較計数手段はダミーデータを除いて計数する計数手段であり、かつ誤りビット数計数手段はダミーデータを除いて計数する計数手段であることを特徴とする。

0012

請求項3記載のリアルタイムエラーカウンタによれば、送信側データからTMCC信号を検出して、検出TMCC信号をデコードして指定された範囲内にダミーデータの存在が検知されたときは、比較計数手段ではダミーデータを除いて計数がなされ、かつ誤りビット数計数手段ではダミーデータを除いて計数がなされて、ビットエラーレートが求められる。したがってダミーデータの存在によってビットエラーレートが低減されることはなくなる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明にかかるリアルタイムエラーカウンタを実施の一形態によって説明する。図1は本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタの構成を示すブロック図である。図1に示す本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタはBSデジタル放送受信機に適用した場合を例示している。

0014

本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタ1の説明に先立って、BSデジタル放送システムにおける伝送フレーム構成について説明する。図3(a)は伝送フレーム構成を示す。1フレームは48スロットで構成され、8フレームで1スーパーフレームを構成している。#1〜#2の各スロットの先頭には1バイトの前フレーム同期信号が挿入され、引き続いて187バイトの主信号誤り訂正のために16バイトの外符号としてリードソロモン符号が挿入されている。#3〜#10の各スロットの先頭には1バイトのTMCC信号の一部が挿入され、引き続いて187バイトの主信号と外符号が挿入されている。

0015

#11〜#12の各スロットの先頭には1バイトの後フレーム同期信号が挿入され、引き続いて187バイトの主信号と外符号が挿入されている。#13〜#48の各スロットにはMPEG2のヘッダを示すデータ47h(hヘキサデシマルを示す)が挿入され、引き続いて主信号と外符号が挿入されている。前フレーム同期信号と後フレーム同期信号は同期のために用いるほかに、前フレーム同期信号と後フレーム同期信号とに基づいてスーパーフレームの識別にも利用すると共に各フレームの識別にも利用する。

0016

図4は本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタの接続位置を示す模式図である。図4に示すように、各放送局等からのMPEG2−タイムストリーム(TSとも記す)を多重化し、BSデジタル放送用の伝送フレーム(TMCC信号付き)構成の伝送信号を生成するタイムストリーム多重化装置21から、変調前の伝送信号が送出される。

0017

この伝送信号を模式的に示したのが図3(b)である。すなわち、図3(a)の#1フレームの#1スロット、#2スロット、…、#2フレームの#1スロット、…の如くであって、第1フレームの#1スロット(1Bh、続いて主信号、外符号)の信号、#2スロット(95h、続いて主信号、外符号)の信号、#3スロット(TMCC信号の一部、続いて主信号、外符号)の信号、…#11スロット(A3h、続いて主信号、外符号)の信号、#12スロット(40h、続いて主信号、外符号)の信号、#13スロット(47h、続いて主信号、外符号)の信号、…、第2フレームの#1スロットの信号、…、がタイムストリーム多重化装置21から出力される。

0018

なお、1Bhおよび95hは前フレーム同期信号、A3hおよび40hは後フレーム同期信号であり、TMCCは伝送多重構成を示す伝送多重制御信号であり、各スロットに割り付けられる主信号は8PSK、QPSK、またはBPSKの信号であり、位相数の多い順序に、符号化率の高い順序に#1スロット〜#48スロットに配置される。また、8PSK信号以外の信号はフレーム処理クロックを一定にするためにダミースロットが挿入してある。なおTMCC信号をデコードすることによって1フレーム中の主信号を指定することができる。

0019

TS多重化装置21からの出力信号はリアルタイムエラーカウンタ1に供給すると共に、変調装置22に供給する。変調装置22においてはエネルギー拡散インターリーブ、内符号誤り訂正符号付加、位相基準バースト信号付加の処理がなされて直交変調を行う。変調回路22から送出される変調波送信装置23において周波数アップコンバートを行い、アンテナ24を介して静止衛星25へ送信する。送信されてきた変調波を受けた静止衛星25にて地上に送出する周波数に変換して受信機側へ送出する。

0020

静止衛星25から送出された信号は受信機側のアンテナ26にて受信し、アウトドアユニット27にて中間周波数ダウンコンバートし、受信機28にて受信し、送信側における処理と逆の処理がなされて、図3(b)に示したフォーマットの元の信号にデコードする。受信機28にてデコードされた信号をリアルタイムエラーカウンタ1に送出する。

0021

したがって、TS多重化装置21から送出された図5(a)に示す連続するスーパーフレームを構成する信号が送信側データとしてリアルタイムエラーカウンタ1に入力され、送信側におけるインターリーブ、内符号の付加、受信側におけるデインターリーブ誤り訂正処理などのため、図5(b)に示すように遅延して連続するスーパーフレームを構成する信号として受信側データとして、リアルタイムエラーカウンタ1に入力されて、比較されエラーカウントされる。

0022

リアルタイムエラーカウンタ1は、図1に示すように、タイムストリーム多重化装置21から出力される図3(b)に示した変調前の信号からスーパーフレーム同期信号を検出して、1スーパーフレーム分の送信側データを格納し、伝送系を通して受信機28から出力されてくる対応する1スーパーフレーム分の受信側データと比較部7において比較できるまで保持するためのメモリを有する送信データ保存部部2と、送信データ保存部2に格納された送信側データからTMCC信号を抽出してデコードするTMCC検出部3と、受信機28から出力される信号から後記の同期検出部で検出したスーパーフレーム同期信号に基づいて1スーパーフレーム分の受信側データを一時保持するメモリからなる受信データ保存部4とを備えている。

0023

リアルタイムエラーカウンタ1は、さらに、受信機28から出力される受信側データからスーパーフレーム同期信号を検出し、検出結果に基づきスーパーフレーム同期信号の数を計数する同期検出部5と、同期検出部5からの計数値に基づきリアルタイムエラーカウンタ1の各回路タイミング信号を発生するタイミング制御部6と、タイミング制御部6の制御の基に送信データ保存部1に保存した送信側データの読み出し時期を遅延させて比較部7へ導く遅延制御部8とを備えている。タイミング発生部6は主に、回路のリセットカウントスタート、送信側データの読み出し時期の遅延制御を行う。

0024

ここで、同期検出部5、タイミング制御部6および遅延制御部8は送信側データと同じ受信側データとを比較部7において比較させるための比較タイミングを設定するタイミング設定手段を構成している。比較部7は遅延制御部8を介して出力される2スーパーフレーム分以上の送信側データと受信データ保存部4から出力される1スーパーフレーム分の受信側データとを対応するビット毎に比較し、1スーパーフレーム分の比較結果を記憶するメモリを備えている。

0025

リアルタイムエラーカウンタ1は、さらに、TMCC検出部3からのデコード出力および後記の処理制御部12からの比較対照情報に基づき比較部7における比較結果データ中から必要部分のデータ、例えばスーパーフレームを構成するフレーム単位での比較結果、スーパーフレームを構成する指定スロット単位での比較結果を選択する比較カウンタ部9と、タイミング制御部6からのタイミング信号および図示しない操作パネルからの比較対照情報を受けて比較カウンタ部9および後記のエラー演算処理部10に比較対照情報を送出する処理制御部12と、処理制御部12から出力される比較対照情報と比較カウンタ部9から出力される比較結果とを受けてビットエラーレートを演算するエラー演算処理部10と、エラー演算処理部10において求めたエラーレートを表示する表示部11と、エラーレート演算処理部10によるエラーレートを外部に送出するためのインタフェース13とを備えている。

0026

比較カウンタ部9は、図2に示すように、処理制御部12とを受けてTMCC検出部3のデコード出力に基づく伝送モード切り換え毎におよび処理制御部12の比較対照情報の切り換え毎に比較する範囲を示す比較範囲情報を出力する比較制御部91と、比較範囲情報を記憶する比較範囲メモリ92および93と、比較範囲メモリ92および比較範囲メモリ93に記憶の一方の比較範囲情報を選択する選択部94と、選択部94によって選択した比較範囲情報に基づく範囲のビット数をカウントする比較数カウンタ96と、比較部7の比較結果中から選択部94によって選択した比較範囲情報に基づく範囲の比較結果を選択する選択部95と、選択部95によって選択された範囲中の誤りビット数をカウントする誤りビット数カウンタ97とを備えている。

0027

ここで、TMCC信号は2スーパーフレーム先行して送信されるので、2つの比較範囲メモリ92と93とを設けて、交互に切り換えて演算対象スーパーフレームに対する比較範囲情報が格納されている方のものを使用する。また、TMCC信号をデコードした結果、ダミースロットが存在する場合は比較範囲から除去して、ダミースロット部を除去し、さらに外符号を除去して比較範囲のビット数を比較数カウンタ96にてカウントし、かつ誤りビット数カウンタ97においてもダミースロット部および外符号を除去して誤りビット数を計数する。これは、ダミースロット部分を計数に含めるとビットエラーレートを低下させるのみであるためである。

0028

上記のように構成されたリアルタイムエラーカウンタ1によるビットエラーレートの測定について説明する。

0029

TS多重化装置21から送出された送信側データからスーパーフレーム同期信号が検出され、1スーパーフレーム分の送信側データが送信データ保存部に保存される。一方受信機28から出力された受信側データから同期検出部5にてスーパーフレーム同期信号が検出され、1スーパーフレーム分の受信側データが同期データ保存部4に保存される。

0030

この状態において、図6(a−1)は送信側データのスーパーフレーム同期信号を示し、図6(a−2)は送信側データを示している。図6(c−1)は受信側データのスーパーフレーム同期信号を示し、図6(c−2)は受信側データを示している。上記の表示から受信側データは時間的に遅延していることが示されている。

0031

一方、同期検出部5では受信側データ中のスーパーフレーム同期信号を検出し、スーパーフレーム同期信号の数を計数してスーパーフレーム単位でタイミング制御部6を介して遅延制御部8を制御して、送信データ保存部2に格納されている送信側データを実質的に、図6(b−1)に示すスーパーフレーム同期信号および図6(b−2)に示すように遅延させる。この遅延は受信側データが送信側データに対応する1スーパーフレーム分のデータとなるまで遅延させる。

0032

受信側データが送信側データに対応する1スーパーフレーム分のデータとなったかの判定は両者によるビットエラーレートが最小になる時点を捜すことによってなされる。以後、この遅延が設定されると受信機を更新しない限る同一遅延で済み、遅延時間を変更する必要はない。

0033

受信側データが送信側データに対応する1スーパーフレーム分のデータとなると、比較部7において対応するビット毎に比較されて、1スーパーフレーム分の比較結果が比較部7に記憶される。一方、送信データ保存部2に保存された送信側データからTMCC信号がTMCC検出部3において検出され、検出されたTMCC信号がデコードされる。

0034

TMCC検出部3からのTMCCデコード出力および処理制御部12を介した比較対照情報を受けた比較カウンタ部9では、比較対照情報に基づきTMCCデコード出力を参照して比較部7における比較結果データ中から必要部分のデータが選択される。例えば、1スーパーフレーム分のビットエラーレートが比較対照情報であるときは比較部7における比較結果の全てが選択される。また、特定のスロットが指定されているときは該特定のスロットの比較結果が選択されることになる。

0035

さらに詳細には、比較カウンタ部9では、処理制御部12とを受けてTMCC検出部3のデコード出力および処理制御部12の比較対照情報が参照されて比較制御部91から比較範囲情報が比較範囲メモリ92または93に格納される。比較範囲メモリ92または比較範囲メモリ93に記憶の比較範囲情報が選択部94にて選択されて、選択部94によって選択された比較範囲情報に基づく範囲のビット数が比較数カウンタ96においてカウントされ、比較部7の比較結果中から選択部94によって選択された比較範囲情報に基づく範囲の比較結果が選択されて誤りビット数カウンタ97においてカウントされる。

0036

TMCC信号は前記したように2スーパーフレーム先行して送信されるので、比較の対象に対応するスーパーフレームに対する方の比較範囲メモリが選択される。また、TMCC信号をデコードしたデコード出力の結果から、ダミースロットが存在する場合はダミースロット部が除去され、さらに外符号が除去されて比較範囲のビット数が比較数カウンタ96にてカウントされ、かつ誤りビット数カウンタ97においてもダミースロット部および外符号が除去された誤りビット数のカウントが行われる。ダミースロット部分を計数に含めるとビットエラーレートを低下させないためであること前記のとおりである。

0037

比較数カウンタ96のカウント値および誤りビット数カウンタ97のカウント値はエラー演算処理部10へ送出されて、その比からビットエラーレートが演算されて、表示部11に表示される。一方、演算されたビットエラーレートは処理制御部を介してインタフェース13に送出されて外部に送出される。

0038

なお、以上説明したリアルタイムエラーカウンタ1において、同期検出部5においてスーパーフレーム単位で処理する場合を例示したが、スロット単位で処理、すなわちフレーム同期信号の数を計数して、遅延制御を行う処理を行うようにしてもよい。

発明の効果

0039

以上説明したように本発明にかかるリアルタイムエラーカウンタによれば、変化する既知のデータと伝送系を通ったデータとの間におけるビットエラーレートが得られる。また、ダミーデータが存在するときはダミーデータを除去してビットエラーレートが求められて、ビットエラーレートの低減が避けられるという効果も得られる。

図面の簡単な説明

0040

図1本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタの構成を示すブロック図である。
図2本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタにおける比較カウンタ部の構成を示すブロック図である。
図3本発明の実施の一形態におけるリアルタイムエラーカウンタに供給するデータの伝送フレーム構成を示す模式説明図である。
図4本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタの挿入位置の説明に供するブロック図である。
図5本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタに入力される送信側データと受信側データとの遅延を示す説明図である。
図6本発明の実施の一形態にかかるリアルタイムエラーカウンタに入力される送信側データと受信側データとの遅延制御の説明図である。

--

0041

1リアルタイムエラーカウンタ
2送信データ保存部
3 TMCC検出部
4 受信データ保存部
5同期検出部
7比較部
8遅延制御部
9比較カウンタ部
10エラー演算処理部
12処理制御部

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