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技術 掻取装置

出願人 タナベウィルテック株式会社
発明者 岡本時男石田達典帰山正治
出願日 1999年4月20日 (21年0ヶ月経過) 出願番号 1999-112471
公開日 2000年10月31日 (19年6ヶ月経過) 公開番号 2000-301028
状態 特許登録済
技術分野 遠心分離機
主要キーワード 昇降駆動機 スリーブナット 破損検出器 破損検知 伸縮部分 二次損失 掻取装置 掻取板
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2000年10月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

課題

固液分離脱水処理等を行なう竪バスケット型等の遠心分離機に用いられる掻取装置に於て、ベローズの破損に依る二次損失を防止する。

解決手段

本体2、掻取ロッド3、スクレーパ4、ベローズ5、ベローズ破損検知手段6とで構成し、とりわけベローズ5内の圧力を検出してベローズ5の破損を検知するベローズ破損検知手段6を設ける。

概要

背景

従来、この種の掻取装置としては、例えば実用新案登録第3002090号に記載されたものが知られている。当該掻取装置は、遠心分離機ケーシングに設けられた本体と、本体に昇降可能に設けられた掻取ロッドと、掻取ロッドの下端に設けられて遠心分離機のバスケットに固着したケーキを掻き落とすスクレーパと、掻取ロッドの伸縮部分を覆うベローズと、これの内部の空気を吸排気する為の空気穴とを備えている。而して、この様なものは、本体に対して掻取ロッド及びスクレーパを昇降させて掻取操作を行なうと、ベローズが伸縮される。この時、ベローズ内の空気量は、ベローズの伸長時には最大になると共に、収縮時には最小になる。ベローズは、特に、医薬品・ファインケミカル関係の処理時やコンタミコンタミネーションの略、汚染物質)に依る製品汚染防止の目的でテフロン製のものが使用される。

概要

固液分離脱水処理等を行なう竪バスケット型等の遠心分離機に用いられる掻取装置に於て、ベローズの破損に依る二次損失を防止する。

本体2、掻取ロッド3、スクレーパ4、ベローズ5、ベローズ破損検知手段6とで構成し、とりわけベローズ5内の圧力を検出してベローズ5の破損を検知するベローズ破損検知手段6を設ける。

目的

本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、ベローズの破損に依る二次損失を防止する事ができる掻取装置を提供するにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遠心分離機ケーシングに設けられる本体と、本体に昇降可能に設けられる掻取ロッドと、掻取ロッドの下端に設けられて遠心分離機のバスケットに固着したケーキを掻き落とすスクレーパと、掻取ロッドの伸縮部分を覆うベローズと、ベローズ内の圧力を検出してベローズの破損を検知するベローズ破損検知手段と、から構成した事を特徴とする掻取装置

請求項2

ベローズ破損検知手段からの信号に依り作動する警報表示器を備えた請求項1に記載の掻取装置。

技術分野

(2)ベローズ内の圧力を検出してベローズの破損を検知するベローズ破損検知手段を設けるだけであるので、構造が比較的簡単でコストが余り掛らず、既存のものへも容易に適用できる。

背景技術

0001

本発明は、例えば固液分離脱水処理等を行なう竪バスケット型等の遠心分離機に用いられる掻取装置の改良に関する。

発明が解決しようとする課題

0002

従来、この種の掻取装置としては、例えば実用新案登録第3002090号に記載されたものが知られている。当該掻取装置は、遠心分離機のケーシングに設けられた本体と、本体に昇降可能に設けられた掻取ロッドと、掻取ロッドの下端に設けられて遠心分離機のバスケットに固着したケーキを掻き落とすスクレーパと、掻取ロッドの伸縮部分を覆うベローズと、これの内部の空気を吸排気する為の空気穴とを備えている。而して、この様なものは、本体に対して掻取ロッド及びスクレーパを昇降させて掻取操作を行なうと、ベローズが伸縮される。この時、ベローズ内の空気量は、ベローズの伸長時には最大になると共に、収縮時には最小になる。ベローズは、特に、医薬品・ファインケミカル関係の処理時やコンタミコンタミネーションの略、汚染物質)に依る製品汚染防止の目的でテフロン製のものが使用される。

0003

ところが、この様なものは、ベローズが繰返して伸縮されるので、破損する惧れがあった。ベローズが破損すると、バスケットの処理液が掻取ロッドの機械部分に浸入したり、或は逆に、掻取ロッドを含む機械部分の油類が処理液に混入したりする。処理液が腐食性を有する場合には、これの浸入に依って機械部分が腐食されると共に、処理液が製品である場合には、油類の混入に依ってその価値が喪失される。つまり、ベローズが破損すると、これに依る二次損失が甚大で問題であった。

課題を解決するための手段

0004

本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、ベローズの破損に依る二次損失を防止する事ができる掻取装置を提供するにある。

0005

本発明の掻取装置は、遠心分離機のケーシングに設けられる本体と、本体に昇降可能に設けられる掻取ロッドと、掻取ロッドの下端に設けられて遠心分離機のバスケットに固着したケーキを掻き落とすスクレーパと、掻取ロッドの伸縮部分を覆うベローズと、ベローズ内の圧力を検出してベローズの破損を検知するベローズ破損検知手段と、から構成した事に特徴が存する。

0006

遠心分離機のバスケットに固着したケーキを掻き落とす為に、本体に対して掻取ロッド及びスクレーパが昇降される。掻取ロッドが昇降されると、これの伸縮部分を覆うベローズが伸縮され、ベローズ内の圧力が所定値で変化する。もし、ベローズの一部が破れていたならば、ベローズ内の圧力が所定値より小さくなる。そうすると、この事をベローズ破損検知手段が検知する。

0007

ベローズ破損検知手段は、ベローズ内の圧力を検出する微差圧検出器と、ベローズ内の圧力と設定圧との比較を行なってベローズ内の圧力が設定圧より小さい場合には信号を出力するコントローラとを備えていても良い。この様にすれば、市販の機器を利用できるので、コストの低減を図る事ができる。

0008

掻取装置は、ベローズ破損検知手段からの信号に依り作動する警報表示器を備えていても良い。この様にすれば、ベローズ破損検知手段からの信号に依り警報表示器を作動させてオペレータ告知する事ができ、オペレータに依り遠心分離機の作動を停止する事が可能になり、安全性が向上する。

発明を実施するための最良の形態

0009

掻取装置は、ベローズ破損検知手段からの信号に依り遠心分離機を停止させる様にしても良い。この様にすれば、ベローズが破損した場合には自動的に遠心分離機を停止でき、安全性を更に向上させる事ができる。

0010

以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の掻取装置の要部を示す概要図である。

0011

掻取装置1は、本体2、掻取ロッド3、スクレーパ4、ベローズ5、ベローズ破損検知手段6とからその主要部が構成されて居り、竪バスケット型の遠心分離機50に適用される。

0012

遠心分離機50は、ベッドと、これに設けられる弾性支持装置と、これに支持されるケーシング51と、これに竪軸廻りに回転可能に設けられるバスケット52と、ケーシング51に設けられてバスケット52を回転させる回転駆動装置と、ケーシング51に設けられてバスケット52に付着しているケーキを掻き落とす為の掻取装置1等を備えている。

0013

本体2は、遠心分離機50のケーシング51に設けられるもので、この例では、遠心分離機50のケーシング51の天板53上に設けられて居り、竪軸廻りに回転のみ可能な旋回スリーブ7を備えている。旋回スリーブ7は、図略しているが、本体2に設けられた旋回シリンダ等から成る旋回駆動機に依り旋回される様になっている。

0014

掻取ロッド3は、本体2に昇降可能に設けられるもので、この例では、旋回スリーブ7に昇降のみ可能に設けられて居り、図略しているが、本体2に設けられた昇降シリンダ等から成る昇降駆動機に依り昇降される様になっている。

0015

スクレーパ4は、掻取ロッド3の下端に設けられるもので、この例では、掻取ロッド3の下端に水平に取付けられるアーム8と、これに間隔を置いて固着された二つの掻取板9とから成っている。

0016

ベローズ5は、掻取ロッド3の伸縮部分を覆うもので、この例では、テフロン製で蛇腹状を呈し、旋回スリーブ7とアーム8との間に介装されてその間の掻取ロッド3を覆って密封する様にしてある。而して、旋回スリーブ(旋回スリーブナット)7の一部には、ベローズ5の内外を連通する為の小径の空気穴10が設けられている。

0017

ベローズ破損検知手段6は、ベローズ5内の圧力を検出してベローズ5の破損を検知するもので、この例では、旋回スリーブ(旋回スリーブナット)7の一部に空気穴10とは別に設けられた小径の検出穴11と、これにナイロンチューブ製の配管12に依り接続されてベローズ5内の圧力を検出する微差圧検出器13と、これに配線14に依り接続されてベローズ5内の圧力と設定圧(50〜100mmAq)との比較を行なってベローズ5内の圧力が設定圧より小さい場合には信号(警報信号)を出力するコントローラ15とから成っている。コントローラ15は、制御盤16に設けられている。

0018

而して、ベローズ破損検知手段6のコントローラ15には、配線17を介して警報表示器18が接続されている。警報表示器18は、コントローラ15からの信号に依り作動してオペレータに警報表示を行なうもので、制御盤16に設けられている。

0019

次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。遠心分離機50のバスケットに固着したケーキを掻き落とす為に、本体2に対して掻取ロッド3及びスクレーパ4が下降される。掻取終了後、掻取ロッド3が上昇されると、これの伸縮部分を覆うベローズ5が収縮され、ベローズ5内の圧力が所定値で変化する。この時、ベローズ5内の圧力は、ベローズ破損検知手段6の微差圧検出器13に依り検出されると共に、コントローラ15に依りベローズ5内の圧力と設定圧(50〜100mmAq)との比較が行なわれ、ベローズ5内の圧力が設定圧より大きい場合には警報信号が出力されない。もし、ベローズ5の一部が破れていたならば、ベローズ5内の圧力が設定圧より小さくなる。そうすると、コントローラ15から警報信号が出力されて警報表示器18が作動され、オペレータにこの事が告知される。オペレータは、これに依って遠心分離機50の作動を停止する事が可能になる。

0020

尚、先の例では、ベローズ破損検知手段6のコントローラ15からの信号に依り警報表示器18を作動する様にしたが、これに限らず、例えばベローズ破損検知手段6のコントローラ15からの信号に依り遠心分離機50を直接停止させる様にしても良い。

図面の簡単な説明

0021

以上、既述した如く、本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 本体、掻取ロッド、スクレーパ、ベローズ、ベローズ破損検知手段とで構成し、とりわけベローズ内の圧力を検出してベローズの破損を検知するベローズ破損検知手段を設けたので、ベローズの破損に依る二次損失を防止する事ができる。特に、医薬品・ファインケミカル関係の処理時やコンタミに依る製品の汚染防止の目的で遠心分離機を使用する場合には、安全性及び信頼性が大きくなる。

--

0022

図1本発明の掻取装置の要部を示す概要図。

0023

1…掻取装置、2…本体、3…掻取ロッド、4…スクレーパ、5…ベローズ、6…ベローズ破損検出器、7…旋回スリーブ(旋回スリーブナット)、8…アーム、9…掻取板、10…空気穴、11…検出穴、12…配管、13…微差圧検出器、14…配線、15…コントローラ、16…制御盤、17…配線、18…警報表示器、50…遠心分離機、51…ケーシング、52…バスケット、53…天板。

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