図面 (/)

技術 遠心分離機の表示方法

出願人 工機ホールディングス株式会社
発明者 二井内佳能赤津勝則綿引孝之
出願日 1999年4月23日 (20年4ヶ月経過) 出願番号 1999-116336
公開日 2000年10月31日 (18年10ヶ月経過) 公開番号 2000-301029
状態 特許登録済
技術分野 遠心分離機 陰極線管以外の表示装置の制御
主要キーワード エレクトロルミネッセントパネル 加速勾配 減速勾配 遠心効果 遠心力場 アナログメータ 重力場 セットミス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年10月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

LCD等の平面型ディスプレイを用いた表示は自由度が高い分、多種の情報を表示できるが、逆に一つ一つの表示エリアが小さくなり、遠くから見えにくいという問題があった。

解決手段

使用者遠心分離機の近くに居る場合が多い、条件設定時および加速減速時にはその遠心分離機が持つ機能がわかるよう多くの情報を表示し、加速、減速時間に比べ一般的に時間が長く、使用者が離れがちな回転整定中は遠心分離に必用な情報のみを表示する。さらには、この表示を不要な表示を削除したスペースを利用して拡大表示することでより見易くすることができ、多機能表示と見易い表示の両立が可能となる。

概要

背景

この種の遠心分離機は分離するサンプルに合せ使用者回転数運転時間(分離時間)、保持温度加速勾配減速勾配等のいわゆる分離条件を変えて使用する。このため、この種の遠心分離機には設定した条件や実際の状態を表示させる表示部を持たせる場合が多い。これらの表示は従来、アナログメータで表示させたり、7セグメントLEDを並べて表示させていた。しかし、近年遠心分離機の使い勝手向上のため多種の機能を付加させるケースが増えており、より多くの情報を自由度高く表示できる平面型ディスプレイと呼ばれるLCD(液晶ディスプレイ)やPDPプラズマディスプレイパネル)、ELPエレクトロルミネッセントパネル)等を用いて多機能表示するケースが増えている。なお、多種機能とは例えば、運転条件を記憶させるプログラム機能や回転中の遠心加速度(×g)や遠心効果(g×sec)を表示したり、あるいはこれらの数値から回転数や分離時間を逆算する機能等である。

概要

LCD等の平面型ディスプレイを用いた表示は自由度が高い分、多種の情報を表示できるが、逆に一つ一つの表示エリアが小さくなり、遠くから見えにくいという問題があった。

使用者が遠心分離機の近くに居る場合が多い、条件設定時および加速減速時にはその遠心分離機が持つ機能がわかるよう多くの情報を表示し、加速、減速時間に比べ一般的に時間が長く、使用者が離れがちな回転整定中は遠心分離に必用な情報のみを表示する。さらには、この表示を不要な表示を削除したスペースを利用して拡大表示することでより見易くすることができ、多機能表示と見易い表示の両立が可能となる。

目的

本発明の目的は上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、使用者が遠心分離機から離れていても必用な情報を確認し易い手段を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

試料を入れた回転体高速回転させるための駆動装置と、回転数運転時間、温度等の遠心条件を入力するための操作部と、入力した遠心条件等を表示する表示部を有する遠心分離機において、前記回転体が所定の回転数に達し、かつ、前もって定められた時間が経過した後、前記表示部の表示内容を変更することを特徴とした遠心分離機の表示方法

請求項2

試料を入れた回転体を高速回転させるための駆動装置と、回転数、運転時間、温度等の遠心条件を入力するための操作部と、入力した遠心条件等を表示する表示部を有する遠心分離機において、前記回転体が所定の回転数に達し、かつ、前もって定められた時間が経過した後、前記表示部の表示内容を変更し、運転時間終了所定時間前に表示内容を元に戻すことを特徴とした遠心分離機の表示方法。

請求項3

前記回転体が所定の回転数に達し、かつ、前もって定められた時間が経過した後、前記表示部の一部を拡大して表示することを特徴とした請求項1又は2記載の遠心分離機の表示方法。

請求項4

前記した所定回転数が前記操作部より設定した回転数であることを特徴とする請求項1又は2記載の遠心分離機の表示方法。

請求項5

表示内容が変更となっている状態で停止操作が行われた場合、表示内容を元に戻すことを特徴とする請求項1又は2記載の遠心分離機の表示方法。

請求項6

表示が変更になった後、所定のスイッチを有効にさせれば表示内容が元に戻ることを特徴とする請求項1又は2記載の遠心分離機の表示方法。

技術分野

0001

本発明は、遠心分離機のように回転体高速で回転させる機器遠心条件等を表示する方法に関するものである。

背景技術

0002

この種の遠心分離機は分離するサンプルに合せ使用者回転数運転時間(分離時間)、保持温度加速勾配減速勾配等のいわゆる分離条件を変えて使用する。このため、この種の遠心分離機には設定した条件や実際の状態を表示させる表示部を持たせる場合が多い。これらの表示は従来、アナログメータで表示させたり、7セグメントLEDを並べて表示させていた。しかし、近年遠心分離機の使い勝手向上のため多種の機能を付加させるケースが増えており、より多くの情報を自由度高く表示できる平面型ディスプレイと呼ばれるLCD(液晶ディスプレイ)やPDPプラズマディスプレイパネル)、ELPエレクトロルミネッセントパネル)等を用いて多機能表示するケースが増えている。なお、多種機能とは例えば、運転条件を記憶させるプログラム機能や回転中の遠心加速度(×g)や遠心効果(g×sec)を表示したり、あるいはこれらの数値から回転数や分離時間を逆算する機能等である。

発明が解決しようとする課題

0003

前記した平面型ディスプレイを用いての表示は情報量を多く表示できる反面、ディスプレイはその大きさに制限があることから一つ一つの表示エリアが小さくなり、その結果、条件を設定する時や遠心分離機の近くにいる時は良いが遠心分離機から離れると表示が見えにくくなるといった問題があった。

0004

本発明の目的は上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、使用者が遠心分離機から離れていても必用な情報を確認し易い手段を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記目的は、回転体の回転状態により表示を変えること、すなわち使用者が遠心分離機近くに居る場合が多い条件設定から回転体の加速整定までの間と遠心分離機から離れがちな整定後とで表示内容を変えることで達成される。

発明を実施するための最良の形態

0006

図1に本発明になる表示内容を変える前と後の表示部の一実施例を、図2に回転体の状態と表示内容の関係を説明する図を、図3に遠心分離機の外観をそれぞれ示す。図3において、使用者は試料をいれた回転体3を駆動装置4の上に装着し表示部7を確認しながら操作部6より運転条件を入力する。通常、入力する運転条件には分離効果を決めるための回転数、運転時間およびサンプルを最適な状態に保持するための制御温度の他、加、減速時の舞い上がりを左右する勾配の傾き等がある。この加、減速時の勾配の影響についてさらに詳しく説明する。遠心分離の一手法であるしょ糖液の密度を連続的に変化させて試験管注入し、その上にサンプルを乗せて分離する密度勾配沈降速度法を例にとると、サンプルおよび密度勾配液が回転により重力場から遠心力が加わる遠心力場移行する過程で試験管内に渦が生じるため、せっかく作った密度勾配が乱れて分離に影響を及ぼす心配がある。この渦の大小が遠心力場に移行する時の加速度によって異なるため、ある種の遠心分離機では加速時の加速度を変えられる機能がついている。また、減速においても、せっかくの分離が乱れたり、または沈殿物が舞い上がったりするのを防止するため、減速時の加速度を変えられるようになっている。

0007

一方、表示部は図1(a)に示すように上記した運転条件の設定値下段に、状態値上段に並べて表示されている運転条件および状態表示部1の他に特殊機能表示部2がある。この特殊機能表示部2は本例では同じ分離を再々行う時に便利な運転条件記憶のための「PROGRAM」選択エリア、遠心加速度を表示させるまたは遠心加速度から回転数を逆算させるための「RCF」選択エリア、遠心効果を意味する遠心加速度(×g)と時間(sec)の積であるg・secの表示、またはg・secから回転数もしくは運転時間を逆算させるための「g・sec」選択エリアからなっている。

0008

使用者が遠心分離機を使う場合、上記したように表示部7を見ながら運転条件を設定するかもしくは特殊機能表示部2の「PROGRAM」を選択して記憶部から登録された運転条件を呼び出した後、スタートスイッチをONする。そして、加速に要する時間が数十秒から数分と短いこともあり、セットミス等で遠心分離機本体安全装置が働いて途中でストップすることはないかを確認すべく、回転体3が設定回転数に達するまで遠心分離機10の近くに居る場合が多い。そして、運転時間が通常、数分から数時間、長い場合で十数時間と加速時間に比べ長いことから、回転体3が整定すると使用者は遠心分離機10から離れて他の仕事をするのが一般的である。一方、重要度の高い表示は条件設定時や加速時と設定回転数に整定している時では異なる。すなわち整定中は現在の回転に関係のある情報が特に重要であり、加、減速の勾配や特殊機能の表示は重要でないことから図1(b)に例を示すように回転数と時間、温度表示のみとし、不要な情報を削除し必用な情報のみを表示しても使用者に不利益をおよぼすことはなく、むしろ表示を見易くすることができる。また、図1(c)に例を示すように限定した情報を拡大表示すれば遠心分離機から離れがちになる整定中の運転状況が遠くからでもさらに確認し易くすることができる。さらには、回転数(SPEED)、運転時間(TIME)、制御温度(TEMP)を一定間隔で順次拡大表示すれば(図示せず)各々の表示エリアをより広く取ることができ、さらに見易くなる。

0009

なお、表示切替えのタイミングは上記したように回転体が整定して所定時間経過後が良い(図2)が設定回転数に達していなくても、その状況状況で不要な表示を削除して行き、その分必用な表示エリアを広げる方法も使用者に見易い表示を提供することになる。

0010

また、運転時間が経過し減速に移る際には減速勾配の条件を確認したり、今回の遠心分離の条件が一目でわかるように再度最初の表示形態に戻すとさらに使い勝手が向上する。もちろん、減速に移る直前でなくとも減速移行の所定時間前に表示を戻しても同様の効果が期待できる。また、時間が経過するまえに使用者が停止操作を行った場合(図2P点)、表示を元に戻すことも同様の効果が期待できる。

発明の効果

0011

本発明によれば、遠心分離機の回転体の回転状況に応じて表示方法、表示内容を変えられるようにしたので、遠心分離機から離れがちになる整定中の運転状況を遠くから確認し易くすることができる。

図面の簡単な説明

0012

図1本発明になる表示部の表示方法の一実施例を示す図である。
図2回転体の状態と表示内容の関係を説明する図である。
図3遠心分離機の外観を示す図である。

--

0013

図において、1は運転条件および状態表示部、2は特殊機能表示部、3は回転体、4は駆動装置、6は操作部、7は表示部、9は制御装置、10は遠心分離機である。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 丸井智敬の「 折り畳み式情報処理装置」が 公開されました。( 2019/07/25)

    【課題】 次世代スマホや次世代タブレットなどを含む情報処理装置のあるべき先進的な形態を提案する。【解決手段】 2つの直方体(F1、F2)に長方形の折り畳みシート(S)を結合分離自在で装着した折り畳み... 詳細

  • シャープ株式会社の「 表示装置および表示装置の制御方法。」が 公開されました。( 2019/07/18)

    【課題・解決手段】更新された画像をユーザに早く視認させることのできる表示装置を実現する。ヘッドマウントディスプレイ(1)は、表示駆動部(21)とバックライト(24)とを備える。表示駆動部は、左眼用表示... 詳細

  • シャープ株式会社の「 表示装置」が 公開されました。( 2019/07/18)

    【課題・解決手段】映像更新に要する消費電力の低減。スマートフォン(3)は、LCDパネル31に供給する画像データを取得するホスト(2)と、上記画像データをLCDパネル31に送信することにより映像を更新す... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ