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技術 連結装置及びこれを装着したダンプ車

出願人 メルセデス・ベンツ日本株式会社
発明者 加納隆夫
出願日 1999年4月22日 (21年9ヶ月経過) 出願番号 1999-115401
公開日 2000年10月31日 (20年3ヶ月経過) 公開番号 2000-302064
状態 特許登録済
技術分野 道路の舗装機械 自動車の製造ライン・無限軌道車両・トレーラ 車両連結器
主要キーワード 主ブラケット 垂設部材 重ね板バネ アイドラーローラ フックブラケット ダンプ車 機械的干渉 割ピン
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この項目の情報は公開日時点(2000年10月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

エアサスペンション式のリアアクスルを少なくとも備えるダンプ車を、後続するアスファルトフィニッシャプッシャー押圧しながら道路舗装工事を行なえる連結装置及びこれを装着したダンプ車の提供。

解決手段

エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車の荷台積載されたアスファルトを、後続走行するアスファルトフィニッシャに対して供給して道路舗装工事を行なうために、ダンプ車の両側の最後輪4をアスファルトフィニッシャのプッシャー5で押圧可能にする連結装置であって、ダンプ車のフレーム3の長手方向に直交する軸体周り上端揺動自在に軸支されるシャックル14と、シャックル14の下端回動軸として揺動自在に軸支されるブラケット15、17と、ブラケット17において最後輪4を自転しつつ押圧するように軸支される一対のアイドラローラ18、18とから構成する。

概要

背景

従来より多く実施されている道路及び駐車場などのアスファルト舗装工事について、図4(a)と図4(b)の正面図に基づき簡単に説明する。

例えば、後2軸10輪車の大型ダンプ車1は、重ね板バネを備えたリアアクスルフレームに対して設け、図示のように後方に持ち上がるように油圧駆動される荷台8をフレーム上に備えている。

この荷台8にはアスファルトを含む道路舗装材積載され、荷台8を水平状態で移動して舗装工事現場まで運搬してから、図示のように荷台8を次第に傾斜するようにして適量のアスファルトを、運転者によりダンプ車に後続して走行されるアスファルトフィニッシャ2に対して供給することで、アスファルトフィニッシャ2により所定の舗装工事を行なうようにしている。

このときに、ダンプ車1とアスファルトフィニッシャ2との間に速度差が発生しないようにするために、ダンプ車1の駆動力を絶つようにして荷台のみ任意に傾斜できるようにしたニュートラル状態にしてから、ダンプ車1の両側の最後輪4をアスファルトフィニッシャ2の先頭部分に固定されたプッシャー5で押圧する状態にする。

すなわち、図4(b)に図示のようにアスファルトフィニッシャ2の先頭部分に固定されたプッシャー5の先頭部分において回動自在に軸支されたプッシャーローラ6が、ダンプ車1のフレーム3の後端リアバンパー7の下方に潜入し、ダンプ車1の両側の最後輪4の外周面部分に対して直に押圧する状態にする。その後、アスファルトフィニッシャ2の矢印方向の移動にともない、後輪4を矢印方向に回動駆動させてダンプ車1とアスファルトフィニッシャ2との間において速度差がない一体移動を可能にしている。

このようにして、供給されたアスファルトを最後尾オペレータが均等に道路上に分配して舗装工事を行なうようにしている。以上が従来より行われている舗装工事の様子である。

一方、本願出願人等は、上記のように重ね板バネを備えたリアアクスルを有する大型ダンプ車1に代えて、エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車を提供している。このエアサスペンション式のリアアクスルを有する大形車両は観光バス等において乗員に対する乗り心地の良さが実証されており、ダンプ車に適用することで、荷台に積載された載置物への衝撃力を大幅に削減できるようになるので悪路走行でも荷崩れなどの心配がない等の利点が挙げられており、我が国における今後の普及が予想されている。

概要

エアサスペンション式のリアアクスルを少なくとも備えるダンプ車を、後続するアスファルトフィニッシャのプッシャーで押圧しながら道路舗装工事を行なえる連結装置及びこれを装着したダンプ車の提供。

エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車の荷台に積載されたアスファルトを、後続走行するアスファルトフィニッシャに対して供給して道路舗装工事を行なうために、ダンプ車の両側の最後輪4をアスファルトフィニッシャのプッシャー5で押圧可能にする連結装置であって、ダンプ車のフレーム3の長手方向に直交する軸体周り上端揺動自在に軸支されるシャックル14と、シャックル14の下端回動軸として揺動自在に軸支されるブラケット15、17と、ブラケット17において最後輪4を自転しつつ押圧するように軸支される一対のアイドラローラ18、18とから構成する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車荷台積載されたアスファルトを含む道路舗装材を、後続走行するアスファルトフィニッシャに対して供給して道路舗装工事を行なうために、前記ダンプ車の両側の最後輪を前記アスファルトフィニッシャのプッシャー押圧可能にする連結装置であって、前記ダンプ車のフレーム長手方向に直交する軸体周り上端揺動自在に軸支されるシャックルと、前記シャックルの下端回動軸として揺動自在に軸支されるブラケットと、前記ブラケットにおいて前記最後輪の回転軸に平行な軸周りに夫々回動自在に軸支されるとともに、前記最後輪を自転しつつ押圧する一対のアイドラローラとから構成し、前記プッシャーとエアサスペンションユニットとの間の機械的干渉を防止することを特徴とする連結装置。

請求項2

前記シャックルの上端を、前記フレームに対して固定される基部に対して揺動自在に軸支するとともに、前記基部と前記ブラケット間において、前記アイドラローラを待機位置に移動させる引張りコイルバネを含む張設手段を設けることを特徴とする請求項1に記載の連結装置。

請求項3

請求項1または2に記載の連結装置を装着したダンプ車であって、中心側に位置する両側の最後輪を前記プッシャーで押圧するように、前記連結装置をフレーム近傍の対称位置に配設することを特徴とする連結装置を装着したダンプ車。

技術分野

0001

本発明は、連結装置及びこれを装着したダンプ車係り、特にエアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車を、アスファルトフィニッシャ先頭に設けられたプッシャー押圧可能にする連結装置に関するものである。

背景技術

0002

従来より多く実施されている道路及び駐車場などのアスファルト舗装工事について、図4(a)と図4(b)の正面図に基づき簡単に説明する。

0003

例えば、後2軸10輪車の大型ダンプ車1は、重ね板バネを備えたリアアクスルをフレームに対して設け、図示のように後方に持ち上がるように油圧駆動される荷台8をフレーム上に備えている。

0004

この荷台8にはアスファルトを含む道路舗装材積載され、荷台8を水平状態で移動して舗装工事現場まで運搬してから、図示のように荷台8を次第に傾斜するようにして適量のアスファルトを、運転者によりダンプ車に後続して走行されるアスファルトフィニッシャ2に対して供給することで、アスファルトフィニッシャ2により所定の舗装工事を行なうようにしている。

0005

このときに、ダンプ車1とアスファルトフィニッシャ2との間に速度差が発生しないようにするために、ダンプ車1の駆動力を絶つようにして荷台のみ任意に傾斜できるようにしたニュートラル状態にしてから、ダンプ車1の両側の最後輪4をアスファルトフィニッシャ2の先頭部分に固定されたプッシャー5で押圧する状態にする。

0006

すなわち、図4(b)に図示のようにアスファルトフィニッシャ2の先頭部分に固定されたプッシャー5の先頭部分において回動自在に軸支されたプッシャーローラ6が、ダンプ車1のフレーム3の後端リアバンパー7の下方に潜入し、ダンプ車1の両側の最後輪4の外周面部分に対して直に押圧する状態にする。その後、アスファルトフィニッシャ2の矢印方向の移動にともない、後輪4を矢印方向に回動駆動させてダンプ車1とアスファルトフィニッシャ2との間において速度差がない一体移動を可能にしている。

0007

このようにして、供給されたアスファルトを最後尾オペレータが均等に道路上に分配して舗装工事を行なうようにしている。以上が従来より行われている舗装工事の様子である。

0008

一方、本願出願人等は、上記のように重ね板バネを備えたリアアクスルを有する大型ダンプ車1に代えて、エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車を提供している。このエアサスペンション式のリアアクスルを有する大形車両は観光バス等において乗員に対する乗り心地の良さが実証されており、ダンプ車に適用することで、荷台に積載された載置物への衝撃力を大幅に削減できるようになるので悪路走行でも荷崩れなどの心配がない等の利点が挙げられており、我が国における今後の普及が予想されている。

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車には、重ね板バネに代えて、図4(b)において破線で図示される位置に円筒状のエアサスペンションユニット10が配設されることになる。

0010

このエアサスペンションユニット10は、図5の荷台を除いて示した平面図において、リアアクスルとリアバンパ7の中間部分のフレームに配設される。

0011

このようにエアサスペンションユニット10が配置される結果、アスファルトフィニッシャ2の先頭部分に固定されたプッシャー5の先頭部分のプッシャーローラ6が機械的にぶつかることになる。

0012

このために、少なくともアスファルト運搬及び道路舗装工事用にはエアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車を使用することができない問題がある。そこで、フレーム下方に垂設される垂設部材を後輪の後方側に固定しておき、この垂設部材をプッシャーで直に押圧することが考えられるが、このようにするとフレームとの固定個所破壊するモーメント力が生じることから、採用することはできない。

0013

したがって、本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車と、これに後続走行するアスファルトフィニッシャとにより道路舗装工事を行なうことを可能にする連結装置及びこれを装着したダンプ車の提供を目的としている。

課題を解決するための手段

0014

上述した課題を解決し、目的を達成するために本発明によれば、エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車の荷台に積載されたアスファルトを含む道路舗装材を、後続走行するアスファルトフィニッシャに対して供給して道路舗装工事を行なうために、前記ダンプ車の両側の最後輪を前記アスファルトフィニッシャのプッシャーで押圧可能にする連結装置であって、前記ダンプ車のフレームの長手方向に直交する軸体周り上端揺動自在に軸支されるシャックルと、前記シャックルの下端回動軸として揺動自在に軸支されるブラケットと、前記ブラケットにおいて前記最後輪の回転軸に平行な軸周りに夫々回動自在に軸支されるとともに、前記最後輪を自転しつつ押圧する一対のアイドラローラとから構成し、前記プッシャーとエアサスペンションユニットとの間の機械的干渉を防止することを特徴としている。

0015

また、前記シャックルの上端を、前記フレームに対して固定される基部に対して揺動自在に軸支するとともに、前記基部と前記ブラケット間において、前記アイドラローラを待機位置に移動させる引張りコイルバネを含む張設手段を設けることを特徴としている。

0016

そして、連結装置を装着したダンプ車であって、中心側に位置する両側の最後輪を前記プッシャーで押圧するように、前記連結装置をフレーム近傍の対称位置に配設することを特徴としている。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下に本発明の一実施形態について、添付の図面を参照して述べる。

0018

先ず、図1は、連結装置の外観斜視図であって、進行方向に沿う左側のフレーム3であって、図5に図示の左右一対のフレーム3、3に夫々対称となるように設けられる連結装置のみを示し、進行方向に沿う右側のフレーム3に設けられる連結装置については図示を省略している。

0019

図1図5において、後2軸10輪車の大型ダンプ車のフレーム3、3の下方には、エアサスペンション式のリアアクスルの2軸部が設けられており、両輪としてダブルタイヤ4が図示のように位置している。

0020

このフレーム3、3上には、図4で説明した荷台8が設けられており、この荷台8にアスファルトを含む道路舗装材を積載し、後続走行するアスファルトフィニッシャに対して供給して道路舗装工事を行なうように構成されている。

0021

図1において、ダンプ車のフレーム3の長手方向に直交する軸体13が図示のように取付けブラケット11を介して設けられている。この軸体13はさらに延設されており、他方に設けた連結装置の軸体としても機能できるようにしている。この軸体13は、フレーム3に予め穿設された貫通孔部3aに対して取付けボルトナット12を挿入締め付けるようにして固定される取付けブラケット11に設けられた部材19で固定されるようにすることで、工場出荷後に後から取付けることができるようにしているが、フレーム3に予め貫通孔を穿設して、これに軸体13を挿通しても良い。

0022

この軸体13には小径部13aが形成されており、この小径部13aにおいて図示の一対のシャックル14、14が揺動自在になるように孔部14cが挿通されている。これらのシャックル14、14の下端側には割ピン固定孔14bを形成したスタッド部14a、14aが図示のように夫々固定されており、これらのスタッド部14a、14aに対して支持ブラケット16の貫通孔部を挿入してから、不図示の割ピンをセットし、抜き防止して、支持ブラケット16をシャックル14、14に対して揺動自在に軸支している。

0023

これら支持ブラケット16の底面は主ブラケット15の上面に対して溶接等により固定されている。また、この主ブラケット15の左右縁部にはさらにサイドブラケット17、17が溶接などで固定されている。これらのサイドブラケット17、17には破線図示の軸体20、20を支持及び固定するための孔部17a、17aが穿設されている。これらの軸体20の外周面には上下のアイドラーローラ18、18を回動自在に軸支する不図示のメタル軸受が設けられており、プッシャーによる押圧力を十分に受けるように構成されている。

0024

以上のように構成することで、支持ブラケット16を図中の矢印方向に移動してシャックル14、14のスタッド部14a、14aから抜き出せるようにできるので交換作業が必要な場合に便利となる。

0025

次に、図2は連結装置の正面図である。本図において既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、エアサスペンションユニット10は後端部10aが後輪タイヤ4よりさらに後方に突出している。一方、取付けブラケット11の後端側からは、破線図示の上下のアイドラローラ18、18を待機位置に移動させる引張りコイルバネ22の上端を係止する上フックブラケット23が延設されている。また、ブラケット15の後端側からは、引張りコイルバネ22の下上端を係止する下フックブラケット21が延設されている。

0026

以上の構成により、未使用時において、図示の待機位置において不動状態にできるようにして、連結装置が勝手に揺動しないようにしている。

0027

以上のように構成される連結装置を図5に図示の中心側に位置する両側の最後輪4、4をプッシャーで押圧するようにして、エアサスペンション式のリアアクスルを有するダンプ車と、これに後続走行するアスファルトフィニッシャとにより道路舗装工事を行なうようにしている。

0028

すなわち、図3の動作説明のための正面図において、破線図示のプッシャー5はそのローラ6が、ブラケット15の範囲H内の上下の広い当接面15aにおいて当接できるようになる。このようにしてダンプ車1の両側の最後輪4の外周面部分に対して上下のアイドラーローラ18、18が後輪に直に押圧する状態になり、その後、アスファルトフィニッシャ2の二重矢印方向の移動にともない、後輪4を二重矢印方向に回動駆動させてダンプ車1とアスファルトフィニッシャ2との間において速度差がない一体移動を可能する。このときユニットとの機械的干渉が防止できる。尚、上下のアイドラーローラ18、18の回転にともない、シャックル14には上方に向うわずかな分力圧縮力として働き、軸体13を介してフレーム3に伝わることになるが、フレームを破壊するようなモーメント力が生じることはないので問題はない。

発明の効果

0029

以上説明したように、本発明によれば、エアサスペンション式のリアアクスルを少なくとも備えるダンプ車を、後続するアスファルトフィニッシャのプッシャーで押圧しながら道路舗装工事を行なえる連結装置及びこれを装着したダンプ車を提供することができる。

図面の簡単な説明

0030

図1進行方向に沿う左側のフレーム3に設けられる連結装置の外観斜視図である。
図2待機状態にある連結装置の正面図である。
図3動作状態にある連結装置の正面図である。
図4(a)、(b)アスファルト舗装工事の様子を示した正面図である。
図5エアサスペンション式のリアアクスルを備えるダンプ車の平面図である。

--

0031

1ダンプ車
2アスファルトフィニッシャ
3フレーム
4 タイヤ(後輪)
5プッシャー
6プッシャーローラ
リアパンパー
10エアサスペンションユニット
11取付けブラケット(基部)
12取付けボルトナット
13固定軸
14シャックル
15主ブラケット
16支持ブラケット
17サイドブラケット
18アイドラーローラ
19部材
20軸体
21下フックブラケット
22引張りコイルバネ
23下フックブラケット

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